『( ^ω^)ブーンが高校バスケで日本一を目指すようです』まとめさせていただいています。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
- --/--/--(--) --:--:--|
- スポンサー広告|
-
トラックバック(-)|
-
コメント(-)
9 名前:
◆HJkAGxFZpI : 2007/01/06(土) 22:09:47.55 ID:eByVD3SA0
第38章 最後まで
―VIP高校ベンチ―
(#=゚ω゚)ノ「くそっ!!!!」
ハーフタイムに入り、ベンチに戻ってきたメンバー達。イヨウはスクイズボトルの
ドリンクを一気に飲み干し、空になったボトルを強く握り潰す。
すぽっ!
ボトルのフタの締まりが緩んでいたようで、イヨウがボトルを握りしめたことにより
ボトル内の気圧が変化し、それに耐えきれなくなったフタは綺麗な回転を描きながら
ボトルからすっ飛んでいく。フタから少し突き出た飲み口はブーンのアナルに見事に
突き刺さる。
続きを読む
- 2007/01/07(日) 19:09:43|
- 第二部36-40|
-
トラックバック(-)|
-
コメント(-)
4 名前:
◆HJkAGxFZpI : 2006/12/23(土) 22:01:55.91 ID:ChpjGIAF0
第37章 very cool
ブーン達にとって二度目の新人戦大会。
絆をより強固にした彼らは順調に勝ち星をあげてトーナメントを勝ち上がっていく。
彼らが準決勝で立ち向かうこととなったのは今北産業大学附属今北高校。
もう何ヶ月前のことになるのだろうか、彼らはあの敗北を決して忘れないだろう。
そしてその過去を振り払うかのようにVIP高校は全国区の今北相手に第1クォーターが
終了した時点で17-12と5点のリードを奪い、クォーターブレイクへと入っていた。
続きを読む
- 2006/12/27(水) 20:38:10|
- 第二部36-40|
-
トラックバック(-)|
-
コメント(-)
4 名前:
◆HJkAGxFZpI : 2006/12/17(日) 21:52:43.38 ID:NK84SB470
第36章 VS今北、再び
ブーン達にとって二度目の新人戦が幕を開けた。
VIP高校は県予選1回戦の対戦相手の海馬コーポレーション高校を大差で破った。
なぜあんなチームが県大会に上がって来ることが出来たのかは全くの謎だが、
ショボン曰く「八百長してたらしいよ」だそうだ。
そして同日の別会場では今北の新戦力であるクーがその見た目とともに強烈な
インパクトを伴うデビューを果たした。ラウンジ学園も順当に駒を進め、大会は
当初の予想通りのチームが勝ちあがってきていた。
VIP高校はその後も全ての試合において快勝し、本日今北との準決勝を迎えようとしていた。
インターハイ予選の決勝リーグ最終戦で惜敗したあの時の雪辱を果たそうと、VIP高校の
メンバーたちはリベンジに燃えていた。
続きを読む
- 2006/12/21(木) 00:19:45|
- 第二部36-40|
-
トラックバック(-)|
-
コメント(-)
30 名前:
◆HJkAGxFZpI : 2006/12/08(金) 23:33:38.18 ID:ffJbkHXQ0
第35章 動き始めた歯車
年が明け、新しい一年が始まりを告げていた。
VIP高校バスケ部の歯車は再び動き始めた。
イヨウの退部によって抜け落ちた歯車は彼らの全てを狂わせた。
しかしそれはブーンを中心としたメンバーの尽力によって修正された。
一度狂った歯車は簡単には元には戻らないかもしれない。
だが彼らはそれを少しでもかつての状態に戻そうと日々努力を積んでいる。
すぐには戻らないかもしれない。しかし時の流れがそれを修正してくれるはずだ。
そして新たな歯車は彼ら以外のところでも動き始めていた。
続きを読む
- 2006/12/09(土) 20:36:02|
- 第二部31-35|
-
トラックバック(-)|
-
コメント(-)
12 名前:
◆HJkAGxFZpI : 2006/12/05(火) 23:23:20.14 ID:2J1MJEdV0
第34章 おかえり
―体育館―
(;;=゚ω゚)ノ「ぜぇ…ぜぇ…うぇっぷ…」
日の出前、無人の体育館。
そこには早朝特有の冷え込みにもかかわらず、上下半袖の練習着でシャトルを黙々と
こなすイヨウの姿があった。彼の体からは相当な量の湯気が立ち上っている。
数をカウントするのは自分だ。インチキをしようとすればいくらでもできる。
しかしイヨウのプライドがそれを許さなかった。自らに回数を数えさせているのは
ショボン達がイヨウを信じているからこそ。
もう絶対に彼らを裏切らないと誓ったイヨウの頭の中にはインチキをすることなど
微塵も浮かんでいなかった。
続きを読む
- 2006/12/07(木) 14:24:59|
- 第二部31-35|
-
トラックバック(-)|
-
コメント(-)
37 名前:
◆HJkAGxFZpI : 2006/12/03(日) 23:04:36.71 ID:cXe5RgG00
第33章 試練
(-__-)「なんでそんな人事みたいな事が言えるんだ!!僕達の部活だろう!?」
(・▽・)「ひ…ヒッキー……?」
一年A「しゃーねーだろ。実際人事なんだし」
(-__-)「なっ……!?」
一年B「お前らはいいよな。簡単に試合に出れて。戦力としても計算されててさ」
(・▽・)「な……どういう意味だよ…」
一年C「お前らには俺らの気持なんてわかんねぇだろうよ。ボロ勝ちしてる試合の
残り数分しか出れない奴らの気持ちがよ」
