長岡速報 |
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7 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/05(金) 20:03:48.94 ID:Ku6xl2O20
VIP商事株式会社……それは、VIPタウンにある会社である。 業務内容はまぁ、色々とあっていろんな社員がいる。 そしてこれは、VIP商事の平凡な一社員の話である。 (´・ω・`)VIP商事株式会社のようです ――午前8時42分 VIP商事株式会社総務部 (´・ω・`)「おはようございます」 僕はいつものようにあいさつをして、部屋に入った。 ( ・∀・)「やぁ、ショボン。今日も早いね」 (´・ω・`)「まぁ、いつも通りですよ」 モララーさんがいつものように笑いながら、話しかけてきてくれた。 (´・ω・`)「で、やっぱりジョルジュ君は……」 ( ・∀・)「うん、いつものように遅刻かな」 などと、話していたときだった。 _ ( ゚∀゚)「ちょりぃーっす!」 ジョルジュ君が、ドアを開けて入ってきた。 (´・ω・`)「あれ?もう始業時間過ぎてましたっけ?」 ( ・∀・)「いや、まだだね。珍しいこともあるもんだ」 _ ( ;゚∀゚)「俺だって、遅刻しないことくらいありますって!」 などと話しているうちに始業時間になった。 僕達は仕事を開始した。 10 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/05(金) 20:18:03.08 ID:Ku6xl2O20 ――午前10時27分 (,,゚Д゚)「おい、長岡。この階の男子トイレの紙、切らしてたぞ」 _ ( ゚∀゚)「マジっすか!」 (,,゚Д゚)「マジマジ、大マジ」 _ ( ゚∀゚)「で、どうやってケツ拭いたんですか?」 (,,゚Д゚)「決まってんだろ?どっかの国みたいに左手でチョチョイチョイッとやったのよ」 11 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/05(金) 20:23:04.32 ID:Ku6xl2O20 _ ( ;゚∀゚)「係長、マジパネェっす!」 ( ;・∀・)「係長……」 (;´・ω・`)「それは流石に」 (*;゚ー゚)「引くわね」 (,,゚Д゚)「お、お前らなんだよ!その顔は!」 (*;゚ー゚)「だって、そりゃぁ……ねぇ?」 ( ;・∀・)「前々から常識に欠けてるんじゃないかと思ってましたが、まさかここまでとは……」 (,,;゚Д゚)「ジョークだ!ジョーク!イカしたセンスしてるだろ?」 _ ( ;゚∀゚)「いや、そのジョークはイケてねぇっす」 (,,゚Д゚)「そうか、面白いと思ったんだがな……」 (*゚ー゚)「全然面白くないわよ……」 (´・ω・`)「で、結局はどうしたんですか?」 (,,゚Д゚)「しかたねぇから、ケツを拭かずに他の階のトイレまで吹いてきた」 ( ・∀・)「あれ?ウォシュレットありませんでしたっけ?」 (,,゚Д゚)「なんだそりゃ。ブルーレットの親戚か」 12 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/05(金) 20:26:19.98 ID:Ku6xl2O20 ( ;・∀・)「もしかして、知らないんですか?」 (,,゚Д゚)「え?もしかして常識?」 (´・ω・`)「そりゃ、まぁ……」 (,,゚Д゚)「……」 ( ・∀・)「……」 (,,;゚Д゚)「ま、まぁそんなこたぁどうでもいい。仕事を再開するぞ!長岡!紙入れ替えて来い!」 _ ( ゚∀゚)「分かったっす!」 15 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/05(金) 20:41:45.98 ID:Ku6xl2O20 そんなこんなで時間がたち、僕達は順調に仕事をこなしていた。 そして、昼休みの時間になった ――午後12時22分 喫茶「婆盆」 僕達は、ギコ係長が昼飯をおごってくれるということで会社近くにある喫茶店「婆盆(バーボン)」に来ていた。 _ ( ゚∀゚)「あれ?ここって居酒屋じゃありませんでしたっけ?」 (,,゚Д゚)「あぁ?何の話だ?」 _ ( ゚∀゚)「いや、なんとなく気になっただけっす」 /■\ ( ´∀`)「注文はなんだワッショイ?」 _ ( ゚∀゚)「俺は特性スタミナチャーハンで!」 (,,゚Д゚)「俺は牛丼。つゆだくな」 ( ・∀・)「僕は日替わりランチセットで」 (´・ω・`)「僕はVIPランチにします」 /■\ ( ´∀`)「把握だワッショイ!」 17 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/05(金) 20:49:20.73 ID:Ku6xl2O20 ∧,,∧ (;`・ω・) 。・゚・⌒) チャーハン作るよ!! / o━ヽニニフ)) しー-J ( ・∀・)「で、係長」 (,,゚Д゚)「ん?」 ( ・∀・)「なんか話があるんでしょう?」 (,,゚Д゚)「おぉ、するどいな。モララー」 ( ・∀・)「まぁ、係長が珍しくオゴリってくらいですしなんかあるんじゃないかなぁと」 (,,゚Д゚)「うん、実はだな……」 18 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/05(金) 20:58:47.80 ID:Ku6xl2O20 アッ! 。・゚・ ∧,,∧ て 。・゚・。・゚・ (; ´゚ω゚)て // / o━ヽニニフ しー-J 彡 (,,゚Д゚)「相談ってのは、俺の友人のことなんだ」 ( ・∀・)「ギコさんの友人ですか?」 (,,゚Д゚)「おう。流石アニジャって奴なんだが……」 _ ( ゚∀゚)「もしかして、商品開発部の流石さんっすか?」 (,,゚Д゚)「その通り!」 流石アニジャ……僕もその名前は聞いたことがる。 なんでも奇天烈な商品を開発しては、失敗を繰り返しているがたまにヒット商品を生み出すために切るに切れないとか とりあえず、相当の変人なのは確からしい。 (´・ω・`)「で、アニジャさんがどうかしたんですか?」 (,,゚Д゚)「うむ。実はな内々の話なんだがな……(ゴニョゴニョゴニョ)」 _ ( ゚∀゚)(´・ω・`)( ・∀・)「ナ、ナンダッッテー!?」 23 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/05(金) 21:21:33.76 ID:Ku6xl2O20 ∧,,∧ ショボーン ( ´・ω・) c(,_U_U ・゚・。・ ゚・。・゚・ 。・゚・ ━ヽニニフ ( ・∀・)「それは大変ですね」 (,,゚Д゚)「だろ?」 _ ( ゚∀゚)「けど、俺らが入れる内容でもない気がするんすが」 (´・ω・`)「だよね」 (,,゚Д゚)「そこをなんとか!」 ( ・∀・)「係長でも解決できないのに、俺たちじゃ無理だと思うんですが」 (,,゚Д゚)「いや、お前たちならできる!俺はそう信じている!」 ( ・∀・)「はぁ……」 (´・ω・`)「それじゃ、なんとか頑張ってみます」 (,,゚Д゚)「それでこそ俺の見込んだ部下たちだ!」 25 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/05(金) 21:28:03.76 ID:Ku6xl2O20 _ ( ゚∀゚)「それにしても、なかなか昼飯がこないっすね」 (,,゚Д゚)「ここのチャーハン頼むといつもそうだな」 ( ・∀・)「まぁ、その分手間暇かけてるんじゃないですか?」 <つくるよくん!チャーハンまだー? ∧,,∧ もうちょっとでーす!>(・ω・`) よしバレてない クルッ ∧,,∧ ミ(・ω・´ )つ サッサ c( U・ ゚U。彡・ 。・゚・ ━ヽニニフ 27 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/05(金) 21:32:52.38 ID:Ku6xl2O20 ∧,,∧ 。・。゚・。 ゚・。゚・ できたよ~ ( ´・ω・)つ\・゚・ 。・゚・・/ /■\ ( ´∀`)「お待たせだワッショイ!」 _ ( ゚∀゚)「ktkt」 (´・ω・`)「ながらくまったチャーハンはどうなんだい?ジョルジュ君」 _ ( ゚∀゚)「なんかジョリジョリしますねー」 (,,゚Д゚)「まぁ、いつものこった!気にすんな!」 28 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/05(金) 21:34:56.87 ID:Ku6xl2O20 ( ・∀・)「それじゃ、昼休みも終わりそうだしそろそろ戻りますか」 (,,゚Д゚)「だな」 (´・ω・`)「これ、代金です。ごちそう様でした」 おにぎりワッショイ!! \\ ありがとワッショイ!! // + + \\ またきてワッショイ!!/+ + . + /■\ /■\ /■\ + ( ´∀`∩(´∀`∩)( ´ー`) + (( (つ ノ(つ 丿 (つ つ )) + ヽ ( ノ ( ヽノ ) ) ) (_)し' し(_) (_)_) 31 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/05(金) 21:42:34.41 ID:Ku6xl2O20 ――午後2時15分 総務部 ( ・∀・)「さて、どうしようか」 (´・ω・`)「問題が問題だけに、下手な対応はできませんね」 ( ・∀・)「あぁ」 _ ( ゚∀゚)「とりあえず、係長以外の人にも聞き込みしたほうがいいんじゃないですかね?」 (´・ω・`)「だね」 ( ・∀・)「それじゃぁ、まずは……」 ( ・∀・)ジーッ (*゚ー゚) ( ・∀・)ジーッ (゚ー゚*) ン? (*゚ー゚)「どうしたのモララーくん?そんなに見つめて」 ( ・∀・)「実はですね、聞きたいことが……」 _ ( ゚∀゚)「回りくどいことしますね(ゴニョゴニョ)」 (´・ω・`)「しぃ課長にだけはいつもああだよね(ゴニョゴニョ)」 ( ・∀・)「そこ、うるさいよ!」 _ ( ゚∀゚)(´・ω・`)「すいません」 34 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/05(金) 21:48:53.75 ID:Ku6xl2O20 ( ・∀・)「商品開発部のアニジャさんについてどう思います?」 (*゚ー゚)「アニジャさん?いつもいつも頑張ってるわね」 ( ・∀・)「そうじゃなくてですね、その……」 (*゚ー゚)「?」 ( ・∀・)「異性としてどう思いますか?」 (*゚ー゚)「っていうと?」 ( ・∀・)「例えば、付き合ってくれっていわれたら付き合えるかとか」 (*゚ー゚)「それは私が独身だったらってこと?」 ( ・∀・)「そうです」 (*゚ー゚)「無理無理、絶対無理!」 (´・ω・`)「うわ、質問直後に速攻否定した!」 _ ( ゚∀゚)「ここまでくると、なんかかわいそう!」 36 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/05(金) 21:54:43.82 ID:Ku6xl2O20 ( ;・∀・)「うわぁ~……キッツイですね。特にどの辺が?」 (*゚ー゚)「生理的に無理」 ( ;・∀・)「……」 (´;ω;`)「いくらなんでもカワイソス過ぎる……」 _ ( ;∀;)「アニジャ先輩、マジパネェ(ぐらいかわいそう)っす……!」 そして、僕達はその後続々とインタビューを行った。(主に女性陣に) 39 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/05(金) 22:00:54.20 ID:Ku6xl2O20 Qアニジャさんに付き合ってくださいといわれたら、付き合いますか? ノパ⊿゚)「ちょっと遠慮したいぞおおおおおおおおおおおおおお!」 (*゚∀゚)「無理だなぁ」 从 ゚∀从 「無理に決まってんだろうがぁ!」 lw´‐ _‐ノv「無理」 川 ゚ -゚) 「遠慮させてもらおう」 _ ( ゚∀゚)「会社の主だった女性陣に聞いて見たっす!」 ( ・∀・)「これは酷い」 (´・ω・`)「全否定じゃないか」 41 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/05(金) 22:07:54.42 ID:Ku6xl2O20 Qそれは何故ですか? ノパ⊿゚)「キ」 (*゚∀゚)「モ」 从 ゚∀从 「イ」 lw´‐ _‐ノv「変わり者過ぎて無理だな」 川 ゚ -゚) 「私の趣味じゃない」 _ ( ゚∀゚)「以上がその理由っす!」 (´・ω・`)「上の三人はなんなの?一文字しかないけど」 _ ( ゚∀゚)「同じ様なこと言ってたんで、簡潔にまとめました!」 ( ・∀・)「社内の大半は上の3人と同じ意見だね」 (´・ω・`)「中には同じ空気を吸いたくないとまで言う人がいたらしいね」 ( ・∀・)「悲惨すぎるね、まったく」 (´・ω・`)(全然同情してるように見えないのはなんでだろう) 46 :ごめんクソ風呂行ってた+入ってたw:2008/12/05(金) 22:40:26.27 ID:Ku6xl2O20 ( ・∀・)「うーん、これは問題解決無理なんじゃないかな?」 _ ( ゚∀゚)「いや、層でもないと俺は思うっすよ」 ( ・∀・)「って言うと?」 _ ( ゚∀゚)「実はっすね、アニジャさんには弟がいるんですよ」 (´・ω・`)「あ、もしかして営業部の?」 _ ( ゚∀゚)「そうっす!営業のオトジャです!」 ( ・∀・)「へぇ、兄弟だったのかオトジャ君とアニジャさん」 流石オトジャ……彼は、営業部の若きエースだ 入社して3年で売上を1.5倍に伸ばしたという伝説を持っている。 そして、モララーさんの元後輩でもあり、ジョルジュ君とは同期らしい _ ( ゚∀゚)「で、あいつについてもインタビューしてみたんです」 ( ・∀・)「それじゃ、参考までにその答えを聞こうか」 49 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/05(金) 22:49:56.67 ID:Ku6xl2O20 Qでは、流石オトジャさんに付き合ってくれといわれたらどう答えますか? ノパ⊿゚)「もち」 (*゚∀゚)「ろん」 lw´‐ _‐ノv「OK」 川 ゚ -゚) 「だな」 ( ・∀・)「満場一致でOKとは」 (´・ω・`)「ここまでくると流石にうらやましいですね」 lA`) ナニソノリアジュウ……シンデシマエバイイノニ l彡サッ ( ・∀・)「あれ?今誰かいなかった?」 (´・ω・`)「さぁ?」 51 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/05(金) 23:03:15.40 ID:Ku6xl2O20 ( ・∀・)「しかし、これじゃ係長の頼みを聞くのは無理そうだな」 (´・ω・`)「ですね」 係長に頼まれた事……それは、アニジャさんの社内恋愛をしたいという望みを叶えさせてやってほしいということだった。 しかし、この分だと相当厳しそうである。 _ ( ゚∀゚)「どうします?」 (´・ω・`)「うーん……」 ( ・∀・)「とりあえず、アニジャさんがどんな人かを知るのがいいんじゃないかな?」 (´・ω・`)「っていうと?」 ( ・∀・)「アニジャさんについて、僕達は話に聞いたことしか知らない。けど、実際にあってみれば何か分かるかもしれない」 (´・ω・`)「なるほど」 _ ( ゚∀゚)「さすがモララー先輩。あったまいいー」 ( ・∀・)「はっはっは」 52 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/05(金) 23:08:08.59 ID:Ku6xl2O20 てなわけで、僕達は商品開発部に向かった。 そこには、目を疑うような風景があった。 _ ( ゚∀゚)「うわぁ……」 (´・ω・`)「これは」 ( ・∀・)「ひどい」 53 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/05(金) 23:14:35.19 ID:Ku6xl2O20 ~開発部社員A ノヽ人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人 ) ) /VIP \ ) .