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( ・∀・)初雪の中のようです
1
:
◆QDH1yHV0lc
:2011/12/30(金) 23:48:59
絶対投下するからちょっと待った
2
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:04:56
酉間違えたくそが
これまでが
ttp://engawa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1325254061/l50
これの次から投下します
3
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:05:44
(´<_` )「こいよ、こっちに」
( ・∀・)「ましになったね」
(´<_` )「よかったよかった」
(´<_` )「……で?どうする?」
( ・∀・)「……」
(´<_` )「迷う必要無くない?そもそもあっちにいること自体がおかしいんだよ。俺二度見したもん」
(´<_`;)「なら、こっちについてくれよ!お前がいればこの作戦、絶対に成功するんだ!」
( ∀ )
(´<_`;)「なぁ!」
モラリスト
ーーーーーー真摯な紳士!
、
4
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:06:17
( ∀ )「なんで……その名前を……?」
(´<_` )「無駄に女の子拉致った訳じゃないさ。攻略方法くらい調べる」
( ∀ )「その名前で呼ばないでくれ……っ」
( ∀ )「……それ俺が前酔った時に口走った奴……」
(´<_` )
5
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:08:18
( ∀ )「恥ずかしくてしにたい……」
(´<_` )「なんか、ごめん……」
( ∀ )「いいよ、俺もノリノリで名乗ってたし……」
( ・∀・)「あ、それと悪いがお前らにつく気はない」
(´<_` )「……なんで?」
( ・∀・)「取り敢えず、怪我はなくとも女の子に手ェ出してるから」
(´<_` )「成る程」
( ・∀・)「後、個人的に」
( ・∀・)「なんか、忘れてるんだよな……」
6
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:12:47
『lw´‐ _‐ノv「助けに来てね」』
( ・∀・)
( ・∀・)「しゅーる、さん」
( ・∀・)「そうだよ素直シュールさんだよ」
( ・∀・)「弟者、素直シュールって知ってるだろ?」
(´<_` )「?ああ。素直クールの身代わりに連れてきた子か」
( ・∀・)「その子にな、助けてって言われたんだ」
( ・∀・)「だから、助ける」
7
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:13:27
(´<_` )
(´<_` )「何故?全く面識はないだろう?」
( ・∀・)「いや、俺物頼まれたら断んないんで」キリッ
( ^ω^)「あんだけ抵抗しておいてそれ言うか」
(・∀・ )「帰れ」
8
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:14:23
( ^ω^)vs('A`)
(゚A`)
( ^ω^)「きめえ」
('A`;)エー
( ^ω^)「戻ったらただのドクオじゃねーか」
('A`)「どうしろと」
('A`)「まぁいい。そういっていられるのも今のうちだ!」
('A`)「俺は。見かけこそ変わらなくなっちまったが……」
ーーーーーだいぶ、変わったんだぞ?
('∀`)「こんな風にな!」
9
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:15:12
そう言うなりドクオは手をブーンに向けて突き出す。
すると、ドクオの手から炎が吹き出した。
( ゚ω゚)「おっ……」
間一髪で避けるも、炎がブーンの髪の毛を焦がす。
('∀`)「灼眼の魔法使い様のお通りだぁ!……どうせ30までチェリーなんだろくそが」
今度はブーンの頬にかすり、頬に黒い焦げ跡を作った。
今は辛うじて大きな怪我は負わずにいられているが、このままでは喰らうのも時間の問題だ。
……出来れば能力なんて使わず穏便に事を運びたい。
しかし。
早く、早くツンを救出したいとブーンの心で何かか叫ぶ。
出来ることならば、どこかヤケにも見えるドクオも説得して、いつも通り友達としていたい。
10
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:16:12
('∀`)「ほらほら!かかってこないのかぁ!?早くしないと愛しのツンちゃんが
泣いちゃうぜー!」
( ゚ω゚)(止める)
ブーンは決意した。
どんなことがあろうとも、最愛の恋人を、親友を、
ーーーー救うと。
( ゚ω゚)「……おっ」ダッ
ブーンはドクオと逆の方向に向かって走り出した。
11
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:16:45
走る。
('A`)「?尻尾まくって逃げ出すのか?」
無駄だよ。
そういってドクオは炎を放つ。
⊂( ゚ω゚)⊃「おおおおおおおお!」
当たらない。
12
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:18:12
走る走る走る走る!
