747 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/16(木) 00:25:34.27 ID:w4GzKxVC0
>>745
変なトコばっか目ざとく見つけんなwwww
以下人魚姫概要(ツンの脳内変換後)
(;^ω^)「船が沈むお!テラヤバ・・・ぶくぶく・・・」
ξ*゚ -゚)ξ「ふんふふーん・・・あ、あれは!」
(;^ω^)「ぶくぶく(も、もうだめだお・・・がくっ)」
ξ;゚ -゚)ξ「た、大変!しっかりなさい!」
ばしゃばしゃばしゃ・・・こうしてツンはブーンを発見し、すぐに砂浜まで連れて行きました。
(;^ω^)「う〜んう〜ん・・・」
ξ;゚听)ξ「ちょっとあんた大丈夫!?」
Ω「む?だれか倒れているぞ?」
ξ;゚听)ξ「やばっ」
ツンが岩陰から様子を見ていると・・・
748 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/16(木) 00:26:24.38 ID:w4GzKxVC0
Ω「こ、これは王子!しっかりしてください!!」
(;^ω^)「う〜ん・・・はっここは・・・?僕の船は難破して・・・」
Ω「王子様、助かりましたな!ここは浜辺です!」
(;^ω^)「な、なんだって!?いやっほーーー!!たすかったお!!」
ツンが助けてくれたなんて、ブーンは夢にも思っていません。
━海底の宮殿━
ξ*゚ -゚)ξ「はぁ・・・」
神様「ツンよ・・・」
ξ*゚ -゚)ξ「もう一度あいつに会えたら、何百年も生きられる命なんていらないわ・・・」
749 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/16(木) 00:27:33.22 ID:w4GzKxVC0
神様「ツンよ・・・!」
ξ*゚听)ξ「あ・・・か、神様!」
神様「思い悩んだ顔をしておるの・・・どうしたのじゃ?」
ξ*゚ -゚)ξ「じ、じつは・・・」
神様「その者に一日でも会えるなら、命はいらんと申すか!?」
ξ*゚ -゚)ξ「・・・はい・・・」
神様「わかった・・・でもな、お前は海の生き物。陸の生き物と言葉を交わすこと、
あいならん。それでもいいのか?」
ξ*゚听)ξ「どうか、お願いします。」
神様「そうか。わかった!お前の願い、かなえてやろう!ただし、命は夜明けまでだぞ!!」
こうして神様はツンに魔法をかけ、陸に上がれるようにしてあげました。
ツンの尻尾は、人間の足のようになりました。その足でツンは、お城に向かいました。
750 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/16(木) 00:29:15.63 ID:w4GzKxVC0
ξ*゚ -゚)ξ「今夜は舞踏会みたいね・・・ブーンはどこだろう・・・」
( ^ω^) 「みんな、今日はようこそだお!今日来てもらったのは他でもないお!
僕の嫁を紹介するお!クーだお!」
川 ゚ -゚)「クーだ。私はブーンを愛しているぞ。お前たちがどんなに着飾ったところで、
ブーンは渡さないからな!女狐ども!」
Ω ΩΩ「ざわざわ」
ξ;゚听)ξ「ががーん!」
(*^ω^)「ぐふふwwwwww愛いやつめだおwwwwwww」
ξ#;凵G)ξ「あんなメス豚のどこがいいのよ!!ちくしょーー!!」
こうしてツンはお城から飛び出してしまいました。しかし、魔法の効力で、
その声がブーンに届くことはありませんでした・・・
ツンが悲嘆にくれている内に、空が白みはじめました・・・
751 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/16(木) 00:30:39.06 ID:w4GzKxVC0
神様「残念だったな・・・あまりにもかわいそうなので、チャンスをやるぞ。」
ξ*゚听)ξ「神様!チャンスというのは?」
神様はおもむろにナイフを取り出します。
神様「これであいつを殺るのじゃ。その血を浴びれば、お前はもとの人魚にもどり、
再び数百年の寿命を得るぞ!」
ξ*゚ -゚)ξ「・・・いいんです・・・あの人は私が愛した人・・・それを殺すなんてできないんです・・・」
神様「・・・おまえは本当に心が清いんじゃな・・・残念だがここまでじゃ・・・
さ、わしの国・・・天の国に参るがよいぞ・・・」
ξ*゚ -゚)ξ「・・・はい・・・」
こうしてツンは天国に旅立って逝きました。ツンのいた場所には、
ただ泡だけが残っていたとのことです。
神様「(ぐふふwww初摘みはわしのものじゃwwwwwおkwwww)」
━Fin━
753 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/16(木) 00:31:46.72 ID:w4GzKxVC0
ξ*゚ -゚)ξ「・・・」
ξ*;_;)ξぶわっ
ξ*;凵G)ξ「うえええぇえええぇぇぇぇん!!」
(;^ω^)「どどど、どうしたお!?」
ξ*;凵G)ξ「あんたはずっといっしょでしょ?こんなのあたしヤダからね!」
(;^ω^)「???」
ξ*;凵G)ξ「こんなのかなしすぎる!あたしは愛してもらわなきゃヤダ!
ヤダヤダ!ヤダからね!!」
(;^ω^)「こ、これは・・・人魚姫!!」
ξ*;凵G)ξ「ぐすっぐすっ」
(;^ω^)「(同じじゃないかお・・・怒ったり・・・寂しがったり・・・
泣いたり・・・ツンは人間と同じだお・・・!)」
757 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/16(木) 00:33:46.50 ID:w4GzKxVC0
ξ*;_;)ξ「ブーンはずっといっしょだよね!ね!」
ξ(゚、 ;*ξ「べ、べつに寂しいとかそういうんじゃないけどね!
でもいっしょにいなさいよ!ね!」
がばっ
おもむろにブーンは水槽につかり、ツンを抱きしめました。
ξ;゚ -゚)ξ「!?」
( ;ω;) 「いっしょだお!ずっといっしょだお!ツンが海に戻っても!
僕は、僕は海のすぐそばに家を建てるお!
ツンは毎日朝に起こしにきてお!そしていっしょにご飯をたべるお!
それから・・・それから・・・」
その後は言葉になりませんでした。
ξ*゚ -゚)ξ「・・・」
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