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ジョルジュ

Author:ジョルジュ
心母少女最終話更新
完結おめでとうございます。
08/03

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( ゚∀゚)は救済者のようです 

90 :1/16:2008/07/02(水) 21:20:54.22 ID:KEsJACILO
帰りのHRが終わり、がやがやと生徒が帰り始めたある雨の日。

傘を忘れた男女二人が教室の窓際で、
止むかもわからぬ雨を眺めて話していた。

川 ゚ -゚)「そういえば昨日家庭が崩壊した」

( ゚∀゚)「へー…え?は?もっかい言って」

川 ゚ -゚)「そういえば昨日家庭が崩壊した」

この不思議ちゃんは一体何を言い出すのだろう。
苦笑いすらできないままジョルジュはそう思った。

いやちょっと違う。何を言っているのかくらいはわかる。
何故そんな重大(そう)なことをまるで
今日は良い天気ですねというようなテンションで言えるのかが今の僕には理解できない。
つまりそういうことだ。

そこまで考えを巡らせたところで、考えるだけ時間の無駄だということにようやく気がついた。



( ゚∀゚)は救済者のようです


続き →

排水溝はつながっているようです 

431 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/04(金) 14:24:36.41 ID:dtpFb3OL0
('A`)「ただいまぁーっと」


じっとりと湿気が体にまとわりつく、蒸し暑い夜だった。

誰もいない部屋に控えめに呼びかけて、玄関先に荷物を放り出す。
そのまま放置されているゴミ袋を掻き分けて部屋の中に入り、
携帯を充電させると俺は窓際の洗濯物の山から下着を引っ張りだす。

ほこりが薄ら溜まっている壁掛け時計を見ると、深夜二時を回った所だった。
すっかり夜型生活が定着してしまった。深夜にバイトを入れる俺も悪いのだが。


上の階からは、ギシギシと何かが軋む音がしている。
大方、上のDQNがまた女を連れ込んでいるんだろう。お盛んな事だ。

久しぶりに聞くその音に、というより、ヤリチンDQNに対して舌打ちを一つ打って、
明日は昼前には起きる予定なのでさっさと風呂に入って寝ようと思い、
しわくちゃの下着を抱えて風呂へ向かう。古いアパートなので、風呂はユニットバスだ。




 
※閲覧注意
タイトルが無かったので勝手につけさせていただきました。
続き →

川 ゚ -゚)クーがプリンを食べるようです 

135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/06/29(日) 20:42:14.69 ID:F0AyW7on0
川 ゚ -゚)クーがプリンを食べるようです


クーは甘いものが嫌いだった。
その中でもとくにプリンは、ほとんど大嫌いといってもよかった。
彼女が、その、円錐をまよこに切ったかたちの、
黄色いお菓子を嫌いになったのには訳があった。

彼女の実家は東京の島嶼地方だった。
高校に上がるときに上京したのだが、
彼女の住んでいた島には定期船が出入りしていて、
郵便やお菓子などを運んでいた。

彼女が5歳の時の夏、遊びから帰ってきた彼女は、
定期船で運ばれてきたプリンを食べて、3日寝込んだ。


続き →

いかりや長介さんを偲ぶようです 

531 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/05(土) 03:00:19.58 ID:cQeKeCqh0

( ・∀・)「いっぱい部活があって迷うな~」

やあみんな!
僕の名前はモララー。
青春真っ盛りの高校一年生さ!

今年から高校生になって、テンションも真っ盛りだよ!

( ・∀・)「どれにしようかな……テニス部……バスケ部……」

川 ゚ -゚)「君。新入生だろ? まだ部活決めていないようだな」

( *・∀・)ティン!

むは!
超絶美女の上級生に声をかけられた!
流石高校ともなると逆ナンパなんて日常茶飯事なんだね!

続き →
 
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