(;'A`)「おい、無駄だって言ってんだろ!?」
またしてもドクオは炎を放った。
完璧な方向と威力に、ドクオは当たったと確信した
⊂( ゚ω゚)⊃「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
しかし、当たらない。
('A`)「あれ……今のは当たっただろjk……」
そしてドクオは気づく。
心なしかブーンが、「消えて」見えることに。
そんなこと気にもせずに、ブーンは、
走る。
走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る走る!!!!!!!
13
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:18:54
そして!
(;'A`)「おい……ブーン?」
あいつはどこに行った?
、
14
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:19:31
「ここだお」
15
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:20:03
その瞬間、ドクオの体が吹き飛んだ。
16
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:20:49
(;'A`)「がはっ……」
ドクオは空中でバランスをとって着地しようとする。
しかしブーンはそれを許さなかった。
ドゴオッ
( A )「がっ……」
鈍い音と共にドクオがまた吹き飛ぶ。
(;'A`)「なんだってんだよ!?」
今度はしっかりと着地し
( A )「ガァッ!」
とどめと言わんばかりに吹き飛んだ。
倒れたドクオの横にブーンがそっと立つ。
ドクオは息も絶え絶えに訊いた。
(;'A`)「お前。何した?」
ブーンは静かに答える。
17
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:21:25
( ^ω^)「簡単なことだお」
( ^ω^)「『こうそくいどう』。光速で走っただけだお」
('A`)「チート……」
( ^ω^)「そのぶん使い勝手悪いんだお」
( ω )「あ、来た」
瞬間、ブーンの口から赤いものが垂れる。
('A`)「ブーン、それ」
( ω )「気にすんなお。続き、行くお」
( ω゚)「止めなきゃ、いけないんだお」
ブーンはまた走る。
他人のために。
その一歩を踏み出そうとして
「何しとるんじゃこのど阿呆がぁっ!」
18
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:22:20
───────── ― - --
─── /⌒ヽ, ─────────
 ̄ ̄ / ,ヘ ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ , ” ' ‐ ,
 ̄ ̄ i .i \ 川# ゚ -゚)ヽ, ___,, __ _ ,, - _―" ’. ' ・, ’・ , /
── ヽ勿 ヽ,__ j i~"" _ ― _: i ∴”_ ∵, ))
______ ヽ,, / / __,,, -- "" ─ "ー ・, ; ; - 、・ r=-,/⌒ ~ヽ~,
─────── ヽノ ノ,イ ─── ― - i y ノ' ノi j |
─────── / /,. ヽ, ── i,,___ノ //
______ 丿 ノ ヽ,__,ノ ___ _ _ _ ,' ゝi
j i / y ノ
_____ 巛i~ ____ _ / /~/
i < /
─────── _ _ ヽ, \
// | | 巛 / ヽ_ )
──── // | | ===┐ i (~_ノ
// | | | | ノ /
~ ~ | | ノ /
===┘ (~ ソ
~ ̄
蹴られた。
19
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:23:28
川 ゚ -゚)「お前さぁ、なんでちょっと本気出せばこいつなんて瞬殺なのに全力でいっちゃうの?」
(#)ω^)「申し訳ありませんでしたお」
('A`)「『こいつ』か……」
( ^ω^)「ってちょっと待ったなんでいる」('A`)
川 ゚ -゚)
川* ゚ -゚)「いやぁ」
( ^ω^)「いやぁじゃなくて」
20
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:24:00
( ゚ω゚)「ブーン系で一二を争うヒロインがここにいちゃ駄目でしょうがっ!」
川 ゚ -゚)「大丈夫身代わりにしゅー置いてきた」
( ゚ω゚)「ぜんっぜん大丈夫じゃねえ!なんであんな濃いキャラの置いてきちゃったの!」
川 ゚ -゚)「捕まる理由がない」
( ^ω^)「え?」
川 ゚ -゚)「彼氏なんぞいなくなった」
