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( ∴)は夢を見るようです 2008.10.11
ここはブーン系小説控え室。
出演未定のキャラクター達が大部屋で待機していた。
( ∴)「あー、俺も主役やってみたいよな…」
( ∴)「つーかまず作品に出たいわ。ここ数ヶ月水だけで生活とかやばくね?」
彼の名はゼアフォー。
代表作…無し。
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ブーンは公園にいるようです 2008.10.11
ここはある公園。どこにでもある、平凡な公園。
平凡とは特別な所が無い事。普通。並。
では、この公園には特別な所が無い、と?
否。否。それは断じて否であるッ!
ここが、平凡な公園だと!? 何を持って平凡だと! 何を持って平凡だと!
砂場。滑り台。ブランコ。鉄棒。
それだけあれば平凡だろう。だが、だがだよ! 画面の向こうの君達よ!
その平凡な公園は、たった一つ。たった一つの存在が特別にするッ!!
今思えば、平凡とは一つの事で特別な事に変わるものだよ。
例えるならいつもの友達との遊びに女の子が加われば特別。普通の物に何か特典が付けば特別。
話しが逸れたが、つまり、この平凡な公園は平凡じゃないのだよ!
ああ、もうそれはそれは特別な公園になっている!
ξ*゚⊿゚)ξ「あははー」
あの、幼女がいる事によって!!
ブーンは公園にいるようです
( ^ω^) サイダーvsコーラ ξ(゚⊿゚ξ のようです 2008.10.11
サイダー。覗くと向こう側が透けて見える無色透明で、それを口に入れてみるとたちまちほどよい甘味と酸味が口の中へと広がっていく。
香りは柑橘系の爽やかな香りで、それはまるで静かに揺れる湖面のようで、清涼飲水の域。いや、それ以上かもしれない。
( ^ω^)「うめぇwwwwwwwww桜の塩漬け付きつぶあんパンとの相性良すぎだおwwwwwww」
ここはある公園。どこにでもある広い敷地に平日は主婦が和やかに世間話に花咲かせ
休日は家族サービスに奮闘する父が子を連れてやってきてはキャッチボールや自転車の乗る練習に励む、そんな平凡な公園。
( ^ω^)「ゴクゴクゴク……っぷぁ!! やっぱりサイダーは最高に美味いお!!」
その公園で平日の昼間にも関わらずに日影のベンチに腰掛けて大声で独り言を話す男がいた。
片手に白色のベースに緑の彩色の施されたサイダーの缶をにぎりしめ、片手にあんパンというどうなのかと思う組み合わせの昼食を持っている。
コーラ。黒々としている中にも僅かな明るさのある炭酸飲料。
多量のカフェインと砂糖が含まれているそれは甘い。
だが、その甘さを和らげるように炭酸の刺激があり、それでいて甘さを引き立てている。
甘さの中に刺激がある。それはまるで恋愛小説のように可憐であった。
ξ゚⊿゚)ξ「コーラ。それは愛
コーラ。それは希望」
ここはある公園。どこにでもある広い敷地に平日は老人がゲートボールに勤しみ
休日は老人が孫を引き連れてアスレチックで遊び、そのうちにいつの間にか老人があの世というゲートに自身というボールをインしてしまう、そんな平凡な公園。
ξ゚⊿゚)ξ「ゴクゴクゴク……っふぅ! やはりコーラは非常に美味であるな」
その公園で平日の昼間にも関わらずに日影のベンチに腰掛けてボソリボソリと独り言を話す女がいた。
片手に鮮やかな赤一色に染められたコーラの缶をにぎりしめ、
片手でくるくると巻かれた髪をいじっている。
まだ、二人は気付いていない。宿敵が隣のベンチ、僅か十数メートルの距離にいる事を。
二人はまた、缶を傾けるとそれぞれの飲み物をグイッと首を後ろに向け一気に最後まで飲み干した。
( ^ω^)ξ゚⊿゚)ξ「「っぷぁ! やっぱりサイダー(コーラ)は最高だお(な)!!」」
( ^ω^)「お?」
ξ゚⊿゚)ξ「ぬ?」
二人は、その時にお互いの存在を確認した。そして、一瞬目を合わせただけで感じ取った。
( ^ω^)(こいつ……)
ξ゚⊿゚)ξ(ほう……こやつは)
そう、自らの宿敵である力量を感じ取ったのだ。こいつはできる、と。
( ^ω^)(おっおっ)
ξ゚ー゚)ξ(こいつは楽しくなりそうだな)
二人の間に見えない火花が散り、戦いの火ぶたは切って落とされた。
( ゚∀゚)女装大作戦のようです('A`) 2008.10.11
(* ゚∀゚)「超いい事思いついたんですけどおお!!」
女性教師の声とノートに文字を書き込む音以外は、男同士が愛し合う不気味な物音しか聞こえない。
そんなVIP高校2年A組の教室に、ジョルジュの叫び声が響き渡っていた。
他の生徒たちが呆然とする中、ドクオは目の前にいる親友に声をかけた。
(;'A`)「おい……今授業中だぞ……」
_
( ゚∀゚)「んな事どうだっていいんだよ!」
(;'A`)「よくねーよ、みんなこっち見てんだろが」
_
( ゚∀゚)「見られて感じてハッピーハッピーだろ」
('A`)「ねーよwwww」
J(#'ー`)し「クラああああああ!! 何でけー声でペチャクチャ喋っとんじゃワレらああああああ!!!」
気がつくとジョルジュ達の前には鬼の様な表情をしている女性教師がいた。
閻魔大王も裸足で逃げ出すレベルの鬼女だ。
しかし、生徒たちにとって、この様な光景は日常茶飯事なので、もう慣れてしまっていた。
ジョルジュに至っては、鬼女の怒りを静める技を習得しかけている。
( ゚∀゚)「先生、ちょっとしたお喋りくらい許してくださいよ」
J(#'ー`)し「ちょっとどころの騒ぎじゃねーからブチ切れてんだろ!!
普通、授業中のちょっとしたお喋りっつったらコソコソ話のレベルだとおいどんは思いますたい!!
それなのに御主達は『授業妨害? 何それおいしいの?』と言わんばかりの大声で喋りよると!!
ワイはそれが許せんかったから怒っとるばい!!」
_
( ゚∀゚)「そんなことより先生、おっぱいの形が綺麗ですね」
ジョルジュのその一言で鬼女の顔から怒りの色が消えていった。
J( 'ー`)し「グリフィンドールに10点、授業を再開します。」
_
( ゚∀゚)「シャオラッ」
('A`)「お前凄いな……あんな干し柿みたいなのお世辞でも綺麗って言えねえぞ……」
ドクオが修学旅行で行った沖縄の海での風景を思い出しながら小声でそう話しかけたとき。
鬼女の地獄耳が炸裂した。
J(#'ー`)し「ドクオてめー!! 反省文二百枚書いて持って来い!!」
二人が卑猥な言葉を書き始めて約三十分、未だ作文用紙は百八十枚ほど残っていた。