143 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:03:18 ID:zyBmZeNYO
ありがたいまとめ様
http://eksr.blog115.fc2.com/blog-category-3.html?cr=36bf2c98e9476bab3851146d0fe27fbc
( ・∀・)と六つの銃弾のようです
第六話
:再会
144 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:03:52 ID:zyBmZeNYO
一の弾
???
モデル:?
能力:?
兵装:?
二の弾
ζ(V)゚ ゚(V)
モデル:蠍
能力:有機物の隷属
兵装:アスモ・チェーン
三の弾
( Φ ..Φ)
モデル:蛇
能力:エネルギー操作
兵装:レヴィアタン・スタッフ
145 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:04:22 ID:zyBmZeNYO
四の弾
???
モデル:?
能力:?
兵装:?
五の弾
???
モデル:?
能力:?
兵装:?
六の弾
???
モデル:?
能力:?
兵装:?
147 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:05:50 ID:zyBmZeNYO
ロシアンルーレット最後の一発。
第六の銃弾が発射された。
光の粒となったリボルバーがモララーの顔と手に集まる。
|::━◎┥「…。」
光の鎧に包まれたロマネスクは、南門に立ったまま変化を見続ける。
それは騎士道からなのか、舐めているのか。
それとも、敵の出現を喜んでいるのか。
148 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:07:42 ID:zyBmZeNYO
光が収まり、モララーの姿が視認できた。
( `(11)´)
豚のような仮面を付け、手には肘まで覆う黒いグローブを携えている。
瞬間、モララーがロマネスクに手をむけた。
|::━◎┥「!?」
百戦錬磨のロマネスクの勘が警鐘を鳴らした。
( `(11)´)「…ベルゼ・ホール。」
言葉と共に、掌からビー玉大の黒い球が打ち出される。
149 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:09:23 ID:zyBmZeNYO
(;∵)「ヒッ!?」
真っ直ぐ飛び出した球体は、ロマネスクのいた地点に着弾した。
すぐ近くにいた兵が素っ頓狂な声を上げる。
その時、自身の勘を信じたロマネスクはすでに上空三十メートルまで退避していた。
(;∵)「何だ今の黒い」
着弾地点を中心に、南門全てを覆うほどの巨大な球状の闇が出現した。
兵士が出そうとした言葉は、声の主ごと闇に飲み込まれてしまった。
150 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:12:19 ID:zyBmZeNYO
|::━◎┥「球…?
いや、何であるか?これは…。」
初めは球状かと思ったが、全体が黒一色。球体であれば色の濃淡で立体感があるが、これは光すら反射していない。
まるで平たく薄い円が広がっているように見える。
まさしく、闇。
突風が起こしながら巨大な闇が小さくなりつつ消え去った時、そこには何もなかった。
兵士も南門も。
先ほどの円をなぞるようになにもかもが『消えた』。
151 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:17:36 ID:zyBmZeNYO
( `(11)´)「降りてこいよ。アンタも『喰って』やる。」
同時に、ロマネスクに黒い球の段幕が迫る。
ロマネスクは球かわしながら距離を詰める。
先ほどまでロマネスクがいた場所を振り返ると、一人飲み込めるか飲み込めないか程度の闇が出現していた。
|::━◎┥「サイズさえ気にしなければ連射も可能、か。」
152 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:19:04 ID:zyBmZeNYO
空気が消え去ったことによっていくつもの突風が起き、乱気流を作り出していた。
ロマネスクは空気の荒波をもろともせず突き進む。
モララーまで残り数十メートル。
確実に斬撃が当たる範囲だ。
|::━◎┥「喰らうがいい!!」
伸ばした光の剣が横薙ぎにモララーを襲う。
( `(11)´)「…ムダだよ。」
モララーに剣が届く直前、軌道上に手がかざされる。
154 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:21:22 ID:zyBmZeNYO
掌から球状の闇が生み出される。
光の剣の闇を通った部分が欠損し、切っ先を失った剣は空を切った。
|::━◎┥「ふむ。吾が輩でも切り裂けないであるか。」
( `(11)´)「ムダだって言ったじゃん。
お年で耳が遠くなっちゃった?」
|::━◎┥「ならば、これはどうであるか?」
光の剣が砕け、モララーの周りに散らばる。
一つ一つの粒が刃を形作り、切っ先を向けた。
155 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:22:47 ID:zyBmZeNYO
|::━◎┥「逃げ場など無いぞ。
