( ^ω^)がjojoの世界に現れたようです 3話目
- 1 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 16:24:16 ID:LtiLGMx+0
- 第3話
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| |
|Pisa(ピサ)はイタリア、トスカーナ州にあるアルノ川の河|
|川に位置する都市である。奇跡の広場に面するピサの斜塔 |
|や、ピサ大聖堂などのロマネスク様式の建造物群は美しく |
|日本人の観光客も多い。 |
______________________________________________________
僕達はあれから1時間ほどしてピサに到着したお。
すぐにブチャラティの指示通り皆それぞれ分かれてツンの捜索を
始めたお。
- 6 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 16:27:11 ID:LtiLGMx+0
- (;^ω^)「(・・・最低だお。早く帰りたいお。)」
僕が文句を言ってるのは、朝からずっと通行人でごった返すこの
街の捜索を5時間もさせられているからでも、お腹がすいたとか眠いとか
そういうわけでもないお。
理由は、
(;^ω^)「・・・あの・・・」
アバッキオ「やかましいぞっ!!黙って歩けねーのかテメーは!」
バァーーーーン!!
こういうわけなんだお。
- 7 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 16:27:56 ID:LtiLGMx+0
- (;^ω^)「・・・(なんでブチャラティはこんなのと組ませたんだお)」ブツブツ
(;^ω^)「・・・(うまくいくわけないお・・・)」
アバッキオ「・・・」カツッ、カツッ、カツッ
( ^ω^)「・・・(あ〜、ブーンしたいおwwww)」
( ^ω^)「・・・(静かにやれば多分、横わけも文句言わないおww)」
( ^ω^)「ブーンwwwブーンwww」
アバッキオ「・・・」ピタッ
- 8 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 16:28:50 ID:LtiLGMx+0
- ドンッ・・・
( ^ω^)「ブー・・・ぐえっ!!!」
(;^ω^)「ぶ、ぶつかってすいません。前を見てませんでした・・・」
アバッキオ「ここだ、『ピサ中央駅』」
( ^ω^)「えっ・・・!」
アバッキオ「2日前にツンデレがシエナ駅から乗った列車の発車時刻は午前9時。大体
列車で1〜2時間程度だから、ツンデレがここで下車したなら、
ここの改札口で、『二日前の10時から11時』を
探せば見つかるはずだ。」
- 9 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 16:29:53 ID:LtiLGMx+0
- ( ^ω^)「…探すって何をするんですか?」
アバッキオ「テメーに出来る事は黙って待ってることだけだ。向こう行ってろ。
こっち見るなよ。」
(#^ω^)「ビキビキ・・・(このハゲ・・・)」
タッタッタ・・・
- 10 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 16:32:20 ID:LtiLGMx+0
- ソーッ・・・
(#^ω^)「怒ったお。こっそり覗いてやるお・・・」
( ^ω^)「・・・あれがアバッキオのスタンドかお…」
( ^ω^)「・・・・・・・」
( ^ω^)「・・・キメェwwww動かなすwww」
10分たったお。
- 12 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 16:33:42 ID:LtiLGMx+0
- ( ^ω^)「・・・うはwwwテラヒマスwwww横わけ早くしろww」
アバッキオ「おい」
(;^ω^)「ヒィッ・・・!はい!」
アバッキオ「『サーチ』が終了した。ムーディーブルースで追跡するから、お前も来い。」
(;^ω^)「わかりましたお。(サーチって何だお)」
アバッキオ「ただし目は開けんなよ。お前にスタンドは見せねーからな。」
ブチッ
(#^ω^)「ふざけんなお!目つむって歩くなんて無理に決まってるお!」
- 13 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 16:35:25 ID:LtiLGMx+0
- クルッ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
アバッキオ「・・・なんだと?」
(#^ω^)「さっきから、アバッキオは無茶ばっか言ってるお!いつも
何かと威張るし、大嫌いだお!」
アバッキオ「テメェ〜、任務中は先輩の言うことは絶対だっ!俺はテメーの事なんか
どうとも思っちゃあいないがブチャラティの命令で面倒見てるんだぜ!
何も出来ねぇテメーの子守なんて…
まかされてる俺の身にもなってみろ・・・!」
(#^ω^)「べっ別に、アバッキオに守ってもらわなくても大丈夫だお!
