ドクオはソーサリアンのようです ソーサリの4
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> ドクオはソーサリアンのようです <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
+ ('∀`)/
<( ( +
/ + <ω\ \
▲_ | ̄ ̄| _▲
□ | | □
ソーサリの4「俺氏と仲間たち、やっと最初の迷宮に行く」
――やっとすべての準備が終わり……
⌒ヽ r ⌒ヽ 、 _ ,ノ
, '⌒ヽ ( ⌒ヽ/ l \ , '⌒ヽ ´ ⌒ヽ
) ( ) i ヽ( )
⌒ヽ '⌒ /⌒ヽ '⌒\ ⌒ヽ ⌒ヽ
⌒ヽ Y ( ( ⌒ヽ 、 ⌒Y
; ;
; ; ;
_, ._ ワロス草っていくらでも生えてくるなー
(;'A`) . .
○={=}〇, ; .'´ `. ゙ ; `
|:::::::::\,.'.;´," :´,´' . ゙ .` .
.,,.,.,,,.,.,,,.,.,,,.,.,,,.,.,,,.,し,,.,.,`(.@)wwwwwwwwwwwwwww
土曜日の朝、俺はバイトしているワロス草農家で刈り入れの手伝いをしていた。
この刈り入れマシーンの扱いも慣れたもんだ。
(;'A`)「ふー、あっちいな。もう初夏か」
川 ゚ -゚)「迎えに来たぞー」
('A`)「あ、クー姉ちゃん。もうすぐ終わるから待ってて」
川 ゚ -゚)「ほら、ジュース」
('∀`)「お、綾鷹。ありがと」
しばし手を休め、差し入れのワロス草茶を飲んだ。
土手の草むらに腰を下ろした彼女は、膝に頬杖を突いてこっちににやついている。
('A`)=3 うーん、緑茶うまい!
7 日ぅ
川 ゚ー゚)「元ニートなんて嘘でしょ?」
(;'A`)「ほんとだってば。うっかりネトゲにハマっちゃってさー」
川 ゚ -゚)「そんなに面白いの、あれ?」
('A`)「まあ何て言うか、俺、学校じゃ友達もいなかったし。
そんな時だから、何かこう……ネトゲが心の隙間にジャストフィットした感じで」
川 ゚ -゚)「そっか」
クー姉ちゃんはため息をついた。
川 ゚ -゚)「やっぱ男の子だよね」
('A`)「え?」
川 ゚ -゚)「わたしはダメだった」
('A`)「?」
川 ゚ -゚)「誰も来てくれなかったら、きっと部屋から出られなかった」
(;'A`)「いや、俺はカーチャンがラッパーになったり色々あったし……」
川*゚ ー゚)「ほんとに感謝してるんだよ、ドクオくん。もちろんブーンやツンちゃんにも」
('A`)
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> フ……フオオオオオオ!! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
∩ ∩
~| ∪ | (´´
ノ ノ (´⌒(´
((つ ノ⊃≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
 ̄ ̄ ̄(´⌒(´⌒;;
Σ川;゚ -゚)「なっ……何?! どしたの?!」
(´;;
('A` )⌒ヽ (´⌒(´
U‐U^(,,⊃' ... (´⌒(´⌒;;
ポ ポ
ン ('A`) . ン
(´;) U,U )~ (;;).
(´)~(⌒;;UU (´ )...~⌒(`)
(*'A`)「これがワイの照れ隠しや」
川 ゚ -゚)(照れ隠しに顔面からヘッドスライディングするやつ初めて見た)
川 ゚ -゚)「じゃ、先に協会に行ってるから」
('A`)「俺もすぐ行くよ。お茶ごっそさん」
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いったん家に帰って身支度を整え、待ち合わせ場所のソーサリアン協会に急いだ。
('A`)「よう」
( ^ω^)「お、来たお」
ξ ゚⊿゚)ξ「おはー」
川 ゚ -゚)「よし、そろったな。行こう!」
電車を乗り継いで俺にとって因縁の地、灰色の迷宮の入り口へとたどりついた。
ξ*゚⊿゚)ξ「ウフフ、先輩の分のお弁当作ってきちゃった!」
( ^ω^)「お、甘いたまご焼き入ってるかお」
ξ*゚⊿゚)ξ「ロンモチです。あっまいやつですよ~」
(#'A`)、ペッ「イチャついてんじゃない!」
川 ゚ -゚)「それじゃ、役割分担を改めておこうか!」
,.へ
___ ム i
「 ヒ_i〉 ゝ 〈
ト ノ iニ(()
i { | ヽ
i i ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ i }
| i / / \ 丶 {、 λ ドクオ
ト-┤. │ /\ .| ,ノ  ̄ ,!
i ゝ、_ | / ̄ ̄\ | ,. '´ハ ,!
. ヽ、 `` 、,__ \ / " \ ヽ/
\ノ ノ ハ ̄r/:::r―--―/::7 ノ /
ヽ. ヽ::〈; . '::. :' |::/ / ,. "
`ー 、 \ヽ::. ;:::|/ r'"
/ ̄二二二二二二二二二二二二二二二二ヽ
| 答 | すでに三回死亡 │|
\_二二二二二二二二二二二二二二二二ノ
勇者系
物理攻撃・魔法両方をバランス良くこなすが勇者のお約束で序盤は死にまくる(ソースはドラクエ3)。
ワロス草農家での経験から薬草を調合することが出来る。
母子家庭な上、カーチャンがある日突然出て行ったりとなかなかの苦労人。
.__.
.,-'''~ yヽ
/, ,-─'-' /⌒\
// / (^ω^ .)
/./ |_,-、.,r─、__/,.ノ !、
( (_,,, ;' .,..,..)i´--~、" ., !,. )''-、 ブーン
`、,_ .,,,.. !、 l. l,, '''´ )_
~"'''-,,,,,-'''''--''ヽ/ |, ~ V'';,/,;: ヽ
i─-,,,__,/ '' l ノ / ;: l
