- 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 15:40:23.02 ID:jFyKbxZqO
- うんちぃ!ぶりぶりぃ!うっひょう!
- 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 15:43:40.77 ID:jFyKbxZqO
- 「ねぇ?産まれるってどんな感じかな?」
「分からない…」 「だけど」 「きっと楽しいよ」 ――――― ――― ―
- 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 15:48:32.73 ID:jFyKbxZqO
- ミセ*;Д;)リ「はーッ」
ミセ*;Д;)リ「はーッ!」 ( ・∀・)「ミセリさん。いろいろ検討しましたが陣痛を止める事は不可能です」 ( ・∀・)「ミセリさんは現在妊娠28週。普通に分娩するならかなりリスクの高い出産になります」 ( ・∀・)「しかし手術で取り出したらリスクは最小限でとどめれます」
- 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 15:51:39.44 ID:jFyKbxZqO
- ( ・∀・)「ただ、ミセリさんはうんちぶりぶりブリュッセル病です」
( ・∀・)「未熟な状態で産まれる場合最悪」 ( ・∀・)「下痢便になります」 ( ・∀・)「どうなさいますか?なさる場合はすぐに外科の者を呼びます」 ミセ*;ー;)リ「…」 ――――― ――― ― ブリュ
- 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 15:57:01.20 ID:jFyKbxZqO
- (,,゚Д゚)「今日からNICUの研修か…」
彼の名前はギコ。今年25になる研修医 (,,゚Д゚)「ジョルジュさん…俺、やります」 彼は今回NICUを通じ、地獄を見る
- 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 16:04:23.01 ID:jFyKbxZqO
- ( ・∀・)「あなたが今回うちに来たギコ君ですね?」
(,,゚Д゚)「はい」 ( ・∀・)「私はあなたの指導医のモララーです」 (,,゚Д゚)「よろしくお願いします!」 ( ・∀・)「あなたの前の指導医はジョルジュさんでしたね?」 (,,゚Д゚)「え?はい…」 ( ・∀・)「彼ね、辞めました」 (,,゚Д゚)「え?」 ギコは以前、外科の研修を受けておりジョルジュはその指導医だった。 それはまた別の話だが。
- 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 16:11:33.12 ID:jFyKbxZqO
- ( ・∀・)「正確に言うと外科を辞めたのですがね」
(,,゚Д゚)「…」 ( ・∀・)「うちの病院に新しくおちんちんケア科が出来ました」 ( ・∀・)「彼は優しくおちんちん病をケアしてます」 そう、おちんちんを優しく ( ・∀・)「彼ね」 (,,゚Д゚)「?」 ( ・∀・)「まだ35歳なのに外科の次期教授は彼だと言われていたんです」
- 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 16:19:42.61 ID:jFyKbxZqO
- ( ・∀・)「私も彼の同期ですが…彼に勝てる人なんて居ませんでした」
(,,゚Д゚)「そんなに凄かったんですか」 ( ・∀・)「ひねくれ者の多い医者で人望もありました」 ( ・∀・)「ですがあなたのせいで辞めました」 (,,゚Д゚)「…」 ( ・∀・)「彼はイイ男でした」 彼以上のイイ男になってください モララーはそう言い、ギコを担当患者の元へと連れて行く。
- 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 16:26:08.27 ID:jFyKbxZqO
- 集中医療室に着き、ギコは驚いた。いや、驚いたというレベルではない。何故ならば
( ・∀・)「おはようございます」 ● ▲ (,,゚Д゚)「これは…」 そこに居たのはうんちだからだ ちょっと臭かった
- 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 16:30:31.69 ID:jFyKbxZqO
- ( ・∀・)「ギコ研修医。あいさつを」
(,,゚Д゚)「あ…はい。おはようございます」 ギコが驚くのも無理はない うんちを保育器に入れて周りに機械が沢山あれば誰だって驚くはずだ (*゚ー゚)「ちゃんと挨拶して下さい!この子達は分かるんですから!」 (,,゚Д゚)「あなたは?」
- 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 16:35:54.57 ID:jFyKbxZqO
- (*゚ー゚)「看護士のしぃです」
(,,゚Д゚)「あ…私は研修医のギコです。よろしくお願いします」 一発やりたい。ギコは思った (,,゚Д゚)「一発やりたい」 口にも出した。だが気にしない。だってまだ25歳なんだもの
