mesimarja
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川д川裏飯屋のようです
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 12:04:18.58 ID:Fltw4XOhO

第一話『見付ける』


('A`)


 俺は実に冴えない奴だと思う、自分でも思う。
 だから、この青春の証しとも言えるような学ランが、萎びているのだ。
 つくづく嫌になる、引っ越して来たのは良いものの、クラスには馴染めないし、この辺りの地形はややこしいし。

 そもそも、俺は今学校に行こうとしている訳であって。


('A`)(何処だよ、ここ)


 決して今いる路地裏を徘徊したいとか、そういう訳では無いのだ。
 ついでに言うと、引っ越して来たばかりのここ二、三日は車で学校まで送ってもらっていた。
 今日が初めての徒歩での登校なのである。




7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 12:07:37.82 ID:Fltw4XOhO

 とはいえ、この通り見事なまでに失敗だ、徒歩登校において失敗とか成功とかがあるのかは置いておくとして。
 にしてもヤバい、ただいま八時二十五分、あと五分で学校まで行くなんてどう考えても無理だ。
 しかも寝坊したせいで朝飯は食ってない、つまり腹が減って来ている。

 どうするよ、俺。


('A`)(続きはウェブですね分かります)


 今の俺は三択を迫られている。
 一つは何とかして遅刻にならないように登校、もう一つは遅刻してでも学校を探す。
 そして、諦める、だ、つまりサボりって事だ。


('A`)(まず一番最初は無理だな、こんな事考えている内にもう三分しか時間が無くなってる)


 この場合、遅刻してでも学校に行くのが正しい選択だ、それはどう考えても正しい選択だ。



10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 12:10:14.97 ID:Fltw4XOhO

('A`)(だけど学校行ってもなあ)


 そう、俺を悩ませるのはこれである。
 問題はそれなのだ。
 たかが学校、されど学校、馴染めないくらいどうって事無いと思うだろうが、本人からしたら結構重要なもので。

 と、悩んでいると、何処からか美味そうな飯のかほりが漂ってくる。
 こんな路地裏のどこにそんな場所があるのか。


('A`)(……ん?)


 すると、その壁とパイプと何かの機械音で満ちた壁に、看板とドアを見付けた。
 看板には『裏飯屋』と何とも言えないような字体で書かれていた。
 何故、こんな所に店なんかあるのだろうか、絶対人なんか来ないだろう……。



11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 12:13:35.80 ID:Fltw4XOhO

 けれど、臭いがしてくるのはこの店からだし、一度見付けたら気になるものは気になる訳で。


('A`)(腹、減ったし……良いよな)


 ちょうどその時、何処からか八時半を知らせるチャイムが聞こえる。
 しかし俺は気にせず、その裏飯屋まで歩いて行った。
 からからり、扉を開ければむんとして、先程の臭いが一段と強くなった、そしていらっしゃいという低い声が聞こえた。

 これが不思議な飯屋と、その店主、貞子との出会い。
 また、後に奴等との出会いでもあった。




川д川裏飯屋のようです




12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 12:16:41.01 ID:Fltw4XOhO

川д川

('A`)

川д川

('A`)