( ^ω^)「え?」
川 ゚ -゚)「そこのしなびた干物は私の元彼だぞ」
川 ゚ -゚)「元彼って一回言ってみたかった」
( ^ω^)「……まじ?」
川 ゚ -゚)「まじまじ」
(^ω^ )「え?どくお?コレは一体」
('A`)「……そうだよ」
('A`)「クーは俺の彼女だった」
21
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:24:36
( ・∀・)vs(´<_` )
(´<_` )「助けるか」
( ・∀・)「うん」
(´<_` )「ならば」
邪魔させてもらうぞ。
言うなり弟者が手を振り上げる。
すると、モララーの足元から
ボゴォ
という音がする。
急いでその場を離れると、そこに雪が盛り上がって柱を作った。
22
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:25:14
(;・∀・)(あっぶねえええええ)
(;・∀・)「お前……サイコキネシスか」
(´<_` )「おうともよ」
(;・∀・)「めんどくせー」
(´<_` )「こいつは中々便利だぞ」
( ・∀・)「今回の雑用とか?」
(´<_` )「うん」
(´<_` )「後、こんな風に」
(´<_` )「応用次第で人を動かしたり出来るぞ」
ふわりとモララーの体が浮く。
23
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:26:06
(;・∀・)「うわぁっ!?」
(;・∀・)「サイコキネシスって生き物には効かないのがテンプレじゃないの!?」
(´<_` )「うん、効かないよ」
(´<_` )「だから服に念を込めてます。応用っつったろ」
(;・∀・)「苦しいと思ったよ畜生」
(´<_` )「んでそのままどすんっと」
( ・∀・)「えっ」
弟者の手が振り下ろされる。
それに共鳴するようにーーーー
モララーは地面に激突した。
ぐちゃり、と。嫌な音がした。
24
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:26:38
倒れているモララー。
見下ろす弟者。
彼は言った。
(´<_` )「で?まさかこんなんでやられる訳ないよね?」
すると、倒れたまま動かないモララーから声がする。
( ∀ )「……はっはっは当たり前じゃないか」
( ・∀・)「しかし痛かったよ」
(´<_` )「嘘つけ」
(´<_` )「認めないくせに」
( ・∀・)「ばれてたか」
25
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:27:45
( ・∀・)「そんな、友人をいきなり持ち上げて突き落とすなんて」
(+・∀・)「まるで紳士じゃない、認められないね!」
(´<_` )「ほんっと嫌な能力だな、それ」
( ・∀・)「全然?俺は嫌いじゃないよ」
(´<_` )「『認めない』だけでその物事が無かったことになるとか、チートってレベルじゃねーぞ」
(´<_` )「むしろニートだろ。自分本位すぎる」
( ・∀・)「設定が滅茶苦茶めんどくさいけどね」
( ・∀・)「でも、いざとなれば、『弟者が能力を使って友人をフルボッコにするなんて認めない』」
( ・∀・)「なんてことも出来るんだぜ」
(´<_` )「するいな−」
( ・∀・)「言うなよ、多用はしてないだろ」
26
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:28:36
(´<_` )「とか雑談しつつ次いきますけどね」
( ・∀・)「邪魔させてもらうぞとか言うけどお前俺のこと殺す気満々だよね」
弟者の周りに30センチほどの雪の塊が3つ浮く。
(´<_` )「行けー」
加速された雪の塊がモララーに襲いかかる。
( ・∀・)「甘い甘い三ツ矢サイダーくらい甘い」サッ
しかしモララーは軽く躱した。
(;・∀・)フゥ
(´<_` )「なんで能力使わないの?」
(´<_` )「俺を消すことだって出来る筈」
( ・∀・)「紳士はどんな奴にも最低限の礼儀を払うもんだよ」
(´<_` )「ふうん。じゃぁこれは?」
弟者の背後から、何かが登ってくるのが見える。
27
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:29:20
出てきたのは……
巨大な、岩。
(´<_` )「避けるのは難しいと思うよ」
岩がモララーの上に来る。
岩の影が、モララーの顔を覆った。
(;・∀・)「くっ……」
(´<_` )「えーい」
岩が、落下する。
( ∀ )「……認めない」
岩が消えた。
(´<_` )「出来んじゃん」
28
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:30:10
( ∀ )「使いたくない」
(´<_` )「何?ブーンみたいに体に負荷でもかかるの?」