さぁどうする?」
(;`(11)´)「くっ!」
前後左右、上からも刃がモララーを狙う。
モララーの左手は、怪我のせいでだらしなくぶら下がっている。
逃げ道は無く、避ける事も適わない。
右手一本で捌き切れる量でもない。
|::━◎┥「行け。」
何ともなしに吐かれた言葉を合図に、全ての刃が襲いかかる。
それと同時にモララーが右手を広げて回転した。
157 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:24:24 ID:zyBmZeNYO
(;`(11)´)「ホール・ウォール!」
モララーを包み込むように半球が現れ、刃が全て飲み込まれた。
闇がシャボン玉が割れるように消えた時、ロマネスクは庭園中心に移動していた。
|::━◎┥「よく反応したである。
なかなか良い能力であるな。」
( `(11)´)「そちらこそ。
焦ったよ。」
|::━◎┥「あの程度でビビるとは。
肝っ玉が小さいである。」
( `(11)´)「なら、これはどう?」
モララーが再び手をかざす。
158 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:25:42 ID:zyBmZeNYO
その手が狙うは、ロマネスクのはるか上。
掌からは白い球体が二つ、吐き出される。
ロマネスクの真上まで来た時、それは起こった。
( `(11)´)「リバース。」
下側にあった白い球体から、喰い取られた南門が瓦礫となって出現した。
直後に、残りの球が飲み込んでいた空気を一気に放出。南門が砕ける。
瓦礫がスピードを持ってロマネスクに飛来した。
159 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:26:42 ID:zyBmZeNYO
瓦礫を切り裂こうと剣を構えた時、殺気を感じた。
( `(11)´)「サービスだよ。オマケ付けたげる。」
|::━◎┥「!」
黒いグローブがロマネスクへ向けられる。
掌には白い円。
そこから次々と光の刃が撃ち出される。
|::━◎┥(吾が輩の刃か!)
相当な物量で襲いかかる瓦礫。
高速で迫る光の刃。
161 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:28:45 ID:zyBmZeNYO
|:#━◎┥「おおおおおおっ!!!!!!」
ロマネスクが雄叫びを上げる。
鎧が一際輝いたかと思うと、彼を中心に光の柱が青天井に向けて放出された。
光が瓦礫と刃をいとも簡単に消し去る。
力の奔流は、瓦礫が止むまで続いた。
|::━◎┥「ふむ。万物を消去、吸収し、吐き出す能力か。
喰って吐くとは、いささか下品であるな。
便利ではあるが。」
光が消え、のんびりとロマネスクは解析を始めた。
162 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:30:13 ID:zyBmZeNYO
( `(11)´)「見りゃわかんでしょ。
アンタのほどムダな防御とる必要もないし。」
|::━◎┥「先程の光の柱であるか?
あんな程度の光、何百発でも撃てるぞ?」
ロマネスクは光をエネルギーに闘う。
確かに、光の柱は膨大なエネルギーを使う。
彼が余裕を持っているのは、放出した直後に補給が済んでいるからだ。
何を補給したのか?
163 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:31:24 ID:zyBmZeNYO
それは、降り注ぐ太陽光。
また、吸収した光エネルギーを変換し、スタミナを充填する事も出来る。
夜であろうとも、松明や月明かりすらエネルギーに変える。
底の存在しないエネルギー。
光に追いつくスピード。
防御ごと叩き切るパワー。
これこそが、ロマネスクの最強たる由縁だ。
164 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:32:37 ID:zyBmZeNYO
だが、モララーも負けてはいない。
|::━◎┥「硬さや性質を無視した防御不可の攻撃。
全てを飲み込む防御壁。
遠距離に飛ばしたり、近距離で振り回せる便利さ。
バランスの取れた能力であるな。」
( `(11)´)「誉めてくれるんだ。
そこまで言うなら降参すれば?」
それでもロマネスクは不敵な笑みを浮かべる。
|::━◎┥「そんなバカな。
…弱点を見つけておいて、降参するわけがなかろう。」
166 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:34:13 ID:zyBmZeNYO
( `(11)´)「ハッタリはいいよ。
弱点突かれる前に、体中穴だらけに喰い殺してやるよ。」
|::━◎┥「ハッタリかどうか、自分で確かめろ。」
最強同士の二合目が始まった。
先に動いたのはロマネスク。
モララーへ剣の切っ先を向け、光の速度で剣を伸ばす。
167 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:35:26 ID:zyBmZeNYO
モララーは剣の角度から予想し、またも軌道上に闇を広げ回避する。
そのまま黒い球を散弾銃のようにバラまく。
当然、ロマネスクは全て余裕を持ってかわす。
段幕を一旦止め、初撃のような巨大な闇を産みだそうと力を貯める。
その隙をロマネスクが見逃すわけがない。