ツンだって一人で探せるお!!!」
アバッキオ「何ィ〜ッ!?」
(#^ω^)「そうだお!もう一人で探すお!僕が一人でツンを見つけるお!」
ダァーッッッ・・・タッタッタッタッタ・・・
アバッキオ「フンッ、クソガキが…。いけ好かねー野郎だ。」
アバッキオ「・・・」
- 15 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 16:37:16 ID:LtiLGMx+0
- ************************************************
ザワザワ、サワサワ・・・
警官「・・・あぁ〜、交代まであと3時間かぁ・・・」
ガタッ・・・
警官「!ちょっと、あんた!」
???「・・・はい?」
- 16 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 16:37:43 ID:LtiLGMx+0
- 警官「斜塔は、今、補強の工事中でね、入れないんだよ。」
???「そんな・・・せっかく見に来たんだから良いじゃないですか」
警官「ダメだ。こいつはもう10年近くやってる工事でね。一般人の
観光客は一人も入れない決まりなんだよ。」
???「・・・わかりました。」
警官「ちょっと、待ちなさい。あんたの横の女性・・・気を失ってる
んじゃあないかね?」
???「いえ・・・、疲れて眠ってるだけですよ。」
- 17 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 16:38:20 ID:LtiLGMx+0
- 警官「・・・」
警官「・・・ちょっと署まで来てもらおうか。」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
???「ふぅ・・・ヤレヤレ。」
警官「・・・なんだと?」
スッ
バギィッッッ!!!!!!
???「地元のギャングの顔ぐらい覚えておくんだな、マヌケ。」
ズリ・・・ズリ・・・
******************************************
- 18 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 16:39:19 ID:LtiLGMx+0
- プァーン、パッパー!!
(#^ω^)「なんてヤツだお!超ムカツクお!」
( ^ω^)「・・・でもまぁこれでゆっくり自由にツンを探せるお・・・」
( ^ω^)「アバッキオなんていない方がいいお・・・!」
ガシィッ・・・!!!
( ^ω^)「!?」
男A「なんだぁ〜こいつは?豚かぁ〜!?」
(;^ω^)「ヒッ、ぶっ、豚じゃないお!」
男B「おいおい、喋ったぜ、コイツ。何だ人間かよ?」ヌゥ〜ッ
(;^ω^)「キッキメェwwwwさわんなwwww」
バギッ!!
男B「グッ、てめぇ!やりやがったな!」
(;^ω^)「ヤバスwww逃げるおwww」
ダーッッッッ
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・
- 19 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 16:40:15 ID:LtiLGMx+0
- (;^ω^)「・・・ふぅ・・・あぶなかったお。」
( ^ω^)「・・・?」
クルッ、クルッ
( ^ω^)「・・・」
( ^ω^)「どう見ても迷子です本当にありがとうございましたwww」
( ^ω^)「・・・でもどうせ街中探さないといけないんだから、いいお。」
( ^ω^)「僕の直感で、ツンを探しあてて帰るお・・・」
( ^ω^)「・・・最初の曲がり角は・・・右だお!!」
それから20分ぐらい歩いたお・・・
( ^ω^)「・・・ここは左!いや・・・右!」
( ^ω^)「捜索は楽しいおwww」
キラッ・・・
- 20 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 16:42:01 ID:LtiLGMx+0
- ( ^ω^)「?路地の奥で何か光ったお?」
タッタッ・・・
ゴゴゴゴ・・・
( ^ω^)「・・・!これは!」
- 21 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 16:43:07 ID:LtiLGMx+0
- バァァァァァーーーーーーン!!!
( ^ω^)「ツンだお!ついに見つけたお!」
ボタッボタッ…
(;^ω^)「(手首が切られてるお・・・血が・・・たくさん出てるお!!)」
(;^ω^)「(とりあえず縛ってあるロープを切らないと・・・)」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ・・・
???「ターゲット・・・バイト・・・」
(;^ω^)「!?なんだお!?」
- 22 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 16:43:53 ID:LtiLGMx+0
- バシャァッッッ!!!
(;^ω^)「うわっ!?ふぇなおひうfはおいふじこ@@!!」
メキッ・・・メキメキ・・・
グワッッ!!!
(;^ω^)「!壁から顔が!!!」
グォォォォーン!!!
(;^ω^)「・・・ダメだお!ヤラレるお!!!!」
!!!!!
- 24 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 16:50:23 ID:LtiLGMx+0
- !!!!!
ガシィッッッ!!! ズザァァァァッッ!!!
