March 01, 2011
( ^ω^)は欲望に支配されているようです 第九話
嗚呼、この世界はなんて素晴らしいのだろうか?
私は今、最高に興奮している。
何故かって?
そんなの決まっているじゃないか!!
あと少しで、私が欲したモノが手に入るからだよ。
今までの絶望や苦悩が、まるで嘘のようだ!!!!
-----ブーンは欲望に支配されているようです-----
( ^ω^)「渡辺ちゃん、さっき教えたこともう一度やってみるんだお」
从*'ー'从「はい、ブーンさん・・・」
頬を染めた渡辺が頷く。
僕はいつも通りの笑顔で応対する。
( ^ω^)「・・・」
从*'ー'从「・・・」
僕は渡辺の後ろ姿を見つめる。
お尻をプリプリと振るその姿は、雌の誘惑行為と一緒だ。
从*'ー'从「ブーンさん!!できたよー!!」
渡辺が僕にある物を突きつけた。
これは一体なんだ。
僕はこんなこと教えたっけ?
( ^ω^)「渡辺ちゃん、これはなんだお・・・?」
从*'ー'从「フレンチトーストだよ!!」
この暗黒物質がフレンチトーストだと?
確かに、食べ物を別物に昇華できる才能は凄まじいと思う。
ただし、この才能は誰も得しない。
( ^ω^)「渡辺ちゃん、確かに徐々に改善されてるけど・・・これも食べれないお」
从;'ー'从「えっ、これも駄目なの?」
当たり前だ。
テーブルには渡辺の犠牲となった暗黒物質達が異常なオーラを放っていた。
この三十を超える犠牲者に、僕は謝罪したい。
( ^ω^)「今日はもういいお。洗濯物を洗ってきなさいお」
从'ー'从「は~い」
渡辺は正式にメイドとして雇ってから、二週間が経った。
まぁ、本人にはそれを伝えていないけどね。
一週間は言葉使いを改善させるために時間を割いた。
そのおかげで年齢に相応しい喋り方が出来る様になった。
残りの一週間はメイドとしての仕事を覚えさせ、大体のことは問題なく出来るのだが・・・。
ご覧の通り、これに関しては殆ど成長してない。
( ^ω^)「やれやれだお・・・」
バケツを用意し、粉々にした暗黒物質達をそれに入れる。
僕はこれから庭に暗黒物質達を撒きに行く。
食べ物として機能しなくても、肥料としては上質なのだ。
どんな物でも、使い方次第では有益な物に変わる。
勿論、それは雌にも当て嵌まる。
結構前だが、解体屋に頼んでも処分してくれない程に拷問した女が存在した。
どうやって処分するか考えて、ある答えを導き出す。
そして僕はそいつをバラバラにし、庭に撒いた。
それが原因なのか、その年に咲いた庭の花はとても美しくも禍々しい雰囲気を醸し出していた。
( ^ω^)「きっとこの暗黒物質達の力で綺麗な花ができるお」
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从*'ー'从「ブーンさん!!今日も一緒に寝ようよ!!」
夜中になると、渡辺はこんな感じで僕の部屋を訪問してくる。
なんでも、一人で寝ると必ず悪夢を見るので一緒に寝たいらしい。
まぁ、僕と一緒に居ても悪夢に魘されることが偶にあるけれどね。
其の度に僕は彼女を抱きしめ、安心させていた。
( ^ω^)「わかったお、この日記が書き終わるまで待っててほしいお」
从*'ー'从「はーい」
僕は手を速めて日記を書き終えた。
そして、渡辺が待つベッドに向う
从*'ー'从「えへへ・・・」
ベッドに入ると、渡辺が嬉しそうに僕に寄り添う。
もし渡辺が、僕の本性を知ったらきっと離れてしまうだろう。
そんな理由もあってか、僕は未だに彼女の味を知らずにいた。
从*'ー'从「ブーンさん、今日も何かお話してよ」
( ^ω^)「おっお、わかったおw」
何よりそんなことをしなくとも、この子が近くに居るだけで性行為と同じように満たされる。
だから今の僕にはそれで十分だった。
从*'ー'从「~♪」
