63 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2011/02/25(金) 21:00:48 ID:mhluEO5Q0 [2/25]
( ^ω^)が世界樹の迷宮を踏破するようです 第三話
―薬施院 第四治療室―
ξ#゚⊿゚)ξ イライラ
ξ#゚⊿゚)ξ イライライライラ
ξ#゚⊿゚)ξ「だーもぉ!!!あの娘はお別れに何時間かかんのよっ!!!!」
(; ^ω^)「落ち着くお、ツン。まだ1時間半しかたってないお。別れの挨拶は長くなるもんだお」
ξ#゚⊿゚)ξ「1時間半『も』、よ!!阿呆!!!」
ξ#゚⊿゚)ξ「あーもうあったまきたぁぁぁあ」
(; ^ω^)「ツン!!鞭を取り出すのは止めるお!!いくら僕が甲冑を着てるからと言って―」
ヒュンッ!
ツンの鞭が空気を切り裂く
64 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2011/02/25(金) 21:01:17 ID:mhluEO5Q0 [3/25]
パチンッ!
( ゜ω゜)「アヒンッ!」
ブーンの甲冑のつなぎ目を狙い、正確に繰りだされた皮の鞭の一撃。
ξ゚⊿゚)ξ「退屈だわ。暇つぶし」
(; ^ω^)「ちょ、ツン?僕ギルドマスターだお?怒りすぎだ・・・アヒンッ!フヒュウ!痛いお!!止めて!やm―アウッ!!!」
ξ#゚⊿゚)ξ「ほらほら跪きなさきこの白豚ァ!」
( ゜ω゜)「痛い!!痛いお!!アウッ!ハヒィィン!!!!」
65 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2011/02/25(金) 21:02:00 ID:mhluEO5Q0 [4/25]
~30分後~
ガチャ
(*゚ー゚)「すいません。遅くなりまs」
ξ゚⊿゚)ξ「分・か・る?私はあなたのご主人様よ。白豚」
( ^ω^)「ぶひぃ!ブーンはご主人様のペットでございますぅ!!」
ξ゚⊿゚)ξ「ふふ・・・良い子ね。じゃあ次は私の足をなm・・・・・あ」
(*゚ー゚)
ξ゚⊿゚)ξ
( ^ω^)
(*;゚ー゚)「えーと、部屋、出たほうが良いですかね?」
66 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2011/02/25(金) 21:02:25 ID:mhluEO5Q0 [5/25]
ξ;゚⊿゚)ξ「いやいやいやいやいやいやいやいや。なにもやましいことはございませんよしぃさん。どうぞおくつろぎください」
(; ^ω^)「ち、ちょっとした訓練をしてただけだお!後、ツン。全部ひらがなになってるお!!」
(*゚ー゚)「いえ、まぁ・・・私そういうコトに偏見とか持ってないんで。大丈夫ですよ」
ξ;゚⊿゚)ξ「違うッ!違うわッ!!決してコイツとはそんな関係じゃないのよ!!!」
(; ^ω^)「そうだお!ブーンとツンはただの主従関係・・・じゃなくてギルド仲間だお!!」
ξ゚⊿゚)ξ「アンタ何主従関係とか言ってんのよ阿呆!!!」
パチンッ!