ガォォォン!!!!!!
( ^ω^)「・・・!?(生きてるお・・!)」
( ^ω^)「!!アバッキオ!!!」
アバッキオ「てめー、ちょこちょこ動き回りやがって・・・」
(;^ω^)「アバッキオ…?何でここに…」
(;^ω^)「!?路地の入り口にも僕がいるお…」
アバッキオ「…来いっ!ムーディーブルース!!!」
( ^ω^)「!!ちょwwwアレ、スタンドだったwww」
- 25 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 16:51:06 ID:LtiLGMx+0
- ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
アバッキオ「かなりでかいスタンドだったな…近距離パワー型か!」
アバッキオ「どいてろブーン!!!」
( ^ω^)「…わっ、わかったお!」
シィィィーーーーーーーーーン…
アバッキオ「クソッ、来やがれ!!」
ゴゴゴゴゴ…
アバッキオ「!!!!」
アバッキオ「ブーン、後ろだァーーーーーッ!!!飛べーーーーっ!!」
( ^ω^)「!!!とぅあっ!!」
ガォォォォォォン!!!!!
- 26 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 16:51:34 ID:LtiLGMx+0
- ズザザザァァーッッ
アバッキオ「一度逃げるぞブーン!」
ガッ!
(;^ω^)「ちょwww頭つかまないでwww」
ダァァーッッ!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
- 27 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 16:55:33 ID:LtiLGMx+0
- ダッダッダッダ
ダッダッダッダ・・・
アバッキオ「(どういうことだ。なんで俺じゃあなくブーンを襲った?)」
アバッキオ「おい、お前あそこで何をやっていた!?」
(;^ω^)「あそこにツンがいたんだお…。」
ダッダッダッダ…
- 28 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 16:56:44 ID:LtiLGMx+0
- アバッキオ「なんだと!?」
(;^ω^)「さっきの所にツンがいたんだお!それで…縛られてて…」
アバッキオ「俺が行った時には女なんていなかったぞ!?」
(;^ω^)「わかんないお…!それで縄を解こうとしてたら、
『ターゲット、バイトなんとか』って声が聞こえたんだお。」
アバッキオ「…バイト…」
( ^ω^)「その後は、さっきのデッカイ魚が襲ってきたんだお!」
ズザァァーッ!
アバッキオ「…とにかくここまで来りゃあ大丈夫だ。良いか、ここの公園で待っ」
ガォォォン!!!!
- 29 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 16:58:41 ID:LtiLGMx+0
- フォォン…バサバサッ…
(;^ω^)「ちょギリギリ…」
アバッキオ「…っ!バカな!早すぎる!!!
このパワー、このスピード、本体が追って来たのかっ!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
- 36 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 17:04:08 ID:LtiLGMx+0
-
グゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーーン…
(;^ω^)「誰もいないお!半径20メートル以内には誰も見当たらないお!」
アバッキオ「(パワー、スピード、射程距離…全て併せ持つスタンドなんていないはずだ…)」
アバッキオ「(狙われてるのは毎回ブーン?)」
- 41 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 17:08:10 ID:LtiLGMx+0
- アバッキオ「 自 動 追 跡 型 …!」
(;^ω^)「自動追跡型…?」
アバッキオ「…(何か…ブーンが目印になるものが)」
ゴシゴシ…
( ^ω^)「…目が痛いお…」
アバッキオ「何だとっ?」クルッ
( ^ω^)「さっき、何か光る液体をかけられたんだお…」ゴシゴシ…
アバッキオ「…」
アバッキオ「…それが目印か…。」
ガッ!!
- 42 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 17:09:28 ID:LtiLGMx+0
- アバッキオ「おい!」
(;^ω^)「はっ、はい!」
ドドドドドドドドドドドドドドドド・・・
アバッキオ「てめぇ、助かりたかったら今から絶対に俺の言う事を聞けよ!
次に逆らったらただじゃおかねぇ!」
(;^ω^)「わっ、わかりましたお…!」
- 44 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 17:10:28 ID:LtiLGMx+0
- アバッキオ「…今からさっきの場所に戻る。」
( ^ω^)「!!!fほあいうふぁふぁjjjふじこ@!」
アバッキオ「こいつは自動追尾型のスタンドだ。こいつはスタンドを倒しても
意味がない。本体を叩く。」
( ^ω^)「…で、なんでさっきの場所に戻るんだお!?」
アバッキオ「ムーディーブルースで本体をサーチして追跡する!良いからさっさとついてこい!」
ガシィッッッ!!!
