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81 : ◆xh7i0CWaMo :2008/09/22(月) 23:39:07.92 ID:peSmYiXI0
第二話『ネガティブアンハッピー・出刃包丁エッヂ』 前話にてクーの存在と自らのより詳しい身体状況を調べることを決意したブーン。 しかし彼如き高校生に出来ることなどあまりにも少ない。 とりあえず父親のパソコンを無断使用して検索してみたりもしたが、 出てくる情報はすでに常識となっていることや、あまりに突飛なうわさ話ばかりである。 早々に飽きたブーンがマインスイーパに勤しんでいると、夕食を告げる母親の声が聞こえてきた。 日常が通過して、夜中になる。 ごく普通の高校生であるブーンが明日の予習などという真面目なことをするはずもなく、 夜中は大抵マンガを読んだりゲームをしたりして過ごす。 たまに宿題があればそれをこなすが、ほとんど適当である。 今日もいつも通りベッドの上でマンガを読んでいると、机の上の携帯電話が音を立てて震えた。 ( ^ω^)「……おー」 呻くような声を出してブーンはのそのそと携帯を掴む。 メールが一件。開いてみて、ブーンの目は点になった。 『もしかして私のこと嫌いになった?』 ( ^ω^)「……は?」 スポンサーサイト
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29 : ◆xh7i0CWaMo :2008/09/22(月) 22:32:19.19 ID:peSmYiXI0
第一話 『限りなく想像に近い実在』 その奇妙な能力、あるいは病気をブーンが患ったのは半年ほど前のことになる。 この物語において、彼は人間であるという設定だ。 人間ということはつまり、食事をとるし排泄する。種々の生理現象をごく普通に行う。 睡眠もその一つだ。彼はごく普通の体質の持ち主なので、一日に七時間程度の睡眠を要する。 人間であるから彼は夢を見る。その夢は多分に漏れず混沌としている。 悪夢を見る回数は年を経る毎に減った。だが、それでも見る夢の不条理さは以前と変化無い。 何の前触れもなく彼が罹った病とは、夢に没入してしまうと言うことだ。 つまり、彼が夢を見ている時、彼の姿は現実から消失する。 病気を持って以来、彼はほぼ毎回のように夢を見るので、 睡眠時は大抵この世にいないということになる。 だから授業中にうっかり眠ってしまうと非常に危険だ。 彼の姿がこの世から消える。当然教師はそれに気付く。ああまたあのバカは寝ているのかと知る。 おもむろにペンを動かし、彼の平常での態度を記録する。成績に影響する。 居眠りは以前からの悪癖だったため、病に患ってからも改善されることが無い。 なお、この病気は別に彼独特のものではない。 少数ではあるが、世界各地で同じ症状が報告されている。 つまり、彼が『世界で一人、選ばれた人間』とか、別にそういうわけではないのだ。今のところ。 以上の説明を一行でまとめるとこうなる。 ブーンは夢を見ているとき、現実世界から姿が消える。
作者 ◆xh7i0CWaMoさん
プロローグ 『メイド・イン・パラダイム』 第一話『限りなく想像に近い実在』 第二話『ネガティブアンハッピー・出刃包丁エッヂ』 第三話『拒に棲むひとびと』 第四話『クラッシュライフ』 第五話『擾擾地獄』 第六話『从 ゚∀从ハインは天国を探すようです』 第三千五百六十七話『六十七億の狂想』 第三千五百六十八話「疾走と虐殺のダンス」 第零話『 』 最終話『燃えつきる白紙』 new ■スレ プロローグ・第一話・第二話/第三話/第四話/第五話/第六話/第三千五百六十七話/第三千五百六十八話/第零話/最終話
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/22(月) 22:03:23.85 ID:peSmYiXI0
