January 16, 2011
( ^ω^)さよならアスキーアートのようです 前編
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 02:13:35.26 ID:QL3YwuzdP
【AAテンプレその1】
( ^ω^)内藤ホライゾン ξ゚⊿゚)ξツンデレ ('A`)ドクオ 川 ゚ -゚)素直クール ζ(゚ー゚*ζデレデレ
_
( ゚∀゚)o彡゜ジョルジュ長岡 ノパ⊿゚)素直ヒート (´・ω・`)ショボーン (`・ω・´)シャキン
( ´∀`)モナー ( ・∀・)モララー (,,゚Д゚)ギコ猫 (*゚ー゚)しぃ (*゚∀゚)つー (#゚;;-゚)でぃ
/ ,' 3荒巻スカルチノフ ミ,,゚Д゚彡フサギコ ( ´_ゝ`)兄者 (´<_` )弟者
(*'ω' *)ちんぽっぽ ( ><)わかんないんです=ビロード ( <●><●>)わかってます
<ヽ`∀´>ニダー ( ,,^Д^)タカラ ( ^Д^)プギャー *('')*ヘリカル沢近 川д川貞子
(・∀ ・)斉藤またんき (-_-)ヒッキー ( ´ー`)シラネーヨ (=゚ω゚)ノぃょぅ ( ゚д゚ )こっちみんな
从'ー'从渡辺さん ('、`*川ペニサス伊藤 从 ゚∀从ハインリッヒ高岡 ( ФωФ)杉浦ロマネスク
|゚ノ ^∀^)レモナ ( ∵)ビコーズ ( ゚∋゚)クックル lw´‐ _‐ノv素直シュール J( 'ー`)しカーチャン
※ショボーンはショボン、ツンデレはツン、デレデレはデレ、ハインリッヒ高岡はハイン、
素直クール・ヒート・シュールはそれぞれクー・ヒート・シューと書かれることが多い
【大学の休憩所のようなところ】
ξ゚⊿゚)ξ「………………」
( ^ω^)「……………あの、すいません」
ξ゚⊿゚)ξ「!………な、なんですか?」
( ^ω^)「大学病院へはどうやって…」
ξ;゚⊿゚)ξ「あっ…えーっと…隣です。そこの坂を下ると広場みたいなとこに出るんですけど、そこを右に…」
( ^ω^)「え…駅から通るとこですかお?」
ξ゚⊿゚)ξ「え?あ、はい」
( ;^ω^)「そこから通ってきたんですけど…」
ξ;゚⊿゚)ξ「あ…いやその道を右に…いや右っていうか右寄りに…」
ξ;゚⊿゚)ξ「あっすいません!こっちから見れば左ですね」
( ^ω^)「あっ………なるほど」
ξ゚⊿゚)ξ「はい。そしたらすぐ見えると思うので」
( ^ω^)「わかりましたお…………あ」
ξ゚⊿゚)ξ「?」
( ^ω^)「ありがとうだお」
ξ*゚⊿゚)ξ「え?あっ………いえ…はい」
【高校の教室】
( ´ー`)「はい、それじゃあ何か連絡のある奴はいないかー?」
ζ(゚ー゚*ζ「マジで―!?ウケるんだけど!!」
(*゚∀゚)「でしょ!?でそのときたっつんがさー!!」
(・∀ ・)「そうだ!ニダー!今日ひっ君の家に行こうぜ!!」
<ヽ`∀´>「良いニダねwwwたまには会うニダ!」
|゚ノ ^∀^)「やめときなってーwwww泣いてもしれないよwwww」
lw´‐ _‐ノv「銀杏3個だけ潰してぇ…」
( ;´ー`)「…………………かいさーん…」
(*゚∀゚)「シュー!!」
lw´‐ _‐ノv「んん?何だね?」
(*゚∀゚)「今からデレと一緒にカラオケ行くんだけど…来る?」
lw´‐ _‐ノv「銭湯……だ…と?」
ζ(゚ー゚*ζ「おけ違い」
lw´‐ _‐ノv「すまんが…今日は先生に呼び出しをくるぁってしまってね」
(*゚∀゚)「えー…?マジ?」
lw´‐ _‐ノv「おいどんが今まで嘘をついたことがあるでごわすか?」
ζ(゚ー゚*ζ「両国出身の人の話は信用ならないな…」
( ´ー`)「シュール!もう大丈夫か?」
lw´‐ _‐ノv「こっちの事情も知らないで…」
( ;´ー`)「…シラネーヨ」
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 02:31:43.71 ID:QL3YwuzdP
lw´‐ _‐ノv「それで先生…今日はどこまでやるんですか?」
( ´ー`)「は?…何が?」
lw´‐ _‐ノv「酷いわ!私の体を散々弄んでおいて…」
( ´ー`)「(めんどくせぇ…)」
lw´‐ _‐ノv「それじゃあ行きましょうか」
(*゚∀゚)「シュー!バイバーイ!」
ζ(゚ー゚*ζ「バイバイ!!」
lw´‐ _‐ノv「また誘ってくれな皆の衆」
( ´ー`)「………行くぞ」
lw´‐ _‐ノv「あいあい」
【駅前の広場】
(,,゚Д゚)「………遅いぞゴルァ」
(*゚ー゚)「まぁまぁ…あと10分くらいでしょ?あっちにも都合があるんだし…」
(,,゚Д゚)「それにしても…もっと早く連絡くらいできなかったのか?」
(*゚ー゚)「うん…まぁそれは…」
(,,゚Д゚)「!!おっ…あいつらじゃないか?」
从'ー'从 (`・ω・´)
(*゚ー゚)「あぁ、そうみたい」
(,,゚Д゚)「お前…ちょっと声掛けてこい」
(*;゚ー゚)「ええ?私が…?」
(,,゚Д゚)「良いだろ?」
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 02:41:37.77 ID:QL3YwuzdP
(*゚ー゚)「まぁ…いいけどさ……」
(*゚ー゚)「あのー……渡辺さん…ですか?」
从;'ー'从「ふぇ!?あっ…はい…そうですぅ…」
(`・ω・´)「え?あ…しぃさん…ですか?」
(*゚ー゚)「あっやっぱり!はじめまして!」
从'ー'从「あ、はいよろしくお願い…します……で良いのかな?」
(`・ω・´)「良いんじゃないかな?はじめましてシャキンです」
(*゚ー゚)「はい!よろしくお願いしますね!」
从'ー'从「あのー…しぃさんの…は…」
(*゚ー゚)「え?…ああすいません!ちょっとあっちにいるので今連れてきますね!」
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 02:46:41.26 ID:QL3YwuzdP
(`・ω・´)「……よかったな。雰囲気のよさそうな人じゃないか」
从;'ー'从「ふえぇ…まだギコさんと話してないじゃん…」
(`・ω・´)「大丈夫だよ。あんな優しそうな人が恋人なんだから…」
从;'ー'从「だと良いんだけど…」
(*゚ー゚)「すいません!お待たせしました」
(,,;゚Д゚)「えーっと…はじめまして……ギコです」
(`・ω・´)「はじめまして。シャキンです」
从;'ー'从「わ渡辺です…よろしくお願いします……」
(*゚ー゚)「大丈夫ですよ!ギコ君は私にだけ怖いだけだから!」
(,,;゚Д゚)「お、おい!勝手なこと言うなよ…」
(*゚ー゚)「ですから…あまり緊張しないで下さいね」
从'ー'从「あ、……はい…」
(`・ω・´)「お二人はこういう事は良くするんですか?」
(,,;゚Д゚)「え?…こういう事…とは?」
(`・ω・´)「あ…ですから…その交換ですよ交換」
