mesimarja
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('A`)とエロ神様のようです
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 03:54:43.94 ID:X0tuKVoRO
どこか遠く
とある街のこじんまりとした本屋

ここに一人の若い男がいた
23年生きてきた男の現在の楽しみは
この本屋でエロ本を立ち読みする事

('A`)「エッヘヘー」

('∀`)「ふひひw」

23年生きてきたが
男には友達と呼べる人間がいなかった
そして、趣味とよべるものもなく
親からの仕送りを頼りに、この街で一人ボーッと暮らしていた
男の生き甲斐は

('A`)「袋綴じとかやめてほしいなぁ」

エロだけだった


4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 03:58:20.47 ID:X0tuKVoRO
男が生き続ける理由はエロ
エロに対する、その情熱が男のすべてであった

('A`)「・・・」

('A`)「そろそろ店をでなきゃ・・・」

男は、睨みつける店員の顔をなるべく見ないよう
頭を下げながら店を出た
店員が何か言ったような気がしたが
男には、よく聞こえなかった

店員「たまには買えよ、エロジジィ」


5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 04:01:28.40 ID:X0tuKVoRO
('A`)「あー読んだ読んだ。いっぱい読んだ」

('A`)「帰ったらオナニーしよーっと」

男が幸せそうにニヤニヤと笑いながら、帰路を歩いていた

その時


晴天だった空が恐ろしい早さで黒く濁っていった

(;'A`)「なななんだ?」

(;'A`)「世界の終わり?」

('A`)「あちゃ~オナニーしとけばよかった・・・」


8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 04:08:50.82 ID:X0tuKVoRO
突如、真っ黒な闇に包まれたのは男の住む街だけではなかった

その異常な光景に
世界中で、大パニックが起きていた


(;'A`)「うわぁ・・・まじでなんかなるのだろうか」

男は、道路にポカーンと立ち尽くし
空を見る

男と同じように、多くの人間がその場に立ち止まり空を見ている

「こんにちは」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 04:15:07.49 ID:X0tuKVoRO
(;'A`)「え?」

その声は
きっと世界中
この星で生きるすべてのものに届いているんじゃないかと男に思わせた
それほど、脳髄を刺激するような
はっきりとした響く声だった

現に、その声は世界中に届いてた

男の近くで空を見上げる老婆や幼い女の子を連れた主婦も
いまの声について何かを話している

声は上から
はるか上空から聞こえた

(;'A`)「・・・」

立ち尽くしていた男の目には
声の主であろう何者かの顔がうつっている


10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 04:19:16.24 ID:X0tuKVoRO
( <●><●>)「こんにちは」

(;'A`)「あぁ・・・世界は終わるのか」

(;'A`)「一回くらい、女の体を触りたかったなぁ~」

(;'A`)「まだ間に合うかなぁ~近くに幼女と若い主婦がいるし・・・
あーでも犯罪だし・・・」

( <●><●>)「全世界の人間のみなさんこんにちは
私、神世界からこの世界の人々に交信しております
エロの神でございます」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 04:23:23.97 ID:X0tuKVoRO
真っ黒な空に浮かんだ大きな顔は話し続ける

( <●><●>)「まず、わたくしがなぜこうして
みなさんと交信しているかというと」

( <●><●>)「最近、この星では
エロに対してとても開放的になりすぎていると報告があったからです」

( <●><●>)「現在、この星では人間が増え続けています
なぜか?それは貴女方が避妊をせずにバコバコしまくるからです」

( <●><●>)「神世界の長である大神様は、それに大変ご立腹です」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 04:28:57.19 ID:X0tuKVoRO
( <●><●>)「あんたがたのような理性ある人間が
なぜ、こうも欲に負けてバコバコあへあへちんぽろりんするのか・・・
大神様は理解できないのです
それでわたくしがぐちぐち言われるっうのでめんでぇんだけど・・・」

('A`)「・・・でも犯罪になるかなぁ
あーでも世界が終わるならちょっとくらい・・・」

( <●><●>)「えぇーい!とにかく!
あんたがたは簡単にそういったエロいことをしすぎてるのです
性病だったりなんだったり
多くの重大な問題があるにも関わらずに!」

( <●><●>)「結果、生まれた子供を育てる事が出来ずに
あんたがたは最低で愚かなの結果をだしてしまう」

( <●><●>)「エロ神としてこれ以上
ゆるすぎるエロを見てはいられません」

( <●><●>)「そこで、多くの問題や
増えすぎる人間をなんとかするため
エロい人には罰を与える事にしました」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 04:34:36.92 ID:X0tuKVoRO
神と自称する空に浮かぶ顔が言った
私たち人間がうける罰に
全世界の人間たちは恐怖から体をぶるぶるとふるわせていた


(;'A`)「よし・・・コソーリ
あの幼女の頭を撫でよう・・・転んだふりで・・・」

( <●><●>)「その罰とは、エロい事を3回考えた人間は
体から血を噴出しまくって苦しみながら死ぬっていう罰なんです!!」


( <●><●>)「期限は3日間ね
まず、初めてこーいうことするから
まず試しに3日」

(;'A`)「ふひひwもーちょっとで幼女の頭と俺の手が・・・」

( <●><●>)「はい!じゃースタート」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 04:39:39.19 ID:X0tuKVoRO
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」


スタートの宣言とともに空から大きな顔が消え
真っ黒だった空が、サーッと元の晴天に戻る

同じくして、全世界のいたるところで叫び声があがった

ある男は自室のベットで、ティッシュペーパーを右手に握り
左手にエロ雑誌を持ちながら

ある男は車の中で、女のおっぱいを揉みながら

ある女は、近所の若い男子学生を見つめながら

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 04:45:08.98 ID:X0tuKVoRO
(;゚A゚)「ぐぅぇぇぇぇぇぇぇぇぇぎょぎょぇぇ!!」

