mesimarja
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( <●><●>)が最強のベイブレーダーになるようです。
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 18:48:13.66 ID:W+wFl8Hb0
( <●><●>)爆転シュートトライピオ


夢追いかけて闘い続けろ愛と勇気と愛情
このトライピオは私の分身
力の限り~
空をまわれ~
バーニングソォォォォォル!!
          ウォゥウォゥウォウォイエ~ィイェ~ァ!!
          ウォゥウォゥウォウォイエ~ィイェ~ァ!!

ひとりぼっちじゃ出来ないこともオマエがいればやれる
この世界の果てまでもオレと一緒に飛ぼう
四聖獣は~愛のアス~リィート~
輝け~目を覚ませ
トライピオ、ドランザー、ドラシエル、ドライガーッ!
よ~み~がえれ~!
宇宙翔けてこい私のエネルギー
今たちあがれ聖獣~
すべての敵を うち倒すため
みんなの希望~抱いて翔けろ
シャイニングソォォォォォォォォル!


2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 18:51:03.62 ID:W+wFl8Hb0
タカオ「お~い、ベルベット! 勝負しようぜ!」

( <●><●>)「いいですよ」

タカオ「じゃあ公園に行こうぜ!」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 18:54:05.03 ID:W+wFl8Hb0
 そして公園に着いた。

ニット帽「殺しちゃいな! メタルドラグーン!」

(^o^)「うわあwwwwwボクのシーボーグがwwwwww」

 シーボーグ、リングアウトして飛んでいく。

ニット帽「じゃあこれ、貰うぞ」

(^o^)「wwwwwwwwwww」

タカオ「なんだあいつらは!」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 18:58:15.87 ID:W+wFl8Hb0
(^o^)「こいつにベイを奪われwwwwww」

 ニット帽が背負っていた袋にはベイブレードがいっぱい入っていた。

( <●><●>)「ベイブレードをカツアゲしている事件がおこってるらしいです。
        多分、彼こそその事件の元凶でしょう。タカオ君! がんばってください!」

タカオ「いわれなくても分かっている! いくぜ!」

ニット帽「元気がいいな、じゃあ勝負しようか」

 GO シュート!

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 19:02:24.74 ID:W+wFl8Hb0
 ぎゅーん

タカオ「がんばれドラグーン!」

 がんがん、どーん

タカオ「うわっ!!!!」

 ドラグーンはアタックリングが割れて壊れてしまった。


9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 19:10:23.75 ID:W+wFl8Hb0
タカオ「……」

 ドラグーンのビットチップにタカオの涙が落ちた。

ニット帽「中国産ベイか、そんなものはいらねえよ」

( <●><●>)「やれやれ、仕方がありません。私が相手をしましょう」

(^o^)「やめろ、危険だ」

ニット帽「そうだ、やめたほうがいいぞ」

( <●><●>)「私のトライピオにかかれば貴方のベイごとき瞬殺です」

ニット帽「ふーん、じゃあやるか」

( <●><●>)「はい」


 GO シュート!

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 19:13:23.85 ID:W+wFl8Hb0
ニット帽「なんじゃこりゃあ!?」

 ベルベットのベイはアタックリングがアホみたいに大きかった。

( <●><●>)「トライピオは攻撃型のベイ、
       その大きなアタックリングはどんな敵でも吹き飛ばします」

 ボン、ボン、ズザザザ……

( <○><○>)


 トライピオはバランスを崩して勝手に死んだ。

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 19:16:04.01 ID:a/c0GZhtO
高さがwwwwwwwwwwwwwww

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 19:16:32.43 ID:W+wFl8Hb0
( <○><○>)「……」

ニット帽「見かけおどしか、そんなのいらねえよ」

 ニット帽はトライピオを踏みつけてどっかに行った。

タカオ「くそっ、俺のドラグーンが……」

( <●><●>)「……」


14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 19:19:18.37 ID:W+wFl8Hb0
キョウジュ「今の勝負は全部見させていただきました」

タカオ「どうしたんだキョウジュ」

( <●><●>)「今の勝負には問題点が……?」

キョウジュ「あなたのベイには大きな弱点があります」

( <●><●>)「そんな馬鹿な……!」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 19:21:54.93 ID:W+wFl8Hb0
キョウジュ「私がそのベイを改造します」

( <●><●>)「その弱点を無くす改造!?」

キョウジュ「はい、そのベイを私に預けてください。明日学校で返しますから」

( <●><●>)「わかった、君にたくそう」

 キョウジュにトライピオを託した。


16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 19:23:38.62 ID:W+wFl8Hb0
 次の日……

( <●><●>)「キョウジュ、トライピオは……!?」

キョウジュ「無事、弱点を克服しました。どうぞ」

 キョウジュからトライピオを返される。

( <○><○>)


 アタックリングがはさみで切り取られていた。


17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 19:23:39.93 ID:Vi+fB0m+0
リングでかいのはトライピオだろ
飛ばして遊んでた
トライグルは軸伸びた時点で死亡確定

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 19:23:47.06 ID:I5sFG7F+0
トwwwラwwwイwwwピwwwオwww
前買いに行ったとき唯一売れ残ってたわwwww
まぁ買わなかったけど

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 19:26:54.78 ID:W+wFl8Hb0
キョウジュ「軸はドライガーF、ディスクはテンヘヴィの完全攻撃型です」