|/-O-O-ヽ| うおおおおお!萌え萌え萌え萌え萌え萌え萌え萌え萌え! < 6| . : )'e'( : . |9 二次元萌えええええええええええええええええ!! ) `‐-=-‐ ' ) ⌒V⌒V⌒V⌒V⌒V⌒V⌒V⌒V⌒V⌒V⌒V⌒V ~DSが売れてからの妊娠 ノヽ人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人 ) ) /VIP \ ギャルゲは一般層に大人気!! ) .|/-O-O-ヽ| エロゲやってる奴はヲタ! < 6| . : )'e'( : . |9 ギャリゲやってる俺はキモヲタじゃなくて一般人! ) `‐-=-‐ ' 三次は糞ゲー! ) ⌒V⌒V⌒V⌒V⌒V⌒V⌒V⌒V⌒V⌒V⌒V⌒V 55 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/05(金) 23:19:44.84 ID:Ku6xl2O20 (´・ω・`)「同じオタでも俺たちは違う!みたいな勘違いオーラがプンプンでてますね」 ( ・∀・)「はたからみりゃ、みんな一緒なのにね」 _ ( ゚∀゚)「なんか某巨大掲示板で隣国叩きとかしてそうっすね」 ( ・∀・)「確かに。『ラウチョンwwww』とかいってそう」 (´・ω・`)「『ニューソクン乙!VIPは神!』とかもいってそうだよね」 _ ( ゚∀゚)「ありえそうっすね」 (´・ω・`)「それじゃ、アニジャさんさがそうか」 60 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/05(金) 23:30:31.79 ID:Ku6xl2O20 奇声を上げる開発部社員の人ごみを掻き分け、僕はパソコンに向かう一人の男性を見つけた。 ∧_∧ ( ´_ゝ`) / \ / / ̄ ̄ ̄ ̄/ __(__ニつ/ FMV / ____ \/____/ ( ・∀・)「あれがアニジャさんかな」 (´・ω・`)「それっぽいですね」 _ ( ゚∀゚)「顔だけならオトジャとそんなかわらないっすね」 ∧_∧ ( ´_ゝ`) ン? / \ / / ̄ ̄ ̄ ̄/ __(__ニつ/ FMV / ____ \/____/ (´・ω・`)「あ、こっちに気づいたみたいですね」 ( ・∀・)「それじゃ、行こうか」 65 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/05(金) 23:36:40.55 ID:Ku6xl2O20 ( ´_ゝ`)「何だ?お前ら」 ( ・∀・)「あ、俺たちギコ係長に言われてきた総務部のものです」 ( ´_ゝ`)「おぉ、お前たちがギコの部下か。まぁ、汚いとこだが一応この椅子に座ってくれ」 そう言うと、アニジャさん達は僕達に椅子を用意してくれた。 (´・ω・`)「ありがとうございます」 ( ´_ゝ`)「……で、ギコの部下がここに来たということは?」 ( ・∀・)「そうです。アニジャさんの悩み解決の為に来ました!」 ( *´_ゝ`)「おぉ、そうかそうか!で、結果は!?俺にも春が!?」 ( ・∀・)「……」 (´・ω・`)「……」 _ ( ゚∀゚)「……」 ( ;´_ゝ`)「え?ちょ、沈まないでよ!俺にラブビーム送ってくる女の子いたんだろ?なっ?」 69 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/05(金) 23:43:59.17 ID:Ku6xl2O20 ( ・∀・)「残念ながら、その・・・・・」 _ ( ゚∀゚)「めちゃくちゃ言いずらいんですがその……」 (´・ω・`)「なんというかその……」 ( ;_ゝ;)「もういい、わかった!もういい!」 ――そして20分後 ( ;´_ゝ`)「まさかそこまでマイナスイメージをもたれていたとは」 ( ・∀・)「まぁ、いっちゃなんですかここ自体イメージがよくなさそうですしねぇ」 ( ´_ゝ`)「うむ。