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415 : ◆OwJQwsENTI :2006/03/08(水) 10:24:10.46 ID:lCKUkdSA0
コンコン
ふいに院長室のドアをノックする音がした
ドクオは途端に昔に遡っていた意識を現在に戻した
('A`)「入りたまえ」
( ゚∀゚)「失礼します」
ドアを開けて中に入ってきたのはジョルジュ医師だった
( ゚∀゚)「ちょっと宜しいでしょうか?」
('A`)「ああ、構わない
なんだ?」
( ゚∀゚)「トウシツで入院しているブーン君の件なのですが・・・」
418 : ◆OwJQwsENTI :2006/03/08(水) 10:29:52.74 ID:lCKUkdSA0
('A`)「ああ、2035室の・・・
彼がどうかしたのか?」
( ゚∀゚)「少し気になることがあったので、彼の治療経過を調べたんです
すると腑に落ちない点がありまして・・・」
('A`)「何?
どういうことだ?」
( ゚∀゚)「彼の主治医は確か診療部長でしたよね?」
('A`)「そうだ
彼には診療部長を直接担当させている」
( ゚∀゚)「どうもカルテ書かれている内容と異なる薬が投与されている可能性があるような気がします」
('A`)「なんだと?」
423 : ◆OwJQwsENTI :2006/03/08(水) 10:33:16.43 ID:lCKUkdSA0
( ゚∀゚)「あくまで私の推測なので、断定はできなせんが誰かがカルテに記載されている
内容とは異なった処置を独自の判断で施しているのではないかと・・・」
('A`)「まさか・・・
そんなことが・・・」
( ゚∀゚)「わかりません
まだ確証も何も出ていません
しかし、何やら違和感を感じるのです」
('A`)「ふむ・・・」
ドクオ院長は考え込んだ
( ゚∀゚)「誰が何をしたのか、それは分かりません
いかんせんまだ着手したばかりですから・・・」
427 : ◆OwJQwsENTI :2006/03/08(水) 10:37:52.33 ID:lCKUkdSA0
('A`)「そうか・・・
わかった」
( ゚∀゚)「どうしましょうか?」
('A`)「私としては身内にそのような事をする者がいるとは考えたくないが、万一の事が起きてしまって
からでは手遅れになる
そのまま、引き続き調べてみてくれ」
( ゚∀゚)「わかりました
では、そのように致します」
ジョルジュ医師はドクオ院長に一礼してから院長室を出て行った
('A`)(まさか、そんなことをしている者がこの病院にいるというのか・・・
私はスタッフ達を信頼している
疑いたくはないが・・・)
ドクオ院長はスタッフ達一人一人の顔を思い浮かべた
第9部 完
432 : ◆OwJQwsENTI :2006/03/08(水) 10:40:10.93 ID:lCKUkdSA0
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アメイジング・グレイス
ヘイリー
(ヽ^ω^)ブーンが精神病になったようです 第十部 第五十六話
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