- ★
弟者の呼び掛けでロビーに集まる宿泊客。
ξ゚听)ξ「……」
( ^ω^)「……」
('A`)「……」
(´・ω・`)「……」
(*‘ω‘ *)「……」
( ><)「……」
( <●><●>)「……」
ロビーは実に静かだった。
まだなんの説明もされていないツン達は、黙っているしかなかった。
( ´_ゝ`)「待たせたな。鍵は全部閉めてきた」
(´<_` )「客もだいたいは揃った」
( ´_ゝ`)「いないのは…あのカップル客か」
- (´<_` )「寝てるのか?まぁいい、兄者」
( ´_ゝ`)「あぁ」
兄者は息を吸い、呼吸を整えると、ゆっくりと口を開いた。
( ´_ゝ`)「お客様の一人が、お亡くなりになりました」
兄者の一言に、ツン達に動揺が広がる。
(;'A`)「心臓発作か何かですか?」
(;´_ゝ`)「いえ……殺しです」
(;<●><●>)「そう言うだろうと、わかってました……」
皆驚きを隠せない様子だった。
(;´・ω・`)「まさか、最近ニュースになってる猟奇殺人犯じゃ…」
(((;><)))「こ、怖いんです……」
- ざわざわと騒ぎ出す者。
(;^ω^)「おっお…」
(;*‘ω‘ *)「ぽっぽ…」
言葉にならない声を上げる者。
(´<_`;)「そうだとしたらますます危険じゃないか」
(;´_ゝ`)「鍵は閉めてきた。みんなここにまとまっていれば、安心だろう」
ξ;゚听)ξ「あ、あの…カップルのお客さんも呼んだ方がいいんじゃないですか?」
(;´_ゝ`)「そ、そうですね」
ツンの言葉に、兄者は急いでギコとしぃが泊まっている部屋に向かった。
★
思いきりドアを叩く。
しかし、誰も出てくる気配がない。
- (;´_ゝ`)「ギコさんしぃさん!?」
何度も何度もドアを叩き、大声で呼びかける。
(´<_`;)「どうした兄者」
そんな兄者を心配した弟者や他の客が、部屋の前にやってくる。
(;´_ゝ`)「呼んでも返事がないんだ」
(´<_` )「仕方ない、予備のキーだ」
( ´_ゝ`)「すまない」
兄者が鍵を開け、ゆっくりとドアを開く。
聞こえてくるのは、シャワーの音だけ…。
( ´_ゝ`)「弟者、お前はシャワーを止めてきてくれ」
(´<_` )「御意」
( ´_ゝ`)「ギコさーん、しぃさーん」
- やはり、何も返ってこない。
寝室にゆっくりと足を踏み入れる。
ベッドの上に、人がいた。
( ,,゚Д゚)「……」
ξ;゚听)ξ「キャアアア!!」
ツンが叫ぶ。
ギコは、無惨な形で殺されていた。
(´<_`;)「あ、兄者!浴室で、しぃさんが殺されている……」
シャワーを止めに行った弟者が慌てて部屋に入ってくる。
(´<_`;)「あぁ…ギコさんまで……」
(;'A`)「じゃあ、もうその殺人犯はこの山荘の中にいんのかよ…」
(((;><)))「怖いんです!ぼ、僕は部屋に戻ります!」
- (;<●><●>)「一人でいるのが危険なのはわかってます」
(;><)「部屋に閉じ籠っていれば平気です!!」
わかってますの制止を押し切り、わかんないですは走っていった。
(*‘ω‘ *)「ちんぽっぽ……」
( ´_ゝ`)「我々はロビーに戻りましょう」
(;^ω^)「はいだお…」
★
何時間経ったのだろうか。
まだ日は昇る兆候もない。
ロビーで静かに固まる彼等には、時間の経過がとても長く感じた。
ξ゚听)ξ「そういえば電話、繋がらないんですよね…」
( ´_ゝ`)「あ、はい…」
