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(,,゚Д゚) ここは解決屋『シルバー&ブラック』本社のようです 第2話-b

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/20(日) 20:36:30.07 ID:LojVzpBGO

(,,゚Д゚)「んー……」

ギコは人差し指で頬を掻きながら辺りを見渡す。

そこには屍が累々と―――。
もしくは戦の後か―――。



まあ正しくはスクラップの山と化したデスク、椅子、パソコンが散乱していた。

川 ゚ -゚)「暴れすぎてしまったな、ギコ」

(゚Д゚,,)「待て。コレやったの9割お前だろ。何で俺も一緒にやっちゃったみたいに言うんだよ」

川 ゚ -゚)「そうだったか?」

(,,゚Д゚)「そーだよ。……さて、それじゃ作業に移るとしようか」


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(,,゚Д゚) ここは解決屋『シルバー&ブラック』本社のようです 第2話-a

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/14(月) 21:11:08.69 ID:9zd0NxyoO

キュッキュッ



ガチャッ バタン



(,,゚Д゚)「ふーい。やはり朝風呂、もとい朝シャワーは気持ちいいな」



ギコはまだ濡れた髪をタオルでガシガシと拭きながら、シャワールームから出てくる。

大きな姿見の前に立ち、しばらく頭を拭くことに専念する。



(,,゚Д゚)「…………」

ギコは自分の胸元を見る。そこにはいつも肌身離さず首にぶら下げている指輪があった。

鎖を指輪の間に通して身に付けている。その指輪はギコが指にはめるには小さすぎるようだ。


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(,,゚Д゚) ここは解決屋『シルバー&ブラック』本社のようです 第1話

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/07/11(金) 19:58:07.68 ID:pS1MvkmlO

プルルルル……

プルルルル……



部屋に、特有の電子音が鳴り響く。



プルルルル……

プルルルル……



その電話は自分の仕事をしっかりとこなしていた。
人がそれにいわゆる『電話』としての機能を求めていたのならば、
文句なしに合格点が与えられるほどの働きである。



プルルルル……

プルルルル……



しかし非常に残念な事に、その健気な彼の努力に答えようとするものはいなかった。


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