証券 K.2nd:総合短編

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君に声は届かないようです   2008.12.31

閲覧注意

九十八のようです   2008.12.31



ショボン。
君は、私の全てだった。

ゆっくりと私の体が落ちて、大地に叩きつけられるまでの僅かな時間だが、
君との思い出を語ってみようと思う。
所詮は敗者の戯言だ、真剣には聞かないで欲しい。

いや、真剣に聞いてほしい。
私は、君を、ショボン。どうしようもなく愛していたのだから。

正確な日付はすっかり忘れてしまったが、君と出会ったのは、春の日。
陽光零れるアンティークショップで、陳腐なセリフだがまるで運命の赤い糸に
導かれたかのように出会い、そうして惹かれあったな。

「一目惚れしたんだ」

今でもそのセリフを思い出すと、気恥ずかしく、くすぐったく感じるよ。

君と出会い、君を知り、そうして君と共に暮らすようになるのに、時間はさほどかからなかった。
それからの、君と紡いだ私の日々は、恐ろしいほどの幸福に満ち溢れていたんだ。

君の瞳に映りこんだ私は、自分でも気恥ずかしくなるほどに輝いていたよ。
壊れ物を扱うように、いつだって繊細な手つきで私に触れてくれる度、私はほんの僅かばかりの
照れと、溢れんばかりの愛情をもって、自分という存在がこんなにも輝くのかと感動すらしたんだ。

君は、今までのどんな相手とも違う。
君が見せてくれた風景は、これまでの年月に見てきたものを風景と呼ぶのもおこがましい程に輝き、
鮮やかな色彩に包まれていたんだ。

今、この瞬間のようです   2008.12.29


( ^ω^)「幸せの定義?」

 隣を歩く恋人にそんな事を聞かれた。
 こんな質問をされると、今幸せじゃないのかと勘ぐってしまう。
 だけども、彼女が言うように幸せの定義は千差万別であり、人それぞれだ。
 
 俗に言う幸せとは何か。この問い掛けは永遠に答えは出ない事だと僕は思う。
 幸せとはこうであり、こうあるべきものだ、なんて一つの枠に収められる物じゃない。
 そんな小難しい事を言ったって、答えをはぐらかしているだけと思うだろう。
 

( <●><●>)的平和日常のようです   2008.12.29


 
(#*‘ω‘ *)「……」

 その日、彼女の機嫌は最高に悪かったと言えました。
 それなのに。

(;><)「あう……」

 そこには無残に潰れた蜜柑と気まずそうな私の主人こと、馬鹿が一人いました。
 馬鹿、ビロードは彼女が大事にしていた蜜柑を踏みつぶすという、とても私には真似の出来ない芸当を成し遂げた故にこの様になってしまったのです。

(;><)「あ、あの……」

(#*‘ω‘ *)「……ぽ?」

(;><)「なっななな何でも無いんですある訳無いんです!」

 ちらりと、ビロードは私の方を見ます。
 その目が私に『助けて』と訴えているのはワカッテマス。

(;><)「……」

(<●><●> )「さて、そろそろ夕飯の用意をしなくては」

(;><)「まだ十二時なんです!」

なぞなぞを出すようです   2008.12.29


    高 校 に て


('、`*川「口の中に棒状のものを出し入れして、
     最後に白い液体をはき出すのなーんだ?」

川 ゚ -゚)「フェ……」

从*゚∀从「フェ、フェラだろ?」

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