『( ^ω^)ブーンが高校バスケで日本一を目指すようです』まとめさせていただいています。
第一部|1-5章6-10章11-15章16-20章21-25章26-30章イラスト31-35章36-40章|RSS|
第二部|1-5章6-10章11-15章16-20章16-20章21-25章26-30章31-35章36-38章
第三部|1-5章サイドストーリーQ&A|

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)

第35章──動き始めた歯車

30 名前: ◆HJkAGxFZpI : 2006/12/08(金) 23:33:38.18 ID:ffJbkHXQ0
第35章 動き始めた歯車

年が明け、新しい一年が始まりを告げていた。
VIP高校バスケ部の歯車は再び動き始めた。
イヨウの退部によって抜け落ちた歯車は彼らの全てを狂わせた。
しかしそれはブーンを中心としたメンバーの尽力によって修正された。
一度狂った歯車は簡単には元には戻らないかもしれない。
だが彼らはそれを少しでもかつての状態に戻そうと日々努力を積んでいる。
すぐには戻らないかもしれない。しかし時の流れがそれを修正してくれるはずだ。
そして新たな歯車は彼ら以外のところでも動き始めていた。



続きを読む
スポンサーサイト
  1. 2006/12/09(土) 20:36:02|
  2. 第二部31-35|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)

第34章──おかえり

12 名前: ◆HJkAGxFZpI : 2006/12/05(火) 23:23:20.14 ID:2J1MJEdV0
第34章 おかえり

―体育館―

(;;=゚ω゚)ノ「ぜぇ…ぜぇ…うぇっぷ…」

日の出前、無人の体育館。
そこには早朝特有の冷え込みにもかかわらず、上下半袖の練習着でシャトルを黙々と
こなすイヨウの姿があった。彼の体からは相当な量の湯気が立ち上っている。
数をカウントするのは自分だ。インチキをしようとすればいくらでもできる。
しかしイヨウのプライドがそれを許さなかった。自らに回数を数えさせているのは
ショボン達がイヨウを信じているからこそ。
もう絶対に彼らを裏切らないと誓ったイヨウの頭の中にはインチキをすることなど
微塵も浮かんでいなかった。



続きを読む
  1. 2006/12/07(木) 14:24:59|
  2. 第二部31-35|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)

第33章──試練

37 名前: ◆HJkAGxFZpI : 2006/12/03(日) 23:04:36.71 ID:cXe5RgG00
第33章 試練


(-__-)「なんでそんな人事みたいな事が言えるんだ!!僕達の部活だろう!?」
(・▽・)「ひ…ヒッキー……?」
一年A「しゃーねーだろ。実際人事なんだし」
(-__-)「なっ……!?」
一年B「お前らはいいよな。簡単に試合に出れて。戦力としても計算されててさ」
(・▽・)「な……どういう意味だよ…」
一年C「お前らには俺らの気持なんてわかんねぇだろうよ。ボロ勝ちしてる試合の
   残り数分しか出れない奴らの気持ちがよ」
一年D「どれだけ努力してても今のレギュラーがいる限り俺達は試合に出れないんだ。
   自分達の出るチャンスを少しでも増やすためにはレギュラーが抜けようが
   俺たちには万々歳だよ」
(-__-)「なんだとっ!!!!!」

ξ;゚⊿゚)ξ「ちょ…ちょっとやばくないかしら?しぃ、急いで皆呼んできて!!」
(;゚ー゚)「う…うん!!!」
 ・
 ・
 ・
('A`)「おい、お前ら……!!」
(;^ω^)「…み…みんなケンカはやめるお…」



続きを読む
  1. 2006/12/04(月) 21:48:27|
  2. 第二部31-35|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)

第32章──非情なる時

5 名前: ◆HJkAGxFZpI : 2006/11/26(日) 23:23:20.94 ID:pk/llwGY0
第32章 非情なる時


( ゚∀゚)「お前……何してんだ…?」

問いかけるジョルジュ。その対象はイヨウだ。
服の所々に血を飛び散らせたイヨウ。
そしてそのすぐ側に顔を血に染めて倒れているブーンの姿。
わかってはいた。
しかし認めたくなかった。
だが、真実は残酷にもイヨウの口からあっけらかんと打ち明けられる。

(=゚ω゚)ノ「俺がやったヨウ。見てわかんねぇか?お前は脳みそまで筋肉かヨウ?」

悪びれている様子は無い。
ジョルジュの視界が真っ赤に染まったような気がした。
同時に、心の中で何かがぷっつりと切れる音も聞こえた気がした。

(#゚∀゚)「てめぇぇっ!!!」

ゴヅッ――

骨と骨のぶつかり合う嫌な音。ジョルジュがイヨウの顔面を思い切り
殴りつけたのだ。



続きを読む
  1. 2006/11/27(月) 17:21:29|
  2. 第二部31-35|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)

第31章──チキン野郎

134 名前: ◆HJkAGxFZpI : 2006/11/24(金) 23:44:57.06 ID:wZ2iuC900
第31章 チキン野郎

(=゚ω゚)ノ「(デラベッピンだヨウwwwwwwww)」

イヨウはギャル系やらお姉系やら、派手めな女性が嫌いだった。
どちらかといえば清楚な感じで、お嬢様…とまではいかなくても、しっかりした感じの
する女性がタイプであった。

川 ゚ -゚)

(=゚ω゚)ノ「(うはwwwww勃起してきたヨウwwwww)」

イヨウは妄想に必死でクーのプレーになど目が行っていなかった。
もちろん、コート上のおかしな光景にも。

現在コート上にはクーがボールを持ってトップ付近で一人、ドリブルをしている。
それにディフェンスについているのが2人、更にゴール下には3人の選手が居る。
5対1だ。


続きを読む
  1. 2006/11/25(土) 20:07:15|
  2. 第二部31-35|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。