810 : ◆/MTtOoYAfo
:2006/04/16(日) 19:44:28.90 ID:TOpXBQdiO
( ^ω^)帰ってきましたお!
皆様保守ありがとうございますお!
特に荒らしさん、携帯なのでAAは見てませんが何度も保守ご苦労様です!
体操着
http://p.pita.st/?m=dzioqzv1
822 : ◆/MTtOoYAfo
:2006/04/16(日) 20:25:54.43 ID:TOpXBQdiO
>>777
こうですか?わかりません><;
http://p.pita.st/?m=b2eshjii
>>778
いつかは…やがていつかは!
>>779
ぱにぽに4巻とか亜子の仮契約カードとかを参考にしただけです(;^ω^)
823 : ◆/MTtOoYAfo
:2006/04/16(日) 20:31:22.51 ID:TOpXBQdiO
( ゚д゚д゚ )「そういう苦情は……この攻撃力を見てからにするんだな!!」
( ^ω^)「!!」
ウィルスの拳がつい先刻までワクチンがいた場所の地面をえぐる。
(;^ω^)「外見はキモいけど強さは本物だお……」
( ゚д゚д゚ )「もうキモいなんて言わせねぇぜ……」
( ^ω^)「きめぇもんはきめぇwwwwwww」
(#゚д゚д゚#)ブチブチブチブチ
( ゚д゚≡゚д゚ )ブチブチブチブチ
( ゚д゚ )≡( ゚д゚ )ブチブチブチブチ
829 : ◆/MTtOoYAfo
:2006/04/16(日) 20:38:33.38 ID:TOpXBQdiO
( ^ω^)「お前大事なことを一つ忘れてるお。」
( ゚д゚ )「ナニ?」
( ^ω^)「ていっ!」
バキ!
( ゚д゚( メコッ!「ベブハァァ!!」
( ^ω^)「ワクチンへの耐性をつけるために進化したんだろうけど…いくら二人になっても元に戻ったら意味ないおwww」
( ゚д゚( 「シマッタァァァァ!!!」
( ^ω^)「もう勝ったも同然だおwww」
( ゚д゚( ( ゚д゚ )ビシビシビシビシ
( ゚д゚≡゚д゚ )ビシビシビシビシ
( ゚д゚д゚ )ビシビシビシビシ
( ^ω^)「やっぱきめぇwwwww」
836 : ◆/MTtOoYAfo
:2006/04/16(日) 20:51:59.06 ID:TOpXBQdiO
( ゚д゚д゚ )「俺を挑発して分離させ戦力を分断させる作戦とは……貴様…顔に似合わず策士だな……」
( ^ω^)「ホントのこと言っただけだおwwww」
(#゚д゚д゚#)「貴様…」
( ^ω^)「キレてるんですか?」
(#゚Д゚Д゚#)「当たり前だゴルァァ!!!!!」
842 : ◆/MTtOoYAfo
:2006/04/16(日) 20:57:01.01 ID:TOpXBQdiO
( ^ω^)「冗談の通じない奴だお」
( ゚д゚д゚ )「俺は笑えない冗談は嫌いなんだ」
( ^ω^)「とりあえずかかってくるおキモ彦」
(#゚Д゚Д゚#)「変な名前付けるなゴルァ!!」
( ^ω^)「かかってこないならこっちからいくお!」
(#゚Д゚Д゚#)「かかってこいやオラァ!!!!」
( ^ω^)「じゃあ…」
ブーンが構えたその瞬間。
( ☆д☆д☆ )カッ!!!
キモ彦の両目から放たれた光線がブーンを焼いた。
850 : ◆/MTtOoYAfo
:2006/04/16(日) 21:05:15.99 ID:TOpXBQdiO
( ^ω^)「ぐ…ぐぉ……!!!」
( ☆д☆д☆ )カッ!!!
( ゚д゚ )≡( ゚д゚ )シュバッ!!!
( ☆д☆ ) ( ☆д☆ )カッ!!!!
( ^ω^)「ぐあああああああ!!!!」
≡( ゚д゚д゚ )≡シュバッ!!!