- (´・ω・`)「そうだ、携帯は?」
(´<_` )「この辺は電波が悪いので、おそらく圏外だと思います」
( <●><●>)「でも、もしかしたら繋がるかもしれません。部屋に取りに行ってきます」
( ´_ゝ`)「無駄ですよ」
( <●><●>)「駄目で元々なのはわかってます」
わかってますが立ち上がった。
('A`)「一人だと危ないからブーンも行ってやれ」
( ^ω^)「なんで僕なんだお。言い出しっぺのドクオが行けばいいお」
(´・ω・`)「ドクオはチキンなんだよ。僕がついていく」
- ショボンが立ち上がる。
わかってますとショボンは、ロビーを出ていった。
(*‘ω‘ *)「ちんぽっぽ……」
ξ゚听)ξ「大丈夫ですよ」
( ^ω^)「そうだお!ショボンはチキン野郎のドクオと違って強い男だお!」
('A`)「ひでぇ」
( ^ω^)「チキンが」
ξ゚听)ξ「チキンが」
( ´_ゝ`)「チキンが」
(´<_` )「チキンが」
(*‘ω‘ *)「チキンぽっぽ」
(;A;)「うっ…」
- ★
部屋でガクガクブルブルと震えるわかんないんです。
見えざる恐怖に怯え、自分も殺されてしまうのではないかと不安に襲われる。
(((;><)))「なんでこんなことになったのかわかんないんです……」
野鳥観察を楽しむためにやってきたはずだったのに。
こんなことになるなら来なければよかったと、わかんないんですは後悔した。
だが、じっとしていれば襲われないだろうと、わかんないんですは耐え続ける。
(;><)「うう…」
わかんないんですの恐怖心を逆撫でするように、ドアをノックする音がした。
- (;><)「だ、誰ですか!?」
声は返ってこない。
ゆっくりとドアに近付き、怖いながらもわかんないんですはドアを開いた。
( ><)「なんだ…驚かさないでください」
ドアを開いたそこにいた人物にわかんないんですは安心する。
だが、
( ><)「うぐっ…」
口を塞がれ、わかんないんですはそのまま部屋の中に押し込まれていった…。
★
(´・ω・`)「ただいま」
( <●><●>)「圏外なのはわかってました」
携帯で電話をしようと部屋に戻ったわかってました達は、とぼとぼとロビーに帰ってくる。
- ( ´_ゝ`)「もうすぐ朝です。それまで待ちましょう。朝には雪も収まってるはずです」
(´<_` )「橋を越えないと民家もないからな、兄者」
( ´_ゝ`)「あぁ、明るくならないと動くに動けない」
流石兄弟は溜息をつく。
八方塞がりのツン達。
( ^ω^)「少しは眠った方がいいお」
ξ゚听)ξ「いえ、オールするくらい平気です」
( ^ω^)「そうかお。でも、眠たくなったらいつでも言うお」
ξ///)ξ「へ、平気です!」
顔を赤くしたツンは、ブーンから顔を背ける。
- ξ///)ξ「眠たくならないと思いますけど、眠たくなったら寝させてもらいます」
そして、恥ずかしそうにつけたした。
★
夜が明ける。
雪も止み、朝日が雪の地面を照らす。
皆に、希望が蘇った。
( ´_ゝ`)「よし、では山を下りましょう」
( <●><●>)「わかんないんですちゃんはまだ部屋なのはわかってます」
('A`)「早くこんなとこからいなくなりたいぜ…」
兄者がドアを開いた。
(;´_ゝ`)「これは、だいぶ積もったな」
(´<_`;)「凄いな。これは、山を下りるだけでも一苦労だ…」
- 兄者と弟者は呆然と雪が広がる外の景色を眺め続ける。
