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(´・ω・`)部屋から出ないようです   2008.08.02


 煙草の煙が部屋を白く染めていた。
 部屋にあるもの全てがぼんやりしている。iPodでさえも、幻想的なものに見える。
 電源が付かない壊れたiPodだからだろうか。壊れてしまったものに哀愁を感じているのかもしれない。
 だからiPodを窓から放り投げた。ガシャン、と音がした。ポイ捨てはいけないと思った。あとで拾いに行こう。

 一箱分のキャスター全部に火を付けて、灰皿の上に置いた。
 もくもくと立ち上る煙はますます部屋を白くした。
 キャスターのバニラフレーバーの香りが感じられない。ヤニ臭い。お香の代わりに焚いてみたのだが、効果がなかった。
 灰皿の隣にあったコーヒーをキャスターにかけた。火が消えた。机がコーヒーまみれになった。
 しかし部屋は白いままだ。換気を一切していない部屋だから仕方ない。

ζ(゚ー゚*ζ「何吸ってるの?」

(´・ω・`)「煙草」

ζ(゚ー゚*ζ「銘柄を聞いてるんですよ?」

(´・ω・`)「キャスター・マイルド」

ζ(゚ー゚*ζ「ふぅん。それはいいものなの?」

(´・ω・`)「これはいいものだ。僕の伴侶」

ζ(゚ー゚*ζ「普通、そういう時は相棒って言うものじゃない?」

(´・ω・`)「マルボロなら相棒だけど、キャスターは伴侶になるんだよ」

ζ(゚ー゚*ζ「ふぅん?」

 相変わらず視界は悪い。
 女の声は煙の中から聞こえた。もしかしたら煙が話かけてきているのかもしれない。
 綺麗な声だった。デパートのアナウンスのように聞き取りやすく、コンビニ店員のいらっしゃいませのように印象に残らない声だった

('A`)童貞は愛を護るようです   2008.08.01



 法廷には、まばらな人影しかいなかった。
 俺の姉さんは、傍聴席の後ろの方で、不安げな瞳を俺に向けている。
 隣には、二人のかけがえの無い親友の姿もあった。

 彼らの不安を和らげようと、必死に笑おうとしたけれど。
 筋肉が固まったかのように、引きつった顔しか出来なかった。

(´・ω・`) 被告人。前へ

 裁判官にせき立てられ、壇上へ上がる。
 検察官が俺を品定めするように見てくるのがわかった。

 聞かせてやるよ。俺の声を。
 見せてやるよ。俺の生き様を。


('A`) その花言葉は「  」のようです 从 ゚∀从   2008.08.01




明かりを灯せば、純白に包まれるその部屋も

今は漆黒が部屋を染めている。

ただ、唯一色を持っているのは

花瓶挿された白の花だけ。

なあ、ハイン。

この花の名前って何だっけ?




 ('A`) その花言葉は「  」のようです 从 ゚∀从


『( ^ω^)科学者たちの多重奏のようです』   2008.08.01


『( ^ω^)科学者たちの多重奏のようです』

はーじまーるよー\(^o^)/

10レスだよー\(^o^)/


( ^ω^) 人間が人間のまま空を飛ぶための薬を作るお!長年の僕の夢を叶えるんだお!

ノハ ゚⊿゚) 博士、具体的なプランはあるのか!?

( ^ω^) 無いお!

ノハ ゚⊿゚) 人間には翼が無いんだから無理だってば!

( ^ω^) ヒート君…不可能と言う誤解を解く事こそが、我々科学者共通の本懐なんだお…

( ^ω^) そんなわけで、ちょっくら山奥にテントをはってアイディアを練ってくるお!

     /⌒丶
⊂二二二( ^ω^)二⊃ シュバッ!     |  /
     ( 丶ノ
    ノ>ノ
    レレ
   彡

ノハ;゚⊿゚) うわぁぁぁぁぁ博士が飛んだぁぁぁぁぁ!!!!!すげぇぇぇぇぇ!!!!!

【答えってのは、案外近くに転がっているもんだ】

みんな、みんな、生きているようです   2008.08.01


( ^ω^)「数学マジワカンネ」

( ^ω^)「脳が理解を拒むから、わからなくても仕方ないんだお」

( ^ω^)「こういう時の暇つぶしは人間観察に限るお」

( ^ω^)「一番後ろ、ど真ん中の席」

( ^ω^)「見られてることを対象に気づかせず、かつ、自分からは見放題な好物件」

( ^ω^)「とはいえ、あんまり真新しいことはないんだお」

( ^ω^)「相変わらず隣のジョルジュは寝てるし」

( ^ω^)「斜め前のミセリとしぃは喋りっぱなし」

( ^ω^)「女が二人は女々しい、女が三人で姦しい」

( ^ω^)「よくそんなにいっぱい話すネタがあるもんだお」

(`・ω・´)はちょっと歩くようです   2008.07.31


小学校高学年ぐらいのとき、思春期ってさ、自分は何でも出来る、どこまでも行けるってみんな思うよね。

夕暮れ時に近くの川の堤防から見た、あの遠く霞がかった山へと吸い込まれていく白いもこもこのようにどこまでも。

きっとこの空一面のオレンジ色はものの数時間でキラキラ光る星のものになるんだろう。

この空の変化を見ながら僕はどこまでも歩いていきたい。

そうだ、雲と一緒に山まで歩いて星と友達になろう。

ははっ、星と友達だってさ。僕、何言ってるんだろう。でもいいんだ、いつもよりちょっと近いところで星をみたいだけなんだ。

そんなことばっか考えてた。

小学生の頃、弟と散歩しているとき本当に急に思い立って僕は歩き始めた。


(`・ω・´)はちょっと歩くようです

川 ゚ -゚)ξ゚⊿゚)ξ今を憂い、未来を望むようです   2008.07.31

閲覧注意(百合的な意味で)
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