時間は掛かったが、僕が前に感じた不思議な感覚の正体を既に暴いていた。
そう、これは母性本能ではなく愛だ。
理由は分からないが、僕は渡辺のことが好きだ。
( ^ω^)「今日は、人間は何故欲望に忠実でなきゃいけないのかを話すお」
从;'ー'从「今日はなんだか難しそうだね・・・」
( ^ω^)「そんなことないお、我が家の帝王学はシンプルで解りやすいのが特徴だお」
僕は彼女に帝王学を叩き込んでいた。
理由は、少しでも知識が真っ白な渡辺に僕の考えをリンクさせたかったからだと思う。
簡単に言ってしまえば、渡辺と僕の心を一つにさせたかったから。
それが歪んだ愛の形だとしても、僕はそれを望んだ。
まぁ、元々歪んでいた僕が今更気にすることではないのだがね。
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从;'ー'从「うーん・・・やっぱり難しいよう・・・」
( ^ω^)「まぁ要するに、欲に忠実な生き方が将来の大物になれる確率が高いってことだお」
从*'ー'从「私は大物になりたいと思わないなぁ、ブーンさんと一緒に居るだけで幸せだもん」
( ^ω^)「それも一種の欲だおね、まだ君には分からないかもだけど、
その幸せだと思えることが何れ当たり前だと思うようになるお。
それによって今度は今まで望まなかった欲が沸き起こるんだお。
だから渡辺ちゃんもいつの間にか大物になっている可能性だって
あるんだお。」
从*'ー'从「そうなんだ・・・、やっぱりブーンさんって頭良いよね」
( ^ω^)「・・・全部、君の母から授かった知識だお」
从'ー'从「ママって凄い人なんだね」
( ^ω^)「確かに欲に忠実という点では、君の母に勝てる人は皆無だと思うお。
実際に、こうやって成功を収めてるし。」
渡辺には嘘を吐いていることがある。
僕は母とは血が繋がっていないことにしてある。
そうしないと、設定に矛盾が発生するからだ。
( ^ω^)「よし、じゃあ寝るかお」
从'ー'从「うん、おやすみ~」
照明を消し、再度布団に潜り込む。
僕がベッドに入ると同時に、渡辺が僕の身体に抱きつく。
柔らかく大きな胸と甘い匂いが僕の本能を刺激する。
襲いたくなるが、僕は自重する。
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从*'ー'从「ブーンさん。フレンチトーストできたよ!!」
( ^ω^)「おお!!凄く上達したおね!!」
この食欲を促進させる甘い香り、程よい色をしたトースト。
うん、これは間違いなくフレンチトーストだ。
僕が渡辺の頭を撫でると、とても嬉しそうな表情をする。
从*'ー'从「えへへ・・・もっとナデナデして~」
頬を染めながら僕の腹に顔を埋める。
もし渡辺に尻尾が生えてたら、きっと物凄い勢いで尻尾を振るだろうなと思った。
それを想像して僕は噴出してしまう。
从*'ー'从「何か面白いことがあったの?」
( ^ω^)「いや、君が面白いから笑ったんだお」
从*'ー'从「?」
渡辺の頭を撫で終わっても、まだ僕の腹に顔を埋める続ける。
『そろそろ放してお』と言ってもなかなか開放してくれない。
でも、これはこれで良いものだ。
僕も渡辺の感触と香りを堪能しよう。
そして、この幸せな時間を堪能しよう。
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それから僕等は、平和な日常を過ごした。
フレンチトーストを作れるようになってから、渡辺の料理スキルは驚くほど上達し、僕の舌を満足させる。
最終的には自分で料理本を買ってきて、僕が指示を出さなくても美味しいものが作れるほどになる。
ちょっと寂しい気持ちになったが、僕は嬉しかった。
渡辺は、僕の好きそうなものをチョイスし、栄養のバランスを考えて作ってくれる。