- 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 16:44:20.60 ID:jFyKbxZqO
- (*゚ー゚)「…」
(*゚ー゚)「昨日産まれた子です。ギコ先生が担当するのはこの子たち」 (,,゚Д゚)「…すごい」 (,,゚Д゚)「こんな子達が生きてるなんて…」 (*゚ー゚)「昨日産まれたばかりの双子ちゃんですよ」 道理でまだ湯気が立ってるはずだ。とギコは思った。 それにクソ臭かった
- 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 16:49:10.39 ID:jFyKbxZqO
- (*゚ー゚)「とりあえずは指導医のモララー先生にくっついてやり方を覚えて下さい」
(*゚ー゚)「新戦力としては期待してませんしね」 (,,゚Д゚)「…」 何でこの人はこんなにつっけんどん何だろう? ギコはそう思っていた…
- 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 16:53:08.06 ID:jFyKbxZqO
- ところ変わって病室
ミセ*゚ー゚)リ「…赤ちゃんに会わせて下さい……」 ミセ*;ー;)リ「お願いします!赤ちゃんがどんなふうなのか知りたいんです!」 ――――― ――― ―
- 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 17:17:17.37 ID:jFyKbxZqO
- ( ・∀・)「状態は決していいとは言えません」
(,,゚Д゚)「双子のですか?」 ( ・∀・)「えぇ。早期出産ですからね」 ( ・∀・)「最悪…」 ( ・∀・)「血便、もしくは下痢便の恐れがあります」 (,,゚Д゚)「下痢便…?」
- 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 17:21:58.05 ID:jFyKbxZqO
- ( ・∀・)「うんちぶりぶりブリュッセル病。聞いた事は?」
(,,゚Д゚)「いえ…」 ( ・∀・)「端的に話すなら垢太郎のようなものです」 (,,゚Д゚)「垢太郎…あの童話の?」 ( ・∀・)「そうです」
- 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 17:35:32.25 ID:jFyKbxZqO
- うんちぶりぶりブリュッセル病とは
原因不明の難病の1つ 不妊の女性におこりやすいと言われている。 妊娠し、産むと。 (i)「ブリリ!ブリュッ!ブリッ!」 まんまんからうんちが出てくる 産まれたら型にハメて冷やせばあら不思議!人間になる ただこれが難しく担当の医者は ( ・∀・)「クソっ!なんて病気だ!」 と思う。クソだけに
- 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 17:38:22.59 ID:mjn9xgeNO
- 型にはめるwww
- 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 17:39:40.54 ID:uNFOBL1LO
- おちんちん病と言い、医学的な矛盾を完全に無視していやがるwwwwwwwwwwwwwwww
- 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 17:40:56.07 ID:jFyKbxZqO
- しかもただそれだけではない
未熟児の場合、下痢や血便の可能性がある。 下痢ならば固まるのに問題があるし 血便があるなら将来結核になる可能性があるため血の部分だけ取り除かなければならない しかも 先天的な障害持ちの可能性が高い。あうあうあー
- 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 17:43:21.41 ID:ENy96nLOO
- あうあうあー
シリアスなのかクソスレ…クソスレだわ
- 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 17:47:25.95 ID:jFyKbxZqO
- ( ・∀・)「どうやらですね。弟君の方は下痢便かもしれないのですよ」
(,,゚Д゚)「え…?」 ( ・∀・)「21トリソミーの可能性があります」 (,,゚Д゚)「それって…」 ( ・∀・)「ダウン症です。あくまで可能性ですが」 ( ・∀・)「それにもう1つ気になる事があります」 (,,゚Д゚)「父親ですね…」 ( ・∀・)「そうです」
- 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 17:50:53.01 ID:jFyKbxZqO
- 川 ゚ -゚)「モララー先生」
( ・∀・)「どうしました?クーさん」 川 ゚ -゚)「ミセリさんが赤ちゃんに会いたいと言っています。どうなさいますか?」 ( ・∀・)「…ミセリさんの部屋へ行きましょう」 ( ・∀・)「ギコ先生。着いて来て下さい」 (,,゚Д゚)「あ、はい」 ――――― ――― ―
