169 名前:1 :2006/02/22(水) 13:52:03.32 ID:hbcfqbBp0
(;^ω^)「お・・?」

,' 3 「10数えるまで待ってやるからそれまでせいぜい天に祈ってろ・・・・・クズが」

(;^ω^)「お・・・・(どうしろと言うんだお?)」

,' 3 「1・・・・2・・・・3・・・・・」

(;^ω^)「(は、早いお・・・・こいつ気が短いお)」

,' 3 「4・・・5・・・6・・・・・」

(;^ω^)「(やばいお・・・、どうするお・・・・!)」

,' 3 「7・・・・8・・・・」

(;^ω^)「(も、、問題は・・・抜け道・・・・それには・・・ここが何処だか・・・)」

,' 3 「・・・・9・・・・・・」

(;^ω^)「(こ、ここは・・・一体何処なんだお!)」

ガチャ


170 名前:1 :2006/02/22(水) 13:53:57.47 ID:hbcfqbBp0
ガチャ


( *‘ω‘*)「ただいまー」

( *‘ω‘*)「・・あれ?なに、ブーンいないの?」

( *‘ω‘*)「あらやだ・・・テレビつけっぱなし・・・・ビデオも!」

( *‘ω‘*)「一体何処行ったの? ブーン・・?ブーン!」







ブーン ブーン ブーン

(;^ω^)「お・・・・?これは・・・・」

,' 3 「ちっ・・・とんだ邪魔が・・・」

( ^ω^)「これは・・かーちゃんの声だお!」

( *‘ω‘*)「ブーン?何処にいるの?」

( ^ω^)「かーちゃん!ここだお!早く出してくれお!」


173 名前:1 :2006/02/22(水) 13:58:54.27 ID:hbcfqbBp0
( *‘ω‘*)「なんかいそうでいないわね・・・ほんっとしょうがないんだからあの子ったら・・」

( ^ω^)「かーちゃん!気づいてくれお!ブーンはここだお!」

,' 3 「クク・・・・無駄無駄無駄・・・・・ここの声はどうやったって外の世界には聞こえねーんだよ・・・」

( ^ω^)「なんで・・・どうして・・・・そりゃないお・・・・」

,' 3 「最後にママの声が聞けてよかったな・・・・さぁ・・・サヨナラだ・・・」

( *‘ω‘*)「ママ・・・リモコンの使い方よくわからないのよね・・・・」

( *‘ω‘*)「これが・・・ビデオの停止ボタンよね・・・・」

( *‘ω‘*)「ピッ・・・・・・・あら?」


177 名前:1 :2006/02/22(水) 14:06:02.17 ID:hbcfqbBp0
( ^ω^)「どうしたお・・・・!ビデオを止めればどうにかなるお・・!」

( *‘ω‘*)「おかしいわねぇ・・・押しても止まらないわ」

,' 3 「ククク・・・それも無駄無駄ァ・・・・止められないのさ」

( *‘ω‘*)「故障かしら・・・困ったわね・・・修理に出さないと」

(;^ω^)「な・・・何故だお・・!」

,' 3 「停止ボタンは・・・・俺にしか押せない」

(;^ω^)「!!」

,' 3 「それも・・・・俺が起きるまでな」

( ^ω^)「起きる・・・?」

,' 3 「俺が死んだら電源OFF、起き上がったら停止だ・・・」

( ^ω^)「どういうことお・・・さっぱりわから・・・あ」

,' 3 「どうした・・・・まぁお前にはわからなくていいよ」

( ^ω^)「(も、もしかして・・ここは・・・・・!)」


181 名前:1 :2006/02/22(水) 14:11:21.45 ID:hbcfqbBp0
( ^ω^)「わ、、わかったお・・・・」

,' 3 「ん・・?」

( ^ω^)「ここは・・・・お前の体の中だお!」

,' 3 「クックック・・・・何故そう思う・・・?」

( ^ω^)「だって・・・起き上がったら停止って・・・・まるでおまえがビデオそのものだと言ってるようだお!」

,' 3 「クク・・・いい勘だ・・・・」

( ^ω^)「それに・・・・借りたはずのイデオソが何でこんなところにあるんだお!」

,' 3 「ご名答・・・・そう、ここは俺の体の中だ・・・」

( ^ω^)「もう一つ・・・・・どう見たってお前には彼女はできないお」

,' 3 「な、なんだとぉ!??」

ヽゝ゚ ‐゚ν「・・・・・」

( ^ω^)「こんなかわいい彼女がお前にすがるわけないお・・・」

,' 3 「こ、この野郎・・・・言わせておけば・・・」

( ^ω^)「ということは・・・・ここは・・・お前の体の・・・・・」


( ^ω^)「脳内だお!!!」


189 名前:1 :2006/02/22(水) 14:18:29.03 ID:hbcfqbBp0

,' 3 「クククク・・・流石だ・・・見事だよホライゾン・・・でも・・・・」

( ^ω^)「・・・?」

,' 3 「だから・・・だから何?」

( ^ω^)「・・・!?」

,' 3 「ここは確かに俺の脳内だ・・・・ビデオが発する電波信号がお前の体を俺の脳の中にトランスポートした・・・」
   確かにそれは正解だ・・・・」

,' 3 「でも・・・だからといって・・・お前がここから出る方法は、何もないぜぇ?」

(;^ω^)「・・・!!」

,' 3 「観念するんだな・・・もう逃げ道はねぇよ・・・・」

(;^ω^)「(いや・・・ある・・・逃げ道は・・・ひとつだけ・・・!)」


196 名前:1 :2006/02/22(水) 14:22:07.02 ID:hbcfqbBp0
,' 3 「クク・・・・どうした・・・・もう終わりだぜ・・・・」

( ^ω^)・・・ズンッ

,' 3 「ん?」

( ^ω^)ズンッズンッズンッ

,' 3 「なんだぁ?お前間抜けか?」

( ^ω^)ズンズン「間抜けじゃないお」

,' 3 「前に来たって何も・・・・武器を奪おうってわけじゃないよなぁ?」

( ^ω^)ズンズン「・・・・・・」

,' 3 「そんなの俺が後ろに退がれば・・・・・」

,' 3 トコトコ・・・・ペキッ

,' 3 「!!」

,' 3 「あ!俺の・・・・俺のエヴァソゲリオン第6巻が・・!!」

( ^ω^)「今だ!」


203 名前:1 :2006/02/22(水) 14:25:56.21 ID:hbcfqbBp0
タッタッタッタ

,' 3 「ちくしょう!初回限定生産のプレミア品を・・!!この・・・え!?」

ヽゝ゚ ‐゚ν「キャッ」

( ^ω^)「ふふふふふふ・・・・・」

,' 3 「な・・何をする貴様・・・俺のレイたんに!?」

( ^ω^)「残念だけどレイたんには・・・ちょっとひどいことをしてもらうお」

,' 3 「き、貴様・・・・どうなってもいいのか!!???」

( ^ω^)「それはこっちの台詞だお レイたんが・・・どうなってもいいのかお?」


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