バトル
February 27, 2011
( ゚∀゚)人はその男を『決闘』と呼ぶようです 最終章
最終章:海賊達のマスカレード
( ・∀・)「フィレンクト卿」
(‘_L’)「何だ」
( ・∀・)「出港の準備が整いました。直ちに出発します」
(‘_L’)「そうか。ご苦労」
( ・∀・)「もう間もなくですね……」
(‘_L’)「フフフ……ついに私も秘宝を手にすることが出来るのだ」
(‘_L’)「モララー……よくぞ見つけてくれたな」
( ・∀・)「いえいえ…フィレンクト卿が秘宝を求めるならどこへでもついて行きましょう」
(‘_L’)「お前には…何か褒美をやらないとな」
( ・∀・)「ありがたきお言葉を…………」
(‘_L’)「何が欲しい?地位か?金か?」
( ・∀・)「では……フィレンクト卿が本国に帰還した際に、この島の自治を任せて下さいませ」
(‘_L’)「……?こんなゴミ山のような島にか」
( ・∀・)「ええ」
(‘_L’)「構わんが………理解に苦しむな。何故だ?」
( ・∀・)「嫌いだからですよ。海賊というゴミが」
( ・∀・)「人は生まれ持った地位があります。生まれたからにはその運命に従わなければならない」
( ・∀・)「皇帝なら皇帝に。伯爵なら伯爵に。市民なら市民に」
( ・∀・)「奴隷なら………奴隷に」
(‘_L’)「………………」
( ・∀・)「そんな当たり前の事すら受け入れられずに海賊はあの町にのさばり、船を襲い、揚句には貴族を平気で殺す」
( ・∀・)「私の夢は海賊の撲滅、ただそれだけです。そのためならば、どんな手を使っても構わない」
( ・∀・)「私にこの島を任せて下さい。必ずしや2年までに島の海賊を撲滅させて見せましょう」
(‘_L’)「フッ……流石だな…モララー…いや『駆除」よ」
(‘_L’)「いいだろう。その願い承ろうか」
( ゚∀゚)人はその男を『決闘』と呼ぶようです 第三章
第三章:英雄は色を好み、海賊は甘い血を舐める
イ从;゚ ー゚ノi「はぁ……はぁ……!!」
イ从;゚ ー゚ノi「こ、ここまでくれば……大丈夫…!」
イ从;゚ ー゚ノi「はぁ……はぁ……はぁ……」
イ从;ー;ノi「誰か……!!助けて……」
イ从;ー;ノi「こんなところで……死にたくないよお……」
「…………あ~!!」
イ从;ー;ノi「!!」
( )「みーつけった!」
イ从;ー;ノi「い、いやああああああああああああああああああああああああ!!」
( e')「い、いやああああああああああああああああああああああああw」
( e')「あああああああああああああっはははははははは!!」
( ゚∀゚)人はその男を『決闘』と呼ぶようです 第二章
87 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/02/19(土) 00:59:13 ID:kK9V/Zl60
第二章:月夜の奇襲と街に踊る海賊達
「船長!!この船ですか!?」
( )「ああ、徹底的に破壊しろ」
「イエッサー!!」
( )「金品は残らず奪うある!!食料もだ!!」
「イエッサー!!」
( Фω )「……………」
( Фω )「………『決闘』か………面白い」
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第二章:月夜の奇襲と街に踊る海賊達
「船長!!この船ですか!?」
( )「ああ、徹底的に破壊しろ」
「イエッサー!!」
( )「金品は残らず奪うある!!食料もだ!!」
「イエッサー!!」
( Фω )「……………」
( Фω )「………『決闘』か………面白い」
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( ゚∀゚)人はその男を『決闘』と呼ぶようです 第一章
('A`)「船長!3時の方角に目標を確認!」
「よおし!船を近づけろ!火薬の準備は万端か!?」
( ><)「もうすぐです!標的はロアンクルーニ号!貴族の遊覧船です!」
「いいねぇ!今夜は宴だ!ハデに決めろ!」
/ ゚、。 /「砲撃準備完了!いつでもいけます!」
「なら今だ!帆を張れ!全速前進!!」
―ブーン系音楽短編フェス参加作品―
( ;´W`)「皆さま!大変でございます!海賊が現れました!」
(;=゚д゚)「か、海賊が?」
ハソ; ゚-゚リ 「嘘でしょ?」
( ;´W`)「乗客の皆様は直ちに避難をして下さい!繰り返します、乗客の皆さまは…」
( # ゚¥゚)「おい!」
( ;´W`)「は…はい?」
( ; ゚¥゚)「この海域は海賊は出ないはずじゃなかったのか!?」
( ;´W`)「た、大変申し訳ありません…!我々にも不測の事態でして…」
( ; ゚¥゚)「どこの海賊だ!!こんな…こんな!!」
