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(´・ω・`)は気づくようです 2008.06.27
――いつも何気無く通っているその道―――
――いつも話す友達――――
――自分を生んでくれた母親―――
それが
すべて幻想だったとしたら?
あなたはどうしますか?
狂ってしまうのか…
それとも…?
(´・ω・`)「ん…もう朝か…」
布団を重たげにめくると、そこには見慣れた天井。
(´・ω・`)「さて…そろそろ学校・・・あれ?」
最初の違和感に気付いたのは、7時10分。朝のことである。
(´・ω・`)「あれ…?いつもこの時間には母さんが携帯鳴らしてくれるのに・・・?」
携帯をチェックする。
しかし、着信は無い。
(´・ω・`)「まあ…忘れてるのかもしれない、早く下に降りよう」
しかし…この時気付かなければならなかった…
最初の違和感に…
ドタドタと、階段を降りる。
(´・ω・`)「母さ~ん」
返事は無い。
それどころか、人の気配がしない。
(;´・ω・`)「あ、あれ?今日は仕事も何も無いはずなのに…?」
ショボンは、大変な事になるかもしれない…という不安を直感的に感じていた。
(;´・ω・`)「と、とりあえず学校いこう、帰ったら母さんがいるかもしれないから…」
しかしショボンは感じていた。
もうこのまま、母さんは帰ってこないのでは…?という、
ショボン自身にとっては感じたくも無い疑問を覚えていた。
(´・ω・`)「さて、学校いくかな」
ショボンは誰もいない部屋に、行ってきますと一言言い、部屋を後にした。
ショボンは学校へ続く道を歩いていった。
ショボンは、学校へ近づくにつれ、不安にかられていった。
(;´・ω・`)「今朝…どうしたんだろう…お母さん…大丈夫かな…」
学校へ着いた。
しかし
そこは学校とよべるものではない。
呼ぶとするなら…
廃墟。
(;´・ω・`)「ここ…学校だよね…こんなにボロボロだったっけ?」
(;´・ω・`)「なんか…おかしいぞ…?お母さんには会えなかったし…そしてなにより…」
ショボンは、気付いた。
気付いてはいけないことに、気付いた。
(;´・ω・`)「人が…居ない?」
そうである、しかし、人だけではない。
ハッとショボンは思い出す。
(;´・ω・`)「そうだ…動物…スズメも…蚊も…何も…誰もいないんだ!」
ショボンは気付くと、絶望に打ちひしがれた。
(´ω`)「これから…どうしよう」
人一人…いや…アリ一匹いない町の中央にショボンは取り残されたのだ。
(´・ω・`)「とりあえず、学校に入ろう。」
そう言って振り返る。
しかし…
学校はなかった。
いや
残骸が残っていない…
つまり…
『消えている』のだ。
(;´・ω・`)「さっきまで…学校はあったはず…なのに何故…?」
風に吹かれて一枚の新聞らしきものがとんでいった。
その紙に印刷されていた文字を、僕は忘れないだろう。
世 界 消 滅
と…
消滅。
それは物が消えること。
無くなることではなく、
消える。
消え去ることである。
(;´・ω・`)「世界…消滅?」
そう。この4文字は、ショボンにとどめを刺すのには十分だった。
(ω)「ウフ…ウフフフ…」
ショボンは狂った。
狂ったようにではなく、狂った。
そう、
彼の精神も『消滅』しかけているのだ。
(´゜ω゜`)「アハハハハ!楽しいねえ!」
(´゜ω゜`)「ウフ!ウフ!ウフフフフ!」
周りの建物などが、次々と消えている。
そして…
(´゜ω:::::.「イヒヒヒヒ!」
彼もまた、消えていった。
(´:::::.「…!…!」
そして、
全てが消えた。
―――おわり―――
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