(,,゚Д゚)「あ…はいはい!交換は……たまにだよなぁ?」
(*゚ー゚)「そうですね…喧嘩中の時とかは…よく…」
从;'ー'从「え?じ、じゃあ今も喧嘩中ですか?」
(*゚ー゚)「ええ、まぁ…でもそんなに大したことはないですけど…」
(,,゚Д゚)「こちらのことは…あまり気にせず楽しんでください」
(`・ω・´)「はぁ………」
(*゚ー゚)「…………あっじゃあ立ち話もあれなんで…そろそろします?」
(`・ω・´;)「え?もうですか?」
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 02:59:35.16 ID:QL3YwuzdP
从'ー'从「え?…ああ、はい!…お、お願いします」
(,,゚Д゚)「じゃあこっちも行くか」
(*゚ー゚)「じゃあまた家で」
(,,゚Д゚)「おう………あっシャキンさん!」
(`・ω・´)「あ、はい?」
(,,゚Д゚)「こういうのもあれなんですけど…付けて下さいね」
(`・ω・´)「え?な、何を……」
(,,゚Д゚)「ですから…ゴムですよゴム。するときはお願いしますよ」
(`・ω・´;)「え…いや…良いんですか?」
(,,゚Д゚)「良いというのは…何が?」
(`・ω・´;)「ですから…」
(,,゚Д゚)「あ、ああ。セックスですか?もちろんOKですよ」
(`・ω・´;)「え…ええええ…」
(,,゚Д゚)「ですがゴムなしは止めて下さい。性病や妊娠が怖いですから」
(`・ω・´;)「あ、はい…わかりました…」
(,,゚Д゚)「大丈夫ですよ。お宅の彼女もちゃんと付けますから」
(`・ω・´;)「あっ…はい………お願いします…」
(*゚ー゚)「それじゃあ、行きましょ」
(,,゚Д゚)「おう!じゃあな」
从;'ー'从「あ、シャキン君…じゃあね」
(`・ω・´;)「あ、ああ。また電話してくれ」
从'ー';从「う、うん。バイバイ」
【大学の休憩所のようなところ】
ξ゚⊿゚)ξ「…………………」
(#゚;;-゚)「…………………」
ξ゚⊿゚)ξ「………………………」
(#゚;;-゚)「…随分えぐいの読んでるね」
ξ゚⊿゚)ξ「あ…でぃ」
ノパ⊿゚)「おっす」
ξ゚⊿゚)ξ「あんたまた考古学サボったでしょ」
ノパ⊿゚)「頭痛かったんだからしょうがねーだろ」
(#゚;;-゚)「これって都市伝説関係?」
ξ゚⊿゚)ξ「まあね。こういう雑誌とかって結構混じってたりするのよ」
(#゚;;-゚)「混じってたの?」
ξ゚⊿゚)ξ「まぁちらちらね」
(#゚;;-゚)「見せて」
ノパ⊿゚)「ん?何が?」
ξ゚⊿゚)ξ「何がって何が?」
ノパ⊿゚)「何が混じってたんだ?」
ξ゚⊿゚)ξ「都市伝説」
ノパ⊿゚)「都市伝説って…噂のあれだろ?」
ξ゚⊿゚)ξ「まぁ…うん」
ノパ⊿゚)「ふーん…」
ξ゚⊿゚)ξ「…興味ないでしょ」
ノパ⊿゚)「無い」
(#゚;;-゚)「これ…あんまりおもしろくないね」
ξ゚⊿゚)ξ「まぁ…所詮ね」
ノパ⊿゚)「!!なぁなぁ!また電車止まってるってよ!」
ξ゚⊿゚)ξ「え?また?」
(#゚;;-゚)「事故かな」
ノパ⊿゚)「事故だってさ」
ξ゚⊿゚)ξ「へー…それって地下鉄のと関係あんの?」
ノパ⊿゚)「今度JR」
ξ゚⊿゚)ξ「マジで?どこ?」
ノパ⊿゚)「ナンシバのとこ」
ξ;゚⊿゚)ξ「近っ!」
ノパ⊿゚)「死者もいっぱい出てるらしいね」
(#゚;;-゚)「地下鉄の方は…死者出たのかな?」
ノパ⊿゚)「いや、そこまでは詳しく書いてないけどさ…」
(#゚;;-゚)「何?メール?」
ノパ⊿゚)「いやネットだよ」
(#゚;;-゚)「へぇ~そういうのが見れるんだ」
ノパ⊿゚)「いや…見れるだろ普通に…」
(#゚;;-゚)「電話とメールしか使い方分からないんだよね…カメラとかも使い方良く分からないし」
ノパ⊿゚)「そういやツンはJRだっけ?」
ξ゚⊿゚)ξ「ちょっと歩けば地下鉄からでも帰れるけど…めんどくさいな…」
ノパ⊿゚)「なんなら泊めてやろうか?」
ξ゚⊿゚)ξ「モララーん家止まるから平気」
(#゚;;-゚)「これ持ってても意味ないんじゃない?」
ξ゚⊿゚)ξ「それがさぁ…これに内の大学病院のことが書いてあるのよ」
(#゚;;-゚)「嘘?どこどこ?」
ξ゚⊿゚)ξ「えーっとね…」
ノパ⊿゚)「ん?大学病院が何だって?」
ξ゚⊿゚)ξ「………この前話した大学病院の地下の話覚えてる?」
ノパ⊿゚)「この前っていつだよ」
ξ゚⊿゚)ξ「あんたんちに泊まった時よ」
ノパ⊿゚)「んん……?…あ、あのもしかして…病院の地下で…人体実験してるってやつ?」
ξ゚⊿゚)ξ「そう。それがこの雑誌に書いてあったの」
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 03:35:41.38 ID:QL3YwuzdP
ノパ⊿゚)「マジで!?すごいじゃん!」
ξ゚⊿゚)ξ「いや別に私が考えたわけじゃないからね」
ノパ⊿゚)「でも…ただの嘘なんだろ?」
ξ゚⊿゚)ξ「嘘じゃないわよ都市伝説よ」
ノパ⊿゚)「一緒じゃん」
ξ゚⊿゚)ξ「違うわよ」
(#゚;;-゚)「あっそういえばあれ見たよ」
ξ゚⊿゚)ξ「あれって…?」
(#゚;;-゚)「アイドルアイドル」
ξ゚⊿゚)ξ「マジで?」
ノパ⊿゚)「え?何の話?」
(#゚;;-゚)「ほら、なんか新しくアイドルが入学してきたって…」
ξ゚⊿゚)ξ「へー…学校来てるんだ」
(#゚;;-゚)「来るでしょそれは」
ノパ⊿゚)「なぁどうだった?」
(#゚;;-゚)「うーん…どうだろ?テレビの方がいいかも」
( ,,^Д^)「おいーっす」
ノハ*゚⊿゚)「タカラ!」
ξ゚⊿゚)ξ「こん」
( ,,^Д^)「何の話?」
ξ゚⊿゚)ξ「いやーいろいろと…」
( ,,^Д^)「あっヒートさん」
ノハ*゚⊿゚)「お、おう?なんだ?」
( ,,^Д^)「あのしぃさんの結婚式のことなんですけど…」
(#゚;;-゚)「あっそういえば…CD大丈夫だった?」
(,,;^Д^)「いや…なんか幹事さんと連絡取りずらくて」
(#゚;;-゚)「幹事って誰がやってるの?」
( ,,^Д^)「えーっとしぃさんの親戚と、しぃさんの彼氏さんのあれだって、地元の友達だって」
ノパ⊿゚)「通りで連絡が取り辛いわけだ」
( ,,^Д^)「そうなんすよね…で、CDの件なんですけど何か無理らしくて…」
(#;゚;;-゚)「え?なんで?」
( ,,^Д^)「いや俺もよくわからないんすけど…なんかあれじゃないすか?事前に申し出とか必要だったんじゃないんですか?」
(#;゚;;-゚)「嘘…いやそんなことはないでしょう…」
( ,,;^Д^)「いや俺もそう思うんすけど、それで険悪な感じになるのもあれなんで…」
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 03:49:46.56 ID:QL3YwuzdP