( ∀ )「逆だよ」
ーーーーーリスクが無いから怖いんだよ。
モララーはそう答えた。
( ∀ )「例えばさっきの岩」
( ∀ )「あれ、どこいったの?」
( ∀ )「宇宙にでも飛ばしたの?」
( ∀ )「もしもそれが隕石みたいに地球にぶつかりでもしたら、俺は罪悪感で死にそうになる」
(´<_` )
(´<_` )「つまり」
(´<_` )「ぶっちゃけお前、能力の使い方が良く分かってないんだ」
29
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:30:49
(´<_,` )「知らなかったなあ」
( ∀ )「黙れ」
(´<_` )「まさか力のゴリ押しだったなんて」
( ∀ )「お前には関係ない」
(´<_` )「そういやそのしゅーちゃんも。幻影だなんて認めない、ってやればそれで済むもんね」
(´<_` )「それでしゅーちゃんが消えたりでもしたら怖いもんね」
( ∀ )「……」
( ∀ )「しゅー『さん』だ、この野郎」
*****
30
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:34:46
( ^ω^)('A`)川 ゚ -゚)
クーがドクオの彼女だった。
( ^ω^)「釣り合ってねぇ……」
('A`)「知ってる」
('A`)「そもそもクーが俺の告白に応えてくれたことがおかしかったんだ」
('A`)「クーが俺のことを好いていてくれてたのも知ってる」
('A`)「でも、クーがその後親とかから色々言われてたのも知ってる」
('A`)「だからーーーーー」
川 ゚ -゚)「そこまでだ」
川 ゚ -゚)「こっからは、私達だけの問題じゃないか?」
川 ゚ -゚)「すまないがブーン、少し離れていてくれ」
( ^ω^)「……分かったお」
*****
31
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:35:24
( ^ω^)vs( ´_ゝ`)
( ^ω^)「ドクオも相談くらいして欲しいもんだお」
( ´_ゝ`)「全くだ」
( ^ω^)「おいどっから出てきた」
( ´_ゝ`)「後ろから」
(*´_ゝ`)「久々の登場で胸が熱いです」
( ^ω^)「だからメタを振るな」
( ´_ゝ`)「サーセンサーセン」
32
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:36:09
( ´_ゝ`)「じゃ、ブーンは一応リーダーみたいだし、ここで潰しときますか」
( ^ω^)「えー……僕もうドクオにやられたり副作用とかで主に副作用で結構ぼろぼろなんですけど」
( ´_ゝ`)「俺にとっちゃ好機じゃないか」
( ´_ゝ`)「では」
( ´_ゝ`)「参る」
*****
33
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:36:49
('A`)&川 ゚ -゚)
川 ゚ -゚)「さてドクオ」
('A`)「なんだよ」
川 ゚ -゚)「少し、歯ァ食いしばれ」
パンッ
('A`)「……」
川 ゚ -゚)「全く、私に変な気遣いをした挙句こんなことで馬鹿やってるなんて」
('A`)「関係ないだろ、クーには」
川 ゚ -゚)「ある」
('A`)「ない」
川 ゚ -゚)「あるったらある」
(#'A`)「ねぇよ!」
34
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:37:32
(#'A`)「前は恋人だったとしても、今はただの他人なんだよ!」
(#'A`)「俺なんかに構うな!」
川 ゚ -゚)「……ドクオ」
川# - )ギリッ
川#゚ -゚)「馬鹿!おおばかもんだよドクオは!」
川#゚ -゚)「私は他人になんて言われようといじめられようと気にしない!」
川 ゚ -゚)「今まで私はドクオに好きだとかそういうの言ってなかったから、それこそドクオは変なこと考たみたいだけど!」
川 ゚ -゚)「恥ずかしかっただけだから!素直とかないから!」
35
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:38:40
川 ゚ -゚)「だから、今言うんだーーーー」
川 ゚ -゚)「私はドクオのためなら命だって惜しくない」
川 ゚ ー゚)「愛してる」
('A`)「……クー」
('A`)「俺は育ちも悪くって根暗で不細工で変態だぞ」
川 ゚ ー゚)「そんなドクオが好きなんだ」
( A )「……ありがとう」
36
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:39:23
一方そのころーーーーー
( ^ω^)vs( ´_ゝ`)
( ´_ゝ`)「今寒気がした」
( ´_ゝ`)「冬だからとかそういうのじゃなくて、むずむずみたいな、爆発しろみたいな」