(;^ω^)「く…まさか奴にあんな攻撃があるとは…あの光線速すぎてよけきれないお……」
( ゚д゚д゚ )「フフ…謝ってももう遅いぜ。」
( ^ω^)「だが私は謝らない」
(#゚Д゚Д゚#)ビキビキビキビキ
(#゚Д゚Д゚#)「殺す!!!殺おおおおす!!!!!!」
864 :
◆/MTtOoYAfo :2006/04/16(日) 21:51:38.52 ID:TOpXBQdiO
>>828
http://p.pita.st/?m=ox7wingd
>>849
http://p.pita.st/?m=xfbueagc
870 : ◆/MTtOoYAfo
:2006/04/16(日) 22:06:46.12 ID:TOpXBQdiO
現実世界。
(;^ω^)(まずいお……ワクチンが押されてる……何か…何か補助プログラムを……)
川;´兪ル「うっ……うぁう……」
( ^ω^)「早くしないとまずいお!まさかウィルスが進化するなんて……」
------------------
コンピュータ・ワールド
( ^ω^)「く……奴の光線をなんとかしないと……」
( ゚д゚д゚ )「言っておくが…俺はまだまだ攻撃力をあげることができる!」
(;^ω^)「何!?」
( ゚Д゚Д゚ )「目からビーム&口からばz…口からもビーム!!!!」
Σ(;^ω^)「!!!!!」
( ☆☆☆☆☆ )カッ!!!
(;^ω^)「ちょwwwww」
ドゴォォォォォォォォン!!!!!!
907 : ◆/MTtOoYAfo
:2006/04/16(日) 23:37:09.10 ID:TOpXBQdiO
/ω^)「ぐ…顔の一部が吹き飛ばされてしまったお……」
( ゚д゚д゚ )「やっと俺の恐ろしさを思い知ったようだな……」
/ω^)「別に恐ろしくはないお……」
( ゚д゚д゚ )「何…?」
/ω^)「キモすぎて恐怖なんか感じないお」
( ☆д☆д☆ )カッ!!!
≡≡≡≡≡≡≡≡
≡≡/ω^)≡≡≡≡
≡≡≡≡≡≡≡≡
「ぐあああああああ!!!!!!」
( ゚д゚д゚ )「これで終わりだな…」
.「…ぐ……」
( ゚д゚д゚ )「!!!まだ生きているのか……」
910 : ◆/MTtOoYAfo
:2006/04/16(日) 23:45:06.46 ID:TOpXBQdiO
.(……もうこんな状態じゃ勝ち目ないお……)
( ゚д゚д゚ )「ふ…だが次で本当に終わりだ」
.「く……」
( ☆д☆д☆ )カッ!!!
≡.≡≡≡≡≡≡≡≡≡
「ぐあああああああ!!!!!!」
( ゚д゚д゚ )「ふ…俺の完全な勝利だな……」
------------------
現実世界
(;^ω^)「く……ワクチンが消滅してしまったお!!!!」
ξ;゚听)ξ「どうするのよ!?」
(;^ω^)「ワクチンのバックアップはとってあるお!でも……」
ξ;゚听)ξ「でも?」
(;^ω^)「今のままじゃこのウィルスには太刀打ちできないお!」
ξ;゚听)ξ「じゃあ…」
(;^ω^)「ワクチンを強化する必要があるお!!」
ξ;゚听)ξ「強化!?」
(;^ω^)「そうだお!!」
ξ;゚听)ξ「でもそんな時間…」
(;^ω^)「確かに強化プログラムを組んでいる時間はないお。でも…たった一つだけ…短時間でワクチンを強化する方法があるお。」
913 : ◆/MTtOoYAfo
:2006/04/16(日) 23:51:46.98 ID:TOpXBQdiO
ξ;゚听)ξ「……どんな方法なの?」
(;^ω^)「…僕の意識をワクチンに接続するんだお。」
ξ;゚听)ξ「そんな!!無茶よ!!」
(;^ω^)「確かにこの方法はかなり大きな危険を伴うお。ワクチンが消滅すれば僕も死ぬ。でも、他に手はないんだお……」
ξ;゚听)ξ「ダメよそんなの!!!ブーンがいなくなったら…あたし…」
( ^ω^)「大丈夫だお。必ず帰ってくるお。」
ξ;゚听)ξ「絶対よ!!!」
( ^ω^)「絶対だお!」
ブーンは特殊なヘッドギアを装着し、パソコンに接続した。そして、システムを起動させる。
( ^ω^)「いくお!!!」
……しかし、何も起こらない。
(;^ω^)「……どういうことだお!?」
( ・∀・)「ふふ……させないよ。」
915 :
◆/MTtOoYAfo :2006/04/16(日) 23:58:30.15 ID:TOpXBQdiO
ブーンは何がダメなのか、一からチェックしていく。
そして、彼は原因を突き止めた。
(;^ω^)「強力なジャミング電波が発生しているお!!このままじゃ電脳世界にアクセスできないお!!」
ξ;゚听)ξ「何ですって!?」
(;^ω^)「電波の元を探知すれば……ダメだお!ソナーが効かないお!!」