"l | / ヽ' i
'i、,,_ _,,|'' ノ >- 'l
.|-,,,, l゙'' < ( |
|- ''- 、 ヽ l, ゙!
l'' :;: l l __|,;: ,!
/ :;: ノ;:: ノ .i'mm,ノ
戦士系
物理攻撃・防御が圧倒的に高い脳筋。
VIT(筋力)に優れた力持ちで、重いドアも軽々開けられる。
ドクオの従兄弟で隠れリア充。
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┌‐/ゝ‐'" ``ソヽr-k=┐
|/ 、 レ,|__|
/ ,ィ | ヽ ┌‐┴─┐
| X_/ 人_,゛、 , | |
| / /_、/ ,=_|!、 ./└=キ==
゙、 | i|イf;゚i ´f;゚iT,. ,r-、| | ツン
i\|i ´r  ̄〃ノ,} ,|/|──┐
ヽ! ヘ、 _ ./K='". └===、
└=ヽ、`_,. -‐イ,ヽ-i |__|
.└==ィi|-‐'"´/! 了>、!二コ
|,r‐'"|/:;| ./ |// _,.-\コ
|,./ レ;〈∨ / / / |=、
|>:;:;イ:;Y、ー,/ / | | |ラ、
/:;:;:;/イ:;:;:i >i | \! ゙、/〃
i ヽ´| /` | | ヾ! ゝ
人 ヽ! | | ,| |
{ } |i ,.--i、 ヽヽ / |
/ | |i i ̄ \ ヽY"- {
盗賊系
DEX(器用さ)が高く罠の解除に長け、モンスター・アイテムの識別もできる。
ブーンにホレている。
美少女だが職業選択の際に迷いなく泥棒を選択するなど、倫理観が若干狂っている。
,.. -‐…== .
イ .:/ . .:, .:., 、
,' .::/ .:.:/ .::/ i:.、:i: \
〃 / .:/.:/i:. .::,'l:. .:/:ハ:..い.ハ:.` `、
. / ' .:' :7:メ、/ l:.:/:/}.:}:l:..:i:.:}ハ‘,:.
′. .:i:.:/ .::i/}.::/ |:.::/ j/´lナナ/..:i .i{.ハ
ii : .:.:|/ .::芹芙ミ.j/ l/l/ . .:!.:iI.::}
|l : .:.:| .:V。.:!i^ fi汗vi .: :l.:iⅣ クー
. !: .: :| .:|とうノ うノ_ノ| .: :|.:リ′
;: .:. :| i:..:|'"゙ "゙ | .: :|/
. : :. :.::|:. l:..:| 人. :il
:. .:.:|:. li :|、 - . :个i:i :i|
: :. .::|:. ll.:l `=‥ー-r‐< .::i| l:l :i|
i:./.:.:|:. ll.:| | .:i .:i : l| l:l.:リ:.
l/ .:.::li:.ll.:|\___| .:ll.:l : ll l:〃:. :.
厶:‐=ル:ll.:| . :\/\〉:リ=l-:jl lf′: :. :..
/´ヽ:. . }}l :| . .: .:.ヽ. }l{: .:.: :|i:l:|\: : . : :. .
/.;:;..,. : .:.: .リ以:. . : :.:.:V八: : :.jりj:. .:`、: : .: :. :. :.. .
. / .;:.;: ;:. .`、: :. .: .::.: .: .:. : `、ノ:. : :.:.lリ:. ./:}: : : .: .: :. : : :. : .. ..
賢者から戦士に転職した系
攻撃・補助・回復魔法を使いこなし物理的な攻守にも長けた万能タイプ。
ソーサリアン部の部長で常に沈着冷静だが、ホレた相手を前にするとパニックを起こし嘔吐する。
AAではアレだが実際には眼鏡をかけている。
(;'A`)「……男側のAAひどくね?」
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> (*゚ー゚)解説 <
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はいいろのダンジョン おさらい
迷宮造りの天才アントロノフは死ぬ前に巨大な迷宮を作り、中に多くの謎を残した。
その後、中に住み着いたモンスターは、迷宮からあふれ人を襲い出した。
謎を解き迷宮を封印するのだ!
もっとも簡単なクエストになるでしょう。
ただしこのゲームはダンジョンがけっこう複雑な作りで、方向オンチはあっという間に迷子になります。
攻略サイトのマップを見ながら進むといいでしょう。
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川 ゚ o゚)「すーはーすーはー」
川 ゚∀゚)「おお、このカビくさい湿った空気! 罠とモンスターのニオイ! 最高!」
ξ;゚⊿゚)ξ「テンション高いわねー先輩」
( ^ω^)「冒険はあいつの生き甲斐なんだお」
(;'A`)「俺にとっちゃ死にまくった場所だが……とりあえずどうするんだ?」
川 ゚ -゚)「一番戦闘力の高いブーンを先頭に進もう。ただし初見のドアをくぐる時はツンと交代だ」
ξ ゚⊿゚)ξ「あたし?」
川 ゚ -゚)「ドアに罠があることが多いんだ。解除は頼むぞ」
ξ ゚⊿゚)ξ「おっけー」
( ^ω^)「んじゃ、先頭は任せとけお。戦闘力高いだけに」
('A`) ξ ゚⊿゚)ξ 川 ゚ -゚)
( ^ω^)「すまんかった」
川 ゚ -゚)「気を取り直して、進む前に……」
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> ADD TO LIFEの魔法! <
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。*・*。 。*・*。 。*・。
*。。* *。。* |
∩
―≡ 川 ゚ -゚)
―= (つ ノ
―≡ ( ⌒)
―= c し′