プロローグ 『メイド・イン・パラダイム』 act.1『宇宙戦艦バルバトス』 (,,゚Д゚)「これが……最後の、任務になるだろう」 戦艦『バルバトス』艦長Aは眼前に集合した乗務員に向かって言った。 彼の背中には巨大なディスプレイがある。 そこでは今まさに宇宙空間で行われている、 地球とXXXXXXXXXX星との最終戦争が映し出されていた。 (,,゚Д゚)「我が艦に司令部からの命令が下された……。 可及的速やかに敵艦への突貫を行え、と」 重々しく言い放った彼の言葉に、乗務員全員が色めき立った。 現在、地球軍は圧倒的に不利な状況に立たされている。 この『バルバトス』もつい先程まで前線で戦っていたため、至る所にダメージを受け、 装備していた弾丸も尽きてしまい、補給のために一時後退しているのだ。 (‘_L’)「そ、そんな。では、し、司令部は我々に死ねとおっしゃるのですかっ」 砲撃手Aが声をあげた。それに呼応するかのように、他の乗務員達も一斉に喚き始める。 中には泣き出す奴、壁を殴り出す奴までいてえらい騒ぎだ。 (,,゚Д゚)「静かにしろ!」 艦長Aが一喝する。 (,,゚Д゚)「戦況は極めて不利だ……事態を打開するには、こうするしかない……!」
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/22(月) 18:36:41.72 ID:tSNPdXYB0
从´・ω・`从「おい!アタイらのチームにかかってくるような骨のある奴はもういねえのかよ!」 彼女はショボ辺さん! 佐賀県一のスケバンだ! 佐賀県の女不良で彼女に敵う奴は一人もいないらしい!たぶん! 今日もショボ辺さんは竹刀片手に暴れまくる! そりゃあもう暴れまくる! 从´・ω・`从「ったく、長崎ももう飽きたな、なあおめえら」 ξ゚?゚)ξ「そうっすね」 从´・ω・`从「そろそろ日本一を目指したっていいころなんじゃないのかい?」 オオーッ!
2 : ◆tOPTGOuTpU :2008/09/20(土) 00:51:19.63 ID:+VVRoW+j0
18.絶望的な愛 ・・ ・・・ 川#゚ -゚)「ふざけんな!」 クーはおもむろに目の前の相手を突き飛ばした。 その相手ははでな尻餅をつくと、痛がる様子でもなく、ただクーを見上げて冷ややかに笑っていた。 川#゚ -゚)「……なにがおかしい」 从 ゚∀从「いや、別にねェ」 ハインリッヒは呟きながら、けだるそうに立ち上がった。 クーに一歩つめよると、口元の薄い笑みが夕日にあてどなく照らされる。 从 ゚∀从「でもさぁ、こればっかりは教えてあげないとカワイソウだろう?」 川 ゚ -゚)「……なにが可哀想なんだよ」 殺気が押し殺され、かわりに冷徹な表情をうかべたクーは、 さらに言葉を続けて、 川 ゚ -゚)「お前達が"可哀想"なんて言葉を使っていいはずがないんだよ」 从 ゚∀从「そんな差別はいらんっしょ」
270 :( ゚∀゚)は本気出して考えるようです 1/6:2008/08/28(木) 11:06:56.07 ID:v+k2LQsD0
走馬燈というのは、くるくる回る。 俺がこの世のすべての女性を獣+人÷2状態にするにはどうすれば良いか本気出して考えてる途中も、そいつの走馬燈は、くるくる回る。 筈。 ( ^ω^)「おっおっお、どっちだおー?」 ('A`)「シロアリ」 ( ^ω^)「おっ!」 目を閉じたブーンが此方を向いて、ぴょんと段差を飛び降りる。 たしん、と履き潰されたスニーカーが屋上のコンクリートに叩き付けられた。 ぱちり、と瞳を開けてブーンは俺とドクオを見る。 ( ^ω^)「おっおー!もう一回するお!」 走馬燈ごっこ、と言うものを知っているだろうか。 用意するものは、三階立てくらいの、屋上にでれて、転落用のフェンスなんかが無い建物、と暇人数名。 一人が屋上の縁にたち、目を閉じてくるくる回って、もう一人に呼びかけてもらいそちらに向かって飛び降りる。 すると、緊張で脳内麻薬が分泌されているため落下時間を長く感じ、屋上から転落したと錯覚した脳味噌が走馬燈を回し始める。 が、走馬燈が回り始める頃には屋上の床に足が着く、という、ちょっと危ない遊びだ。 それを、ブーンと俺とドクオはやっていた。
143:('∀`)はじめてのおちゅかいのようです: 2008/08/28(木) 00:00:44.10 ID:iikJ2N1HO
('、`*川 今日の晩御飯どうしよう…… ガチャ ('∀`) ただいまー! ('、`*川 おかえりどっくん ('∀`) ままー、おやつはー? ('、`*川 あ、買うの忘れてた! ('A`) えー? ('、`*川 …… ('A`) おやつー
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/27(水) 19:31:11.53 ID:CJCizHysO
