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137 :再銃 ◆MYrkqfvbSI :2007/07/23(月) 04:20:25
(;^ω^)「え、ブーンの番かお?」
('、`*川「そ。内藤君、早く頼むわよ」
(;^ω^)(しかもよりによって『責任』かお……)
(;'A`)「おいブーン、大丈夫か?顔色悪いぞ」
(ヽ´ω`)(こうなったらあの話をするしかないお……じいちゃんスマンコ)
(´・ω・`)「どうしたんだい?まさか話せないほど怖い話かい?
それは期待できるね。wktkが止まらないよ」
('A`)「おいショボン、お前いくら何でも――」
(ヽ´ω`)「大丈夫だおドクオ……じゃあ話すお。
うちのフサギコ爺ちゃんがまだ若かったころの話だお……」
138 :再銃 ◆MYrkqfvbSI :2007/07/23(月) 04:20:52
満月の夜。フサギコは夜道を一人歩いていました。
古い時代のことで、しかも田舎でしたから
草むらを横切るその道には、明かりがありません。
ミ,,;Д;彡「もう仕事嫌だから!」
仕事でくたくたになったフサギコには月を眺める余裕もなく、
ただひたすら、ひとりっきりの我が家を目指します。
そんな月だけが照らす暗い夜道で、
ふと、フサギコは後ろから声をかけられたのです。
(*゚ー゚)「こんばんわ」
ミ,,;゚Д゚彡「うひゃあ!」
(*゚ー゚)「どうしました?」
ミ,,;Д;彡「いやああああああああああ
堪忍してええええええええええええええええ
食べないでくださいお願いしますうううううううううう」
(*゚ー゚)「え?」
よく見ると、ほおを赤く染めた浴衣の女性がそこに立っていました。
月明かりに照らされた黒髪があんまりきれいで、フサギコはうっとりしました。
ミ,,*゚Д゚彡「おおおお嬢さん、どどどどうしたんですかこんな夜に」
(*゚ー゚)「あなたを、待ってたの」
ミ,,;゚Д゚彡「え?」
139 :再銃 ◆MYrkqfvbSI :2007/07/23(月) 04:21:17
ミ,,;Д;彡(え、やっぱり俺殺されるの?
なんで?なんで?俺こんな人知らないよ?)
(*゚ー゚)「……ねえ」
ミ,,;゚Д゚彡「は、はいいいい」
(*゚ー゚)「……だっこしてよ」
ミ,,゚Д゚彡「え?」
女性はフサギコの首に手をまわすと、
その豊かな胸を彼に押し当ててきました。
ミ,,*゚Д゚彡(何この急展開?sneg?)
……昔の話です。エロゲどころか、
フサギコの家には電気も通っていませんでした。
(*゚ー゚)「もー。じゃあこっちからいっちゃうぞwえいっ☆」
フサギコは草むらに押し倒されました。
女性はフサギコの耳を甘咬みしたり、首を吸ったりしながら
フサギコの服を脱がせていきました。
140 :再銃 ◆MYrkqfvbSI :2007/07/23(月) 04:21:43
(;^ω^)「てなわけで爺ちゃんはその夜、
みごと童貞を卒業したそうですお」
(#'A`)(心配して損した)
('、`#川「……」
(#´・ω・`)「……」
(;^ω^)「あれ?みんなどうしたんだお?」
(#'A`)「……でさ、何が怖いの?」
(#´・ω・`)「……実はお爺さんはksmsの人で
女が怖いとか、そんなオチじゃないよね?」
('、`*川「それは違う意味で興味あるわね」
(;^ω^)「いや、この話には続きがあるんだお……」
141 :再銃 ◆MYrkqfvbSI :2007/07/23(月) 04:22:01
あれからニ年ほど経った夜の事でした。
相変わらずフサギコは仕事に追われ、
夜遅くに暗い道をとぼとぼと歩いていました。
そのとき、夜道に人が立っているのが見えました。
フサギコは思わずかけよります。
そう、あの時の女性です。
142 :再銃 ◆MYrkqfvbSI :2007/07/23(月) 04:22:25
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| その子は一体 >
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| |
| 責任とってねフサ君! │
| |
\ __/
 ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ ∧,,∧
(*゚ー゚) ミ゚Д゚,,彡
(| J∧ ど,, ミ)
~| |ー゚彡 ミ ミ
し`J,,,,,,ミ し`J
143 :再銃 ◆MYrkqfvbSI :2007/07/23(月) 04:22:46
(;^ω^)「こうしてフサギコ爺ちゃんはしぃ婆ちゃんと結婚することになったんだお」
(;'A`)「……」
(;´・ω・`)「……ま、まあそういうこともあるよね」
('、`*川「……責任はとらなきゃね」
(ヽ´ω`)「うちの父ちゃん、27人兄弟なんだお」
('、`*川「そうなんだ。親戚多くていいじゃない」
(;'A`)「……爺さん元気でいいな」
(ヽ´ω`)「元気なのは婆ちゃんだけなんだお……」
('、`;川「え?どういうこと?」
(;´・ω・`)(何か嫌な予感……)
(ヽ´ω`)「伯父さんや叔母さんたちの中に、明らかに黒人や白人が混ざってるんだお……
爺ちゃんも婆ちゃんも日本人なのにおかしいお」
(;'A`)「……へ、変な話だな」
('、`;川(そ、それは……)
(;´・ω・`)「き、気を取り直していこうよ。次はドクオだね。
そうだね、お題は『夕立』だ」
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