- 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 17:54:26.48 ID:jFyKbxZqO
- ( ・∀・)「お子さんにお会いしたいと?」
ミセ*゚ー゚)リ「はい…」 ( ・∀・)「…失礼ですが今のお子さんは普通と少し違います。それでも合いますか?」 ミセ*゚ー゚)リ「はい…」 ( ・∀・)「そうですか…」 (,,゚Д゚)「あ、私がベッドを押します」 ( ・∀・)「…お願いします」
- 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 17:59:24.67 ID:jFyKbxZqO
- ●「ブリッ」
▲「ブリュッ」 ( ・∀・)「この子達があなたの子です」 ミセ*゚ー゚)リ「…」 ミセ*;ー;)リ「臭い…」 ミセ*;ー;)リ「ごめんなさい…ごめんなさい…」 (,,゚Д゚)「…」 ( ・∀・)「…」 ――――― ――― ―
- 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 18:12:49.59 ID:jFyKbxZqO
- 休憩室
(,,゚Д゚)「やっぱりうんちだからですか?」 ( ・∀・)「…それは関係ありません。未熟児だからですよ」 (,,゚Д゚)「だったら…」 ( ・∀・)「大凶と親が決めれば大凶なんですよ」 (,,゚Д゚)「…ですが」 ( ・∀・)「私にもあなたにも子は居ません。推測でしか語れないなら意味はありません」 川 ゚ -゚)「休憩中すみません」 ( ・∀・)「どうしました?」 川 ゚ -゚)「双子ちゃんの父親が見えました」 ( ・∀・)「おやおや、ではギコ先生。行きますよ」 (,,゚Д゚)「はい」 ――――― ――― ―
- 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 19:18:00.68 ID:jFyKbxZqO
- ギコとモララーが病室に着くやいなや
( <●><●>)「何故産ませました?」 父親からこう言われた ( ・∀・)「…」 ( ・∀・)「すいません。父親のわかってますさんですね」 ( <●><●>)「そうです」
- 48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 19:20:22.44 ID:jFyKbxZqO
- ( ・∀・)「もう一度お聞かせ願えますか?」
( <●><●>)「…ふぅ」 ( <●><●>)「妻は出産時に冷静な判断が出来て居ませんでした」 ( <●><●>)「で?何故産ませました?」 ( <●><●>)「私はあの子達を自分の子と認めません」 ( ・∀・)「…」 (,,゚Д゚)「…」
- 49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 19:23:30.61 ID:jFyKbxZqO
- ( <●><●>)「あの子達に将来はありますか?」
( ・∀・)「…」 ( <●><●>)「うんちぶりぶりブリュッセル病は障害持ちが多いですよね?」 ( <●><●>)「もしも障害があった場合彼らの人生は幸せですか?」 ( <●><●>)「このまま彼らを死なせて下さい」 (,,゚Д゚)「無理です」 ( <●><●>)「?」
- 50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 19:27:32.47 ID:jFyKbxZqO
- (,,゚Д゚)「確かに弟君には疑いがあります。が障害があるとははっきりと決まっていません」
( <●><●>)「残っていない可能性は?」 (,,゚Д゚)「…仮に障害があったとして不幸せだとは限りません」 ( ・∀・)「研修医」 ( <●><●>)「ほう。あなたは研修医ですか」 (,,゚Д゚)「えぇ」 ( <●><●>)「だからですかね?あなたは勘違いをしています」 (,,゚Д゚)「…」 ( <●><●>)「育てるのはあなたではない。私だ」
- 51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 19:32:32.04 ID:jFyKbxZqO
- (,,゚Д゚)「ですが!あなた達の!」
( ・∀・)「研修医!黙りなさい!」 (,,゚Д゚)「…」 ( <●><●>)「はぁ…ナンセンスですね」 ( <●><●>)「それらは淘汰されるべき存在です。自然界では生きていけません」 ( <●><●>)「そこまでして生きる価値はありますか?」 ミセ* ー )リ「…」 ( ・∀・)「ご意見は承りました」 ( ・∀・)「ですが無理です。法律的に殺す事は出来ません」 ( <●><●>)「いくらですか?」
- 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 19:33:50.77 ID:jFyKbxZqO
- ( ・∀・)「…」
(#゚Д゚)「…」 ( <●><●>)「で?いくらですか?」 ( ・∀・)「…」 (#゚Д゚)「…」 ( <●><●>)「なるほど、そういう病院ですか。大学病院だから勘違いしてました」
- 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 19:35:57.31 ID:jFyKbxZqO
