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夏休みのようです 2008.08.02
( ><)「行って来ますなんです!」
僕はラジオ体操のカードを持って家を出ました。
綺麗に咲いた朝顔が僕にいってらっしゃい、と言ってるんです。
僕が公園に着く頃にはもう町内会の人達が集まってます。
( <●><●>)「お早う、ビロード」
( ><)「ワカッテマスくん、お早うなんです!」
(*‘ω‘ *)「ちんぽっぽ!」
( ><)「ちんぽっぽちゃんもお早うなんです」
近所に住んでる二人、ワカッテマスくんとちんぽっぽちゃんはもう公園に来てました。
この二人は入学式の日からの友達で、入学してから三ヶ月の間に何回も遊んでました。
そんな二人との毎日はとても楽しいんです。
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(´・ω・`)部屋から出ないようです 2008.08.02
煙草の煙が部屋を白く染めていた。
部屋にあるもの全てがぼんやりしている。iPodでさえも、幻想的なものに見える。
電源が付かない壊れたiPodだからだろうか。壊れてしまったものに哀愁を感じているのかもしれない。
だからiPodを窓から放り投げた。ガシャン、と音がした。ポイ捨てはいけないと思った。あとで拾いに行こう。
一箱分のキャスター全部に火を付けて、灰皿の上に置いた。
もくもくと立ち上る煙はますます部屋を白くした。
キャスターのバニラフレーバーの香りが感じられない。ヤニ臭い。お香の代わりに焚いてみたのだが、効果がなかった。
灰皿の隣にあったコーヒーをキャスターにかけた。火が消えた。机がコーヒーまみれになった。
しかし部屋は白いままだ。換気を一切していない部屋だから仕方ない。
ζ(゚ー゚*ζ「何吸ってるの?」
(´・ω・`)「煙草」
ζ(゚ー゚*ζ「銘柄を聞いてるんですよ?」
(´・ω・`)「キャスター・マイルド」
ζ(゚ー゚*ζ「ふぅん。それはいいものなの?」
(´・ω・`)「これはいいものだ。僕の伴侶」
ζ(゚ー゚*ζ「普通、そういう時は相棒って言うものじゃない?」
(´・ω・`)「マルボロなら相棒だけど、キャスターは伴侶になるんだよ」
ζ(゚ー゚*ζ「ふぅん?」
相変わらず視界は悪い。
女の声は煙の中から聞こえた。もしかしたら煙が話かけてきているのかもしれない。
綺麗な声だった。デパートのアナウンスのように聞き取りやすく、コンビニ店員のいらっしゃいませのように印象に残らない声だった