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106 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/04/17(日) 21:56:34 ID:C66oNMnQO [38/61]
( ・∀・)の王国のようです
‐夢二話‐
ぁにじゃの!ぁとらんてぃす☆にっき
・
107 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/04/17(日) 21:57:34 ID:C66oNMnQO [39/61]
アトランティス大陸に到着ぅ(*≧∀・)V
ぁにじゃは今日から調査団護衛日記を付けることにしました☆
行く行くはインターネットに上げて、ブログ本化で出版。
ブログのファンの女の子と出会って、遊んでるうちに意気投合。
「君の体に、僕の記録を残したいんだ。」
そして二人は夜の街に……
なんつって!なんつって!!
やべ涎垂れてきた。
108 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/04/17(日) 21:58:34 ID:C66oNMnQO [40/61]
と言うわけでぇ……
早速1日目!!
ダイビングセットの準備を整ぇてぃた、ぁにじゃ達に考古学者サンが一言!
( ・∀・)「それ、いらないよ~。」
なんと!!
アトランティス大陸は空気のドームに包まれぃたのですΣ(oД0*)
現代文明を超ぇた魔法の力なんだって((;゚0゚;))
これからどんな発見がぁるんだろう!たのしみだなぁ(*^3^)pP
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109 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/04/17(日) 22:00:08 ID:C66oNMnQO [41/61]
四日目
疲れてきたので文体を戻そうと思う。
なんなんだ「ぁにじゃ」って。どう発音するんだ。
初日から4日間、弟者とモララーで食事をとっている。
いけ好かない見た目に反して、モララーは良いヤツだった。
家系や才能を鼻に掛けず、フランクに話しかけてくる。
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110 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/04/17(日) 22:02:05 ID:C66oNMnQO [42/61]
いいヤツを護衛するなら、やりがいがあるし何より楽しい。
今日いつも食後に飲む大量の薬について聞いてみた。
( ・∀・)「趣味だよ、趣味w」
モララーは変態だった。
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111 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/04/17(日) 22:02:21 ID:C66oNMnQO [43/61]
いいヤツを護衛するなら、やりがいがあるし何より楽しい。
今日いつも食後に飲む大量の薬について聞いてみた。
( ・∀・)「趣味だよ、趣味w」
モララーは変態だった。
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112 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/04/17(日) 22:05:07 ID:C66oNMnQO [44/61]
七日目
伝説の大陸は伊達じゃない。
たった一週間で「世紀の発見」が連続した。
あと数百年はこれを超える発見は無いだろう。
定期的に行うライブ中継では、記者が画面の向こうで鼻をフガフガ言わせながらインタビューしてくる。
うるせぇ。一回落ち着け。
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113 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/04/17(日) 22:06:31 ID:C66oNMnQO [45/61]
ただ、モララーの表情は楽観的ではない。
どこか焦っているように見える。
彼自身が欲しがる物はまだ見つかっていないそうだ。
今度、なにが欲しいのか聞いてみよう。
早く見つかるといいな。モララー。
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114 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/04/17(日) 22:08:22 ID:C66oNMnQO [46/61]
十五日目
モラの求める物が遂に見つかった。
「病を滅し、死を退ける魔法」だそうだ。
文書によれば、ほぼノーリスクで不死になれるらしい。
弟者には解らなかったらしいけど(笑)
だっせぇ(笑)
「これでクーが救える。」
モラが呟いたのは彼女の名前。
きっと、世界で一番幸せな女だ。
最高の彼氏がいてよかったな。
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115 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/04/17(日) 22:10:25 ID:C66oNMnQO [47/61]
二十七日目
さて、アトランティス大陸を出発するまで残すこと三日。
短かったような長かったような。
三日坊主のオレの日記がここまで続いたんだ。
そりゃもう刺激的な毎日だった。
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116 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/04/17(日) 22:11:47 ID:C66oNMnQO [48/61]
今回の数々の発見は、人類の大きな一歩となるだろう。
帰るのが楽しみなような、寂しいような。
とりあえず、日本に帰ったら飲みに行こう。
弟者と、モラと、クーさんで。
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117 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/04/17(日) 22:12:17 ID:C66oNMnQO [49/61]