(´・ω・`)「どうかしたんですか?」
(´<_` )「見てください。予想以上の大雪なんです」
(´・ω・`)「これは、雪に足を取られかねないね」
宿泊客達も雪原となった外を見る。
( ´_ゝ`)「…俺が下りて助けを呼んでこよう」
兄者がぼそっと呟いた。
(´<_`;)「だが兄者…」
( ´_ゝ`)「雪は慣れてる」
(´<_`;)「しかし…そうだ、猟銃があったろ!それを持っていくといい」
( ´_ゝ`)「いや…いい」
兄者は静かに言った。
- ★
準備を整えた兄者が再度ドアを開いた。
( ´_ゝ`)「じゃあ、行ってくる」
(´<_` )「気を付けてな」
兄者を見送る弟者の顔は、どこか情けなく見える。
( ^ω^)「…なんかお腹空いたお」
('A`)「空気嫁」
(´・ω・`)「緊迫感ないよね」
だが、ブーンの言葉は皆の気持ちを表していた。
(´<_` )「昨日のバイキングの残りしかありませんが…」
ξ゚听)ξ「じゃあ、わかんないんですさんでしたっけ。その人も呼んで朝食にしましょう」
★
(;´_ゝ`)「なんてことだ…」
- 兄者は絶望した。
やっとここまで来たというのに。
(;´_ゝ`)「橋が、焼け落ちてやがる…」
★
わかんないですの部屋に揃って向かう一同。
( <●><●>)「わかんないですんちゃん、朝になりましたよ」
(*‘ω‘ *)「ちんぽっぽ!」ぼいんっ
助かる見込みがあり、わかってますとちんぽっぽは嬉しそうにわかんないですを呼ぶ。
しかし、返事はなかった。
(´<_`;)「開けますよ…」
皆に嫌な予感が立ち込める。
静か過ぎる部屋。
部屋の奥に、人の足が見えた。
- (;<●><●>)「わかんないんですちゃん…?」
わかってますが、恐る恐る部屋を覗き込む。
( ><)「……」
(;<●><●>)「わかんないんですちゃん……」
(*;ω;*)「ち、ちんぽっぽぉー!!」
ちんぽっぽはツンに抱きつき、泣き崩れる。
ξ゚听)ξ「……」
ツンはただ黙って、ちんぽっぽを優しく抱き締め続けた。
(´<_` )「もう…もう嫌だ…」
独り言のように、弟者が呟く。
そして、部屋から飛び出していった。
- ('A`)「どうしたんだ?」
( ^ω^)「とにかく、一人は危険だお」
(´・ω・`)「追いかけよう」
三人が弟者を追う。
ξ゚听)ξ「私達も行きましょ」
(*;ω;*)「ぽっぽ……」
( <●><●>)「はい……」
落ち込む二人をなだめながら、ツンは部屋を出る。
「や、やめるお!!」
「うるせー!!」
ロビーが騒がしい。
ツン達は急いだ。
ξ゚听)ξ「何かあったんです…か……」
駆け付けたツンだが、その光景を見て硬直する。
弟者が、ブーン達に猟銃を向けていた。
- (´<_` )「もうウンザリだ!犯人は誰だ!?」
(;'A`)「お、落ち着いて…」
(´<_` )「うるせーっつってんだよ!!」
(;'A`)「ヒィィ」
銃口を向けられ、思わずドクオは両手を上げた。
(´<_` )「早く名乗り出ろ!!今すぐここで撃ち殺してやる!!」
弟者は、周りが見えなくなってしまっている。
(;^ω^)「僕は犯人じゃないお…」
(´<_` )「あぁもういい!全員殺せばそれで終わりだ!!」
銃口がブーンに向く。
そして、引金が引かれた。
ξ;゚听)ξ「らめぇ!!」
- ツンの叫ぶ声と同時、ロビーに銃声が鳴り響く。
だが、ブーンは無傷だった。