幼女「きゃぁ!」

主婦「あらやだ!!ささぁ!はやくこのおっさんから離れて!」


幼い娘のすぐ後ろで、絶叫する怪しい男に危険を感じた母親は
すぐさま、娘の手をひっぱりその場を離れた

(;'A`)「いででで・・・
体が何かにギュッと締め付けられた痛みがしたよ」

(;'A`)「は!!!!」

(;'A`)「まさか、さっきの神がいってた罰!?」



17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 04:48:43.32 ID:X0tuKVoRO
(;'A`)「じゃ、三回のうちの一回がいまの!!?えっっっっ!?」

(;'A`)「やばいよだって、せめてオナニーしとけばよかった!!
あんなエロ本を読んだのにぃぃ!むちむち熟女でぬきたかっ」

(;゚A゚)「ぐっぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!」

男は再び絶叫し

(;'A`)「・・・やばい
死ぬ」

命を危機を感じたのか、駆け足で家へと向かった

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 04:54:53.23 ID:X0tuKVoRO
男は、エロい想像をしないために
長嶋茂雄と声に出しながら無我夢中で走る

走る男の耳には、多くの叫びが届いていた

(;'A`)「はぁはぁ」

(;'A`)「長嶋茂雄ッ!!」

アパートのドアを勢いよく開けると部屋に飛び込んだ

(;'A`)「長嶋茂雄ッ長嶋茂雄ッ」

(;'A`)「ぐっ」

(;゚A゚)「くっそぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

男はすぐに部屋を飛び出した
男の部屋にはエロ本にエロDVD・・・
エロのすべてがそこにあったのだ

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 04:58:46.02 ID:X0tuKVoRO
エロから逃げるために自宅へと走ったが
男の家こそがエロのジャングルであったのだ

男はアパートを飛び出し
走り続けた
とにかく考える暇を自分に与えないために全速力で

(;'A`)「なっなっ長嶋ッしっし茂ッ雄!!ナッガッ茂ッ!」

100mほど先の交差点が真っ赤に染まっている

何人かの男女が倒れているのが男には見えた



20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 05:03:22.22 ID:X0tuKVoRO
(;'A`)「ちっくしょぉぉお!!死んでたまるか!」

男は走った
走り続けた

真っ赤になった交差点を走りすぎようと
道の真ん中で停車している何台かの車を避けて進む

どの車も真っ赤に染まっている

(;'A`)「おっちゃらぴっぴっーぽんてれりーん!」

男は余計なことを考えないために言葉にならない何かを喋りつづけた
そしてさらに走った

交差点をぬけようとしたその時

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 05:08:44.70 ID:X0tuKVoRO
(;'A`)「うわぁぁぁぁぁぁあ!!!」

男の後ろから、猛スピードでトラックが向かってくる
(;゚A゚)「ちょちょ!!まーーー!」


男は向かってきたトラックをなんとか、かわす

(;゚A゚)「あっぶねぇ・・・道路も通れたもんじゃない・・・」

トラックはドゴッと鈍い音をあげて電柱に激突し、とまった

(;'A`)「・・・とにかくとんでもない状況なのはわかった」

男がヨロヨロとまた走りだそうとすると
トラックの運転席側のドアが開く

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 05:12:41.33 ID:X0tuKVoRO
( ;^ω^)「け・・・怪我はないかお?」

(;'A`)「あ・・・はい。どうも
そっちは?」

( ;^ω^)「なんとか・・・大丈夫だおw」

(;'A`)「いやぁ・・・まぁ、よかったですね」

( ;^ω^)「本当だお
体がギュッと締め付けられたように痛くなってしまい、ハンドル操作誤ったお」

( ;^ω^)「だが、不幸中の幸いだお
まったく・・・とんでもないことになったお」

(;'A`)「えぇまったく。なにがなんだか・・・」

( ;^ω^)「はやく妻のツンに無事を知らせてやりたいお
はやくツンに会いたいお」


25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 05:18:13.71 ID:X0tuKVoRO
(;'A`)「そうですね、なんっーか頑張ってく」

( ;^ω^)「あ」

( ;^ω^)「まずったお」

トラックの運転手の鼻からドバドバと血が流れる

( ;^ω^)「しまっ・・・たお」

(;'A`)「あわわ・・・」

( ;゚ω゚)「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁいっだいおぉぉぉ!!!」

( ;゚ω゚)「つぶれるぅぅぅぅぎやぁぁぁぁぁぁああ!!!」

運転手は腕をバタバタとふるわせながら
頭を振り回し、甲高い声で叫ぶ

( ;゚ω゚)「うっうっぶぶっぶへぁぁ!!」

口・鼻・目・耳・毛穴・・・

運転手の体のいたるところから真っ赤な血が吹き出す


26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 05:22:48.49 ID:X0tuKVoRO
(;゚A゚)「ひぃぃぃぃぃぃいいいいいいい!!!!」


( ゚ω゚)「ぶっぶっぐぅぅへぇ」


すぐに運転手は叫び声をあげなくなり
体から血をドバドバ吹き出しながらゆらりと地面に倒れた

(;゚A゚)「・・・っだ」

(;゚A゚)「いやだぁぁぁぁあ!!!こんな風になりたくなぁぁああいいっ!!」

男は、涙目で走り出す

(;゚A゚)「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 05:27:44.67 ID:X0tuKVoRO