( ´_ゝ`)「ドクオあたりがうまいことくっついちゃったんだろーな」
( ´_ゝ`)「予想はしてたけどね」
( ´_ゝ`)「さて、どうするかね」
兄者は持っていた刀の血を払う。
彼の足元にーーーーー
( ω )
鮮血を流すブーンが倒れていた。
37
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:40:01
( ・∀・)vs(´<_` )
(´<_` )「さん付けしなかっただけでこんなにキれられるとは」
(´<_` )「ってか馬乗りやめて」
( ・∀・)「初対面に呼び捨てはいけないって言われたからね。やだ」
(*・∀・)「これで鍵も手に入るし、後は兄者のとこnーーーー」
( ・∀・)
( ・∀・)「あれ?お腹痛い」
38
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:40:39
( ∀ )ウッ
(´<_` )「勝機」
(´<_` )「あー重かった」
( ∀ )ヤバイコレマジイタイ
(´<_` )「どうした?今朝食べたホールコーンが消化されなかったみたいな顔をして」
( ∀ )(それだーーーーーーっ!!!)
痛い。痛い。
腹痛に終わりがこない。
限界を迎える前に、早くーーーーーーーーー
(;・∀・)「……鍵、くんないかな」
(´<_` )「だが断る」
(;・∀・)「ですよねー」
( ;・∀・)「いいや、問答無用だ倒すよ」
(´<_` )「その状態で出来るなら」
*****
39
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:41:11
ガッシボカッ
、
40
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:41:44
(,<_(# )「まいりました」
(;・∀・)「やりすぎた感が否めない」
(,<_(# )「もういいやドクオも懐柔されてるし」
(,<_(# )「止める手立てもない」
(;・∀・)「兄は?」
(,<_(# )「アレ一発屋だから」
(;・∀・)「信用ねーな」
(,<_(# )「わかるんだよ、なんとなく」
(;・∀・)「取り敢えず鍵頂戴そろそろ肛門やばい」
⊂(,<_(# )「ほい。いってら」
(;・∀・)つ「うん」
そういってモララーは近くの茂みに走って行った。
41
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:43:05
残された弟者は思う。
(,<_(# )「……あーあ、カッコ悪ゥッ……俺」
(,<_(# )「やめときゃ良かったわ」
……こんな役
残された弟者は思う。
(,<_(# )「……あーあ、カッコ悪ゥッ……俺」
(,<_(# )「やめときゃ良かったわ」
……こんな役
42
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:43:51
( ^ω^)vs( ´_ゝ`)
( ´_ゝ`)「しっかし、体力のハンデあるとはいえ、意外と俺も出来る奴なんじゃね?wwwww」
( ω゚)「……な、めんなお」
( ´_ゝ`)「あれ、まだ意識あったんだ」
( ´_ゝ`)「続けてもいいよ?」
( ´_ゝ`)「死んでもいいなら」
( ´_ゝ`)「ブーンの副作用は内から、俺の刀は外から、確実にお前を死に追いやるぞ」
( ´_ゝ`)「ってかおとなしくぼこぼこにされとけばいいのもを」
( ´_ゝ`)「何故逆らうし」
( ω゚)「彼女の前じゃカッコつけたいのが男ってもんじゃないのかお」
43
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:44:36
( ´_ゝ`)「しらねーよ彼女持ったこと無いし。なにそれ自慢?」
( ´_ゝ`)「そもそもさっきから彼女とか女の子とか言いすぎて気持ち悪くなってきてんだよ」
( ´_ゝ`)「それでイライラしてブーンぶったぎっちゃった訳だが」
( ´_ゝ`)「やりすぎた」
( ´_ゝ`)「いやね、俺忍者とか侍とかすっげえ好きなんよ」
44
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:45:11
( ´_ゝ`)「だから分身の術ってことで人増やしたり、刀持ってたりしたんだけd-ーーーー」
ガッ
ゆらり、兄者の体が揺れる。
後ろには、血まみれのブーンの姿。
( ω゚)「一々、しゃべりすぎなんだお……」
45
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:45:42
( _ゝ )「油断大敵なんですねハイ」
ドサリ
( ω゚)「……っ勝った……!」
これにて、全ての戦いに、決着がついた。
46
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:46:19
