『( ^ω^)ブーンが高校バスケで日本一を目指すようです』まとめさせていただいています。
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第35章──全国にて

456 名前: ◆HJkAGxFZpI : 2006/09/14(木) 22:32:08.80 ID:F175ESRc0
第35章 全国にて

年が明けた。ブーン達はイヨウの家でクリスマス会を開き、イヨウの家で忘年会を
開き、イヨウの家で年を越し、イヨウの家で新年会を開いた。
一段落ついた後、イヨウは少しやつれていたようだった。

新年に入り1週間近く経ち、ブーン達が練習に励んでいる頃、さいたま県で
ウィンターカップ本戦が開催されていた。

―さいたま体育館―

( ・∀・)「ニュー速県の伝統校、今北かインターハイで初出場ベスト8の期待の星、
     FOX学院か…今北は戦力の低下が騒がれているけど実際どうなんだろうね」
( ><)「わかんないんです!」
( ・∀・)「ま…まぁ僕もわからないさ。試合は何が起こるかわからないからね」
( ><)「わかんないんです!」
( ・∀・)「(なんでこんなのが記者になれたんだ…?)まぁピロード君、僕達は
     記者だから公平な記事を書けるように…」
( <●><●>) 「わかってます」
( ・∀・)「…………」

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  1. 2006/09/15(金) 23:35:41|
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第34章──因縁

84 名前: ◆HJkAGxFZpI : 2006/09/12(火) 23:28:28.28 ID:3LibTohY0
第34章 因縁

――ビーーーーーッ!!

審判「第2クォーター終了!ハーフタイムに入ります!」

「ひゃあー…ラウンジ強ぇな…」
「流石兄弟もめちゃくちゃ上手いけどラウンジは4番もかなり上手いぞ」
「今北にもこれと言って目立った動きはないしこのまま行っちゃうかもな」

前半を終えて52-33。ラウンジ学園19点リードである。ラウンジ学園は、
④フサギコから様々な方向へ捌かれるパスで今北を翻弄。ボールが流石兄弟の
どちらかに渡れば、9割以上の確率でコンビプレーを決めている。
対する今北は⑦ギコからのやや強引なドライブを攻撃の起点としており、
そのドライブをラウンジの3-2ゾーンに阻まれ、攻撃がなかなか展開できずに
パスミスからカウンターを食らうという、よろしくない流れとなっていた。

(■_■)「おい、ギコ」
(;,,゚Д゚)「な…なんすかゴルァ」
(■_■#)「このまま負けるようなことがあれば二度と使わん。頭に入れておけ」
(;,,゚Д゚)「わ…わかりましたゴルァ」

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  1. 2006/09/13(水) 16:03:02|
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第33章──トップレベル

15 名前: ◆HJkAGxFZpI : 2006/09/12(火) 21:55:41.28 ID:3LibTohY0
第33章 トップレベル

―ニュー速県市民スポーツセンター―

今日は日曜日。ウィンターカップ県予選の決勝の試合が行われる日である。
対戦カードはショボンの言ったとおり、今北産業大学付属今北高校とラウンジ学園。
両校とも決勝までの試合を全て100点ゲームにしている。夏の決勝リーグでは
今北が勝ったが3年メインだった今北は新チームの強さが落ちたと噂されていた。

( ^ω^)「(ラウンジ学園…前、晴れバスに載ってた、1年コンビの流石兄弟が
     いるとこだお…一体どんなバスケをするんだお…)」
('A`)「(『あいつ』が今北ねぇ…)」
(=゚ω゚)ノ「ショボン先生、実力的にはほぼ互角ですかヨウ?」
(´・ω・`)「うーん…微妙だね。正直わからない。両校とも黄金世代の3年生が
       引退してしまったみたいだからね」
(;´∀`)「ラウンジ学園って頭もめちゃくちゃいいのに全国ベスト8なんてすごいモナ」
( ゚∀゚)「今北の方は全国的にどうなんだ?」
ξ゚⊿゚)ξ「組み合わせが悪くて2回戦で負けたらしいわ。ラウンジ学園も今回は
     ベスト8以には行けなかったみたい。」
(*゚ー゚)「あ、みんな、始まるよ!」

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  1. 2006/09/13(水) 16:00:02|
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第32章──県大会の壁

第32章 県大会の壁

791 名前: 戸愚呂妹 ◆HJkAGxFZpI : 2006/09/11(月) 22:59:35.28 ID:pvCoRBtC0
時は流れ10月。中旬に入り、朝方や夕方は少し肌寒いような、少し憂鬱な秋。
夏休みの県内公立高校大会はニー速工業が圧倒的な強さを見せ付け優勝した。
ニー速工業に大敗を喫したことで、チームは分裂するかと思われた。
しかしブーンが他メンバーを上手く牽引し、一人責任を感じて塞ぎ込んでいた
ショボンも高校時代の同期、ヘリカルの叱咤激励を受けどうにか立ち直った。
そしてバスケットボールの冬の祭典、ウィンターカップの地区予選が刻一刻と
近づいてきていた。

('A`)「集合!」

――ダダダダ…キュキュッ
(´・ω・`)「やあ。突然だけど君のペニスがその大きさに対応したキノコに
       変身する呪いをかけた。巨根は松茸、短小はしめじと言った具合にね。
       この呪いを解くには(ry」
(´・ω・`)「おっと、間違えてしまったよ。さぁ、もうすぐウィンターカップの
      地区予選がある。そして今日ニュー速県のバスケットボール連盟から
      書類が届いたんだが…」

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  1. 2006/09/12(火) 18:59:02|
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第31章──その先にあるもの

562 名前: ◆HJkAGxFZpI :2006/09/10(日) 20:41:43.52 ID:X9u4hdzD0
第31章 その先にあるもの

――ビーーーーーーッ!
試合終了を告げるブザーの音がブーンの頭の中で何度も響く。

( ω)「(負け…たの…か…お…?)」

どれだけ相手が強くてもこのチームでなら勝てると思っていた。
しかし、突き付けられた現実はあまりにもシビアなものだった。

――どさっ!

『負け』を認識した瞬間、脚から力が抜け、ブーンは床に崩れ落ちた。
脚が痛い。動かない。なぜかブーンの頭の中は冷静だった。ギャラリー席の
人間の話す声がやけに鮮明に聞こえる。

「やっぱこうなっちゃうんだよなー…」
「前半はよかったのにな。明らかにオーバーペースじゃん。ちょっとは
 考えればいいのに…」
「でもこいつら全員1年らしいぞ…」
「は?お前冗談きついってwww……え、マジなの…?」

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  1. 2006/09/11(月) 21:38:25|
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