(#;゚;;-゚)「えー…ちょっとどうしよう」
ξ゚⊿゚)ξ「踊ればいいんじゃない?」
(#゚;;-゚)「それは絶対に嫌」
( ,,;^Д^)「踊れるスペースとか無いんじゃないんですかね」
ノパ⊿゚)「いや、何とかなるんじゃない?」
(#;゚;;-゚)「え………………踊る気なの?」
ノパ⊿゚)「だってそれしかなくないか?」
(#;゚;;-゚)「あるでしょ!もっと考えようよ!」
( ,,^Д^)「……漫才とか?」
ξ゚⊿゚)ξ「それはハードル高くない?……ん?」
(#;゚;;-゚)「ちょっと…他にもなんかあるよ…考えようよ…」
ξ゚⊿゚)ξ「ごめん、ちょっと電話」
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 03:56:48.17 ID:QL3YwuzdP
ξ゚⊿゚)ξ「もしもし?……えっ?ああ、うん。……いるよー…。」
( ,,^Д^)「アカペラで歌うとか…」
(#゚;;-゚)「それも厳しいなぁ……」
ξ゚⊿゚)ξ「うん。わかった。じゃあまたねー…。ばいばい」
ノパ⊿゚)「モララー?」
ξ゚⊿゚)ξ「うん。ドクオさんも一緒に来るって」
ノパ⊿゚)「そういえば…ツンはしぃさんの結婚式招待されてないんだっけ?」
ξ゚⊿゚)ξ「うん…まぁ私、しぃさんとはあんまり仲良くなかったから」
ノパ⊿゚)「ふーん……とりあえず踊ろう!」
(#;゚;;-゚)「え~……嘘」
ノパ⊿゚)「タカラ、教室取った?」
( ,,^Д^)「あっはい。C棟の…203か204か小さい方」
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 04:03:27.50 ID:QL3YwuzdP
(#゚;;-゚)「じゃあ204だね」
ノパ⊿゚)「おし、じゃあ行くか」
(#゚;;-゚)「ツンはどうする?」
ξ゚⊿゚)ξ「あー私は会議があるからパス」
( ,,^Д^)「会議?」
(#゚;;-゚)「この子都市研の子だから」
( ,,^Д^)「ああ、都市研って都市伝説研究してる」
ξ゚⊿゚)ξ「まぁね」
( ,,^Д^)「都市伝説ってあれじゃないですか?都市じゃねぇやん!っての多くないすか?」
ξ゚⊿゚)ξ「はぁ?」
( ,,^Д^)「だから都市じゃねえやん!!っての多くないすか?」
ξ゚⊿゚)ξ「………………………」
(#゚;;-゚)「………………………」
ノパ⊿゚)「………………行くよ」
( ,,^Д^)「あ、はい」
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 04:09:53.37 ID:QL3YwuzdP
【路上】
(*゚ー゚)「へー渡辺さんとはもう2年も交際してるんですね」
(`・ω・´)「うん。まぁね」
(*゚ー゚)「お仕事は何をされてらっしゃるんですか?」
(`・ω・´)「うーん外資系の会社を経営してるんだけど」
(*゚ー゚)「(馬鹿な…!!)すごいですねー!」
(`・ω・´)「まだあんまり稼ぎは少ないけどね。一応上場はしてるんだけど」
(*゚ー゚)「(コイツは………金持ち…!!)うわっなんか本当にビジネスマンって感じですね」
(`・ω・´)「いやいや…ところでしぃさん」
(*゚ー゚)「(誠実、金持ち、男前………)何ですか?」
(`・ω・´)「どこに行きましょうか?一応車をあっちに止めてるんですが」
(*゚ー゚)「(これは………)ああ!じゃあドライブしましょう!!」
【病院の一室】
川д川
*( '')*「………………………」
川д川
*( '')*「お母さん……………………」
川д川
*( '')*「急すぎるよ……………」
【交差点】
( <●><●>;)「ですから聞いてくださいお巡りさん!!この人が道路に飛び出て来たんですよ!」
( #ФωФ)「やかましい!!貴様は人を殺した事すらもわからんのか!」
( <●><●>;)「そんなことはワカッテマス!だけど…」
( #ФωФ)「話なら所で聞いてやる!おい!コイツを連れてくである!!」
( <●><●>;)「そ、そんな理不尽なあああああああああああああああああああああ!!」
( #ФωФ)「ったく………」
( ∋ )
( ФωФ)「あんな奴に命を奪われてちゃたまらんであるな……」
( ∋ )
( ФωФ)「……………仏さん……」
( ∋ )
( 十ω十)「あの世で楽しくやってくれや……」
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 04:26:51.81 ID:QL3YwuzdP
( ;´_ゝ`)「…………」
(´<_` ;)「大丈夫か?」
( ;´_ゝ`)「………最悪だ」
(´<_` ;)「…………………水、飲むか?」
( ;´_ゝ`)「いや……大丈夫だ」
(´<_` ;)「しょうがないさ…まさか目の前で交通事故が起きるなんて誰も思わないだろ」
( ;´_ゝ`)「糞…血が下に下がるような気がするんだ…」
(´<_` )「そいつはまずいな…………どこかで休もう」
( ;´_ゝ`)「すまないな…弟者せっかくの休みだったのに……」
(´<_` )「気にするなよ…俺たち兄弟だろ?」
( ;´_ゝ`)「ああ……そう……だな」
(´<_` )「さあ…どっかベンチでも探そう」
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 04:28:23.29 ID:QL3YwuzdP
【病院の事務室】
( ^ω^)「…ここで働いていたのかお」
('、`*;川「!!………なんで分かったの…?」
( ^ω^)「母さんに聞いたお」
('、`*川「会ったの!?」
( ^ω^)「…久しぶりだおね」
('、`*;川「……何しに来たの?」
( ;^ω^)「え?…それは…も、もちろんお前に会いに来たんだお」
('、`*川「だったらもういいでしょ?帰って」
( ;^ω^)「いや…これからのこととか…」
( ^Д^)「伊藤さん!!」
39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 04:29:39.49 ID:QL3YwuzdP
( ;^ω^)「……………………」
('、`*川「あ……………………」
( ;^Д^)「あ、………いや、またあとで」
('、`*;川「ああ、大丈夫です!すぐ帰るんで」
( ;^ω^)「え?」
( ;^Д^)「え?あ、ああそうなの?」
('、`*;川「…あ、兄です」
( ;^Д^)「え?あ、ああ…………え?ああああ!!あ、こんにちは!プギャーと申します!」
( ;^ω^)「あ、どうも……妹がお世話になってますお…」
('、`*川「終わったでしょ?もう帰って」
('、`*;川「すいません!ドタバタしちゃって……」
( ;^Д^)「え?あ、ああいいよ別に…」
('、`*川「それで要件ってなんです?」
