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( ><)「あうあう宿題のノートがどこか、わかんないんです」
( <●><●>)「君のことだからどうせ、机の上に忘れてきたんでしょう。家に電話して確認してみたらどうですか?」
私の幼馴染はどんくさい。
毎日のように失敗や、うっかりを繰り返し、そのたびにわかんないんですと口癖のようにこぼす。
だから、そのたびに隣の家に住む幼馴染の私は世話を焼くことになる。
(*><)ノシ「おかーさんに電話したら、本当に机の上にあったんです! すごいんです!」
( <●><●>)「そんなことだろうと思ってましたよ。よかったですね」
(*><)「はいなんです! それにしても、どうしてワカッテマスくんはわかったんですか?」
( <●><●>)「君のことですから、なんだってわかってます」
隣の家の、真向かいの部屋に住む幼馴染。
昔の癖が抜けずについ僕って言ってしまうのも、女の子らしくなりたいといろいろ試していることも、家ではぬいぐるみに話しかけていることも。
そう、君のことなら全てわかっています。
( <●><●>)「――ああ、また扉に頭をぶつけて」
( <―><―>)「着替えをするときくらいカーテンを引きなさい。まったく、私以外の男が見たらどうする気ですか」
だってほら、いつだって私は――ガラス越しに君を見てる。
ペチペチ ((ol从・∀・ノ!リ人
コネコネ ミol从-∀-ノ!リ人
゚・*:.。 ◯ol从・∀・*ノ!リ人「できたのじゃー!」 *・゚..。.:*・゚
(´<_`*)「おお、よかったではないか」
◯ol从・∀・*ノ!リ人「おっきい兄者ー、いもじゃとくせいハンバーグなのじゃー」
(;´_ゝ`)「……妹者よ。時に落ち着こう、な?」
◯ol从^∀^*ノ!リ人「はい、あーん」
( ;゚_ゝ゚)「いやいや、無理だし! 弟者よ、お前は本当にそれでいいのか!」
グイッ( ;゚_ゝ゚◯⊂(´<_`#)「いい加減覚悟を決めろ、兄者! イモジャ ヲ ナカセルキカ! 」
( ;_ゝ;)ジャリジャリ モグモグ(´<_`; )ジャリジャリ
l从^ー^*ノ!リ人「おっきい兄者、ちっちゃい兄者、いもじゃのハンバーグおいしいのじゃ?」
(;´_ゝ`)b「あ、ああ……おいしいぞ」d(´<_`; )
かわいい妹の作ったハンバーグは、泥の味がした。流石だよな、妹者
(流石兄者の日記より抜粋)
ξ*゚⊿゚)ξ「うわぁ」
( ^ω^)「キレイだお」
ξ*‐⊿‐)ξ「そうよねぇ、散るのはちょっと寂しいけど……でも、やっぱり綺麗よねぇ」
( ^ω^)「うん、本当にキレイだお」
ξ゚⊿゚)ξ「……桜」
(*^ω^)「ツンが」
ξ;゚⊿゚)ξ「は? え? え、ちょっと」
(*^ω^)「ツンはかわいいっていうよりも、キレイって感じだお」
ξ//⊿)ξ「なな、な、なんでそんなこと急に言うのよ! し、信じられないっ!」
(*^ω^)「ツン。僕はツンのことだーい好きだお!」
ξ///)ξ「……馬鹿」
ξ///)ξ( ^ω^)
……ひらひらと散っていく花は、まるで雪のようで。
そんな景色を君と一緒に見れる私は、ひょっとしたら世界一の幸せものなんじゃないかって思う。
まあ、これは君――ブーンにだけは内緒なんだけど、ね。
('A`)「カーチャンに言い続けて三年。とうとう俺も手に入れた!!」
テッテレー(*'A`)ノ[] 「携帯電話ぁー!!」
(*'A`)「これがあれば電話もメールもやりたい放題!
ネットは金がかかるから禁止令が出てるけど、ついに俺もリア充の仲間入り!」
( ・∀・)「あー、ドクオ。お前まだ、ガラケーなの?」
( ^Д^)9m「時代はスマホ!」
_
( ゚∀゚)o彡゜「そんなことより、おっぱいしようぜ!」
<(;゚A゚)>「ノォォォォォォ!!!! 時代は俺を見放したのかぁぁぁぁ!!!」
ポン( ^ω^)つ('A`)
( ^ω^)「ドクオ、僕もガラケーだお」
('A`)「ブーン……」
真っ白だった電話帳に、今日はじめてトモダチの番号が増えた。
(,,; Д)「―‐ぐっ」
体が悲鳴を上げるのを、無理やり押さえつける。
駄目だ。今だけは……今だけは倒れるわけにはいかなかった。
( ‐∀・)「いい加減にあきらめたらどうだい?
『真夜中』は誰も拒まない。それが、たとえ君のような救いようのない愚か者でもね」
俺が生まれるずっと昔、この世界には昼と夜があったという。
空には太陽と月というものがあり、交代で世界を照らしていた。
それを奪ったのは、目の前に立つこの男――宵闇の化身。
決して明けない真夜中の世界を作り出した、元凶。
(,,‐Д‐)「俺は、『太陽』を手に入れる。
それが、俺がしぃにしてやれる唯一の償いだ」
俺自身の血で濡れる剣を、握りしめる。
血が流れ過ぎてかすむ視界を、目の前で高らかに笑う男へと向ける。
( ・∀・)「では僕は、君に永遠の夜を与えてあげよう」
(,,#゚Д゚)「永遠の夜に沈むのは貴様だっ、モララーっ!!!」
手にした剣を掲げ、俺は駆けだした。
漆黒の空の向こうで流れ星が落ちるのが、見えた。