February 2011
February 26, 2011
フェラーリバイクのようです
□<えにしんごーずそのこころが♪
( ^ω^)「今、バイクが熱い」
( ^ω^)「買うかお」
潤オバイク屋潤オ
川 ゚ -゚)「いらっしゃいませー」
( ^ω^)「あ、すみません。中型バイク欲しいんですけど。予算はこれくらいですお」
川 ゚ -゚)「それでしたらおすすめがございます。なんとあのフェラーリ社のバイクですよ」
( ^ω^)(フェラーリにバイクなんてあったっけ?)
川 ゚ -゚)「こちらです」
( ^ω^)「……明らかにエンブレムだけ後から貼っつけた感じだお」
川 ゚ -゚)「こちら今なら50万ポッキリとなっております」
(;^ω^)「高ッ!予算大幅にオーバーじゃないかお……ていうか」
川 ゚ -゚)「?」
(;^ω^)「ハンドルないんすけど」
( ^ω^)('A`)(,,゚Д゚)ブーン系ラッパーのようです
>>1
Thenk you! チェケラッ!
ブーン系短編フェス
ゲリラ投下
始めます
世界のすべてを初めて読んでから
ずっと読者を続けてきて
言いたかったけど
言えなかったこと
全部
言います
('A`)路上から始まるようです
川 ゚ -゚)「誰も聴いてないのに、どうして君は歌うんだ?」
('A`)「……」
真夏の陽射しが肌を焼く、ある日のこと。
路上の隅に座り、ギター一本を抱えて歌う男に、黒髪の女が話しかけました。
('A`)「……」
川 ゚ -゚)「ずっとこの場所で同じ歌ばっか歌ってるだろ。
ぶっちゃけ誰も聴いてないし、誰も君なんて気にも留めてないのに」
川 ゚ -゚)「何の為に歌ってるんだ?」
川 ゚ -゚)「言っちゃ悪いけど、あまり歌もギターも上手くないし」
会って数秒で、ダメ出しです。
オブラートに包むなり、もっとやんわりとした伝え方をすればいいのに、
女はキツイ言い方のまま、無表情で言いました。
川 ゚ -゚)「他のストリートミュージシャンのが上手いし、君よりやる気もあるよ」
川 ゚ -゚)「君の歌にはさ、こう…グッとくるもんがないんだよね」
川 ゚ -゚)「ダラダラと同じ歌を歌うだけ。それじゃあ、業界には入れないぞ」
('A`)「別に、いいよ」
一言ぼそりと答え、男はまたギターを爪弾きます。
彼の歌は、涼しさを求める人ゴミの中に消えてゆきました。
( ^ω^)シベリア殺人事件のようです
*モチーフ
ZABADAK/オハイオ殺人事件
*原曲スキーな方、ごめんなさい。
*音楽短編祭参加作品
ξ ^ー^)ξ愛しているようです
2 :以下、VIPに代わりまして名無しのようです:2011/02/20(日) 16:45:52 ID:211/obnoO
ξ ゚⊿゚)ξ ―――で、どういうこと?
(;^ω^) ……
川 ゚ -゚) …すまない
ξ ゚⊿゚)ξ 謝るのは後にして
ξ ゚⊿゚)ξ 私は今、アンタたちが何をしたかを聞いてるの
(;^ω^) ……浮気しました……
ξ ゚⊿゚)ξ 聞こえないわ
(;^ω^) 浮気…しましたお……
ξ ゚⊿゚)ξ ……
ξ ゚⊿゚)ξ そう
川;゚ -゚) わ、悪いのは私だ!
川;゚ -゚) 内藤と君が付き合ってるのを知ってて、私が声をかけて、それで…
ξ ゚⊿゚)ξ その誘いに乗った時点でブーンも同罪でしょ
(;^ω^) ……
川;゚ -゚) ……
続きを読む
ξ ゚⊿゚)ξ ―――で、どういうこと?