愛した人が僕に尽くしてくれるのは実に素晴らしいことだ。
僕も愛を貰うだけじゃ申し訳ない、なのでこんな計画を立てた。
( ^ω^)「渡辺ちゃん、明日は家事しなくても大丈夫だお」
从'ー'从「ふぇ?なんで~?」
( ^ω^)「明日は、朝から一緒に繁華街でも行かないかお?」
从*'ー'从「・・・もっ、もしかして・・・デートってやつですか?」
( ^ω^)「そうだお、明日は君が主役だお」
从*^ー^从「わーい!!デートだ、デートだぁ~!!」
大はしゃぎで僕の両腕を握り、ブンブンさせる。
彼女にとって、相当嬉しかったらしい。
・・・よく考えてみれば、それも当たり前だ。
彼女がこの屋敷に来てたの5ヶ月前、その間一度も休暇すらなかったのだ。
この反応も、当然といえば当然かもしれない。
从;'ー'从「あ、私メイド服しかないよ~」
今度はあたふたし始めた。
まるで迷子になった子供のような仕草に僕は癒される。
この落ち着きの無さも、彼女の持つ魅力の一つだ。
( ^ω^)「母さんの服を借りれば問題ないお。幸い母さんの服装はカジュアルな物ばかりだし」
从*'ー'从「じゃぁ、お言葉に甘えて借りちゃうね?」
そんなこんなで、楽しく充実した夜は更けていった。
嗚呼、明日が楽しみだ。
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从*'ー'从「ブーンさん、どうかな?」
(; ^ω^)「こ、これはっ・・・!!」
渡辺がチョイスした服は、普段の彼女から想像できない姿だった。
黒の網タイツにパンツが見えてしまうのではないかと心配になるほどの短いスカート。
そのスカートの色は、黒とピンクのゼブラカラーで派手だ。
シャツも白と黒のゼブラカラーで、物凄く胸を強調した作りになっている。
まさか、渡辺がこんな派手なものを好むなんて思わなかった。
僕はてっきり、ジーパンとシャツで来るものだとばかり思っていた。
从;'ー'从「やっぱり変かな・・・?ブーンさんが好きそうなの選んだんだけど・・・」
( ^ω^)「いえ、大好物ですお」
僕は即答する。
本当は派手な服装はあまり好まないのだが、渡辺のショボーンとした顔とさっきの台詞で即答してしまった。
僕のために選んでくれた服だ、渡辺の愛を僕が拒否する権利はない。
从*'ー'从「えへへ・・・良かった~♪」
渡辺は僕の腕を掴んで、抱くように腕を回す。
豊満な胸の感触が心地よい。
一方渡辺は目を細めて、幸せそうに僕に寄り添っている。
僕とデートに行けることが相当嬉しいようだった。
( ^ω^)「よし、じゃあ行くかお」
从*'ー'从「うん・・・」
僕は今、最高に幸せだ。
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(; ^ω^)「渡辺ちゃん・・・、本当にこの映画を見るのかお?」
从*'ー'从「昨日は私が主役って言ってたじゃない。ブーンさんに拒否権は無いよ。」
(; ^ω^)「・・・」
確かにそう言った。
僕は言い返す手段を失い、映画のタイトルを凝視する。
渡辺はそれを見て勝ち誇った顔を僕に向け、こう呟く。
从* ー 从「ブーンさんに嘘吐かれちゃった・・・私悲しいな・・・」
少し潤んだ目をアピールしながら胸の谷間をチラつかせ、僕の体に抱きつく。
嗚呼、完全に主導権を渡辺に握られてしまった。
恐らく僕は、今日だけは彼女の尻に敷かれるであろう。
(; ^ω^)「わ、わかったお。渡辺ちゃんの言うこと聞くお。」
从*'ー'从「流石ブーンさん!!だーいすき!!」
嬉しいのだけど、悔しい。
こんな複雑な気持ちは初めてだ。
しかし、渡辺よ。
何でよりによって【(´・ω・`)は尻穴からカレーを噴出させるようです】を選んだ?
これでタイトル通りの内容だったら、僕は君を一生恨むだろう。
それとも彼女はそういう性癖があるのだろうか?