(;゚A゚)「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

何分走っただろうか
通常、1分も全速力で走る事ができない男が
いま、10分以上も全速力で半狂乱になりながらも走りつづけている

高速ビルが建ち並ぶ市街地に入り
なおも男は叫び続けたが、男の叫び声は車が衝突する音や
多くの人間の叫び声に混じれて消えた

(;゚A゚)「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!うっ!あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

男は頭をグングン振り回しながら、必死に市街地を走りぬける


男が走りすぎて20分後
駅前通りに飛行機が墜落した

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 05:33:14.82 ID:X0tuKVoRO
断末魔の叫びが市街にいたるところであがる


男も女も
年齢も職業も関係なく
世界中で人類は叫び声をあげた

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!」


(;゚A゚)「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ死にたくない!!」
男は自分の後方で爆発が起きた事に気がついていない
どの道を進んでも
車が建物にめりこみ
人が車や瓦礫の下敷きになっている


32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 05:37:16.59 ID:X0tuKVoRO
真っ赤になったこの道を男はただひたすら走った

当初は余計なことを考えないために走ったが
今は、何も考える余裕がないくらい
男はパニック状態にいる


誰の声も男には届かない
聞こえていない

(;゚A゚)「ううっ・・・はぁはぁ・・・はぁはぁ・・・」


「・・・って」


男には何にも耳をかたむける余裕がない
そのはずだった


「・・・すけてっ!」


「助けて!!」


(;゚A゚)

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 05:43:25.29 ID:X0tuKVoRO
(;゚A゚)「はぁはぁ」


男にはその弱々しい声が聞こえていた

(;゚A゚)「はぁはぁ・・・」

何がどうだとか
何をすべきかなんて考える余裕はないが
男はとにかく、どこからその声が聞こえるのか
声の主を探した

(;゚A゚)「だれ・・・?」

辺りを見回せど

瓦礫からはみ出た足
何台もの車がぐちゃぐちゃにつぶれている様子
大量の血を吹き出しながら大きく口をあけ、狂って踊ってるようにバタバタ体を動かす人の姿

(;゚A゚)「ん?」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 05:49:07.60 ID:X0tuKVoRO
男の視線の先には
若い女が足を瓦礫に潰され、必死に助けを呼ぶ姿があった


川 ;゚ -゚)「助けてっ!」


(;'A`)「う・・・いまいく!!」

普段ならば、女を見ただけでいやらしい想像をしてしまうのだが
そんな余裕はなかった


軟弱な体で女の左足を潰している瓦礫を
力を振り絞ってググッイッと持ち上げる

川 ゚ -゚)「あ・・・ありがとう」

(;'A`)「あぁ・・・よかったけど・・・その足じゃ」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 05:55:12.31 ID:X0tuKVoRO
女の左足は膝から下がぐちゃぐちゃに潰れていて
骨もはっきりと見え、おかしな方向に曲がっていた


川 ;゚ -゚)「ううっ・・・痛くなってきた・・・」

(;゚A゚)「あぁ・・・どうしよどうしよ・・・」

川 ;゚ -゚)「あっうっう・・・!!!」

(;'A`)「あぁ・・・大丈夫!?どうしよ・・・どうしよ
いっいま!医者!医者をよぶから!」

川 ;゚ -゚)「あっ!!まって!!
私・・・目が見えないの!生まれつき!」

(;'A`)「え!?えっ、だったらえーと、なんだ・・・どうしよ・・・え?」

川 ;゚ -゚)「今、何が起きてるかよくわからなくて
さっきの変な神様なんとかから、悲鳴ばかり聞こえて・・・」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 05:59:07.43 ID:X0tuKVoRO
(;'A`)「あ・・・えー・・・
なんて言ったら・・・あー」

川 ;゚ -゚)「戦争なの?」

(;'A`)「・・・」

(;'A`)「うん。戦争だよ。突然、攻撃されたんだ」

男は咄嗟に嘘をついた

川 ;゚ -゚)「そんな・・・どうしよ
お母さん・・・大丈夫かな・・・うぅっ!痛い・・・足・・・」

(;'A`)「い・・・いま!病院から医者を連れてくるから!!」

男は病院に向かって走った
女のために

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 06:04:31.22 ID:X0tuKVoRO


汗だくになりながら
病院に着くと男は大声で叫んだ

(;'A`)「エロくない医者はいないか!!エロくない医者は!!!」


総合病院のロビーには看護師が二人に20代くらい女と10代くらいの女が何人か
老婆が数人いたが
男の姿はなかった

看護師A「怪我人ですか!?」

(;'A`)「はい!道で足をやられた女が!
こっから走って5分ちょいです!!」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 06:08:00.80 ID:X0tuKVoRO
看護師A「まいったわね・・・女性か」

看護師B「どうする?もう女医はいないよ?どうする?」

看護師A「落ち着いて・・・
大丈夫よ。医者は医者よ・・・」


(;'A`)「・・・」

この状況で
看護師たちが女医がいないために焦るのは無理がない

男はチラッとロビーにいる女たちの様子を見たが
だれも、突然入ってきて大声をあげた自分を気にしてはいなかった


「僕がいこう」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 06:11:55.99 ID:X0tuKVoRO
病院奥からロビーに向かい
白衣をきた一人の男が歩いてきた

