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(゚、゚トソンちゃん、ゲキ萌え大作戦のようです- 1 :同志名無しさん:2013/01/31(木) 22:30:57 ID:vhzDqstk0
- [なんか萌える感じのやつ(AAも可)]←想像しろ
- 2 : ◆wPvTfIHSQ6:2013/01/31(木) 22:47:13 ID:EwL2ReHs0
- 酉あってる自信はない。どころか記憶がただしければこれに酉はなかった。まあいいけど
「完結しようぜ!」って言っときながら言いだしっぺが打ち切り逃亡なんてするもんじゃないなあって思った。再開の理由はそれだけ
というわけで編集しなおした上で近々投下します。ついでにお題も募集します
まとめ:ロマンさん
→tp://boonmtmt.sakura.ne.jp/matome/sakuhin/gekimoe.html
※お題=属性をください
ツンデレ・クーデレ・ダルデレ・ヤンデレ・素直ヒート・妹・ドM
シュール・お嬢様・渡辺さん・ボクっ娘・デレデレ・天然・ドジっ娘
- 3 :同志名無しさん:2013/01/31(木) 22:49:06 ID:piOKVb2A0
- その中から選べば良いの?
ツンデレで
- 4 : ◆wPvTfIHSQ6:2013/01/31(木) 22:52:14 ID:EwL2ReHs0
-
◆あらためてキャラ紹介
(゚、゚トソン
→なりきりが板についてきた
_
( ゚∀゚)
→あの日顔面で受け止めた感触は忘れません
ミセ*゚ー゚)リ
→髪型はショートヘアーで後ろあたりに髪留めをやたらつけてるイメージ
◆あらためて作品紹介
トソンがジョルジュの気をひこうと、二次元ででしか受け入れられないような奇行に次々と走るお話
※読者に萌えを与える作品ではありません。
.
- 5 : ◆wPvTfIHSQ6:2013/01/31(木) 22:52:59 ID:EwL2ReHs0
- >>3
ごめんなさい 「以上は既出」って書き忘れてた
- 6 :同志名無しさん:2013/01/31(木) 23:02:09 ID:piOKVb2A0
- じゃあ眼鏡っ娘で
- 7 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 01:03:06 ID:L6NDPxhA0
- おおおお!!復活待ってたよ!
淑女とかどーよ
- 8 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 08:01:10 ID:pmGHSeZAO
- トソンがVIPに「彼の気を引きたいから安価で行動する」スレ立てて安価行動
ミセリが必死に安価とって、VIPの連中の悪意やエロ安価からトソンを守ろうとする
というのはどうだ?
- 9 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:00:38 ID:aEObt95w0
-
【天然】
ミセ*゚ー゚)リ「つかさ、そんな仲ならもう別れることはないっしょ」
(゚、゚;トソン「でも、でも」
ミセ*゚ー゚)リ「じゃあ、もっと愛してほしいわけ?」
(゚、゚トソン「極論ではありますが……そうです」
ミセ*゚ー゚)リ「じゃあさ、愛され系の王道、天然の出番ね」
(゚、゚トソン「天然?」
ミセ*゚ー゚)リ「うっかり、というべきかしら」
ミセ*゚ー゚)リ「天然ボケをかますだけで、男は」
ミセ;゚ 、゚)リ「『乗る電車を間違えて、気がつくと動物園にきちゃってました……』」
_
ミセ*゚∀゚)リ「『(こいつは俺が守ってやりたい!)』」
ミセ*゚ー゚)リ「……と」
(゚、゚トソン「これだから能面は」
ミセ*゚ー゚)リ「もっとオブラートに包んでちょうだい!」
.
- 10 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:01:09 ID:aEObt95w0
-
(゚、゚トソン「でも、難しいでしょ」
ミセ*゚ー゚)リ「まあ、天然は天然だからねえ」
ミセ*゚ー゚)リ「でも、男は『守ってやりたい』って思うに違いないよ」
(゚、゚トソン「そうですかね」
ミセ*゚ー゚)リ「?秘策?を教えてやるから、それでがんばんなさい」
ミセ*゚ー゚)リ「ま、今の調子なら、天然で現状を固めるだけで、もう毎日イッチャイッチャするような――」
( 、 *トソン ソンナ…イチャイチャダナンテ…
ミセ*゚ー゚)リ「――ことはないから天然は諦めな」
(゚、゚トソン「ひどい」
ミセ*゚ー゚)リ「仕返しだい」
.
- 11 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:01:55 ID:aEObt95w0
-
( ゚∋゚) 翌日。
〈 VIP学校 〉
ξ ´∀`)ξ「………機は、熟した」
( ・∀・)「よーし貴様ら、明日に備えて……あとはわかっているな?」
コギト ・ エルゴ ・ スム
ΩΩΩ「「「『我、想ふゆゑに我在り』」」」
( ・∀・)「散れ!」
ΩΩ≡Ω< ミ…ミギウデガ…!!
.
- 12 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:02:30 ID:aEObt95w0
-
_
( ゚∀゚)「トーソーンー」
(゚、゚*トソン「…!」
_
(;*゚∀゚)「顔みただけで赤らめんなよ」
(゚、゚トソン「私としたことが」
_
( ゚∀゚)「ま、いいや。帰ろうぜー」
(゚、゚トソン「はい」
.
- 13 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:03:13 ID:aEObt95w0
-
( ゚∋゚) 十分後。
〈 河原 〉
_
( ゚∀゚)「さすがに河原も寒いなー」
(゚、゚トソン「川まで凍りそうですね」
_
( ゚∀゚)「スケートできるからいいじゃん」
(゚、゚トソン「嫌です、怖い」
_
( ゚∀゚)「俺が教えてやるよ!」
(゚、゚トソン「ほ、ほら、そんなスケートとかいう非生産的な娯楽を勤しんだところで
. 無駄な金と時間と労力を費やすだけで……」
_
( ゚∀゚)「その思考はまさにトソンだな!」
(゚、゚トソン「どういう意味」
_
( ゚∀゚)「ま、近いうちにスケートしようぜ。教えてあげるから」
(゚、゚トソン「えー…」
_
(;*゚∀゚)(手を繋ぎたいから、なんて言えない!)
(゚、゚トソン「ま、まあ考えてあげます」
_
( ゚∀゚)「うっしゃ」
.
- 14 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:03:50 ID:aEObt95w0
-
(゚、゚トソン「……」
_
( ゚∀゚)「……」
(゚、゚;トソン(そ、そろそろ?秘策?を使うべき?)