( <●><●>)「よし! タカオ! ついてこい!」

タカオ「ああ!」


 そして昨日行った公園にやってきた。


ニット帽「どうした? またやられにきたか」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 19:30:39.84 ID:W+wFl8Hb0
( <●><●>)「このトライピオFで貴方を地獄に葬り去ります」

タカオ「ドラグーンの恨みだと思うんだな!」

ニット帽「下種が・・・… 俺の新兵器で叩き潰してやる」

 ニット帽はポッケからベイを出した。

(^o^)「!!!!!!!!!!!あれは俺のシーボーグ!」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 19:33:02.33 ID:W+wFl8Hb0
ニット帽「ふん…… こいつは俺が独自で改造を施した、
     シーボーグとはうって変わり攻撃型! その名も…… シーボーグAFだ!」

( <●><●>)「面白い、あなたの腐れ根性がどこまで行き届くか見てやりますよ」

 そして勝負が始まった。

 GO シュート!

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 19:36:47.39 ID:W+wFl8Hb0
 ギュオオオオオオオオオオッ!

タカオ「なんだあのシーボーグの動きは!」

ニット帽「シーボーグの軸を改造させてもらった! それにより超スピードを誇るのさ」

( <●><●>)「そんなものか」

ニット帽「!!!!!!!??????っ!」

 びゅうううううううううううううううん!

ニット帽「は、早い!」

キョウジュ「(小回りの聞くアタックリングと重心の効くウエイトディスク……
        トライピオFはそれに加えドライガーの軸で破壊力ある動きを手に入れたんです!)」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 19:40:57.85 ID:W+wFl8Hb0
ニット帽「しかしスピードはこちらが上だ! やれ!」

タカオ「まずい!」

ニット帽「超海中攻撃!」

 ガァン!

 シーボーグAFの攻撃によろけるもトライピオFは弾き飛ばされなかった。

( <●><●>)「もともとの重さがまあまあなのが幸いしました」

ニット帽「ちっ!」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 19:46:12.47 ID:XztSYyo+O
>>26
お前 ゴム軸外しただろ?

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 19:46:24.46 ID:LLg03kgK0
なんだこのなつかしいスレwwwwwww

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 19:48:01.32 ID:W+wFl8Hb0
( <●><●>)「そしてツケが回ってきます」

ニット帽「!?」

 ガタタガタガタ……

 シーボーグAFは動きを止めてガタガタゆれていた。

キョウジュ「(軸を下手にいじったから動きが崩れればバランスが狂う……
        その程度では私達の最高傑作には遠く及びませんね……)」

( <●><●>)「では死んでもらいましょうか」

 軸が変動したトライピオFは暴れるように動き出した。


32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 19:50:43.91 ID:SniEx1UtO
タカオは噛ませ犬かよwwwwwwwww

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 19:51:45.22 ID:W+wFl8Hb0
>>29
うん

ニット帽「ひぃぃいいいっ!」

        メ テ オ
( <●><●>)「高速之隕石!」

 ガチィンッ!

 トライピオの浮き出したウエイトディスクがシーボーグに直撃した。

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 19:55:36.07 ID:W+wFl8Hb0
 ガチィンッ!

 シーボーグはアタックリングがかけて場外へ吹っ飛んだ。

ニット帽「まぢかよ……」

タカオ「やったぁ! ベルベットの勝ちだあっ!」

キョウジュ「約束どおり、その袋のベイは私がいただきますよ」

 キョウジュは袋を引きずって帰っていった。

ニット帽「ぐうっ……」

( <●><●>)「まだまだ改造が甘かったってところでしょうか」

ニット帽「ボス……」

( <●><●>)「!?」

 振り向くと筋肉質の少年がたっていた。

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 19:58:08.87 ID:W+wFl8Hb0
カイ「ふん、こいつを倒したお前の実力を見せてもらおうか」

( <●><●>)「いいでしょう、かかってきなさい」

タカオ「お前なんかがベルベットにかなうものか!」

カイ「雑魚は引き下がっていろ、殺すぞ」

タカオ「ぐっ……」

( <●><●>)「安心してくださいタカオくん、彼は私が倒します」

カイ「面白い…… いくぞ!」

 GO シュート!

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 20:01:42.21 ID:W+wFl8Hb0
( <●><●>)「トライピオF!」

カイ「フロスティックドランザー!」

 トライピオは猛スピードでドランザーに衝突した。

( <○><○>)

 しかし、ドランザーに全く通用しなかった。
ずこずことトライピオは持久モードに切り替わる。

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 20:01:54.75 ID:SniEx1UtO
カイきた!