ξ*゚⊿゚)ξ「あっ、最大HPが倍になってる!」
川 ゚ -゚)「まあ、このダンジョンでこんなにHPはいらないと思うけど一応ね」
( ゚ω゚)「よっしゃあ、体力もみなぎってるし行くお!!」
(゚A゚)「あのおっぱい受付に制裁を加える時は近いぞ!!」
川 ゚ -゚)「とりあえずそこいらの扉に入ってみようか……む、重いドアだな」
( ^ω^)「僕に任せるお! アバカム(物理)!」
/: .: .: .: .: . : ./ _,,.-‐''" / / / ̄|| |: .: .: .: .
/: .: .: .: .: .: . _,,.-‐'': : : : : 三 二 ニ ― / || | ̄|| | || | || |: .: .: .: .
/: .: .: .: .: .: .//:: : : : : : : : / / 三 二/ || ― | || |_|| |_|| |: .: .: .: .
/: .: .: .: .: .: .//: : : : : : : : / / / || | || .| |: .: .: .: .: .
/: .: .: .: .: .: .//: : : : ヽヾ`;;:} 三 二 ニ ― /__|| .| || .| |: .: .: .: .: .
/: .: .: .: .: .: .//: : : : Z::::Z,,, / / = ̄ .|_|| 三 二 ニ ―: .: .: .
/: .: .: .: .: .: .// : : : : <:::::::ヽ:::>' _ l || ̄|| .: .: .:
/: .: .: 三 二 ニ ― : : <:::::/ ̄, |_|| / // .: .: .
_/: .: .: .: .: .: .//: : : : : Z:::::{ l / // .: .: .
/ : .: .: . : .: .:,'/: : _,,.-‐>::::::ヽ __/ //.: .: .: .: .
: .: .: .: . : .: //_,,.-‐''": Z:::::}ヽ、::::{、 |___// .: .: .: .: .
: .: .: .: . : .://: : : : ノ/ /ー/ヽ | |: .: .: .: .: .
: .: .: .: . : // : : : : : : / / | |: .: .: .: .: .
: .: .: .: .: ,'/ : : : : : : : ./ / | |: .: .: .: .: .
: .: .: . : .:l | : : ―二: : ./ / | |: .: .: .: .: .: .
: .: .: . : .{ l: : : : : : : { { | |: .: .: .: .: .: .: .
: .: .: . : .| |: : : : : : : | | | |: .: .: .: .: .: .

