長岡速報

 
 
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ジョルジュ

Author:ジョルジュ
心母少女最終話更新
完結おめでとうございます。
08/03

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( ^ω^)が童貞卒業を目指すようです第二話 

65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 06:11:12.89 ID:s63CTDlvO
( ゜ω゜)「アッー!」



(*゚〇゚)「ごへん、かんひゃっひゃ」



( ゜ω゜)「喋んなよ!痛い、痛いから!マジで」



(*゚ー゚)「ぷはぁ、本当にごめんね」



( ;ω;)「悪びれもせずに言うなお、ああ、僕のおちんちんから血が出てるお」


66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 06:14:04.40 ID:s63CTDlvO
(*゚ー゚)「ごめんね、その代わりに血が止まるまで舐めててあげるから、ね?」



( ;ω;)「お~ん」













第二話「しょっぺえお」


続き →

( ^ω^)が童貞卒業を目指すようです第一話 

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/26(火) 01:03:33.11 ID:X8frBhc00
近未来。

性行為の経験は、もはや社会で生きていく上で必要不可欠なものとなっていた。
童貞の就職率は非童貞の半分以下というクレイジーな世界。

じゃあレイプしたらどうなんの?と思う人もいるだろう。
しかし、強姦犯に課せられる罪は、額に”犬”の文字を彫られた後、一生を丸見えスケルトンハウスで
過ごすという過酷なもの。

また、風俗なのでの性行為も、童貞卒業とは認められない。

つまり、同意のもとでのセクロスのみ、童貞卒業が認められるのだ。

これは、こんな過酷な世界で非童貞を目指す若者たちの青春のドラマである。




続き →

( ^ω^)ブーンと心母少女のようです17 

2 : ◆tOPTGOuTpU :2008/08/21(木) 23:56:47.71 ID:eBPpnD4f0
17.二人だけの世界

一九九五年。九月十日。新学期が始まるも、なおも照りつく太陽に苛立つ頃。

授業はもう長期休みなど忘れたかのように進んでいくけれども、
生徒たちのエンジンが暖められているはずもない。

その温度差のせいで、叫びに似た軋みが校舎じゅうに響いているようであった。


ζ(゚ー゚*ζ


それでもしかし、内藤邸でデレはしゃがみ続けていた。

ただもう、ぼんやりとしているか過去の輝きを求めているかで、
さしあたっての未来など何一つ望まない。

父の説得も虚しいままに終わるし、妹の蔑む視線などもはやどうでもいい。

知っていて酒に溺れていくような、怠惰な生活……。



続き →

( ^ω^)ブーンと心母少女のようです16 

2 名前: ◆tOPTGOuTpU :2008/07/26(土) 23:32:00.51 ID:Sk4UYwuR0

16.忘れ去られた少女

長岡と弟者の論争を制止しておきながら、まるで謙遜にみちた様子だった兄者だが、
熱もほとほと冷めたのをしるや、静かな調子でこんな風につづけた。

( ´_ゝ`)「たとえば長岡君の推理についてだけれど、やはり弟者が
       指摘したとおり、肝心要の部分が曖昧で信憑性に欠ける。
       かといって弟者の話も、クー・ルーの感情について無視し過ぎている」

(´<_` )「感情だと?」

弟の問いかけに、すらっとした顔で、

( ´_ゝ`)「あのパーティーには支部長である私も出席したが、そのとのクー・ルーの
       表情、仕草は並大抵の怒りではなかったよ。
       まあ参加しなかったお前なら、どうせ演技だろうと片付けただろうが……」

(´<_` ;)「だが……」

( ´_ゝ`)「まあ聞け。たしかにクー・ルーはいくらでもコネを持っているだろう。
       内藤様の、ひいてはウチの敵に掴まされていたっておかしくはない。
       だが、デレさんと親友だったという彼女が、あれほどの怒りを見せたのだ。
       私には演技だのとは思えない。なにかしらの因縁があると確信する。
       そもそも、親友だったという情報を抜きにして、他者からの使いだと
       想像すること自体、おれには難しいな」

(´<_` ;)「うう……」

そこまでやり込められると、さすがの弟者も閉口するしかなかった。


続き →

( ^ω^)ブーンと心母少女のようです15 

10 名前: ◆tOPTGOuTpU :2008/07/23(水) 00:09:00.32 ID:YYPnUt9e0

15.ステディ(第四章)

二〇一〇年。天候の不安定な、喪服の似合う五月の頃。

「心母少女」を読了した内藤は、まず困惑した。
ツンがこんな妙な創作をしていたのにも驚いたが、なにより小説の真意が掴めない。

唐突にはじまり、唐突に終了する、その奇妙な筋書きに辟易させられる。

頭を悩ませたが、わからないものはどうしようもない。
やはりデレの失踪の手掛かりには為り得ないのか。

内藤はすぐさま長岡に渡したが、その彼も、
手早く読みきると、たちまちしかめ面になった。

(;゚∀゚)「これは……」

(;^ω^)「やっぱ無関係なんかお?」

内藤の恐る恐るな質問に、長岡はしばらく沈黙し続けたが、
むつかしい顔をしながらも力強い声で、

(;゚∀゚)「……いや! 手ごたえはありますよ」

(;^ω^)「ほんとかお!?」


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