一度だけそういうプレイの経験はあるが、僕には理解できない世界だった。
あれは、僕の試した中でトップ3に入る黒歴史だ。
思い出したくもない。
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(; ^ω^)「畜生・・・良い意味で予想を裏切られたお・・・」
从*'ー'从「ふふ、私のセンスを疑うからだよ」
いや、普通は疑うだろ。
( ^ω^)「内容知ってて選んだのかお?」
从'ー'从「違うよ~。女のカンだよ~」
( ^ω^)「そのカンが外れたらどうするつもりだったお?タイトルがアレだし、外したら欝エンドしか残ってないお」
从*'ー'从「その時は、ブーンさんの命令を何でも聞くつもりだったよ」
( ^ω^)「僕は凄いサディストだから、そういう危険なことはしない方がいいお」
从*'ー'从「私はブーンさんに何されても平気だよ?だって大好きだもん」
嗚呼、そんな純粋な瞳でそんなことを言わないでくれ。
君にそんなことを言われたら我慢できないじゃないか。
それと同時に、自身の欲求が次のステップに入る。
僕は渡辺を犯したくて堪らなくなった。
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从*'ー'从「ぶーんさん。公園行こうよ!!」
楽しいデートの時間は過ぎてゆく。
从*'ー'从「ほーら、餌だぞ~♪」
渡辺が公園の鳩に餌を与えるのを見て和んだり。
从;'ー'从「ふえーん・・・ぶーんさん助けて~」
餌を与えすぎたせいで、大量の鳩が渡辺の周りを取り囲み、怯えながらオロオロする姿が可愛かったり。
从;'ー'从「はぁ、怖かったよー・・・」
僕の腹に顔を埋める姿も愛おしくて。
从*'ー'从「ぶーんさんの体、温かいな・・・」
渡辺の全てが愛おしい。
日が暮れて、繁華街のネオンが踊りだす。
辺りはアダルトな雰囲気を醸す。
派手なライトに照らされるホテルやバーがそれを一層引き立てた。
渡辺は「綺麗だね」と囁き、僕も「本当だおね」と呟く。
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从*'ー'从「ブーンさん、私あそこに行きたいな・・・」
渡辺が指差した先にあった建物、それはラブホテルだ。
この子は意味が解って言っているのだろうか?
僕はそのことについて質問をすると、こんな答えが返ってきた。
从*'ー'从「知ってるよ。ねぇ、ブーンさん?なんで毎晩貴方のベッドに潜り込んでたか知ってる?」
勿論だ。
それは一人で寝ると悪夢に魘されるからだろ?
从*'ー'从「最初の頃だけね。でも最近は別の目的で潜り込んでたんだよ?」
もうその先は言わなくても分かるけど、一応聞きたいな。
从*'ー'从「うん。私ね、ブーンさんに犯されたかったんだ」
どうやら、僕は今までとんだ誤解をしていたらしい。
彼女がそんな欲求を持っていたとは知らなかった。
確かに彼氏彼女の関係だし、知らなかったと言うのはあまりにも鈍感すぎる。
从*'ー'从「今なら、前に言っていたブーンさんの言葉が理解できるよ。
私ね、毎晩貴方が寝ている側でずっと自慰してたんだよ。知らなかったでしょ?」
うん、知らなかった。
从*'ー'从「でね。その自慰で濡れた指をね・・・寝ているブーンさんの口に入れたりしてたんだよ?
