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総合短編【近づきたい・漂うようです・実は兄じゃない】
ネタバレ有り。
まとめ先は全て、ブーン系小説総合スレまとめ様より
近づきたいようです
リア充爆h……いや、何でも無い。
ありがちと言えばありがち。しかし王道があるからこその邪道。
その言葉に当てはめるなら、この作品は王道を突き抜けた作品と言える。
などと色々言葉を並び立ててみたけれど
本音を言うと最初の1レス目に惹かれただけです。
あれくらい地でサバサバツンツンしているツンデレが僕は好みです。
付き合い始めて三ヶ月を迎えるにも関わらず
進展がないカップルが一組あったとさ。
そこからタイトルの近づきたいようです。
近づく為のポイントは、寒い冬ならではの必勝法でした。
そんな必勝法は迷う事なくすぐに答えが出ているのがちょっと残念。
このツンデレとブーンの恋人設定ならもっと色々な進展必勝法が読んでみたかった。
> /⌒ヽ
> ( ^ω^) 「いらっしゃいだおー」
> (:::::::::::)
> し─J
唐突だけどこのブーンAA可愛いな……。しまむらくんみたいだ。
丁度夜中の寒い時にこの話を見つけて、暖かくなった。ごちそうさまです。
話もそんなに長くないし、色々難しい事考えずにシンプルに読めるのではないでしょうか。
恋愛物に関してはこれくらい王道を突き進んだ作品が、私は好きです。
(*゚ー゚)漂うようです
ほのぼのの中に存在しているファンタジーのような雰囲気。
一言で言うなら、綺麗。
AAでおなじみの箱入りしぃは台風の影響で海まで流されてしまい
行く当てもないまま、ただのんびり流され続けている所から話は始まる。
誰もいない海で何日も漂うシーンを描いているというと
何だ、同じ事の繰り返しを見せられるのかと思うかもしれない。
けれど、海にだって新たな発見やぼんやり考える事はいっぱいある。
クラゲのハイン、カモメの群れ、突如流れるラジオ、どこかの船。
それらの要素が全て凝縮され、しぃの漂流生活を描いているのだ。
何だか長編の第一話という印象を受けた。
ラストの締めくくりがまるで、これから先も何かあるような気がした。
続編を書くと作者が言っていないからこれでおしまいなんだけど
この雰囲気でしぃの漂流生活をもっと見てみたいと思った。
再度言うけど作中の雰囲気が綺麗な話。
雰囲気は勿論、話も面白かった。お勧めです。
( ´_ゝ`)は実は兄じゃないようです
一時期流石兄弟の離別ネタが多かったときがあったのを思い出した。
この時点でネタバレになってしまったけれど、兄弟離別ネタです。
離別ネタと聞くと、切ない話や悲しい話を連想するかもしれませんが
この話は流石兄弟らしい、離別ネタだと感じました。
例えば真剣な話を下らない話で濁したり
時折入る脱線話を見ていると
真剣でシリアスな雰囲気でありながらもどこか明るくて、楽しげな感じ。
既にネタバレをした後なんだから色々書けばいいけど
これ以上は本当にネタバレになるのであまりはっきりとは書けません。
とにかく言えるのは、離別ネタがあまり好きじゃない人にも勧めたい話です。
待っている結末が悲しいものだけとは限らない。
残された方だけが悲しいとは限らない。
最初から最後まで流石兄弟らしい作品でした。
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