- ( ・∀・)「…失礼ですがご職業は?」
( <●><●>)「…」 ( <●><●>)「教員です。養護教諭ですよ」 ( ・∀・)「そうですか」 ( <●><●>)「では、失礼します」 ミセ*;ー;)リ「…」 ――――― ――― ―
- 57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 19:52:46.58 ID:jFyKbxZqO
- ( <●><●>)「…」
わかってますは思い出していた 過去の過ちを ――――― ――― ―
- 61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 20:12:24.36 ID:jFyKbxZqO
- 10年前、わかってます26歳
結婚2年前 ( <●><●>)「愛してますよ…ビロード…」 ( ><)「…わかってます…が…僕のことを好きなのはわかってます…」 わかってますは。男に手を出した
- 62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 20:16:07.76 ID:jFyKbxZqO
- ミセリとわかってますが結婚したのはわかってますが28歳の頃
だが26にはもう結婚を誓った仲だった なのに (*<●><●>)「ビロード…」 (*><)「わかってます…」 男に手を出した
- 64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 20:22:35.68 ID:jFyKbxZqO
- ( <●><●>)「うふふふふ」
( ><)「ふふふふふ」 もちろん一時の過ち と気付き結婚の前には別れた。 その3年後、結婚して1年後の事
- 65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 20:30:54.05 ID:jFyKbxZqO
- ミセ*゚ー゚)リ「子供…出来ないね」
( <●><●>)「えぇ」 一時期の過ちのせいだろうか?畑が悪いのか?種が悪いのか? 学校の先輩の先生からは「一発生でやらせろよ」とも言われた。 親からも「産めない娘に価値はないわよ。別れなさい」とミセリの事までも言われた その度に ( <●><●>)「私の過ちのせいでしょうか?それとも」 ( <●><●>)「私達は元から出来損ないなんでしょうか?」 そう思っていた
- 66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 20:36:18.16 ID:jFyKbxZqO
- それから二年して病院に行った。
結果はわかってますの精子が少ない為、自然に妊娠する事は ない事が分かった。 彼は悔いた、愚かな自分に。 ( <●><●>)「別れましょうか?」 ミセリに罪はない。これ以上自分が彼女振り回せない。 だが彼女の答えは ミセ*^ー^)リ「あなたの子供が欲しいの。だから頑張るわ」 わかってますにとっては意外なものだった
- 68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 20:39:42.48 ID:jFyKbxZqO
-
「今回は妊娠に至りませんでした」 そう言われる度に ( <●><●>)「私は出来損ないだ」 ( <●><●>)「私は…」 ( <●><●>)「不完全な人間だ」 彼はそう思った ――――― ――― ―
- 69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 20:52:12.74 ID:jFyKbxZqO
- ( <●><●>)「…もう家に着きましたか」
わかってます夫妻の家は立派な3LDKのマンション 1つは夫婦の寝室。1つはわかってますの書斎 もう1つは子供部屋 子供部屋にはミセリの妊娠が発覚してからいろんな物を買った ベッド、おむつ、おもちゃ、服、 何だって買った ( <●><●>)「…」 双子だと聞いたら書斎も潰そうかと思った。 それでも嬉しかった
- 72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 21:10:27.94 ID:jFyKbxZqO
- ( <●><●>)「…出来損ないじゃない」
( <●><●>)「私は!出来損ないじゃない!」 (#<●><●>)「私の子も!出来損ないなんかじゃない!」 (#<●><●>)「違う!違う!」 (#<●><●>)「ありえないんだ!」 ただただ叫んだ ( <;><;>)「ミセリは!ミセリは!」 ――――― ――― ―
- 73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 21:16:37.92 ID:i3y+n6vhO
- ( <;><;>)きめぇwwww
- 75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 21:19:39.85 ID:jFyKbxZqO
- それから数日
