『( ^ω^)ブーンが高校バスケで日本一を目指すようです』まとめさせていただいています。
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第15章──戦士達の休日

575 名前: ◆HJkAGxFZpI : 2006/10/10(火) 21:16:26.34 ID:Nlr36y4p0
第15章 戦士達の休日

インターハイ出場をかけた決勝リーグの2日目が終了し、ラウンジ学園に2勝が、阿凡高校に
2敗が記録されたことでラウンジ学園のインターハイ出場と阿凡高校のインターハイ出場不可が
確定した。出場校の2つの枠のうちの残りの一つをめぐってともに1勝1敗を記録した
今北産業大学付属今北高校とVIP高校が、1週間後の土曜に激突することとなった。
今日はラウンジ学園戦終了の翌日である月曜日。なぜ次の試合までに1週間も間があるのか。
理由は至極簡単、高校生は学校があるからである。

ショボンは連戦の疲れを考え、ブーン達には月曜日だけオフの日を設けた。
来週の土曜にピークを持っていくことができるよう、火曜日からしっかりと調整して
いくためである。そんなこんなでいつも通りの日常が流れていく。

( -ω-)「ぶぶぶぶぶん……ぶぶぶぶぶん……」
('A`)「(こいつ寝すぎwwwけどさすがの俺でも今日は…)」
(-A-)「……スピー」


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  1. 2006/10/10(火) 23:06:56|
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第14章──背負ってきたもの

452 名前: ◆HJkAGxFZpI : 2006/10/09(月) 23:23:36.89 ID:dSb1y0e30
第14章 背負ってきたもの

インターハイ出場をかけた決勝リーグ、2日目第2試合のVIP高校対ラウンジ学園。
序盤の均衡を打ち崩すかのように展開される1-3-1ゾーンにVIP高は大きくリードを
奪われる。対するVIP高はドクオに代わりヒッキーをコートへ。
しかしヒッキーにはラウンジ学園の手痛い洗礼が待ち構えており、池上のディフェンスに
動きをことごとく制限される。一方ベンチでは、ドクオがショボンの助言から自らの
展開するオフェンスが独り善がり的なものだったことを悟る。
5人全員の意思を融合させ、さらなる高みを目指すためにドクオを再投入したVIP高は
猛烈な追い上げを見せる。25点あった点差をターンオーバーからの速攻の連発で
次々と埋めていく。ラウンジ学園のプレイヤー達はVIP高の爆発力に焦り、ターンオーバーを
連発。さらにそれを取り返すために単調なプレーを繰り返し、それがさらにミスを誘発する。
ミスがミスを呼ぶ悪循環で流れは大きくVIP高に傾く。
VIP高がわずか5分間で19得点、ラウンジ学園はその間なんとノーゴール。
6点ビハインドにまで肉迫したところで第3クォーターが終了し、
試合は最終クォーターへ突入していく。


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  1. 2006/10/10(火) 23:03:17|
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第13章──甘え・克服

75 名前: ◆HJkAGxFZpI : 2006/10/07(土) 22:55:08.95 ID:Q/xX+iz70
第13章 甘え・克服

(-__-;;)「(どうしよう…どうしよう…早く交替させて欲しいよ…!ドクオさん、早く…!)」
('A`)「ヒッキー!?どうした、冷静になれ!ヒッキー!」

ドクオがベンチから必死にヒッキーに呼び掛ける。ブーン達もヒッキーに声をかけるが
まさに馬耳東風、と言った具合にヒッキーの頭の中には何も刻まれなかった。

('A`;)「ショボン先生!このままじゃ…」
(´・ω・`)「このままじゃ君を戻しても同じことだ」
('A`;)「ど…どういう…こと…ですか」
(´・ω・`)「強豪校と試合しているときに君は違和感を感じていたはずだ」
('A`)「…!」
(´・ω・`)「しかし、その違和感が何なのかはわからぬまま、君はプレーし続けた」
('A`)「…………」

沈黙は肯定を意味していた。

(´・ω・`)「君がこれまで感じていた違和感の正体は、強豪相手になると途端に
      パスが通らなくなることじゃないかい?」
('A`)「…それは…」


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  1. 2006/10/08(日) 23:55:10|
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第12章──again③

882 名前: ◆HJkAGxFZpI : 2006/10/06(金) 22:49:59.55 ID:GDwKZ75n0
第12章 again③

インターハイ出場をかけた決勝リーグ2日目第2試合、ラウンジ学園対VIP高校。
初日で両校とも1勝を記録しており、この試合に勝った方がインターハイ出場を
ほぼ確実なものにする重要な試合である。VIP高はブーンの活躍でリズムを作り始め、
イヨウがディフェンスのスペシャリスト池上のディフェンスからスリーポイントを決め、
ドクオの個人技が決まり…流れを手繰り寄せつつあった。
そして流れが悪く、思い通りの試合展開を行えないラウンジ学園は切り札の
1-3-1ゾーンディフェンスを展開した。

――ダムッ…

('A`)「(ゾーン中央の兄者の足を潰すためにパスを回しまくる…と。けどゾーン内で
   回さなきゃ3人がかりで来ないからな…少し不安だがやるしかないな)」

――ダムッ!!

ドクオはトップの池上を抜き去る。これはわざと抜かせて後ろからも潰しに来る
罠だ、今北対ラウンジを観戦していたVIP高のメンバーはそれをわかっていた。
潰される前にパスを出さなければならないということも。



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  1. 2006/10/06(金) 23:47:09|
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第11章──again②

705 名前: ◆HJkAGxFZpI : 2006/10/05(木) 21:55:32.08 ID:zCIrh6VO0
第11章 again②

インターハイ出場をかけた決勝リーグ2日目の第2試合、ラウンジ学園対VIP高校。
共に初日の試合で1章を記録した者同士、この試合を制すればインターハイ出場が
ほぼ確実となるため両チームがこの試合にかける意気込みは相当なものであった。
第1クォーターは20-17でラウンジ学園が3点リード。しかしラウンジ学園はディフェンスの
スペシャリスト池上がシューターイヨウのアウトサイドシュートを、キャプテンの
フサギコが司令塔のドクオのドライブインを封じ込めVIP高は不利な展開を強いられることとなった。

――ダムッ…ダムッ…

ミ,,゚Д゚彡「(二人の主力を抑えられながらもよく粘る…)」

――キュ……

('A`)「(今度こそ止めてやるよ…)」
ミ,,゚Д゚彡「(良いディフェンスだが…青いっ!!)」

――ダムッ!!

('A`)「ちぃっ…!!!(まずい、抜かれr…)」

――キュキュキュ!!!!

ミ,,゚Д゚彡「むっ!?」



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  1. 2006/10/06(金) 23:44:49|
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