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31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/06(日) 01:08:00.70 ID:NCay7wkW0
<ながおかけの おやすみ> PM9時 ξ゚⊿゚)ξ 今日はご馳走様でした! 川 ゚ -゚) ありがとうございました (*゚ー゚) いいのいいの! 近所とはいえ危ないから送っていくわね 川 ゚ -゚) すみません ( ゚∀゚) いてらー (#゚ー゚) あんたも行くのよ
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/06(日) 00:52:27.99 ID:NCay7wkW0
<のぞきみ> (*゚ー゚)( ゚∀゚)('A`) ごちそーさまー ( ゚∀゚) やっぱしぃ姉の飯はうまいなー ('A`) 当然だ馬鹿野郎 (*゚ー゚) もー、そんなこと言っても何も出ないわよ ( ゚∀゚) アイス (#゚ー゚) 自分で取りに行け
64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/03(木) 23:27:34.12 ID:VUQhd7540
<ぼんごぼんごれ!> 从'ー'从 じゃあね~しぃ~ (*゚ー゚) また明日ね~なべちゃん~ (*゚ー゚) さ お買い物して帰ろうっと (*゚ー゚) 何がいいかしら~♪ 【魚】 安いよ安いよ~活あさり1パック100円! さー買った買った!! (*゚ー゚) お (*゚ー゚) あさりかぁ… 66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/03(木) 23:32:38.78 ID:VUQhd7540 (*゚ー゚) おじさ~ん2パックくださ~い 【魚】 あいよ! いつもありがとねーしぃちゃん! おまけでもう1パック持ってきな! (;*゚ー゚) (そんなにいらないんだけど…) ありがとうございます 【魚】 毎日毎日ご飯大変だねえ (*゚ー゚) いえ 割と楽しいんです、実は♪ 【魚】 あれからもう2年か… おっと…ごめんよ (*゚ー゚) いえいえ いいんです おじさんおまけどうもありがとう 【魚】 くぅ~!いじらしいねえ! よーし!もう1パックおまけだい! (;*゚ー゚) (い…いらないんだけどな…)
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/03(木) 22:27:50.37 ID:VUQhd7540
<ながおかけの あさ> (*゚ー゚) おはよー …ってまだ誰も起きてないよね (*゚ー゚) うぅっ 寒い… (*゚ー゚) そうか、もう11月だもんね (*゚ー゚) 皆が起きる前にストーブ出してこよう 2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/03(木) 22:28:47.51 ID:VUQhd7540 ガサガサ ズリズリ ドカッ (*゚ー゚) ふぅ 重かった (*゚ー゚) 早いもんねぇ、ついこないだ扇風機出したとこだと思ったら (*゚ー゚) 扇風機といえば、今年の夏は…
作者◆px9AwdvXOgさん
1 ペニサスさん登場 2 赤 スレ ( ・∀・)僕と('、`*川さんのようです ttp://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1214747997/(1・2)
作者 ◆TARUuxI8bkさん
※作者さんは規制中なようです 第一話 ― 弦月の騒動、引き金たるそれは 第二話 ― 白い朝に再会、メイドと鏡と遅れた混乱 第三話 ― 作戦会議前編、討伐されるのはどちら 第四話 ― 作戦会議後編、宴に酔歌の光あれ 第五話 ― 訪れた討伐隊、塔より高いその意志を笑え無人の城主 第六話 ― 五十二年の火蓋、命の差を天秤にかける ■絵 ID:bMRhsMlJOさん作 (><)&(*‘ω‘ *) ![]() ID:dF1eh4Sd0さん作 流石兄弟 ![]() ■スレ 第一話・第二話/第三話/第四話/第五話/第六話
