February 06, 2011

( ^ω^)は欲望に支配されているようです 第八話

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/04(金) 20:47:17.81 ID:Y9T3Y0T70

人類は高性能すぎた。

神は、自分以上の者を存在させないために、ある細工をした。

人間の文化や感情などに、とある爆弾を仕掛けた。

代表例としては今の資本主義主体の経済などが当て嵌まる。

これ等の特徴は、一定のライン以上の数値を超えると、人類にとって大災害が起きる様に出来ている。

神は人間の味方などではない。

神は人類が殺さなくてはいけない存在なのである。

人類がこの先も幸せに暮らしたいのならば、神を殺せ。


-----ブーンは欲望に支配されているようです-----





7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/04(金) 20:49:59.62 ID:Y9T3Y0T70


( ^ω^)「この子、誰だお・・・・・・・」


从* ー 从「スー・・・スー・・・・」


この屋敷のメイド服を着ているということは、母さんが調達したメイドなのだろう。


( ^ω^)「自分の性欲を解消する前に、紹介してくれお・・・・」


そういえば、あのメールには真っ白な子と書いてあったが、どういう意味だ?
とりあえず、彼女を眠りから覚醒させることにする。



8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/04(金) 20:52:26.70 ID:Y9T3Y0T70


「起きるおー」( ^ω^)つ从* ー 从ゆさゆさ・・・・


从うー< 从「んー?」


どうやら起きたようで、眠たそうに眼を擦る。
なんか、仕草が物凄く子供っぽいの気のせいだろうか?


( ^ω^)「おはようだお」


从'ー'从「あれ~ママは?」


(; ^ω^)「え?」


この子は何を言っているんだ?



11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/04(金) 20:55:30.03 ID:Y9T3Y0T70


从;ー;从「うぅ~、ママはどこ~?」


(; ^ω^)「ちょ、泣かないでくれお・・・・」


从;ー;从「ふぇ~ん!!ママがいないよう~!!!」


そんな大声で泣かないでくれ。
状況が把握できないし、この場合、僕はどうすればいいんだ?


(; ^ω^)「真っ白ってそういう意味かお・・・・」


僕は何となくだが、理解した。
なるほど、そういうことか。



12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/04(金) 20:59:04.28 ID:Y9T3Y0T70


从;ー;从「うわ~ん!!ママ~!!」


(; ^ω^)「ママって誰だお・・・・」


从;ー;从「ふぇ~ん!!」


あ、もしかしてママって・・・・、
僕の母さんか・・・?
心当たりがあるとしたら、それしかない。


(; ^ω^)「よし、ママ呼んでくるから泣かないでくれお」


从;ー;从「ヒック・・・・グス・・・・」


ママの単語を聞き、少し大人しくなったか。
僕じゃどうしようも無い、しかたない、気が進まないけど母さんを呼ぶか・・・。


-------------
---------
------



14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/04(金) 21:01:33.75 ID:Y9T3Y0T70


(; ^ω^)「母さん起きてくれお!!」


ξ*う⊿-)ξ「何よ、騒々しい・・・・・」


(; ^ω^)「あれは一体なんだお!?」


ξ*゚⊿゚)ξ「何よ・・・って、あらブーン、もしかしてその縄で私を縛ってくれるの?」


(; ^ω^)「え・・・・?」



15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/04(金) 21:04:20.97 ID:Y9T3Y0T70


僕は、自身の右手にロープを持っていたことを思い出した。
まずい、母に誤解されてしまう。


(; ^ω^)「まってくれお!!このロープは誤解だお!!」


ξ*>⊿<)ξ「今日は積極的ね♪えい!!」


母は僕をベッドに押し倒す。
嗚呼、やっぱりこうなったか。
豊満な胸で僕の口元を押さえつけないでくれ!!
これじゃあ、言いたいことが言えないじゃないか・・・・・。



16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/04(金) 21:06:30.62 ID:Y9T3Y0T70


ξ*゚⊿゚)ξ「ふふ、積極的な男は好きよ・・・・♪」


雌の表情をした母が、僕を誘惑する。
嗚呼、完全に誤解しているな。


(; ^ω^)「ぶは!!ちょっと待てお!!」


ξ*>⊿<)ξ「きゃ♪」


今度は僕が母をベッドに押し倒す。
うわ・・・・凄いウットリした顔してる・・・。



17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/04(金) 21:10:06.84 ID:Y9T3Y0T70


ξ*゚⊿゚)ξ「ブーンに襲われるなんて・・・いいわよ、好きなだけ私の身体を貪りなさい♪」


(; ^ω^)「そうじゃないお!!僕の部屋に居る、あの子は一体なんだお?」


ξ;゚⊿゚)ξ「えっ・・・・・ああ!!忘れてた!!!」


母は僕を吹き飛ばし、大急ぎで部屋を後にした。
一体なんなんだよ・・・・本当に。



-------------
---------
------



21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/04(金) 21:14:20.04 ID:Y9T3Y0T70


从;ー;从「うぅ・・・・ママ~こわかったよう・・・・」


ξ;゚⊿゚)ξ「よしよし、一人にしてごめんね」


(; ^ω^)「母さん、服着てくれお・・・」


裸でメイドを撫でる母。
なにこれ?もしかして、このメイドは母の隠し子か?



