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369 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/16(金) 03:04:10.56 ID:S8aYWGuSO
投下するぜ!! 〔 ^ω^〕ブーンが角張るようです …チュン…チュンチュン 〔 ‐ω‐〕「…んんむ」 〔 ^ω^〕「…もう朝かお」 〔 ^ω^〕ヨッコラセックス おかしい。 なんか体が固い。 昨日Wii Fitで腕立てチャレンジ50回は流石にやりすぎたか。 〔 ^ω^〕「…」 〔 ^ω^〕「とりあえず顔洗ってくるお」 373 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/16(金) 03:09:03.55 ID:S8aYWGuSO J( 'ー`)し「あらおはよう、ブーン」 〔 ^ω^〕「おはようだお」 J( 'ー`)し「…?どちら様?」 〔; ^ω^〕「母ちゃん、冗談きついお、僕はブーンだお」 J( 'ー`)し「私の知ってるブーンは丸っこくてぷにぷにしているんだよ、アンタみたいな初期セガサターンのポリゴンみたいな顔じゃないわ」 〔 ^ω^〕「ちょwwwヒドスwww角張ってるのはWii Fitのやり過ぎだからだお」 J( 'ー`)し「そう、じゃあ仕方ないわね」 J( 'ー`)し「そのポリゴン面を削ってあげるわ」 374 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/16(金) 03:11:02.72 ID:S8aYWGuSO 前略、母上様。 あなたの可愛い息子は、ただ今命の危機に晒されています。 他でもない、母上様―――あなた自身によって。 J(###'ー`)し「待てやこのボンクラがぁぁぁっ!!!」 〔;;^ω^〕「ひいっ!!」 修羅。 そうとしか形容できないモノが、まさに我が背中を捉えんと駆けてくる。 その手に包丁と金鑢を握りしめて。 ⊂ニニニ〔;;^ω^〕ニ⊃「ウォォォぉぉおっ!!」 J(###'ー`)し「待たんかぁぁぁ!!削ったるわぁぁぁ!!!」 375 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/16(金) 03:13:04.69 ID:S8aYWGuSO 〔;;^ω^〕「ハァッ…ハァッ……」 何とか修羅の追撃をかわした僕。 〔; ´ω`〕「一体どうなっているんだお…」 ξ゚⊿゚)ξ ~♪ 〔* ^ω^〕「おっおっお、あれは愛しのツンだお、おーい、ツー…」 ああ。 今にして思えば。 僕はどうしてこの時もっと考えて行動しなかったんだろう。 修羅が、2人になった。 376 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/16(金) 03:15:35.94 ID:S8aYWGuSO ξ###゚⊿゚)ξ「待ちなさーいぃぃぃ!!!」 J(###'ー`)し「逃がさぁぁん!!!」 ⊂ニニ〔;;;^ω^〕ニニ⊃「イャァァァァっ!!!」 母親と幼なじみに追いかけられる。 これがエロゲならきっと濃厚なる3Pフラグだろう。 だが今の僕には。 戦時中の兵士の結婚の約束。 テリーマンの靴紐。 アルファのポッと出のネーミングセンスの乏しい将校。 これらを超越する死亡フラグである。 378 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/16(金) 03:18:52.62 ID:S8aYWGuSO 〔;;^ω^〕「ハァッ…ゼヒッ…ゼヒッ…」 奇跡だ。 こんな死亡フラグを回避できた。 僕はオワタ=ライフになれたんだ。 \〔 ^ω^〕/「僕の人生ハジマタwww」 ('A`) トボトボ 〔 ^ω^〕「あ…ドクオだお…」 〔 ^ω^〕 〔; ^ω^〕「声を掛けるのはやめておくお…」 ( 'A`) ('A` ) ( 'A` ) こっちを、見た。 目が、合った。 (###'A`)「貴様ぁぁぁぁ!!!」 ⊂ニニニ〔;;;;;ω;〕ニ⊃「お前もかぁぁぁあぁあ!!!」 380 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/16(金) 03:20:46.60 ID:S8aYWGuSO 3人となった修羅に追われ、息も絶え絶えにながら僕は思考を巡らす。 もう駄目だ。 所詮オワタ=ライフになったところで死亡フラグは回避されない。 というかあれは敵サイドに就いてる時点で死亡フラグだろ。 〔 ;ω;〕(敵…そうか…僕はこの中では敵だったんだ…主人公じゃなかったんだ…) なんてこったい。 世の中ってのは、常に【異質なモノ】を敵と見なす。 この世界では丸っこいブーンが【正義】で、そうじゃない今の僕は【反勢力】なのだ。 (###'A`)「あの野郎…どこへ逃げやがった…」 ξ###゚⊿゚)ξ「私は西を探してみるわ」 J(#######'ー`)し「じゃあ私は東を探してみましょうか…逃がさん…奴だけは」 382 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/16(金) 03:22:59.84 ID:S8aYWGuSO 『ようやく気づいたようだね』 〔 ;ω;〕「だ…誰だお?」 マル ゚∀゚ル「僕さ」 〔 ^ω^〕「…丸岡くん…」 マル ゚∀゚ル「僕もまた、異質ってことだけで何度も虐殺されてきた」 マル ゚∀゚ル「ブーンさんも異質になって気づいただろう?」 マル ゚∀゚ル「異質ってだけで排除する、果たしてそれは本当に正しいことなのかな?」 〔 ^ω^〕「…」 384 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/16(金) 03:25:00.92 ID:S8aYWGuSO マル ゚∀゚ル「さてと」 マル ゚∀゚ル「僕はこの世界から消える、そうすれば異質は消えてブーンさんも元通りになるよ」 〔 ^ω^〕「…!」 マル ゚∀゚ル「あぁ、僕のことは気にしなくてもいいよ、あくまで『この世界』から消えるだけだから」 マル ゚∀゚ル「いつかまた、気紛れで僕を使ってくれる作者が居るかもしれない」 〔; ^ω^〕「待っ…」 『じゃあね』 そう言い残し、――丸岡は消えた。 386 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/16(金) 03:26:43.62 ID:S8aYWGuSO ( ^ω^)「丸岡くん…」 僕は―――彼の言葉を忘れない。 異質がなんだ。変わっていることの何が悪い。 否定だけなら誰にだってできる。 ( ^ω^)「君のこと…忘れないお」 忘れない。 絶対に忘れない。 忘れてなんて、やるもんか。 ξ゚⊿゚)ξ「あら、ブーンじゃない」 ('A`)「こんなとこで何してんだよ」 J( 'ー`)し「朝ご飯冷めちゃうわよ」 ( ;ω;)「…忘れないお」 丸岡くん。 388 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/16(金) 03:28:11.86 ID:S8aYWGuSO ~翌日~ …チュン…チュンチュン ( ‐ω‐)「…んんむ」 ( ⌒ω⌒)「今日もいい天気だお」 J( 'ー`)し「あらあらブーン、今日は早起きね…ぇ…」 僕は―――忘れていた。 出てすぐ消えたAAは、彼だけではなかったことを。 J(###########'ー`)し「killllling!!!!!!!!」 ⊂ニニニ( ;ω;)ニ⊃「死ぬのはイヤァァァァぁぁぁ!!!」 マル ゚∀゚ル おしまいだよっ! 川 ゚ -゚)ブーン系小説練習+読み物&イラスト総合案内所のようです ttp://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1231945845/ コメント
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