 え、なんすかこれ。
 俺なんて言えば良いんだよ、メニューも何も無いのに何を注文すれば良いんだよ。
 ていうか何か喋れって、怖いから。


('A`)「あ、あの」

川д川「はい」

('A`)「め、メニューは……」



13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 12:19:50.49 ID:Fltw4XOhO

川゚д川「え……?」

(;'A`)「い、いや何でもありません!」

川д川「は、はい」


 カウンター越しに向き合う俺ら、店主の方は何やら本を読んでいるようだ。
 更に話し掛け辛くなる、そしてそれに比例するかのように腹も減ってくる。


川д川「あ」

('A`)「い?」

川д川「うーん……あ、ご注文は?」

('A`)「え、今やっと聞くの?」

川д川「おうふ、私とした事が……」



14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 12:22:03.97 ID:Fltw4XOhO

 見事なあいうえお、これは間違いなくどうでもいい。


('A`)「いや、あのメニューとかはどこに……」

川д川

川;д川「あ、あああ! すみません!」

(;'A`)「はっ? えっと落ち着いて下さい!」

川;д川「す、すみません! 本当いつも来る人かと間違えてて!」


 そう言うと店主は慌てて何処からか一枚の紙を取り出して、俺の前に置いた。
 当の俺は、ここに人なんか来るのかと疑問に思いながらもそれに目を通した。


('A`)「ふむふむ……」

(゚A゚)「……ってカレーばっかりじゃねえか!」



15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 12:24:57.38 ID:Fltw4XOhO

 カレーライス、ドライカレー、あとなんか色々、プラス水。


川д川「カレーしか作れないので……」

(゚A゚)「なん……だと……」

川д川「す、すみません……」

('A`)「い、いやこっちこそ……」

川д川「はは……」

('A`)「はは……」

川д川「……」

('A`)「……」



16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 12:28:29.24 ID:Fltw4XOhO

('A`)「……」

川д川「……」

('A`)「……じゃあ、ドライカレーで……」

川д川「あ、はい……」


 彼女はそう言って店の奥に引っ込んで行った。
 俺は結構変わった場所に来てしまったらしい。
 店内は薄暗くカウンターには四つの丸椅子、テーブルはちらほら。


('A`)(腹減った……)



17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 12:32:15.97 ID:Fltw4XOhO

 そうして待つ事数十分後。


川;д川「本当すみません……どうぞ」

('A`)「ktkr」

川;д川「……」


 目の前のドライカレーは白い湯気をもくもくと上げていた。
 美味そうな臭いが鼻をつく。
 ぱくり、一口、これで不味かったらクレーム付けてやる。


('A`)

(゚A゚)(美味い……ッ!)



20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 12:37:44.10 ID:Fltw4XOhO

 辛さは普通、ちょうど良い、具は一つ一つが小さく噛むとじんわり味が広がる。


('A`)(これは絶品……)

川д川「あ、あの……味は……」

('∀`)b「美味いですよ」

川д川「あ、ありがとうございます……」


 俺は冷めない内にとがつがつ食べた。
 店主はそれを満足げに眺めていて、時々笑っていた。
 食べ終わる頃には、いつもの顔に戻っていたけれど。


('A`)「ごちそうさまでした」



24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 12:41:35.32 ID:Fltw4XOhO

川д川「じゃあお皿下げますねー」

('A`)「ん」


 店主は皿を持ってまた奥に引っ込んだ。
 長い髪はさらさら揺れて、そこから覗く口は笑っているようにも思えた。


川;д川「だ、大丈夫なんですか?」

('A`)「正直困ってる」


 そしてその後、俺は店主に聞かれたので、ここまで来た経緯を話した。
 余程常連以外がここに来る事が珍しいのか、とても嬉しそうだった。



27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 12:46:29.53 ID:Fltw4XOhO

('A`)「うーん……やっぱり行かなきゃな……えっと、その、貴女は……」

川д川「あ、言い忘れましたが貞子です」

('A`)「……貞子さんはVIP高校の場所分かりますか?」

川д川「まあ一応、良かったら案内しますので一緒に行きましょう」

('A`)「え、良いんですか、こことかは」

川д川「どうせ今は誰も来れないので大丈夫ですよ、さ、行きましょう」

('A`)「あ、ありがとうございます」


 親切な事に、貞子さんは学校まで案内してくれた。
 俺は礼を言うと、急いで教室に向かった。
 かなり怒られたのは、言うまでも無い。


第一話、おわり。



39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 13:15:50.11 ID:Fltw4XOhO

第二話『色々知る』


 ドクオです、最近変な店を知りました。
 ドクオです、店も変ですが店主の貞子さんも変わってます。
 ドクオです、貞子さんについてまだよく知りません。

 ドクオです、ドクオです……。


('A`)(我ながら古いな)


 脳内で劇場を繰り広げながら、俺は学校の屋上で菓子パンに食い付いていた。
 あれから数日、俺はあの店には行ってない、というか行けない。
 何故なら道が分からないからだ。

