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2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/18(火) 19:22:56.82 ID:qHDfgmym0
第6話『惜別』 川 ゚ -゚)「――さて、と。 どう料理したものか……」 クーが槍を中段に構え、グラシャラボラスを見据える。 口では冷静な風に言っているものの、 内心クーは魔獣の圧倒的な圧力の前に緊張していた。 クーがこの魔獣が戦っているところを見たのは、 クーがギコを助ける直前からのほんの僅かな間だけ。 しかしそれでも、グラシャラボラスの強さを知るには充分であった。 その巨体に違わぬ力と、その巨体に似合わぬ速さ。 正攻法では、勝機が薄い。
1 : ◆j0VQcv9RTo :2008/11/16(日) 21:27:56.59 ID:hKiehRLL0
~今回出番がないAA達の雑談~ ( ´_ゝ`)「なぁ、弟者?結局俺ってどうなったの?」 (´<_` )「作者に聞けよ。俺の知ったこっちゃない」 川#゚ -゚)「ええい!私の出番はまだか!? ほとんど目立ってないんだぞ、『役』なのに!」 (´<_`;)「俺なんて襲撃されて放置だぞ、死ぬだろ…」 (´・ω・`)「出番が多いのはこのショボン様さ!」 (;´_ゝ`)「お前おとなしい後輩キャラじゃないのか?」 (´・ω・`)「いや、一度言ってみたかっただけです」 (´<_`;)「まぁ、とりあえず本編入ろうぜ…」 ξ゚⊿゚)ξ「私…ここでも空気?」
4 : ◆xh7i0CWaMo :2008/11/15(土) 22:27:48.39 ID:Zi9U2ye50
第四話『クラッシュライフ』 不安や狂想や恐怖や孤独や愉悦やその他諸々の感情を抱えつつ、ブーンは扉の前に立っている。 例によって周りには何もない。目の前の扉を開けるしかないのだが、 ブーンはあまり気が進まなかった。さてもさても巡る巡る不可思議の数々。 逃れられぬが逃れたい、だのに何かがブーンを混沌の方向へ沈ませる。 件の魔法少女の言葉が気にかかったままだ。 ドクオの存在の正体。いや正体と言っていいのだろうか。 彼がもしもブーンの知らない彼の面を持ち或いは彼がもはや彼ではなくもとの彼というべき彼は、 ああもうめんどくさい。 やけくそ気味に扉を押し開けながらブーンは、夢を見ずに済む方法を考えた。 ( ・∀・)「や、またお会いしましたね」 そう声をかけたのはモララーだ。彼はこの前と変わらずパソコンと対面している。 そしてもう一人。今回は別の男がいた。 ボサボサに伸び散らかした髪の毛の中に溶け込むように沈んだ表情をして、 部屋の片隅で体育すわりをしている男。よく聞けばなにやらぶつぶつ呟いている。 いつかの大量殺人犯がブーンの頭をよぎった。ともかく、この男に近づくのは有意ではない。 いや、いっそのことこのまま部屋を出てやろうか。そうすれば夢から覚めてハッピーライフ。 ( ・∀・)「どうです、最近」 ( ^ω^)「え、何がですかお?」 ( ・∀・)「変わったこと、ありましたか」
6 :>>4の訂正 ◆tOPTGOuTpU :2008/11/14(金) 00:22:40.74 ID:5uaT9DHl0
21.交換日記 3 ワンダランドへようこそ 1995 9/10 クーより デレ、もう九月も十日になったんだね。早いものだ。 学校も気がつけば、長期休みがあったことなんて忘れた風だよ。 ……そろそろ、登校してみてはどうだろう。 君の頭が冷えるなら、いくらでも君の自由でものを過ごしてほしいと思っていたけど、 それでも、やっぱり……私も淋しいんだ。 教室の周りを窺っているけど、もうみんな忘れているみたいだ。 登校日のことなんて。渡辺も間抜け面で新しい彼氏とやらを自慢している。 このままずるずる休んでいると、それこそしぃ達の思う壺の気がするよ。 ……ワンダランドは楽しい。きみとの現実も楽しい。 でも、わたしは……贅沢でごめん。 君との学校生活も欲しかった。君の全うな人生もどこかで望んでいた。 矛盾していてごめん。 今一度、自分の道を考えてみてくれ。 今日はここまで。