(´・ω・`)「僕なら何の心配もなく、その女を治療できる」

看護師A「ショボン先生!」

看護師B「そうよ!ショボン先生なら!」

(;'A`)「よかった!ととにかく!きて」

(´・ω・`)「あぁ」



41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 06:18:15.89 ID:X0tuKVoRO


女はいつのまにか気を失っていた

何時もと変わらない、いくら目を見開いても薄明かりがわかるだけの真っ暗な闇の中

しかし、ざらざらと体をさすアスファルトや砂利の感触はなくなっており
ふかふかとした
まるでベッドに自分がいるかのような

「よし・・・よし
2日目だ・・・
もう少し逃げきれば・・・」


聞き覚えのある男の声がする

川 ゚ -゚)「あ・・・あの」


42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 06:22:02.84 ID:X0tuKVoRO
('A`)「あ!起きた?よかったー」

川 ゚ -゚)「あの・・・私」

('A`)「大丈夫だよー
ここ病院だから
お医者さんがババッと治療してくれたよ!足、きらなくてもいいって!凄いよね!」

なんとも嬉しそうな声で男は言った

川 ゚ -゚)「ありがとう・・・
病院に連れてきてくれて」

('A`)「いやいや。いーっていーって
じゃ、俺、コーヒーでも飲んでくるわ」



44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 06:26:26.61 ID:X0tuKVoRO


看護師A「そうそう・・・もう総理も・・・」

看護師B「俳優の・・・
女優の・・・も
警察も消防ももううまく機能してないって・・・」

売店のある一階へと降りる階段から
売店前の自販機辺りにいる看護師の話が聞こえた

('A`)「・・・」

(;'A`)「余裕ないっても油断すっとダメな気がするから、はやくどっかいかないかなぁ・・・看護師・・・」



46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 06:30:14.47 ID:X0tuKVoRO
(;'A`)「はやくどっか行けよぉ・・・」

看護師A「こんな事態でどうしろって言うのよね・・・」

看護師B「もういやよ・・・確かに善意からここに残ったけど・・・こんな」

看護師B「うっ」

看護師A「ちょ!彼氏のこと考えたらダメってさっきも」

看護師B「だっ・・・っぃっ!!あっ!あ!きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!」

看護師A「大丈夫だから!!!まだあと一回あるから!大丈夫!!大丈夫」


(;'A`)「・・・コーヒーいらねぇーやもう・・・」


47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 06:33:31.42 ID:X0tuKVoRO


カツカツとだれかが近づく足音が聞こえる


川 ゚ -゚)「あ・・・コーヒー買ってきたんですか?」

川 ゚ -゚)「・・・あの」


川 ゚ -゚)「?間違いましたか?」


「・・・どうせあと二回考えたら死ぬんだ・・・」

川 ゚ -゚)「え?」

「ドキドキ不安なまま死ぬんだったら・・・」

川 ゚ -゚)「あの・・・?」

( ・∀・)「てめぇで童貞卒業してやるよ!!!」

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 06:37:54.97 ID:X0tuKVoRO
川 ゚ -゚)「きゃあっ!!えっ!!え!?ちょ!」

( ・∀・)「ふふwwうひひつww俺だって女を知りてぇんだよw」

川 ;゚ -゚)「いっいやぁ!!」

( ;・д・)「がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!くるし・・・!!っ!」

( ;・∀・)「ははwwwwwwどうだ!この痛みを越えたら、次ははてるまで大丈夫っだ・・・ろ!!おらぁww」

川 ;゚ -゚)「あっ!!ちょ!!」


51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 06:42:57.92 ID:X0tuKVoRO
川 ;゚ -゚)「あぁぁ!!!」

( ;・∀・)「あははwwwwwほら、挿入ー!」

男が女の股を開かせた
その時だった
男は後頭部に強い衝撃をうける

( ;・∀・)「かぁはっ!!!ぐっ!」

(;'A`)「てめぇ・・・おれは・・・そういうのが前から大嫌いなんだよ!!」

憤怒の顔をした若い男は
怪我をした女を襲おうとした男の後頭部を消火器で叩きつけた

川 ;゚ -゚)「はぁはぁ・・・」


52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 06:47:32.49 ID:X0tuKVoRO
( ;・∀・)「ぐぅぅ・・・てめぇ・・・」

頭から血を流した男は
ゆっくりと女のベッドから降り
憤怒の顔をした男を睨みつけた

( ;・∀・)「いいじゃねぇかよ・・・こんな状況・・・
ちょっとくらい夢を見て死んだっていいじゃねぇー」

('A`)「・・・?」

( ;・∀・)「うっ・・・くそぉ・・・ううっ」

('A`)「・・・おい女!目をとじろ!!」

男はそう叫んだ
女は目が見えないのは知っていたのに
叫んでしまった

( ;・∀・)「いぃぃぃぃいぎぅぅ!!っだ!ちんぽもつかわねえぇえでっ!あぁぁ!!」

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 06:50:46.03 ID:X0tuKVoRO
( ;・∀・)「あぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!」

('A`)「・・・」

( ;・∀・)「なんでっっっだよぉぉ!ぎぃぃあっあっあ!!」

( ;・∀・)「なんで童貞なのにこっぐっっっっうっっっあっっあ!!!」



('A`)


('A`)「本当・・・そうだよな」

血だらけで倒れている男の目からは
涙がツーッとこぼれていた

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 06:54:13.19 ID:X0tuKVoRO
川 ;゚ -゚)「・・・何が?」

('A`)「・・・戦争のせいだよ全部」

('A`)「全部・・・戦争のせいだよ
だから、彼をせめないであげて」

川 ゚ -゚)「・・・」

川 ゚ -゚)「ありがとう・・・」

('A`)「え?」

川 ゚ -゚)「また・・・助けてもらったから」

(;'A`)「いいや・・・いいよ別にっうかそ」

(;゚A゚)「あ!!」

川 ゚ -゚)「うん?」


56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 06:57:23.53 ID:X0tuKVoRO
(;゚A゚)「・・・」