 あの場所に行けたのは道に迷ったからで、今では自分がどのようにして行ったのか思い出せないのだ。



40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 13:19:33.66 ID:Fltw4XOhO

 何度か行ってみようと挑戦したものの、なかなか見付からず。
 そうしている内に、一度本気で迷いそうになったので懲りて諦めてしまった。
 あのカレーは今のところ俺の中では一番で、例えカーチャンの料理だろうとあのカレーには勝てなかった。


('A`)(食いたいな……)


 瞼を閉じれば蘇るあのカレーの味、そして満足げな表情。


('A`)(そろそろ戻んなきゃな)


 きんこんかんこん、予鈴が聞こえたので俺はさっさと屋上から去って行った。




川д川裏飯屋のようです




42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 13:23:24.08 ID:Fltw4XOhO

('A`)(あーかったりーやっと終わったわー)


 きんこんかんこん、鐘が鳴るなり外出てく。
 これで学校も終わりだし、明日は土日、家に引きこもれる。
 絶賛ヒキライフ満喫中、という訳だ。


('A`)(家帰る前に本屋寄るか)


 商店街を歩いて行き、俺は漫画でも買おうかと本屋に立ち寄った。
 適当に新刊コーナーから単行本を手に取って品定め。


('A`)(……あ、これ新刊出てるのか)



45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 13:28:21.69 ID:Fltw4XOhO

 今手に取った本など忘れ、俺はいつも買っている方の新刊に手を伸ばした。
 ら、誰かの手と重なった。
 見た感じ女性の手、フラグか、これは。


('A`)「あーすみません」

川д川「いーえー」

(;'A`)「あ」川д;川

(;'A`)「ちょ、貞子さんじゃないですか」

川д;川「そ、そういう貴方は誰かさん……」

(;'A`)「あ、ドクオです」

川д;川「……誰かさん……ドクオさんじゃないですか……」



46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 13:31:56.52 ID:Fltw4XOhO

(;'A`)「ひ、久し振りです」

川д;川「……あれからどうですか?」

(;'A`)「とりあえず場所変えて話しましょうか……」

川д;川「そ、そうですね……っと、その前にこれ買いますね」


 貞子さんは俺が手を伸ばしかけた新刊を手に取って言った。
 案外趣味は合ってるみたいだ。


 ※ ※ ※


川д川「良かったらそこらへんに座ってて下さい……」

('A`)「あ、はい、どうも」



48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 13:37:30.03 ID:Fltw4XOhO

 ここはあの裏飯屋、貞子さんに着いて行く事数分で到着。
 今度から道を忘れないようにしておこう。


('A`)「あ、そうだ、今って何か注文出来ますか?」

川д川「大丈夫ですよー」

('A`)「なら、あのドライカレーを……」

川д川「分かりましたー」


 相変わらず薄暗い店内で、奥にいる貞子さんと俺は話していた。
 ぐつぐつ煮込む音と臭いが食欲をそそった。


川д川「ドクオさんは高校生ですよね」

('A`)「まあ一応……」



49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 13:42:12.31 ID:Fltw4XOhO

 決して青春真っ盛りでは無いけれど、と心の中で付け足した。


('A`)「貞子さんは何歳ですか?」

川д川「そういう事は聞いちゃ駄目です、大学生辺りって事にしといて下さい」

(;'A`)「あ、はい……」

川д川「そういえばドクオさんも、この漫画好きなんですね」

(*'A`)「はい、良いですよね、それ」


 貞子さんの言うこの漫画とは先程のもので、俺がかなり好きな漫画だ。
 別に何て事ない日常系、だがそれがいい。


川*д川「知り合いで好きな人が居ないんで結構嬉しいです……」



51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 13:47:44.15 ID:Fltw4XOhO

(*'A`)「あ、俺もですよー、皆知らなくて……」


 まず友達すら居ないけど、という事は黙っておいた。
 貞子さんはカレーをよそりながらも喋る。


川*д川「いやー良かったです、ドクオさんも好きだったなんて」

(*'A`)「結構好みが似てるんでしょうね」

川*д川「はい、出来ましたよー」

(*'A`)「いただきまーす」


 カレーはやっぱり美味かった、きっと何度食べても飽きないだろう。
 それから俺達は漫画談義に花を咲かせて、気付けば一時間は過ぎていた。



52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 13:53:13.76 ID:Fltw4XOhO

('A`)「じゃあそろそろ帰りますねー、また話せると良いですね」

川д川「ありがとうございましたー、待ってますね」

('A`)b「あ、今日も美味しかったです」


 帰り際、思い出して俺は言った。


川*ー川b


 貞子さんも笑いながらそれに返した。
 初めて普通に笑顔を見た気がする。


('∀`)(いやー満足満足)



