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その1
前回のあらすじ
第2話を各自読め
第3話「ザ・ナイスガイ」
19 名前:作者 ◆zMHAgNaZEM :2006/11/05 19:52:54.46 ID:Yv81x65l0
(〒^ω^)「とりあえずこちらの戦力を確認しよう」
謎の金持ちVIPPER悪男!
この男が持っているキャッシュ(現金)の量は半端じゃねぇ。そこら辺の金持ちより遙かにキャッシュ(現金)を持ってる。
ありとあらゆるポケットに札束がこれでもかっていうぐらい詰め込まれているぜっ!こいつぁマジでひったくりのターゲット候補NO.1!!
謎の真面目VIPPER大西!
こいつはやばいぐらい真面目だ。真面目なくせにVIPですかってつっこみたくなるが、やつには真面目な理由がある。
自分の嫌いな世界を否定するまえにそれを知っておこうというなんというか、敵を知り己を知れば百戦危うからずの精神なのだ!
その他18名ぐらい
(〒^ω^)「この中で体育会系はたった2人・・・戦闘に役立つのは2人しかいないのかお・・・」
謎の体育会系VIPPER郷田武志「安心しろよ!俺は20人分の働きができるぜっ!!」
謎の体育会系VIPPERカオル「俺も20人分の働きができるぜっ!!」
(〒^ω^)「つまり41人分のパワーがあるってことだお!!!これならあの巨大なエイをやっつけることができるお!!!」
21 名前:作者 ◆zMHAgNaZEM :2006/11/05 19:59:48.84 ID:Yv81x65l0
大西「まつんだ内藤君ッ!!いくらパワーがあっても武器が無ければ勝てないッ!!やつは空を飛んでいるんだぞ。攻撃が当たらなければ勝ち目はないっ!!」
郷田「降りて攻撃してきたところをカウンターでぶっ殺してやるぜっ!!!ここは海の中じゃなくて地上だからよぉー、思う存分ぶん殴ってやれるぜぇーっ!!」
カオル「私の帽子はつばの部分が刃物になっているっ!!!これを投げて攻撃すればいいだけのことっ!!」
(〒^ω^)「たのもしいお!!!俺がいなくてももしかして大丈夫なんじゃないかお?」
郷田「ちげぇねぇ!!!ハハハ!!」
カオル「ハハハ!!」
5分後、郷田とカオルの悲鳴が院内に響き渡った。
(〒^ω^)「順調に人が減っていってるな。良い傾向だ」
悪男「本音を言うんじゃぁねぇーーーーーっ!!!!」
(〒^ω^)「郷田とカオルでも5分で殺されてしまう相手・・・いや、移動時間も考えれば2分・・・いや、対峙してにらみあっている時間を考えれば5秒ッ!!!」
(〒^ω^)「あの屈強な男たちを5秒で殺してしまうバケモノが平然と空をとんでいるこの世界・・・この世界はいったいなんなんだ!?」
22 名前:VIP774 :2006/11/05 20:00:12.40 ID:99XHGOQ60
ああ、こんな感じだったこんな感じだった
25 名前:作者 ◆zMHAgNaZEM :2006/11/05 20:11:44.54 ID:Yv81x65l0
新宿衛生病院分院ロビー
巨大なエイ「また何かきやがった・・・今日は餌にこまらねー日だなぁオイッ!!!」
(〒^ω^)「・・・」
巨大なエイ「ンーッ?テメー悪魔か?みねぇ顔だな・・・」
(〒^ω^)「悪魔?悪魔だと?俺が悪魔だって言ったお?」
巨大なエイ「ハァ~?何言ってンだテメーッ!!どっからどう見ても悪魔じゃねーかっ!!!寝ぼけたこといってんじゃねぇぞ!!!」
(〒^ω^)「そうか、俺は悪魔なのかお・・・つーことはお前らも悪魔なのかお」
巨大なエイ「そぉーよっ!!!俺様は堕天使フォルネウス・・・ッ!!」
26 名前:作者 ◆zMHAgNaZEM :2006/11/05 20:15:34.19 ID:Yv81x65l0
,.‐'´三三二ヽ
,ィ彡三ソ´ ``ヾミミ\
イ彡r'"´ ``ヾト、
! ゙iii!、
l -‐''' 'ヽ ,l/^!
| 、 ,,,、、-‐- ソ ,!