確かにこの状況は何とかしないといかんかもしれんな」 (´・ω・`)「正直に言わせてもらうと、めちゃくちゃ厳しいといわざるを得ません」 ( ;´_ゝ`)「この結果じゃ確かになぁ……」 71 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/05(金) 23:49:16.58 ID:Ku6xl2O20 _ ( ゚∀゚)「アニジャさんは、どんな女性が好みなんですか?」 ( ´_ゝ`)「俺の好み?」 _ ( ゚∀゚)「そうっす」 ( ´_ゝ`)「そうだな……。優しくて」 (´・ω・`)「ふんふん」 ( ´_ゝ`)「家庭的で」 ( ・∀・)「ふむふむ」 ( ´_ゝ`)「グラマーで」 _ ( ゚∀゚)「ほうほう」 ( ´_ゝ`)「やや童顔な女性かな」 (´・ω・`)「なるほど」 ( ・∀・)「把握しました」 ( ´_ゝ`)「とりあえず、頑張ってくれよ!」 (´・ω・`)「できる限り頑張ってみます」 74 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/05(金) 23:59:13.35 ID:Ku6xl2O20 そうして僕達は数日間、通常の業務をこなしつつアニジャさんの条件に会う女性を探した。 そして、とうとう条件にぴったりでアニジャと会うのもOKな女性を見つけた。 ( ・∀・)「その女の子、どんな子だっけ? _ ( ゚∀゚)「ちょっとまってくださいよ……」(カタカタカタ) (´・ω・`)「確か受付の子だったっけ?」 _ ( ゚∀゚)「そうっす!……あ、データ出ました!」 从'ー'从 名前 ワタナベ 性別 女性 入社2年目受付勤務 3サイズ:B88 W57 H84 _ ( ゚∀゚)o彡゜「なんというおっぱい!」 (´・ω・`)「お前はそこしか見ないのか」 77 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/06(土) 00:06:47.20 ID:GjAjNuLa0 ――午後5時 定時 VIP商事株式会社総務部 ( ´_ゝ`)「この日の為に、かっこよく決めてきたぞ」 ( ・∀・)「AAだとよく分からないけどね」 ( ;´_ゝ`)「それをいうなそれを……」 (´・ω・`)「とりあえずアニジャさん、頑張ってください」 ( ´_ゝ`)「あぁ、まかせろ!流石アニジャ、狙い打つぜ!」 (´・ω・`)(なんという死亡フラグ) _ ( ゚∀゚)(堂々とガンダムの話とかして引かれそうだな……) 79 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/06(土) 00:13:46.04 ID:GjAjNuLa0 ――午後6時50分 VIP公園噴水前 ( ´_ゝ`)「遅いな……」 アニジャさんは、相手のワタナベさんを待っていた。 え?僕達はどこにいるかって? (´・ω・`)「もちろん」 _ ( ゚∀゚)「公園の」 ( ・∀・)「ベンチ裏さ」 ( ´_ゝ`)「誰に答えてるんだ誰に」 そうこう言っているうちに、アニジャさんに近づく影があった。 从'ー'从 「すいませーん」 それは、アニジャさんの今夜の相手のワタナベさんだった。 ( ´_ゝ`)「君がワタナベさん?俺は流石アニジャ。よろしく」 从'ー'从 「あなたがアニジャさんですかぁ。よろしくお願いしますねぇ~」 ( ´_ゝ`)(なんかテンション狂う子だな……) そして、二人のデートが始まった 83 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/06(土) 00:32:00.34 ID:GjAjNuLa0 ――午後7時24分 VIP大通り i (´・ω・`)つ■「こちらksk1。ksk2、報告どうぞ」 _ i ( ゚∀゚)つ■「こちらksk3。特に異常なし。ksk3、報告頼むっす」 i ( ・∀・)つ■「こちらksk3。ターゲットに動きがあった模様。追って連絡する」 子供「ママー?あの人たちなにやってるのー?」 J( 'ー`)し「しっ!みちゃいけません!」 85 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/06(土) 00:39:28.85 ID:GjAjNuLa0 从'ー'从 「あっ、この帽子面白いですよぉ~」 ( ´_ゝ`)「どれどれ……」 <ヽ`∀´>「おっ、姉ちゃん。