(´<_` )「あ…が……」
血濡れになった弟者が、その場に倒れた。
猟銃は暴発したのだ。
(;^ω^)「た、助かったお…」
力が抜け、ブーンはその場に座り込む。
(´・ω・`)「可哀想に」
ショボンが近付き、生死の確認をした。
(´・ω・`)「息はもうしていないよ」
('A`)「こいつが犯人だったのか?」
(´・ω・`)「いや、たぶん錯乱しただけだ」
- 弟者の最期に、皆が憐れむ。
そんな時、ドアが開いた。
( ´_ゝ`)「……はあ」
がっくりと肩を落とす兄者。
( ´_ゝ`)「ん?煙臭い…?」
何かの異変に気付く。
皆の表情が思わしくない。
兄者は、その異変の原因を理解した。
(;´_ゝ`)「弟者……」
(´・ω・`)「錯乱して、撃とうとした銃が暴発したんです…」
(;´_ゝ`)「猟銃は手入れがしていなくて危なかったんだ…だから持っていかなったのに……」
目の前が真っ暗になり、膝をつく。
- (´・ω・`)「こんな時に訊くのは悪いんですけど…助けはどうなったんですか?」
( ´_ゝ`)「え?あぁ、橋は誰かに焼き落とされていました…」
すぐに助けは来ない。
見えない殺人犯。
絶望的な現実。
( ^ω^)「そ、そうだお!山は越えられないのかお!?」
( ´_ゝ`)「できることはできますが、奥になるともう道という道もありません」
(´・ω・`)「この雪も重なってとても迷いやすくなってるわけだ」
( ´_ゝ`)「はい。それに、この辺には温泉があって、時々高温の間欠泉が吹き出して危険なんです」
兄者の説明に、皆の表情が暗くなる。
助かる見込みはないのか…。
- (´・ω・`)「だが僕はその助かる道に賭けるよ」
('A`)「おいショボン!?」
(´・ω・`)「ここでじっとしてたって、どうせ殺されるか錯乱して自殺するかがオチだ」
ショボンがドアに向かって歩きだす。
(´・ω・`)「それじゃ」
そう言うと、ショボンは山荘を出ていった。
('A`)「待て!ショボン!」
( ^ω^)「行っちゃったお…」
('A`)「追いかけて連れ戻してくる!」
ショボンを追ってドクオが山荘を飛び出した。
- ( ´_ゝ`)「待ってください!ここでバラバラになるのは!」
兄者も山荘を飛び出した。
(;^ω^)「なんか一気に数が減ってしまったお…」
ξ゚听)ξ「私達は、じっとしていましょう…」
ツン達は弟者の死体があるロビーから、フロントに向かった。
ツン、ブーン、ちんぽっぽ、わかってます…。
どんどん人が、消えていく。
★
('A`)「おーい!ショボーン!!」
( ´_ゝ`)「あんまり大きな声を出すと雪崩が起きますよ…」
('A`)「ショボンの方が心配です!」
- 兄者の注意も聞かず、ドクオはショボンの名前を呼び続けた。
('A`)「ショボン…どこに行っちまったんだよ……」
「うわあああああ〜〜っっ!!!!」
山に木霊する叫び声。
ショボンの声だ。
('A`)「ショボンだ!」
( ´_ゝ`)「向こうです!」
二人は声がした方に急ぐ。
雪に足を取られそうになるが、必死に走った。
そして辿り着いたのは、崖だった。
雪で滑ったのか、足場が崩れている。
('A`)「嘘だろ…」
( ´_ゝ`)「この高さでは助かるまい…」
ショボンの絶命を覚悟する二人。
- ( ´_ゝ`)「戻りましょう、他の皆さんが心配です」
('A`)「チクショウ…チクショウ!!」
自暴自棄になり、ドクオは走り出す。