( ;^Д^)「あ、ああ……えーっと……た、大変らしいよ外科の連中」
('、`*川「え?」
( ^Д^)「みんな応援に行ってる」
('、`*川「ああ、電車事故の」
( ^Д^)「け、けっこう悲惨らしいよ現場…」
('、`*川「でしょうね………」
( ^Д^)「………………………」
('、`*川「…………………………」
( ^Д^)「あっ、似てないねお兄さん」
('、`*川「えっあ、はいまぁ血は繋がってないので…」
( ^Д^)「え?あ…そうんなんだ…でも昔は父親代わりだったんじゃないの?」
('、`*川「ええ、まぁ子供の頃の話ですけど…」
( ^Д^)「……え?出てきたの?」
('、`*川「みたいですね」
( ^Д^)「……一緒に暮らしたり…するの?」
('、`*川「いや、それはないんじゃないんですか?ああいう性格なので」
( ^Д^)「あ、ああそうなんだ……」
('、`*川「……あの、誰か呼んでました?」
( ^Д^)「え?」
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 04:43:38.89 ID:QL3YwuzdP
('、`*川「そうじゃないんですか?」
( ^Д^)「あ……あの……人手が足りなくて困ってるって…外科が」
('、`*川「あー……じゃあこの書類が片付いたら向かいます」
( ^Д^)「あ、ああうんよろしく」
('、`*川「ありがとうございました。それではまた後で…」
( ^Д^)「………………………」
( ;^Д^)「………………………い、」
( ;^Д^)「……いい………………伊藤さん」
('、`*川「………?なんですか?」
( ^Д^)「これを………」
('、`*川「?カセットテープですか……?」
( ;^Д^)「!!………いや!!また後で!」
('、`*;川「えっ!?」
( ;^Д^)「ごめん!後で!…ね!」
('、`*;川「え?はい…え?」
( ;^Д^)「じゃ!……ま、またね」
('、`*;川「……?」
('、`*;川「…………………何だったのかしら…」
【喫茶店】
(,,゚Д゚)「つまり…式まであと10日くらいってことになるのかな?」
从;'ー'从「え……それなのにいいんですか?」
(,,゚Д゚)「何が?」
从;'ー'从「いやだって…結婚相手が他の男性と遊んでもいいんですか?」
(,,゚Д゚)「ああ、いや良いんだよ。俺達はいつもそうやってるんだから」
从;'ー'从「でも……」
(,,゚Д゚)「これは結婚前の最後の遊びでもあるし、けじめでもあるわけよ」
从;'ー'从「な、なるほど……」
ミ,,゚Д゚彡「お待たせしました。抹茶キャラメルラテのお客様は……」
从;'ー'从「あ、私です…」
ミ,,゚Д゚彡「それで…こちらがブレンドです」
(,,゚Д゚)「ああ、どうも」
ミ,,゚Д゚彡「ご注文の品は以上でよろしかったですか?」
(,,゚Д゚)「ああ、はい」
ミ,,゚Д゚彡「ごゆっくりどうぞ」
从;'ー'从「なんか…いろんな愛の形があるんですね」
(,,゚Д゚)「まぁ……俺達は特殊なのかも…な」
(,,゚Д゚)「でも大丈夫だよ。俺達は愛し合ってるから。ギコハハハハハ」
从;'ー'从「ほぉ~……」
(,,゚Д゚)「それで…渡辺さん…どうする?」
从'ー'从「ふぇ?…な、何をですか?」
(,,゚Д゚)「いや…もうホテルの予約してるんだけど…」
从;'ー'从「えっ…!!あ、…その………」
(,,゚Д゚)「嫌?」
从;'ー'从「いや、嫌ではない…で、ですけど……!」
(,,゚Д゚)「?」
从;'ー'从「なんていうか…私…シャキン君以外の人とするの…初めてで…」
(,,゚Д゚)「ああ、なんだそのことか。大丈夫だよ」
(,,゚Д゚)「ちゃんと丁寧にやるからさ」
从;'ー'从「え……でも……でも」
(,,゚Д゚)「どうするの?行くの?行かないの?」
从;'ー'从「あ……………………」
从;'ー'从「い……………………行きます」
(,,゚Д゚)「決まりね。じゃあ、飲み終わったら行こうか」
从;'ー'从「は…はい!」
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 05:11:37.82 ID:QL3YwuzdP
【とある家の2階】
(・∀ ・)「ヒッキーくーんwwwwww遊ぼうよーww」
|゚ノ ^∀^)「プッwアハハハハハハ」
<ヽ`∀´>「ずっと部屋に籠ってると体に悪いニダよwwww」
(-_-;)「………………」
(・∀ ・)「俺達ヒッキーが学校に来なくてすっげーさびしいんだぜ?」
<ヽ`∀´>「いい加減来るニダwwwwwwwww」
|゚ノ ^∀^)「いいよいいよwww録音ばっちりwww」
(-_-;)「(………消えてしまえ消えてしまえ消えてしまえ)」
(・∀ ・)「いい加減何とか言ったらどうなの?」
<ヽ`∀´>「そろそろうざいニダ」
|゚ノ ^∀^)「もっと言っちゃえ言っちゃえwwwwwwww」
53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 05:14:40.89 ID:QL3YwuzdP
【病院の事務室】
*( '')*「ペニサスちゃん………」
('、`*川「!…どうしたのヘリカルちゃん…?」
*( '')*「お母さんが…死んだみたいなの……」
('、`*;川「え…………………?」
*( '')*「死んじゃったの………」
('、`*;川「ちょ、ちょっとどこ行くの!?」
('、`*;川「ヘリカルちゃん!!ちょっと!!」
【高校の職員室】
( ´ー`)「お前だけだぞ。進路希望表が出てないのは」
lw´‐ _‐ノv「私の将来なんて暗く薄汚れてます。あのジーンズのように」
( ´ー`)「なんでもいいんだぞ?OLとか…ケーキ屋とか…」
lw´‐ _‐ノv「じゃあ農家は?」
( ´ー`)「まぁ…それでもいいよ」
lw´‐ _‐ノv「いやぁ…面白さのインパクトを狙うとね…」
( ´ー`)「………シラネーヨ」
( ´ー`)「とりあえずプリントは渡すから…ここで書きなさい」
lw´‐ _‐ノv「わかった。じゃあちょっと待って」
( ´ー`)「…なにをしてるんだ?」
lw´‐ _‐ノv「ヨガ」
( ´ー`)「じゃあその先まで聞こう。なんでヨガなんかやってるんだ?」
lw´‐ _‐ノv「こうすればお笑いの神は舞い降りるのさ。お台場に」
( ´ー`)「そうか。じゃあ後5分以内に降臨しなかったら机にちゃんと座れよ」
lw´‐ _‐ノv「御意」
( ´ー`)「…………………」
lw´‐ _‐ノv「……………」
( ´ー`)「………………………絶対に突っ込まないぞ……」
【大学の休憩所のようなところ】
ξ゚⊿゚)ξ「………………」
( ・∀・)「………わっ!!」
ξ;゚⊿゚)ξ「うわっ!!………何!?」
( ・∀・)「待った?」
ξ;゚⊿゚)ξ「なんだモララーか…驚かせないで……」
('∀`)「わっ!!」