( ・∀・)「今日で退院です。今後は絞ったおっぱいをたまにでいいから病院へ持って来て下さい」 (,,゚Д゚)「…ミセリさん。頑張らなくていいです。私達は当事者じゃないですから」 (,,゚Д゚)「だけど…」 (,,゚Д゚)「いつだって相談に乗ります。なんだって相談して下さい」 ミセ*゚ー゚)リ「…」 ミセ*゚ー゚)リ「私」
- 76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 21:23:30.98 ID:jFyKbxZqO
- ミセ*゚ー゚)リ「旦那が死なせてくれと言った時」
ミセ*゚ー゚)リ「心のどこかでほっとしました」 ミセ*;ー;)リ「うんちだけど自分の子なのに!」 ミセ*;ー;)リ「ほっとしました!」 ミセ*;ー;)リ「先生!私はどうしたらうんちを自分の子と受け入れられますか!?」 (,,゚Д゚)「…」 クソ! ギコはそう思った クソだけに
- 77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 21:27:01.52 ID:jFyKbxZqO
- ミセ*゚ー゚)リ「…すいません。帰ります」
(,,゚Д゚)「…」 ギコは悔しかった。 おちんちん病を見た時から成長したつもりだった なのに何1つ成長してない自分に腹が立った まさに原辰徳 ――――― ――― ―
- 79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 21:33:15.74 ID:jFyKbxZqO
- (,,゚Д゚)「クソ…」
( ・∀・)「あなたは何も間違った事は言ってません」 ( ・∀・)「むしろ下手に励まさないだけマシですよ」 (,,゚Д゚)「ですが」 ( ・∀・)「…赤ちゃんに母乳を与えましょうか」 ( ・∀・)「母乳でうんちをこねなくては」 うんちぶりぶりブリュッセル病の患者は母乳を繋ぎにして形にハメる まるでいわしのつみれで言う小麦粉の役割である
- 98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 23:26:14.53 ID:jFyKbxZqO
- それから数日ミセリさんは来なかった
(,,゚Д゚)「…ミセリさん。来ませんね」 ニチャニチャと双子のお兄ちゃんをこねながらギコが言う ( ・∀・)「…」 ( ・∀・)「来ますよ」 (,,゚Д゚)「…あんなに子供を拒んだのにですか?」 ( ・∀・)「…」 ( ・∀・)「子供を嫌う親なんて居ませんよ」 (,,゚Д゚)「ですが…」 (*゚ー゚)「ミセリさんが見えました」 (,,゚Д゚)「え…?」 ( ・∀・)「ほらね?」
- 99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 23:29:32.14 ID:jFyKbxZqO
- ミセ*゚ー゚)リ「…もう来ないつもりでした」
ミセ*゚ー゚)リ「だけどおっぱいが出ます…」 ミセ*;ー;)リ「体は母であることを求めます…」 ( ・∀・)「…良く来て下さいました。お子さん達を見て上げて下さい」 ミセ*;ー;)リ「はい…」 (,,゚Д゚)「…」
- 101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 23:34:27.36 ID:jFyKbxZqO
- ●
▲ ミセ*゚ー゚)リ「…」 ミセ*゚ー゚)リ「触りたいです」 (,,゚Д゚)「え?」 ( ・∀・)「触って上げて下さい。あ、でもちゃんと手袋をつけて下さいね」 ( ・∀・)「手を暖めて、緊張しちゃ駄目ですよ?」 モララーはそう言いながらミセリにビニール手袋を渡した ミセ*゚ー゚)リ「…」 ミセ*;ー;)リ「暖かい…」 まるで、ひり立てのうんちのように双子はあったかかった
- 102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 23:35:32.33 ID:jFyKbxZqO
- ● お母さんだ…
▲ お母さんだ! ● お母さんだ!! ミセ*;ー;)リ「…」
- 103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 23:41:34.12 ID:jFyKbxZqO
- ( ・∀・)「丸い方がお兄ちゃんです」
( ・∀・)「いっつも弟君を気にかけてます」 ( ・∀・)「三角の方が弟君。彼はマイペースです」 ( ・∀・)「お兄ちゃんが下痢便になる思いで心配してるのにマイペースなんですよ?」 ミセ*゚ー゚)リ「…可愛い」 ( ・∀・)「…」 ( ・∀・)「どんな形であれあなたの子です」 ( ・∀・)「触る事が始まりですよ」 ミセ*゚ー゚)リ「…はい」 ――――― ――― ―
- 105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 23:46:32.10 ID:jFyKbxZqO
- ミセリが帰り、2時間くらいしただろうか
モララーの呼びかけによりギコ、モララー、しぃ、クーでミーティングをする事になった ( ・∀・)「呼んだのは双子ちゃんの事です」 (,,゚Д゚)「あのお母さんの事ですか?やっと触ってくれたんですよね!?」 (*゚ー゚)「一方前進ですよ!」 ( ・∀・)「伝えなければならない事があります」 川 ゚ -゚)「…」