_
( ゚∀゚)「? どうした」
(゚、゚トソン「あ、えっと」
( ゚∋゚) 回想。
ミセ*゚ー゚)リ「いい? まず、何気なくおしゃべりするの」
(゚、゚トソン「はい」
ミセ*゚ー゚)リ「で、話題が変わるかなーってタイミングを見計らって」
(゚、゚トソン「はい」
ミセ*゚ー゚)リ「で、十回クイズとかなんとか言ったあとで……」
(゚、゚トソン「なにをするのですか?」
ミセ*゚ー゚)リ「―――って言うの」
(゚、゚;トソン「え!?」
ミセ*゚ー゚)リ「間違いなく萌えるわよ」
(゚、゚;トソン「恥ずかしくて燃え尽きます。灰になって風に浚われます」
ミセ*゚ー゚)リ「その前にジョルジュ君が萌え死ぬよ」
.
- 15 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:04:37 ID:aEObt95w0
-
( ゚∋゚) 回想終わり。
(゚、゚;トソン(練習通りに……)
(゚、゚トソン「……」
(゚、゚トソン「あ、あの」
_
( ゚∀゚)「ん?」
(゚、゚トソン「クイズしません?」
_
( ゚∀゚)「なぜ急に!」
(゚、゚;トソン「なんとなく!」
_
( ;゚∀゚)「……あ、そう……どうぞ」
(゚、゚;トソン(天然を見せるのよ、トソン!)
(゚、゚トソン「じゃ、じゃあ」
(/、//トソン「………………おっぱいの『お』を『い』に変えなさい!」
_
( ゚∀゚)o彡゚「おっぱいおっぱい!!」
(゚、゚トソン「え?」
_
(;*゚∀゚)「あ! ……ちょ、違う! 待っ
.
- 16 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:05:17 ID:aEObt95w0
-
〈 ミセリ宅 〉
(/、//トソン「恥かいた上に関係がうやむやになったじゃないですか! いんちき!」
ミセ*゚ー゚)リ「それは知らん!」
ミセ*゚ー゚)リ(でもこれはこれでアリ)
.
- 17 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:06:31 ID:aEObt95w0
-
【ドジっ娘】
(゚、゚;トソン「あの後の、長い間続いた沈黙、どうすると言うのです」
ミセ*゚ー゚)リ「具体的には?」
(゚、゚;トソン「よそよそしく振る舞って、見つめ合うと素直にお喋りができず」
ミセ*゚ー゚)リ「津波のように荒れた空気だったのね」
(゚、゚トソン「で、じょるじゅを放置してやってきました」
ミセ*゚ー゚)リ「置いてくんな!」
.
- 18 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:07:09 ID:aEObt95w0
-
ミセ*゚ー゚)リ「まあ、なにはともあれジョルジュ君が天然系に弱いのはわかったよ」
(゚、゚トソン「どうすると仰るのですか」
ミセ*゚ー゚)リ「簡単だよ、次の属性も用途は変わんないし」
(゚、゚トソン「用途って……」
ミセ*> 、<)リ「『きゃっ!』」
ミセ*; 、;)リ「『転んだぁ』」
. _
ミセ*゚∀゚)リ「『大丈夫か?』」
ミセ*; 、;)リ「『歩けそうにないですぅ』」
. _
ミセ*゚∀゚)リ「『しゃーねぇな、おんぶしてやるよ』」
ミセ*゚ー゚)リ「……と」
(゚、゚トソン「まさかM?」
ミセ;゚ー゚)リ「あんたじゃないんだから! つかどーゆー意味よ!!」
(゚、゚トソン「意味なんてないよ。とりあえずばいばい、実践してみる」
ミセ*゚ー゚)リ「うぃー」
(゚、゚トソン「あと、物まね全然似てないからやめたほうがいいですよ」
ミセ*゚ー゚)リ「よけーなお世話じゃチクショウ!」
.
- 19 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:07:48 ID:aEObt95w0
-
( ゚∋゚) 数分後。
〈 河原 〉
_
( ゚∀゚)「どうしてこんなクソ寒いとこで待たされんだ」
(゚、゚トソン「おまたせ」
_
( ゚∀゚)「寒くて凍っちゃったぜ」
(゚、゚トソン「手、握ろ」
_
( ゚∀゚)「いや、手すら動かん」
(゚、゚トソン「じょるじゅにも雪積もってますね。まあ、気にしないで、行きましょう」
_
( ゚∀゚)「積もってるのわかってるなら払うとかしてくれよ!」
(゚、゚トソン「えー」
_
( ゚∀゚)「えーじゃない」
(゚、゚トソン「まあ、どうせ歩けるでしょ。早く行きましょう」
_
( ゚∀゚)「あ、鼻水まで凍ってきた。重症だな、ははは」
.
- 20 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:08:19 ID:aEObt95w0
-
〈 住宅街の下り坂 〉
(゚、゚*トソン「水たまりに、氷が張ってます!氷!」
_
( ゚∀゚)「はしゃぐほどでもないだろ」
(゚、゚*トソン「踏みたい、割りたいです」
_
( ;゚∀゚)「割れよ!」
(゚、゚*トソン「はい」
(゚、゚トソン(引っかかったね、これも罠なのですよ)
(゚、゚トソン(割ろうとする→氷で滑る→尻餅つく→「痛いですぅ」)
(-、-トソン(我ながら完璧! きっとじょるじゅなら……)
_
( ゚∀゚)(お、向こうにも氷張ってる)
(゚、゚トソン(演技がばれないように転けないと)
_
( ゚∀゚)(踏みてぇー)
.
- 21 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:08:51 ID:aEObt95w0
-
(゚、゚トソン「……えい!」ピョン
_
( ゚∀゚)(俺も踏もう)ピョン
(゚、゚;トソン「きゃっ!」ツルッ
(>、<トソン「痛っ!」ドテッ
(;、;トソン「転んだ…痛い…」
(゚、゚*トソン(完璧、完璧です! トソンばんざい!)
.
- 22 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:09:26 ID:aEObt95w0
-
(゚、゚トソン「……」
(゚、゚トソン「……」
_
( ;∀;)
(゚、゚トソン「……」
(゚、゚トソン「なにをしてるんですか」
_
( ゚∀゚)「トソン転んだのか? だっせー!」
(゚、゚;トソン「こんなに滑るとは思えなかったんですよー」
(゚、゚トソン「ところで、あなたは?」
_
( ゚∀゚)「俺も氷踏みたくてな、跳んだんだ」
_
( ゚∀゚)「すると転んで足が変な方向に曲がった」
.