ξ゚⊿゚)ξ「……………ドクオさん」
('A`)
('A`)「あ……今何時?」
( ・∀・)「約4時半」
('A`)「サンキュー」
( ・∀・)「ドクオさん…携帯は?」
('A`)「金払い損ねたら止められた」
( ・∀・)「金払いなよ…」
ξ゚⊿゚)ξ「あ、二人ともちょっと待っててトイレ行ってくる」
('A`)「え…どうする?」
ξ゚⊿゚)ξ「何が?」
('A`)「ここでする?それとも部室行く?」
( ・∀・)「いや…でも部室今フォックス先輩いるし」
('A`)「誰?」
( ・∀・)「いや、ほら…ツンの前の…」
ξ゚⊿゚)ξ「私は平気だけど」
66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 05:50:44.69 ID:QL3YwuzdP
ξ゚⊿゚)ξ「とりあえず私はトイレ行ってくるから」
( ・∀・)「じゃあ俺も行こうかな?」
('A`)「え?」
('∀`)「じゃ…じゃあ俺も行こうかな」
( ・∀・)「ドクオさん、さっき行ったじゃん」
('A`)
('A`)「あ、ああそうだったな……」
('∀`;)「お前なんでそんなこと覚えてんだよw!」
( ・∀・)「いや俺なんかそういうことは覚えてるんだよねw」
ξ゚⊿゚)ξ「ドクオさん、これ読んでおいてください」
('A`)「なにこれ」
ξ゚⊿゚)ξ「次の会議の資料です」
('A`)「ああ…了解」
ξ゚⊿゚)ξ「それじゃあ」
( ・∀・)「お前、ベランダのサボテン締まっておいてくれた?」
ξ゚⊿゚)ξ「あ、忘れてた」
( ・∀・)「おいおい…今日雨降るんだぞ」
ξ゚⊿゚)ξ「良いじゃん水やる必要ないし」
( ・∀・)「あれ雨に弱い奴なの」
ξ゚⊿゚)ξ「いやだって砂漠にくらい雨降るでしょ」
( ・∀・)「だからそういう問題じゃ………」
('A`)
【とあるマンションの一室】
从#゚∀从「姉貴!いい加減に嘘つくのやめろよ!」
川 ゚ -゚)「本当だ。私は父さんのモノには一切手をつけていない!」
(=゚ω゚)「ふざけんなょぅ!じゃあお前以外に誰が知ってるんだょぅ!!」
从 ゚∀从「あんたが一人で親父の世話してきたんだろ?あんたは知ってるはずなんだよ!」
川 ゚ -゚)「そんなに知りたければ本人から聞けばいいじゃないか!」
从 ゚∀从「あんなにボケちまったら話なんてできるわけねーだろ!!」
(=゚ω゚)「義父さんが死んだらもう誰も分からなくなるょぅ!」
从 ゚∀从「遺産を独り占めしようたってそうはいかないぜ…!」
川 ゚ -゚)「ハイン…ぃょぅ君…私は金庫なんて本当に知らないんだ」
从#゚∀从「あーもういいよ!!あんたにはがっかりだ!!」
从 ゚∀从「明後日までに見つけろ!でないと業者を呼んでこの家をぶっ壊してでも探すからな」
川 ;゚ -゚)「なっ…!!ふざけるな!この家は母さんの…!」
从 ゚∀从「だったら全力で探せよ…!!」
(=゚ω゚)「頼んだょぅ」
川 ゚ -゚)「……………」
/ ,' 3「…………………」
川 ゚ -゚)「起こしたかな?お父さん…」
/ ,' 3「………………」
川 ゚ -゚)「大丈夫だよ。この家は…私が守るから」
【駅のホーム】
( ´∀`)『繰り返し申し上げます。只今……』
ζ(゚ー゚*ζ「……どうする?」
(*゚∀゚)「どうするって言われてもなー…こんな中途半端な駅で止められても…」
ζ(゚ー゚*ζ「これじゃあカラオケ行けなくない?」
(*゚∀゚)「んー確かになぁ」
ζ(゚ー゚*ζ「なんで事故るわけ?マジありえないんだけど…」
(*゚∀゚)「まぁしょうがねぇよ。とりあえず駅前でなんか食べ…」
(´・ω・`)「あの…すいません……」
ζ(゚ー゚*ζ「…はい?」
(´・ω・`;)「今さっきまでずっと寝てたんですけど…どうしたんですか?なにかあったんですか?」
74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 06:10:38.88 ID:QL3YwuzdP
ζ(゚ー゚*ζ「今、電車止まってるんですよ」
(*゚∀゚)「なんか他の駅で事故ったらしいぜ」
(´・ω・`;)「ええ…そうなのか……」
(*゚∀゚)「おっさん…急用?」
(´・ω・`)「まぁね…会社に戻らなくちゃいけなかったんだけど…」
(*゚∀゚)「ついてねーなおっさんも。こんなチンケな駅で止められちゃってさ」
(´・ω・`;)「…ははっ…確かにそうかもしれないな」
ζ(゚ー゚*ζ「まぁ電車が動くまで気長に待ちましょうよ」
(´・ω・`)「ああ…そうするよ」
75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 06:14:39.45 ID:QL3YwuzdP
【住宅街の公園】
( ゚д゚ )「……………………」
( ><)「それじゃあすべり台も飽きたし、砂のお山を作るんです!!」
(*'ω' *)「わかったっぽ!」
( ∵)
( ゚д゚ )「………(ガキが親の目もなく遊んでいる…)」
( ><)「ちんぽっぽは水をくんできてください!」
(*'ω' *)「わかったっぽ!」
( ゚д゚ )「………(こいつらを誘拐すれば…相当な額になりそうだな……)」
( ><)「ビコーズは穴を掘って下さい!」
( ∵)
( ゚д゚ )「………(いけるな………)」
76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 06:19:38.13 ID:QL3YwuzdP
【喫茶店】
(,,゚Д゚)「それじゃあ…ちょっとトイレ行ってくるね」
从'ー'从「ああ、うん。ごゆっくり…」
J( 'ー`)し「あの…すいません……」
ミ,,゚Д゚彡「いらっしゃ……あ、どうも…こんにちは」
J( 'ー`)し「あの…ドクオ来てます?」
ミ,,;゚Д゚彡「あ…今日はシフト入ってないんですけど…」
J( 'ー`)し「あら…そうだったの…ごめんなさいね…」
ミ,,゚Д゚彡「いえいえ…」
J( 'ー`)し「ほら、なんか立て続けに電車が事故にあってるじゃない?だから心配になっちゃって…」
ミ,,゚Д゚彡「あーそうですか……でも、この時間なら…大学にいると思いますよ」
77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 06:25:06.31 ID:QL3YwuzdP
J( 'ー`)し「そうですか…すいません。ありがとうございます」
ミ,,゚Д゚彡「あ、いや…何か飲んで行かれます?」
J( 'ー`)し「ああ、いえ大丈夫です…」
ミ,,゚Д゚彡「そうですか…」
J( 'ー`)し「いつもお世話になってすみませんね」
ミ,,゚Д゚彡「いえいえ…なんだったら連絡が来たら伝えるように言っておきます」
J( 'ー`)し「あ…お願いします……」
ミ,,゚Д゚彡「いえいえ…こちらこそ……」
【大学の休憩所のようなところ】