54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 13:58:15.62 ID:Fltw4XOhO

 翌日。


川д川「うーん読んじゃうと先が待ち遠しいですね」

('A`)「本当次の巻まで長いですよね」

川д川「あるある」

('A`)「何とかなりませんかね」

川д川「ねー……あ、なら他の漫画読み始めれば気が紛れますね」

('A`)「無限ループな気がする」



第二話、おわり。



62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 14:20:54.82 ID:Fltw4XOhO

第三話『出会い1』


( ゚д゚ )

('A`)

( ゚д゚ )

('A`)

( ゚д゚ )「あの」

('A`)「あの」

( ゚д゚ )「あ、そっちからどうぞ」

('A`)「い、いやそっちからどうぞ」



63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 14:23:31.94 ID:Fltw4XOhO

( ゚д゚ )

('A`)

( ゚д゚ )

('A`)

( ゚д゚ )「……誰?」('A`)

( ゚д゚ )「……」

('A`)「……」




川д川裏飯屋のようです




65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 14:28:03.52 ID:Fltw4XOhO

 なんだ、なんなんだ、この状況。
 俺はただ普通に裏飯屋に来ただけなのに、何故か貞子さんではなく違う人がいた。
 こっちみんな。

 ……と今にも叫んでやりたいところだが、初対面だし気が引ける。
 にしても店主不在の店に居座っているとは……。
 まさか、泥棒?


('A`)(本当に泥棒だったら……)

( ゚д゚ )(何か勘違いされてそうだ……)

('A`)(いやまだ断言出来ない……だけど……)

( ゚д゚ )(ていうかこいつ泥棒じゃ無いよな……うん)

('A`)(……怪しい……!)( ゚д゚ )



67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 14:32:04.12 ID:Fltw4XOhO

('A`)「えっと……ここのカレー良いですよね」

( ゚д゚ )「だな」

('A`)「はは」

( ゚д゚ )「はは」

('A`)(会話が続かない!)


 どこかでも感じたようなこの感覚、デジャヴ。


川д川「はー……ただいまー、あれドクオさんこんにちは」

('A`)「あ、どうも……」

川д川「兄さん、店番ありがとうねー」



69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 14:35:27.08 ID:Fltw4XOhO

( ゚д゚ )「あ、ああ……」

(゚A゚)「!?」

川д川「あ、ドクオさんにはまだ言って無かったですね、こちら兄のミルナです」

川д川「あと兄さんにも言って無かったね、この人は最近よく来るドクオさん」

('A`)「よ、よろしくお願いします……」

( ゚д゚ )「ああよろしく……」

('A`)(泥棒って勘違いしてたなんて言えない……)( ゚д゚ )


 そんな風に微妙な挨拶を終えたところで、考えてみる。
 血が繋がっているようには見えないと。
 世の中似ている兄弟ばかりでは無いのだと知る。



71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 14:38:10.30 ID:Fltw4XOhO

川д川「あ、やっぱり似てないですね」

(;'A`)「い、いや別にそういう訳じゃ」

川д川「いや良いんですよ」

川゚д゚川「こうすれば似てるでしょう?」


 すると貞子さんは俺の心を読んだのか、前髪を持ち上げて顔を見せた。


川゚д゚川( ゚д゚ )


 不覚にも納得してしまった自分がいた。
 うん、兄妹だな、絶対。
 あとこっちみんな。



73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 14:44:23.27 ID:Fltw4XOhO

川゚д゚川「まあそういう訳ですから」

('A`)「あの、もう大丈夫です、はい」

川д川「あ、忘れてました……で、時々来てるのでその時はまたよろしくお願いします」

('A`)「い、いえ」

( ゚д゚ )「にしても良かったよ、この店にまた常連さんが増えてくれたとは」


 するとミルナさんが横に座りながら話し掛けてきた。
 見た感じミルナさんも大学生辺りだろうか。


川д川「こんな場所にあったら気付きもしませんからね」

('A`)「そういえば何でこんな場所にあるんですか?」



78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 14:49:12.44 ID:Fltw4XOhO

 場所的にはまさに裏飯屋だ、カレーしか無いけれど俺からすればかなり美味い。
 普通に店を出せばそれなりに話題にはなりそうだけれど。
 何でわざわざ、こんな場所なんだろう。


