45 名前: 10の人 ◆TySE9jrDkw 投稿日: 2006/02/18(土) 15:27:14
自分はヤフージャパンを使ってそれを検索した
唯一大当たりだったのは都市伝説□■□という掲示板。
そこの掲示板で管理人に『巫秘抄歌』の事を教えた。
すると管理人はこう返事をしてくれた
25 管理人です 投稿日: 2005/08/07(金) 10:01:05
その歌は日本近海にある××島という島の民謡です
歌詞からすると何かの儀式の時に歌っていたもののようですが真相はわかりません。
実際私も島の廃屋で歌詞が入ったテープを見つけて聞いてみました
でもなんか聞いていると自分の隣で誰かが私ののど元に息を吹きかけているような感じがしたんですよ…
これはどういう事なのか…
明日は××島のツアーに行くからそこで秘密に島に上陸して調べよう
大学の卒業論文にもぴったりだ。
46 名前: 10の人 ◆TySE9jrDkw 投稿日: 2006/02/18(土) 15:28:11
毒男視点
俺は自宅の扉を開ける
帰ってきても俺を迎えてくれるやつはいない明日はツアーだ、早く準備をして寝ないと…
俺の両親と妹の愛は交通事故で死んだ。おれはその日高校で勉強していた。
病院から電話がかかったとき。俺は信じられなかった。
病院に着いたときには三人の顔に白い布が被せられていた。
俺はあの日はめいいっぱい泣いた…
もはや男のブライドとかどうでもよかった。
その後…俺は大学に入った
そしてそれから二ヶ月後…ブーンとショボンと知り合った
それまでは俺の人生は抜け殻人生だった…
しかしあいつらと知り合ったからこそ今の俺はいる…
あいつらとは一生友達でいたい。
47 名前: 10の人 ◆TySE9jrDkw 投稿日: 2006/02/18(土) 15:29:12
??? ××島 旧日本軍基地 午前4時
朝焼けの太陽が天へとのぼり始めている
そんな中、この旧日本軍基地は恐怖の一風を漂わせる
すると奥から音楽が聞こえてきた。前から背中にセミオートライフルを背負い手には日本刀を持っている少年が出てきた。
その少年の年齢は恐らく18歳くらいだろう。
しかしその顔は18歳とは思わせない勇敢な顔だ。
少年は鼻で笑った後ヘッドホンから漏れる音楽を聴きながら歩き始めた。
48 名前: 10の人 ◆TySE9jrDkw 投稿日: 2006/02/18(土) 15:29:53
08/08(土)午前九時
東京湾
その日東京湾はかなりの客でにぎわっていた。今日はVIPブライトウィン号の××島一周ツアーである
かなりの客がいた、中にはオカルトマニアやら考古学者などが多数である。
「いやー、結構客がいるなー。」
毒男はそういいながらブーンとショボ達と一緒に荷物を背負って船のタラップを歩いていた
「なんかとってもどきどきする…」
その瞬間、ブーンの右手を誰かがつかんだ。
「!?。」
ブーンは掴まれている右手の方を向いた
そこには黒いローブを体中に巻いた人がブーンの手をつかんでいた。
恐らく体格の小ささから女性だろう。その女性の手は死人のように白くて冷たい
「………あ……」
ブーンは声をまとも出せない
「………の………けない…」
突如女性の口から何かが聞こえてきた
49 名前: 10の人 ◆TySE9jrDkw 投稿日: 2006/02/18(土) 15:31:52
「こ
の
船
に
乗
っ
て
は
い
け
な い
。」
ブーンは急いで手を振り払い船の中へと入った。
第一話「出航」 終
アーカイブ「XX島人魚伝説・赤い海・サイレンの音」
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