( ^ω^)「ちょwwww頭つかまないでwwwまじで痛いwwwww」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
- 46 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 17:12:03 ID:LtiLGMx+0
- アバッキオ「ここだな…!」
アバッキオ「!!!あれかっツンデレはっ!?」
( ^ω^)「あれだお!さっきと全く一緒だお!縄もまた結んであるお!」
( ^ω^)「解いてあげるおっ…」
アバッキオ「触るなっ!!」
( ^ω^)「!?」
スッ…
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
アバッキオ「これは・・・、こいつは…人間じゃあない。似せてあるが…」
アバッキオ「疑似餌だな。これに食いついた人間をターゲットにしてるってわけか。」
- 49 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 17:14:45 ID:LtiLGMx+0
- ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
グァッ…
( ^ω^)「?」
アバッキオ「!! ブーン下だっ!」グイッ
グゥァァロォン!!!!!!! ガシュゥッッ!!
アバッキオ「グッ・・・」
アバッキオ「(急いだほうがいいな・・・)」
ガバァッ!!!
アバッキオ「ムーディーブルース!サーチだ!ここに居た人間、
開始時刻は2日前の午前11時だっ!」
ドドドドドドドドドドドドド…
- 60 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 17:20:43 ID:LtiLGMx+0
- アバッキオ「いいか、ブーン。よく聞けよ。一度しか言わねーからな。コイツは魚型のスタンドだ。
ある深海魚は疑似餌に寄ってきた魚に、発光液を浴びせて
追跡する、食らいつくまでだ。コイツはそれと同じだ。俺とお前はこれから、
ムーディーブルースのサーチが終わるまでここでこいつの攻撃をかわし続ける
必要がある。」
(;^ω^)「わかったお…!」
アバッキオ「そこで重要なのは逃げる『方向』だ!深海魚にかかわらず魚は、『バック』が
出来ない。こいつもそこは同じはずだ。気をつけなきゃあならないのは、横と
前方への動きはとてつもなく早いってことだ。絶対にその方向には逃げるなよ!」
(;^ω^)「…わかったお。」
ズォォォォォォォォォォ…
アバッキオ「来るぞ!!」
ガォォォォォォン!!!!!!
- 72 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 17:24:43 ID:LtiLGMx+0
- *****************************************************
ワーロー「あーっ、やっぱりここまで昇って来るのはきついな。」
ワーロー「…」
ワーロー「重てぇんだよ、このクソアマ!!」
ドガッ…!
???「ウッ…」
ドサッ…
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
ワーロー「まぁ後は、この女の追跡者を排除するだけだ。」
ワーロー「…俺のスタンドは無敵。
『ターゲット』を捕食するまで襲いつづける!」
*****************************************************
- 75 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 17:26:24 ID:LtiLGMx+0
- ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
ドッシャァァッッ…!!
( ^ω^)「アバッキオ!まだ終わらないのかお!」
アバッキオ「まだだっ!テメーは黙って攻撃をかわす事に集中してろっ!」
ドドドドドドドドドドドドドド
アバッキオ「(やけに時間がかかるな。と、いうことはついさっき
までここに本体が居たっつーことだぜ。そう遠くまでは
行ってないはずだ。)」
(;^ω^)「…疲れたお…」フラッ…
- 83 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 17:31:06 ID:LtiLGMx+0
-
グァバァァッッッ!!!
アバッキオ「ブーンっっ!!!」
ドガァァァァッッッ…!!
(;^ω^)「!!!アバッキオ!!!」
アバッキオ「ボサッとしてんじゃねぇぞ、このクソガキがぁ〜っ!!」
ボタッボタッ…
- 85 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 17:32:45 ID:LtiLGMx+0
- (;^ω^)「アバッキオ…!わき腹が…」
アバッキオ「ボーッとしてんじゃねぇって言ったんだぜ?
こ れ は 『命 令』 だ!
い い か !!
かわす事だけに集中してろっ!!!」
(;^ω^)「…わかったお。ごめんだお…。」
アバッキオ「(クソが…まだ終わらねーか、ムーディーブルース)」
- 93 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 17:38:19 ID:LtiLGMx+0
- シュッシュィィーーーーン…!!!!
( ^ω^)「!アバッキオ!ムーディーブルースが!」
アバッキオ「あぁ…サーチは終わったようだぜ…!