川д川「こっそりやりたいんです、その方が私に合ってるので」

('A`)「何か勿体ない気もします」

( ゚д゚ )「それは俺からもよく言ったさ」

川д川「でもやっぱり無理でして」

('A`)「変わってますね」

川д川「よく言われます、店と同じようにって」



80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 14:54:14.52 ID:Fltw4XOhO

('A`)「隠れに隠れた名店か……」

川д川「そ、そんなに言う程じゃ……」

川ー川「ただ、流れが早い社会の中で、ゆったりしていく事は必要ですから」

( ゚д゚ )「それに今となってはこれが一番良いと思ってるよ、俺も貞子も」

('A`)「それはどういう……」

( ゚д゚ )「いつか君にも分かるさ」

川д川「さて、お腹空いたしドクオさんも何か食べましょう」

('A`)「あ、良いんですか?」

川д川「だってその為に来たんでしょう? お金も要らないんで遠慮なさらず」

('A`)「いやむしろ悪いというか……」



82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 14:59:31.35 ID:Fltw4XOhO

( ゚д゚ )「まあまあ遠慮しないで食べて行くと良いさ」

川д川「じゃあ待ってて下さいねー」


 流れに任せて昼飯にお邪魔させていただく事になった。
 昼飯は普通のカレーライス、これもやはり美味かった。
 毎度ながら美味しかったと礼を言い、俺は店を後にした。


( ゚д゚ )「またなー」

川д川「またねー」

('A`)「ありがとうございましたー」


 そんな風に過ごした、穏やかな土曜の昼。




第三話、おわり。



86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 15:22:14.33 ID:Fltw4XOhO

第四話『出会い2』


('A`)


 このままじゃ、駄目だとは思っている。
 そりゃあ、いつまでもクラスに馴染めないのはヤバいだろう。
 そう思ったのだ。

 友達、出来ないかなあ。
 仲良くなれそうな人がなかなか居らず、いつもうだうだ曖昧にやり過ごしている。


('A`)(悩んでるだけじゃ仕方無いな)


 結論に辿り着くと、俺は裏飯屋の前まで来ていた。



87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 15:25:51.31 ID:Fltw4XOhO

( <●><●>)「明日からはもう忙しくないですね」

(-_-)「だね……またこっちに来れるよ」

(;'A`)「!」


 そこにいたのはカレーを食べながら話す二人組だった。
 両方とも俺と同じ学ランを着ている。


(-_-)「あれ? 君は転校生の人?」

(゚A゚)「あっばばばばば」




川д川裏飯屋のようです




93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 15:31:38.47 ID:Fltw4XOhO

(-_-)「あ、やっぱりそうだ」

( <●><●>)「鬱田さんでしたっけ」

(゚A゚)「なななな何でこここここんな所にいいいいるんですか」

(-_-)「僕たち、これでもよくここに来てるんだよ」

( <●><●>)「鬱田さんも知っているとは思いませんでした」


 この二人組、確かクラスにいたような。
 ヒッキーとワカッテマスと言ったか、どこか俺と似ている二人組だ。
 何でいるんだ。


(゚A゚)「落ち着け俺、落ち着け俺……」

(-_-)「だ、大丈夫かな」

( <●><●>)「様子を見ましょう」



94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 15:35:23.31 ID:Fltw4XOhO

(゚A゚)