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 20:05:29.56 ID:W+wFl8Hb0
カイ「ドランザー!」

 真ん中でいきようようと回転していたトライピオはあっさりリングアウトになった。

( <○><○>)「……」

タカオ「べ、ベルベット……」

カイ「ククク……」

 カイはトライピオを踏みつけ去っていった。
 なんとかトライピオは固い機体だったので壊れずにすんだようだ。

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 20:07:21.92 ID:xhXutmT80
トライピオのタフさにワロタ

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 20:11:51.71 ID:W+wFl8Hb0
 次の日……

タカオ「カイって奴は強かったなー」

( <●><●>)「いままでのトライピオでは彼に勝つのは不可能です」

タカオ「こういうときこそキョウジュに話しかけるか」


 その頃、キョウジュはクラスメイトにベイを配って神としてあがめられていた。


46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 20:14:57.37 ID:JuwQ0U+kO
キョウジュいいやつwww

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 20:15:29.88 ID:W+wFl8Hb0
( <●><●>)「キョウジュくん、今暇ですか?」

キョウジュ「ええ、カイくんに勝つための改造ですか」

タカオ「なんで知っているんだ!?」

( <●><●>)「オワタ君が言いふらしたからです」

キョウジュ「いいでしょう、しかし私に協力をするなら良いでしょう」

( <●><●>)「?」

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 20:20:21.45 ID:W+wFl8Hb0
キョウジュ「3日後の大会で私と協力して優勝しようじゃありませんか」

( <●><●>)「はい、わたしも出るつもりです」

タカオ「俺もでるんだぜ!」

キョウジュ「タカオくんはどうでもいいです」

( <●><●>)「しかし、カイくんに勝つためには……」

キョウジュ「まずカイくんのベイブレードがなんなのか? そこから始めましょう」

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 20:24:39.55 ID:W+wFl8Hb0
 そして昨日の決闘のことを話した。

キョウジュ「なるほど、フロスティックドランザーは強力ですからね」

( <●><●>)「今のままのトライピオでは勝てません」

キョウジュ「今ならいい案があります、もう一度トライピオを改造させましょう」

( <●><●>)「それが一番です」


 そして再びキョウジュにトライピオを託した。

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 20:27:15.10 ID:W+wFl8Hb0
 次の日……

( <●><●>)「トライピオの強化は……!?」

キョウジュ「無事、大幅な強化を施しました。どうぞ」

 キョウジュからトライピオを返される。

( <○><○>)


 上も下もプロペラだった。


52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 20:30:35.60 ID:ShUDrg+d0
>>51
キョウジュ鬼畜www

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 20:30:45.90 ID:W+wFl8Hb0
 そしてカイの待ち構える廃ビルに向かった。

カイ「どうした、俺と戦うのか?」

( <●><●>)「そうです。二度同じ相手には負けません」

タカオ「俺とベルベットのコンビがお前を倒すぜ!」

カイ「ふん、いいだろう。二人同時にかかって来い!」

( <●><●>)「望むところです。行きますよタカオくん」

タカオ「ああ! 俺も新しいドラグーンをキョウジュからかすめとったんだ!」

 GO シュート!

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 20:33:25.91 ID:FSqyxadw0
>>53
タカオwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 20:33:50.02 ID:W+wFl8Hb0
 ふわぁ……

カイ「なんだそのふざけたベイは!」

( <●><●>)「サイバードラグーンの足とトライピオのプロペラ、
       あなたのフロスティドランザーは挟まれます!」

カイ「くだらん! 殺せ!」

 ギャアアアアアアアアアアアッ!

 フロスティックドランザーが加速する。

 ガチィイッ!

カイ「馬鹿な……!」

 上と下のプロペラに衝突しドランザーは弾き返された。


56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 20:36:30.08 ID:W+wFl8Hb0
( <●><●>)「上と下のブロック、そして左回転とドラゴンワインダー……
       このベイはとても軽く、スマートな動きを持ちます」

カイ「悪く言えばもろいって事か……」

タカオ「加勢するぜベルベット!」

カイ「雑魚はひっこんでろ!」

 バキイイイィィ!

 ドラグーンはドランザーの反撃を受け、砕け散った。


57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 20:39:11.20 ID:pdg3yhSS0
くwwwだwwけwwwたwwwww

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 20:39:20.70 ID:W+wFl8Hb0
カイ「久しぶりに本気を出せそうだ……」

( <●><●>)「かかってきなさい、カイ!」

カイ「ふん、いかせてもらうぞ!」

 ぎゃああああああんっ!

 ドランザーはトライピオの足に直撃した。

( <●><●>)「ここだ!」

 トライピオは上空へ大きく飛び上がり、ドランザーは弾かれた。

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 20:45:03.89 ID:W+wFl8Hb0
 カァッ!

( <●><●>)&カイ「!!!!!???」

 トライピオとドランザーのビットチップが光り輝いた。

 上空に浮かび続けるトライピオのチップからサソリ、
弾かれて非常口の看板の上に乗ったドランザーから鳥、
光り輝くサソリと鳥がかみ付き合っているのが光から見えた。

タカオ「なんだありゃあ……」


60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 20:48:14.72 ID:W+wFl8Hb0
( <●><●>)「……」

 光が消えるとトライピオは地上へ降りたった。

カイ「……」

 カイは回っているドランザーを手で止めた。

( <●><●>)「!?」

カイ「今日のところ、勝負はおあずけだ」

 カイはビルから出て行った。

( <●><●>)「ちょっとまっ……」

 声を上げるがカイは既に消えていた。
夕暮れの道をカイがバイクに乗って進んでいくのが見えた。

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 20:49:41.69 ID:VaKcLeYX0
タカオ一般人かよwwwwwwwwwwww

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 20:55:01.99 ID:W+wFl8Hb0
タカオ「ふわぁ~ なんか夢でも見てるみてぇだ、帰ろうぜ……」

( <●><●>)「はい……」


 そして帰り道……

タカオ「しっかし、新しいトライピオはなかなか強いな」

( <●><●>)「ええ、名前をつけましょう。……WW、トライピオWWです」


64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 21:00:16.70 ID:W+wFl8Hb0
 ……そして大会当日。

タカオ「うっほぉ~ 色んな奴らがきてんだなぁ~」


マックス「今日優勝するのはボクダネ!」

ヘタレ「……」

ニット帽「さらなる強化を加えたぜ……」

キョウジュ「……」

ジョニー「フフフ……」

( <●><●>)「!!」

カイ「……」

( <●><●>)「カイくんもいます……」

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 21:07:54.81 ID:W+wFl8Hb0
 そして会場。

DJ「うっし! 今日も大会の日がやってきた、ワクワクがとまんなぁーい!」

一般ピーポー「いぇーい」

DJ「じゃあ一回戦を始めるぞ!」

 ヒューヒュー!