- 23 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:10:37 ID:aEObt95w0
-
(゚、゚トソン「?」
(゚、゚トソン
(゚、゚;トソン「あああああッ! じょるじゅ大丈夫!?」
_
( ゚∀;)「正直これはやばい。痛いよ。痛てよお!!」
(゚、゚;トソン「すみませーん、誰かぁー!」
〈 ミセリ宅 〉
(゚、゚トソン「結局入院することに」
ミセ*゚ー゚)リ「へー」
ミセ;゚ー゚)リ「って、まじ!? 入院!?」
(゚、゚トソン「骨がイっちゃって」
ミセ;゚ー゚)リ「すぐにお見舞にいかなくちゃ! 準備するからトソンも準備しな!」
(゚、゚トソン「はーい」
.
- 24 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:11:15 ID:aEObt95w0
-
【都村トソン】
〈 VIP病院 〉
ミセ*゚ー゚)リ「じゃ、いってらっしゃい」
(゚、゚トソン「え? ついて来てくれないんですか?」
ミセ*゚ー゚)リ「ばか、まずは二人きりで話しなさいや」
(゚、゚トソン「物まねが下手な割にはイイ人ですね!」
ミセ*゚ー゚)リ「まだ言うか」
.
- 25 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:12:04 ID:aEObt95w0
-
(゚、゚トソン「じゃあ、とりあえず行ってきます」
ミセ*゚ー゚)リ「にしても軽いねー。カレシの骨がイっちゃったっていうのにさ」
(゚、゚トソン「こうしてないと感情が爆発して今にも崩れ落ちそうなんです」
ミセ;゚ー゚)リ「そうなの!?」
(゚、゚トソン「まあ、大丈夫です。じゃっ」
ミセ*゚ー゚)リ「うぬ」
ミセ*゚ー゚)リ「………」
ミセ*゚ー゚)リ「なんていうか……」
ミセ*゚ー゚)リ「変わったな、あの子」
.
- 26 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:12:37 ID:aEObt95w0
-
〈 203号室 〉
(゚、゚トソン「ノックするの緊張する……」
(゚、゚トソン「昨日の今日だけど、様態が急変とかしたら……」
(゚、゚トソン「……ないですね」
(゚、゚トソン「早く、お花渡さないと……」
「――けよ!」
(゚、゚トソン「? じょるじゅ?」
「なに―――って――に!」
「い――から出――け!」
(゚、゚;トソン「相部屋の人だよね……」
(-、-;トソン シンコキュウ
.
- 27 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:13:09 ID:aEObt95w0
-
(゚、゚;トソン「コンコン、失礼しまーす……?」
_
( ゚∀゚)「!」
ノハ;?;)「ジョルジュさっきからひどい!どーしてそんな風になったの!?」
(゚、゚トソン
_
( ;゚∀゚)「おい、黙れ!!」
ノハ;?;)「思えば一ヶ月前から!急にメールもくれなくなったし!」
_
( ;゚∀゚)「…静かにしろ…!」
ノハ;?;)「私のこと嫌いになったんでしょ!?そーなんでしょ!!」
(゚、゚トソン
.
- 28 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:13:42 ID:aEObt95w0
-
ノハ;?;)「もう嫌い!ばいばい!さよなら!」
_
( ;゚∀゚)「あ、ちょ――」
_
( ;゚∀゚)「………」
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン
_
( ;゚∀゚)「や、やあ……いまの話、聞いてた?」
(゚、゚トソン
_
( ;゚∀゚)「トソーン、トソンさぁーん」
(゚、゚トソン
_
( ;゚∀゚)「あ、その、婆ちゃんからのお見舞いでリンゴ貰ったんだ、食うか?」
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン
_
( ;゚∀゚)「……ですよねー」
.
- 29 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:14:17 ID:aEObt95w0
-
_
( ;゚∀゚)「あ、なんか誤解してる! ちょっと、話聞いて!」
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン「今の人、彼女?」
_
( ;゚∀゚)「もう違う! とっくの昔に別れてる!」
(゚、゚トソン「!」
_
( ;゚∀゚)「んえ?」
(゚、゚トソン「……」
(゚、゚トソン「あの時の…言葉……嘘だったの……?」
_
( ;゚∀゚)「……っ!」
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン「そ、外に、みせり待たせてるから、ばいばい……?」
_
( ;゚∀゚)「待って、違う!」
( 、 トソン「ばいばい!」
_
( ;゚∀゚)「あ、トソン!」
.
- 30 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:14:57 ID:aEObt95w0
-
川 ゚ -゚)「長岡くん、診察を――」
( 、 トソン≡
川;゚ -゚)「な、なんだ? 君、走っちゃダメだ!」
. _
(゚∀゚; )≡
川;゚ -゚)「あ、長岡くん! まだ安静にしてないとだめだ、止まれ!」
_
( ゚∀゚)「あ、看護婦さんちーっす」
川 ゚ -゚)「ちーっすじゃない。今から診察だ、来てほしい」
_
( ゚∀゚)「それどころじゃないんすよ」
川 ゚ -゚)「足を治しにいくのだぞ、なにか用事でもあるのか?」
_
( ゚∀゚)「……」
_
( ゚∀゚)「ちょっと、恋の病を治しに」
川;゚ -゚)「あ、長岡くん!」
川;゚ -゚)「……なんだんだ……」
.
- 31 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:15:28 ID:aEObt95w0
-
ミセ*゚ー゚)リ「お、トソン戻ってきたか」
\
ドタドタ・・・
ミセ*゚ー゚)リ「……? なんかさわがs…」. /
.
- 32 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:15:59 ID:aEObt95w0
-
( 、 トソン≡
ミセ*゚ー゚)リ
( 、 トソン≡ (゚∈゚ )≡
ミセ*゚ー゚*リ
_
( 、 トソン≡ (゚∈゚ )≡ (゚∀゚; )≡
リ(゚ー゚*ミセ
. _
(゚∈゚ )≡ (゚∀゚; )≡
ミセ;゚ー゚)リ(いた!! いま絶対だれかいた!!)
.
- 33 :>>32訂正:2013/02/01(金) 10:17:01 ID:aEObt95w0
-
( 、 トソン≡
ミセ*゚ー゚)リ
( 、 トソン≡ (゚∈゚ )≡
ミセ*゚ー゚*リ
_
( 、 トソン≡ (゚∈゚ )≡ (゚∀゚; )≡
リ(゚ー゚*ミセ
. _
(゚∈゚ )≡ (゚∀゚; )≡
ミセ;゚ー゚)リ(いた! いま絶対だれかいた!)
.