私の蜜でブーンさんが汚れるのを見て、凄く興奮しちゃった・・・」
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/26(土) 20:21:04.15 ID:xRlJhmf00
はは、これは参った。
君にそんな性癖が有るなんて思わなかったよ。
もしかしたら母より質が悪い悪女かもしれないな。
从*'ー'从「だからね、もう我慢できないの。お願い・・・抱いてください」
僕は申し訳なく思う。
だって、僕だけが勝手に満足して、方や渡辺はずっと欲求不満だったのだから。
この埋め合わせを早速しなくては・・・
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从*'ー'从「わぁ~、中ってこうなっているんだね!!」
瞳を輝かせながら、チョロチョロと動く彼女は子供の様だった。
いや、幼い顔立ちをしているが、それと相反して男を虜にする身体を持っている。
魅力的な太もも、男の視線を一転に集める豊満な胸。
女の魅力を全て詰め込んだ身体は、もうすぐ僕のものになる。
从*'ー'从「ブーンさん。先にお風呂に入ってるね?」
( ^ω^)「僕も一緒に入るお」
从*^ー^从「だ~め♪恥ずかしいもん・・・」
あんな発言をした癖に今更そんなことを・・・。
まぁ、いいか。
彼女が風呂に入っている間に色々と探索しておこう。
あ、こんな所に玩具の自販機があるな・・・。
( ^ω^)「おや、これは・・・」
こんな物も売っているのか・・・。
恥ずかしがり屋の渡辺ちゃんの為に、これを買っておこう。
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从*'ー'从「はぁ、気持ちよかった♪ブーンさんも入ってきなよ~」
バスローブ姿の渡辺が姿を現す。
濡れた頬と髪がなんともセクシーだ。
( ^ω^)「わかったお。その前に、僕がお風呂に入っている間はこれを付けておいてくれお」
从'ー'从「アイマスクと耳栓・・・それから手錠?」
( ^ω^)「そうだお。僕になら何されても平気なんだおね?」
嗚呼、僕の悪い癖が出てしまった。
まぁ、大丈夫だろう・・・問題ない。
渡辺だって色々暴露してくれたんだ。
从*'ー'从「うん!!いいよー」
ほらね。
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( ^ω^)「僕がお風呂から出るまでそこでじっとしているんだお?」
从* ー 从「はーい!!」
( ^ω^)「あと、待っている間はベッドでじっとしているんだお?守らなかったら罰ゲームだお」
从* ー 从「うん!!わかったよ!!」
僕はそれを伝え終え、アイマスクと両腕を後ろにし手錠をした渡辺に耳栓を装着する。
しかし、このホテルは良く分かっているな。
まさか耳栓まで置いてあるなんて思わなかった。
しかもMoldex社の製品pura-fitの耳栓だなんて。
本当に此処のオーナーは良い趣味をしている。
( ^ω^)「それじゃ、今から君を観察するお」
从* ー 从「・・・」
うん。聞こえてないな。
今から君を視姦し続けるよう。
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从* ー 从「ブーンさん早く帰ってこないかな・・・」
ベッドの上で足をバタバタさせながら、独り言を呟く。
あらあら、バスローブの下はノーパンか・・・。
嗚呼、はしたないなぁ・・・。
从* ー 从「ブーンさんってエッチ上手かな?気になるな・・・」
渡辺ちゃん、全部丸聞こえです。
しかし、意外と放置プレイは楽しいな・・・。
彼女の全てが知れるようなワクワク感が良い。
他の子としたことがあるけど、その時はイマイチだったな。
このプレイは、恋人同士でやると効果を発揮するみたいだ。
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从; ー 从「ブーンさん、遅いよぅ・・・」
不安そうな顔がアイマスク越しでも良く分かる。
まぁ、まだ余裕そうだな。
もう少し観察しておこう。
从; ー 从「あれ?部屋の鍵閉めたっけ?もし知らない人が入ってきたら犯されちゃうのかな・・・?」
鍵は閉まってるから大丈夫だよ。
なんだか楽しめそうな展開になってきたな。
内股で体育座りしているせいで、少し濡れた秘部が丸見えだ。
雌は基本的にレイプ願望があると聞いたが、それは本当だな。
現にこの雌はそれを想像して濡らしてるし。
从; ー 从「むむ・・・怖いよう・・・なんか視線を感じるけど気のせいだよね?」
いや、気のせいでじゃないよ。
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从* ー 从「あっあ・・・」