- 106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 23:50:02.82 ID:jFyKbxZqO
- ( ・∀・)「弟君は血便です。血がかなり入ってます」
(,,゚Д゚)「…え?」 ( ・∀・)「多分手術しないと死亡」 ( ・∀・)「成功してもダウン症は確実でしょうね」 (,,゚Д゚)「…そんな」 ( ・∀・)「知的障害者です。ほぼ確実に」 (,,゚Д゚)「…」 川 ゚ -゚)「…」 (*゚ー゚)「…」
- 107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 23:52:18.77 ID:jFyKbxZqO
- ( ・∀・)「検査結果は一週間後、ですがほぼ確実でしょう」
( ・∀・)「父親と母親を呼び伝えます」 (*゚ー゚)「ですがお母さんが受け入れてきたのに」 ( ・∀・)「言うしかありません」
- 108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 23:54:24.83 ID:jFyKbxZqO
- ( ・∀・)「隠したら後々に響きます」
(,,゚Д゚)「…」 川 ゚ -゚)「父親だけに伝えるという事は?」 ( ・∀・)「…それについてギコ先生はどう思います?」 (,,゚Д゚)「まず不可能です。上手くいきません」
- 109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 23:58:47.04 ID:jFyKbxZqO
- 川 ゚ -゚)「何故だ?」
(,,゚Д゚)「お母さんがカヤの外と気付いた時にどれだけ傷付くかわかりません。これに尽きます」 川 ゚ -゚)「ほぉ。随分と冷静だな。研修医のくせに」 (*゚ー゚)「ちょっと!」 ( ・∀・)「私もギコ先生に賛同ですね」 ( ・∀・)「両親2人揃った時に言う。これに変更はありません」
- 111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 00:05:31.97 ID:Ycw3QYICO
- 川 ゚ -゚)「ギコ研修医」
(,,゚Д゚)「…何ですか?」 川 ゚ -゚)「あの夫婦は親族、社会、自分の良心全てから責められている」 川 ゚ -゚)「特にミセリさんはな」 川 ゚ -゚)「だったらなるべくケアは欠かさないべきだと私は思う」 川 ゚ -゚)「…言いたい事はそれだけだ」 (,,゚Д゚)「…」 川 ゚ -゚)「じゃあな。研修医先生」 研修医。看護士に言われるとなかなか辛い嫌みなものだな ギコはそんなことを思い少し笑ってしまった ――――― ――― ―
- 112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 00:10:28.50 ID:Ycw3QYICO
- それから毎日、ミセリは母乳を与え、うんちをこねた
● ▲ ミセ*゚ー゚)リ「…」 (*゚ー゚)「やっと興味を示したのね」 川 ゚ -゚)「あぁ。親子みたいだ」 (,,゚Д゚)「…」 (*゚ー゚)「…私、向こうに行こうかな」 (,,゚Д゚)「駄目です」 (*゚ー゚)「何で?」 (,,゚Д゚)「行って何をするんですか?」
- 114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 00:13:05.49 ID:Ycw3QYICO
- (*゚ー゚)「…」
(*;ー;)「だって…毎日保育器の前に何時間も座ってるんですよ!?」 (*;ー;)「私達が助けなきゃ!」 (,,゚Д゚)「…あなたに何が出来るんですか?」 (*;ー;)「…」 川 ゚ -゚)「…」 (*;ー;)「最低…悲しくないの?」
- 115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 00:16:13.34 ID:Ycw3QYICO
- (,,゚Д゚)「悲しくない?」
川 ゚ -゚)「しぃ。それは…」 (,, Д )「…」 (*゚ー゚)「…すいません」 (,, Д )「俺の前の研修先の担当患者さんはおちんちん病だったんです」 (*゚ー゚)「?」 川 ゚ -゚)「…」
- 116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 00:21:07.54 ID:Ycw3QYICO
- (,,゚Д゚)「患者さんは日に日におちんちんになりました」
(,,゚Д゚)「ですが俺はナニも出来なかった」 (,,゚Д゚)「悔しかった。おちんちん病なんてナニがナニやら分からなかった」 ナニだけに (,,゚Д゚)「俺にはナニも出来なかった」 (,,゚Д゚)「治療は指導医が全部して患者さんは自分で心の整理をした」 (,, Д )「俺はナニも出来なかった!1人だけ!」
- 117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 00:23:21.31 ID:4KRF0VFhO
- 泣いた