- 34 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:17:34 ID:aEObt95w0
-
〈 噴水公園 〉
(;、;トソン「……っ……、……」
(;、;トソン「……嘘、吐かれてた……」
(;、;トソン「……しかも……相手…よりを戻したがっているし……」
(ぅ、tトソン「……」
.
- 35 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:18:07 ID:aEObt95w0
-
(゚、゚トソン「べ、別に嘘程度で落ち込むことなんかないですよね」
(゚、゚トソン「たかが元カノがいたのをごまかしていた程度にすぎないですね!」
(゚、゚トソン「……」
(゚、゚トソン「……じゃあどうしてあんな嘘を……?」
(゚、゚トソン「……」
(゚、゚トソン「まさか、二股……?」
(゚、゚トソン「私は所詮、遊び?」
.
- 36 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:18:38 ID:aEObt95w0
-
_
( ;゚∀゚)「トソン!」
(゚、゚トソン「!」
(-、-トソン「……」サッ
_
( ;゚∀゚)「待ってくれ、松葉杖じゃ歩くのもたいへんなんだ」
(゚、゚トソン「よかったですね、モテモテで」
_
( ;゚∀゚)「だから違うって! 俺の話を」
(゚、゚トソン「……はじめて愛してるって言われて、うれしかったのに」
_
( ;゚∀゚)「!」
.
- 37 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:19:08 ID:aEObt95w0
-
(゚、゚トソン「はじめて付き合うって言われてどきどきしたのに」
(゚、゚トソン「はじめて同士だから気兼ねなく振る舞えたのに」
(゚、゚トソン「……しかも、元カノさんのほうが私より数倍可愛い」
(゚、゚トソン「これからは、私に劣等感を抱きながら過ごせ、と仰るのですか?」
_
( ;゚∀゚)「誰がそんな――」
(゚、゚トソン「ずっと、比べてたのでしょ? あの人と私とで」
_
( ;゚∀゚)「比べるものか!」
(゚、゚トソン「じゃあ、どうして嘘なんか吐いたんですか」
_
( ;゚∀゚)「それは……その……」
(゚、゚トソン「……」
.
- 38 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:19:39 ID:aEObt95w0
-
_
( ;゚∀゚)「わかった、全て白状する!」
(゚、゚;トソン「!」
_
( ;゚∀゚)「あいつは四組のヒートっていう、俺の幼なじみなんだけど……」
_
( ;゚∀゚)「部活も一緒なだけあって、自然と仲良くなってなぁ……」
_
( ゚∀゚)「だが、俺はあいつに一瞬でも惚れたことはない!」
(゚、゚トソン「……嘘だ……」
_
( ;゚∀゚)「嘘じゃない!」
(゚、゚トソン「嘘! じゃあどうして……」
(;、゚トソン「どうしてつきあって……」
_
( ゚∀゚)「ある日、俺には好きなやつができた」
(ぅ、゚トソン「……?」
- 39 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:20:10 ID:aEObt95w0
-
_
( ゚∀゚)「ヒートは俺のそのことに気がついたらしくて、よく相談に乗ってもらった」
(゚、゚トソン「……」
_
( ゚∀゚)「……だけど、ヒートは俺のことが好きだったんだ」
(゚、゚トソン「………」
_
( ゚∀゚)「いきなり、コクられた。ほんとうにいきなりだった」
(゚、゚トソン「どうして断らなかったの」
_
( ゚∀゚)「当時は『いざその子と付き合った時のための予行練習』って口実だったから……
受けた。俺としても、練習なら抵抗はなかったし、寧ろしておきたかった」
_
( ゚∀゚)「だけど、数ヶ月過ぎた辺りからヒートはおかしくなった」
_
( ゚∀゚)「一日に何百件もメールを送ってくるし、行き過ぎた行動も目立ってきた。抱きつくなんて日常茶飯事だ」
_
( ゚∀゚)「いつしか、予行練習という名目を忘れ、本気で俺を愛するようになってきたんだ」
.
- 40 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:20:43 ID:aEObt95w0
-
(゚、゚トソン「……」
_
( ゚∀゚)「だが、俺は望んじゃいない」
_
( ゚∀゚)「徐々に俺はあいつを避けるようになった」
_
( ゚∀゚)「一人で下校したし、飯も男友達と食堂で食った。
弁当つくってきたって言われても逃げられるように」
_
( ゚∀゚)「だが、ものの三日で見破られた」
_
( ゚∀゚)「問い詰められて、もう俺はついに嫌になった」
_
( ゚∀゚)「『予行練習は充分できた。実践してくるから別れてくれ』」
_
( ゚∀゚)「そう言ったら、あいつなんて言ったと思う?」
.
- 41 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:22:28 ID:aEObt95w0
-
◆
_
( ゚∀゚)『予行練習は、充分できた』
ノハ;?;)『……え?』
_
( ゚∀゚)『俺はそろそろ実践に挑む』
ノハ;?;)『な、なに言って……?』
_
( ゚∀゚)『ありがとう。エスコートの仕方とかいろいろ学ばせてもらえて、本当に助かった』
ノハ;?;)『冗……談? やめて……』
_
( ゚∀゚)『また何かあったら、相談に乗ってほしい』
_
( ゚∀゚)『だから、別れてくれ』
.
- 42 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:23:04 ID:aEObt95w0
-
ノハ;?;)『う、嘘! やめて! 冗談言わないで!』
_
( ゚∀゚)『冗談なんかじゃない。明日にでもコクってみようと思う』
ノハ;?;)『やだ、別れたくない! あんなに好き合ってたじゃん!』
_
( ゚∀゚)『予行練習っつったの、お前じゃん』
ノハ;?;)『違う! 言ってない!』
_
( ゚∀゚)『……』
ノハ;?;)『……』
.
- 43 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:23:34 ID:aEObt95w0
-
ノハ;?;)『……ジョルジュは、悪いオンナに誘惑されただけ』
_
( ゚∀゚)『?』
ノハ;?;)『ジョルジュ……助けてあげるね……? そして一緒に二人だけで暮らそ……?』
_
( ;゚∀゚)『え、え? なにをす――』
◆
.
- 44 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:24:05 ID:aEObt95w0
-
(゚、゚トソン「や…ヤンデレ……?」
_
( ゚∀゚)「病んでるなんてレベルじゃない。危うく殺されかけた」
(゚、゚;トソン「ここっここっこ………!?」
_
( ゚∀゚)「(にわとり……)なんとか生きて戻ってこれたが……」
_
( ゚∀゚)「ヒートはいつまでも付きまとってくる。モスでの電話も、そうだった」
(゚、゚;トソン「……!」
_
( ゚∀゚)「だが、以上を踏まえても、俺は一度もあいつを愛したことはない。ずっと、片想いのまま、それは今も変わってない」
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン「……い、今も?」
. _
(;、゚トソン「ほ、ほら!結きょk( ゚∀゚)「ばか、お前だよ」
(ぅ、tトソン「……」
(゚、゚;トソン「………え? なんt――」
_
( )゚トソン
.
