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6 名前: ◆qvQN8eIyTE [] 投稿日:2011/02/13(日) 20:04:25.40 ID:844bw27f0 [2/25]
とてもカレーが好きな国がありました。
その国は、朝にカレー。昼にもカレー。夜だってカレー。
あげくのはてには三時のおやつでさえもカレーを食べるような国柄でした。
( ^ω^)「カレーうめぇwwwwwwww」
そんなカレー好きな国の中でも、ことさらにカレー好きの男の人がいました。
( ^ω^)「うめえぇwwwwwwwww」
もともとはこの国の中でも平均的な(といっても、一般で考えれば非常識なほどに)カレー好きの彼でしたが、
ふとしたひらめきから、いくらカレーを作ってもこびりつかない鍋を作り出し、巨額の富を得たので、
自分に幸せをもたらしてくれたカレーをさらに輪をかけて好きになるのでした。
( ^ω^)「マジカレーぱねぇwwwwwwwwwww」
今ではこのカレー好きの国有数の権力者となった彼ですが、そんな彼の住まいはもちろん大邸宅。
家から離れた場所にまで、カレーの食欲を誘う香りがぷんと届き、
ふと目を見遣ると、カレー粉で作られたレンガによって組まれた、茶色くスパイシーな壁。
その壁にいくつかある出窓から中を覗けば、壁と同じ色をした、天まで届くかというほどの家屋。
そして象さえ飼えそうなほどの広大な庭では、噴水からやはり茶色いカレーが吹き出ています。
その噴水を取り囲むかのように芽吹くのは、にんじんやじゃがいもなどの葉に、水田の中で風に揺れる黄金色の稲。
茶色と緑色に彩られた庭で、嬉しそうに駆け回るのは健康な鶏や豚。
そうです。彼はカレーを全て自宅で作れるほどに、カレーを愛しているのです。
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