- 119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 00:26:36.07 ID:Ycw3QYICO
- (,, Д )「だから今回はナニがナンでも絶対にやるつもりだった!」
(,, Д )「だけど結局またナニも出来ない!ただ指をくわえて、俺は!」 (,,;Д;)「俺は悔しい!患者を1人死なせてしまっても何も成長出来ない自分が!」 (,,;Д;)「悲しいさ!だけどそれ以上に医者なのにナニも出来ない自分に腹が立つ!」 (*゚ー゚)「…ごめんなさい」 川 ゚ -゚)「…」 (,, Д )「クソッ!トイレに行ってきます!」
- 120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 00:28:02.06 ID:4KRF0VFhO
- トイレ行ってくる
- 121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 00:32:11.03 ID:Ycw3QYICO
- (*゚ー゚)「…」
川 ゚ -゚)「…」 ( ・∀・)「ミセリさんには声は聞こえませんがここは病院です。口論しないで下さい」 川 ゚ -゚)「モララー先生…すいません」 ( ・∀・)「そして検査結果が出ました。今日お父さんを呼びます。クーさん。お願いします」 さて、どうなるものやら。モララーは呟いた ――――― ――― ―
- 122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 00:37:50.93 ID:Ycw3QYICO
- ( <●><●>)「で?話とは?」
( ・∀・)「弟君は…」 ( ・∀・)「ダウン症でした」 (,,゚Д゚)「…」 ギコはジョルジュから学んだと自分で思った事が1つだけある 演技力だ。 見た目は平静を装っているが内心は クソッ!クソッ!クソッ! そう思っている
- 123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 00:38:54.79 ID:9CNiU3SAO
- クソだけに
- 124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 00:44:28.49 ID:Ycw3QYICO
- うんちだけにギコがそう思ってはいるが話し合いは続く
( <●><●>)「で?」 ( ・∀・)「血便もあります手術が必要です」 ( <●><●>)「何故?」 (,,゚Д゚)「…生きる為です」 ( <●><●>)「あなたに聞いていませんよ。研修医」 ( ・∀・)「すぐにどうなるとは言いません」 ( ・∀・)「が、手術をしないと弟君は死にます」 ( ・∀・)「早いにこした事は無いのでサインをお願…」 モララーがそう言いかけた時 ( <●><●>)「しません」 わかってますから予想通りの答えが出た
- 129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 01:07:19.25 ID:63jn3ZS0O
- 自分の子を捨てるのか…
クソが…
- 130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 01:07:58.88 ID:UO3rZ+3C0
- ここまでクソなワカッテマス初めてだな
糞だけに
- 133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 01:32:11.84 ID:Ycw3QYICO
- (,,゚Д゚)「…」
(#゚Д゚)「何故だ!?そんなに愛してないのか!?」 ( ・∀・)「研修医…」 ( <●><●>)「研修医先生?あなたは勘違いしている」 ( <●><●>)「あなたがなにもわかってないのはわかってます」 (,,゚Д゚)「…」 ( <●><●>)「…サインはしません。帰ります」 ミセ*゚ー゚)リ「…失礼します」 (,,゚Д゚)「…」
- 135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 01:36:20.27 ID:Ycw3QYICO
- ( ・∀・)「…意外でしたね。あなたはもっと冷静な方だと思いました」
(,,゚Д゚)「…すいません」 ( ・∀・)「ふふ…あなたは不思議な人ですよ」 (,,゚Д゚)「え?」 ( ・∀・)「何にもしないし何にも出来ない人だと思ったんですが…」 (,,゚Д゚)「…」 ( ・∀・)「さ、患者は双子ちゃんだけじゃありません。仕事をしますよ」 (,,゚Д゚)「はい…」 ――――― ――― ―
- 138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 01:42:59.36 ID:Ycw3QYICO
- ( <●><●>)「先に帰って下さい」
ミセ*゚ー゚)リ「…えぇ」 ( <●><●>)「…」 ミセ*゚ー゚)リ「あなた、いつも病院の前に居るわよね」 ( <●><●>)「知りません」 ミセ*゚ー゚)リ「どうして子供に会わないの」 ( <●><●>)「知りません」 ミセ*゚ー゚)リ「…先に帰るわね」 ( <●><●>)「はい」