゙、 '"´ _,j! ヾミ三ニミ、 .Y
ト、 ィ彡'゙} ヽ`""´ ; ト、、
ヾ! ´""´j j )^ヽ, l リ ト、‐-、
ヽ、 ,' 、_ソ;;; ,, ,! / l ト、 \ _
/ \ -‐ニ=''" ,'/ !|::| ! `''ー- 、、
/ / ,ト、´二´_, イ ,イ::::,! !
堕天使フォルネウス「俺の鋼鉄のように硬いヒレでテメーの肉をズタズタに引き裂いてやるぜぇーーーーーっ!!!」
(〒゜ω゜)「ズタズタに・・・そうやって郷田やカオル、そして他のVIPPERたちを殺したのかっ!!」
フォルネウス「そうだぜっ!!安心しな・・・俺はいつ死んだかわからんような殺し方は絶対しねぇ・・・」
フォルネウス「じわじわといたぶって、この俺の前に出てきたことを後悔させながら殺してやるぜぇーーーーっ!!!」
27 名前:作者 ◆zMHAgNaZEM :2006/11/05 20:22:58.45 ID:Yv81x65l0
(〒^ω^)「フッ、そのヒレは本当に切れるのかお?」
フォルネウス「なんだって?」
(〒^ω^)「そのヒレは本当に俺の体を切れるのかお?」
フォルネウス「なんだとテメー、なめやがってっ!!!いいか見てろッ!!!」
(〒゜ω゜)「コンクリートの壁がっ!!ま、まっぷたつにッ!!」
フォルネウス「コレが俺さまのヒレの威力よぉーーーーっ!!ビビって小便もらすんじゃねぇぜ、マヌケがぁーっ!!」
(〒^ω^)「たしかに凄い切れ味だ・・だが、それでも切れないものが沢山あるっ!!!」
フォルネウス「なんだとテメー!!まだ言いがかりつける気かっ!!!今コンクリートを切り裂いたところだろうがよぉーっ!!!」
(〒゜ω゜)「お前はそのお前の親友との縁をそのヒレで切り裂くことができるのか?」
フォルネウス「な、なんだと?それは目に見えるもの・・・物質じゃねぇだろうがっ!!そんなもの切れるわけねーだろっ!!」
(〒^ω^)「じゃあやっぱり切れないものがあるんだお」
フォルネウス「た、確かに切れねぇものもあるっ!!てか最初はお前の体を切れるか切れないかの話だったじゃねーかっ!!!いつのまに何でも切れるか切れないものがあるかの話になってんだよぉーっ!!!」
28 名前:作者 ◆zMHAgNaZEM :2006/11/05 20:30:34.71 ID:Yv81x65l0
フォルネウス「ハッ!!!な、なんだとっ!!あの分院入り口の人影はッ!!!あと十数人の人間の影はっ!!!貴様ッ!!!」
(〒^ω^)「さっきまでの会話はお前の気をそらすためにやってたんだおっ!!!」
(〒^ω^)「(これで病院にはもう誰もいないはずだお・・・みんな無事に逃げられたはずだお・・・)」
(〒^ω^)「(もし俺も生きてここから脱出できたら、また会おうぜ・・・!!)」
フォルネウス「テメー、何考えてやがんだぁーーーーーっ!!最高の餌に手をつけず、さらにそれが逃げられるように手ほどきするとかどう考えてもおかしいぜぇーーーっ!!!」
(〒^ω^)「邪気眼を持たぬものにはわからんだろうな・・・!!」
フォルネウス「なめやがって!!死ねッ!!!マハブフッ!!」
(〒^ω^)「なんだとっ!!!突然氷の塊が空気中にッ!!!そしてこの冷気ッ!!体がっ!!」
フォルネウス「テメー魔法すらしらねーのか・・・どこまで無知な野郎だ・・・こんなやつにしてやられたなんて考えたくもねーこと・・・」
フォルネウス「凍れッ!!!凍ったところを俺のヒレでズタズタに・・・いや・・・そんな生ぬるいことはしねぇっ!!!」
フォルネウス「俺様の巨体で叩き砕いてやるぜぇーーっ!!!てめーには思い出を振り返る時間を一瞬でもあたえねぇーっ!!」
30 名前:作者 ◆zMHAgNaZEM :2006/11/05 20:35:37.83 ID:Yv81x65l0
+ ______
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|. ̄/⌒ヽ|//.|
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|/.(/ ).|/ .|
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(〒^ω^)「これはもう終わるかもわからんね」