|::━◎┥「行け。」
数百本の刃がモララー目掛けて飛ぶ。
168 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:38:29 ID:zyBmZeNYO
壁のように高密度に敷き詰められた刃がモララーを襲う。
( `(11)´)「チッ。」
力を貯める事を諦め、自分より少し大きめの球体を作り刃を飲み込む。
|::━◎┥「ほれ。もういっちょ。」
目の前に出現したロマネスクが、刃のドームを作る。
|::━◎┥「行け。」
( `(11)´)「ホール・ウォール。」
再び半球を展開し、攻撃を無効化する。
モララーを覆い隠す、絶対防御。
169 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:38:57 ID:zyBmZeNYO
|::━◎┥「それである。」
170 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:40:19 ID:zyBmZeNYO
ロマネスクが光の剣を下に向け、目一杯伸ばす。
そして、モララーを覆う半球を、城ごと
『切り上げた』。
半球の闇が消えると共に、モララーの右腕が地に落ちた。
171 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:41:29 ID:zyBmZeNYO
(;`(11)´)「…なんで…」
|::━◎┥「弱点その一。
防御が全面で無いこと。
あの防御が全面を覆っていれば、足場も消えているはずであろう?」
(;`(11)´)「う…ああああああ!!」
動かない左腕を無理やり振るおうとする。
が、左腕も瞬時に切り落とされる。
両腕の傷跡は、熱によって塞がれ止血されていた。
172 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:42:16 ID:zyBmZeNYO
|::━◎┥「死なせるわけにはいかんのでな。
弱点その二。
認識出来る攻撃にしか対処出来ん。
…今までは貴様の速度に合わせていたに過ぎん。」
これが、決着だった。
174 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:43:18 ID:zyBmZeNYO
両腕を失ったモララーは膝をつき、動かない。
いや、動けないのだろう。
ロマネスクは、途中から彼が一歩も動いていない事に気付いていた。
大天使二人との連戦。
さらに能力の大技を連発していたモララーは満身創痍だった。
ロマネスクがモララーに向かって歩み寄る。
が、その歩みが止まる。
175 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:45:00 ID:zyBmZeNYO
上空から何かが接近してくる。
(、∀,)「…」
ドクオが展望台から真っ逆さまに転落して来た。
十階以上からの落下。
重量に引っ張られ、確実に死ぬ落下速度を出す。
バルコニーに衝突する寸前、ドクオは片手を地に向かって突き出した。
片手には光が集まっている。
176 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:45:37 ID:zyBmZeNYO
そして、「トン」と軽い音を立て、ドクオは逆立ちで二人の間に着地した。
片手を曲げ、軽く跳んで立ち上がる。
ロマネスクとドクオ。二人が対峙した。
177 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:46:30 ID:zyBmZeNYO
( ФωФ)「落下スピードを『殺した』か。
…流石であるな。『死の天使』アズライールの能力は健在か。
十年ぶりだな。ドクオ。」
甲冑の仮面だけ解除し、顔を出したロマネスクが先に口を開いた。
('A`)「そっちこそ元気そうじゃねぇか。
ちょっとは驚けよ『ミーカール』。
この名前で呼ばれんのも久し振りじゃねぇの?」
178 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:48:10 ID:zyBmZeNYO
( ФωФ)「先にブーンに会ったからな。
アイツは相変わらず加減を知らんな。」
('A`)「まぁ元四大天使の仲じゃねぇか。
ジブリール…ダイオードは死んじまったがな。」
簡単に昔の仲間の死を口にだす。
(#ФωФ)「貴様らが殺したのであろう。
復讐など…もう辞めろ…。」
179 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:49:09 ID:zyBmZeNYO
('A`)「オレらは神を殺すまで止まらない。止められない。
…オマエもよくあんな神に仕えてられるな?」
( ФωФ)「…吾が輩には理由がある。
貴様には関係ない。」
ロマネスクの表情に影がさす。
('A`)「…シューのことか?」
ロマネスクがその単語に反応する。
('A`)「お前の事だからそんなこったろうと思ったよ。」
180 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:50:19 ID:zyBmZeNYO
( ФωФ)「…シューのためなら、吾が輩の誇りなど、どうでも良いのである。」
('A`)「君のためなら世界を敵に回しても構わないってやつか?