_ i'i,,,/7-、,_
ヾ、゙ヽ ゙' '/彡
=ミ ,、、_i i,L,_'゙=i-、
./'゙彡r|, ニt /-ミ' ゙l, コンチワーッス
,,/ .,゙''i、l'=''(・)j)ノ゙ i i、_
'1--、| l,゙l'rェェ,.l゙j゙./゙⌒ヽミ
l゙i i .n i;ヽヾ'=|'゙/゙/i゙/!j゙!ji゙
Yt'‐リ゙'゙´ ゙ヽ‐|'゙ ´゙゙.i、,_ノ
.|N'゙rエニニlニコニニ'l、,
r'゙´`゙'=;、,,、,、---、ゞ'゙ ゙ゝ
ヽ,_r゙'L,_ `゙'>゙`〉
r‐'''゙ _,) i‐'゙ ぐ_
.゙ヾ-'゙ ゙\ 、ろ
゙ー゙´
(;'A`)「出たああああ出た出た出た、何あれ!?」
川 ゚ -゚)「ツンちゃん、道場で学んだモンスター識別スキルを見せてくれ」
ξ ゚⊿゚)ξ「任せといて!」
ξ<●>⊿<●>)ξクワッ
(;'A`)「ひいっ?! こ、怖っ」
ξ ゚⊿゚)ξ「あれはグールよ。腐った死体で、ゾンビの仲間みたいな」
i、l'=''(・)j)ノ゙「おお、男子が二人も……あの太った方が攻めで貧相な方が受けかしら」
(;^ω^)「別の意味でも腐ってやがる……」
川 ゚ -゚)「みんな! 今こそ老年になるまで労働しまくり道場に通いまくった成果を見せるときだ!」
(#^ω^)「ふおおお! 漁で鍛えたこの投網アタックを食らえ!」
(#'A`)「農家で耕しまくったこのクワテクを見ろ!」
ババ バババ ババババ
バババ ババ バババ
バ川 ゚ -゚) ∧_∧ ('A`)
ξ ゚⊿゚)ξ=つ≡つ);;)ω(;;(⊂≡⊂=(^ω^ )
(っ ≡つ=つ (っ ⊂) ⊂=⊂≡ ⊂)
/ ) バ∧_∧| x |∧_∧ バ ( \
( / ̄∪バ ( ´・) ∪ ̄∪(・` )ババ ∪ ̄\ )
ババババ/ ) バババ ( \ ババババ
バババ `u-u'. バババ ババ `u-u'
i、l'=''(・)j)ノ゙「死にましたwwwwwww最初から死んでるけどwwwwwwwwww」
( ゚ω゚)「勝利だお! イヤッハーー!!」
(;'A`)(下の二人は誰なんだよ……)


