7: 名無しさん :2017/05/04(木) 19:54:26 ID:4Y/i92JE0
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とある幼い兄弟がいた。
その兄弟は、暖かい布団がある家も、笑い合える友人も、通うべき学校も、ある日を境に全て失ってしまった。
そして父と母も、彼ら兄弟の側から引き離されてしまった。
天涯孤独の身となった。
お互いに。
兄を、または弟を除いては。
ならば、手を取り合おう。
誰も助けてくれないのなら、せめて血を分けた兄弟同士で協力して生きていこう。
一般的な感性で“悲劇の兄弟”を語るのであれば、あるいはそんな風に収まるのかもしれない。
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