22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/04(金) 21:17:10.65 ID:Y9T3Y0T70


(; ^ω^)「まぁ居てもおかしくないけど・・・・・、なんで隠してたんだお?」


ξ;゚⊿゚)ξ「・・・・ブーン?何か勘違いしてるでしょ?」


(; ^ω^)「お?」


「ちょっとこっち来なさい。なべちゃーんちょっと待っててね♪」ξ;゚⊿゚)ξつ(; ^ω^)「おっお?」


从;ー;从「・・・・・・?」



-------------
---------
------


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/04(金) 21:23:14.69 ID:Y9T3Y0T70


僕は母に、部屋の外まで連れて行かれた。


(; ^ω^)「きちんと、説明してもらうお」


母に問いただす。


ξ゚⊿゚)ξ「あの子は患者よ」


(; ^ω^)「え・・・」


予想外の回答に僕は混乱する。
何故、病院の患者がメイドなんかに・・・・?



26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/04(金) 21:27:45.89 ID:Y9T3Y0T70


ξ゚⊿゚)ξ「正確には、引き取り手が存在しない患者さんね」


( ^ω^)「つまり、あの子は捨てられたのかお?」


ξ゚⊿゚)ξ「うーん、そういう訳じゃないけどね・・・・」


( ^ω^)「・・・・?」


ξ゚⊿゚)ξ「まあ、詳しく話すわ。実はあの子・・・・・」


*詳しくは第5話参照


-------------
---------
------




28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/04(金) 21:31:52.76 ID:Y9T3Y0T70


( ^ω^)「なんで、そんな面倒な物を拾ったんだお?」


ξ゚⊿゚)ξ「仕方ないじゃない、母性本能が働いちゃったんだから・・・・」


( ^ω^)「本当に、本能に忠実だおね・・・・」


ξ゚⊿゚)ξ「ブーンも人のことを言えないでしょ」


(; ^ω^)「うぐ、それは母さんの遺伝子のせいだお」


ξ゚⊿゚)ξ「・・・・・・・・・」


母は、何故か黙り込んでしまう。
その顔は、常に明るい母からは想像できないほど、暗い顔をしていた。



32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/04(金) 21:39:09.99 ID:Y9T3Y0T70


(; ^ω^)「・・・・大丈夫かお?」


ξ゚⊿゚)ξ「・・・・・大丈夫よ、ちょっと体が冷えたみたい、寝室に戻って服着てくるわ」


( ^ω^)「あの子はどうするお?」


ξ゚⊿゚)ξ「ブーンは恋人ってことにしているから、頑張りなさい」


(; ^ω^)「ちょw勘弁してくれお・・・・・」



34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/04(金) 21:42:36.12 ID:Y9T3Y0T70


冗談にも程がある。
愛を知らない僕に、そんな大役できるわけが無い。


ξ゚⊿゚)ξ「大丈夫よ、それにそのほうが都合がいいでしょ?きっといい玩具になるわよ」


( ^ω^)「・・・・・わかったお」


母の機嫌が悪そうだったので、僕は素直に従う。
何故、いきなり機嫌が悪くなったのだろうか。
僕は不思議で仕方なかった。


-------------
---------
------



36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/04(金) 21:46:25.60 ID:Y9T3Y0T70


母から解放された僕は、自室に足を踏み入れる。
自室に入った途端、涙目のメイドが僕を睨みつけた。
・・・・・そんな目で僕を見ないでほしい。


从;ー;从「ママは・・・・?」


( ^ω^)「ママは服を着に部屋に戻ったお」


从;ー;从「ふぇ~、ママ~・・・・」


(; ^ω^)「泣かないでくれお・・・・」



37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/04(金) 21:49:47.08 ID:Y9T3Y0T70


女を泣かすことは別に珍しくない。
しかし、この子の泣く姿を見るのは、心なしか抵抗があった。
何故そう思うのか、僕にも分からない。


(; ^ω^)「アウアウ・・・・、君の名前はなんだお?」


泣かれたら対処に困るので、必死で泣さないように話を繋げる。
今の僕ができる、唯一の有効な手段だ。


从;ー;从「わたなべだよ・・・・グス、」


(; ^ω^)「僕はブーンだお」


从;ー;从「ブーン?」



38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/04(金) 21:53:33.13 ID:Y9T3Y0T70