騒がしい教室が僕の目の前にある。入るのに少し躊躇してしまうのだが、僕に興味を示す者は誰一人として居なかった。 1ヶ月ぶりに感じた匂い、音、空間。そろそろ卒業の時期である。ほとんど学校に顔を出さない僕は卒業が待ち遠しかった。 ( ^ω^)「……」 僕の机にはしなびた茎、枯れた花びら。彫刻刀で彫られた罵倒の言葉に少し胸が痛い。 ( ^ω^)「久しぶり…だお」 クラスメイトは見向きもしない。相変わらず無視の上手い奴らだ。 どうして僕は嫌われたのか。 ※タイトルが無かったので勝手に付けさせていただきました。
23 :( ・∀・) ある喫茶店での会話、そして:2008/08/24(日) 21:54:03.16 ID:QIxHYO3M0
日曜日の朝、彼女からメールが届いた。 といっても、そのとき、はちょうど彼女とのデートの準備をしていて、そのメールに気づくのにいくらかの時間が必要だった。 白く光る携帯のランプを見て、僕はメール受信に気づいた。僕は携帯を手に取り、受信ボックスを開いた。 ごめんなさい。 彼女からのメールの書き出しは謝罪からだった。 なるほど、今日のデートの都合がつかなくなったのか、僕はそう思い、落胆しながらもその先を読み進めた。 しかしそこに書いてあったのは、そんな微笑ましい恋人同士の内容のものではなく、 僕たちの恋愛関係の解消――すなわち、別れを切り出すメールである――を迫るものであった。 僕は狼狽して、すぐさま彼女に電話をかけた。一回目のコールで彼女は出た。彼女も携帯を握り締めていたのだ。 (;・∀・)『ど、どうしたのさ、急に』 ξ゚⊿゚)ξ『……ごめんなさい』 僕の質問に彼女は何もこたえてはくれなかった。知りたいことを、知ることは出来なかった。 僕に何が足りなかったのか、もしくは彼女に何かあったのか。そんなことを問うても、彼女はただ謝罪の言葉を口にするだけだった。 こういうときは、何を言っても無駄なのだ。 それを、僕は知っている。 しかしそうわかってはいても、食い下がりたくなるのは当然で、だがそれで彼女の心が変わるわけでもない。 かっこわるくなっていくのは僕のほうで、ここは引き際が肝心であるということも、僕は十分に知っていた。そして、僕は決断した。 25 :( ・∀・) ある喫茶店での会話、そして:2008/08/24(日) 21:55:07.56 ID:QIxHYO3M0 なるほど、そっか。 僕は最後にそれだけ言って、こちらから強制的に電話を切った。そして、ベッドに飛び込んで大きくためいきをついた。 前兆は――僕が知る限りでは――なかった。 もっとも、彼女の頭の中をのぞいていたわけではないし、大体その意図をすべて知っていたわけではないからこういうことが起こるのだ。 僕はもう一度大きくため息をついた。体の内臓が外に出ていかんばかりのため息だった。 こんなため息は一生に一度つけるかつけないかといったため息だ。 天井に突き刺さっているような電灯のひもをぼんやりと見ながら、今度は僕はあいてしまった今日一日をどうやって埋めようか考えていた。 こんな日に、一人で部屋にいてもいいことはおこらない。このとも、僕は良く知っている。 同じアパートに住んでいる同じ大学の女の子は帰省中で、帰ってくるのは一週間後だと言っていた。 近くに住む友達も、今日はバイトだと言っていた。 僕はしばらく天井を見つめたまま、ただぼんやりとしていたが、すぐに思い立ってベッドから立ち上がった。 こんな日には本でも読もう。それも、どこか、知らない喫茶店かどこかで。 ( ・∀・) ある喫茶店での会話、そして
507 :雨の日の午後のようです:2008/08/23(土) 14:44:01.20 ID:UvFSoUH0O
('、`*川 「君は、私と付き合いたいの? それとも寝たいの?」 これが告白したときの彼女の反応だった。 最終的に君とは寝たい、しかしそれを目的として君と付き合いたいわけではない。 そういったことを正直に話した。 ('、`*川 「そ。 いいわ、付き合いましょう」 こうして、僕たちのお付き合いは始まったんだ。
790 1/12 ガンガレ松田 2008/08/13(水) 11:22:51.41 ID:bYcyGQUzO
あるところに、一人の若い学者がいました。 名をブーンと言い、 かつて様々なものを発明し幼くして大天才と呼ばれるほど優秀な学者でしたが、 同時にたいそうな変わり者で、 お城にある豪華な研究室に住むよう王様から何度お願いされても聞き入れず、 山奥にある広くて頑丈な、しかしひどくみすぼらしい屋敷に住んでいました。 ※タイトルが無かったので勝手に付けさせていただきました
