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791 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/18(土) 22:32:29.86 ID:ZW9sUWNG0
J(‘ー`)し「・・・」
母は目を覚ました
(゚∞゚)「お気がつかれましたな」
J(‘ー`)し「先生・・・
私はどれくらい寝ていましたか?」
(゚∞゚)「だいぶ寝られてましたよ
かなりお疲れだったんでしょうな」
母は自分の体が楽になっていることに気がついた
(゚∞゚)「ひとまず熱が下がってよかったです
長期間の高熱は命にかかわりますからな」
J(‘ー`)し「・・・なんだかずいぶん喉が渇いてます」
796 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/18(土) 22:36:24.42 ID:ZW9sUWNG0
(゚∞゚)「そりゃそうでしょうなー
今、水を持ってきましょう」
老医師は、そう言って病室を出て行った
J(‘ー`)し(長い夢を見ていたような気がするわ・・・
なんだかとても懐かしくて、そして哀しい夢だったような・・・)
母の左手には相変わらず点滴が打たれたままであった
J(‘ー`)し(ブーンはどうしているのかしら・・・)
母はブーンがどうしているかのか気になった
797 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/18(土) 22:38:51.27 ID:ZW9sUWNG0
J(‘ー`)し(アナタ・・・
アナタが死んで、もう何年になるのかしら・・・
私は頑張ってこれましたか・・・)
母は父の顔を思い浮かべた
父の顔はまだ若く、元気だった
J(‘ー`)し(今の私を見たら、アナタはなんて言うでしょうね・・・)
800 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/18(土) 22:48:22.28 ID:ZW9sUWNG0
(゚∞゚)「おもちしましたぞ」
老医師は水の入ったコップを母に差し出した
J(‘ー`)し「すいません」
母は上半身を起こし、水を受け取った
(゚∞゚)「そういえばまだ私の名前を言ってませんでしたな
私はペーと言います」
J(‘ー`)し「ペー先生ですね」
(゚∞゚)「そう呼んで頂けるといいですね」
ペー医師は笑った
809 : ◆vUsDOjbm1w :2006/02/18(土) 23:02:09.68 ID:ZW9sUWNG0
(゚∞゚)「さて、アナタの結核の治療に関してですが・・・」
J(‘ー`)し「はい」
(゚∞゚)「とにかく最後まで諦めずに、頑張っていきましょう」
J(‘ー`)し「わかりました」
(゚∞゚)「一番の薬は笑うことですよ
いつもにこやかにほがらかにしていれば必ずよくなりますよ」
そういうとペー医師はにっこりと笑ってみせた
J(‘ー`)し「ふふふ
わかりました」
母も笑顔で返事をした
(ヽ゚ω゚)ブーンが精神病になったようです 第四部 第三十話
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