川 ゚ -゚)「んー、開かないな」
('A`)「色の違う地面とか、何か思わせぶりなものもあるけど……なんかヒントないかな」
( ^ω^)「あっちのほうに行ってみるお」
ξ ゚⊿゚)ξ「ん、見て! 誰かいる」
_ ∩
( ゚∀゚)彡
( ⊂彡
| |
し ⌒J

_
( ゚∀゚)「お待ちなさい。あなたがたもこの迷宮に挑戦しに来」
ババ バババ ババババ
バババ ババ バババ
バ川 ゚ -゚) ∧_∧ ('A`)
ξ ゚⊿゚)ξ=つ≡つ);;)ω(;;(⊂≡⊂=(^ω^ )
(っ ≡つ=つ (っ ⊂) ⊂=⊂≡ ⊂)
/ ) バ∧_∧| x |∧_∧ バ ( \
( / ̄∪バ ( ´・) ∪ ̄∪(・` )ババ ∪ ̄\ )
ババババ/ ) バババ ( \ ババババ
バババ `u-u'. バババ ババ `u-u'
_
(;;);∀;)「いきなり何すんだゴルァア!!」
(;'A`)「ん!? ちょっと待てみんな、グールじゃないぞこいつ」
( ^ω^)「人間だお!」
_
( ゚∀゚)「フルボッコにする前に気付いて欲しかった」
_
( ゚∀゚)「わたしの名はジョルジュ。アントロノフの孫です。
祖父のダンジョンを封印するために来ました」
川 ゚ -゚)「わたしたちはソーサリアン。あんたと同じく、協会の仕事でこのダンジョンを封印しに来たんだ」
_
( ゚∀゚)「なんと、今日はこれで三組目ですぞ」
ξ ゚⊿゚)ξ「へ? あたしたち以外にも来てるの?」
_
( ゚∀゚)「はい。そのうち奥で会うかもね」
川;゚ -゚)「他の学校の奴らかな? まずいぞ、先を越される」
_
( ゚∀゚)「えーっとそれでアレだ、このダンジョンを封印するには〝けんじゃのかぎ〟が必要なのだ。
んで、それを手に入れるには〝狂気の盾〟〝悪夢の鎧〟〝魔性の剣〟の三つがいる」
('A`)「実にイカす厨二ネームだけど、それらはいったいどこに?」
_
( ゚∀゚)「うむ、ダンジョンの奥にあるようだ。これを持って行きなさい」

