TOP > 総合短編
スポンサーサイト --.--.--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
('A`)が救われるようです 2008.08.27
('A`)「ああ、そろそろ12時か……ID浄化タイムだぜ」
ドクオがパソコンの画面の隅っこを見ると、
デジタル表示の時計がもうすぐ0時になろうとしている。
せっかくだからIDが変わる前に言いたい事を言っておこうかと、
ドクオはまたキーを叩き始めた。
('A`)『ID変わるから言うけど、俺……』
( ^ω^)ブーンが魔法のランプを見つけたようです 2008.08.27
( ^ω^)ブーンが魔法のランプを見つけたようです
( ^ω^)「あーマジ暇すぎてついついゴミ捨て場を漁ってしまうお」
( ^ω^)「!!!」
( ^ω^)「薄汚いランプハケーン」
( ^ω^)「絵本とかだとこういうランプをさすると中からランプの精が出てくるんだお」
( ^ω^)「・・・」
( ^ω^)「ここか?ここがええのんか?」
スリスリ
モクモク
( ^ω^)「擬音がやる気無さ過ぎるのは仕様ですwwww」
(;^ω^)「・・・って煙出とるがな!!!」
('A`)「・・・」
(;^ω^)「・・・」
('A`)「ヤッホー」
(;^ω^)「ヤ、ヤッホー」
奇妙な三角関係のようです 2008.08.24
辺り一面鈍色の世界。
土色の蜘蛛は何も言わずその長い脚で枯れ枝にしがみつくように佇み、じっと彼女の食事の終わりを待っていた。
ξ゚⊿゚)ξ「待っていてくれたのは嬉しいけど、どうせ私はあんたに捕食される側なんだから、お礼を言うのも癪に障るわね」
蜘蛛が背に感じていた微かな重みがすっと消える。毒々しいまでに鮮やかな羽根をひらひらと揺らし、彼女――蝶は蜘蛛の目の前に止まった。
ξ゚⊿゚)ξ「さあ、どうぞ」
( ^ω^)ブーンは不死身のようです 2008.08.24
( ><)世界の終わりのようです 2008.08.22
('、`*川 「にしてもお笑い草ねー」
ふわふわとした仕草で一軒家を仰ぐ。僕も其れに習ったけれど、血が足りていないのかぐらりと地面が揺らいだ。彼女が支えてくれようとするのを、避ける。
おぞましいものを避けるように、避けて、しまった。
('、`*川 「……あ、ごめん」
( ><) 「……ごめんなさいなんです」
気まずい空気が漂う。
足元のアスファルトがぐらぐらと揺らいでいるような気がした。
実際、揺らいでいても不思議ではなかった。なんて言ったって世界の終わりだから。