(;゚A゚)「・・・」

(;゚A゚)「あれ?」

川 ゚ -゚)「うん?なに?」

(;'A`)「生きてる・・・」

(;'A`)「今のはそういう考えな感じじゃないの?
じゃ、今のドキッとした感じはなんだ・・・」

川 ゚ -゚)「ゴニョゴニョなにを言ってるんだ?」

(;'A`)「あ!いやいや
じゃ、俺も疲れたから隣の部屋で仮眠とるから」

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 07:00:26.48 ID:X0tuKVoRO


(;'A`)「ふー」

(;'A`)「なんだかいろいろありすぎて
考える余裕なんかなかったなぁ」

(;'A`)「今だって、なんだかまったくそういう気分にならないし
いままでの反動だろうか」

(;'A`)「・・・」

(;'A`)「とにかく、ちょっと眠ったら病院をでよう
走ってるのが一番いいんだ」


58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 07:05:45.39 ID:X0tuKVoRO


「うん?」


(;'A`)「うん?」


(;'A`)「・・・」


(;゚A゚)「ひぃぃぃぃぃぃ!!!!!」


どのくらいの時間眠っていたのか
体になにか冷たいものがあたる感じがして男は目を覚ます
目を覚ますと、ベッドで眠る男の体によりかかって倒れてる
血だらけの看護師Aの姿があった

(;゚A゚)「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 07:09:17.31 ID:X0tuKVoRO
(;'A`)「まままま・・・じかよ・・・」

(;'A`)「なんなんだよ・・・なんなんだよもう・・・」

男は看護師Aの死体をどけ
ベッドから降りると隣の女の病室へと向かった


(;'A`)「大丈夫・・・か?」

(;'A`)「・・・いない」

(;'A`)「・・・」

(;'A`)「まぁ、確かに死体がある部屋じゃ寝たくないか・・・」

(;'A`)「いやいや、目が見えないのに一人で動けるわけ・・・」

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 07:12:43.02 ID:X0tuKVoRO
(;'A`)「・・・あぁ・・・もう」

(;'A`)「なんかもう・・・目がみえねぇし、足怪我してんのに何してんだよ・・・くそ」

男はブツブツと女への愚痴を言いながら
女を探すために病室を出て、一階ロビーへと階段を降りた

(;'A`)「まず、売店行ってき売店に残ってる食い物でも勝手に食うか・・・」

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 07:18:54.49 ID:X0tuKVoRO
('A`)「なんか食わなきゃ始まらないしな・・・」

('A`)「・・・」


階段降りて売店の目の前まできた男の前に

二人の男と一人の老婆

男A「ハハハハッwwwこいつ多分、もう性欲かれてッから死なねーんだぜ?」

男B「まじでぇ?パネェねぇ
っか俺たちも死んでねぇら?」

男A「いやいや、僕、そんなエロくないからww」

男B「っか、ババァ!!てめぇ早く金出せよ
っか、性欲ねぇなら病院なんかに隠れてたって意味ねーだろがwww」

老婆「あぁ・・・」

男A「ボケてんじゃね?こいつwww」

男B「まじむかつくわ」

一人の体格のいい男が、ふるえる老婆の腹を蹴る

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 07:23:43.59 ID:X0tuKVoRO
老婆「うぅぅぅ!!」

男B「うぇぇいっ!俺つぇぇ」

男A「ババァ相手だからだろーがwwwww
俺だってやれっからね?」

もう一人の長身の男が苦しそうに床に倒れた老婆の右手をブーツで踏みつける

老婆「あぁぁあ!!許してぐださい!許してぐださい!!」

男A「しゃぁっ!!俺の勝ちじゃね?これ?」

男B「うっぜ~
っうか、ババァ早く金出せよ?
謝らなくていいから」


(;'A`)「ひぃぃぃぃDQNかよ・・・・・・」

その光景を見ていた男は、二人組に見つからないように階段に戻り
身を隠した

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 07:27:08.05 ID:X0tuKVoRO
老婆「お金は本当にないんです。本当にないんです」

男B「あぁあっ!!?」

老婆「うぅぅ・・・本当に・・・」

男B「しね」


体格のいい男は床に倒れた老婆の顔面を何度も何度も蹴り続けた

男A「うぇぇぇ
きめぇなぁ!!ババァの顔ぐちゃぐちゃじゃねーかよ」

男B「このババァマジで人をなめてっから?」

男A「さっきの看護師のときもてめぇ頭をバットで殴りまくっからよぉ
バット折れるし」


69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 07:30:37.61 ID:X0tuKVoRO
男B「あはははwww見ろよ、ババァの体ピクピクいってっぞwww」

男A「たまらねぇwww
なぁーんなのいいから、早く次の獲物見つけてぶっ殺そうぜ」

男B「おぉ。いいねぇ?」



(;'A`)「まじかよまじかよ・・・なんだよあいつら」

(;'A`)「あんなのには絶対見つからないほうがベストだろ・・・」

(;'A`)「とにかくあいつらがどっか行ったら飯だ・・・まず飯だ・・・」

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 07:34:42.06 ID:X0tuKVoRO
二人組の足音が聞こえなくなったのを確認し
男は売店に入り、パンやらおにぎり
お菓子や飲み物を片っ端から掴んだ

('A`)「はぁはぁ・・・考えたら1日近くなんも食ってなかったのか」

('A`)「うめぇ・・・」

('A`)「あんなに走ったあとだからか
・・・走ったのなんて何ヵ月ぶりだろ」

('A`)「俺、ずっとくだらないことを考えては食って寝てを繰り返してたしな・・・」

('A`)「・・・」

('A`)「ばぁーさん・・・」


73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 07:38:19.69 ID:X0tuKVoRO
('A`)「ばぁーさん・・・」