その言葉に聞き覚えがあるのか、首を傾げながら思い出そうとする素振りを見せる。
暫くして、はっとした顔をする渡辺は、泣くのを止めて僕に笑顔を見せる。


从*^ー^从「ブーンはわたしのオムコさん!!」


(; ^ω^)「そ、そうだお」


从つ^ー^从つ「わーい!!ブーン、ブーン!!」



40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/04(金) 21:56:03.29 ID:Y9T3Y0T70


渡辺が急に抱きつき、僕の腹に顔を埋める。
何とも言えない感情が体中を駆け巡った。


从*^ー^从「ブーン、いっしょにネンネしよ?」


(; ^ω^)「おっお、わかったお」


こうして渡辺が眠るまで、ベッドで子守唄を歌ってあげた。
さっきからよく分からない感情が、僕を襲う。
心が温かくなると言えばいいのだろうか?
こんな感覚初めてだ。



-------------
---------
------



41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/04(金) 21:59:40.00 ID:Y9T3Y0T70


从* ー 从「スー・・・・スー・・・」


(; ^ω^)「やれやれだお・・・・」


しかし、この子と居ると心が落ち着かない。
ベッドから脱出を試みるが、彼女が僕を抱き枕にしている為、離してくれない。
このまま暇を弄ぶなら、ちょっと悪戯でもして遊ぼうか。


从* ー 从「むにゃ・・・むにゃ・・・・」


(; ^ω^)「うっ・・・・・・」


僕は一体どうしたんだ?
この子の身体を弄ぼうと思っているのに、体がそれを拒絶する。



44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/04(金) 22:08:34.04 ID:Y9T3Y0T70

(; ^ω^)つ「仕方ないお、頬っぺたで我慢するお」


プニプニ・・・・・


从* ー 从「う~♪」


( ^ω^)「・・・・・・・」


なんだか、守ってあげたい気分になってきたな・・・・。
僕は、本当にこの子を玩具として使用できるのだろうか?
今までこんな感情を持ったことがないので、よく解らない。



-------------
---------
------







42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/04(金) 22:06:39.05 ID:Y9T3Y0T70


( うω-)「う~ん・・・・・」


どうやら、いつの間にか寝てしまったようだ。
目蓋が重く、頭がボーっとする。
それに追い討ちを掛けるかのように、渡辺が泣いていた。


从;ー;从「うぅ・・・・・」


(; ^ω^)「どうしたんだお・・・・?」


从;ー;从「こわいゆめみたの・・・・・」

 
45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/04(金) 22:13:20.28 ID:Y9T3Y0T70


( ^ω^)「どんな夢だお?」


从;ー;从「えっとね・・・・、しらないおとなのひとがわたしをおそうの・・・・おまたにへんなぼうをいれてくるの。」


( ^ω^)「・・・・・・・・」


胸が絞めつけられる。



46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/04(金) 22:17:54.66 ID:Y9T3Y0T70


从;ー;从「すごくいたいの。でね、てんしがわたしをたすけにくるけど、とちゅうであくまになるの。」


( ^ω^)「うん・・・・・」


从;ー;从「それでね、そのあくまがこわかったから、わたしがそのあくまをバラバラにするの・・・・・。ぶーん・・・こわかったよー!!」


一人でわんわん泣く渡辺は、余りにも幼すぎた。
その夢は、母から聞いた内容と大体一致しており、生々しい。
僕は力強く渡辺を抱きしめた。


( ^ω^)「僕が居るから、怖くないお」


从;ー;从「うぅ、ぶーんがいても怖いよー・・・・」



47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/04(金) 22:25:01.78 ID:Y9T3Y0T70


何故、僕はこんなことをしているのだろう?
何故、こんなに胸が熱くなるのだろう?
何故、こんなに強く抱きしめているのだろ?
この子に会ってから、どうも自身の様子がおかしい。
今までの僕なら、それをおかずに自慰できたのに、そんな感情が沸かなかった。
その感情の変わりに、別の感情が僕を襲う。


( ^ω^)「大丈夫だお、僕が守ってあげるお」


从;ー;从「ふぇ~ん・・・・・」


これを母性本能というのだろうか?
僕には理解できないが、別々に分離した、僕の心は理解しているようだった。




第八話 終
  ~to be continued




続き( ^ω^)は欲望に支配されているようです 第九話


boonkei_honpo at 01:47│Comments(3)TrackBack(0)閲覧注意 | 欲望に支配されているようです

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by 福岡 ed治療|バイアグラ 渋谷   November 28, 2011 22:57
プロペシア 1日2錠
ジェネリック バイアグラ 100mg 20錠 はいくら
リピトール 薬価
シアリス 東京
2. Posted by レトビア 通販|ed 精力剤   November 30, 2011 02:30
男性 スキンケア
バイアグラ 目黒
岡山 痩身エステ
レビトラ20mg
3. Posted by Download porno latinas 3gp   December 14, 2011 14:05
包茎手術 包茎治療 東京新宿 品川メイルクリニック シアリス錠は勃起障害患者を

コメントする

名前
URL
 
  絵文字