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( ´_ゝ`)流石兄弟は語り合うようです(´<_` ) 2008.09.20
『( ´_ゝ`)流石兄弟は語り合うようです(´<_` )』
(*´_ゝ`)「やっべwwwwwww俺この角度テライケメンwwwwww」
(´_ゝ` )三サッ
(´_ゝ`*)「パネェwwwwこの姿勢もテラハンサムじゃねwwwwww」
(´<_` )「……」
(´_ゝ`*)「……」
(´<_` ;)「……兄者?」
(´_ゝ`;)「……」
サッ三(; ´_ゝ`)「……」
( ´_ゝ`) 「弟者か。いつからそこにいたんだ? ノックをしろと
いつも言っていただろう常考」
(´<_` ;)「いや……うん、今更クールぶろうとしても無駄だと思うが。
ていうかそっちこそいつの間に人の部屋n」
( ´_ゝ`)三つ 「そぉい!」
サッ三(´<_` )
( ´_ゝ`) 「……む。俺の黄金の右をよけるとは。腕をあげたな弟者」
(´<_` )「そのヘナチョコパンチが黄金の右だと言うのなら、
全人類がボクシングのチャンピオンだな」
(´<_` )「……ていうか、普通に俺を殴れないだろ、兄者は」
( ´_ゝ`) 「そうだった。流石弟者、冴えているな!」
(´<_` )「冴えてない。兄者がおかしいだけだ。
ていうかもっと雰囲気を大事にしろ」
( ´_ゝ`) 「規格外の男、それがこの兄者様さ!」
(´<_` )「黙れ」
( ´_ゝ`) 「……」
(´<_` )「……」
( ´_ゝ`) 「……いやー、しかしいい夜ですな」
(´<_` ;)「何、急に」
( ´_ゝ`) 「話題提供の下手そうな弟者のために、話の切欠を
与えてやっている俺、プライスレス」
(´<_` )「いやもう本当黙れお前」
(; ´_ゝ`)「い、いいの弟者君!? 考え直さない!?
俺なんて黙ってたらひたすらエロ画像収集しちゃうよ!?
こんな素敵な夜に兄者がそんなんで、いいの弟者は!?」
(´<_` )「……何かもうそれでもいいような気がしてきた」
(; ´_ゝ`)「またまたー! 何、弟者ツンデレ? ツンデレなのねぇ?」
(´<_` )「……」
(´<_` )「……」
(´<_` )「ハァ」
(´<_` )「……ああ……確かにいい夜だ……」
( ´_ゝ`) 「……」
(´<_` ;)「兄者?」
( ´_ゝ`) 「……いきなり10行前の話題に食いつかれて
思考回路がショート寸前だった」
(´<_` )「やっぱ黙れお前」
(; ´_ゝ`)「いやああああ! お話してええ!!
話してくれたらいいこと教えてやるからああッ!」
(´<_` )「……いい事……?」
( ´_ゝ`) 「利のある話だとすぐに食いつく弟者君たら俗物ですね!
そんなんじゃハマーン様に嫌われ……」
(´<_` #)「……」
( ´_ゝ`) 「オーケー。時に落ち着け弟者。いい事とはつまり、
『兄者特製ガーリックチーズトースト』の作り方だ」
(´<_` )ピクッ
(* ´_ゝ`)「フフフ、反応したね明智君」
(´<_` ;)「うるさい……が、兄者が作ったにしては美味かったしなあ。
しかし、あれを三食食べていた兄者は流石に異常だったな」
( ´_ゝ`) 「流石兄者だけに!」
(´<_` )「誰がうまいこ……いや、うまくないな」
( ´_ゝ`) 「ヒデェ」
( ´_ゝ`) 「まぁいいや。兄者特製にして唯一作れる
ガーリックチーズトーストの作成方法を伝授するッ!
料理は心! まずそれを忘れるな!」
(´<_` )「トースト如きにムキになるな」
( ´_ゝ`) 「味皇様に怒られるぞ。口から出たビームで……
まぁそれもいい。いいか、味の決め手は面倒がらずに
生ニンニクを使う事だ」
(´<_` )「面倒くさがりの兄者からそんな言葉が出るとは……
……月日が経つのは早いな」
( ´_ゝ`) 「それは賞賛と取っても?」
(´<_` )「馬鹿にしたつもりだが」
(# ´_ゝ`) 「キー悔しい!」
( ´_ゝ`) 「しかし今夜は寛大な俺なのであった。許す。
まぁ、ガーリックパウダーなんぞ使わずに生ニンニク使え
って事だよ、弟者」
(´<_` )「……」
( ´_ゝ`) 「……そこにあるの、お前が作ったやつだろ?」
( ´_ゝ`) 「ペロッ……これはガーリックパウダー!!」
(´<_` )「……ああ……。まさか、兄者がそんな面倒な作業してるなんて
知らなくてな。見様見真似で作ってみたが……」
(´<_` )「……どうにも、兄者が作ったのと、同じ味がしなくてな」
( ´_ゝ`) 「まぁ、仕方ないさ。俺たちは双子だけど、お互いに
知らない事だってたくさんある」
(´<_` )「……知らない、事?」
(; ´_ゝ`) 「ああ……って、弟者? 沈んでない、なんか?」
( <_ )「あるさ……知らない事なんかたくさんあるさ」
(; ´_ゝ`)「ちょww弟者ww笑ってwww」
( <_ )「トーストの作り方だってそうだ。俺は今教えられるまで
知る事もなかった」
(; ´_ゝ`)「ほらww今お兄ちゃん面白い格好してますよwww」
( <_ )「俺はさ、言ったよな? 兄者。雰囲気を大事にしろって」
( ´_ゝ`)「……」
( ´_ゝ`) 「……湿っぽいのは、苦手なんだよ」
( <_ )「……湿っぽいのが苦手だって? そんな事も、俺は知らなかったよ!」
( ´_ゝ`) 「……」
( <_ )「もっと俺はそういう兄者の事を知りたかったし、
兄者にも俺の事や家族の事とかもっと知って欲しかったのに!」
(;<_; )「なんで! なんで死んじまったんだよ、兄者!!」
( ´_ゝ`) 「……ゴメン」
(;<_; )「謝るなよ、畜生!」
( ´_ゝ`) 「湿っぽいのは苦手なんだって、本当に。
残された時間は少ないんだ、ちょっとでも楽しもうぜ弟者」
(;<_; )「……」
(´<_` )「……すまん、取り乱した。兄者の言うとおりだな。
兄者に諭されるとは、流石の俺でも思わなかった」
(* ´_ゝ`)「流石兄弟なだけに!」
(´<_` )「……」
(; ´_ゝ`) 「あれ……ツッコミ不在……?」
(´<_` )「……」
(´<_` *)「そうだな……流石兄弟だけに!」
(; ´_ゝ`) 「おおう……自分のボケを他人に言われると、
すべり具合がよく解る」
(´<_` )「……やっぱお前もう還れ」
(; ´_ゝ`)「ウソウソゴメーン弟者!! 夜明けまでしかいれない
お兄ちゃんのためにお話してえええッ!」
その日の弟者の部屋には、朝日が昇るまで一晩中、煌々と明りが灯っていた。
今日は、お盆。
終わり
お題
・テラハンサムwwwwwwwwwwwwwwww
・生ニンニク使用のガーリックチーズトースト
・ああ、いい夜だ……
・沈む
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