('A`)「・・・可哀想に」

(;'A`)「うっわ・・・顔・・・」

(;'A`)「うっ」

(;'A`)「うげぇぇぇぇ」

(;'A`)「うぅ・・・ばぁーさん可哀想に・・・うっ・・・」

(;'A`)

(;'A`)「・・・そうだよ
俺があんとき、止めてれば・・・」


75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 07:45:50.95 ID:X0tuKVoRO
病院三階

女は三階の一室で医者の診断を受けていた

(´・ω・`)「じゃ、こんな感じで様子を見ていくから
いいね?」

川 ゚ -゚)「はい」

(´・ω・`)「いま、病院に医者は僕を含めて数人しかいないんだ
こんな大きな病院なのにね。もういなくなってしまった。だから、君はつきっきりで僕が助ける」

川 ゚ -゚)「ありがとうございます」

(´・ω・`)「君なら無事に生き残れるだろうしね」

川 ゚ -゚)「・・・戦争ですか?」

(´・ω・`)「戦争?
あぁ・・・まぁそうかもね。酷いありさまだよ」

(´・ω・`)「世界中無法地帯と化してる
僕たちのように善意から仕事を続ける人もいるが
・・・いや、まぁまだこの国はいいほうなのかもしれない
最後にニュースで見た映像だと海外はさらにすさまじいみたいね」

川 ゚ -゚)「世界中・・・」

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 07:51:41.45 ID:X0tuKVoRO
(´・ω・`)「あぁそうだよ。世界中で叫び声があがってるんだよw」

川 ゚ -゚)「なんで・・・笑うんですか?」

(´・ω・`)「あ、いやいやw別に」

川 ゚ -゚)「?」


「声がきこえるぞお~♪」

川 ゚ -゚)「?」
(´・ω・`)「?」

男A「ガチャ~ン♪みっけたぁー」

部屋のドアが開き
二人組の男が図々しく部屋に入る

男B「男と女二人でなにしてんだよ?」

男A「あーバカwwwエロいこと考えたろてめぇw」

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 07:55:42.44 ID:X0tuKVoRO
男B「あっ!!マジかよ」

川 ゚ -゚)

(´・ω・`)「なんだ君たちは」

男A「えへへ」

男B「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!いっでぇぇっ!」

男A「人殺し♪」

男B「あぁぁいっでぇつんだよ!!二回目だぞゴラァァア!」

体格のいい男は目の前にいた、医者を蹴り飛ばす

(´・ω・`)「ぐぅっっ!!」

川 ;゚ -゚)「え?先生!?」

男A「えー本日、10人目のターゲットです」

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 07:59:56.61 ID:X0tuKVoRO
男B「おめぇらのせいで寿命縮まったから、俺が完全におめぇらつぶすわ」

男A「俺、見てるわww」

(´・ω・`)「ぐ・・・貴様ら・・・」

川 ;゚ -゚)「先生!?どういう事!!な・・・なにが!?」

男B「オッッオラァ!!」

(´・ω・`)「ぐぅっっ!!あっ!」

男は床に倒れた医者の腹を何度も何度も蹴り続ける

男A「うっわぁ~鈍い音がしてるわ」

川 ;゚ -゚)「先生!?先生どこ!?」

男A「・・・」

男A「おめぇ目が見えねーのか」

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 08:04:24.57 ID:X0tuKVoRO
川 ;゚ -゚)「な・・・なに!?」

男A「やっぱ俺もやるわ!この目が見えない女は俺が殺すから」

男B「オッッオラァ!くそ医者!」

(´・ω・`)「ぐ・・・!!やめ・・・
その子は僕のだ!!」

男B「あ?」

床に倒れ、何度も蹴りをくらい続けていた医者は
サッと素早く起き上がり、ポケットから取り出したボールペンをおもいっきり
男の股間に突き刺した

男B「がぁぁぁぁぁぁぁぁぁいっ!!!」

(´・ω・`)「あぁ・・・いい叫び声だぁ・・・」

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 08:08:30.43 ID:X0tuKVoRO
男B「いっいっ・・・うっうう・・・」

男A「大丈夫か?おいっ?死ぬのか?」

(´゚ω゚`)「ぐっ!!しまったぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!」

男の突き刺ったボールペンが、男の股間でプラプラ揺れ
男は痛みから絶叫している中
医者もまたエロ神様の罰から絶叫した

男A「はぁ・・・?なんだあいつら?
まぁいいか」

川 ;゚ -゚)「・・・」

男A「さ、目が見えないあんたをなんとかすっか」

川 ;゚ -゚)「助けて」

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 08:15:23.73 ID:X0tuKVoRO
('A`)「おう」

男A「あ?」

消火器を持った男は
勢いよくその消火器を盲目の女に殴りかかろうとする
長身の男の頭にぶつけた

男A「ぎっ!!!」

(;'A`)「ばぁーさんと看護師の仇だ!!おらぁ!!」

何度も何度も消火器を男の頭に叩きつけた

(;´・ω・`)「ぐぅぅ・・・
君・・・そいつはもう頭がつぶれてるぞ!」

(;'A`)「は!」

男B「ぐっっ・・・てっめぇぇ!!!」

股間に突き刺ったポールペンがプラプラ揺れてる男に
消火器を持った男は、勢いよく殴られた

(;゚A゚(#「うっっでぃい!!!」

川 ;゚ -゚)「え?」

85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 08:21:51.04 ID:X0tuKVoRO
殴られた反動で転倒した男を
一方的に蹴り続ける