67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 21:10:06.69 ID:W+wFl8Hb0
一回戦Aブロック対戦カード

ベルベットvsジョニーマクレガー

火渡カイvs木ノ宮タカオ

おわたvsニット帽

ヘタレvsMAX

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 21:11:49.16 ID:W+wFl8Hb0
第一試合

ジョニー「お前が俺の相手か、まあ瞬殺かな」

( <●><●>)「(すごいファッションセンスですね)」

DJ「では行くぞ! 3…… 2…… 1!」

 GO シュート!


71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 21:16:14.01 ID:W+wFl8Hb0
ジョニー「サラマリオンは見かけこそはダサいものの小回りの効いた安定したベイだ!」

( <●><●>)「地味なベイですね……」

 ギュオ~~ン

ジョニー「ファイヤーロッドォ!」

 サラマリオンは普通にトライピオへ衝突した。

( <●><●>)「ではこちらは派手にいかせて貰いましょうか」

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 21:19:27.31 ID:W+wFl8Hb0
 カチッ……

( <●><●>)「行きますよ……」

 トリガーが入ったトライピオは空へ飛んでいった。

ジョニー「!?」

( <●><●>)「両翼!」

 降りてきたトライピオのプロペラに巻き込まれサラマリオンは動きを止めた。

ジョニー「なんだと……!」

( <●><●>)「残念ながら私のターゲットはただ一人です」


 勝者、ベルベット

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 21:21:35.61 ID:W+wFl8Hb0
第二試合

タカオ「カイ、リターンマッチだ!」

カイ「……」

タカオ「お前と俺、どちらか滅びるまでの真剣勝負いくぜ!」

カイ「……」

 GO シュート!

タカオ「ドラグーンS! ドランザーに向かっていけ!」

 バキャアッ!

 ドラグーンはドランザーに衝突し、またも砕け散った。

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 21:22:04.29 ID:pdg3yhSS0
まwwたwwwくwwだwwwけwwたwwwwwww

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 21:23:09.11 ID:TbZxkEY90
タwwwwwwカwwwwwwオwwwwwwwwwww

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 21:24:56.16 ID:W+wFl8Hb0

 ニット帽のシーボーグはまたも暴れまわっていた。

ニット帽「どうだー! シーボーグ2のアタックリングを搭載した、
     超攻撃型のベイ、シーボーグAF2nd! 旧式のシーボーグなどひねり潰してくれるわ!」

 シーボーグは自らリングアウトをして消えた。

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 21:25:22.36 ID:QPu5EDBWO
恥wwwwをwww知wwwwれww

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 21:27:36.12 ID:W+wFl8Hb0
DJ「ありゃりゃwwwww!? いつの間にか全勝負がついたようだ! では二回戦に行こう!」

第二回戦対戦カード

ベルベットvsヘタレ
火渡カイvsオワタ

DJ「二回戦に移る前に今から2時間の休憩にはいります!」

 そしてベルベットたちは昼食をとることにした。


80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 21:32:16.43 ID:W+wFl8Hb0
ヘタレ「お前が俺の相手のベルベットか」

( <●><●>)「その通りです」

ヘタレ「俺は中国の白虎族の一人でこの大会の前まで世界を旅していた
世界にはたくさんのブレーダーがいる。
お前は知らないかもしれないが、アメリカではバスケットボールの形のシューターがあるんだ
俺の使うドライガーはバランスタイプ、しかし攻撃の面が高い点をみると、
お前のトライピオは若干、俺のに弱い。そんなところだな。
俺の仲間にライって奴がいるんだがそいつの顔がむくれあがっていてだな……」


( <●><●>)「ふーん」

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 21:34:48.80 ID:W+wFl8Hb0
 そして試合のときが訪れた。

ヘタレ「いつでもかかってこい」

( <●><●>)「わかりました」

DJ「では始めるぞ! 3…… 2…… 1…… ゴォー……ヘタレ「シューーーーーーーートォーーーーーー」

 ヘタレのドライガーがフィールドで暴れ狂う。
トライピオごときでこの恐ろしいドライガーに勝てるのだろうか……? 

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 21:41:13.15 ID:W+wFl8Hb0
 がちん、がちんどーん!

ヘタレ「!?」

 ドライガーはあっさりジャンプ攻撃でリングアウトした。

( <●><●>)「案外弱いですね」

ヘタレ「……」

( <●><●>)「ではマッチ二回目ということで……」

ヘタレ「(たしかにコイツはとても強い……
だが俺にも負けられない理由がある、世界を渡ってきた経験、
プライド、そしてベイにかける思い、勝つ! かならず!
頼むドライガー! 力を貸してくれ!)」

 GO シュート!