( ゜ω゜)「アヒンっ!!い、イイッ!!!」
ξ#゚⊿゚)ξ「良いとか言ってんじゃないわよっ白豚!!!」
パチンッ パチンッ
( ゜ω゜)「アヒン!ほひゅう!もっとぉ!!!アッー!!!イイっ!!!!」ビクビクン
(*゚ー゚)
68 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2011/02/25(金) 21:03:07 ID:mhluEO5Q0 [6/25]
―ハイ・ラガード公国 広場―
( ^ω^)「さぁ次はアルケミストをスカウトするお」
ξ゚⊿゚)ξ「そうね。そうしましょう」
(*゚ー゚)(何事も無かったことになってる・・・・)
ξ゚⊿゚)ξ「それなら錬金術師が集まって住んでいる "錬金通り"が良いかもしれないわね」
( ^ω^)「錬金通り?」
(*゚ー゚)「あ、私知ってますよ。アルケミストだけが住んでいる路地裏ですよね」
ξ゚⊿゚)ξ「そう。ここらじゃ有名よね・・・・汚いことで」
( ^ω^)「お?アルケミストって賢くて偉いんじゃないのかお?」
69 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2011/02/25(金) 21:03:32 ID:mhluEO5Q0 [7/25]
ξ゚⊿゚)ξ「二流・三流のアルケミストなんて全然稼げないわよ。『手から雷やら氷が出せます』ってことだけが売りの職だから、マトモな収入は得られないのよ。だからゴミやら虫やら増え放題。噂によると実験なんかで変な臭いもするとか」
( ^ω^)「でも僕の知ってるアルケミストは大金持ちばかりだお?ハインリッヒ高岡博士とか・・・」
ξ゚⊿゚)ξ「大金持ちになれるのはほんの一部の成功者だけよ。新定理や術式の法則を見つけない限り無理無理。それくらい知っときなさい阿呆」
( ^ω^)「お・・・。ふがいないお」
ξ゚⊿゚)ξ「ま、それで金に困って冒険者になるアルケミストが多いのよ。その一人を今から雇いに行くわよ」
( ^ω^)「ふむふむ。分かったお。じゃあ・・・」
(*゚ー゚)「錬金通りに向かいましょう!」
( ^ω^)「だお!!」(セリフとられたお!)
70 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2011/02/25(金) 21:03:55 ID:mhluEO5Q0 [8/25]
―ハイ・ラガード公国 六番通り裏 通称『錬金通り』―
ブーン達が足を踏み入れた錬金通り。そこは噂以上に酷い有様であった。
細く狭い路地を原型を留めていないゴミが塞ぎ、空はなんとも形容し難い色に変色している洗濯物で覆われている。
腐敗しているように見える壁をゴキブリや見たことの無い蟲が蠢き、『六番通り裏』と書かれているプレートには謎の黄土色の粘着物が付着している。
そして、何よりも酷いのは臭いである。まだ通りに入っていないというのに、化学物質を混ぜたときに生じる、独特の鼻を刺す臭いがプンプンするのである。
そこに洗濯物の水っぽい臭い、ゴミや糞便の臭いが混ざり、とても素敵な感じの臭いになっているのだ。
( ^ω^)「・・・これは酷い」
(*゚ー゚)「初めて来ましたけど・・・噂以上ですね」
ξ゚⊿゚)ξ(これは・・・・)
71 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2011/02/25(金) 21:04:19 ID:mhluEO5Q0 [9/25]
( ^ω^)「じゃあみんな、しょうがないから鼻をつまんで進mξ゚⊿゚)ξ「ブーン一人で行けるわよね?」
( ^ω^)「え?」
ξ゚⊿゚)ξ チラッ (しぃ・・・分かるわね?)
(*゚ー゚) ハッ (・・・!そういうことですね!分かりました!)