今度は俺達がアイツを追い詰める番だっ!」
***************************************************
- 111 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 17:49:14 ID:LtiLGMx+0
-
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
ワーロー「そろそろ誰かが引っかかってても良い頃だな…。
もしくは全員やられているか…フフ。」
ドゴォォォン…!!!!
- 112 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 17:49:49 ID:LtiLGMx+0
- ワーロー「!?」
バギバギバギバギバギバギ…!!!!!
ドガァッッ!!!
ガオォォン!!!!!
ドシャァァッッ!!!
アバッキオ「なんとか・・・間に合ったな・・・」
- 116 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 17:53:59 ID:LtiLGMx+0
- ド ド ド ド ド ド ド ド ド
ワーロー「今のは・・・俺のスタンド!?」
アバッキオ「そうだぜ、今のはテメーのスタンドだ。」
( ^ω^)「だお!」
ワーロー「ばっ、馬鹿な!俺のスタンドに襲われて無事に済むはずが…!」
アバッキオ「あぁ、無事じゃあないぜ。右の肩甲骨が完璧に折れてるし、わき腹
がえぐられてる。体中擦り傷だらけだし、何より服がボロボロだぜ。
こいつは無事とは言えないだろうよ?」
- 118 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 17:56:29 ID:LtiLGMx+0
- ワーロー「どっ、どうやってここまでやって来た!?私のスタンドを交わし続け
られるとは思えん!!!」
アバッキオ「・・・見ろよ、この服…ボロボロだぜ。」
ワーロー「???」
アバッキオ「ここに来る前に、お前のスタンドの発光液にひたして来たんだよ。
あとは、それを破いて、来る道中にばら撒いといたぜ。さすがは
自動追跡型スタンドだ。本当のターゲットが何かってのはまったく
わからなかったようだなぁ。」
ドォォーーーーン
- 119 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 17:58:39 ID:LtiLGMx+0
- ワーロー「!!!」
アバッキオ「最も最後、ここまで昇ってくる階段で服も全部無くなっちまったがなぁ〜。」
ワーロー「ふっ、じゃあお前はここでおしまいだな!」
アバッキオ「いや、俺はそうでもないぜ…。俺はお前のスタンドの疑似餌なんかに
触っちゃあいないからな。」
ワーロー「なんだと?」
アバッキオ「触ったマヌケはコイツだっ!!!」
ブンッ
ドガァッッ!!!
ワーロー「ぐっっ!!!」
(;^ω^)「ぐえっ・・・!(ひでぇwww)」
- 122 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 18:01:37 ID:LtiLGMx+0
- アバッキオ「ブーン、死んでも離すなよ。あとでぶっ殺されたくなきゃあな。」
( ^ω^)「わかってるお!」ガシィッッ!!!
ワーロー「くっ、前がっ!!」
アバッキオ「さぁ、そろそろお前のスタンドが戻ってくるぜ。解除するかそいつと
一緒に食われるか決めなよ。」
(;^ω^)「え?ちょwwwww待っwwwww」
アバッキオ「動くなよ〜、ブーン。動いたら後で殺すぞ・・・」
(;^ω^)「テラヒドスwwww」
ワーロー「くっ、離せっ!!!!!この!」
- 127 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 18:05:07 ID:LtiLGMx+0
- ガッガッガッガッガッ!!!!!!!!
ガリガリガリガリ…!!!!!!
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ・・・
アバッキオ「戻ってきたみたいだな。初めて見るぜ。自分のスタンドに食われる
マヌケなヤローは。」
ド バ ァ ッ ッ
ガ オ ォ ォ ン ッ ッ !!!
- 131 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 18:07:02 ID:LtiLGMx+0
- ワーロー「く ッ ッ そ ォ ォ ー ーッ!!!
解 除 だ ッ !」
ガ ァ ッ ッ ・・・
ドシュゥゥッッ…!
- 132 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 18:07:55 ID:LtiLGMx+0
- ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
アバッキオ「 解 除 し た な ?
マ ヌ ケ ヤ ロ ー。」
ド ド ド ド ド ド ド
- 134 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 18:08:33 ID:LtiLGMx+0
- ワーロー「くっ、フハハァーッッ間抜けはお前だぁーッッ!」
ガシィッッ…!!
