67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/15(土) 22:25:21.17 ID:iTtpVsHf0
ξ--)ξ「くぅ……くぅ……」

ここはツンという少女の家。
少女はそこでぐっすりと眠っていました。

「ツンちゃん、起きて! 起きて!」

ξ--)ξ「んんぅ……」

いつもと同じ部屋で、いつもと同じパジャマを着て、いつもと同じベッドで眠る。
ただひとつだけ違っていたのは――――

ξ-听)ξ「誰よ、うるさいわね」

('、`*川「やっと起きた」

ξ゚听)ξ「…………伊藤?」

ツンの股間に、ペニサス伊藤が生えていたことです。


68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/15(土) 22:25:39.36 ID:iTtpVsHf0
ξ゚听)ξ「な、何よこれぇぇぇぇぇ!!!!!1!!」

('、`*川「ちょwwww静かにwwwww」

ペニサスがいくら言っても、ツンは騒ぎ続けます。
朝起きたら友人が股間に生えていたのです。それも当然でしょう。

ξ゚听)ξ「なんでなんでなんでぇっ!? なんで伊藤がこんなとこに!?」

('、`*川「私だってわかんないよ。目が覚めたらこの若草の中にいたんだもん」

ξ゚听)ξ「若草言うなぁっ!!」

('、`*川「確かにこの量じゃ草とは言えないかも」

ξ゚听)ξ「そういうことじゃない!」

ツンとは対照的にペニサスは落ち着いていました。
目の前に慌てる人がいると逆に冷静になれるものです。

しばらく時間が経ってツンが静かになると、ようやく二人は話し合い始めました。
なぜこんなことになったのか。思い当たることはないのか。


69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/15(土) 22:26:09.24 ID:iTtpVsHf0
ξ゚听)ξ「昨日は普通に過ごしてたわよ。変わったことといえば、お昼をあなたに奢ってもらったことくらいかな」

('、`*川「私も普通だった。変わったことといえば、あなたのお昼に自作の新薬を入れたことくらいかな」

ξ゚听)ξ「……なによそれ」

('、`*川「間違って自分のにも入れちゃったけど。てへ」

ξ゚听)ξ「てへ、じゃないっ! どう考えてもそれが原因じゃないの!」

('、`*川「だろうねー。幽体離脱できる薬だったんだけど、どうなったらこうなるんだろうね」

ξ゚听)ξ「知、る、か!」

('、`*川「だよねー」

どうやらペニサスが落ち着いてたのは原因を知っていたからのようです。
しかも自分が作ったとあってはなおさらでしょう。

ξ゚听)ξ「解毒剤とか無いの? 中和するやつとか」

('、`*川「作れるけど現物はないんだよね。実験室まで行かないと作れないし」

ペニサスは学校の実験室を借りていつも実験をしていました。
化学だけではなく生物学や怪しい機械なども作っています。


70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/15(土) 22:26:26.67 ID:iTtpVsHf0
ξ゚听)ξ「じゃあさっさと行くわよ。今日はちょうど日曜だしちゃっちゃと作ってね」

('、`*川「えー? 面白いのに」

ξ゚听)ξ「  作  っ  て  ね  ?  」

('、`*川「わかった。わかったから握らないで。苦しい苦しい」

ツンはペニサスの体を握ります。
どうやら自分にも感覚はあるようなのでそんなに強く握ってはいませんが。

('、`*川「んー! んー! 苦しいって!」

ペニサスはそんなツンの手から逃れようともがきます。
ツンも逃がさないように何度もペニサスを握ります。

ξ゚听)ξ「えい。えい」

('、`*川「んんんんー!!」

何度も何度も。
すると、繰り返しているうちにツンの様子がおかしくなっていきます。


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