二十八日目
モラが大量の血を吐いて倒れた。
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118 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/04/17(日) 22:13:34 ID:C66oNMnQO [50/61]
( ´_ゝ`)「……。」
パタンとノートパソコンを閉じる。
今は調査開始から二十九日目の夜。
帰還前夜だ。
モラは、昨日倒れた。
血が器官に詰まって窒素する直前に発見された。
今はどうにか容態が安定したらしい。
「どうにか。」だ。
弟者は研究室に籠もりっきりで、モラを救う方法が無いか探している。
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119 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/04/17(日) 22:14:29 ID:C66oNMnQO [51/61]
夢のような技術が見つかった。
だが、夢を現実にするにはまだ時間が足りない。
不死の魔法もモラにすら難解なものらしく、成功の可能性も低いようだ。
なんだよ。
現代文明なんか屁でもない超文明なんじゃ無かったのかよ。
所詮思い上がった現代人には扱いきれない物なのか。
人類どころか、一人の人間も救えないのか。
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120 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/04/17(日) 22:15:57 ID:C66oNMnQO [52/61]
下を向いていたオレの耳に、バタバタと足音が聞こえてきた。
スゥ。と鼻から息を吸い込み、零れかけた涙をムリヤリ押さえ込む。
こんな時に兄貴のオレがこんな顔してどうする。
(´<_`;)「ハァッ……ハァッ……ッ!」
弟者は初めて見る石板を抱えていた。
( ´_ゝ`)「どうした?モラを救う方法が見つかったのか?」
息も整わないうちに、弟者は続ける。
(´<_`;)「ハァッ……!
それどころじゃ、ないんだ……!
モラを、止めるんだ!!」
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121 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/04/17(日) 22:17:26 ID:C66oNMnQO [53/61]
息も絶え絶えになった弟者から石板を預かり、不死の魔法を見つけた場所まで駆ける。
遠目からでも、遺跡から溢れ出す光見えた。
(´<_`;)「モラ!止めるんだ!」
魔法陣の中心に立つモラに向けて弟者が叫ぶ。
なんだ?ほぼノーリスクで使えるって言ってなかったか?
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122 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/04/17(日) 22:18:40 ID:C66oNMnQO [54/61]
( ・∀・)「止められないんだ…ゴホッ
発動したら、もう止まらない、みたいだ。」
(´<_`;)「違うんだ!モラ!
オレ達は、騙されてたんだ!」
(;・∀・)「どういう……!?」
モラの胸に古文書が飲み込まれていく。
予想と違う現象が起こっているようだ。
完全に本が消え、魔法陣が一際明るく光っ
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123 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/04/17(日) 22:19:21 ID:C66oNMnQO [55/61]
なん
ちからが
ぬ
け
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124 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/04/17(日) 22:19:42 ID:C66oNMnQO [56/61]
続く
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125 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/04/17(日) 22:21:00 ID:C66oNMnQO [57/61]
オマケ
NGカット
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126 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/04/17(日) 22:21:57 ID:C66oNMnQO [58/61]
ブーンが掴む柱にヒビが入る。
連鎖するようにパキ。パキ。
柱から屋根にヒビが伝う。
そして、屋根が崩れる。
落下するブーンに降りかかる瓦礫と硝子。
しかしそれが当たる事は無く、ブーンを包む透明な球体が弾く。
王様がかざした右手から生み出された魔力が、防御壁を作ってブーンを守っていた。
127 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/04/17(日) 22:22:43 ID:C66oNMnQO [59/61]
更に王様の左手が魔力を湛える。
が、左手は落下した鉄板に切り落とされる。
衝撃に負けた天を仰ぐ。
眩しいほどの日射しが、瓦礫によって遮られる。
128 名前: ◆Zb08y4eL/Y[] 投稿日:2011/04/17(日) 22:26:27 ID:C66oNMnQO [60/61]
■■∀・)「ば……ばぬぅ」
(;^ω^)「ばぬぅって言ったお!
突然顔が半分つぶれた人がばぬぅって言ったお!」
川;゚ -゚)「えー!?マジか、嘘だろ!?
モララー、ぐああって言えよ!ばぬぅじゃなくて!」
つづかない
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( ・∀・)の王国のようです 第三話
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