( ・∀・)「お待たせ」
('A`)「ああ………?」
('A`)「あれ?ツンは?」
( ・∀・)「後輩と話してる。すぐ来るよ」
('A`)「ああ…そっか…」
( ・∀・)「………………ドクオさんさ…ツンのこと呼び捨てにしてたっけ?」
('A`)「え?……し、してたんじゃないかなぁ…」
( ・∀・)「ふぅん……いや、ちょっと気になって」
('∀`)「いや…俺ってさ誰でも呼び捨てにする癖あるじゃん?」
( ・∀・)「ああ…」
('∀`)「たぶんそれの延長じゃないかな」
80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 06:35:03.09 ID:QL3YwuzdP
ξ゚⊿゚)ξ「お待たせ」
( ・∀・)「おかえり」
ξ゚⊿゚)ξ「そういえばドクオさんあれ聞いといてくれました?」
('A`)「ああ、病院の地下3階の奴?聞いたよ」
ξ゚⊿゚)ξ「どうでした?」
('A`)「いや…それがさ事務員みたいな人に聞いてみたんだけどさ…鼻で笑われた」
( ・∀・)「なんかあやしいね」
ξ゚⊿゚)ξ「何か隠してそうですね…あっ酢昆布食べます?」
('A`)「いや…いい。ただね…地下3階の噂は病院内でも存在するみたい」
( ・∀・)「きっと病院のコアな人しか知らないんだよ」
81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 06:38:39.79 ID:QL3YwuzdP
ξ゚⊿゚)ξ「たとえば?」
( ・∀・)「例えば…なにか病院の利益になるようなことで…でも世間には言えない奴とか」
('A`)「未納金とかかな」
( ・∀・)「だとしたらつまらないな」
ξ゚⊿゚)ξ「いや私はもっと危ないものだと思うな」
( ・∀・)「危ないものって…何よ」
ξ゚⊿゚)ξ「だから…………………」
_
( ゚∀゚)
ξ゚⊿゚)ξ「…………………」
('A`)「…知り合い?」
ξ゚⊿゚)ξ「あの人…あれじゃない?アイドルの…」
('A`)「ああ、何とかッパーズの?」
ξ゚⊿゚)ξ「そうそう」
( ・∀・)「嘘!?今の?」
ξ゚⊿゚)ξ「…で、例えば地下では実験が行われていて…」
('A`)「あ…実験説なんだ」
ξ゚⊿゚)ξ「例えばアメリカ軍がウイルス兵器を開発してるんだけど、本国ではできないからよその国のよさそうな場所でやったり」
( ・∀・)「突拍子もないな、それも」
ξ゚⊿゚)ξ「じゃあモララーはどう思う?」
( ・∀・)「そうだな…その地下で行われてる実験は実は不老不死の実験で」
( ・∀・)「その実験に失敗した被験者がゾンビになったりとか」
ξ゚⊿゚)ξ「ゾンビになったら半分成功じゃ…ゲホッ!」
84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 06:42:45.63 ID:QL3YwuzdP
( ・∀・)「まぁそうだけどね」
ξ;゚⊿゚)ξ「エホッ!…それはモララーがゾンビとか好きだから…ゲホッ!ンンッ!…でしょ?」
( ・∀・)「まぁそれもあるけどさ」
('A`)「あるんだ」
ξ;゚⊿゚)ξ「モララーはゲホッゲホッ!…ブードゥーとか…ゴホッ!好きだから…!!」
( ・∀・)「いや、だけど俺は可能性のことを…………大丈夫?」
ξ;゚ー゚)ξ「酢昆布、酢昆布」
( ・∀・)「アホ」
('A`)「とにかく…病院のもっとコアな人に聞かないとな…」
( ・∀・)「だとしたら…そうだな…」
ξ;⊿ )ξ「ガフッ!!ゲホゴホッ!!」
85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 06:45:01.93 ID:QL3YwuzdP
( ・∀・)「…ちょっとツン?大丈夫か?」
ξ; ー )ξ「だ…大丈夫…大丈夫!!」
( ・∀・)「きっと酢昆布の粉が詰まったんだよ」
('A`)「ああ、あの旨み成分?」
( ・∀・)「だからとりあえず院長クラ…」
ξ; ⊿ )ξ「ゲホッゲホッッ!!!!グガッ!!」
( ;・∀・)「ちょ…ちょっとツン…ほんとに大丈夫?」
('A`;)「え?どうしたの?」
ξ;⊿ )ξ「しゃ…洒落に…洒落に!なら…ない!!」
( ;・∀・)「え?ツン?おい!!」
86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 06:46:05.02 ID:QL3YwuzdP
ξ;⊿ )ξ「ゴフッ…ヒュー……カハッ…お…が…」
( ;・∀・)「え?…何?ツン…」
ξ;⊿ )ξ「お…が………おがみ…っ!!」
( ;・∀・)「おがみ?…何?ツン!」
('A`;)「ツン!?どうしたんだよ!!ツン!?」
ξ; ⊿ )ξ「お……が……おが…み!!」
ξ ⊿ )ξ
ξ ⊿ )ξ
( ・∀・)「……………………え?」
ξ ⊿ )ξ
('A`;)「え?え?ツン…?」
( ;・∀・)「おい…ツン?…ふざけんなよ!」
ξ ⊿ )ξ
( ・∀・)「おーい、いい加減にしろよ!起きろって」
( ・∀・)「ほら、手握れよ!起こすから…………」
( ・∀・)「……………」
ξ ⊿ )ξ
('A`;)「え…………」
( ;・∀・)「うわ…なんだこれ…え…?」
('A`;)「え?ツン…?え?」
( ;・∀・)「やばいって…おかしいよこれ……!!」
ξ ⊿ )ξ
( ;・∀・)「………………………う」
( ;・∀・)「うわああああああああああああああああああ!!」
('A`;)「え?ちょっとモララー!?」
('A`;)「おい!どこ行くんだよ!!」
ξ ⊿ )ξ
('A`;)「う…うわ…………」
('A`;)「うわあああああああああああああああああああああああああああ!!」
90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 06:52:48.04 ID:QL3YwuzdP
【喫茶店】
从;'ー'从「あれれー?お…おかしいなー」
从;'ー'从「さっきから腕の震えが止まらないよ…?」
从;'ー'从「あっ………コップが…!」
从;'ー'从「…………拾わないと」
从;'ー'从「………ん?」
从;'ー'从「え…?何これ……震えが…震えが止まらないよ…!」
从; ー 从「え?え?なんで?さっきまで……手だけだったのに!!」
((从; ー 从))「何で?なんで?なんで?あれ?あれ!?あれ!?」
ミ,,;゚Д゚彡「…!!ちょ…ちょっとお客さん!?」
((从; ー 从))「いや、ちょっと違うんですけど!!…あれれ!?」
ミ,,;゚Д゚彡「お客さん!?困りますよ!!ねぇ!!」
91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 06:57:48.88 ID:QL3YwuzdP
((从; ー 从))「あれ!?あれれ!?止まらない!止まらないよ!!」
