303 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/26(水) 15:51:22.96 ID:diFw5Y1lO
新たな年を迎えようとする師走の時期、大学三年の数子は思い立ったように叫んだ。

(゚Д゚)「私!就活しなくちゃ!」

定期テスト直前で静かに講義を受けていた学生達は一斉に数子へと視線をむけた。

ξ///)ξ「ちょっ、数子ったら!恥ずかしいじゃない!」

数子の親友であるツンが恥ずかしそうにしている。

(゚Д゚)「ツン!あんた、ノート書いときなさい!」



      「でないと、アンタ!地獄に落ちるわよ!」




数子の就活日記

第一章
閉鎖的な村社会のテレビ業界に風穴をあけろ!数子!の巻

続く


305 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/26(水) 16:03:43.98 ID:diFw5Y1lO
数子の就活日記〜第一章テレビ業界編〜

(゚Д゚)「あら、エントリー終わってるじゃない!」

(#゚Д゚)「ツンのせいね!地獄へ送ってやるわ!」


第一章  終了

第二章
東証一部ブラックの罠。合説で奇跡を起こせ!数子!

続かない。


310 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/26(水) 16:32:02.72 ID:diFw5Y1lO
数子の就活日記
第二章〜合説編〜

(゚Д゚)「ここが、東京ビックリサイトね・・・」

ξ゚〆゚)ξ「なんであたしまで連れて来るのよ!豚!」

隣には明らかに嫌そうな顔をしているツンがいた

(゚Д゚)「うっさい!あんたはあたししか友達がいないでしょうが!付き合いなさい!」

ツンには返す言葉が無かった。

ツンは性格が悪く、周りからも嫌われていた。そんなツンに最初に接してくれたのが数子だった。
それからというもの、ツンと数子はいつも一緒に行動を伴にしていた。

(゚Д゚)「さぁ、行くわよツ・・・」

そこにはもうツンの姿は無かった。

(゚Д゚)「ひでぇ・・・地獄へ送ってやるわ!」

第二章〜合説編〜 完

第三章予告
〜学年末テスト直前!マークシートの先の他人の回答に何を見る数子!〜

続く?


374 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/27(木) 02:16:12.80 ID:nNi916pZO
数子の就活日記〜第三章 学年末テスト編〜

(゚Д゚)「ツン!今日の経済学入門を落としたら大変な事になるわよ!」

ξ゚‐゚)ξ「しっているわ!なんてったって再々履修した一年生用の必修科目ですもの!」

(゚Д゚)「どうしよう・・・あたしリクナビに夢中になって勉強してないわ・・・」

ξ*゚‐゚)ξ「大丈夫よ!私が答え教えてあげるわ!」

(゚Д゚)「アンタ中々やるじゃない。見なおしたわ!」

ξ///)ξ「べ、べつに数子の為にじゃないんだからね」

(゚Д゚)(気持ち悪い女ね)「さぁ、テスト始まるわよ・・・」

  30分後・・・

(゚Д゚)「さぁ見せなさい・・・ツン・・・ツン・・・」

ξ´ο`)ξ「ふぁーーネムイ」

ξ゚‐゚)ξ(家帰って明日のテスト勉強しなきゃ・・・)

(゚Д゚)(あっ、アイツ自分だけ先終わらせて帰りやがった・・・)

数子の最後の希望が途絶えてしまった!これから数子はどうするのか・・・

次回〜第三章後編 あきらめない心の脆さ。数子、涙のマークシート。〜の巻


408 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/27(木) 09:13:33.37 ID:nNi916pZO
数子の就職日記〜第三章 学年末テスト後編〜

(;Д;)(もういや・・・留年したくない・・・)

(;Д;)「ウッ、ウゥ・・・ブフゥゥゥアアァァァァァァァン!!」

テストが行なわれていた静寂な教室は、数子の悲痛な泣き声で一気に騒がしくなった

「なんだあのババァの声は!?」

「人が発しているとは思えない声だぜ・・・」

見ず知らずの年下の学生の一言一言が数子の胸に突き刺さる

(;Д;)「ウグェ・・・わ・・・私死にたい・・・」

数子の発言により試験監督を行なっていた院生や教授が大慌てで数子をなだめる。
その横でテストを受けていた一人の学生が数子に衝撃の一言を言った。

「このテストは受けただけで単位貰えるのにギャーギャー騒ぐな!豚!」

教授と数子はいつまでもその学生を睨み続けてました。

第三章〜学年末テスト編 完〜

次回第四章〜春休み到来!説明会で出会った白馬の王子に数子の心が揺れ動く〜の巻



410 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/27(木) 10:08:34.38 ID:nNi916pZO
数子の就職日記 第四章〜春休み編〜
(゚Д゚)「さぁ、今日はのソミーの説明会よツン!」

ξ゚д゚)ξ「さすが世界のソミーね・・・建物がデカイわ」

(>Д<)「さぁ行くわっ・・キャ!」

数子は一人の男性にぶつかった

(´・ω・`)「いてて・・・君、大丈夫?」

(゚Д゚)「ちょっと!アン・・・タ・・・」(ビビビ!この人は運命だわ!)

(*゚Д゚)「ううん、私も悪かったわ。お詫びに占って差し上げる。私、趣味で占いやってるの・・・」

(´・ω・`)「いや、結構だ。君、明らかに就活生の顔をしてないじゃないか!さしづめ壺か宗教勧誘だろ!」

ξ#゚д゚)ξ「ちょっとアンタ!数子になんて事言うのよ!数子がかわいそうじゃない!」

(゚Д゚)「もういいわ・・・ありがとうツン・・・
確かに私わ豚面でキモイかもしれないけど、あなたを思う気持ちは誰よりも美しいのよ」

ξ゚‐゚)ξ´・ω・`)「臭いのは体臭だけにしとけ。セリフまで臭いの言ってたら、余計にキモいんだよ!」

(゚Д゚)「絶対地獄へ引きづりこんでやる・・・」

第四章〜春休み編 完〜

次回第五章〜面接開始!集団面接攻略の鍵を数子は見つけることが出来るのか!?〜の巻


651 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/29(土) 13:12:08.36 ID:8c3imFkjO
数子の就活日記〜第五章 面接編〜

(´・ω・`)「早慶大学から来ましたショボンです。よろしくお願いします。」
ξ゚‐゚)ξ「東京経済大学から来ましたツンです。本日はよろしくお願いします。」
(゚Д゚)「東京経済大学から来ました細木数子です。よろしく。」

面接官「志望動機をお一人ずつお願いできますかな?」

ショボンとツンは無難に乗り切ったが・・・

(゚Д゚)(どうしよう・・・私・・・頭が真っ白で・・・)

(;Д;)「ヴッ、ブブィ・・・」

面接官「き、君ぃ大丈夫か!」

(;Д;)「ウゥ・・わっ、私・・・どうしてもこの会社に入りたいの・・・おね、お願いします・・・」

面接官「いやぁ参ったなぁ・・・」

ξ゚‐゚)ξ(フフ・・・泣き落としが通用する程世界のソミーは甘くないわ)

後日・・・
ツンと数子の元に通過の連絡があった。

ξ゚〆゚)ξ「あの面接官の野郎・・・コロス」

第五章〜面接編 完〜
次回第六章〜内定続出!?ツンと数子の不敗神話。日銀なんてへのつっぱりはいらんですよ〜の巻


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