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4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/03/26(土) 22:13:40.05 ID:cOVZD7dEO [2/38]
なんで、こんな事に。
訳もわからずに人気のない道を駆け抜ける。
急がなきゃ、急がなきゃ、追い付かれ――
( ;^ω^)「あうっ!」
焦ってしまい足がもつれ、転がる。
立ち上がった時には、もう遅い。
追跡者が――目前に迫っていた。
逃げられるような距離はない。完全に背中を向けた瞬間、やられる――
僕は覚悟を決めて、向き直った。
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/03/26(土) 22:16:07.33 ID:cOVZD7dEO [3/38]
対峙する男は、醜悪な笑みを浮かべている。
彼が一歩、一歩と歩み寄ってくる度に僕の心音が高鳴っていく。
あいていた距離はなくなり、その男が――
目の前に立ちふさがった。
('A`)「さぁて、覚悟はいいな?」
彼は、僕が返事を言わない前に手を空に向かってゆっくりと差し出し。
――勢いをつけて、振り下ろした。
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