ξ;゚听)ξ「………」
その時、ツンが倒れた。
(;^ω^)「ツン!!どうしたお!!ツン!!!」
ξ;゚听)ξ「頭が……」
(;^ω^)「く…このジャミング電波は人体にも悪影響を与えるのかお!?」
……だが、ブーンはそれだと一つ噛み合わない点があることに気づいた。
(;^ω^)「…でも…だとしたら何でツンだけ……」
921 : ◆/MTtOoYAfo
:2006/04/17(月) 00:07:10.26 ID:7241vNbqO
(;^ω^)「僕がツンより電磁波に強いとかいうことはないお…いくら鍛えても、いくら勉強しても、いくら頻繁に電化製品に接していても電磁波に耐性がつくとは考えにくい…このヘッドギアに電磁波を遮断する機能はないし……」
彼は突然何かに思い至り、ツンに尋ねた。
( ^ω^)「ツン!!頭のどの辺が痛いお!?」
ξ;゚听)ξ「……こ…ここ…」
ツンは髪飾りの辺りを指差した。
( ^ω^)「……やっぱりそういうことだったのかお!!」
彼はツンの髪飾りを外し、思い切り踏みつぶした。
( ^ω^)「この足が飾りではないことを見せてやるお!!!」
バキ!!!
------------------
( ^ω^)『この足が飾りではないことを見せてやるお!!!』
…ザーーーーーーーーーー……………
( ・∀・)「どうやら気づかれたみたいだね…まぁいい。状況ならこのディスプレイからウィルスの目を通して確認できる。それに今更何をしたところでもう遅い…」
925 :
◆/MTtOoYAfo :2006/04/17(月) 00:21:21.12 ID:7241vNbqO
( ^ω^)「じゃあ…行ってくるお!」
ξ;゚听)ξ「絶対…帰ってきてね。」
( ^ω^)「約束するお。ツンとの明るい未来のためにも…僕は勝つお!!!」
ξ*゚听)ξ「……ブーン…」
( ^ω^)「コンタクト・フュージョン!!!」
------------------
( ゚д゚д゚ )「さて…頼みの綱のワクチンは消滅した…。体を渡す気にはなったか?」
川;゚听ル「……ぃゃょ…」
( ゚д゚д゚ )「?」
川;゚听ル「…いやよ!!!」
(((#゚Д゚Д゚#)))「ならば今ここで死ぬがいい!!」
( ^ω^)「そうはさせないお!!!」
( ゚д゚д゚ )「!!貴様……!!」
( ^ω^)「今の僕はさっきとは違うお!!今度こそお前を倒すお!!」
( ☆д☆д☆ )「小賢しい!!!!!」カッ!!!
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
≡( ^ω^)≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
ズアッ!!!!!!!!
ウィルスの攻撃が直撃し、煙が巻き上がる。
( ゚д゚д゚ )「やったか!?」
( ^ω^)「…効かないお。」
928 :
◆/MTtOoYAfo :2006/04/17(月) 00:29:54.59 ID:7241vNbqO
( ゚д゚д゚ )「な……無傷だと!?」
( ^ω^)「…プログラムじゃ…心を持つ人間には勝てないお…」
( ゚д゚д゚ )「心を持つ人間…?貴様とてプログラムだろう…?」
( ^ω^)「違うお。」
( ゚д゚д゚ )「どういうことだ!?」
( ^ω^)「お前に話す意味はないお。」
( ゚д゚д゚ )「ふん…まぁいいだろう。どちらにせよ貴様には勝ち目などないのだからな!!」
( ^ω^)「それはどうかな?」
( ゚д゚д゚ )「なn…」
ウィルスが言葉を発するか発しないうちに、ブーンの拳がウィルスの腹に風穴を空けた。
( ゚д゚д゚ )「ご…っあ…」
倒れるウィルス。
川;゚听ル「い…一撃…」
( ^ω^)「大丈夫かお?」
川;゚听ル「ウィルスを完全に消去するまで大丈夫とは言い切れないわ……」
( ^ω^)「そうだったお。じゃあちゃちゃっと…」
ブーンがウィルスにトドメを刺そうとした瞬間。
ウィルスの体がわずかに動いた。
930 : ◆/MTtOoYAfo
:2006/04/17(月) 00:38:59.92 ID:7241vNbqO
( ^ω^)「!!!」
みるみるうちににウィルスは再生を始める。
そして、その姿は以前にも増して………
( ゚д゚д゚д゚ )「ゴォォォォォォ!!!!!」
( ^ω^)「きめぇwwwwww」
------------------
( ・∀・)「まだ…まだ終わらないよ。」
―やっと掴んだ復讐のチャンス。
このチャンスをみすみす無駄にしてなるものか……
------------------
( ☆д☆д☆д☆ )カッ!!!