2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/13(木) 00:07:14.25 ID:4GMCEBFSO
分厚く積もった埃を払いのけると、埋もれていたキーボードが、乾いた空気にさらけ出された。 白く伸びた指が不器用そうに動き、確かめるようにキーを叩く。 女の前にあるモニターには、何も表示されない。 小さな溜め息が漏れた。 まだ生きているはずだが、予想が外れている事も有り得る、 と、諦め気味に、女はまた数回キーを叩く。 周波数のあっていないラジオのような、ノイズ混じりの甲高い音が聞こえた。 発信源は、目の前の機械から。 伏せられていた女の目に、僅かに光が宿る。
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/12(水) 22:58:40.33 ID:dgq7dhcm0
( ∵)「『B.C.』ビューティー・コロシアムとは? 「きれいになりたい!」という願いは女性なら誰でも持っているもの。 「顔じゃないよ、心だよ」人はいつでも言うけれど、やっぱり外見は大切だ。 きれいになったら、コンプレックスを治したら、明日から違う人生が待っているかもしれない!! この番組は、そんな悩める相談者のために、人生の達人たちと、 女性を美しくすることなら誰にも負けない日本最高の技術を持ったアーティストたちが、 その総力をあげて、悩める女性たちを応援し、“愛と勇気”を与える・・・ 『B.C.(ビューティー・コロシアム)』はそんな番組なのです。」 ( ∵)「以上、公式HPからコピペしてきました」 ( ∵)「どうも司会の、ヘアバンドが似合う可愛い系タレント、ビコーズです」
3 : ◆j0VQcv9RTo :2008/11/09(日) 21:23:25.21 ID:YS9KwPPD0
文化祭まで残り3週間。 色めき立つ学校。 しかし輝いている生徒達と裏腹に影は忍び寄ってきている 从 从 すぐ、そこに。 (;^ω^)「困ったお…」 内藤は困っていた ('A`)「いやぁ困った困った」 ドクオも困っていた _、_ ( ,_ノ` )y━・~「馬鹿野郎どもが…」 渋沢は苦々しげな顔で2人を見守る
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/07(金) 21:08:17.53 ID:BqOO3Rvt0
第四話『禍焔』 从 ゚∀从「うおォるァッ!!」 サラマンダー ハインリッヒが愛用の特殊大剣『火吹き竜』を振り上げ、ギコ目掛けて突進した。 (,,゚Д゚)「!!」 ギコが身構える。 あの大剣――どういう仕組みかは知らないが、 刀身から炎が吹き出ている。 だが、今ここで重要なのはそれではない。 最も考慮すべきは、その重量。 ギコの持っているロングソードの、軽く2倍の重量はありそうなあの大剣―― まともに受けても、その重量で防御を弾かれてしまうだろう。 最悪、自分の剣が一方的に破壊されてしまうことも有り得る。 (,,゚Д゚)(だったら――) 受ける、のではなく、避ける。 あれだけの大きさの剣、 一撃を繰り出してすぐ次の攻撃に移る、という訳にはいかないだろう。 ならば、相手の一の太刀をかわしたその瞬間こそ、 唯一にして絶対の勝機がある……!
2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 23:22:57.06 ID:Q7a71xEQ0
第五話『魔獣』 (,・W::;;;;)「ルルルルルルルルル…… グウゥゥ……」 (;,,゚Д゚)「な――こいつは……!」 li イ;゚ -゚ノl|「グラシャラボラス……!」 ギコとルシオラは、その場から動けないでいた。 突然現れた、禍々しい翼を持った巨大な黒犬。 その圧倒的な威圧感の前に、動きを封じられていたのだ。 从 ゚∀从「ヒャハハハハ! さァて、んじゃオレは退散させてもらうとしようかね! 巻き込まれちゃかなわねえからな!」 魔獣が召喚された事を見届けると、 ハインリッヒは満足そうに口を歪めてその場を後にしようとする。 (;,,゚Д゚)「――! 待て!!」 ギコが、ハインリッヒの後を追おうとする。 だが―― |
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