爪'ー`)y-「俺たちの活躍丸々カットされてんな」
ミ ゚Д゚彡「描写力と体力と時間がないから!」
( ,,゚Д゚)「メタやめい」
( ∵)「結構がんばったのになーwwwww」
( ゚∀゚)「特にニュッ君とかすごかったのにな」
( ゚д゚ )(攻撃というより罵倒だったな)
( ^ν^)「お前らあんな雑魚に危機感じ過ぎなんだよ」
( ゚∋゚)「はじめにドクオに吹っ飛ばされて終わりだった」
(・∀ ・)「虚しいな」
47
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:46:55
( ω゚)「鍵、渡して貰うお」
( ´_ゝ`)「やだ。自分で見つけろ」
( ω゚)
( ^ω^)「じゃあ剥くお」
( ´_ゝ`)
( ´_ゝ`)「え」
( ^ω^)「そんな趣味は無いけれど、これもツンのためだお。しょうがないお」
48
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:47:56
( ^ω^)「はいまず上着ー」
(;´_ゝ`)「えっちょっと待って寒っ」
( ^ω^)「シャツー」
(;´_ゝ`)「え?マジ?マジでやんの?」
( `ω´)「じぃぃぃぃぱあぁぁぁん」
( _ゝ )「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
( `ω´)「靴靴下トランクスうううううう!」
( _ゝ )モウシヌ
49
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:48:40
( `ω´)
( ^ω^)ハッ
( ^ω^)「僕は一体何を……?」
(^ω^ )
( _ゝ )ゼンラ
( ^ω^)
( ^ω^ )
*****
50
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:49:23
( ^ω^)「ごめん……」
( _ゝ )「いっそ殺せ寒い」
( ´_ゝ`)「こういうのは流石な俺の役割じゃないだろjk……」
( ^ω^)「で、鍵は?」
( ´_ゝ`)「存外鬼畜だな」
( ´_ゝ`)「ない」
( ^ω^)「えっ」
51
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:51:29
( ´_ゝ`)「最初っから無いって言えば良かったわぁ」
( ´_ゝ`)「『開けごま油』って言いながら弟者の持ってる鍵、使って服返して」
( ^ω^)「わかったお。はいコレ服」
( ^ω^)「じゃあな」
( ´_ゝ`)「ブーンってあんなキャラだっけ……」
52
:
◆BZ31/Z9OLU
:2011/12/31(土) 11:52:05
ブーンは歩く、黄金の門に。
モララーは走る、彼女の待つ光堂に。
後ろから他の敵を一掃した仲間たちがやってくる。
皆は入り口で出会い、二人の功績を確かめた。
モララーは鍵を取り出す
ブーンは口を開いた。
そして二人がドアに手を掛けるとーーーーーーーーーー
53
:
>>52×ドア◯門
:2011/12/31(土) 11:55:47
__,,:::========:::,,__
...‐''゙ . ` ´ ´、 ゝ ''‐...
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ノi|lli; i . .;, 、 .,, ` ; 、 .; ´ ;,il||iγ
/゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li ' ; .` .; il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
`;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙i|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´
門が爆発した。
54
:
紅白の名無しさん
:2011/12/31(土) 11:56:29
( ・∀・)「え」
( ^ω^)「おっ……!?」
もうもうと立つ煙から声がする。
「全くこの門堅かったわね」
「腐っても流石兄弟、か」
「まぁ私とツンがいればどうにか壊せるレベルなんだけどな!」
「私の計算のおかげでしょう」
(・∀ ・)
_
( ゚∀゚)「えっ」
55
:
紅白の名無しさん
:2011/12/31(土) 11:57:03
呆然とする男性陣をよそに、出てきたのは拉致されたはずの女の子達だった。
ξ゚⊿゚)ξ「あれ?ブーンだ。どうしたの鳩がロケットランチャーでも喰らったような顔して」
( ^ω^)「僕達の……努力は……?」
ノパ⊿゚)「無ーーーー」
( ゚д゚ )(言わせねぇよ!?)
