7 名前: 10の人 ◆TySE9jrDkw 投稿日: 2006/02/26(日) 22:46:22
一時間後
ブーン 船内レストラン入り口 13:56
ショボンやツン達は自分たちの部屋で休憩していると言ったのでブーンはレストラン入り口にあるベンチで休憩していた。
船内には子供などはおらずカップルや学者などが多数いた。
「ふ〜やっぱ自分の部屋で休憩していた方がいいお。」
そういうとブーンはベンチから立ち上がり自分の部屋へと向かった。
チンポッポ 船内 地下警備員通路 1:56
警備員・チンポッポは薄暗い連絡通路を歩いていた。
手にはワインが握りしめられている。この日のために買った超特注のワインである。
「船の中で飲むワインは最高っぽ…」
ガシャン!!
突如奥にある警備員休憩室から何かが出てくる音がした
チンポッポはワインを近くにあった机において背中にしょっているMP5A4HGを手に構え弾が入っているか確認した。
チンポッポはおそるおそる足音を立てずにサブマシンガンを構えながら警備室のドアを開けた。
ギィー…バタン!
「だ…誰かいるっぽ?ジョルジュ隊長?それともほかの警備員?」
部屋の中はなぜか電気がついておらず何も見えない。
ゼハァ…ゼハァ…
奥に黒い服を着た女性が出てきた。どうやら相当苦しいようだ
「苦しいのかぽ?今から医者を…」
ちんぽっぽは部屋の電気をつけながら言った瞬間…
ウゲオガァガ!!!!!
女性はものすごい早さでちんぽっぽを押し倒し包丁で電気のスイッチを刺し始めた
もはやその光景は基地外がするような行動であった
「おあ…う…」
チンポッポは腰が抜けてその場に座り込んだ
女性はチンポッポの方を向いた
「く…くるなぁー!!」
チンポッポは立ち上がりMP5の安全装置を外して女性に向けて発砲した
8 名前: 10の人 ◆TySE9jrDkw 投稿日: 2006/02/26(日) 22:48:43
マニー VIPブライトウィン号操縦室 2:32
操縦室は異様なほど騒がしくなっている
先ほどから警備員チンポッポからの定期連絡がないのである
「ジョルジュ隊長達からの連絡は?」
私は落ち着いて近くにいた操舵員に聞いた
「そ…それが無線からはノイズしか…」
すると突然船が大きく揺れた。
「うおっ!!」
私はしっかり机に掴まった
すぐに揺れはなくなったと同時に窓に何かが張り付いた
船員達と私は驚異の叫びを上げた
それは警備員チンポッポの無惨な水死体だった…
モナー 警備員通路 2:45
ふう…いきなり船が揺れたけどなんとか無傷だったモナ…
さっきの揺れは一体…嫌々、そんな事は気にするなモナ…
「さーて、だんだんと事件のにおいがしてきたモナ。」
自分は気合いを入れるため独り言を言うとニューナンブを手に持ち、片手にライトを持って奥へと進んだ
なぜか警備員休憩室に近づくにつれだんだんと血のにおいがし始めてきた。
モナはそこで足を止めニューナンブの銃口を扉の方に向けながら扉へと進んだ。
部屋からは血なまぐさいにおいが充満しているだろう
モナーは扉を蹴り倒して部屋に入った
「警察だモナ!!誰かいるのかモナ!?」
何の反応もない―
「ちえっ…結構格好良く決めたのに…」
でも誰もいないのも好都合。
モナーは自分の警官帽子をかぶりなおすとライトを当てながら部屋の探索を開始した
部屋の電気をつけようと思い電気のスイッチを探したのだがスイッチはなぜか粉々に破壊されていた。
「これは殺人のにおいがプンプンするモナ。」
そう言うとモナーはと休憩室の一角に目をやった。
そこには真っ黒い血の水たまりがあった
モナーはそこを調べ始めた。
血にしては黒すぎる―
こんな血の色、殺人事件で何度も血の色を見てるがこんな色なんてない―
生物でもこんなに黒くはない――――――
ふと血は天井から滴り落ちている。
モナーはおそるおそる上を見た。
天井に何か黒い物が蠢いている。
モナーはつばを飲んだ。
黒い物体はモナーに気づいたのか、そのまま消えてしまった。
上では人々の声で騒がしくなっていた
モナーはハッとし、船の甲板へと急いで走った。
第二話 終
コンカイミジカクテゴメンネ
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