男B「しっね!!しっねっ!!死ね!!オラッ!!」

#)゚A゚(#「がぁっぐ・・・ゆるし・・・ゆ・・・」

床に転がる男の体はピクピクと痙攣している

それでも
暴力がとまることはない

男B「オッラ!!オッラ!」

川 ;゚ -゚)「やっめてぇー!!」

女がそう叫びながら腕を振り回す

しかし、女の抵抗は意味がなかった

男B「はははwwwあいつ、一人でなにやってんだwwww」

男B「おまえらできてんのか?おめぇ、目が見えない女とやってんのか?ww」


86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 08:26:13.18 ID:X0tuKVoRO
(´・ω・`)「あ」

#)゚A゚(#

男B「まーたやっちまったよ」

男B「ぐわぁぁぁぃぁぁぁぁあ!!ぎっ!!!」

男B「ぐわぁぁぁぃぁぁぁぁあ!!」

天井や壁にビッシャと大量の血が飛び散った



(´・ω・`)「・・・助けにきた男は大丈夫か?おい?」

川 ;゚ -゚)「どこ?どこー?」


88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 08:32:16.55 ID:X0tuKVoRO
#)゚A゚(#「だ・・・だいじ・・・」

(´・ω・`)「そうか、よかったな」

川 ゚ -゚)「ありがとう。本当にありがとう!」

#)゚A゚(#「無事・・・よ・・・た」

川 ゚ -゚)「うん?」

(´・ω・`)「・・・」

(´・ω・`)「さて、もうすぐ残りはあと1日になるわけだが」

(´・ω・`)「僕には今、ある目的があるんだ
それがあと1日で叶う」


そう言うと、医者は床にボロボロの状態で転がった男の耳元で小さく言った


(´・ω・`)「でも、君が邪魔だ
君の治療はしない
このままがんばってくれ」
#);゚A゚(#「え・・・ま・・・」


89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 08:34:57.32 ID:X0tuKVoRO
(´・ω・`)「さぁ、君
安全な場所に行こう
さぁ」

川 ゚ -゚)「あ、助けてくれた人・・・」

(´・ω・`)「あぁ、彼は少し休憩するらしいんだ
後で会えるよ
後できっと」

川 ゚ -゚)「・・・うん」


#);゚A`(# 「ま・・・っ・・・」


男は意識を失った




91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 08:45:01.52 ID:X0tuKVoRO


「君!」


「君!」


「君!」

(#'A`)


(#'A`)「え」


看護師B「よかったぁ~生きてた」

(#'A`)

93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 08:48:06.43 ID:X0tuKVoRO
(#'A`)「・・・」


看護師B「酷い怪我だったね~」


(#'A`)「・・・あ」


(#'A`)「あっ!あ!!」


(#'A`)「今、いつ!!何時!?何日たった?」

看護師B「え?あぁ・・・あと30分でエロ神様の三日間おわるよ!
よかったね」

(#'A`)「まじかよ・・・まじかよ!!ショボンは!?ショボンはどこいった!!?」

看護師B「あー先生ならきっと地下よ」

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 08:51:05.97 ID:X0tuKVoRO
(#;'A`)「地下?」

看護師B「まだ三日間の罰があるから詳しく言えないけど
先生は、自分で相手を傷つけて、それで相手が悲鳴をあげてはじめてそうなるのよ」

看護師B「だから、あと少しで三日間がおわるし・・・
あのこは可哀想だけど、もうす」

(#'A`)「地下な!ありがとう!」

看護師B「ちょ!!そんな体で!」

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 08:55:05.80 ID:X0tuKVoRO


(´・ω・`)「ここはさ」

(´・ω・`)「この部屋はもともと物置だったんだ
けどね・・・
僕が院長に頼んで手術室のようにしてもらったんだ」

川 ゚ -゚)「・・・」


(´・ω・`)「さぁ、ここに座って・・・」

川 ゚ -゚)「え」

(´・ω・`)「大丈夫。僕の手をつかんで
そう。そのまま・・・
ここ。この椅子に座って・・・」

川 ゚ -゚)「はい」



97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 08:57:52.39 ID:X0tuKVoRO
(´・ω・`)「そう。そうしたら横になって・・・」

川 ゚ -゚)「何をするんですか?」

(´・ω・`)「もうすぐわかるよ
あと10分もせずに・・・」

川 ゚ -゚)「・・・」

川 ゚ -゚)「あの人・・・大丈夫かなぁ」

(´・ω・`)「あぁ、もうすぐ会えるよきっとね」

川 ゚ -゚)「・・・うん」

98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 09:01:55.91 ID:X0tuKVoRO
川 ゚ -゚)「・・・」

(´・ω・`)「院長はね・・・この部屋を自由に使っていいって言ってくれたんだ」

(´・ω・`)「ふふ
なんでだかわかるかい?」

川 ゚ -゚)「いいえ・・・なぜ?」

(´・ω・`)「僕が実の息子だからさ
僕の父が院長だからさ!僕は医者になるべくして育った男なんだよ」

(´・ω・`)「だってこんなにも人の体にメスをいれるのが好きなんだもの」

(´・ω・`)「この衝動はとまらないよねぇwww」

川 ゚ -゚)「・・・」


99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 09:04:00.00 ID:X0tuKVoRO
川 ゚ -゚)「・・・」

(´・ω・`)「さてさて・・・僕は考えたくらいじゃ興奮しないんだ・・・」

川 ゚ -゚)「・・・」

(´・ω・`)

(´・ω・`)「じゃ、そろそろ手術を始めようか?」

川 ゚ -゚)「・・・助けて・・・」

川 ゚ -゚)「助けて」


100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 09:08:58.96 ID:X0tuKVoRO
「おう」