- 45 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:25:10 ID:aEObt95w0
-
(゚、゚トソン
_
(;*゚∀゚)「その……確かに彼女ははじめてじゃないけど……」
_
( ゚∀゚)「人を愛したのは、はじめてだ」
_
( ゚∀゚)「相思相愛でいられたのもはじめてだ」
_
( ゚∀゚)「手を繋いだのもはじめてだし、家に上がり込んだのもはじめてだ」
_
( ゚∀゚)「ついでに言うと、今のも、はじめてだ」
(゚、゚トソン
.
- 46 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:25:41 ID:aEObt95w0
-
_
( ゚∀゚)「生徒会に入ったのも、お前と一緒にいたかったからだ」
_
( ゚∀゚)「罵倒されるとすぐに生きる自信をなくすほど好きだ」
_
( ゚∀゚)「静かな雰囲気で見つめ合う時も好きだ」
_
( ゚∀゚)「たまに、つい怒って本当の自分を見せてしまうほど好きだ」
_
( ゚∀゚)「抱きしめて、体温を共有し合いたいほどに好きだ」
_
( ゚∀゚)「時にオーバーヒートするのも好きだ」
_
( ゚∀゚)「そういや、妹になりきって遊んだこともあったが、あのトソンも好きだ」
_
( ゚∀゚)「いじめるっつー名目で抱きしめてしまうほど好きだ」
_
( ゚∀゚)「追ってるバンドなんかよりもお前のほうが好きだ」
_
( ゚∀゚)「強がって男みたいにふるまおうとしててもトソンに違いない以上、好きだ」
_
( ゚∀゚)「昨日、洗面器に顔つっこんでたけど、そんなガキみたいなところも好きだ」
_
( ゚∀゚)「時々見せる、ちょっぴり天然なお前も好きだ」
_
( ゚∀゚)「すぐに転んじゃうドジなお前も好きだ」
_
( ゚∀゚)「どんな姿のどんなお前であっても、これだけは変わらない」
.
- 47 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:26:12 ID:aEObt95w0
-
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン
( 、 トソン
( 、 トソン「……ぷ」
_
( ゚∀゚)「ぷ?」
(;ー;トソン「あっははははははははははははははははは! ハハハハハはははっ!!」
_
( ;゚∀゚)「と、トソン!?」
(;ー;トソン「なにそれ! 私がどれだけ頑張って気をひこうとしても、結局ぜんぶ無駄だったのね!!」
(;ー;トソン「ばかばかしい!! 恥ずかしいィィィィ!!」
_
( ;゚∀゚)「……トソンのキャラが崩壊した……」
.
- 48 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:26:47 ID:aEObt95w0
-
(゚、゚トソン「じょるじゅ!」
_
( ;゚∀゚)「はっはい!」
(゚、゚*トソン「私は、私のままでいいんですね?」
_
( ;゚∀゚)「えっと、はい?!?」
(゚、゚*トソン「好きです!」
_
( ;゚∀゚)「わわ、抱きつくな!転ける!」
(>、<*トソン「好き!好き!好き!好き!好きいいいいいいいいいいいいいいい!!!」バタッ
_
( ; ∀ ) ゚ ゚ バキッ
「ぎゃあああああああああああああああああああ!!!脚がああああああああああ!!!」
.
- 49 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:27:26 ID:aEObt95w0
-
(゚、゚トソンちゃん、ゲキ萌え大作戦のようです。おしまい。
.
- 50 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:28:01 ID:aEObt95w0
-
【ミセリ】
〈 ミセリ宅 〉
(゚、゚トソン「どうしたのですか、急に呼び出したりなんかして」
ミセ*゚ー゚)リ「へっへーん! そんな自慢面できるのもいまのうちだかんね!」
(゚、゚トソン「まあ、お邪魔しますよ」
.
- 51 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:28:35 ID:aEObt95w0
-
( ゚∋゚)
(゚、゚トソン
( ゚∋゚)
(゚、゚トソン
(゚、゚;トソン「ど、どちら様でしょうか」
( ゚∋゚)
.
- 52 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:29:07 ID:aEObt95w0
-
ミセ;゚ー゚)リ「おい、勝手にあがるな!」
(゚、゚;トソン「どろぼー、どろぼーが!!」
ミセ*゚ー゚)リ「どろぼーじゃないよ」
(゚、゚トソン「じゃあどちら? お兄さん?」
ミセ*>ー<)リ「カ・レ・シ でえええええーっす!!」
( ゚∋゚) ペコ
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン「嘘」
ミセ*゚ー゚)リ「?」
(゚、゚トソン
「嘘おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!?」
.
- 53 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:29:48 ID:aEObt95w0
-
ミセ*゚ー゚)リちゃん、ゲキ萌え大作戦のようです。こっちもおしまい。
.
- 54 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:31:31 ID:pmGHSeZAO
- 乙!
あれっ?新しいお題とか……
- 55 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:34:26 ID:aEObt95w0
- 一応、以上で本編はおしまいです。
以降のお題消化は全部番外編ってことで載せていきたいです。
いま承ってるお題は
【邪気眼】. ←まったく浮かばない
【ツンギレ】 ←お蔵入り喰らいそう
【淑女】. ←構想だけある
【眼鏡っ娘】 ←構想だけある
【シャイ】 ←半分書いてる(notお題)
【アヘ顔ダブルピース】 ←一瞬気が狂って書きそうになったけどなんとか理性で抑えてます
【(゚、゚トソンがあらゆる鬼畜安価と戦うようです】 ←( ^ω^)
- 56 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:45:32 ID:aEObt95w0
- >>55に「【素直トール】 ←構想だけある」も追加
お題のさいはこれらを除いたものをお願いします
>>54
番外編として消化していきたいと思います
ストーリーとしての当作品は【ミセリ】で完結です
- 57 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 10:50:21 ID:pmGHSeZAO
- わかりました期待します
安価なら「まず服を脱ぎます」で
- 58 :同志名無しさん:2013/02/01(金) 11:01:54 ID:3vOmM.hg0
- http://xvideos697.blog.fc2.com/
- 59 :同志名無しさん:2013/02/03(日) 20:55:45 ID:3WKRKVzw0
- 完結乙
番外編も期待してる
- 60 :同志名無しさん:2013/02/11(月) 20:27:42 ID:FRddlG/s0
-
【シャイ】
ミセ;゚ー゚)リ「……」
(゚、゚トソン「……」
ミセ*゚ー゚)リ「あれ。まだなんか用?」
(゚、゚トソン「は?」
(゚、゚トソン「あなたに呼ばれて来たんでしょうが」
ミセ*゚ー゚)リ「あ、それ?」
ミセ*゚ー゚)リ「カレシ紹介したかっただけwwwwwwww」
( ゚∋゚) ペコ
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン「は、はあ」
.