一年D「どれだけ努力してても今のレギュラーがいる限り俺達は試合に出れないんだ。
自分達の出るチャンスを少しでも増やすためにはレギュラーが抜けようが
俺たちには万々歳だよ」
(-__-)「なんだとっ!!!!!」
ξ;゚⊿゚)ξ「ちょ…ちょっとやばくないかしら?しぃ、急いで皆呼んできて!!」
(;゚ー゚)「う…うん!!!」
・
・
・
('A`)「おい、お前ら……!!」
(;^ω^)「…み…みんなケンカはやめるお…」
続きを読む
- 2006/12/04(月) 21:48:27|
- 第二部31-35|
-
トラックバック(-)|
-
コメント(-)
5 名前:
◆HJkAGxFZpI : 2006/11/26(日) 23:23:20.94 ID:pk/llwGY0
第32章 非情なる時
( ゚∀゚)「お前……何してんだ…?」
問いかけるジョルジュ。その対象はイヨウだ。
服の所々に血を飛び散らせたイヨウ。
そしてそのすぐ側に顔を血に染めて倒れているブーンの姿。
わかってはいた。
しかし認めたくなかった。
だが、真実は残酷にもイヨウの口からあっけらかんと打ち明けられる。
(=゚ω゚)ノ「俺がやったヨウ。見てわかんねぇか?お前は脳みそまで筋肉かヨウ?」
悪びれている様子は無い。
ジョルジュの視界が真っ赤に染まったような気がした。
同時に、心の中で何かがぷっつりと切れる音も聞こえた気がした。
(#゚∀゚)「てめぇぇっ!!!」
ゴヅッ――
骨と骨のぶつかり合う嫌な音。ジョルジュがイヨウの顔面を思い切り
殴りつけたのだ。
続きを読む
- 2006/11/27(月) 17:21:29|
- 第二部31-35|
-
トラックバック(-)|
-
コメント(-)
134 名前:
◆HJkAGxFZpI : 2006/11/24(金) 23:44:57.06 ID:wZ2iuC900
第31章 チキン野郎
(=゚ω゚)ノ「(デラベッピンだヨウwwwwwwww)」
イヨウはギャル系やらお姉系やら、派手めな女性が嫌いだった。
どちらかといえば清楚な感じで、お嬢様…とまではいかなくても、しっかりした感じの
する女性がタイプであった。
川 ゚ -゚)
(=゚ω゚)ノ「(うはwwwww勃起してきたヨウwwwww)」
イヨウは妄想に必死でクーのプレーになど目が行っていなかった。
もちろん、コート上のおかしな光景にも。
現在コート上にはクーがボールを持ってトップ付近で一人、ドリブルをしている。
それにディフェンスについているのが2人、更にゴール下には3人の選手が居る。
5対1だ。
続きを読む
- 2006/11/25(土) 20:07:15|
- 第二部31-35|
-
トラックバック(-)|
-
コメント(-)
4 名前:
◆HJkAGxFZpI : 2006/11/23(木) 00:05:08.84 ID:mBU8l9Cq0
第30章 イヨウのこと
県予選の試合会場はなんとも異常なふいんきであった。
全国レベルと大いに盛り上げられ、もてはやされてきたVIP高校が
全くの無名校に惨敗。
「なんか勝っちゃった」といった感じで、わけのわからぬまま戸惑いながらも喜ぶ対戦相手。
ため息を漏らす他校の選手や記者達。
彼らはダークホースや超新星、などと話題になっていたチームを観に来たらどうでもいいような
試合を大差で落としていた。
これほど落胆を感じる事は無いだろう。
( ・∀・)「しかしVIP高校には一体何があったんだ…?」
( ><)「わかんないんです!!!!」
( ・∀・)「今回ばかりは君に同意するよ…」
会場に訪れた記者の中で、おそらく最も長い間VIP高校を見てきたこの二人にも原因は
全くわからないようだ。
恐らく6番のアウトサイドプレーヤー、得点源のイヨウの不在が最大の原因であることは
確かなのだが、如何せんその原因がわからない。
イヨウ一人が抜けただけでここまで弱体化するようなチームでもないはずなのだ。
続きを読む
- 2006/11/23(木) 14:03:46|
- 第二部26-30|
-
トラックバック(-)|
-
コメント(-)
130 名前:
◆HJkAGxFZpI : 2006/11/20(月) 22:51:36.08 ID:20TVeOBm0
第29章 禍福はあざなえる縄の如し
徐々に気温が下がり始める季節は晩秋。
ブーン達VIP高校バスケ部には悪夢が訪れていた。
場所はVIP市スポーツセンター。
バスケットボールの冬の祭典、ウィンターカップの出場校を決める予選大会が行われていた。
今行われているのは県予選の2回戦。
ブーン達VIP高校バスケ部ももちろん参加している。
2回目の地獄の夏合宿を乗り越え、昨年は途中で敗退した県内公立高校大会でも、決勝で
ニー速工業をダブルスコアで下し、見事優勝を飾った。
ニー速工業は進学率が低く、部活動に参加している3年生は、就職を
基本的な進路としているために部活動には夏休みを過ぎても引退せずに残っている場合が多い。
しかし夏休みのニー速工業には八頭身がいなかった。
あぷー曰く、
(*ノωノ)「あぷー!!!あぷぷっ、あぷーーっ!!!!」
『八頭身先輩は自分のカッコよさを活かしてモデルになることを決めた。
いずれは海外でのコレクションもでるとして活躍するつもりでいるらしいが、
まずは手始めにファッション雑誌の読者モデルになることを決めたらしい。
インターハイ予選が終わってからは毎日のようにお洒落をして繁華街を一日中
歩き回っている』
と言う話だそうだ。
続きを読む
- 2006/11/21(火) 13:10:47|
- 第二部26-30|
-
トラックバック(-)|
-
コメント(-)