安全なとこから物言いやがって。」
( ФωФ)「…。」
('A`)「お前が、世界の敵になってどうする。
それでシューが喜ぶんならいいけどよ。」
( ω )「仕方が…無いのである…。」
183 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:51:24 ID:zyBmZeNYO
ドクオがモララーを担ぎ上げ、言う。
('A`)「オレらは決めたんだ。
神を倒すって。
世界を変えるって。」
( ω )「そして、ギコを殺す。か。
貴様のエゴではないか。」
('A`)「あぁ。オレはオレのために復讐する。
だが、お前よかマシだ。」
「自分のためのくせに、人のせいみたいに言い訳するお前よりも。」
184 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:52:05 ID:zyBmZeNYO
ドクオがバルコニーから飛び降りる。
庭園にはいつの間にか霧が充満していた。
「すまねぇな。ロマ。」
庭園に謝罪の言葉が残される。
ロマネスクは、そこから動けずにいた。
185 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:53:15 ID:zyBmZeNYO
霧に包まれた路地を走る。目指すは港。
途中何度か兵と出くわしたが、一人残らず蹴り倒した。
(;∵)「!
来たぞ!包囲だ!」
港に着くと能天使が待機していた。
('A`)「…はぁ。」
飛びかかって来た兵士四人全員の顎を蹴り砕く。
('A`)「死にたくねぇなら下がれ。
来るなら…遠慮無く蹴り殺す。」
186 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:53:47 ID:zyBmZeNYO
腰の引けた兵士を無視し、港を見渡す。
普段並んでいるはずの船が一つも無く、残骸が広がっている。
沖には数隻停泊していた。
ドクオは海に向かって駆け出す。
邪魔だった兵士を蹴り飛ばし、海に飛び込んだ。
187 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:55:21 ID:zyBmZeNYO
(;∵)「なんなんだ…あれは…!?」
兵士は見た。
大きな水泡に包まれた反逆者が、海中を進んでいくのを。
188 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:56:37 ID:zyBmZeNYO
沖に停泊する船の一つに、モララーを抱えたままのドクオが這い上がる。
('A`)「はぁ…モララー。どうだ?」
(; ∀ )「いやっ…ちょっと…
ムリっぽいです…」
('A`)「そんだけの出血量じゃ、死なねえよ。
寝とけ。」
それを聞いたのかどうなのか、モララーは意識を手放した。
幾つかの薬を無理矢理飲ませベッドに転がすと、キセルに火を付けた。
('A`)y―┛~「…遅ぇぞ。」
189 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:57:11 ID:zyBmZeNYO
( ^ω^)「すまんお。魔力込めるのに時間かかったお。」
('A`)「さっさと行くぞ。
ややこしい事になったしな。」
190 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 21:58:06 ID:zyBmZeNYO
その頃、港にロマネスクが到着した。
( ФωФ)「なるほど。行き先はおそらく停泊している船のどれかだ。」
混乱する兵を落ち着かせ、指示を飛ばす。
( ФωФ)「動き出した船の特徴を記録するである。」
(;∵)「ロマネスク様!船に動きが…」
( ФωФ)「なんだと?どれだ?」
(;∵)「それが…」
228 名前: ◆Zb08y4eL/Y[>>191 訂正] 投稿日:2011/01/14(金) 00:27:48 ID:96/E.ooIO
(;∵)「沖に停泊していた船…全てです。」
( ФωФ)「イスラフィール…か…」
ブーンの持つ能力。イスラフィール。
水を操る能力により、全ての船が動かされた。
(;∵)「これではどれに乗っているか…」
( ФωФ)「うむ…やられたであるな。」
192 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 22:00:41 ID:zyBmZeNYO
(;^ω^)「お!?
モララー腕落とされたのかお!?」
船上で、ブーンは驚きの声をあげた。
('A`)「あぁ…ゲヘナ監獄で『流石』を脱獄させる必要が出来た。」
( ^ω^)「流石…『アザゼル』かお。」
('A`)「アイツの能力で、生やしてもらうしかないな…
まぁ物はついでだ。」
193 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/01/13(木) 22:01:13 ID:zyBmZeNYO
船は一路、ゲヘナ監獄を目指す。
続く。
( ・∀・)と六つの銃弾のようです 解説 巻の三( ・∀・)と六つの銃弾のようです 第七話
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