( ^ω^)「!!!!!!」
ウィルスは、キモさだけでなく攻撃力も数倍になっていた。
その一撃は地面を抉り、その痕は熱を帯びて赤く輝いている。
( ^ω^)「何て威力だお……!!!」
( ゚д゚д゚д゚ )「ゴォォォォォォォ!!!!!!」
ウィルスはもはや暴れるだけの破壊人形と化していた。
もっとも、それがウィルスの本来のあり方なのだが。
( ^ω^)「だけど…どんなに敵が強くても……僕は負ける訳には行かないんだお!!!」
932 : ◆/MTtOoYAfo
:2006/04/17(月) 00:59:07.88 ID:7241vNbqO
( ゚д゚д゚д゚ )「ゴォォォォォォォ!!!!!!」
( ^ω^)「…でもあわれな奴だお…破壊のためだけに生まれ…他に破壊するべきものがなくなったら次はどうなるかすら理解できない……」
( ゚д゚д゚д゚ )「ゴォォォォォォォ!!!!!!」
( ^ω^)「奴の目が光る瞬間さえ見ていれば攻撃をかわすことなんて余裕だお…」
ブーンは、ウィルスの攻撃を全てかわしながらウィルスに攻撃を加えていった。
しかし……
( ゚д゚д゚д゚ )「ゴォォォォォォォ!!!!!!」
(;^ω^)「攻撃が……効いていない!?」
ウィルスは俊敏さ以外のあらゆる能力を強化されていた。
とりわけ防御力は何故か以上に強化されていたのだった。
------------------
( ・∀・)「くくく……わかってるんだよブーン君……生身の人間が長時間電脳世界にいられないことは…」
彼は俊敏さを捨て、防御力を極限まで強化することで戦闘を長引かせようと考えたのである。
また、電脳世界とはいえもとは生身の人間であるブーンの体力は実際に消耗されていく。
だが、初めからプログラムであるウィルスにはそれがない。
時間が経過すればするほど、ブーンは不利になっていくのだった。
------------------
(;^ω^)「………はぁ…はぁ…」
933 : ◆/MTtOoYAfo
:2006/04/17(月) 01:09:31.25 ID:7241vNbqO
(;^ω^)「く…こいつ…何てタフな奴だお!!!!」
( ゚д゚д゚д゚ )「ゴォォォォォォォ!!!!!!」
(;^ω^)「でもスピードはまるでないから攻撃をくらうことは…」
…次の瞬間。
何が起こったのかもわからないままブーンは吹き飛ばされた。
( ^ω^)「…が……!?い…一体…何が…」
そしてまた次の瞬間。
目の前にいたウィルスが突然姿を消したかと思うと、ブーンの腕をその鋭い爪で斬りつけていた。
(;^ω^)「ぐあ…っ!!何が…何がどうなってるんだお!!」
------------------
( ・∀・)「ふふ…」
全てはモララーによるものだった。
彼はウィルスのプログラムを一瞬で書き換えて防御力の数値を全てスピードに移しては元に戻すという作業の繰り返していた。
それによりウィルスのスピードをごく短時間ではあったが飛躍的に向上させたのだ。
その作業は並の芸当ではなかったが、モララーを突き動かす復讐心がそれを可能にしていた。
------------------
(;^ω^)「ぐ…ここにきてさらに強化されるのかお……!!!」
( ゚д゚д゚д゚ )「ゴォォォォォォォ!!!!!!」