600 : [―{}@{}@{}-] ( ^ω^)ブーンは素敵な魔法使いに出会うようです 1/27:2008/08/13(水) 00:07:37.00 ID:CajkprAjP
はじまりは衝撃的だった。 「ド」がつくほどの田舎から上京し、東京の大学に進学した僕にとって、 都会の人々は、まさに異邦人といったところだった。 個性的なヘアースタイル、モデル雑誌のようなファッション。 目に映る全てのものが新鮮だった。 どれも色鮮やかで華々しかった。 しかし、それら全ては――彼女を見つけた瞬間、一気に色褪せてしまっていた。 川 ゚ -゚) (*^ω^) (この世のものとは思えないほど綺麗な人だお……) そう、僕は彼女に一目惚れをしたのだ。
352 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/02(土) 18:17:30.98 ID:Wnz2b2Pj0
監督: スティーヴン・スピルバーグ 353 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/02(土) 18:19:19.41 ID:Wnz2b2Pj0 主演: 父者
146 :110:2008/08/01(金) 20:32:36.78 ID:WSYC3eTH0
お題 カオス、海、宇宙卵 (´・ω・`)「やぁ、海なんか眺めてどうしたんだい?」 川 ゚ -゚)「いや…ちょっと考え事をしていたんだ」 (´・ω・`)「考え事か…君らしくもない」 川 ゚ -゚)「私だって考え事をする時ぐらいある…」 (´・ω・`)「ふむ、まあ暗くならないうちに家に帰った方がいい、またこの前みたいに強姦されるよ」 川 ゚ -゚)「そうだな、あんな事はもうこりごりだ」 私は重い腰をあげると、私の友人のショボンの後をついていった。 私達は街の中心から離れた場所に住んでいる。何故ならこの街には法がない… 人を殺しても、犯しても、盗みも働いても、なんの罪には問われない… そんな私達の住む街を初めて見た人たちは口を揃えて言っていた。 「カオスが凝縮されたような街」 と… ※タイトルが無かったので勝手に付けさせていただきました
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/01(金) 00:14:25.86 ID:p2Vg95Yk0
りん、と風鈴の鳴る音がしたので、私は窓の方へと目をやりました。 するとそこには案の定、幼馴染が平和そうな顔で手を振っているではありませんか。 すでにそのことに慣れてしまっている私は、近付いてその窓を開けました。 ( ><)「こんばんはなんです!」 ( <●><●>)「こんばんは」 暢気な顔で挨拶を交わすこの幼馴染、名をビロードと言います。 淡いグリーンのタンクトップに膝丈のズボン、夏休みの虫取り少年を絵に描いたようなその姿に 私は僅かに口元を緩めました。 足を窓にかけ、彼もまたいつものように私の部屋へと入ってきます。 外から聞こえる鈴虫のりぃりぃとした声が夏の蒸し暑さを緩和している気がするのは私だけなのでしょうか。 ( ><)「ワカッテマスくん、また宿題していたんです?相変わらずワカッテマスくんは勉強好きなんです!」 ( <●><●>)「知識を得るというのは素晴らしいことです。ビロードは夏休みの宿題、終わったのですか?」 私がそう聞くと、彼は視線を泳がせるようにして笑いました。 (;><)「そ…それよりも僕は今を楽しむんです!」 ( <●><●>)「ダメ人間のセリフですね」 ※タイトルが無かったので勝手に付けさせていただきました
作者 ID:3QDzIw110さん
・1話~20話 スレ ('A`)は乙女のようです ttp://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1221658882/(1話~20話)
65 :( ><)は夢を見るようです:2008/07/20(日) 20:44:12.43 ID:LXhI0jZeO
『返して』 僕は気付いたらそこに居ました。 そこはお墓で僕は昔の姿に戻っていて、目の前では女の子が僕に何か言ってきます。 何故だか僕にはこれが夢だと分かるんです。 セピアの景色に写る女の子はまた返して、と言ってきます。 何を返せば良いのでしょう、それは分かんないんです。 ふと僕は何か持っている事に気付きました。 可愛らしいクマの縫いぐるみ、もしかして女の子は僕にこれを返して欲しいのでしょうか。 ( ><)「これは僕のなんです」 『違うよ、私のだよ、君が盗ったんだよ』 女の子は縫いぐるみに手を伸ばして来るので、僕は縫いぐるみを女の子から遠ざけました。 だってこれは僕の物なんだから。
