609 名前: ◆MSf3aMYBGM :2006/02/01(水) 14:09:39.49 ID:CDB/nmFZ0
【ブーンが不思議な力を手に入れたようです】
( ^ω^)「巫女みこナース♪巫女みこナース♪」
ある日、ブーンは歌を口ずさみながら気持ちよく歩いていた。
(;'A`)「だ・・・誰か助けて・・・」
(;^ω^)「わわわ・・・どうしたんだお??」
ブーンは道端に倒れている男を見つけた。
(;'A`)「ずっと何も食べてないんです・・・」
(;^ω^)「そうなのかお!?じゃあ僕の持ってるパンを食べるお!!」
(;'A`)「あ・・・ありがとう・・・ございます・・・」
そう言うとその男は、ブーンからパンを奪い取ってムシャムシャと食べ始めた。
610 名前: ◆MSf3aMYBGM :2006/02/01(水) 14:10:13.80 ID:CDB/nmFZ0
('A`)「ふぅー、助かったぜ」
(;^ω^)「なんか急に態度でかいお」
('A`)「お礼にお前に特別な呪文を与えてやるよ」
(;^ω^)「なんて高飛車なんだお」
('A`)「込みこみナース。この言葉を覚えておけよ、じゃあな」
そう言うと男は去ってしまった。
(;^ω^)「なんなんだお・・・助けて損したお・・・」
ξ゚听)ξ「あら?ブーンじゃない?どうしたの?」
(*^ω^)「あ!ツン!!」
ブーンはツンが大好きだった。
ツンはその気持ちを知っていたが、ブーンはいつも簡単にあしらわれていたのだった。
611 名前: ◆MSf3aMYBGM :2006/02/01(水) 14:10:35.90 ID:CDB/nmFZ0
ξ゚听)ξ「何してたの?相変わらずボケっとしちゃって」
(;^ω^)「ボケはひどいお・・・人助けしてたんだお・・・」
ξ゚听)ξ「アンタが人助け?逆に助けてもらった方がいいんじゃない?クス」
(;^ω^)「またまたひどいお・・・」
ξ゚听)ξ「ふぅ〜ん、まぁどうでもいいわ。じゃあね」
(;^ω^)「ま、待ってお!!ツン、せっかくだからお茶でも飲みに行くお!!」
ξ゚听)ξ「やぁよ、時間ないもの」
612 名前: ◆MSf3aMYBGM :2006/02/01(水) 14:11:00.38 ID:CDB/nmFZ0
(;^ω^)「そうかお・・・じゃあまた今度だお・・・」
ξ゚听)ξ「じゃあね」
ブーンがツンに冷たく扱われるのはいつもの事だった。
(;^ω^)「めげないお・・・そういえば、さっきの男の言った言葉はなんだったかお?
確か呪文とか・・・込みこみナース・・・?だったかお?」
ξ*゚听)ξ「はい、なんでしょう?ご主人様」
背中を向けて先に進もうとしていたツンが、クルッと振り向いてそう言った。
(;^ω^)「えええぇぇぇぇぇぇぇええぇぇぇ」
613 名前: ◆MSf3aMYBGM :2006/02/01(水) 14:11:40.38 ID:CDB/nmFZ0
ξ*゚听)ξ「ご主人様、何か御用がございましたらお申し付け下さい」
(;^ω^)「どどどどど、どうしたんだお???」
ξ*゚听)ξ「私はご主人様の奴隷です。何でもお申し付け下さい」
(;^ω^)「マジ?」
ξ*゚听)ξ「マジ。でございますわ」
(;^ω^)「じゃ、じゃあお茶でも飲みに行くかお?」
ξ*゚听)ξ「喜んで!!せっかくなら私の部屋で私にご給仕させて下さいませ」
(;^ω^)「あわわ・・・・夢みたいだお・・・」
そして2人はツンの家へ向かった。
614 名前: ◆MSf3aMYBGM :2006/02/01(水) 14:12:02.61 ID:CDB/nmFZ0
(;^ω^)「この部屋に入れるなんて夢みたいだお・・・」
ξ*゚听)ξ「ご主人さま、コーヒーにお砂糖はおいくつ入れますか?」
( ^ω^)「お任せするお」
ツンは砂糖をスプーン10杯入れた。
(;^ω^)「うへwwww甘wwwww」
ξ;凵G)ξ「申し訳ございません、ご主人様。どうぞ私にお仕置きをなさって下さい」
(;^ω^)「ツンにそんなことできないお、気にせず飲むからいいお」
ξ*゚听)ξ「ありがとうございます、ご主人様」
(*^ω^)「なんか気分が良くなってきたお!!」
615 名前: ◆MSf3aMYBGM :2006/02/01(水) 14:12:31.19 ID:CDB/nmFZ0
それから2人は楽しく談笑した。
時間の過ぎるのは早いもので、もうすぐ1時間になろうとしていた。
(*^ω^)「うへへwwwツンもっとこっちにお寄り」
ξ*゚听)ξ「恥ずかしいですわ、ご主人様」
スケベオヤジのようになったブーンは、ツンを膝に乗せて夢のような時間を満喫していた。
ξ゚听)ξ「あれ?アタシ何やってるんだろ?」
(*^ω^)「うっへっへ。次はほっぺにちゅ・・・ちゅーしてごらん」
ξ#゚听)ξ「は?何言ってんのよ!?なんでアンタの言うこと聞かないといけないの??」
(;^ω^)「あれ?ツンどうしたんだお?」
ツンは元のツンに戻ってしまっていた。
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