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('A`)のフレッシュミントのようです 2008.12.11
フレッシュミント。
さわやかに聞こえるこの響き。普通の人からすれば十分さわやかなものだろう。
けれど、俺はあまり好きじゃない。 ('A`) 「辛すぎんだろ・・・」
昨日買ってきたガム。いつもはあまり食べないミント系のガムを買ってきた。
案の定、俺の口には合わない。
('A`) 「しかもボトルで買っちまったし・・・。あ~、後悔」
(*゚ー゚) 「隣、いいですか?」
('A`) 「へっ?あ、構いまへん」
きょどって噛んだ。これだから俺は・・・。
(*゚ー゚) 「ふふ、××くんって面白い人なんですね」
名前を知ってるということは、どこかで接点があったのだろうか。
俺には全く記憶がない。
(*゚ー゚) 「あ~、あたしこのガム好きなんですよ。もらってもいいですか?」
('A`) 「べ、別にいいよ」
(*゚ー゚) 「それじゃーいただきます」
彼女はすごくうれしそうだ。それほどこのガムが好きなんだろうか。
そんな彼女の笑顔はとても素敵で、俺はつい魅入ってしまった。
(*゚ー゚) 「あの、あたしの顔に何か付いてます?」
('A`) 「いやあ、とても可愛く笑うな~、って」
(//ー/) 「そんなことないですよ。あたしなんか全然可愛くないです」
何言ってんだ俺は、思ったことがつい口に出ちまった。
言わんでもよかったこともしゃべっちまうから今まで苦労してきたというのに。
今も彼女を困らせちまったじゃねえか。
昼休みの終了を告げるチャイムが鳴る。
そろそろ行かねえと次の講義はうるさいあいつの講義だ。
('A`) 「じゃあ、僕はこれで」
(*゚ー゚) 「あ、あの」
('A`) 「はい」
(*゚ー゚) 「明日もここにいらっしゃいますか?」
('A`) 「まあ、多分」
(*゚ー゚) 「だったらまた明日、ですね」
フレッシュミント。
さわやかに聞こえるこの響き。普通の人からすれば十分さわやかなものだろう。
俺は苦手だったが、なんだか好きになれそうだ。
お題
・近くにあったガム
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