(´・ω・`)「な!!」

(#'A`)「うらぁぁぁあ!!」

ボロボロの男は、医者に飛びかかった

(´・ω・`(#「ぐぅ!くっそっ!」

(#'A`)「くたばれ!変態が!!!」

(´・ω・`#)「黙れ!!キモメン!!」

医者は右手に持ったメスで、ボロボロな男の腹を突き刺した

(´゚ω゚`#)「ギャハハハハハwwwwどうだどうだ!!あっははは!」

101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 09:12:49.24 ID:X0tuKVoRO
(#゚A`)「あっ・・・ああ」

川 ;゚ -゚)「えっえ!?」

(´゚ω゚`#)「あっははは!!!このままかっさばいてやるよ!!
ほれほれ!!グリグリッグリグリッと」

(#゚A゚)「ぎゃぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁあぁあ!!!」

(´゚ω゚`#)「ふふふひひwwwww興奮するwww興」

(´゚ω゚`#)「ぎゃぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁあぁあ!!!痛っ!!」

102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 09:15:49.39 ID:X0tuKVoRO
(#;゚A`)「うぅ・・・うぅ・・・」

震える手で
ボロボロな男は医者が落としたメスを掴み

メスを医者の首めがけてに突き出した



(#;゚A`)「・・・」


(;´゚ω゚`#)「・・・」

(;´・ω・`#)「・・・かぁっ」

(#;゚A`)「・・・やった」



104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 09:20:19.33 ID:X0tuKVoRO
(#;゚A`)「・・・」

川 ;゚ -゚)「大丈夫?どうしたの!?大丈夫?」


女は手で確かめながら床をはって進んだ

川 ;゚ -゚)「!?」

川 ;゚ -゚)「君!?これ、君!?」


(#;'A`)「・・・うん・・・」

川 ;゚ -゚)「大丈夫?」

(#;'A`)「なんとかね・・・」

男の腹からはドバドバと血が流れている


105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 09:24:43.74 ID:X0tuKVoRO
川 ;゚ -゚)「嘘・・・これ・・・血?
血だよ・・・」

(#;'A`)「いやいや・・・汗」

(#;'A`)>>なーんで嘘をついちゃうんだろうなぁ・・・
思えば、この女と会ってからの俺頑張りすぎだろ・・・

(#;'A`)「童貞の性ってやつか・・・ふ」

川 ;゚ -゚)「え?」

(#;'A`)「あーこんなんならやっぱりオナニーしとくべきだった・・・わ」

川 ;゚ -゚)


女は男の顔にキスをした

107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 09:29:02.43 ID:X0tuKVoRO
女は男の口がどこにあるか、確かめるように
男の顔を唇でゆっくりと優しくなぞる

そして

男の唇をみつけた女は
もう一度キスをした


川 ゚ -゚)「何度も助けてくれてありがとう・・・
本当に」


(#;'A`)「・・・はい」

(#;'A`)>>はいってなんだよ・・・
たく・・・っていうか初めてのキスじゃん!っていうかっていうか

(#;'A`)「あ、死ぬ」

川 ゚ -゚)「え?」

(#;'A`)「いや、どーせ死ぬしいいか・・・」



108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 09:32:36.08 ID:X0tuKVoRO
(#;'A`)

(#;'A`)「あ」

(#;'A`)「あ・・・れ」

川 ゚ -゚)「・・・ん?」

(#;'A`)「死なない・・・」
(#;'A`)「まさか・・・もう三日たったか?」

川 ゚ -゚)「なに?」

(#;'A`)

(#;'A`)「・・・い・・・や」

(#;'A`)「どっちでもいいや」

109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 09:35:31.24 ID:X0tuKVoRO
(#;'A`)

(#;'A`)>>もう声がでねぇ・・・
血が出すぎでクラクラするってやつなのか?
吐き気もしるぅ・・・

(#;'A`)>>今さら気がついたわ
エロいと死ぬとか言って、だったら真っ先に俺みたいな変態が死ぬだろって思ったが

川 ゚ -゚)

(#;'A`)>>この女と会ってから発情してねぇんだよ


そうだったんだよ

110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 09:37:36.13 ID:X0tuKVoRO
(#;'A`)>>もう三日たったからだろうが
俺の気がついた通りだろうがどっちでもいいが


川 ゚ -゚)


(#;'A`)


初めてエロを抜きに人を好きになってたんじゃねーか俺


川 ゚ -゚)


まったく

111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 09:39:00.29 ID:X0tuKVoRO
死ぬ寸前に気がつくなんてさぁ


('A`)




エロに生きた俺らしいわ






112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 09:43:42.39 ID:X0tuKVoRO


神世界

大神様「で、生きてる人間は?」

( <●><●>)「はい。
とにかく半分以上の人間は死にました
やったね!」

(,,゚Д゚)「やったじゃねーだろごらぁ?
どうすんだよそんなに死なせて」

( <●><●>)「なんだよー怒り神~
文句あんのかよー」

(,,゚Д゚)「あ?」

( ^ω^)「ぐふふwまぁまぁ怒るなお」

(#゚;;-゚)「笑い神はその笑い方をやめな」

113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 09:46:49.78 ID:X0tuKVoRO
大神様「あーあ、まいったまいった
人間そんな殺しちゃダメだなぁ
今回のあれは失敗だな」

( <●><●>)「えぇ!!」

大神様「で、つぎはどの神が人間のとこへいく?」




118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/12(土) 10:03:34.37 ID:X0tuKVoRO
( ^ω^)「ぐふふwwしたらば私がいきますお」








('A`)とエロ神様のようです

おしまい☆

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