いい眼を持ってるニダ。その帽子はウリのお勧めの帽子にだ」 从'ー'从 「試着してもいいですかぁ~?」 <ヽ`∀´>「OKニダ!お客様へのサービスが第一ニダ!」 从'ー'从 「それじゃ、アニジャさん被ってくださぁい」 ( ´_ゝ`)「え?俺?」 从'ー'从 「そうでぇす」 ( ´_ゝ`)「よし、やってみようか」(ゴソゴソ) 87 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/06(土) 00:52:16.59 ID:GjAjNuLa0 (~) γ´⌒`ヽ {i:i:i:i:i:i:i:i:} ( ´_ゝ`)「どうだ?」 从'ー'从 「うわぁ、似合ってますよぉ」 (~) γ´⌒`ヽ {i:i:i:i:i:i:i:i:} ( *´_ゝ`)「そ、そうかな。ははは」 ( ・∀・)(あれ、似合ってるのかな) _ ( ゚∀゚)(本人が満足してるんだしいいんじゃないすか?) (´・ω・`)(僕もそう思います) (~) γ´⌒`ヽ {i:i:i:i:i:i:i:i:} ( ´_ゝ`)「それじゃ、おやじさん。これ買うよ」 <ヽ`∀´>「把握ニダ。2300モリタポニダ」 そして、アニジャさんは帽子を買い、ワタナベさんと次のデート地へと向かった 89 :しかし、デートなんてしたことないから描写に困る:2008/12/06(土) 01:05:28.33 ID:GjAjNuLa0 ――午後8時20分 ラーメン屋「ばぁぼん」 _ ( ゚∀゚)(まだバーボンか……。名前を考える癖くらいつけようぜ。さく(ry) ( ・∀・)(おっと、これ以上はメタ発言なんでやめとこうな) (´・ω・`)(それにしても、普通にフランス料理店とかかと思ったらラーメン屋か……) ( ´_ゝ`)「ここのラーメン、とてもおいしいんだ」 从'ー'从 「そうなんですかぁ。楽しみですねぇ」 _、_ ( ,_ノ` )y━・~「ヘイ、ラッシャイ!お、アニジャじゃないか!」 ( ´_ゝ`)「チワッス。おやっさん」 _、_ ( ,_ノ` )y━・「今日は女連れか。あのハナタレ小僧も成長したもんだ」 ( *´_ゝ`)「ハハハ。いや、まだ彼女とかそんなんじゃないんだけどね。 そんじゃおやっさんみそラーメン二つ) _、_ ( ,_ノ` )y━・「あいよ」 91 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/06(土) 01:16:48.68 ID:GjAjNuLa0 _ ( ゚∀゚)(ラーメンか……。モララーさん。俺達も腹減りましたね) ( ・∀・)(だね。しかし、監視をはずすわけには行かないし) (´・ω・`)(……ってなわけで、こんなこともあろうかと喫茶「婆盆」からおむすびもらってきました) _ ( ゚∀゚)(流石ショボン先輩!マジパネェっす!) ( ´_ゝ`)「……(ズズーッ!)」 从'ー'从 「アニジャさんって、音を立てながらラーメンを食べるんですね」 ( ´_ゝ`)「あっ、ごめん。気に障った?」 从'ー'从 「いえ、いいですよぉ。ただ」 ( ´_ゝ`)「ただ?」 从'ー'从 「ウチのお父さんとにてるなぁって」 ( ´_ゝ`)「へぇ……。お父さんは何をしてる人なの?」 从'ー'从 「村役場で働いてます」 ( ´_ゝ`)「へぇ。公務員か。毎日村のために頑張ってるんだろうね」 从'ー'从 「はい、私の自慢の父なんですぅ」 93 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/06(土) 01:20:27.64 ID:GjAjNuLa0 ( ・∀・)(普通に会話が進んでるねぇ)(モグモグ) (´・ω・`)(ですねぇ)(ムシャムシャ) _ ( ゚∀゚)(ニヤニヤできますねぇ)(モシャモシャ) 子供「ママー!あのおじちゃんたちあんなところで寝ながらおにぎり食べてるよー!」 J( 'ー`)し「シッ!見ちゃいけません!」 