ワーロー「俺はまだこの女を人質に取ってるんだよッ!!」
アバッキオ「…」
ワーロー「お前らの目当てもこの女だろう!?こいつを殺されたくなきゃ、
一旦手を引くんだなッ!!!」
- 137 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 18:11:17 ID:LtiLGMx+0
- アバッキオ「・・・」
アバッキオ「…そろそろ日がくれてきたなァ…」
ワーロー「!?なんだと?」
アバッキオ「いや、暗くなってきただろ?だから
そ い つ の 顔 も よ く 見 え な か っ た ん
じ ゃ あ な い か と 思 っ て ね 。」
ワーロー「何ッ!?」
ガバッッ
- 139 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 18:12:31 ID:LtiLGMx+0
- !!?
ワーロー「!?こいつはッ!」
アバッキオ「そう、そいつは」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
アバッキオ「 俺 の ス タ ン ド だ ぜ っ !!!」
アバッキオ「再生(リプレイ)解除ッ!」
ワーロー「うわああああああああああああああ」
- 141 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 18:13:36 ID:LtiLGMx+0
- アバッキオ「ムーディー
ブルース!!!!
オオオオオオオオラオラオラ
ドガドガドキャドガガドドガ オラオラオラァァァァッッ!!!!」
ガガガガガガガガガガガ
ドッシャァァァッッ!!!!!!!
ドドッバァアァーーーーン!!!!!
ワーロー「ギッ、ヒゲブグッシャッダバァーッッ!!!!!」
ヒューーーーーッ、ドシャッ・・・
ワーロー「グエッ・・・」
アバッキオ「女ならすでに俺の後ろだ、マヌケ。」
バァァーーーーーーンッッ!!
- 144 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 18:16:46 ID:LtiLGMx+0
- ・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・
( ^ω^)「・・・ツン…意識が無いお…」
アバッキオ「…ツ・・・」
グラッッ…!
ッドォッッ!!!
- 150 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 18:18:33 ID:LtiLGMx+0
- (;^ω^)「アバッキオ!!!!!」
アバッキオ「血を…流しすぎたぜ…」
ドクドクドク…
( ^ω^)「アバッキオ!ダメだお!今ブチャラティを呼んでくるお…!」
- 151 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 18:19:23 ID:LtiLGMx+0
- アバッキオ「無駄だ。お前はグズヤローだからな…間に合わねぇ…。
だから嫌いなんだ、クソガキは…。」
( ;ω;)「アバッキオ!アバッキオ!」
アバッキオ「…」スゥッ…
( ;ω;)「アバッキオ!!アバ…」
- 157 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 18:23:05 ID:LtiLGMx+0
- ユラッッッッ・・・
(;^ω^)「ハッ!!」
クルッ・・・
ツン「・・・」
( ^ω^)「!!!ツン!!意識が…!?」
- 158 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 18:24:07 ID:LtiLGMx+0
- ツン「・・・」
ド ド ド ド ド ド ド ド ド
(;^ω^)「(それにこれはスタンド!?)」
ツン「コレを・・・このカプセルを、飲んで下さい」スッ・・・
アバッキオ「…」
( ;ω;)「(アバッキオ・・・もう腕が・・・)」
- 163 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 18:26:47 ID:LtiLGMx+0
- ツン「・・・・・・」
ツン「…失礼します」
グ イ ッ !!!
( ^ω^)「えっ?」
ズ キ ュ ゥ ゥ ゥ ゥ ゥ ゥ ゥ ゥ ン !!!!
(;^ω^)「アッーーーーー!!!」
- 168 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 18:27:37 ID:LtiLGMx+0
- アバッキオ「…!?」
ツン「…唾液と一緒に無理やり流し込みました。これで体は全快する
はずです。」
アバッキオ「…」ガバァッ…
- 201 :1 ◆A/02Sqb2ac :2005/12/18(日) 18:35:33 ID:LtiLGMx+0
- アバッキオ「…これは…あんたのスタンドか?」
ツン「はい。どんな身体的異常でも死亡していない限り治療、そして
予防できます。これが私の『プリンス』」
( ^ω^)「…ツンがスタンド使い…」
( ^ω^)「・・・・・・」
( ^ω^)「・・・・・・・・・」
(;^ω^)「つぅかキスwwwwうえっうえっww立場ナスwww」
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・
本体:ワーロー
スタンド名:ブルー・ブラッド
全身骨折、脊髄損傷により再起不能
ピサの斜塔
スタンドの破壊行為のせいで『再公開』の日取りが1年延期
to be continued...