- 61 :同志名無しさん:2013/02/11(月) 20:28:25 ID:FRddlG/s0
-
ミセ*゚ー゚)リ「…反応、薄いね」
(゚、゚トソン「え、いや」
(゚、゚トソン「惨めだなーって」
( ゚∋゚) コク
ミセ;゚ー゚)リ「真顔で言うのだけは禁止!!あとクックルも!!」
(゚〜゚トルソン「真顔じゃなかったらこんなの?」
ミセ*゚ー゚)リ(ついにキャラどころか顔までおかしくなった)
(゚、゚トソン「まあ、それはいいとして」
ミセ*゚ー゚)リ「お」
.
- 62 :同志名無しさん:2013/02/11(月) 20:28:57 ID:FRddlG/s0
-
(゚、゚*トソン「モンブラン、あります?」
ミセ;゚ー゚)リ「結局それかい!!ないよ」
(゚、゚トソン「…チッ」
ミセ*゚ー゚)リ「もうツッコまないもん」
(゚、゚トソン「ところで」
ミセ*゚ー゚)リ「はいはい」
(゚、゚トソン「二人はどういういきさつで……」
ミセ*゚ー゚)リ「あ、気になる?www気になっちゃうかぁwwwwww」
(゚、゚トソン「……別れるのかなあって」
ミセ*;Д;)リ「だああああああああああああああああああああっっっ!!」
(゚、゚;トソン「な、なに!」
ミセ*;ー;)リ「それカップルを前に言う!?」
(゚、゚トソン「だ、だって…」
.
- 63 :同志名無しさん:2013/02/11(月) 20:29:33 ID:FRddlG/s0
-
( ゚∋゚)
(゚、゚トソン「……なんか、一言もしゃべってないじゃないですか」
ミセ*゚ー゚)リ「あ、それ?」
ミセ*゚ー゚)リ「心と心で通じ合うものがあったのよ!たぶんカレが口を利くのは、結婚しk――」
(゚、゚トソン「ミセリさんのこと、どう思ってます?」
( ゚∋゚)「ちょっとうるさい人」
ミセ*゚ー゚)リ「ちょwそれどーゆ意m
ミセ;゚Д゚)リ「 ! ! ! ? 」
.
- 64 :同志名無しさん:2013/02/11(月) 20:30:06 ID:FRddlG/s0
-
(゚、゚トソン「あはは、ですよねー…」
:;ミセ;゚Д゚)リσ;: ガクガク
(゚、゚トソン「?? どうしました」
:;ミセ;゚Д゚)リ;: アガ…アガ…
(゚、゚トソン「顎はずしちゃって、どうしました」ガコ
:;ミセ;゚Д゚)リ;:
ミセ;゚Д゚)リ「………しゃ、……しゃべった!?」
(゚、゚トソン「…あ、ほんとだ」
ミセ;゚Д゚)リ「な、なんで!?なんで、なんで!?
なんで私になにも言わないで、なんでトソンにはしゃべっちゃうわけ!!?」
( ゚∋゚)
.
- 65 :同志名無しさん:2013/02/11(月) 20:30:37 ID:FRddlG/s0
-
(゚、゚トソン「嫌われてるんだよ」
ミセ;゚Д゚)リ「つかはじめて口にした言葉が『うるさい人』ぉぉお!?」
(゚、゚トソン「ing形でうるさいですよ」
ミセ;゚Д゚)リ「やかましい!!ねえ、クックル!!もーいちど言って!!」
( ゚∋゚)
ミセ*;Д;)リ「無視しないでよおおおおおおおおおおおおッッ!!」ユサユサ
(∈゚ ≡゚∋゚) ユサユサ
(゚、゚トソン「あ、モンブラン見っけ」
(゚、゚*トソン
.
- 66 :同志名無しさん:2013/02/11(月) 20:31:07 ID:FRddlG/s0
-
(゚、゚トソン モッシャモッシャ
ミセ*;Д;)リ「うええええええええええええええええん!!」
( ゚∋゚)
(゚、゚トソン「……」
(゚、゚トソン「ミセリさん」
ミセ*;ー;)リ「なに!」
(゚、゚トソン「クックルさんの【属性】わかりましたよ」
ミセ*;ー;)リ「……?」
(゚、゚トソン「【シャイ】ですね、彼は」
ミセ*;ー;)リ「………?」
ミセ*゚ー゚)リ「…ッ!」
.
- 67 :同志名無しさん:2013/02/11(月) 20:31:37 ID:FRddlG/s0
-
(゚、゚トソン「まあ、私には関係のない話です――が――」
ミセ*゚ー゚)リ モジモジ
( ゚∋゚)
(゚、゚トソン「?」
ミセ*゚ー゚)リ「クーックルっ」ギュッ
( ゚∋゚)
( ゚∋゚)
(゚∈゚ )
ミセ*゚ー゚)リ「あら、ほんとだ」
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン「……なんでしょう…この殺意……」
.
- 68 :同志名無しさん:2013/02/11(月) 20:32:12 ID:FRddlG/s0
-
ミセ*゚ー゚)リ「それはいいとして」
ミセ*゚ー゚)リ「トソンー、帰んないの?」
(゚、゚トソン「自分で呼んどいて帰すの、やめたほうがいいですよ」
ミセ*゚ー゚)リ「クックルと、今まであんたらがさんざん見せ付けてきたようなコトしたいんだけど」
(゚、゚トソン「あ、じゃあまた何か言ってくださいよ」
ミセ*゚ー゚)リ「?? 何かって?」
(゚、゚トソン「【属性】です、【属性】」
ミセ*゚ー゚)リ「え? でも、ジョルジュ君とはわかりあえたんだよね?」
(゚、゚;トソン「………」
ミセ*゚ー゚)リ「え、なに。またケンカ?」
(゚、゚;トソン「……」フルフル
ミセ*゚ー゚)リ「じゃあなによー」
(゚、゚;トソン「……」ボソッ
ミセ*゚ー゚)リ「え、なんて?」
(゚、゚;トソン「はま………、…」
.