自分がレイプされる妄想をして自慰し始めてたか。
手は後ろに組まされた状態拘束しているため、ベッドの布団に自身の秘部を擦り付けて行為をしている。
案の定、ベッドは蜜で汚れてしまい、時間が経つにつれベッドの染みは広がってゆく。
嗚呼、こんな痴態を見れるなんて・・・放置プレイは素晴らしいな。
从* ー 从「止めて・・・犯されてる姿をブーンさんに見られたくないよう・・・」
すっかり妄想の世界に入り浸ってるな・・・。
それにしても、この雌の性癖は・・・。
・・・なるほど、好きな人に自身が犯されてる姿を見られるのが良いのか。
ふむ、面白い。あんな経験を過去にしておきながらソレを望むか。
そろそろ頃合だし、僕も行動しよう。
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ベッドに自身の秘部を擦り付けることに夢中な渡辺に接近する。
近くで見ると、まるでお漏らししているように錯覚してしまう。
ベッドの上で自慰をしている彼女の首筋に優しく触れる。
スーッと中指でなぞる様に動かすと、雌はビクリっと反応する。
从; ー 从「ひっ!!ブ、ブーンさんいつの間に・・・」
僕は雌をそのまま押し倒す。
もう我慢できない。
从* ー 从「きゃっ!!」
豊満な胸をミルクに餓えた赤ん坊のように貪る。
雌は抵抗もせず、僕に為されるが侭だ。
甘い声が僕の本能を刺激し、更なる欲求を呼び起こす。
暫く堪能した後、口を離してポケットからあるものを取り出す。
それはさっきの自販機で買った品物で、ピンク色で卵の形をした可愛らしい物。
ダイヤルを回し、その卵に命を与える。
すると、ブブブ・・・とモーターが唸る音が部屋中に響く。
从; ー 从「な、何の音?」
そうか、そうか。
君はこの味を経験したことないのか・・・まぁ、当然か。
ゆっくりと彼女のびしょ濡れになった豆に優しく接触させる。
从* ー 从「あっ!!こんなの・・・凄ぃ・・・」
ふふ、ちょっと触れただけでそんなに良いのか?
なら、もっと気持ちよくさせてあげよう。
僕はダイヤルを更に回し、振動を最大にさせる。
从* ∀ 从「あぁ!!それ良い!!」
雌の歓喜が響き、僕の肉もそれに反応する。
口から涎を垂らし、普段の姿とは想像できない痴態を公開する。
雌の秘部からは夥しい量の蜜が溢れ、ベッドを汚す。
その姿が最高に堪らなく、その一点を凝視し続けた。
从; ∀ 从「駄目!!何かクル!!怖いから止めてー!!!」
おやおや、もう絶頂を迎えそうなのか・・・。。
まぁ君の快楽に溺れきった表情を見たいから許可しよう。
でも、このまま怖がっていたら、絶頂を味わえないな・・・。
この雌に安心を与えなければ・・・。
从* ∀ 从「んん!!」
雌の口腔に無理やり舌を進入させる。
貪るような激しいキスに雌の表情は更に蕩ける。
从* ∀ 从「らめて・・・なにぃかきちゃう・・・。あぁぁぁぁ!!!!」
ドロドロに融けきった表情をし、激しく震わせる雌は素晴らしかった。
体中から体液を流し、人間の持つ恥らいを全て捨て去ってしまった姿は、まるで獣のようだ。
こんな融けきった表情を僕は見たことがない。
嗚呼、本当に・・・なんて美しいのだろうか。
从///从「あっ・・・あっ・・・・」
まだ快楽の余剰が続いているのか、秘部からピュッ・・・ピュッと体液を放出させる。
从///从「ぶーんひゃん・・・もっとひてぇ・・・」
うん。君の望みなら何でも叶えるよ。
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69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/26(土) 21:07:10.88 ID:xRlJhmf00
从///从「・・・」
あれから更に何回も絶頂を迎えたせいか、何も喋らなくなってしまった。
ちょっとやり過ぎた感はあるが、この雌が望んだことだ・・・仕方ない。
从///从「ぶーん・・・ひゃん。わたしもアナタのをキモチよくひゃせたい・・・」
そうか、そいつは嬉しいな。
ジーパンのチャックを開き、僕の肉を彼女の口にあてがう。
それが何なのか理解したのか、そのままにゅるりっと口腔に含ませる。
雌はその肉を味わうように舌を絡ませ、肉に快楽を促す。
从///从「こふぇがふーんふぁんのあち・・・」
恐らく、【これがブーンさんの味・・・】と言いたいのだろう。
喋りながらフェラチオされると、君の八重歯が刺激して少し痛いよ。
まぁ、それもアリかもしれないと思う自分が存在するから別にいいか。
从///从「ふっふ・・・」
肉の味が余程嬉しかったのだろうか、身体は絶頂を味わったかの様に震わせる。
音も視力も存在しない世界では、味覚からくる刺激も快楽を与える道具になるのかな?