 カァッ! 2体のビットチップが光った。

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 21:43:46.74 ID:W+wFl8Hb0
ヘタレ「……! ドライガー!」

( <●><●>)「トライピオ……!」


 空にはサソリと白虎が睨みあう姿が映えていた。


 プス


白虎「ギャアオオオオオオオオオン!」

 白虎は足をさされて倒れた。

ヘタレ「ドライガ~~~!」

85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 21:49:18.97 ID:W+wFl8Hb0
 こうしてあっさり二回戦は突破した。次は準決勝だ。

(^o^)「あっちぃ~~~~~~~っ!」

( <●><●>)「!?」

 隣のフィールドではオワタが火だるまになっていた。

カイ「次はお前だ」

 ベルベットに真っ直ぐカイは指を指した。

タカオ「ごくり……」

86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 21:55:40.28 ID:f2dNQ4TT0
タカオは何がしてえよwww

87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 21:57:06.73 ID:W+wFl8Hb0
 その頃…… Bブロックでは恐ろしい試合が行われていた。

ブルックリン「なんなんだこのベイは!」

ブレーダーⅩ「貴様ごときでは私に勝つことは出来ない」

ブルックリン「うひゃあああぁあああぁああ」

DJ「おっとー! ブレーダーxのベイが高く飛び上がった!」

ブレーダーⅩ「ゲームオーバーだ、アンデッドデスフレイムギガユニバースバーストX02!」

 バアアアアァアアアアンッ!

 ゼウスは砕け散った。


88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 21:57:49.55 ID:pdg3yhSS0
くwwwだwwけwwwたwwwww

89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 22:36:15.15 ID:W+wFl8Hb0
カイ「うおおおおおおおっ!」

(;<●><●>)「くっ……」

 その頃、ベルベットとカイは1-1のセフティーであった。

( <●><●>)「ハリケーン!」

 トライピオは高速回転をし、竜巻を作り出した。

DJ「うわあああああ、なんだか危ないので私は非難させていただきます」

カイ「スパイラル・フレイム!」

( <●><●>)「!?」

 竜巻はドランザーの炎を巻きつけてベルベットに跳ね返された。

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 22:38:37.90 ID:W+wFl8Hb0
(^o^)「やばい! 俺もアレにやられた!」

 大火傷でかつぎこまれたオワタは救急車でライブ映像を見ていた。

( <●><●>)「今だ!」

 トライピオはトリガーが発動し、空へ舞い上がった。

カイ「!?」

 ビットチップガ光り輝く。

91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 22:44:20.79 ID:W+wFl8Hb0
 炎の渦から鳥、その渦に向かっていくサソリ。

カイ「やきつくせえええええええぇええええっ!」

 朱雀がサソリの尻尾を食いちぎろうとする。
その時、大きく火柱がドームを突き抜けた。

( <●><●>)「うおおおおおおおおおおおおおおおおお」

カイ「うおおおおおおおおおおおおおおおおお
ドランザー系列はアタックリングが強く、
改造なしでもかなりの勝率をやることが出来る、
素人から廃人まで親しまれるベイ、
それにくらべてトライピオはアタックリングガほぼ遊び用で
素人が使えばただの使えないプロペラみたいなもんだってのに……
なんでぇ? あのガキは……」


 ドランザーの動きが止まった、決着がついたようだ。


92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 22:49:41.76 ID:W+wFl8Hb0
 しかし、歓声は上がらなかった。火事が起こって観客は避難をしてしまっているからだ。

カイ「ふっ…… いい勝負だったなベルベット……」

( <●><●>)「カイくん、私もです……」

 熱い握手を交わした後、周りを見る。

タカオ「早くお前らも避難しろよなー!」

( <●><●>)「大会は中止のようですね……」


 それはどうかな


カイ「よけろベルベット!」

( <●><●>)「!!」

 ベルベットの横を横切ったベイブレードが壁を突き抜けていった。

ブレーダーⅩ「まだ決勝が終わっていないんですよ……」

93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 22:53:20.42 ID:W+wFl8Hb0
( <●><●>)「……あなたがブレーダーⅩでしたか……」

カイ「!?……」

ブレーダーⅩ「フフフ…… ばれてしまいましたか……」

タカオ「お前キョウジュだろ?」

ブレーダーⅩ「……」

 ブレーダーXがマントを脱いだ。

キョウジュ「その通り、私こそこの世界で最強のブレーダー…… MANABU!」

カイ「MANABUだと……!?」

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 22:57:33.79 ID:W+wFl8Hb0
キョウジュ「さて……」

 キョウジュは壁を突き抜けて戻ってきたベイを手に取った。

キョウジュ「誰が私の餌食でしょうか……?」

(;<●><●>)「……!」

タカオ「キョウジュを倒すんだ! ドラグーンF!」

キョウジュ「やれやれ……」

 キョウジュのベイがドラグーンに襲い掛かった。

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 23:00:24.83 ID:W+wFl8Hb0
キョウジュ「あなたのベイごとき、普通にやってれば砕けますよ」

タカオ「どこねらっているんだ?」

キョウジュ「えっ……!?」

 ドラグーンFはいつの間にかキョウジュのベイの後ろにいた。

キョウジュ「馬鹿な……」

タカオ「今までの俺とは一味ちがうんだ」

(;<●><●>)「タカオ……!」

98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 23:03:41.34 ID:W+wFl8Hb0
キョウジュ「ではこちらも……」

タカオ「なっ……! ベイが増えた……!?」

(;<●><●>)「どうなっているんだ……!?」

キョウジュ「これで辺りを回っていればいつかは倒せる…… それも猛スピードで回ればっ……!」

 ドラグーンの周りを分身ベイが高速で回りだした。

タカオ「くくく……」

キョウジュ「なにがおかしいんですか……?」

タカオ「さっきまではほんの2割程度さ……」


!!!!!!!!!!!!!



