mesimarja
気に入ったスレを集めてみました。
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(´・ω・`)が不登校のようです(後編)
前スレ
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/24(土) 23:08:34.16 ID:tAkydpj5O
九日目

(´・ω・`)「…朝か」

(´・ω・`)「…」

(´・ω・`)「…クレヨンしんちゃんでも読むか」

(´・ω・`)「…」

(´・ω・`)「…ww」

(´・ω・`)「…やっぱ面白いな」

(´・ω・`)「…」

(´・ω・`)「…マジで何で臼井さん死んじまったんだよ…」


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(´・ω・`)が不登校のようです(前編)
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/18(日) 15:14:22.62 ID:9VcPGdc8O
(´・ω・`)「今日も2chで釣りをする1日か…」カチカチ

(´・ω・`)「…」カチカチ

(´・ω・`)「おwww早速釣れたwwwwwバカ乙wwwwww」カチカチ

(´・ω・`)「『え?私をふった男が悪いに決まってるでしょ?なんで私が叩かれるの?』っと」カチカチカチカチカチカチ

(´・ω・`)「やっぱりメンヘラ女スレは鉄板だな」カチカチ

(´・ω・`)「次はうんこ漏れたスレでも立てるか…」カチカチ

(´・ω・`)「…あぁ~…暇だなぁ…」カチカチ


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(´・ω・`)やはり嫁入り前には雨が降るようです
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 21:22:26.62 ID:A7oJqjVY0
突き抜けるような青空。
そこに浮かぶ真っ白な入道雲に届く勢いで、蝉が大合唱する。
眩い日の光を受け、青々と茂る木々。
風を受けてざわざわと音を立て、潮騒の音のように心を落ち着かせる。

空に一筋の飛行機雲が浮かんでいる。
どこまでもまっすぐに伸びて、やがて、消える。
のどかな夏の昼下がり。
私は、自宅から車で一時間ほど離れた場所にある、祖父母の家を訪れていた。

実に十年ぶりに見る風景は、全く変わっていない。
都会の喧騒に慣れていた私にとって、この田舎の空気は新鮮そのものだった。
過疎化と少子高齢化によって村の人口は激減し、今ではほんの一握りの老人しかいない。
嘗ては大きな村だったその証に、人の住んでいない朽ちた民家が多く残っている。

(´・ω・`)

まるでこの村は、老いて死ぬのを待っているかのようだった。
時の流れに抗わず、穏やかな死を望んでいる気高い老夫人を、私は何故か連想してしまう。
実を言うと、今、私の祖父母の家には誰も住んでいなかった。
十年前に私が来たのは、祖父の葬式の時だったのだ。

元々心臓を患っていて、何時死んでもおかしくない状態だったという。
兵隊だった時から通算して5回、瀕死の状態に陥ったことがある。
しかし、その状態で祖父は20年以上も生き永らえたのだから、正に鉄人と言える。
最期に祖父は、祖母にこの様な言葉を送ったそうだ。

(´ФωФ)『ありゃ、婆さんががいに綺麗に見えらぃ。
       ……わしゃ、幸せもんじゃったわ』



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(´・ω・`)は死んでいるようです
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/02(月) 06:28:16.53 ID:jm8tKKvu0




























グシャッ!!


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(´・ω・`)ショボンがシャボン玉ふくらますようです
2 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/06/12(火) 00:09:43.98 ID:WgQ+JF1G0
(´・ω・`)「わぁ」

( ^ω^)「すごいお?」

(´・ω・`)「だね。どうやったらそんなに大きく膨らませられるんだい?」

( ^ω^)「ふー、ってやるお」

(´・ω・`)「うん、やってみるよ」

ふー ぽわん

(´・ω・`)「なかなか出来ないなあ……」


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(´・ω・`)残雪は春風に吹かれて……のようです
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 20:14:37.78 ID:hiywf+PT0


――僕には歳の離れた義姉がいた。


父親の再婚を切欠に家族になったその女性は、とても綺麗で、とても優しかった。
不思議と、甘い匂いがしたのをよく覚えている。
柔らかくて、温かい気持ちになれる匂いが、僕は好きだった。
肩まで伸びた天然の茶髪は全体的に柔らかく波打っていて、顔立ちは端正で整っていた。

初めて会ったその日の内に、僕は義姉の事が大好きになっていた。
僕はその時から、義姉の事をハルねぇと呼ぶようになった。
千春だからハルねぇ、というわけだ。
ハルねぇは僕の事をショボンちゃんと呼んだ。

自分で言うのもあれだが、僕達は血の繋がった姉弟よりも仲が良かった。
歳が離れていたからだろうけど、一人っ子だった僕にとって姉が出来た事は何よりも嬉しかった。

昔、公園にある高い木を見て、後先考えずに上った事がある。
下りる事が出来ない事に気が付いて、僕は泣いた。
僕は少し馬鹿だった。

でも、ハルねぇはそんな僕を助けに来てくれた。

从´ヮ`从ト 「あのねぇ……」

(´;ω;`) 「は、ハルねぇ……」



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(´・ω・`)君の瞳に恋してるようです
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/29(日) 19:58:26.02 ID:jB2ZsJUe0
少し秋の気配が近付いて来た、時間がゆっくりと流れるような昼下がり。
吹く風は涼しく、日差しは強い。

緩やかな勾配の向こうに、空の色を反射した大海原が広がっていた。
日光を反射して、万華鏡のように波が煌めく。
料金を払ってバスから降りた僕は、目の前に広がる圧倒的な光景に目を奪われた。

从´ヮ`从ト「うわぁ……」

感動の声を上げる少女は麦わら帽子を押さえて、目を細めた。
その後ろで、荷物を背負い直した僕も同じような反応をしていた。
写真やテレビでは何度も見た事のある風景だったが、いざ目の当たりにすると、驚かずにはいられない。
本物の、海だ。


从´ヮ`从ト「凄いねぇ」


少女―――桜川千春さんは、僕に同意を求めた。


(´・ω・`)「うん。初めて見たけど、やっぱり凄いね」


僕―――高屋敷ショボンは、これまで一度も海を見たことが無かった。
この様に大きな海を目の前にして、僕は高鳴る胸を押さえられなかった。
都会育ちで外出する機会が少なかった僕にとって、この旅行は初めての事が沢山待っていた。
小学校の頃に遠足で海に来る事になっていたけど、それでも結局駄目になったからなぁ。


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