(*゚ー゚)「こういう狭い路地を行くときは、三人で行くより一人で行った方がやりやすいんですよね、ツンさん!」
ξ゚⊿゚)ξ「ええ。そこでやっぱり『ギルドマスター』のブーンに頼もうと思ったんだけど・・・ダメ?」
(*^ー^)「こういうときはやっぱり頼りがいのある『ギルドマスター』ですよね!」
72 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2011/02/25(金) 21:04:40 ID:mhluEO5Q0 [10/25]
( ^ω^)「うーん・・・」(ギルドマスター、か・・・)
ξ゚⊿゚)ξ「頼りがいのあるタフネスな『ギルドマスター』!」
(*゚ー゚)「できる『ギルドマスター』ってステキ!」
ξ゚⊿゚)ξ「モテカワスリムの『ギルドマスター』!」
(*゚ー゚)「昇天ペガサス『ギルドマスター』盛り!」
( ^ω^)(いい響きだお・・・)
( ^ω^)「そうだおね。じゃあここは『ギルドマスター』のブーンが行ってくるお」
ξ゚⊿゚)ξ「ありがと。じゃあ私たちは適当にそこらで待ってるから。終わったら探しに来てね、『ギルドマスター』のブーン」
(*゚ー゚)「がんばってくださいね。『ギルドマスター』のブーンさん」
( ^ω^)「ありがとうだお。・・・では行ってくるお!『ギルドマスター』のブーンが!!!」
高らかに宣言すると、やけに機嫌が良さそうなブーンは鼻をつまみながら錬金通りの闇の中へ消えていった。
73 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2011/02/25(金) 21:05:03 ID:mhluEO5Q0 [11/25]
ξ゚⊿゚)ξ「しぃ・・・ナイスプレイよ」
(*゚ー゚)「いえいえ。こんな場所に入るなんて生理的に無理ですからね」
ξ゚⊿゚)ξ「ですよねー(笑) さ、じゃあ喫茶店でお茶でもしましょうか。私良い店知ってるのよ!」
(*^ー^)「良いですね!」
74 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2011/02/25(金) 21:05:49 ID:mhluEO5Q0 [12/25]
―ハイ・ラガード公国 六番通り裏 通称『錬金通り』―
一方こちらは錬金通り。一人、鼻をつまみながら歩くブーンである。
盾でゴミを蹴散らし、えげつない色になっている洗濯物をかいくぐりながら狭い路地を進む。
(ヽ´ω`)「お・・・これはキツいお」
鼻をつまんでもなお臭う異臭。
異臭に耐えながら狭い面積に密集しているぼろぼろのドアを叩いていく。
コンコン
(ヽ´ω`)「すいませーん。こちらギルドVIPという冒険者ギルドなんですが・・・」
へんじがない。ただのいるすのようだ。
ブーンはNHKの集金係りになったような気分を抱きながら、次から次へとドアを叩いていく。
コンコン
コンコン
コンコン
大抵返事は無いが、たまに怒声と共に酒の空き瓶などが投げられてくる。
とんだ無法地帯である。これではスラムではないか。果たしてこんな場所でまともな人材を得ることができるのか疑問である。
75 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2011/02/25(金) 21:06:19 ID:mhluEO5Q0 [13/25]
(ヽ´ω`)「お・・・これで三十七軒目だお・・・」
コンコン
(ヽ´ω`)「すいませーん。ギルドVIPというものなんですが・・・」
・・・・五秒・・・・・十秒
また居留守か、と思い次の家へ向かおうとするブーン。
その時、ガチャリとドアが開いた。
('A`)「なんの用だ?」
ドアを開けたのは、ボサボサの黒い髪を持つ、痩せぎすの男だった。手に特徴的な籠手を着けているので、間違いなくアルケミストであろう。
(ヽ´ω`)「僕は冒険者ギルド『ギルドVIP』のギルドマスター、ブーンという者ですお。アルケミストを雇いたくてここにスカウトに来てるんですお」
(ヽ´ω`)「失礼ですが・・・あなた、アルケミストですおね?」
76 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2011/02/25(金) 21:07:25 ID:mhluEO5Q0 [14/25]
('A`)「ククク・・・ああその通りだ。俺はアルケミストのドクオ。『獄炎』のドクオだ」
( ^ω^)(あ、なんかコイツ駄目っぽいお。人として)
('A`)「冒険者ギルドか・・・入るのもやぶさかでは無いのだが・・・幾らもらえるんだ?」
