10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/11(日) 21:55:02.37 ID:wvDewCHvO
※
(,,゚Д゚)「しぃ……っ」
この時の俺は、恐らく相当情けない顔をしていたのだろう。
見開いた両目。
ぽかんと丸を描く口。
白で一様に染め上げられた心。
彼女がそこにいたから。
居るはずの無い、しぃがそこにいたから。
何も考えられなかった。
本来なら浮かび上がってくる感情。
『歓喜』?
『疑問』?
『驚愕』?
『悲哀』?
そういったモノは一切無く。
俺の頭の中は、ただただ白かった。
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