ノパ⊿゚)「駄だ!」
( ゚д゚ )
56
:
紅白の名無しさん
:2011/12/31(土) 11:57:34
( ∵)「まじっすかwwwwまあ俺なんもしてねーけどwwww参謀()www」
( ∴)「wwキwwwニwwスwwンwwナwwww」
そんな中、モララーはただ先を見つめる。
lw´‐ _‐ノv
出てきた。
lw´‐ _‐ノvノ「やぁ」
( ・∀・)ノ「やぁ」
lw´‐ _‐ノv「正直マジで助けに来るとは思って無かったぞ」
( ・∀・)+「皆紳士だからさ!」
lw´‐ _‐ノv
( ・∀・)「嘘ですすいませんしゅーさんのために大分頑張って友達ボッコボコにしましたごめんなさいブーンとか全裸にしてました」
57
:
紅白の名無しさん
:2011/12/31(土) 11:58:57
lw´‐ _‐ノv「ならばよし」
( ・∀・)「いいんかーい」
lw´‐ _‐ノv「ってか、もうしゅーでいいんよ」
lw´‐ _‐ノv「初対面じゃなくなったし」
( ・∀・)「……しゅー」
lw´‐ _‐ノv「なんだよ照れる」
(*・∀・)「いーやなんでも」
lw´*‐ _‐ノv
(*・∀・)
58
:
紅白の名無しさん
:2011/12/31(土) 11:59:30
ξ;゚⊿゚)ξ「ぶーん!最終的にはあれだったけど、ありがと!怪我、大丈夫!?早く病院行こ」
( ^ω^)「お、うん」
ξ*゚⊿゚)ξ「私ね、トソンが千里眼もってたから分かったんだけど、ブーンのがんばり、全部知ってるよ」
(*^ω^)「お……」
ξ゚⊿゚)ξ「剥いたことも」
( ’ω`)
59
:
紅白の名無しさん
:2011/12/31(土) 12:00:14
ξ*゚⊿゚)ξ「でもね、すっごい嬉しかった」
ξ//⊿/)ξ「大好き」
( ^ω^)
(*^ω^)「おっおっおっ!」
*****
60
:
紅白の名無しさん
:2011/12/31(土) 12:01:08
(*'A`)「クー」
川 ゚ -゚)「なんだ?」
(*'A`)「ありがとな」
川*゚ -゚)「礼をいうのはこちらだ」
川*゚ -゚)「もう絶対離さないんだからな」
(*'A`)
61
:
紅白の名無しさん
:2011/12/31(土) 12:03:49
( ´_ゝ`)「なあ」
(´<_` )「なんだよ」
( ´_ゝ`)「俺ら、なんもしてなくね?」
( ´_ゝ`)「目的と逆の結果になってません?」
(´<_` )「今更何を言う兄者」
62
:
紅白の名無しさん
:2011/12/31(土) 12:04:43
( ゚∋゚)「しかし代償は払ってもらうぞ」
( ゚∀゚)「もう既にボロボロだから一発で済ますけど」
( ゚д゚ )「出番とかの恨みも込めてるから大分痛いぞ」
(* ゚д゚ )(初めて喋った……!)
( ,,゚Д゚)「今回使うは」
ミ ゚Д゚彡「このゴムバット!」
(・∀ ・)「笑ってはいけないんだぜ!」
63
:
紅白の名無しさん
:2011/12/31(土) 12:05:17
( ∵)「インテリ派のは痛くないっすから安心して下さいwwwwねえwwwwwにwwゅwっwくwwwwんww」
( ^ν^)「にゅっくんとかお前が言うなきもいしね」
爪'ー`)y-「じゃあ一番俺!いっきまーす!」
(;´_ゝ`)「ちょっと待て心の準備とかさせ」(´<_`;)
64
:
紅白の名無しさん
:2011/12/31(土) 12:07:16
スパコーン!!
65
:
紅白の名無しさん
:2011/12/31(土) 12:09:45
はいこれで終了です
お題全部使えてる……よね……?
スレ立てたとはいえ時間大幅に遅れて本当に申し訳ございませんでした
66
:
紅白の名無しさん
:2011/12/31(土) 12:24:08
おチュッ
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