- 69 :同志名無しさん:2013/02/11(月) 20:32:42 ID:FRddlG/s0
-
(゚、゚;トソン「……………はま……ちゃっ………た?」
ミセ*゚ー゚)リ
(゚、゚トソンちゃん、ゲキ萌え大作戦のようです:番外シリーズ スタート!!
.
- 70 :同志名無しさん:2013/02/11(月) 20:33:13 ID:FRddlG/s0
-
ミセ*゚ー゚)リ
ミセ*゚ー゚)リ ???
ミセ*゚ー゚)リ
ミセ*゚ヮ゚)リ !
ミセ*;ー;)リ「えwwwwwwwちょwwwww嘘wwwwwwww」
(゚、゚;トソン「わ、笑わないでくださいよ!もとはといえばあなたのせいで――」
ミセ*;ー;)リ「あっははははははははハハハハハハハハwwwwwwww」バンバン
(゚、゚;トソン「〜〜〜〜〜ッッ!! もういいですよ!」スタッ
ミセ*゚ーt)リ「怒らないでよ……、………ブフッwwwwww」
( 、 ;トソン「あああああああああああああああっ!!」ガチャ
バタン
.
- 71 :同志名無しさん:2013/02/11(月) 20:33:44 ID:FRddlG/s0
-
ミセ*゚ー゚)リ「あら、ほんとに帰っちゃった」
(∈゚ )
ミセ*゚ー゚)リ「……くぅーっくるっ♪」ギュッ
( ゚∋゚) !
ミセ*゚ー゚)リ(ジョルットソンに勝つほどのラブラブっぷりを見せてやんよ)
ミセ*゚ヮ゚)リ +
:;( ゚∋゚);: ゾワッ
.
- 72 :同志名無しさん:2013/02/11(月) 20:34:16 ID:FRddlG/s0
-
_,,,,,_
_,,,,,,、、、、、、 ---―‐''''''´´ ̄_,,,,,,]`'''−、
[_,,,,,,、、、、、、 ---―‐''''''´´ ̄ | `'''‐ .、l
| ロ l. lll .l ロ l. lll .l □ l . llll | ,l] /
| .lコlll.ロ .lコlll.ロ lコllll「 ! ,l グエエエエエエエエエッ
| ロ l .lll .l ロ l. lll .l □ l . llll | ,l] \
| .lコlll.ロ .lコlll.ロ lコllll「 ! ,l
| ロ l. lll .l ロ l. lll .l □ l . llll | ,l]
| .lコlll,ロ .lコlll.ロ lコllll「 ! ,l
| l``'''''' ┐ロ l __.□ l . llll | ,l]
 ̄````''''''' ―‐'---- '.、、 _ −  ̄ |− −
l . l_ァ、
,,,, −  ̄l .l_,,,,, −  ̄
_l −  ̄
,,,, − / `ハス て
ヾンイ゚ ,゚) そ
,'ノ<V>ヽ
`| |'
. U^U
.
- 73 :同志名無しさん:2013/02/11(月) 20:34:47 ID:FRddlG/s0
-
_,,,,,_
_,,,,,,、、、、、、 ---―‐''''''´´ ̄_,,,,,,]`'''−、
[_,,,,,,、、、、、、 ---―‐''''''´´ ̄ | `'''‐ .、l
| ロ l. lll .l ロ l. lll .l □ l . llll | ,l]
| .lコlll.ロ .lコlll.ロ lコllll「 ! ,l
| ロ l .lll .l ロ l. lll .l □ l . llll | ,l]
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| ロ l. lll .l ロ l. lll .l □ l . llll | ,l]
| .lコlll,ロ .lコlll.ロ lコllll「 ! ,l
| l``'''''' ┐ロ l __.□ l . llll | ,l]
 ̄````''''''' ―‐'---- '.、、 _ −  ̄ |− −
l . l_ァ、
,,,, −  ̄l .l_,,,,, −  ̄ 彡
_l −  ̄ 彡
,,,, − <ハ、 ^ス
(゚、゚トソン
。'〈V> ミヽ
| |
U^U
.
- 74 :同志名無しさん:2013/02/11(月) 20:35:19 ID:FRddlG/s0
-
_,,,,,_
_,,,,,,、、、、、、 ---―‐''''''´´ ̄_,,,,,,]`'''−、
[_,,,,,,、、、、、、 ---―‐''''''´´ ̄ | `'''‐ .、l
| ロ l. lll .l ロ l. lll .l □ l . llll | ,l]
| .lコlll.ロ .lコlll.ロ lコllll「 ! ,l
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 ̄````''''''' ―‐'---- '.、、 _ −  ̄ |− −
l . l_ァ、
,,,, −  ̄l .l_,,,,, −  ̄
_l −  ̄ ダーッシュ!!
,,,, − ______ / `ハス
_____ ---__ ヾンイ;゚ ,゚)
-- ____ ‐‐-- ,ヽ`'゜>
. __--‐‐ ノ ,.人
. ____ --- / ノ ,` ゝ
. -----. し (_ノ
.
- 75 :同志名無しさん:2013/02/11(月) 20:35:49 ID:FRddlG/s0
-
(゚、゚トソン(うーん……なにをしようかな) テクテク
(゚、゚トソン(【属性】なんて言っても、私よくわからないし……) テクテク
(゚、゚トソン(でも、いざ「じょるじゅを惹く」って名目がない状態でなりきったら……) テクテク
(-、-トソン(……うん。恥ずかしくて倒れる自信があります) テクテク
(゚、゚*トソン(でも、まあ、それが楽しかったり……?) テクテク
(゚、゚トソン(……なんか、変態じみてていやです) テクテク
(゚、゚トソン(それもこれもみんな、みせりさんのせいです) ピタッ
(゚、゚トソン(……なんてこと考えてるうちに、じょるじゅの家に……)
(゚、゚トソン(用はないけど……)
(゚、゚*トソン(よ、用がなくっても訪れるってのが、かかカノジョっていうアレですよね?)
.
- 76 :同志名無しさん:2013/02/11(月) 20:36:20 ID:FRddlG/s0
-
(゚、゚トソン「……よし」 オソルオソル
_
( ゚∀゚)「なにが『よし』だ」
(゚、゚トソン「え、なにがってあなtギエエエエエエエエエエエエエエエエエッッ!!」
_
( ゚∀゚)(だんだんトソンがおかしくなりつつある今日この頃……)
(゚、゚;トソン「い、いつからそこに!」
_
( ゚∀゚)「いつからって、さっきから」
(゚、゚トソン「犬小屋のまえで……、……?」
_
( ゚∀゚)「どした?」
(゚、゚トソン「い、いや……なんていうか」
_
( ゚∀゚)「?」
.