95 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/06(土) 01:26:15.96 ID:GjAjNuLa0 ――午後10時24分 とうとう二人のデートも大詰め そして、僕達の体力も限界まで来ていた。 二人が最後に向かったのはVIP山にある展望台。 VIPタウンが一望できる隠れた名スポットだ ( ・∀・)(さて、最後だ) _ ( ゚∀゚)(果たしてどうなるのか?) (´・ω・`)(wktkだね!) 99 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/06(土) 01:34:34.69 ID:GjAjNuLa0 ( ´_ゝ`)「どうだい?ここ」 从'ー'从 「うわぁ、すっごく綺麗ですねぇ」 ( ´_ゝ`)「だろ?実はここ、俺の思い出の場所なんだ」 从'ー'从 「思い出?」 ( ´_ゝ`)「あぁ」 ( ・∀・)(そんな話聞いたことがなかったぞ) (´・ω・`)(僕も) _ ( ゚∀゚)(俺もッス) ( ´_ゝ`)「実は昔、ここに家族全員で壷座流星群を見にいったことがあるんだ」 从'ー'从 「あっ、覚えてますよ!確か、流れ星がたくさん落ちるんですよね!」 ( ´_ゝ`)「そうそう。で、それを家族みんなで見たんだ。 ここから見たあの星の輝きは今でも忘れられないなぁ」 从'ー'从 「……」 ( ´_ゝ`)「それで、俺はあの時流れ星に願い事をしたんだよ」 从'ー'从 「どんなことですかぁ?」 101 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/06(土) 01:36:27.08 ID:GjAjNuLa0 ( ´_ゝ`)「こんどはかわいい女の子とこの星空を見ようって」 103 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/06(土) 01:38:39.36 ID:GjAjNuLa0 ( ・∀・)(……) (´・ω・`)(……) _ ( ゚∀゚)(…なんか、色々とぶち壊しな様な気がするんですけど) ( ・∀・)(どうなんだろうねぇ) (´・ω・`)(まとめることができるのか?この展開) 105 :愛のVIP戦士@ローカルルール議論中:2008/12/06(土) 01:43:28.30 ID:GjAjNuLa0 ( ´_ゝ`)「そして今、俺はその願いを叶えることができた」 从'ー'从 「えっ?」 ( ´_ゝ`)「ワタナベさん、好きだ。付き合ってくれ」 从'ー'从 「えっえっ……」 ( ´_ゝ`)「今は幾千億の星の輝きよりも、君の瞳の輝きしか見えない」 从///从 「……」 ( ・∀・)(恥ずかしい台詞禁止!) (´・ω・`)(いやあ、さぶいぼが(ry) ( ´_ゝ`)「答えを……聞かせてくれないか?」 109 :愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票:2008/12/06(土) 01:47:27.94 ID:GjAjNuLa0 从///从 「はい、私と……付き合ってください」 112 :愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票:2008/12/06(土) 01:52:35.41 ID:GjAjNuLa0 _ ( ゚∀゚)(´・ω・`)( ・∀・)(キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!) ( ´_ゝ`)「ありがとう。必ず君を、守って見せるよ」 こうして、僕達は一組のカップルを成立させた。 二人の今後はどうなるのかは分からないが、幸せになってほしいもんだ。 (´・ω・`)「しかし、あれですね」 ( ・∀・)「何?」 (´・ω・`)「僕もあれだけ臭い事言える彼女が欲しいですよ」 ( ・∀・)「だね」 (´・ω・`)VIP商事株式会社のようです 今日は完 コメント
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