101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 23:06:03.30 ID:W+wFl8Hb0
タカオ「本気で行くぜ!」

 会場の火を巻き込んでドラグーンが火柱を上げた。

キョウジュ「……!」

カイ「これはベルベッドと同じ…… 技……!」

タカオ「炎暴雨竜巻!」

 分身を火柱に巻き込んだ。

102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 23:08:04.61 ID:xxpoEE2cO
マジすかwwwww

103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 23:09:33.95 ID:W+wFl8Hb0
キョウジュ「さっきまでは0.2%でした、じゃあ20%でやりますね」

タカオ「あれっ……?」

キョウジュ「オベリスク!」

 分身が一つにかたまり、キョウジュのベイは巨大なベイブレードへと変貌を遂げた。

(;<●><●>)「うわああああああああ」

カイ「ちっ!!!」

キョウジュ「ではタカオ、さようなら」

タカオ「!!!!!!」

104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 23:12:25.47 ID:W+wFl8Hb0
 キョウジュのオベリスクのビットチップが光る。
光の中には青い巨神兵があった。

タカオ「ああああ……」

 すでにタカオはもらしてしまっていた。
ベルベットも唖然としている。

 そして巨神兵の拳がタカオへと振り落とされた。

キョウジュ「ゴット・ハンド・クラシャアアアアアァァァアアアアアアアアッ!」

 チュドオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 23:15:13.73 ID:W+wFl8Hb0
 ……煙が上がる。タカオの倒れている姿が見えた。

(;<●><●>)「タカオ!」

カイ「……安心しろ、気を失っているだけだ」

( <●><●>)「えっ……!?」

カイ「(許せ、ドランザー)」

 タカオの足元には砕け散ったドランザーSとドラグーンFの姿があった。

キョウジュ「戦わず負けるとは…… 火渡カイもその程度のようですね……」

106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 23:15:17.82 ID:Ds71hTC/O
オベリスクワロタwwwwwwwwwwwwwwww

107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 23:18:49.52 ID:W+wFl8Hb0
カイ「ベルベット…… このパーツで奴を倒せ……」

 ベルベットにベイのパーツを渡すと倒れこんだ。
さっきの爆風で相当のダメージを受けていたようだ。

( <●><●>)「……カイ……クン……」

 トライピオの足のパーツをはずし、炎の渦に投げ込んだ。

( <●><●>)「貴方の穢れたパーツなど要りません」

キョウジュ「なんだと……!?」

108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 23:20:23.83 ID:W+wFl8Hb0
( <●><●>)「一つ、聞きます…… 貴方はどこでそのベイを手に入れたんですか?」

キョウジュ「ククク…… ソレは私の家がしがないラーメン屋だったのが発端です」





 ……そう、それは一年前のことでした……







111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 23:24:15.66 ID:SniEx1UtO
だんだんマンガのノリに近付いてきたwwwwwwwww

112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 23:24:40.94 ID:W+wFl8Hb0
 それはある会社の社長が私のラーメン屋に来たのが始まり……。

社長「はぁ~~~~」

親父「どうかされたんですか? おやっさん」

社長「実は私の会社の社員が二名、なくなったのデース」

親父「そいつは気の毒だ……」

社長「その原因は呪われた石版の写真だとかで……」

キョウジュ「!!!! その写真、私に譲ってください」


 社長は自己責任という約束でその石版の写真を譲ってくれました。

113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 23:29:19.47 ID:W+wFl8Hb0
キョウジュ「す、すごい!!!!」

 パソコンに取り込むと恐ろしいほどの力が計れました。
そう、写真だけでもそれはかなりの力を秘めた聖獣でした。

( <●><●>)「聖獣……!?」

キョウジュ「あなたのサソリと同じく、ベイに秘められた精霊です」

( <●><●>)「トライピオにそんなものが……」

 話を続けさせてもらいます。
その日から私はその石版に描かれた聖獣の夢にうなされ続けました。
それでも耐えた! そしてこの聖獣のデータをパソコンに収めました。
あとはその器のベイと事実の記録……。

キョウジュ「すべて貴方のおかげです…… ベルベット君……」

(;<●><●>)「!?」

116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 23:33:47.62 ID:W+wFl8Hb0
 まず始めに器…… 貴方がニット帽を倒したときに手に入れた山ほどのベイ……
あれを元に構築を考え、そして最強の性能のベイを作り上げました……
強大な力を持った聖獣を操れることができるほどの……

 そして貴方がコン・レイとの戦いで見せたトライピオのデータを元に聖獣を……
そう、最後の仕上げにデータを取り込みました! 最強のベイを!