('A`)「……ふむ」

(-_-)「ごめんね、驚かせたみたいで」

('A`)「い、いや、そんな事無いって」

( <●><●>)「そうですか、なら良かった」

(-_-)「鬱田さんも食べに来たんでしょ? 良かったら一緒に……」

(゚A゚)「いっいいやそんなめめ滅相もないっ」

(;-_-)「落ち着いて! お願いだから落ち着いて!」

( <●><●>)「大丈夫ですかね」



98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 15:40:13.94 ID:Fltw4XOhO

 ※ ※ ※


('A`)「ご迷惑御かけしまひゅた」

川д川「(噛んだ……)はい、カレーどうぞ」

(-_-)「(噛んだ……)いや、気にしないで」

( <●><●>)(噛んだ……)


 それから俺は何とか落ち着きを取り戻し注文したカレーを食べ始めた。


('A`)「つまり二人も俺と同じようにこの店を見付けた、と」

(-_-)「うん、そういうこと」



99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 15:45:00.20 ID:Fltw4XOhO

( <●><●>)「そういえば鬱田さん、前々から思っていたのですが」

('A`)「な、何?」

( <●><●>)「この辺りに知り合いとかいるんですか?」


 それは遠回しに友達がいるのかを聞いているのか。
 むせそうになりながら、そして首を横に振りながら、俺はカレーを食べる。


(-_-)「じゃ、じゃあさ、僕たちと友達になってくれないかな」

('A`)「えー、うん友達ねぇ……」

(゚A゚)

(゚A゚)「いいいいやめめめ迷惑じゃあばばばば」



100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 15:50:21.20 ID:Fltw4XOhO

(;-_-)「そ、そんな事ないから!」

( <●><●>)「まず落ち着いて下さい」

(;'A`)「よし、今度こそもう大丈夫だ」

('A`)「……で、あの、その、友達っていうのは……」


 友達という聞き慣れない言葉に思考回路はショート寸前、今すぐ会いたい。


(-_-)「文字通りっていうか……」

('A`)「ほ、本当に良いの……?」

( <●><●>)「ええ」



101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 15:54:57.81 ID:Fltw4XOhO

('A`)「な、なら、俺で良ければ……」

(-_-)「じゃあ決まり、よろしくねドクオ」

( <●><●>)「よろしくお願いします、ドクオさん」

('A`)「う、うん、よろしく」

('∀`)


 良いのか、良いのだろうか、こんな良い事があって。
 自分で言っててよく分からない。


川д川「良かったじゃないですか、ドクオさん」

('A`)「は、はい」



102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 15:58:18.63 ID:Fltw4XOhO

 こうして俺のぼっちライフは幕を閉じ、新たなリア充ライフがやってきた。


(-_-)「そういえばもうすぐテストだけど……ドクオは大丈夫?」

('A`)「え、そうなの?」

( <●><●>)「知らなかったんですか」

川д川「大丈夫なの? それ……」

(;'A`)「ヤバいよーヒッキー助けてー」

(-_-)「頑張れ」

( <●><●>)「頑張って下さい」

('A`)「ひどい」



104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 16:02:52.71 ID:Fltw4XOhO

('A`)「あ、ワカッテマスは優しいから教えてくれるよな?」

( <●><●>)「他に教えなきゃいけないのが約二名程いるので……」

(-_-)「あ、他のクラスの幼馴染み?」

('A`)「幼馴染みとかいるのか」

( <●><●>)「ええまあ」


 何だかんだ言って二人とも良い奴だ。
 前よりも学校に行くのが楽しくなったし、ここにもよく来るようになった。
 だから二人には感謝してる。


('A`)「テストどうしよう」

(-_-)「頑張るしか無いね」

('A`)「ですよねー」



106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 16:06:24.37 ID:Fltw4XOhO

川д川「あ、そうだ三人とも」

('A`)「はい?」

(-_-)「?」

( <●><●>)「どうしました」

川д川「今日から新しくメニューにラーメンを入れました」

('A`)「よしそれ下さい」

(-_-)「僕も食べるよ」

( <●><●>)「冬には良いですね、私も食べます」


 裏飯屋にも、変化が出始めた。



107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 16:10:17.20 ID:Fltw4XOhO

( ゚д゚ )「今日は人がいるな、珍しい」

('A`)「お、こんにちは」

(-_-)「ていうかもうこんばんはの時間じゃないかな」

( <●><●>)「ではこんばんは」

川д川「兄さんもラーメン食べる?」

( ゚д゚ )「頂こう」

('A`)「美味いですよ」

(-_-)「身体が暖まるね」

( <●><●>)「また楽しみが増えました」



109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 16:15:48.27 ID:Fltw4XOhO

