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ζ(゚ー゚*ζ「ねぇねぇ、聞いて聞いて?」
(-_-)「君がそうやって話しかけるときは、大体ろくでもないことだよね」
ζ(゚、゚*ζ「ええー、なにそれ。ひーくんひどーい!」
(-_-)「斜め前の席の男の子がカンニングしてたとか。
友達の女の子は二股してるとか。誰それと誰それがエッチして子供ができちゃうかもとか。
スーパーで万引きを見たとか。学校のトイレで煙草の吸殻見つけたとか」
ζ(^ー^*ζ「だってー、ひーくん。口が固いんだもの。
デレのほかにオトモダチいないし、学校以外はひきこもりだから、バラされる心配がないし」
(;-_-)「……なんで、君みたいのが僕と幼馴染なんだろうね」
ζ(゚ー゚*ζ「でねー、これはみんなには秘密なんだけどー」
(-_-)「また、秘密? どうせ嫌だって言っても話すんだろう、君は」
ζ(゚、゚*ζ「へへー。わかってるなら、邪魔しないでちゃんと聞いてよー」
(-_-)「はいはい」
ζ(^ー^*ζ「デレね、ひーくんのこと大好きなんだけど、知ってた?」
彼女のとっておきの言葉に僕がどう答えたかは、それこそ一生ものの秘密だ。