( ;´W`)「………うです…」
( ゚¥゚)「は?」
―主題曲Ⅰ『Battle Metal』/TURISAS―
( ;´W`)「…………『決闘』です」
( ゚¥゚)
( ; ゚¥゚)「け………『決闘』だ……と?」
( ;´W`)「え、ええ…」
( ; ゚¥゚)「見間違えたんじゃないのか!?」
( ;´W`)「確かに『決闘』です!あの真っ赤な二角帽子に真っ赤なコート、間違いなく奴です!」
(;=゚д゚)「『決闘』だって!?」
ハソ :゚-゚リ「危険じゃない!急いで避難を…」
(´・_ゝ・`)「皆さん慌てずに。どうしたんです?」
( ;´W`)「デミタス男爵!じ、実は……」
(´・_ゝ・`)「ほう海賊…なるほど『決闘』が」
( ;´W`)「デミタス男爵もお早めに避難を!」
(´・_ゝ・`)「落ち着きなさい船長。まだ襲われると決まったわけじゃありません」
( ;´W`)「は?」
(´・_ゝ・`)「『決闘』の異名の由来を知っていますか?」
(´・_ゝ・`)「奴はなにかと決闘を好み、戦闘の度申し込んでいると聞きます」
( ;´W`)「え、ええですからそれだけ腕に自信が…」
(´・_ゝ・`)「それにあの海賊一味は少数規模」
(´・_ゝ・`)「話によるとたった4人だけと聞いています」
8 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/02/19(土) 00:10:10 ID:kK9V/Zl60
―主題曲Ⅱ『Sahti Waari 』/TURISAS―
( ;´W`)「よ、4人?」
(´・_ゝ・`)「しかも、そのうち戦力になるのはキャプテンの『決闘』だけだとか」
(´・_ゝ・`)「ここは話し合いで決着をつけましょう」
( ;´W`)「そんな!無茶です!相手は海賊ですよ!!」
(´・_ゝ・`)「ええ。ですからその時は…」
(´・_ゝ・`)「私が相手をしましょう」
(=゚д゚)「おお!デミタス男爵が『決闘』に挑むようだ!」
ハソ ゚-゚リ 「頼もしいわ!デミタス様の剣捌きが見られるなんて」
( ゚¥゚)「あの人はとても腕っ節が効くと聞いている。もしかすると何とかなるかもしれないぞ!」
(´・_ゝ・`)「皆さん!エールをありがとうございます。どうかご安心ください」
(´・_ゝ・`)「そして海賊を拿捕するその瞬間を…お見逃しなく」
( ;´W`)「き、来ました!『決闘』です!」
10 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/02/19(土) 00:11:51 ID:kK9V/Zl60
(;=゚д゚)「……………………」
( ;´W`)「……………………」
_
( ゚∀゚)「…なんだ?このギャラリーの数は…」
(´・_ゝ・`)「そんなことは関係ないだろう?『決闘』」
_
( ゚∀゚)「んん?お前は?」
(´・_ゝ・`)「デミタス。爵位は男爵だ」
_
( ゚∀゚)「ああそう。俺はジョルジュ・キッド。よろしく」
(´・_ゝ・`)「よろしくキャプテン・ジョルジュ」
(´・_ゝ・`)「単刀直入に聞こう。君は何が望みなのかな?」
_
( ゚∀゚)「金。そして金品となるもの全てだ」
(´・_ゝ・`)「そうか。こちらとしては直ちにこの船から離れてもらいたい」
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( ゚∀゚)「……男爵様は俺の声とあの旗が見えてないのか?」
11 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/02/19(土) 00:12:31 ID:kK9V/Zl60
(´・_ゝ・`)「この要求が飲めないと言うならば…それなりの措置を取らせてもらうことになるな」
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( ゚∀゚)「措置?かわりにミルクでも飲ませてくれるのかい?」
(´・_ゝ・`)「君を殺すということだよ」
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( ゚∀゚)「へえ…誰が?」
(´・_ゝ・`)「私がだ」
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( ゚∀゚)「………面白い」
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( ゚∀゚)「いいぜ、受けて立つよ」
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( ゚∀゚)「決闘だ」
】人はその男を『決闘』と呼ぶようです【