( ^ω^) 「えーと、悪いのですが新米ギルドだから資金面に余裕が無いんですお。だから契約金は出せないお」
('A`)「契約金が出ない・・・だと・・・。ククク・・・我と契約したいと言うのに結構な条件だな」
インフェルノ
('A`)「この獄炎のドクオを契約したいのならもっと大金を用意しろ。それならば考えてやる」
77 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2011/02/25(金) 21:08:08 ID:mhluEO5Q0 [15/25]
( ^ω^)(獄炎・・・ね。じゃあその大層な名前の実力を見せてもらうとするお)
( ^ω^)「失礼ですがドクオさん」
インフェルノ
('A`)「獄炎と呼べ。なんだ?」
( ^ω^)「そこまでおっしゃるのなら、あなたの腕前が見たいですお。今ここで"術式"を使ってくれませんかお?」
アルケミストの"術式"。
それは、アルケミストが扱う不思議な力であり、腕に装着した籠手から火・氷・雷などを出現させる、まるで魔法のような技術である。
しかし、この世界に魔法は存在しない。アルケミストは科学により火や雷を操るのだ。
その籠手は科学の結晶であり、籠手の内部にある複雑な装置の中で化学反応を起こし、火や雷を生み出すのだ。
その籠手から火などを生み出すまでの一連の行動を"術式"と呼ぶのである。火を生み出すのが『火の術式』で、雷を生み出すのは『雷の術式』である。
('A`)「・・・ほう、言うではないか」
インフェルノ
('A`)「そこまで言うのならとくと見るが良い・・・この『獄炎』の術式をな!!!」
ドクオが右手の籠手をガチャガチャと触る。
しばらく経つと、ドクオの右手の籠手、その掌の水晶体が紅く光り始めた。
('A`)「はぁぁぁぁああああああああああああああああああ!!!!!!!1!11!!」
紅い光が強くなっていく!!!
78 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2011/02/25(金) 21:08:38 ID:mhluEO5Q0 [16/25]
('A`)「『火の術式』ッッ!!!!」
ポッ
ドクオの掌に小指ほどの大きさの火が現れた。
79 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2011/02/25(金) 21:08:55 ID:mhluEO5Q0 [17/25]
( ^ω^)「・・・・・・・」
('A`)「ふっ・・・・今のはメラでは無い。メラゾーマだ・・・・」
( ^ω^)「・・・・・・・」
( ^ω^)「それではドクオさん。失礼ですがこの話は無かったことにさせて頂きm(;A;)「すまん!待ってくれ!!!」
80 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2011/02/25(金) 21:09:14 ID:mhluEO5Q0 [18/25]
(;A;)「ああ、そうさ!どうせ俺は三流パチモン詐欺アルケミストさ!部屋の中で生活できるって理由でアルケミストを目指したけれど、勉強が難しくて挫折。二年間独学で炎系統の術式を勉強した結果がさっきのマッチみてぇな火だよ!!!」
(;A;)「まともな職に就かず、ずっと火の術式の勉強だけしていたから最早生活費もままならねぇ!ギルドの面接だっていったけれど百四十八件回って全滅だ!」
(;A;)「ブーンさん。あんたに情けがあるなら俺を雇ってくれ!!!もう食っていくこともままならいんだ!三日前はゴキブリを食おうかという誘惑と戦ったりしていた!契約金なんていらねぇ!頼む!!!!!」
( ^ω^)「だけd(;A;)「頼む!!!!!!!11!!!11!!」
( ^ω^)「k(;A;)「頼む!!!!1111!!!!!!1111111!」
大声で泣きじゃくり、汚い床に這いつくばる、汚らしい格好をしたアルケミスト。
どこからどう見たってまともな男ではない。
( ^ω^)(―だけど)
81 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2011/02/25(金) 21:10:05 ID:mhluEO5Q0 [19/25]
( ^ω^)(この男からは、ブーンと同じ『熱意』を感じるお・・・・)
(;A;)「頼む・・・カーチャンからの仕送りも来なくなってるんだ・・・家賃も二年滞納してるんだ・・・頼む!」
( ^ω^)「良いお」
(;A;)「頼れる友達だっていない・・・昔から苛められていて・・・・格好いいからって獄炎なんて名乗って・・・頼m」