ミ,,;゚Д゚彡「ちょっと!お客さん!!大丈夫ですか!?」
((从; ー 从))「あ…あ…ああああああああああああああああああ!!」
从; ー 从「あ……れ………?………」
从 ー 从
从 ー 从
ミ,,;゚Д゚彡「…………………?」
ミ,,;゚Д゚彡「お…お客さん?」
从 ー 从
ミ,,;゚Д゚彡「うわ……だ、誰か!…誰かあああああ!!」
【とある家の2階】
(・∀ ・#)「おい!そろそろ開けないとぶん殴るぞ!!」
(-_-;)「……………」
|゚ノ ^∀^)「またんきそこらへんにしときなってw」
(・∀ ・)「だってこいつ存在がむかつくんだもんw」
|゚ノ ^∀^)「本当のこと言ったらかわいそうじゃんww」
<;ヽ`∀´>「た…ただいまニダ」
(・∀ ・)「おう…お前どうしたんだよ」
|゚ノ ^∀^)「ヒッキーの家のトイレ臭かった?」
<;ヽ`∀´>「いや…なんかさっきからおなかの調子が悪くて…」
94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 07:15:48.47 ID:QL3YwuzdP
(・∀ ・)「おい、大丈夫かよwだっせぇなぁ」
<;ヽ`∀´>「マジできっついニダ……」
|゚ノ ^∀^)「あんたここの冷蔵庫でも漁ったの?」
<;ヽ`∀´>「いやマジで…や、やばいニダ!」
(・∀ ・)「………?何なんだよ」
<;ヽ ∀ >「やば…!!ちょっと…まっ!!」
<;ヽ ∀ >「ギャ…グガアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
(・∀ ・;)「に、ニダー!?」
|゚ノ; ^∀^)「ちょっ………」
(-_-;)「………………?」
<;ヽ ∀ >「痛い痛い痛い痛い!!!!痛いいいいいいいいいいいいいい!!」
(・∀ ・;)「おい!落ち着けって!!」
|゚ノ; ^∀^)「どうしたの!?ニダー!!」
<;ヽ ∀ >「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
(・∀ ・;)「おい!救急車!!」
|゚ノ ^∀^)「え…!?え、ああうん!!」
<;ヽ ∀ >「ガ…ガア……ボ」
< ヽ ∀ >
< ヽ ∀ >
|゚ノ ;^∀^)「え……………?」
97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 07:27:29.76 ID:QL3YwuzdP
|゚ノ ;^∀^)「ちょ…ちょっと…ねぇニダー……」
< ヽ ∀ >
|゚ノ ;^∀^)「……………」
|゚ノ ;^∀^)「ちょっと…やばいよ…またんき…」
(・∀ ・;)「うっ…あぁ……?なっ…」
|゚ノ ;^∀^)「…………………また…んき?」
(・∀ -;)「あ………頭が…っ!!」
|゚ノ ;^∀^)「ちょ…どうしたの…?」
( ∀ ;)「頭がっ!!…いたっ!うっ!!あ…」
|゚ノ ;^∀^)「またんき!!ねぇってば!!またんき!!?」
( ∀ ;)「ううう!!ああっ!!た…助け……助けて!!」
( ∀ ;)「うわあああああああああああああああああああ!!」
|゚ノ ;^∀^)「きゃああ!!ま、またんき!?」
( ∀ ;)「うわ…あ………あ……」
( ∀ )
( ∀ )
|゚ノ ;^∀^)「い………いやっ……いやああああああああああああ!!」
|゚ノ ;^∀^)「だ、誰か!!助けて!!助けてぇ!!」
|゚ノ ;^∀^)「助っ………………!!」
(-_-)「…………………」
|゚ノ ;^∀^)「ひ、ヒッキー………」
<ヽ ∀ >
( ∀ )
(-_-)「…………………死んでる」
|゚ノ;^∀^)「た…助けて!お願い!!」
(-_-)「…………そうだよな…うん良い気味だ」
|゚ノ;^∀^)「…………?ヒッキー…」
(-_-)「レモナさん………………」
(-_-)「どうして君は生きてるの?」
|゚ノ ^∀^)
|゚ノ;^∀^)「……………え?え?」
(-_-;)「うわっ…すごい…こんなに汚れるもんなんだ…」
|゚ノ ∀ )
(-_-)「血なんて…洗っても落ちないだろうな……」
|゚ノ ∀ )
(-_-)「………………」
(-_-)「……………まぁいいか」
|゚ノ ∀ )
(-_-*)「僕は…自由だ」
【204教室】
ノパ⊿゚)「とりあえず適当に机動かして始めるか」
( ,,^Д^)「ういっす」
(#゚;;-゚)「ねぇ…本当に踊るの?」
ノパ⊿゚)「他に何かある?」
(#゚;;-゚)「いや……そうだけど…でもさぁ……」
ノパ⊿゚)「お前らはどうかしらね―けどさ。私はね、しぃと一緒に入学して一緒に授業受けて」
ノパ⊿゚)「先に進級して、先に卒業されて、先に結婚までしらてるけど友情感じてんだよ」
(#゚;;-゚)「いや…私もしぃさんにはお世話になったし…」
( ,,^Д^)「俺も…」
ノパ⊿゚)「だろ?」
ノパ⊿゚)「踊ろうよ」
113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 12:19:43.74 ID:QL3YwuzdP
(#゚;;-゚)「あ…でも私、踊りとか踊れないし…」
( ,,^Д^)「踊れないっす」
ノパ⊿゚)「いいよ。私考えるから」
(#゚;;-゚)「あ、ヒートさんが考えるんだ」
ノパ⊿゚)「何だよ不満か?」
(#゚;;-゚)「いや…なんていうか…ヒートさんさ…」
(#゚;;-゚)「昔さ学生ホールで着物のストリップみたいなの踊ってなかった?」
ノパ⊿゚)「あー……そういうのもあったな」
(#゚;;-゚)「何かどんどんはだけていくみたいな」
ノパ⊿゚)「あーあれね!あれ難しいんだ!見えるとか見えないとかあるからさ」
ノパ⊿゚)「あれをするなら結構稽古しないと厳しいぜ」
(#゚;;-゚)「だから…ああいうのじゃないよね」
( ,,^Д^)「芸術性高すぎちゃうんじゃないですか?」
ノパ⊿゚)「ああ、おうもっとフレンチポップっぽくってことだろ?」
(#゚;;-゚)「ああうん…そうなのかな?」
ノパ⊿゚)「おっけおっけわかった!じゃあとりあえずやろう!二人ともそこに並んで」
( ,,^Д^)「ういっす」
(#゚;;-゚)「でも…私踊れないよ?」
ノパ⊿゚)「いいよいいよ。私の真似してくれれば」
115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 12:46:57.31 ID:QL3YwuzdP
ノパ⊿゚)「じゃあ歌って?」
(#゚;;-゚)「音楽ないのに歌えないよ…」
ノパ⊿゚)「大丈夫だって」
(#゚;;-゚)「しかもサビ以外のとこ良く分からないし…」
ノパ⊿゚)「ならサビだけ執拗に歌えばいいよ」
(#゚;;-゚)「それでいいの?」
ノパ⊿゚)「ほらいいからやるよ!……………いくぞ?さんっはい!」
(#゚;;-゚)「………?……?」