448 :从 ゚∀从と日記帳:2008/07/16(水) 21:51:39.34 ID:q7sgJhPu0
从 ゚∀从 醤油が無い 醤油が無い。無い。 昨日まではあったはずなのに。 おかしいな、首をかしげつつしぃの方へ視線を向ければしぃは「仕方ないなぁ」と言って家を出て行った。 家に転がり込んで早半年弱。そろそろ新鮮味も薄れ、お互いの立ち位置を理解できるようになった今日。 視線で訴えかければ、応えてくれる。 その光景になんだかもどかしさを感じつつ、しぃを玄関まで見送った。 从 ゚∀从 暇だ 腹が減ったから料理をしようと思ったら、醤油が無いとは。 醤油が無ければ料理が出来ない。 卵丼に醤油は必要不可欠。 俺はぽっかりと空いた時間を埋めるため、辺りを見回した。 真っ白な部屋。塵一つ無い。あるのは白いテーブルと、テレビと、小さな棚。 しぃの潔癖症のせいで、ここ数ヶ月俺は毎日床を雑巾掛けしている。 さて、何をしようか。 ゲームか、テレビか。ゲームはしぃに禁止されたんだよなー。
341 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/16(水) 14:41:01.27 ID:j8NtjxoM0
( <●><●>)「日常というものは、ほんの些細な出来事を切欠にあっけなく崩れてしまうものなのです」 ( ><)「…それはどういう意味ですか? わかんないんです!」 ( <●><●>)「わかりませんか?」 ( ><)「はいなんです」 ( <●><●>)「それでいいのですよ」 ( ><)「……………?」 ( <●><●>)「ビロードだけは、何も知らなくて良いのです」 ( ><)「ワカッテマスくん?」 ( <●><●>)「知らないままの方が、いいのです」 ~( ><)だけが知らないようです~
118 :ζ(゚ー゚*ζはロボットのようです:2008/07/14(月) 22:01:15.56 ID:7YNpFHeDO
原始、メスは優遇されていた。子を生み育て次代に繋げるのは、メスだけに許された行為だったからだ。 やがて、闘争が生まれると共に、力で劣るメスの地位は下がっていく。 それでも他の面でオスに勝り、劣り、勝り、劣りとしていくうちに、技術革新と共にそれは均衡した。 疲れ知らずのまるで人間のような機械が、本当の人間に取って代わり、肉体労働と育児を担ったのだった。 ζ( ー *ζ「……はあ」 灰色の空の下、それは無菌公園のベンチに座り、俯いて何度となくため息をついている。 ブーンとツンをマスターに持つ、デレと呼ばれている育児ロボットだ。 見かけは女の人間とほとんど変わりないが、両耳に被せている銀色の機械が人間との差違を示している。
120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2008/07/13(日) 09:01:35.69 ID:ksxcR1a4O
(*゚∀゚)の悩みは深刻なようです (*゚∀゚)『はぁ・・・』 つーは、今朝も鏡を眺めながら溜息をついていた。近頃は、毎朝毎晩鏡を見つめては溜息の嵐。眺めていても悩みは消えないというのに、これが習慣になっている。 (*゚∀゚)『・・・なんでだよ・・・なんでこんなモンがあんだよ・・・オレは女なのに・・・』 また『はぁ』と溜息をつき、眉間に皺を寄せ、目にはうっすらと涙まで浮かべている。それほどつーにとってこの悩みは深刻な問題だった。 今日も楽しくて憂鬱な一日が始まる。
90 :1/16:2008/07/02(水) 21:20:54.22 ID:KEsJACILO
帰りのHRが終わり、がやがやと生徒が帰り始めたある雨の日。 傘を忘れた男女二人が教室の窓際で、 止むかもわからぬ雨を眺めて話していた。 川 ゚ -゚)「そういえば昨日家庭が崩壊した」 ( ゚∀゚)「へー…え?は?もっかい言って」 川 ゚ -゚)「そういえば昨日家庭が崩壊した」 この不思議ちゃんは一体何を言い出すのだろう。 苦笑いすらできないままジョルジュはそう思った。 いやちょっと違う。何を言っているのかくらいはわかる。 何故そんな重大(そう)なことをまるで 今日は良い天気ですねというようなテンションで言えるのかが今の僕には理解できない。 つまりそういうことだ。 そこまで考えを巡らせたところで、考えるだけ時間の無駄だということにようやく気がついた。 ( ゚∀゚)は救済者のようです