( ^ω^)「だから雇うって行ってるお」
(;A;)「えっ!?」
(;A;)「俺を雇ってくれるのか!?本気で?こんな駄目人間を?」
( ^ω^)「そうだお。早く涙を拭くお。他のギルドメンバーに紹介しにいくお」
(;A;)「ぶ、ブーンさん・・・」
(;A;)「うわぁあああああああん!!!!!11!」
( ^ω^)「お!苦しいお!抱きつくなお!離すお!あ~もう鼻水が」
82 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2011/02/25(金) 21:10:44 ID:mhluEO5Q0 [20/25]
(;A;)「すまねぇブーンさん・・・あまりにも嬉しくて・・・・」
( ^ω^)「ま、よろしくだお」
(;A;) グシグシ
('A`)「おう!よろしくお願いしますッ!」
スッ
ブーンが手を差し出す。
汚い路地裏で、二人の男が固く手を繋いだ。
83 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2011/02/25(金) 21:11:12 ID:mhluEO5Q0 [21/25]
―ハイ・ラガード公国 とある喫茶店―
日が沈みかけ、薄暗くなってきた外に比べ、随分と華やかな喫茶店。
その店内に、二人の女性の声が響く。
ξ゚⊿゚)ξ「でさ~その男がさ~」
(*^ー^)「アハハッ!その話面白いですね~!」
ξ゚⊿゚)ξ「でしょ?しかもその後・・・・」
(*^ー^)「アハハハハハハハハッ!!!もう最高です!!」
ツン達である。
ブーンがドクオを仲間にするまでの一時間余り、ずっと談笑していたようだ。
また、随分食べたようで、小洒落たテーブルには沢山の小皿や空きカップが並んでいる。果たして何enになるのであろうか。
84 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2011/02/25(金) 21:11:28 ID:mhluEO5Q0 [22/25]
カランカラン
( ^ω^)「ツン!こんな所にいたのかお!」
ξ゚⊿゚)ξ「あら、思ったより早かったわね。もっとかかると思って喫茶店に入っちゃった」
( ^ω^)「全く・・・大変だったんだお?」
(*゚ー゚)「お疲れ様です『ギルドマスター』。・・・その人がアルケミストですか?」
('A`)
ξ゚⊿゚)ξ「え?ただの浮浪者でしょ?」
85 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2011/02/25(金) 21:11:48 ID:mhluEO5Q0 [23/25]
( ^ω^)「・・・・・こちらが新しいギルドVIPの仲間、アルケミストのドクオだお」
ξ゚⊿゚)ξ「・・・・なんかごめんなさいね」
('A`)「いや、慣れてますから・・・・ハハハ」
('A`)(他のギルドメンバーが女性二人だと!?しかも美人!sneg?ちくしょう緊張するぜ!)
( ^ω^)「じゃ、ドクオ。改めて自己紹介するお」
('A`)「あ、ああ・・・・」
('∀`)「二つ名は『漆黒ノ獄炎ヲ操ル者』。・・・アルケミストのドクオだ。人間共よ、以後宜しく頼む」 ニタァ
ξ゚⊿゚)ξ
(*゚ー゚)
( ^ω^)(またやらかしたかお・・・・)
少々問題のある性格だが、アルケミストのドクオを無事仲間にしたブーン一行。
パーティ結成まであと一人。ついに世界樹の迷宮に突撃か?
すべては世界樹のみぞ知る。
86 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2011/02/25(金) 21:12:10 ID:mhluEO5Q0 [24/25]
オマケの職解説
アルケミスト
タイプ:後衛
炎・氷・雷の属性攻撃を操る黒魔法使いポジションな職。
TP(MPと同義)が全職で最も高く、スキルを使ってなんぼの職と言えるだろう。
敵単体に氷属性攻撃を行う「氷の術式」、さらに威力の高い氷属性攻撃を行う「氷結の術式」、そして敵全体に氷属性攻撃を行う「大氷乱の術式」といった風に属性攻撃がパワーアップしていく感覚でスキルを覚えていく。
また、覚えるのも難しく、消費TPも莫大だが絶大な威力を誇る敵単体無属性攻撃「核熱の術式」を使うこともできる。
また、属性攻撃は物理属性に耐性がある敵に大ダメ-ジを与えることができる。
属性攻撃に関しては他の追随を許さない、優秀な後衛アタッカーである。
( ^ω^)が世界樹の迷宮を踏破するようです 4
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