 まだ裏飯屋を見付けてからも、二人と友達になってからも。
 そう随分と、経って無いけど。
 何だか昔からこんな風にしていたような気がした。

 ずっととは言わない、だけどせめて高校卒業までは。
 このままでいたい。
 そう思った、だけど。


('A`)「ん? カーチャンどうした?」

J( 'ー`)し「貴方には悪いけど、もうすぐ、ここを引っ越しましょう」


 そうは、いかないみたいだ。




第四話、おわり。



117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 16:43:51.70 ID:Fltw4XOhO

最終話『また今度』


(ヽ'A`)


 泣きたい、本当に泣きたい、何でってそりゃあ、泣きたいもんは泣きたい。
 せっかくの友達が、店が、やっと会えたというのにこれはないだろう。
 と言ったところでカーチャンを恨める訳でも無く、俺はただ悲しむだけだった。


(ヽ'A`)(俺が何をしたのかと)


 そうだ、誰も悪い事なんてしてない、誰も恨めない。
 神様のこんちくしょうくらいなら言えるけれど。
 とにかく皆に何て言えば良いのやら。



119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 16:46:31.42 ID:Fltw4XOhO

川д川「いらっしゃい」

('A`)「あれま、俺だけですか」

川д川「みたいです」


 寒さが増して、冬と実感させられる。
 そんな冬のある日、俺は裏飯屋に行った。
 しかし誰も居らず、ただ一人カレーを煮込む貞子さんだけがカウンターの先にいた。


('A`)「誰もいないのが珍しいって感じるのは不思議ですね」

川д川「私もそう思います」

('A`)(来たばっかりの頃を思い出すわ)



121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 16:49:23.93 ID:Fltw4XOhO

 よく考えてみれば、あれからちょうど一ヶ月経っていた。
 早いような、遅いような、長かったような、短かったような。
 そんな一ヶ月だった。

 学校も、まだ一ヶ月しか行ってない。


('A`)「はあ……」

川д川「どうかしましたか?」

('A`)(そろそろ、言わなきゃな……)


 別に何も言わないで引っ越す事も出来るが、俺はどうしてもお別れを言いたかった。
 例え、言った事によって、皆が離れて行こうと何だろうと。
 俺は、言わなきゃならない。



122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 16:53:15.22 ID:Fltw4XOhO

('A`)「貞子さん」

川д川「はい?」

('A`)「俺、また引っ越す事になりました」

川゚д川

川;д川「え、そ、そうなの!?」

(;'A`)「……ざ、残念ながら」


 貞子さんは驚いて、身を乗り出して俺に聞き返した。
 あまりにもそれが大迫力なので、俺は思わず怯む。
 信じられない、といった顔をする貞子さんは、溜め息を吐くと乗り出した身を引いた。


川д川「……仕方、無いですよね」



124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 16:56:37.45 ID:Fltw4XOhO

('A`)「こればっかりは……」

川д川「……」


 からからから。


( ゚д゚ )「なんだ、今日はドクオ一人か」

('A`)「あ、ミルナさん……」

川д川「いらっしゃい、ドクオさん引っ越しちゃうんだって」

(;゚д゚ )「mjd!?」


 店に入るなりミルナさんは俺の肩を掴んで叫んだ、兄妹揃って……。



126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 16:59:17.53 ID:Fltw4XOhO

川д川「寂しくなるね」

(;゚д゚ )「ああ……その事は二人に言ったのか?」

('A`)「いや、まだ言ってません……」

川д川「いつ引っ越すの?」

('A`)「早くて、明日、明後日には……」

( ゚д゚ )「そうか……」

('A`)「あ、あの、今ここに二人を呼んでも良いですか?」

川д川「勿論です」


 貞子さんから許可が降りたので、俺はメールで二人を呼んだ。
 二人ともすぐ行く、という返事をくれた。



128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 17:02:25.41 ID:Fltw4XOhO

