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『靴』 2008.08.21
刹那に抱いた夢と共に、儚い旋律が身を焦がす。
誰かが歌い、踊りは止まぬ。
ああ、それは幻だろうか。
(* ー ) ほら、貴方も。
冷たい音色が身を焦がす。
狂気の歌は終わらない。
歌声に合わせ少女は踊る。
鮮血に染まろうとも、その足は止まらない──
(* ∀ ) 一緒に踊ろ、楽しいよ。
背筋が凍る夢を見る。
彼方で眠る歌を聴く。
あぁ、それは───
(* ∀ )少女の靴は赤い靴、真っ赤な靴は止まらない。
(* ー )彼女の靴は赤い靴、悪魔の靴は止まれない。
眠りを知らない悪魔の歌、終わりを知らない彼女の靴。
歌声に合わせ彼女は踊る。
悪魔の靴、魅入られた彼女は止まれない。
鮮血に染まろうとも。
(* ー ) さ ぁ 、永 久 の 宴 を 。 ( ∀ *)
樵が斧を振り下ろす。
跳ねる鮮血狂気の歌。
少女の意識は夢の中、彼女の歌は止まらない。
(* ∀ ) さぁ永遠を
貴女と共に( ー *)
永久を知らない少女の躯、終わりを知らぬ赤い靴。
千切れた足は靴に抱かれ、笑いながら歌いながら堕ち逝く。
「さあ、永久の宴を。」
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