(;^ω^) ……
川 ゚ -゚) …すまない
ξ ゚⊿゚)ξ 謝るのは後にして
ξ ゚⊿゚)ξ 私は今、アンタたちが何をしたかを聞いてるの
(;^ω^) ……浮気しました……
ξ ゚⊿゚)ξ 聞こえないわ
(;^ω^) 浮気…しましたお……
ξ ゚⊿゚)ξ ……
ξ ゚⊿゚)ξ そう
川;゚ -゚) わ、悪いのは私だ!
川;゚ -゚) 内藤と君が付き合ってるのを知ってて、私が声をかけて、それで…
ξ ゚⊿゚)ξ その誘いに乗った時点でブーンも同罪でしょ
(;^ω^) ……
川;゚ -゚) ……
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February 25, 2011
( ∀ )白痴のエデンなようです
遅刻かしら。申し訳ないですわ。
しかも直しながらの投下なので、スローペースですの。
モチーフ曲は、スコット・ジョプリンの『Maple Leaf Rag』
曲を解釈したというより、ふいーんきだけです。
ほんと、申し訳ないです。
とにかくゲリラ、行きますです。
( ФωФ)の一番長い日のようです
この作品はブーン系音楽短編フェス参加作品です
さだまさしさんの親父の一番長い日をモチーフにして書かせていただきました
尚、諸般の事情により、一部書きためが完成していないままの投下になりますので、かなりスローペースになることが予測されます
もし朝7時までに投下が終わらなかった場合、再開は21日夜になると思われますので、ご了承をば
それではどうぞ
从 ゚∀从細い糸で繋がっているようです从’ー’从
・ブーン系音楽短編フェス参加作品
・百合注意。嫌いな人は戻るボタンをクリック。
・フェス特設サイト
http://jbbs.livedoor.jp/internet/10981/
・元ネタはスピッツの『夜を駆ける』
真っ暗だった部屋の明かりを付けて、壁に架けられた時計へ視線を移す。
友人から押し付けられた人気のアイドルのポスターの横で、時計の針は午前一時を指していた。
从 ゚∀从「……そろそろ行くか」
クローゼットを開き、パジャマから動きやすい格好へと着替える。
布団に入っていた時には気付かなかったひんやりとした空気が、あたしの肌を撫でた。
今朝に見た天気予報が、今夜は冷えると言っていた事を思い出す。
从 ゚∀从「上着持っていこっと」
パーカーを取り出してシャツの上から被ると、肌寒さは消え失せた。
ジーパンのポケットをまさぐって、鍵と財布を確認する。
从 ゚∀从「よーし、準備完了っ」
もうすぐ愛しい人に会える、そう思うとどうしても気持ちが逸る。
勢いよく駆けだしたくなる衝動を抑え、ゆっくりとドアを開けようとノブに手をかけた。
从 ゚∀从「……いや、待てよ」
嫌な予感が頭をよぎり、再びクローゼットの前まで戻る。
中からカーディガンを一着取り出してから、適当に折りたたんで手に持つ。
从 ゚∀从「今度こそ、準備完了だな」
誰に言うでもなく呟いて、空いている方の手でドアノブを回し、部屋を出ていった。
一歩一歩、物音を立てないように階段を降りていく。
世界に自分しかいないんじゃないか、と錯覚させるほどの静寂が暗い家の中を包んでいた。
そのせいか、小さく軋む音すら騒音のように聞こえてしまう。
从;゚∀从(そーっと……そーっと……焦るな、焦るなあたし!)