フォルネウス「死ね!!!体当たり!!!」
31 名前:作者 ◆zMHAgNaZEM :2006/11/05 20:39:54.79 ID:Yv81x65l0
内藤は凍り付き、薄れゆく意識の中で考えていた・・・もし・・・もしコレが夢だったら、と・・・
もし・・・もしコレが夢だったら、と・・・
もし・・・夢だったら、と・・・
荒巻「内藤君、どうしたんだい?」
( ^ω^)「ハッ!!夢だったのかお・・・恐い夢を見ていたお・・・」
荒巻「人の話の途中で寝るんじゃねーよ!!!」
( ^ω^)「ごめんお・・・」
だが世の中そうそう都合の良いことばかりじゃないのだ・・・
(〒^ω^)「ところがどっこいこれが現実でしたぁンッ!!」
32 名前:作者 ◆zMHAgNaZEM :2006/11/05 20:45:09.05 ID:Yv81x65l0
邪気眼「スペースリバースティンギーアイズ!!!」
フォルネウス「なにっ!!ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
うすれゆく意識の中で内藤はみた・・・邪気眼から光線のようなものが発射され、それにまっぷたつにされたフォルネウスの姿を・・・
(〒´ω`)「・・・ここはどこだお・・・」
(〒´ω`)「・・・俺は・・・俺は生きているのかお・・・」
(〒´ω`)「それともここは天国なのかお・・・」
33 名前:作者 ◆zMHAgNaZEM :2006/11/05 20:52:35.03 ID:Yv81x65l0
そこは見覚えがある場所だった
(〒^ω^)「病院・・・ここは病院だお・・・俺は生き残ったのかお。フォルネウスの死体があるお。俺は勝ったんだお」
(〒^ω^)「・・・どれぐらいの時間眠っていたのだろう・・・他のみんなはどうなっただろうか」
(〒^ω^)「・・・誰かの気配がするお・・・」
新宿衛生病院地下
(〒^ω^)「なんだおここは・・・オカルトっぽい置物や・・・血の汚れっぽいのがたくさんあるお・・・」
(〒^ω^)「この病院は一体・・・」
(〒^ω^)「何かやばい儀式や、人体実験でも行われていたのかお・・・」
(〒^ω^)「こわくておしっこもれたお」
35 名前:作者 ◆zMHAgNaZEM :2006/11/05 21:02:11.30 ID:Yv81x65l0
謎の扉
(〒^ω^)「この扉の向こうから人の気配を感じるお・・・」
内藤はゆっくりと扉を開けた・・・
そこには無数の人間のバラバラ死体があった・・・
悪魔となってしまったからか、変わり果てた世界のせいで感覚が麻痺しているのか、内藤はそれをみても何とも思うことはなかった・・・
内藤はその中に1つ動く影をみつけた・・・
(〒^ω^)「君は一体・・・人間なのかお?」
影は言った。
影「誰・・・?誰なの?あなたは・・・」
影「みんな・・・みんなヤギの頭の怪物に殺されてしまった!!私だけ・・・私だけ助かった・・・みんな死んだけど、私だけ・・・」
(〒^ω^)「ヤギの頭の怪物?悪魔かお・・・」
(〒^ω^)「安心するお。俺は君の味方だお」
影「嘘よ!あなた誰?私を使うために取りに来たんじゃないの?」
(〒^ω^)「使う?なんのことだお?とりあえず俺はこの病院の関係者じゃないお」
(〒^ω^)「俺は内藤アンドレ。イケメンVIPPERさ。惚れて良いぜ。君の名前は?」
36 名前:作者 ◆zMHAgNaZEM :2006/11/05 21:06:07.07 ID:Yv81x65l0
腹減ったからつづく
その4へ続く
2006.11.23 | Comments(3) | Trackback(0) | ブーンとボルテクス界
更新乙つーかものすごくひさしぶりかも 腹がすきました
2006-11-24 金 12:32:53 | URL | 3クリアしてない #- [ 編集]
たまたま見たら更新されてた件
いつもご苦労様です
2006-11-24 金 21:47:11 | URL | 翡翠 #- [ 編集]
コボルト一匹とおしません
2006-11-26 日 21:35:55 | URL | ⑨ #- [ 編集]
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