上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
- --/--/--(--) --:--:--|
- スポンサー広告|
-
トラックバック(-)|
-
コメント(-)
34 名前:
◆HJkAGxFZpI : 2006/09/19(火) 22:25:19.68 ID:/HzSH+m90
第40章 ユメトキボウ
深夜の道路を、ブーンは白い息を吐きながら歩く。少し離れた大通りからは車の走る音が
わずかに聞こえる。こちらの住宅街には人一人歩いていない。とても静かだ。
―VIP公園―
(;^ω^)「(ついつい来ちゃったお…)」
ブーンは公園の外の茂みに隠れながら公園内をこっそりと覗く。
( ^ω^[壁]「(ツン…)」
ツンは一人、入り口から少し離れた所にあるブランコに座り、ブランコを揺らしている。
( ^ω^)「(勢いで来ちゃったけど…やっぱり何も話せないお…)」
( ´ω`)「(ツンには申し訳ないけどやっぱり帰るお…)」
ブーンが踵を返し、家へ帰ろうとした瞬間だった。
続きを読む
スポンサーサイト
- 2006/09/20(水) 00:38:40|
- 36-40章|
-
トラックバック:0|
-
コメント:1
11 名前:
◆HJkAGxFZpI : 2006/09/19(火) 22:14:24.64 ID:/HzSH+m90
第39章 gloomy days
――ちーんぽーんかーんとーん…
担任「はいみんなおはよう。出席とるよー〇〇君…はい、いるねー□□君…
はい、いるねー△△さん…はい、いるねー……」
('A`)「(だりぃ…)」
担任「ドクオ君、はい、いるねー内藤君…ありゃりゃ、いないねー。風邪かな?
寒いからねー。みんなも気を付けるんだよー。※※君…」
('A`)「…………」
ドクオは振り向いて自分の後ろの席を見る。
―――――――
『ドクオ!おいすーだおwww』
『ドクオ!また勉強やばくなってきたおwwwテラヤバスwww』
『なぁブーン、何書いてるんだ?』
『これは僕の信念だおwww』
『へぇー、大きく出たじゃん』
『毎日目の届くところに書いておくことが大事なんだおwww』
―――――――
('A`)「………」
『VIP高インターハイ制覇だお!』
続きを読む
- 2006/09/20(水) 00:35:03|
- 36-40章|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0
308 名前:
◆HJkAGxFZpI : 2006/09/17(日) 23:22:01.85 ID:6yJ4/JSB0
第38章 VIP's shackle
(;^ω^)「(ど…どういうことだお…?)」
('A`)「ブーンどうした?早く来いよ!」
( ^ω^)「お…おっ!テラゴメス!」
―VIP高ベンチ―
(=゚ω゚)ノ「はぁっ…はぁっ…あの5番のディフェンス…相当なもんだヨウ…!」
(´・ω・`)「やはりイヨウ君へのアウトサイド対策は的確だね。
イヨウ君、無理な動きは禁物だ。おそらく5番の方が動きが上だ。さらに
こちらに余分な動きを強いて無駄なスタミナ消費を誘っている」
( ´∀`)「ディフェンスのスペシャリストってとこモナか…」
( ゚∀゚)「動きが衰える気配がないもんな…」
('A`)「俺らがボックス相手にどこまでやれるか、ですね」
(´・ω・`)「そうだ。ラウンジの5番に『6番のマークを外してカバーに行かざるを得ない』と思わせる状況に
持ち込むんだ。内藤君、モナー君、ジョルジュ君がボックスから得点を
とることが必要になってくる」
( ^ω^)「(そういえば僕まだ1点もとってないお…)」
('A`)「1クォーターくらい点とれなかったからって凹むなよ、ブーン。調子の悪いときは
誰にだってある。そんな時はディフェンス頑張ってそこからリズムを取り戻せばいい」
( ^ω^)「おっ…把握だお」
(´・ω・`)「その通りだ。君の得点からペースをつかめることを期待しているよ、内藤君」
( ^ω^)「は…把握ですお」
続きを読む
- 2006/09/19(火) 17:28:37|
- 36-40章|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0
7 名前:
◆HJkAGxFZpI : 2006/09/16(土) 23:38:57.08 ID:vnfgtp+s0
第37章 VSラウンジ学園
―ラウンジ学園ベンチ―
(´<_`#)「……ときに兄者よ」
(;´_ゝ`)「……な…なんだ?弟者…?」
(´<_`#)「昨日結局兄者がパソコンダメにしたせいで相手のプロファイリングが
できなかったのだが?」
――――――――
(#´_ゝ`)『あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!パソコンごときが人間様なめくさるんじゃねぇぇぇぇ』
――バキャッ
ミ,,゚Д゚彡『……壊れてしまったよ?』
(´<_`)『壊れてしまいましたね』
――じーーーーーーっ…
(*´_ゝ`)『た…頼む、そんな目で見ないで!視姦!?視姦なのか!?』
――――――――
続きを読む
- 2006/09/17(日) 15:37:54|
- 36-40章|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0
704 名前:
◆HJkAGxFZpI : 2006/09/15(金) 23:43:11.52 ID:XCGJnlby0
第36章 新人戦
――ガラガラガラ…
( ^ω^)「おいすー」
('A`)「おう、おはよ」
(=゚ω゚)ノ「うぃーすだヨウ。朝は寒いヨウwww」
( ´∀`)「おはようモナ」
( ゚∀゚)「男は冬にこそタンクトップを……ぶぇくしっ!」
( ^ω^)「みんな、晴れバスの今月号持ってきたおwwwみんなで読もうと思って
まだ開けてないおwww」
そう言ってブーンは紙の包装を破く。
('A`)「GJ…と言いたいとこだが…もうちょいきれいに破けよwww」
(=゚ω゚)ノ「どれどれ?表紙は…?『ひろゆき高校、ウィンターカップ優勝で夏冬連覇!』
…かヨウ。この前のウィンターカップの結果かヨウ。ここウィンターカップも
初出場なんだヨウ?すげぇヨウ…」
('A`)「『神の申し子、荒巻スカロチノフ巻頭インタビュー!』…荒巻…?」
( ´∀`)「たまたま同じ苗字なだけかもしれないモナ。とりあえず読んでみようモナ」
続きを読む
- 2006/09/16(土) 19:17:07|
- 36-40章|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0