慎重に歩を進め、一階の廊下に足が着いたところで耳を澄ます。
相変わらず無音のままだ。パパもママも熟睡してくれているらしい。
从;゚∀从「いつまで経っても緊張するぜ、ったく……」
小さくごちて、そろそろと玄関に向かう。
辿り着いて靴を履き終わると、携帯を開いて時間を確認した。
一時二十分、待ち合わせの二時までは充分すぎる程の余裕があった。
携帯をポケットにしまい、立ち上がってドアの鍵を開ける。
慎重にドアを開けて外に出ると、もう一度鍵を閉め直した。
从;゚∀从「ふいー、嫌な汗かいたー」
ようやく重圧から解放されたあたしは、天を仰いで大きく息を吐いた。
雲ひとつない夜空には、綺麗に半分に割れた月が浮かんでいる。
从 ゚∀从「さて、と」
もう、気持ちを押し殺す必要なんてどこにもない。
あたしはいつものように、硬い歩道を待ち合わせ場所へと駆けていった。
从 ゚∀从繋がっているようです从’―’从
LAST WORD「 」 のようです
LAST WORD「 」 のようです は、
RENTRER EN SOI というV系バンドの、異なる二曲の『Last word「 」』から構成されています
解散済みのマイナーバンドということで、先に曲だけ告知させていただきますが、
歌詞 原曲は、ネタばらし防止の為最後に載せたいと思います
それではご清聴願います
二曲の異なる 『Last word「 」』
それぞれが 彼らの物語
⌒*リ´・-・リ「……」
最期の季節を迎えるまで 傍に居てほしい
ずっと 手を握ったまま
鐘は鳴り響く
私は 終わる
冷たい枕と 貴方の指輪
もう明日は来ない この温もりさえ
失くしてしまう 壊れてしまう
もう 明日は 来ない…………
⌒*リ´・-・リRAST WORD「 」 のようです
(#゚;;-゚)バレエ・メカニックのようです
――私は休息が、呼吸できる空間がほしかったのだ。
――機械の時代の躍動性のあとで、
――私は大きな人物たちのもつ静的状態の必要性を感じたのである。
Fernand Leger
(#゚;;-゚)機械舞踊のようです
モチーフ曲:坂本龍一『Ballet Mecanique』
ξ゚△゚)ξ わるいひと! ζ(゚ー゚*ζ のようです
_
( ゚∀゚)「山にゃあ、入るなよ」
( ^ω^)「……んん……」
私は思わず首を傾げました。
入るな、と言われると、何だか好奇心が沸いてきてしまいます。
まあ、どうせ写真を撮るために山に近付くのですし。
ほんのちょっとだけ、足を踏み入れることにはなるでしょう。
ですが、それを正直に言ってしまえば、
わざわざ忠告してくれた彼の機嫌を損ねてしまうかもしれません。
( ^ω^)「分かりましたお」
ですから、そう答えて、まだ何か言おうとしている彼の前から逃げるように立ち去りました。
ξ゚⊿゚)ξ わるいひと! ζ(゚ー゚*ζ のようです
February 24, 2011
( ・∀・)太陽について。ようです
・音楽祭参加作
・ほぼゲリラ、飛び入りです。
・歌詞の和訳があやふや、または内容をサラッと無視した部分、暴走した部分が多々あります。
・デッドのファン、ヘッズの方は特にご注文下さい。
参考曲:mexicali blues/grateful dead
川 ゚ -゚)は選択するようです
川 ゚ -゚)「はぁ・・・」
最近、私は悩んでいる。
川 ゚ -゚)「私が一生を通じて、挑戦したいことはなんだ?」
就職活動も終え、無事に商社に内定を貰うことができた。
しかし、これは本当に私が望んだことなのか?
川 ゚ -゚)「バンド活動したいなぁ・・・」
否、本心はバンドの活動をずっとしていたい。
欲を言うなら、それだけで飯を食えるレベルのベーススキルを身に付けたい。
しかし、それに挑戦する為の根性も、自信も、私には存在しない。
そうさ、私は根性無しの臆病者だ。
だから就職活動という楽な道を選んだ。
川 ゚ -゚)「なら、これで正解じゃないか・・・」
そうさ、こんな屑な私が挑戦したって失敗するに決まっている。
それでも納得したはずなのに、頭からモヤモヤが消えない。
きっと、心の何所かで後悔しているのだろう。
川 ゚ -゚)「私って本当に屑だな・・・」
憂鬱な気持ちに便乗した私の下半身は、フラフラした足取りを演じながら食堂を後にした。
まるで、誰かに下半身だけ操られているような気持ちになった。
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浮遊追想のようです
( <●><●>)「…」
彼は 見つめている
じっと じっと
ベッドの下の、ほんの数センチの闇を
浮遊追想のようです