それとも、ただ単に肉の味を知ったことで幸せな気持ちになったのかな?
僕には判らない。その答えを知っているのはこの雌だけだ・・・。
从///从ぐちゃ・・・ぐちょ
必死に僕の肉に快楽を与えてくれる雌に僕は感謝をする。
ぎこちないフェラチオだが、一生懸命さが伝わり心が潤う。
嗚呼、僕の中に存在する砂漠が潤う。
素晴らしい。
从///从「んっん・・・」
僕は彼女を上から見下ろす。
手錠をし、アイマスクと耳栓をした愛する雌が愛おしくて堪らない。
心が潤うと、この程度の刺激でも絶頂を向かえられるのか・・・新しい発見だ。
嗚呼、イクッ・・・
从///从「んん!!!」
僕の肉が熱を放出させる。
ソレを必死に受け止める雌。
雌の口から熱がダラダラと流れる。
まぁ、この熱をどう処理すれば良いのか解らないだろうから仕方ない。
雌が咽ると、鼻からも僕の熱が流れる。
豊満な胸にも熱が流れ、臍の辺りにまで垂れた。
僕の精液塗れになった愛しの雌を見ると、もっと汚したくなる。
そして、雌の口から肉が引き抜かられる。
从///从「・・・」
ボーっとする雌。
何を思っているのだろうか?
从; ー 从「アイツの味がする・・・」
幸せそうな表情から、徐々に絶望したような表情に変化する。
僕は困惑し、彼女の耳栓を取ろうと頬に触れるが・・・
从; ー 从「い、嫌!!触らないで!!!!」
僕の腕が弾かれる。
束縛していたはずの手錠はいつの間にか破壊され、その機能を失っていた。
从; ー 从「お願い!!もうこれ以上・・・私の前に現れないで!!!!」
どうやら誰かと勘違いしているようだった。
僕の脳裏に浮かんだ嫌な予感。
この予感は恐らく当たっている。
从; д从「これ以上・・・犯さないで・・・。げぇぇぇぇ!!!」
嘔吐した。
もう大丈夫だと思っていたが、彼女の闇は相当深いようだ。
実の父に犯された記憶がフラッシュバックしているのだろう。
アイマスクと耳栓がその幻覚強めているのは明らかだった。
これが愛する人でなければ最高のショーだっただろう。
だけど、この子は僕の愛する人だ。
そんな気持ちは微塵も起きない。
从; д从「はっはっはっは・・・」
今度は過呼吸の症状が・・・。
まずい。早く対処しなければ・・・。
その前に彼女のアイマスクと耳栓を取らなきゃいけない。
僕は彼女を押し倒し、馬乗りの体制になる。
从; д从「はっは・・・嫌ぁぁぁぁ!!!やめてぇぇぇぇぇ!!!!」
何発も殴られた。
痛いが、そんなことを言っていられない。
強引にそれらを外し、彼女の表情が露になる。
从 ;д;从「はっはっはっ・・・」
(;メ^ω^)「・・・とりあえずビニール袋の中で息を吸うお?」
从 ;д;从「はっは・・・ヒュー・・・ヒュー」
大粒の涙を流し、苦しそうに呼吸をする姿を見て心が痛む。
嗚呼、やっぱり僕は神に嫌われているようだ。
渡辺があの事件を起こさなかったら僕達はめぐり合わなかっただろう。
そしてこの子に恋をし、交尾をする。
神はその確定事項の通り道に爆弾を仕掛けた。
なんで僕だけがこんな目に遭う?
やっと愛というものを理解できたのに、こんな仕打ちは酷いじゃないか。
神は僕に何を望んでいるのだろうか?
僕には解らないよ・・・。
第九話 終
~to be continued