( ,,^Д^)「………?………?」
116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 12:55:26.93 ID:QL3YwuzdP
ノハ#゚⊿゚)「おい!ちゃんと歌えよ!」
(#゚;;-゚)「歌いづらい」
( ,,^Д^)「タイミングがちょっと……」
ノハ#゚⊿゚)「じゃあ私が手をあげたらスタートな」
ノパ⊿゚)「さん、はい!………………」
( ,,^Д^)「……………?……?」
(#゚;;-゚)「……………え?え?歌い出しどこ?」
( ,,^Д^)「全然わかんねぇ……」
(#゚;;-゚)「ヒートさんが歌わないから…」
ノパ⊿゚)「何だよ。私のせいかよ」
(#゚;;-゚)「うん」
( ,,^Д^)「あ、ちょっと歌詞カード…」
ノパ⊿゚)「はやくする」
( ,,^Д^)「あっはい」
ノパ⊿゚)「じゃあもう『さんはいっ』で歌い出しな!」
( ,,^Д^)「ああはい」
ノパ⊿゚)「……じゃあいくぞ?…さん、はいっ!!」
( ,,^Д^)(#゚;;-゚)「…しぃとギコお幸せに~♪」
( ,,^Д^)(#゚;;-゚)「…ジャスマリッジ」
ノパ⊿゚)「こっからボックス踏んで!」
( ,,^Д^)(#゚;;-゚)「しぃとギコお幸せに~♪」
( ,,^Д^)(#゚;;-゚)「えいえーんにー♪」
ノパ⊿゚)「ここで1回転!」
(#゚;;-゚)「え?今のどうやったの…?」
ノパ⊿゚)「だから…えいえーんにー…で1回転」
(#゚;;-゚)「え?え?」
ノパ⊿゚)「おい!じゃもう一回やるよ!」
( ,,^Д^)「あ、はい」
ノパ⊿゚)「さん、はいっ!」
( ,,^Д^)(#゚;;-゚)「しぃとギコお幸せに~♪」
( ,,^Д^)(#゚;;-゚)「ジャスマリー」
ノパ⊿゚)「はい!はい!」
( ,,^Д^)(#゚;;-゚)「しぃとギコお幸せに~♪」
( ,,^Д^)(;#゚;;-゚)「えいえーんにー♪」
ノパ⊿゚)「でぃ1テンポ遅い。タカラ今のベスト」
( ,,^Д^)「これ回転するときに…マイクのコードとか絡まっちゃうんじゃないですか?」
ノパ⊿゚)「…だったら…えいえーんにー…のとこでマイクスタンドに返せばいいよ」
( ,,^Д^)「あ、なるほど」
ノパ⊿゚)「でぃやるよ!」
(#;゚;;-゚)「え?…ああうん」
ノパ⊿゚)「じゃあ行くぞ!さん、はいっ!」
( ,,^Д^)(#゚;;-゚)「しぃとギコお幸せに~♪」
( ,,^Д^)(#゚;;-゚)「ジャスマリー」
ノパ⊿゚)「はい!はい!」
( ,,^Д^)(#゚;;-゚)「しぃとギコお幸せに~♪」
( ,,^Д^)(;#゚;;-゚)「えいえーんにー♪」
121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 13:14:56.17 ID:QL3YwuzdP
(#; ;;- )「うわ…っ」
ノパ⊿゚)「おいでぃ…わかったからやるぞ」
( ,,^Д^)「これ…あの回転した後に…手をあげるってのはどうですかね」
ノパ⊿゚)「どういうことだ?」
( ,,^Д^)「だから…えいえーんにーのとこで………こう」
ノパ⊿゚)「あーなるほどな…。でも結婚式だからあんまりカッコ良くするのはなぁ…」
(#; ;;- )「ハァ……ハァ……」
ノパ⊿゚)「もっとアンニュイな感じにした方が良いんじゃない?」
( ,,^Д^)「例えば?」
ノパ⊿゚)「こう……えいえーんにー………とか」
( ,,^Д^)「ああ、それだけで結構アンニュイになりましたね」
(#; ;;- )「うっ……!!」
122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 13:16:34.85 ID:QL3YwuzdP
ノパ⊿゚)「ちょっとでぃ大丈夫か?」
(# ;;- )「ああうん…急に動いたからかな…」
( ,,^Д^)「えいえーんにー………っと」
ノパ⊿゚)「タカラ、それだとちょっとフィニッシュ早すぎるんじゃないか?」
( ,,^Д^)「ああなるほど」
(#;;;- )「ハァ………ハァ……!!」
ノパ⊿゚)「……………ちょっとでぃ大丈夫か?」
(#;;;- )「へいひ……へいひ………」
( ,,^Д^)「大丈夫ですか?パンとか食べる?」
(#;;;- )「ひらない……ひらない!……」
ノハ;゚⊿゚)「おい!でぃ!しっかりしろ!」
(#;;;- )「ひしゃ…!!ひしゃ…」
ノハ;゚⊿゚)「え?何…?医者?…医者呼ぶか?」
(#;;;- )「ひしゃ!!」
ノハ;゚⊿゚)「呼ぶ!?呼ぶのか!?おい!…タカラ!医者!!」
( ,,;^Д^)「え?あ、はい!!」
(#;;;- )「いや!いや!いやああああああああああああああ!!」
ノハ;゚⊿゚)「ちょっとでぃ!?でぃ!!」
(#;;;- )「…………あ………………」
(#;;- )
ノハ;゚⊿゚)「……………………でぃ?」
( ,,;^Д^)「……………え」
(#;;- )
ノハ;゚⊿゚)「うわ……なんだこれ……やべぇ…やべぇよ!!」
( ,,;^Д^)「ハァ…ハァ…ヒュー…カッ…うっ!!」
ノハ;゚⊿゚)「……………?た、タカラ?」
( ,,; Д )「く…くるしぃ!!ガッ…カッ……!!」
ノハ;゚⊿゚)「タカラ…?おい!過呼吸?」
( ,,; Д )「ウガッ!!…カ…カ………」
( ,, Д )
ノハ;゚⊿゚)「……………タカラ?」
( ,, Д )
ノハ;゚⊿゚)「あ………ああ………ああああ…」
ノハ;゚⊿゚)「タカラあああああああああああああああああああ!!」
ノハ;゚⊿゚)「やべぇ…やべぇよ…………」
ノハ;゚⊿゚)「うわああああああああああああああああああああああああああ!!」
126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/01/13(木) 13:29:47.78 ID:QL3YwuzdP
【病院の一室】
('、`*;川「ここにいて」
*( '')*「何で?」
('、`*;川「いいから」
*( '')*「何が起きてるの?」
('、`*;川「わかんない」
*( '')*「きっと医療ミスだよ…みんな適当だもん」
('、`#;川「だからわかんないの!!」
*( '')*「……………」
('、`*;川「……………」
*( '')*「……ねぇ」
('、`*;川「………………」
*( '')*「ねぇ………」
('、`*;川「………………」
*( '')*「ねぇってば!!」
('、`*;川「うるさい!!」
*( '')*「ペニサスちゃんちょっと落ち着きなよ…」
('、`*;川「私…事務室に行ってくるからここでおとなしく待ってて」
*(;'')*「ええ?やだよ!」
('、`*川「すぐ戻るから!!」
*(;'')*「ちょっと!!」
*( '')*「………………」
*( '')*「私も行きたい……」