恋愛
( ・∀・)ある時代のある場所の物語のようです
ある時代 ある場所 乱れた世の片隅を フードを目深に被った一人の少年が歩いていました
( ・∀・)~♪
-ドンッ-
('A`)チッ 痛えな気をつけろクソガキ
( ・∀・)おっとゴメンね
('A`)まったく 最近のガキは…ブツブツ
( ・∀・)…
( ・∀・)ニヤリ
( ・∀・)まいどありー♪
少年は不敵な笑みを浮かべると ぶつかった男からコッソリ奪った袋にほお擦りをしました
( ・∀・)へっへっへ さーていくら入ってるかな…ゴソゴソ
( ・∀・)つ□←ポルノ写真(ロリ)
(#・Д・)ウゲゲゲゲ ファッキンフォヌカポウ
(;*゚∀゚)そ(何か恐ろしい子がいる)
おやおや せっかく手に入れた袋にはお目当てのものは入ってなかったみたいです キレる少年に通(つー)行人も驚いています
※「通行人」を「つー」行人とかけてます(ドヤ・∀・)
February 25, 2011
从 ゚∀从細い糸で繋がっているようです从’ー’从
・ブーン系音楽短編フェス参加作品
・百合注意。嫌いな人は戻るボタンをクリック。
・フェス特設サイト
http://jbbs.livedoor.jp/internet/10981/
・元ネタはスピッツの『夜を駆ける』
真っ暗だった部屋の明かりを付けて、壁に架けられた時計へ視線を移す。
友人から押し付けられた人気のアイドルのポスターの横で、時計の針は午前一時を指していた。
从 ゚∀从「……そろそろ行くか」
クローゼットを開き、パジャマから動きやすい格好へと着替える。
布団に入っていた時には気付かなかったひんやりとした空気が、あたしの肌を撫でた。
今朝に見た天気予報が、今夜は冷えると言っていた事を思い出す。
从 ゚∀从「上着持っていこっと」
パーカーを取り出してシャツの上から被ると、肌寒さは消え失せた。
ジーパンのポケットをまさぐって、鍵と財布を確認する。
从 ゚∀从「よーし、準備完了っ」
もうすぐ愛しい人に会える、そう思うとどうしても気持ちが逸る。
勢いよく駆けだしたくなる衝動を抑え、ゆっくりとドアを開けようとノブに手をかけた。
从 ゚∀从「……いや、待てよ」
嫌な予感が頭をよぎり、再びクローゼットの前まで戻る。
中からカーディガンを一着取り出してから、適当に折りたたんで手に持つ。
从 ゚∀从「今度こそ、準備完了だな」
誰に言うでもなく呟いて、空いている方の手でドアノブを回し、部屋を出ていった。
一歩一歩、物音を立てないように階段を降りていく。
世界に自分しかいないんじゃないか、と錯覚させるほどの静寂が暗い家の中を包んでいた。
そのせいか、小さく軋む音すら騒音のように聞こえてしまう。
从;゚∀从(そーっと……そーっと……焦るな、焦るなあたし!)
慎重に歩を進め、一階の廊下に足が着いたところで耳を澄ます。
相変わらず無音のままだ。パパもママも熟睡してくれているらしい。
从;゚∀从「いつまで経っても緊張するぜ、ったく……」
小さくごちて、そろそろと玄関に向かう。
辿り着いて靴を履き終わると、携帯を開いて時間を確認した。
一時二十分、待ち合わせの二時までは充分すぎる程の余裕があった。
携帯をポケットにしまい、立ち上がってドアの鍵を開ける。
慎重にドアを開けて外に出ると、もう一度鍵を閉め直した。
从;゚∀从「ふいー、嫌な汗かいたー」
ようやく重圧から解放されたあたしは、天を仰いで大きく息を吐いた。
雲ひとつない夜空には、綺麗に半分に割れた月が浮かんでいる。
从 ゚∀从「さて、と」
もう、気持ちを押し殺す必要なんてどこにもない。
あたしはいつものように、硬い歩道を待ち合わせ場所へと駆けていった。
从 ゚∀从繋がっているようです从’―’从
February 23, 2011
夜のガスパールのようです ―('A`)と水の精のようです―
夜のガスパール
Gaspard de la Nuit
Ondine
水の精は雨とともに
('A`)と水の精のようです
February 20, 2011
/ ,' 3 荒巻老人は80代にして妻以外の女性を愛したようです
とっくに日も暮れた、午後10時。
尾富商店街の中にある居酒屋「ぎこ」。
賑わう店内には、5つのテーブル。
どのテーブルの上にも料理や酒が置かれており、
それを飲み食いしながら大人達がわいわいと雑談している。
あるテーブルには、仕事帰りのサラリーマン達。
あるテーブルには、デート中の恋人達。
それぞれグループは出来ているが、しかし、誰もが隣のテーブルにちょっかいをかけたり
料理を分けてもらったりと、テーブル毎のテリトリーなどまるで無視していた。
というのも、この町の住人は皆、
何年、何十年もの付き合いがある顔なじみ同士だからだ。
この店に来る者全員が飲み仲間と言っても過言ではない。
January 01, 2011
( ^ω^)それでも転がる石を追いかけるようです
参考
Bob Dylan 「Like A Rolling Stone」
Eagles 「Desperado」
0.
肥溜めのような風俗街。
腐ったように深い緑のネオン。
そして君の瞳のような青いネオン。
( ^ω^)
僕みたいなならず者にはお似合いの場所さ。
でも、本当に君はこんなところで働いているのかい?
ξ゚⊿゚)ξ
ミス・ロンリー。
落ちぶれちまったもんさ。
君はいつだって人を突っぱねてきた。
お金があって、遊んで、それが全てだと思っていたんだろう?
「気をつけろよ、こんなことしてたら、堕ちるとこまで堕ちるぜ」
冗談だと思ってた?
そうだろうな。
いつだって僕のようなろくでなしを見下してた。
いい時にはコインも投げてただろ?
こんなところにいたんじゃ、君も同じだな。
ああ。そうだよ。
君の見下してた僕みたいなろくでなしと、さ。
でも今はそんなに声を上げないんだろうな。
そして、今の君は何にも誇らしく見えない。
目も当てられないね。
それでも。
それでも、君に恋してる。
くだらない男だろ?
なあ、ツン。
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 21:37:11.01 ID:pygvnsMI0
( ^ω^)それでも転がる石を追いかけるようです