431 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/04(金) 14:24:36.41 ID:dtpFb3OL0
('A`)「ただいまぁーっと」 じっとりと湿気が体にまとわりつく、蒸し暑い夜だった。 誰もいない部屋に控えめに呼びかけて、玄関先に荷物を放り出す。 そのまま放置されているゴミ袋を掻き分けて部屋の中に入り、 携帯を充電させると俺は窓際の洗濯物の山から下着を引っ張りだす。 ほこりが薄ら溜まっている壁掛け時計を見ると、深夜二時を回った所だった。 すっかり夜型生活が定着してしまった。深夜にバイトを入れる俺も悪いのだが。 上の階からは、ギシギシと何かが軋む音がしている。 大方、上のDQNがまた女を連れ込んでいるんだろう。お盛んな事だ。 久しぶりに聞くその音に、というより、ヤリチンDQNに対して舌打ちを一つ打って、 明日は昼前には起きる予定なのでさっさと風呂に入って寝ようと思い、 しわくちゃの下着を抱えて風呂へ向かう。古いアパートなので、風呂はユニットバスだ。 ※閲覧注意 タイトルが無かったので勝手につけさせていただきました。
135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/29(日) 20:42:14.69 ID:F0AyW7on0
川 ゚ -゚)クーがプリンを食べるようです クーは甘いものが嫌いだった。 その中でもとくにプリンは、ほとんど大嫌いといってもよかった。 彼女が、その、円錐をまよこに切ったかたちの、 黄色いお菓子を嫌いになったのには訳があった。 彼女の実家は東京の島嶼地方だった。 高校に上がるときに上京したのだが、 彼女の住んでいた島には定期船が出入りしていて、 郵便やお菓子などを運んでいた。 彼女が5歳の時の夏、遊びから帰ってきた彼女は、 定期船で運ばれてきたプリンを食べて、3日寝込んだ。
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(大阪府):2008/09/17(水) 22:41:22.27 ID:U9SHGTWn0
(*'A`)「クーにゃんクーにゃん、ほら見て!パンケーキ焼いた!」 川 ゚ -゚)「ほう、美味そうだな」 (*'∀`)「でしょでしょ!?」 (*'∀`)「バニラアイスとクーにゃんの大好きなチョコシロップもトッピングしてみた!」 川 ゚ -゚)「私の名前の後ににゃんをつけるのはやめてくれ」 (*'A`)「ええ~どうして~カワユスなのに~」 川 ゚ -゚)「きもいからパンケーキをそこに置いて家から出て行け」 (*'A`)「クーにゃんのいじわるっ」 川 ゚ -゚)「死ね」 2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(大阪府):2008/09/17(水) 22:42:46.71 ID:U9SHGTWn0 ('A`)は乙女のようです
1 :1 ◆zfW3jH9tKI (catv?):2008/09/15(月) 20:47:15.81 ID:9zAZBPJB0
とくに物語性のないものなので生暖かく見てくれるとうれしいです。 諸注意、この世界では2chは不思議なものがたくさんある山という作者の自己中心的発想の物
作者 たろおさん
第一話 お前の心に岬はあるのかnew ※作者は長期取材のため休載しております スレ ( ´ω`)が北海道に飛ばされたようです ttp://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1221266632/(第一話)
2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(ネブラスカ州):2008/09/13(土) 09:44:22.58 ID:DqjqhnUUO
( ´ω`)うぅ…北海道に赴任が決まったお… ( ´ω`)まだ幼い子供と妻がいるのに… ( ´ω`)行きたくないお… ( ´ω`)もう一回上司とよく話し合うお… |
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