71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/15(土) 22:26:41.65 ID:iTtpVsHf0
ξ*゚听)ξ「んっ……んっ……」

('、`*川「ツン、ちょ、いい加減に」

ξ////)ξ「はぁっ……はぁっ……」

('、`*川「……ツン?」

ξ////)ξ「ぁっ……ゃぁん……」

ツンの手はひたすらペニサスを擦っています。
胴体をさすったかと思えば、頭ばかりを撫で回したり。
ペニサスの声が聞こえていないかのように何回も繰り返していました。

('、`*川「ツン!!」

ξ゚听)ξ「! ……あ、何?」

('、`*川「何? じゃないよ。さっきから何度も呼んでいるのに」

ξ゚听)ξ「ごめんごめん。ちょっと考え事を……」

('、`*川「ま、いいけどさ」

さっきまでのツンの面影はどこにもなく今は普段のツンに戻っていました。
けれど二人とも気がついていません。ペニサスの体が、少しだけ、大きくなっていたことに。


72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/15(土) 22:26:57.13 ID:iTtpVsHf0
ξ゚听)ξ「とにかく実験室に行くわよ。まずは着替えなきゃ」

そう言ってツンは制服に着替え始めます。
ツンの高校は今では珍しい昔ながらのセーラー服です。マニア心をくすぐる一品ですね。

('、`*川「私、どうするの?」

ξ゚听)ξ「…………」

だけど制服はスカートです。
いつもは問題ないのですが今はペニサスがいます。
パンツはおろかスカートの上からでもまるわかりなのです。

ξ゚听)ξ「とりあえず足の間に隠れられる?」

('、`*川「おっけー」

ペニサスはパンツの中へもぐりこみ、ツンの足の間に納まりました。
これでも多少は目立つのですがスカートをめくられない限りは全然わかりません。

ξ゚听)ξ「これで良いわね。じゃあ出かけるわよ」

('、`*川「せまいー」

ξ゚听)ξ「我慢しなさい。あと外ではしゃべらないでね?」

こうしてツンたちは学校へと向かいました。


73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/15(土) 22:27:12.02 ID:iTtpVsHf0
ξ゚听)ξ「やっぱり少し歩きにくいわね」

今までなかったものがあるというのは意外と違和感が大きいのです。
ただ違和感というだけで歩くには支障はありませんが。

('、`*川(苦しいんだけど)

ξ゚听)ξ(あと少しだから、ね?)

ここまで順調に進み学校も見えてきました。
実験室まで行ってしまえばこっちのものです。
ツンは早く元に戻りたいので、少し歩みを速めました。

( ^ω^)「お? ツン、どうしたお。今日は休みだお」

ξ゚听)ξ「ブ、ブーン?」

校門に差し掛かったところで友達のブーンに会いました。
今日は間違いなく休みのはずですが、どうしたのでしょう。

ξ゚听)ξ「ブーンこそどうしたの? 休みに学校いるなんて」

( ^ω^)「今日が日曜なの忘れてたお。だからもう帰るところだお」

ξ゚听)ξ「そうなんだ」

もう帰るところなら問題ない。
早く別れてしまおう、とツンは考えていました。


74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/15(土) 22:27:46.19 ID:iTtpVsHf0
ξ゚听)ξ「私はちょっと忘れ物してね。それ取りに来たの」

('、`*川(……)

ですが、ここで少し困ったことが起きてしまいます。
歩いているときは良かったのですが完全に立ち止まってしまうと、ペニサスは余計に息苦しいのです。
ツンのことを思ってじっとしていたのですがそれにも限界はあります。

('、`*川(もう、ダメッ!)

苦しさからペニサスはもぞもぞと動きます。
幸い、外からはわからないのですが……。

Σξ゚听)ξ「っ……!」

( ^ω^)「?」

ばっちりツンにはその動きが伝わってしまうのです。

( ^ω^)「ツン、どうかしたかお?」

ξ゚听)ξ「な、なんでもないわ」

ξ゚听)ξ(伊藤? 何してるの?)

('、`*川(だって……苦しいんだもん!)


75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/15(土) 22:28:18.95 ID:iTtpVsHf0
それでもなかなか苦しさは解消されないのか、ペニサスはさらに激しく動きます。
時には手で足や股間を押したり思い切り回ってみたり。

ξ*゚听)ξ「っ! ……っっん!」

( ^ω^)「具合でも悪いのかお?」

ξ////)ξ「なんでも、ない、わっ!」

ξ////)ξ(伊藤! ちょ、おとなしくしてぇっ!)

('、`*川(じゃあどうにかしてよ、ってわぁ!)

ペニサスの手が偶然どこかの穴に入り込んでしまいました。
その穴の周りはぬるぬるしていて手も簡単に奥まで入り込みます。

ξ////)ξ「ひ、ああぁあぁぁっ!!?」

(;^ω^)「ツン!? 大丈夫かおっ!?」

('、`*川(わ、わ、どうなってんのこれ)

ペニサスは事態に気付いて慌てて手を抜こうとしますが、焦っているのでなかなか抜けません。
それどころかもう片方の手も突っ込んでかき回しているようなことになっています。


76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/15(土) 22:28:34.14 ID:iTtpVsHf0
ξ////)ξ「だい、じょうぶっ! わた、私、もうっ、イクッ、から……!!」

( ^ω^)「でも!」

ξ////)ξ「イイ、からぁっ!!」

ツンはブーンの心配も跳ね除け、校舎の中へと入っていきました。
よたよたの足取りですがへたりこまなかったのは流石です。


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