┌、、+
, -―-l、_) +
((__))
`''ー―´
ξ*゚⊿゚)ξ「わー、キレイな指輪!」
_
( ゚∀゚)「それがあればドアを開けたり仕掛けを動かしたり出来るはずだ」
川 ゚ -゚)「ありがと」
∩ _ ∩
ミ( ゚∀゚) 彡 何かあったらここまで戻って来なさい、ヒントやるぞヒント!
ミ⊃∩⊂彡
ミ |⊂ つ| 彡
し ∪J
ミ彡
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('∀`)「おお、扉が開いたぞ! こりゃ便利」
( ^ω^)「いいものをもらったお」
川 ゚ -゚)「詰まったらいったん戻ってあの人からヒントをもらおう。さあ、これからが本番だ!」
ξ*゚ー゚)ξ「いえーい、頑張るぞー!」
――それから俺たちはわんわんおの頭をしたやつ(コボルド)と戦ったり……

_
/ jjjj _
/ タ {!!! _ ヽ、
,/ ノ ~ `、 \ _
`、 `ヽ. , ‐'` ノ / `j
_ \ `ヽ▼・ェ・▼" .ノ/ / /`ー'
▼・ェ・▼  ̄"⌒ヽ `、ヽ. ``Y" r ' 〈 `ヽ
/ ) ヽ' / 、 `、 i. 、 ¥ ノ `、 ヽ
γ --‐ ' λ. ; `、` -‐´;`ー.イ 〉 ▼・ェ・▼ ,-、、
f 、 ヾ / ) i 彡 i ミ/ / ノ  ̄⌒ヽ 「 〉
! ノヽ、._, '`"/ _,. '" } { ノ ' L `ヽ./ /
|  ̄`ー-`ヽ 〈 < _ ヽ. / `\ / , ' ノ\ ´ /
!、__,,, l ,\_,ソ ノ / /ヽ、 ヽ. ( ∠_ ヽ、_, '
〈'_,/ / / / ノ ヽ. ) i 、 ヽ
(;'A`)「数多すぎるぅ!!」
(#^ω^)つ≡つ「ふおおお! 食らえ食らえ食らえ――!!」
――罠にハマったり……
ξ;゚⊿゚)ξ「あっ、ヤバ! 解除失敗!」
',) (、;.
.;ヽ, <,、 シャッキイィ―z,_ンッ!
、ノ (、
,;,) ('、'
;.、人,ノ <,人,ノ',.; あばばはばばば!!
;.,,) (,;
:、) ヽξ >⊿<)ξ (,
;;、') ( ) ('
;.、') ノノ (',.:;

(;'A`)ξ -⊿-)ξ (;^ω^)
ノ つ ノ o───―( う_0
ズズズ…(ノ し' ヽニニフ (ノ し'
(;^ω^)「自分で歩いてくれお!」
ξ -⊿-)ξ「だるくて無理でーす」
――落っこちたり……

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――落っこちたり……

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~ヽヽ__...ミミミミ::::ノ::::| ̄ヽ │ 〈〈
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――落っこちたりした。

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(;'A`)「落っこちすぎだろ! 毎回最初に着地して全員のクッションになるブーンの身にもなれ」
( ^ ω ^ )「平気だお。若干潰れたけど」
ξ*゚⊿゚)ξ「ウフフ、先輩に三回も抱きとめられちゃった!」
とまあ色々あったが、狂気の盾・悪夢の鎧・魔性の剣の三つを何とか見つけ出すことが出来た。



川 ゚ -゚)「これで三つの武具が揃ったぞ」
川 ゚∀゚)「フフフ……ボスの気配がして来たぜ! おお、wktk! wktkだ!」
(:::::::::::)「おっとおっと、待った甲斐があったぜ!」
('A`)「ん!?」
川;゚ -゚)「む!! この声は……!?」
どこからかした女の声に振り返ると、そこには……
つ づ く
\________ _____/
)ノ
殺伐としたスレに素直キュートちゃんが!
______
|←樹海|
. ̄.|| ̄ ┗(^ω^ )┓三 しょうゆ おいしいです
|| ┏┗ 三
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_人人人人_
> ドクオ <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄
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