仁兄ちゃん「うわああああああああああ!」

ブルックリン「ひいいいいぃぃいいいいいい!」


キョウジュ「こうして、究極の聖獣『オベリスク』を秘めたベイが誕生したのです……」

118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 23:36:43.05 ID:W+wFl8Hb0
( <●><●>)「くだらない」

キョウジュ「なっ!?」

( <●><●>)「ベイが最強であろうが、貴方は凡夫。
       最強の車を小学生が操ってプロのレーサーに勝てるでしょうか?」

キョウジュ「貴様……」

( <●><●>)「物を言うのは実績だけです。口は関係なし!
       ではこの大会の決勝戦、そろそろ始めようと思いませんか?」

キョウジュ「いいだろう…… そのきもちわるい顔を出来なくしてやる」


 GOoooooooo シュウウゥウゥウウウウート!

120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 23:39:59.86 ID:W+wFl8Hb0
( <●><●>)「さて、このトライピオF……
       おっと、貴方のつけたF(ファング)でなくカイくんを意味したF(フレイム)です」

キョウジュ「知るか、あんな雑魚どもはどうでもいい!」

( <●><●>)「ではそのデカブツの聖獣をサソリの毒でしとめましょう」

 トライピオが空に浮き上がった。

キョウジュ「一気にしとめてやる……」

 オベリスクが分身を始めた。

122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 23:43:03.63 ID:W+wFl8Hb0
キョウジュ「さらに上にも……」

 トライピオの上を行く天井にもオベリスクが張り付いていた。

( <●><●>)「困りましたね……」

キョウジュ「積みです」

 四方向からトライピオにオベリスクが飛び掛ってきた。

( <●><●>)「じゃあもう、逃げなくていいや」

キョウジュ「は?」

( <●><●>)「地獄暴風!」

 トライピオの周りに出来た火の竜巻により、分身は吹き飛ばされた。

124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 23:46:02.99 ID:W+wFl8Hb0
( <●><●>)「さて…… 本気で着てください」

キョウジュ「……」

 オベリスクのビットチップから巨神兵が現れた。
オベリスクが光に包まれた。

キョウジュ「言われなくてもそうしてやりますよ……
      ゴッド・ハンド・インパクトオオォオオオオッ!」

 オベリスクがトライピオに向かってビームを繰り出した。

125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 23:49:05.85 ID:W+wFl8Hb0
( <●><●>)「トライピオ、跳ね返してやりなさい!」

キョウジュ「無理だ! この威力は韓国を滅ぼすほどに力を持っている」

( <●><●>)「今こそ最強を倒した最強! サソリの毒を見せてやりなさい!」

 空中にいるトライピオにビームがあたる。しかしトライピオはビームにアタックリングで耐えていた。

キョウジュ「馬鹿な…… ありえない……!」

126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/30(土) 23:51:59.21 ID:W+wFl8Hb0
 トライピオのビットチップが光る。
中から巨大なサソリが現れた。

キョウジュ「最強の聖獣がこんな蟲ごときにイィィ……」

( <●><●>)「それだけではない」

キョウジュ「!!!!!!」

 サソリの後ろには朱雀の姿が見えた。翼でサソリを守っているようにも見える。

キョウジュ「くそがああぁああっ! コイツの仕業かああっ!」

( <●><●>)「一度は敵でも気がつけば敵同士仲間なんですよ、MANABU君」

127 名前: ◆RKpcV6MUlM :2008/08/30(土) 23:55:39.40 ID:W+wFl8Hb0
キョウジュ「朱雀もろとも葬ってやる! これで終わりだあああっ!」

 周りが地震に見舞われた。ドームの燃えカスがオベリスクの周りに集まり始めた。

( <●><●>)「……!」

キョウジュ「ゴッド・ハンド・クラッシャアアアアァァァアアアアアアッ!!!!!!!」

 隕石のように炎に包まれオベリスクはトライピオに向かっていった。

(;<●><●>)「……!」

 その時、ドームが光に包まれた。

キョウジュ「!!!!???」

128 名前: ◆RKpcV6MUlM :2008/08/31(日) 00:00:35.90 ID:dJWbgPDd0
 砕け散ったドラグーンから光が、そして外でも……

MAX「ダディ! ボクのドラシエルが光ってる!」

ヘタレ「ドライガー!」

ブルックリン「ゼウス……」

ジョニー「サラマリオンが……」

ニット帽「おおっ! シーボーグAFLv3にも俺の心が通じた!」

仁兄ちゃん「俺のベイ……」

社長「おおーっ、私のベイがカガヤイテイマス……」

カイ「ドラン……ザー……」


キョウジュ「ど、どういうことだコレは……!?」

130 名前: ◆RKpcV6MUlM :2008/08/31(日) 00:04:39.83 ID:dJWbgPDd0
 トライピオの背後には朱雀だけではない、
青龍、玄武、白虎、闇の神、ペガサス、蟹、サラマンダー、鯨……
数え切れないほどの聖獣が集まり、輝きを放っていた。

( <●><●>)「では行きますよ…… MANABU君……」

キョウジュ「ああ…… ああああ……」

       ユニバースストーム
( <●><●>)「大空間疾風!!!!!!!!!!」

 光は大きな渦となりトライピオから放たれ……

巨神兵「ウゴオオオオオオオオオッ!」

 巨大な巨神兵の体を貫いた。

キョウジュ「うわああああぁぁぁああああああああああああっ!」

131 名前: ◆RKpcV6MUlM :2008/08/31(日) 00:06:57.61 ID:dJWbgPDd0
 オベリスクは砕け散り、炎の中に消えていった。

キョウジュ「ああ……」

 キョウジュは気を失い倒れた。

( <●><●>)「ふー…… 片付きました…… あれ?」

 倒れている人間は三人、出口は炎でふさがっている。

( <●><●>)「私どうしましょう?」


 バキッ! バキッ! バキッ!