- 140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 01:46:10.23 ID:Ycw3QYICO
-
( <●><●>)「会えません」 ( <●><●>)「会ったら言わなきゃいけなくなるじゃないですか」 ( < >< >)「会ったらお別れを言わなくちゃいけないじゃないですか…」 ――――― ――― ―
- 141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 01:52:10.64 ID:CEyNNNE0O
- 白目剥いてるwww
- 142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 01:54:15.87 ID:Ycw3QYICO
- ( ゚∀゚)「で?どうにかしたくて俺の所に来たのか?」
(,,゚Д゚)「えぇ…」 ( ゚∀゚)「はは!随分医者らしい顔になったな!」 (,,゚Д゚)「…」 ( ゚∀゚)「で?どうにかしたい訳か?」 (,,゚Д゚)「俺は強くなりたいです…力が欲しい!」 ( ゚∀゚)「…」
- 144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 01:59:20.85 ID:Ycw3QYICO
- ( ゚∀゚)「親権停止だ」
(,,゚Д゚)「親権停止?」 ( ゚∀゚)「そうだ。親が反対してるから手術は出来ない訳だしな」 (,,゚Д゚)「…」 ( ゚∀゚)「お前は何も出来ないんじゃない」 ( ゚∀゚)「何もしないだけだ。何の覚悟がないからな」 (,,゚Д゚)「…」
- 145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 01:59:54.47 ID:qMsMaMfo0
- ワカッテマスは悪くないはずだ
- 146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 02:02:39.21 ID:Ycw3QYICO
- ( ゚∀゚)「俺はハインを妻にした時覚悟をした」
(,,゚Д゚)「…」 ( ゚∀゚)「いいか?お前がここで手術をしたらその子は80年間辛い思いをするかもしれない」 ( ゚∀゚)「あるのか?その覚悟が?」 (,,゚Д゚)「…」 ( ゚∀゚)「お前にそいつの一生を背負えるのか?」
- 147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 02:05:46.77 ID:4KRF0VFhO
- 熱い展開だけどウンコなんだよな
- 148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 02:06:43.53 ID:Ycw3QYICO
- ( ゚∀゚)「それにモララーはそれで若い頃失敗してるから説得は不可能だろうな」
(,,゚Д゚)「モララー先生が」 ( ゚∀゚)「あいつはな、今でこそああだが若い頃はなかなか熱い奴でな」 ( ゚∀゚)「あいつがうんちぶりぶりブリュッセル病に遭遇するのは初めてじゃないんだ」 (,,゚Д゚)「え?」 ( ゚∀゚)「やっぱり言ってなかったか」
- 149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 02:15:08.15 ID:Ycw3QYICO
- ( ゚∀゚)「あいつは若い頃同じような立場にあったんだ」
( ゚∀゚)「しぶる親にモララーは無理矢理サインさせたよ」 ( ゚∀゚)「手術は成功。うんちも立派な人間になった。だがな、その子は一年後に死んだんだ」 ( ゚∀゚)「体重なんて1キロも増えてなかったんだと」 ( ゚∀゚)「実の親でこれだ。元がうんちの奴を施設であろうと他人が育てたらどうなるのかな?」 (,,゚Д゚)「…」 ( ゚∀゚)「お前は引き取れるか?」 (,,゚Д゚)「…」
- 152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 02:41:16.86 ID:Ycw3QYICO
- ごめんなさい。もう限界です。お休みなさい
関係ないけど玄海の若い頃は可愛いですよね
- 83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 21:51:19.55 ID:WAIz25zG0
- おちんちん病ってどっかにまとめられてないかなあ
- 84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 21:52:45.06 ID:9/7XrIbUO
- >>83
俺もそれ見たい 途中まで見たんだが…
- 87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/13(木) 22:00:10.71 ID:jFyKbxZqO
- >>83
http://mesimarja.blog74.fc2.com/blog-entry-1456.html まとめてありました。これです
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