上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
- --/--/--(--) --:--:--|
- スポンサー広告|
-
トラックバック(-)|
-
コメント(-)
10 名前:
◆HJkAGxFZpI : 佐賀暦2006年,2006/10/25(佐賀県職員) 23:23:23.96 ID:O4MASrGV0
第25章 tragic destiny
(;A;)「うわあぁぁぁぁっ!うあぁぁぁぁっ!カーチャン!カーチャン!うあぁぁぁぁっ!」
カゼ一つひかなかった母。「健康なのが取り柄だ」と言っていつも笑っていた母。
そんな母があっさりと死んでしまった。
人間はなんて脆いんだろう。すぐに壊れてしまう。
(;A;)「カーチャン!あはは!あはははははっ!カーチャン……カーチャン!」
霊安室に座り込み、狂ってしまったかのように泣いたり笑ったりを繰り返すドクオ。
ショボンも医師も看護士も警察官も…その場に居合わせた人間はかける言葉も見当たらず、
静かに涙を流すしかなかった。
もしも神がいるのなら、今こそ神を恨まない時はない。
どうしてドクオが。
母親思いで仲間思いで…誰よりも優しいドクオが、どうしてこんな目に
あわなければならないのか。
(´;ω;`)「(…どうして…)」
続きを読む
スポンサーサイト
- 2006/10/25(水) 23:38:39|
- 第二部21-25|
-
トラックバック(-)|
-
コメント(-)
7 名前:
◆HJkAGxFZpI : 佐賀暦2006年,2006/10/24(佐賀県警察) 22:10:37.24 ID:2j6WesXM0
第24章 喪失
('A`)「(入れ!)」
( ^ω^)「(入れお!)」
( ´∀`)「(入ってくれモナ!)」
( ゚∀゚)「(入れ入れ入れ入れ入れよこの野郎!)」
(*゚ー゚)「(お願い入って!)」
ξ゚⊿゚)ξ「(入って…!!)」
(´・ω・`)「(入ってくれ……神よ!)」
( ,,゚Д゚)「(落ちろ落ちろ落ちろ落ちろぉっ!)」
<ヽ`∀´>「(延長に入ったら疲れるからもう勘弁してくれニダ…!)」
(■_■;)「(6番は今日の試合、ノーマークからのスリーは外していない…!やられた…)」
(=゚ω゚)ノ「入れぇぇぇっ!」
しかし非情にもシュートはリングの奥に当たり、高く、大きく跳ね上がる。
(=゚ω゚)ノ「…あ……ぁ…」
跳ね上がったボールが放物線の頂点に達する頃、試合終了を告げるブザーが鳴り響く。
続きを読む
- 2006/10/24(火) 23:57:31|
- 第二部21-25|
-
トラックバック:0|
-
コメント:23
5 名前:
◆HJkAGxFZpI : 佐賀暦2006年,2006/10/23(佐賀県民) 21:16:05.70 ID:PefFanzp0
第23章 最後の攻防
「4番のスリ―――!!!」
「VIP高同点だ!」
「すげぇ!14点差からじわじわと来てついに!」
( ;・∀・)「なんて試合なんだ……!」
ξ;゚⊿゚)ξ「ドクオが…スリー!」
(;´・ω・)「ずっとこの時を待っていたんだろう…ははっ、たいした子だよ」
流れは完全にVIP高校へ。沸き上がる会場内の空気に、田守は平静を保てずにいた。
(■_■;;)「(なんてこった……!まさかあの4番がスリーとは…!)」
VIP高校82-82今北産大附今北
続きを読む
- 2006/10/24(火) 17:56:13|
- 第二部21-25|
-
トラックバック:0|
-
コメント:2
7 :
◆HJkAGxFZpI :佐賀暦2006年,2006/10/22(佐賀県庁) 20:09:34.69 ID:MxfWaX1z0
第22章 叶えたい想い
インターハイ出場をかけた決勝リーグ最終日最終戦、VIP高校対今北産業大学附属今北高校。
両校共に負ければ後がなく、インターハイに出場するためにはどちらかが
必ず犠牲にならなければならない。
始動からわずか1年でニュー速県のダークホースとなったVIPと虎視眈々と王座奪還を
目論んでいた今北高校。互いに譲れぬ気持ちとプライドがコート上で激突する。
第2クォーター終盤から波に乗り始めたギコはドクオさえも翻弄する。
点差が広がり始め、それが決定的なものになろうとしていた。
後がないVIP高校はブーンの脚力に全てを託す。
キレや体格を活かし直線的なプレーを得意とするギコと脅威な脚力でそれに迫るブーン。
優位に立ったのはブーンだった。
ギコを完全に上回るスピードでことごとくギコのドライブをことごとく不発にさせる。
続きを読む
- 2006/10/23(月) 22:58:51|
- 第二部21-25|
-
トラックバック:0|
-
コメント:3
4 名前:
◆HJkAGxFZpI : 2006/10/20(金) 22:40:33.45 ID:QKzuzBpa0
第21章 cross game
インターハイ出場をかけた決勝リーグ最終日。
最終戦となるVIP高校対今北産業大学附属今北高校。
両校共に負ければ後が無く、この試合を精した方がインターハイに出場することができる。
どちらの執念も半端なものではなく、試合は序盤からハイテンポなクロスゲームとなる。
第2クォーターにもそのペースは変わらなかった。一進一退の展開のまま
前半が終わるかと思われたその時、今北⑦ギコのプレーにより流れがわずかに今北に
傾く。前半終了を告げるブザーがその流れを断ち切り、VIP高は残り時間に救われたと
言っても過言ではないだろう。
そして始まった第3クォーター。
恐れていた事態が起こった。
わずか4分で13得点というギコの大爆発。VIP高はたまらずタイムアウトを取るが
具体策を見出せずにいた。そんな中、ある一人の男が口を開く。
( `ω´)「僕が、ギコを止めますお」
続きを読む
- 2006/10/20(金) 23:58:51|
- 第二部21-25|
-
トラックバック:0|
-
コメント:3