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从 狭間のようです 从 2008.07.21
その逢瀬は、唐突だった。
◎
その日、俺は地下鉄のホームへ続くエスカレーターを目指す雑踏から離脱した。
階段へ向かう通路には人気がなく、まるで別世界に迷い込んだようだった。
身体に溜まりだしたいらないものを少しでも落とすべく、俺は自動階段に頼ることを辞めたのだ。
そこで、俺は一人の女に出くわした。
彼女は通路で一人、ひんやりとした地に手足をつけて、もぞもぞ動いていた。
俺は、彼女と一緒に、彼女の切符を探した。
俺は壁際に切符が挟まっているのを見つけた。
彼女は俺にありがとうと言い、ふくふくと笑った。
俺は、ぎこちなく笑った。
俺と彼女は連れ立って歩きだした。
俺が階段を一段下りたとき、彼女の手からまた切符が離れた。
俺はそれに手を伸ばすと同時にバランスを失った。
◎
从 ゚∀从「おっと!」
(;'A`)「うおおっ!」
俺は咄嗟に伸びてきた手を掴み返した。
俺は階段の狭い範囲で猛烈にターンし彼女に倒れ込んだ。
从*゚∀从「おぉ…」
(;'A`)「わわわ! すみません!」
俺が世にも情けない声で謝りながら飛び退くと、彼女は服をぱんぱんと払い、立ち上がった。
そして、ぼさぼさな髪の隙間から見えるきりりとした目で俺を睨み、唸るように言った。
从 ゚∀从「許せねえなあ…」
(;'A`)「えぇ!?」
俺は身を強張らせた。
見知らぬ女性を故意ではないにせよ、押し倒してしまった代償はやはり大きいだろう。
しかし、彼女の口から出た言葉は意外だった。
从 ゚∀从「罰として、一緒にお昼ごはん食べよう。割り勘で」
(;'A`)「わ、わかりました。えっ?」
彼女は、俺と「お昼ごはん」を食べようと言ったのだ。
自分でもよくわらぬまま、彼女の誘いを承諾してしまっていた。
从 ゚∀从「よし、んなら行くぞっ!」
彼女はそう言うと俺の手を掴み、壁側を向いた。
そこには、いつの間にか鉛色の扉が存在していた。
彼女はその取っ手に手をかけた。
从#゚∀从「ふんっ!」
物々しい鉄の扉が音を立てながらゆっくりと開き、薄暗い通路に光が差し込む。
扉の向こう側は真っ白な世界だった。
彼女はきつく俺の手を握り直すと、そこへ大きく踏み込んだ。
彼女に手をひかれ、俺は光の世界へ飛び込んだ。
誰かの強烈な視線を感じながら。
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('A`)のお嫁さんのようです 2008.07.21
('A`) 5さいになった
ξ゚⊿゚)ξは○○のようです 2008.07.21
( ^ω^)「うっほほwしぃちゃんは仕事が速くていいお」
(*゚ー゚)「やぁーん☆ありがとう」
ξ#゚⊿゚)ξ「ちょっと!やめてよブーン。しぃと会話するのは!」
川 ゚ -゚)滅びの美のようです 2008.07.21
ドクオとおにぎりのようです 2008.07.21
また、そのおにぎりの具も、最近はシーチキンマヨネーズやらカルビやらが出ているが、やはり一番美味いのはおかか、そして梅干しだ。
パリッとした海苔の風味、そして口いっぱいに広がる米の甘味、それに梅の塩気。
古代から、日本人に愛されてきたこの食べ物こそ、至上の一品といえよう。