5 :◆TARUuxI8bk:2008/07/14(月) 22:28:30.29 ID:xUr1GQYG0
一歩。 二歩。 肉を求めるように。血を求めるように。 地響きに似た唸り声が弱者を内側から戦かせる。 歯茎に並んだ黄色い歯が、それを奏でる器のように震える。 唸り声をより低くし、一頭が踏み出した。 前足の爪と床とが擦れて鋭い音を鳴らす。 一頭に続いて、後ろに控えていたものたちが続々と足を踏み出した。 他のどれより巨大で、赤い毛並みが艶やかなその一頭は、見るものをそれらすべての王者であると確信させる。 そして今一度、更に幅を大きくして踏み出すと、頭を斜め上にもたげ。 音高く、吼えた。 7 :◆TARUuxI8bk:2008/07/14(月) 22:32:17.51 ID:xUr1GQYG0 第六話 ― 五十二年の火蓋、命の差を天秤にかける ( ´_ゝ`)「お!」 上階から響いて来た咆哮に兄者が反応し、階段の方へ顔を向ける。 いびつに膨らんだ袖を弄っていた弟者が、少し遅れて同じ方へ目をやった。 今度は咆哮ではなく、情けない悲鳴が次々聞こえて来る。 それが聞こえると、兄者は同意を求めるかのように弟者へ笑い掛けた。 阿呆らしいと言わんばかりに、弟者はわざと表情を変えないまま兄者と目を合わせる。 暫くすると背を向け、また袖を弄くり始めた。
3 :◆TARUuxI8bk:2008/06/22(日) 22:39:40.24 ID:M9saCVUi0
あの弦月の夜と同じように、城内は静まり返っている。 狭い視界だけに集中していたブーンは、不意に耳に届いたふくろうの声で、久しく聴覚を意識した。 あの夜、この城に訪れたときからまだ一日しか経っていないのに、今ではその鳴き声も恐ろしくない。 寧ろ今は、動物の声と人の声とを聞き分けるのに必死だ。 未だ耳に届かない後者を、ブーンは鉄扉の間からじっと外を覗き見て、ひたすらに待っていた。 一見、広間にはブーン以外誰もいない。 しかしブーン自身は、背後に”彼”が佇んでいる事を知っている。 ”彼”は姿を消しているが、五感を研ぎ澄ましたブーンにはいつしかそれが判るようになった。 4 :◆TARUuxI8bk:2008/06/22(日) 22:43:42.32 ID:M9saCVUi0 その感覚を察知する度、薄ら寒い気配に生唾を飲んでしまう。 とても不自然で、不穏で、そこに存在しているという事が異様なその気配は、どうしても慣れる事が難しい。 情けない、ブーンは自らを叱る。 それでもやはり、また皮膚の奥の血流が”彼”を感じ取れば、ブーンは本能的に恐怖を覚えた。 静寂に乗じて絡みつく、冷えた空気。 ブーンはその一連に、もしくは自分に苛立っていた。 月は城の真後ろに位置しているため、ブーンからは見えないが、その明かりは扉の外の白い石畳を煌々と照らしている。 石畳の脇に咲いた花が音を立て、吹き抜ける風に揺れた。 夜は更けていく。 遠い草原がざわめいた。遅れて鳥の喚くような鳴き声が、次々に折り重なって聞こえて来る。 羽ばたきと共に小さな点が、幾つも幾つも黒い空へと舞い上がった。 5 :◆TARUuxI8bk:2008/06/22(日) 22:47:32.87 ID:M9saCVUi0 ( ^ω^)(……) ブーンが目を凝らす。 突如、城の天辺の鐘が、重く澄んだ音を丘中に響き渡らせる。 その音は城中のあらゆる場所から反響し、音の高さを歪ませながら消えて行く。 時は来た。 あるいは笑みを濃く深くしながら、あるいは意気込みながら、あるいは茶飯事のような感覚に背伸びをしながら。 城の内側に存在するすべてのものたちが、長いような短いようなその鐘の音を聞いていた。 第五話 ― 訪れた討伐隊、塔より高いその意志を笑え無人の城主 |
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