( ´_ゝ`)「あ……勝手な奴だ」
追いかける気にもならない兄者は、とぼとぼと歩き出した。
と、その途端、後頭部に鈍痛が走った。
( ´_ゝ`)「え…?」
わけもわからず、体が雪の地面に倒れる。
見上げると、そこには人の顔があった。
(;´_ゝ`)「ま、待ってくれ…殺さないでくれ……」
頭に、二度目の殴打。
- (;´_ゝ`)「た、助け…」
もう一撃。
兄者は、雪の地面に伏した。
★
(;'A`)「はぁ…はぁ…」
走ったところでショボンが帰ってくるわけでもないのに。
('A`)「なんで、無料宿泊券なんか当たっちまったんだよ……」
こんなところに来る前は、自分はラッキーだと自惚れていた。
だが、殺人鬼に襲われ、宿泊客や友人が次々消えていく中、何がラッキーというのだろう。
('A`)「はあ…こんなことなら家でヒキってりゃよかった…」
そんな後悔にかられながら、ふとドクオは山荘の方向を見る。
- ('A`)「ん?ありゃ…ヤベェ、雪崩だ!」
★
雪崩が迫っていることなど露知らず、ツン達はドクオ達の帰りを待っていた。
( <●><●>)「実は、来週結婚するんです…」
今まで黙っていたわかってますが、唐突にそんなことを言った。
(*‘ω‘ *)「ぽっぽ?」
( <●><●>)「ちんぽっぽちゃんと…わかんないんですちゃんには、帰ったら言うつもりでした」
( ^ω^)「何はともあれ、おめでとうだお!」
ξ゚听)ξ「こんな時ですから、明るい話題があっていいですね」
(*‘ω‘ *)「ちんぽっぽ!」ぼいんっ
少しだけ、暗い雰囲気が晴れる。
- (//<●><●>)「祝福されるのはわかってました」
わかってますが照れ、皆も笑う。
だが、そんな笑顔も、すぐに消えた。
('A`)「みんな逃げろ!雪崩だ!!」
(;^ω^)「な、なんだってー!?」
ツン達は急いで山荘を出る。
雪崩はすぐ側まで迫っていた。
(;*‘ω‘ *)「ちんぽっぽ!!」
ちんぽっぽが転んだ。
ξ;゚听)ξ「ちんぽっぽさん!!」
ツンが立ち止まる。
(;^ω^)「ツンちゃん!!」
(;'A`)「危ねえ、ブーン!」
ブーンをドクオが止める。
雪の波が、ツン達とブーン達を遮った。
- ★
ξ--)ξ「う…ん……」
ゆっくりと目が覚めていく。
体は随分雪に埋もれていた。
ξ゚听)ξ「私、助かったんだ……」
(*−ω−*)「……」
ξ゚听)ξ「ちんぽっぽさん!?ちんぽっぽさん!」
(*‘ω‘ *)「ぽ…ぽ?」
ξ゚听)ξ「良かったぁ」
ツンとちんぽっぽは無事だった。
幸い怪我もない。
ξ゚听)ξ「ブーンさん達は…どこにもいない」
辺りを見渡しても、ツンとちんぽっぽ以外は誰もいなかった。
- ξ゚听)ξ「立てますか?みんなを探さないと」
(*‘ω‘ *)「ちんぽっぽ…」
二人はゆっくりと立ち上がる。
(*‘ω‘ *)「ちんぽっぽ…」
ξ゚听)ξ「え?渡したい物?」
ちんぽっぽは、一枚の写真を取り出してツンに渡した。
その写真には、ちんぽっぽとわかんないんですとわかってますが、仲良く写っている。
(*‘ω‘ *)「ちんぽっぽ」
ξ゚听)ξ「死んだら持ってて欲しいって…縁起でもない」
ツンに写真を託すと、ちんぽっぽは先に歩き出した。
ツンは写真を大事そうにしまうと、ちんぽっぽの後に続く。
山の中を進みながら、二人はブーン達を探した。
自分達も助かったのだから、ブーン達も生きていると信じて。
-