( <●><●>)「!??!?」

 沢山のベイブレードが壁を突き破って入ってきた。

133 名前: ◆RKpcV6MUlM :2008/08/31(日) 00:09:37.86 ID:dJWbgPDd0
 突き破った穴がつながり、壁が倒れた。


MAX「大丈夫かい? ユー!」

ヘタレ「助けにきたぞ」

仁兄ちゃん「弟がまだ中にいるんでな……」

( <●><●>)「皆さん……」

 大会参加者が協力して壁をぶち破ったのだ。

……そしてカイ、タカオ、……そしてキョウジュは無事に救出された。


134 名前: ◆RKpcV6MUlM :2008/08/31(日) 00:11:34.02 ID:dJWbgPDd0
 ……数ヶ月後。そこにはいつもの日常があった。

ガキ1「ああっ! 日本代表になったベルベットだ!」

ガキ2「サインくれくれ!」

( <●><●>)「女の子優先です」

135 名前: ◆RKpcV6MUlM :2008/08/31(日) 00:14:41.87 ID:dJWbgPDd0
ガキ3「女の子は皆レイ選手のほうにいるよ」

( <●><●>)「なぜ彼のようなヘタレが……」

女の子「あっ! 火渡選手だ!」

ガキ1「俺もあっちに行こう!」

ヘタレ「ちょ、ちょっとお前達……」

( <●><●>)「ふー…… ずいぶん忙しいですね」

 先月の大会を見た会長の意見でベイブレード世界大会の5人が決定された。
ベルベットはその中の一人なのだ。

タカオ「MAX! サインくれ!」

137 名前: ◆RKpcV6MUlM :2008/08/31(日) 00:18:28.31 ID:dJWbgPDd0
キョウジュ「相変わらずの人気ですね…… いたたっ!」

( <●><●>)「キョウジュ。無理スンナ」

キョウジュ「無理は聖獣相手に何回もしていますよ」

( <●><●>)「そうか、じゃあどうでもいいや」


 ついでに日本代表のメンバー4人はベルベット、カイ、MAX、ヘタレ(中国人なのに)
これで来月アジア代表を決める戦いへと行くことになる。

( <●><●>)「でも最強の聖獣を倒した私こそ結局最強なんでしょうか?」

138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/31(日) 00:18:35.54 ID:/9vYrHB8O
やっぱりタカオ一般人www

140 名前: ◆RKpcV6MUlM :2008/08/31(日) 00:21:28.43 ID:dJWbgPDd0
 ……否、それは違う。この世界にはキョウジュ以上の強敵などゴロゴロいる。

 それを彼は味わうことになるだろう……。


雷「あれが日本のキー、ベルベットだ覚えとけよ」

魔王「なんでヘタレ兄が日本代表にいるの……?」

鯛「ほっとけ、奴は裏切り者だ」

我王「どうでもいいけど飯が食いたいだ」

141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/31(日) 00:23:26.53 ID:/9vYrHB8O
鯛って誰だ?

142 名前: ◆RKpcV6MUlM :2008/08/31(日) 00:24:57.64 ID:dJWbgPDd0
( <●><●>)「そうだ、子供達にベイバトルを見せてやりませんか?」

MAX「ナイスアイデアネ! じゃあベルベット、カイ、頼むね!」

カイ「俺は遠慮しとく」

ヘタレ「じゃあ俺がやろう、準備はいいなベルベット!」

( <●><●>)「もちろんです」

 この話は一旦、終わりを迎えるがベルベットの戦いはまだ終わったわけではない
皆も明日に向かってワインダーを引く!


 GO シュート!


145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/08/31(日) 00:29:15.08 ID:/9vYrHB8O
打ち切りっぽい終わり方だなw
だが乙www

146 名前: ◆RKpcV6MUlM :2008/08/31(日) 00:29:24.99 ID:dJWbgPDd0

 そして日本代表が日本を旅立った翌日……


タカオ「あ~あ、いいなぁ~あいつら~」

 タカオは一人ブランコをこいでいた。
そこに紫色の白髪染めをしたアゴがでかいおっさんがやって来た。

アゴのおっさん「……おい、君」

タカオ「なに? 俺、忙しいんだけど」

アゴのおっさん「君さえよければ我々と一緒に世界をとらないか?」

タカオ「えっ! やるやる! もちろん!」

アゴのおっさん「じゃあこのベイをあげよう」

タカオ「かっけぇえなよし、がんばるぞー!」

アゴのおっさん「じゃあ、私とあの夕日に向かってダッシュだ!」


 タカオの手には黒いドラグーンが握られていた。


                        終わり?

148 名前: ◆RKpcV6MUlM :2008/08/31(日) 00:32:05.13 ID:dJWbgPDd0
こんな思いつきで書いていた作品を最後まで見てくれた皆さんに感謝。

>>141
ガルマーンを使ってた子のハズ

>>145
ツギハギとか斬とか好きだよ

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