48 名前:VIP童話シリーズ :2006/02/17(金) 01:09:04.19 ID:LXx7gJbz0
あるところに、HipHopがだいすきな内藤(ないとう)ホライゾンというわかものがおりました。

( ^ω^)「YEAH! party time!」

わかものは村いちばんのはたらき者で、ブーンというあだ名でみんなに好かれておりました。

('A`)「やあ」
( ^ω^)「あるよくはれた日の下で♪ なれしたしんだ友に会え♪」
('A`)「ふつうにしゃべれ」

このわかものはドクオ。ブーンとは昔からのしんゆうです。
しかしブーンとちがってはたらいてはおらず、いわゆるニートでありました。

( ^ω^)「どうしたのかね?」
('A`)「しってるか、となりの村におそろしいようかいが出たらしいぞ」


49 名前:VIP童話シリーズ :2006/02/17(金) 01:09:37.79 ID:LXx7gJbz0
( ^ω^)「YOかい?」
('A`)「なんでも人をさらって食っちまうそうだ」

ブーンはぶるぶるとふるえます。

( ^ω^)「それはこわいなあ」

そのとき、おおきな声がきこえました。

「おおーい! ようかいが出たぞー!」

ブーンは声のしたほうにふりかえります。

( ^ω^)「な、なんだってー」


50 名前:VIP童話シリーズ :2006/02/17(金) 01:10:06.95 ID:LXx7gJbz0
('A`)「こうしちゃいられない。はやくにげよう」

ドクオはブーンといっしょににげようとしました。
ところが、おそろしいようかいが道をふさぎます。

(妖゚∀゚)「まてまて」
('A`)「うわー、たすけてくれー」
( ^ω^)「ボンバヘッ!」

ブーンとドクオはようかいを見てぶるぶるとふるえます。
ブーンはなんとかこわさをまぎわらせようと、HipHopをうたいます。
すると、ようかいがはなしかけてきました。

(妖゚∀゚)「おいおまえ、そのノリのいいリズムはなんなのだ」


51 名前:VIP童話シリーズ :2006/02/17(金) 01:10:26.02 ID:LXx7gJbz0
( ^ω^)「これはHipHopというものです」
(妖゚∀゚)「ほほう。では、もっときかせてみろ」
( ^ω^)「萌え勃つような〜あっついタマシッ! ボンバッヘッ!」

ようかいはブーンのHipHopをきいてとてもよろこびます。
どうやら、おなじソウルをもっているようです。

(妖゚∀゚)「おい、おまえもやってみろ」
('A`)「あ、あ〜いして〜よ〜も〜っと〜」
(妖゚∀゚)「つまらん」

おこったようかいは、ドクオをつれさってしまいました。

( ^ω^)「HipHopが好きでほんとうによかったなあ」


このお話からわかること
「芸は身を助ける」


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