 ※ ※ ※


(-_-)「どうしたの?」

( <●><●>)「何か用があるのはわかってます」

('A`)「あ、ああ……実は、俺、また引っ越すんだ」

(-_-)「……そっか」

( <●><●>)「……」

('A`)「……本当に悪かった」

( <●><●>)「ドクオのせいでも無いのですから、謝る必要など無いのですよ」

(-_-)「うん、ワカッテマスの言う通り」

('A`)「……ありがとう」



129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 17:06:12.87 ID:Fltw4XOhO

 二人は優しかった。
 つい最近知り合ったばかりなのに、まるで昔からの親友のように心配してくれて。
 俺はまだ、何一つ礼が出来ていないのに。

 貞子さんも、ミルナさんにもだ。
 感謝してばかりで、何も、出来ない。


(;A;)「っく……ごめんな……何も出来なくて……」

(-_-)「そんな事無いよ」

( <●><●>)「そうです、そんな事ありません」

川д川「たまにはカレーでも食べますか」

(;A;)「はい……」



132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 17:10:45.06 ID:Fltw4XOhO

 これで、このカレーを食べるのも、最後になるだろう。
 程よい辛味が身体を暖めてくれて、粒の様な肉の微妙な甘味が堪らなく美味い。
 心して食べよう、そう思ったはずなのに、あっという間に食べ終わってしまった。

 涙も止どまる所を知らない。


(ぅA;)「ありがとう、ございました……美味しかった、です……」

川*ー川「そっか、なら良かったです」

( ゚д゚ )「じゃあお別れ会とでも行くか」

(-_-)「賛成」

( <●><●>)「そうしましょう」

(ぅA;)「……?」



135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 17:15:17.82 ID:Fltw4XOhO

 それから、俺は何をしていたのか、よく思い出せない。
 長時間に渡って皆と笑い合っていた、という事だけは覚えている。
 とても幸せだった、とても楽しかった。


('A`)「じゃあ、そろそろ行くわ」

(-_-)「ん、行ってらっしゃい」

( <●><●>)「行ってらっしゃい、たまには戻って来て下さいね」

川д川「いつでも、良いんですよ」

( ゚д゚ )「待ってるからな」

('A`)

('∀`)「へへっ……行って来ます」



139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 17:19:22.71 ID:Fltw4XOhO

 俺は手を振って、店から出て行った。
 外は寒かったけれど、カレーのお陰かあまり気にならない。
 悲しかったはずだけど、今の俺は笑っている。


('A`)「カーチャン、ただいま」

J( 'ー`)し「遅かったね、挨拶にでも行ってたのかい?」

('A`)「……うん」

J( 'ー`)し「悪いね、嫌な思いさせて」

('A`)「そんな事無いよ、大丈夫」

J( 'ー`)し「……ありがとね……」

('A`)「さて、まだ準備残ってるから早くやるか」

J( 'ー`)し「……うん」



144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 17:24:38.54 ID:Fltw4XOhO

 俺は、道に迷ってしまったらしい。
 何で路地裏に来ているのやら、来るつもりなど無かったのに。


('A`)(うっそぴょーん)


 本当はあれだ、路地裏に来るつもりはあった。
 だけど迷った、なんかもう一年前より迷路みたいになってね?
 腹も減ったし、そろそろ見付かっても良い頃だけど。


('A`)(この臭いは……)


 すると、あの懐かしく、美味そうな臭いがした。
 その先には一年前と変わらない看板があって、その下にはドアがある。
 俺はからからと、そのドアを開けた。




川д川裏飯屋のようです おわり。



148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 17:27:10.62 ID:Fltw4XOhO
あとがき

前からやりたかったので勢いに任せてやりました、後悔はしてないが、反省はしている。
支援ありがとうございました!

では質問ありましたらどうぞ。

149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 17:31:58.08 ID:5ph2RZYoO
乙ー!良かったよ!
他に何書いてる?

150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 17:32:57.12 ID:LPz2mLj1O
携帯での作品投下について


それと面白かったぜ

152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 17:36:41.73 ID:Fltw4XOhO
>>149
ちょっと前に、先生と生徒のようですとかいうのを書きました。
あと短編なら、旅する、お菓子をくれなきゃ悪戯、とかを。

>>150
け、携帯厨ですみません、基本的に楽です。

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