- 77 :同志名無しさん:2013/02/11(月) 20:36:50 ID:FRddlG/s0
-
(゚、゚;トソン「わんちゃん……なんか、怖くないですか?」
_
( ゚∀゚)「??」
▼゜ェ゜▼
_
( ゚∀゚)「あ、ああ…エサあげてないし」
(゚、゚;トソン「なっなんで!? あげなさいよ!!」
_
( ゚∀゚)「ほら、飴と鞭ってやつ?」 ガブッ
(゚、゚;トソン「噛み付かれてる! ガブッていかれちゃってます!!」
_
( ゚∀゚)「あ、ほんとだ。はは、こやつめ」
.
- 78 :同志名無しさん:2013/02/11(月) 20:37:20 ID:FRddlG/s0
-
(゚、゚;トソン「と、とにかく、あがっていいですか?」
_
( ゚∀゚)「待って。下駄箱の下にドッグフードあるから、とってくれない?」
(゚、゚トソン「自分であげたほうが……」
_
( ゚∀゚)「噛み付いたまま離してくれない」
▼゜ェ゜▼ グルル
(゚、゚;トソン「ちょ…! いじめたりするから! 待ってて!」
_ ガブッ
( ゚∀゚)「あっははは。俺の肉、そんなにうまいk痛ッてえええええええええええええええ!!!」
.
- 79 :同志名無しさん:2013/02/11(月) 20:37:51 ID:FRddlG/s0
-
(ヽ'∋`) 十分後。
〈 ジョルジュ宅 〉
(゚、゚トソン ホウタイマキマキ
_
( ゚∀゚) マカレマカレ
(゚、゚トソン「…ふぅ。感染症とか、ならないですよね」
_
( ゚∀゚)「大丈夫だ。たぶん」
(゚、゚トソン「……」
_
( ゚∀゚)「……」
(゚、゚;トソン(あれから、なんか関係がぎこちなくなったような……)
_
( ;゚∀゚)(超絶に気まずい……おい、なんか言えよ俺! お前が言えよ、俺!)
.
- 80 :同志名無しさん:2013/02/11(月) 20:38:23 ID:FRddlG/s0
-
_
( ;゚∀゚)「………そ、そういえばさ」
(゚、゚トソン「! な、んでしょうか」
_
( ゚∀゚)「前までなんか物まねとかハマってたみたいだけど……」
(゚、゚;トソン「!! わ、忘れてください!」
_
( ゚∀゚)「無茶いうなよ……」
(゚、゚トソン「はぁ……」
_
( ゚∀゚)「………」
(゚、゚トソン「………」
.
- 81 :同志名無しさん:2013/02/11(月) 20:38:53 ID:FRddlG/s0
-
(゚、゚;トソン(こ、こうなったらなにかなりきりに頼るしか…っ)
(゚、゚;トソン(でも、私そんなの知らないです……恥ずかしいし……)
(゚、゚トソン(……?)
(゚、゚トソン(「恥ずかしい」……?)
(゚、゚トソン(……)
.
- 82 :同志名無しさん:2013/02/11(月) 20:39:23 ID:FRddlG/s0
-
(゚、゚トソン「ッ! そうだ、これだ!」
_
( ;゚∀゚)「な、なんだなんだ!」
( 、 *トソン )))
_
( ;゚∀゚)「……? ど、どうし……」
( 、 *トソン
_
( ゚∀゚)(急に体寄せられた……腕組まれた……)
_
( ;゚∀゚)(って、次はなんだってんだ!)
( 、 *トソン モジモジ
_
( ゚∀゚)(……もじもじ?)
.
- 83 :同志名無しさん:2013/02/11(月) 20:39:59 ID:FRddlG/s0
-
(゚、゚*トソン(【シャイ】なフリすればいいじゃない! そうだ、この手がありました)
_
( ゚∀゚)(………ああ…今度は恥ずかしがってるつもりなのか……これで)
.
- 84 :同志名無しさん:2013/02/11(月) 20:40:31 ID:FRddlG/s0
-
( 、 *トソン モジモジ
_
( ゚∀゚)「トソーン」
( 、 *トソン「……?」
_
( ゚∀゚)「なりきってるところわりィが、」
(゚、゚トソン「………?」
_
( ゚∀゚)「それ、【シャイ】じゃなくってただ【デレデレ】なだけだぞ」
.
- 85 :同志名無しさん:2013/02/11(月) 20:41:04 ID:FRddlG/s0
-
(゚、゚トソン「?」
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン ←ジョルジュの右サイドにくっつき、右腕に自分の両腕をからませている
(゚、゚トソン
(/、//トソン「 ッ !! 」 ボンッ
.
- 86 :同志名無しさん:2013/02/11(月) 20:41:38 ID:FRddlG/s0
-
_
( ゚∀゚)「ちょっと待って、ムービー撮るかr」
(/、//トソン≡「やああああああああああああッ!!」 ダッシュ
_
( ゚∀゚)「と、トソン?」
(/、//トソン≡「ち違うんです!いまのは、えっと……ああああああああああああああっ!」
_
( ゚∀゚)「…?」
_
( ゚∀゚)
_
( ゚∀゚)「!」
_
( ゚∀゚)(なるほど、これが【シャイ】ってわけか」
(/、//トソン≡ ←素
_
( ゚∀゚)(だったら……)
_
( *゚∀゚)(とことん追い掛け回してやろうじゃねーか!)
.
- 87 :同志名無しさん:2013/02/11(月) 20:42:09 ID:FRddlG/s0
-
(ヽ'∋`) 一時間後。
〈 ミセリ宅 〉
ミセ*゚ー゚)リ「あ、メール」
ミセ*゚ー゚)リ「なになに…?」
ミセ*゚ー゚)リ
ミセ*゚ー゚)リ「……」
ミセ*゚ー゚)リ「…やっぱり、あの子はただのアホだった」
.
- 88 :同志名無しさん:2013/02/11(月) 20:43:48 ID:FRddlG/s0
- 定期的にくる「なんでおれこんなん書いてんねんやろ」的な症状にかかりました
お題募集するとか番外編シリーズとか言いながら、
たぶん更新することはほとんどなくなると思います。ごめんなさい
- 89 :同志名無しさん:2013/02/12(火) 00:06:43 ID:N3L71w6.0
- 死ななければどうという事はない!
頑張れ
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