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流石な父者のようです 2008.07.11
そんな匂いが腹を刺激し、 くぅ と音を鳴らしながらとぼとぼと歩く男が一人。
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「あぁ、腹が減った」
名は流石父者。
49歳。ストレスと遺伝からくる頭頂部の禿げあり。影薄し。
本来ならば家族の大黒柱であるはずの彼は、
今ではその座を妻に奪われかけており、家族内での扱いは悪い。
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「……たまにはビールが飲みたいな。うん」
そんな彼の楽しみは、毎晩晩酌として簡単なおつまみ共に発泡酒を飲む事。
彼の稼ぎは決して多くない。なので好物のビールは飲めないのだ。
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)「あー 金持ちになりたいなぁ」
家の玄関先。トビラを開く前に一人愚痴る。
ため息をついた後、彼は家の中に入って行った。
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七夕のようです 2008.07.11
七月七日、七夕の夜。
残念ながら、その日は雨だった。
( <●><●>)「これで良かったのは、分かってます」
吊す事も叶う事も無かった短冊を、私は破いて捨てた。
これで良かったのだ。
もし吊していたら諦められなかったかもしれない、だから、これで良かったのだ。