February 20, 2011
('A`)おしりをかじらなければ虫になるようです
(;゚A゚)「はっ……はぐっ、はぐおおおああああ!!」
(;゚A゚)「何だ、何だこれ……! く、苦しい……ぐああああああああ!!」
――病院――
(´・ω・`)「これは……!」
(;'A`)「せ、先生、俺は一体何の病気に!?」
(´・ω・`)「おしりかじり虫病です!」
(;'A`)「お……おしり?」
(´・ω・`)「おしりフェチの童貞が罹りやすい、奇病です」
(;'A`)「それはどういった……?」
(´・ω・`)「おしりをかじらなければ虫になります」
(;'A`)
(´・ω・`)
(;'A`)
(´・ω・`)
(;'A`)
(´・ω・`)「とりあえず痛みや苦しみは薬で抑えられます。
しかし病気の進行は止められないので、至急おしりを――」
(;'A`)「待て! 1人で話を進めんな!!」
(;'A`)「え? 何? おしり? 虫?」
(´・ω・`)「他人のおしりをかじらなければ虫になります」
(´・ω・`)「とりあえず痛みや苦しみは薬で抑えられ」
(;'A`)「待て。待てって!
増えた情報は『他人のおしりじゃなきゃいけない』ってだけじゃねーか!
もっとあるって! 意味分かんないところもっとあるって!」
(´・ω・`)「?」
(;'A`)「虫……え、虫? なるの? 虫に?」
(´・ω・`)「なりますよ。めっちゃなりますよ」
(;'A`)「なるんだ。めっちゃなるんだ」
(;'A`)
(´・ω・`)
(;'A`)
(´・ω・`)
(;'A`)「へえ」
――学校――
('A`)「というわけなんだ」
( ^ω^)「やっべー。マジやっべー。っべー」
('A`)「信じてないな」
( ^ω^)「どうせ女の子のお尻を舐め回したいがための嘘だろうと」
('A`)「ちげーし。マジだし」
('A`)「証拠に……ほら、見てみろよ」
γ゙ ピョコン
('A`)
( ^ω^)
( ^ω^)「なん……何、何それ」
γ
('A`)「触角……かなあ……?」
( ^ω^)
γ
('A`)「朝起きたら生えてた」
( ^ω^)
γ
('A`)
( ^ω^)「……そっか」
γ
('A`)「うん」
( ^ω^)「マジなんだ……」
γ
('A`)「うん……」
('A`)「ってことで」
ξ゚⊿゚)ξ
('A`)「かじらせてください」
ξ゚⊿゚)ξ
ξ゚⊿゚)ξ「まあ当然のごとく嫌だけど……」
('A`)「またまたそんな……w」
ξ゚⊿゚)ξ「え? 何で『しょうもない嘘つくなよ』みたいになってんの?
嫌よ。嘘偽りなく嫌よ」
('A`)
ξ゚⊿゚)ξ
('A`)
ξ゚⊿゚)ξ
('A`)
ξ゚⊿゚)ξ「嫌よ」
('A`)
ξ゚⊿゚)ξ
('A`)
ξ゚⊿゚)ξ「私、ブーンの彼女だし」
('A`)
(;A;) ブワッ
(;A;)「お願いしますぅううううううう! かじらせてくださあああああああああい!!」
ξ;゚⊿゚)ξ「どっ土下座までしだしたコイツ!!」
(;A;)「おしりをぉおおおおおお! お願いしますぅううううううあああああああ!!!!!」
(;A;)「前から素晴らしいおしりだと思ってたんですぅうううううううう!!」
(;A;)「小振りでぷりぷりでぇえええええ!
プールの授業では毎回毎回視姦してたんですぅううううううううう!!!!」
(;A;)「ぺろぺろしたいなあってぇえええええええええええええええええええええええ
思ってましたぁああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああんんあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
( ^ω^)(こいつ人間のままでも充分ゴミ虫じゃねえか)
(;A;) ヒグッ エグッ…
ξ゚⊿゚)ξ
(;A;) チラッ
ξ゚⊿゚)ξ
(;A;)
ξ゚⊿゚)ξ
ξ゚⊿゚)ξ「嫌よ」
('A`)「べっつにお前の尻なんかどうでもいいしさっきの全部冗談だしwwwww
あー良かった、うんこくせー尻をかじらずに済んでwwwwwwwwww」
ξ゚⊿゚)ξ「これ殺していいパターンじゃない?」
( ^ω^)「うん……いや、まあ概ね同意だけどとりあえずやめてあげて」
10 :以下、VIPに代わりまして名無しのようです:2011/02/20(日) 00:44:53 ID:4iCBooAAO
ξ゚⊿゚)ξ「ってかさ、ブーンのおしりかじればいいじゃない」
('A`)「異性の尻じゃなきゃ駄目なんだよ。
たとえそうでなくても、ブーンの尻をかじるなんて死んだ方がマシだけど」
( ^ω^)「それ僕の台詞だからな。な。
お前にかじられるぐらいなら死ぬからな。な」
('A`)「あー美少女の美尻をかじりたい」
('A`)「かぷかぷぺろぺろして、肛門に舌をねじ込みたい」
ξ゚⊿゚)ξ「さっさと虫になってバルサンで死ねばいいのに……」
( ^ω^)「ていうか生でかじるんだ……」
11 :以下、VIPに代わりまして名無しのようです:2011/02/20(日) 00:46:28 ID:4iCBooAAO
( ^ω^)「とにかく、かじらせてくれる人を探さないと」
('A`)「ああ」
ξ゚⊿゚)ξ「絶対見付からないと思うけど」
('A`)「言ってろ。
……実は、1人ほどアテがある」
( ^ω^)「ほう?」
('A`)「ミセリさんだ」
ミセ―――― ミセ*゚ー゚)リ ――――リ!!
( ^ω^)ξ゚⊿゚)ξ
( ^ω^)「無」
ξ゚⊿゚)ξ「理」
('A`)「いいぜ、かかってこいよ豚とうんこ」
ξ゚⊿゚)ξ「無理無理無理無理無理無理無理」
ξ゚⊿゚)ξ「む」
ξ゚⊿゚)ξ「無理よ無理よミセリみたいな可愛い子、無理無理」
( ^ω^)「そもそも何でミセリさんなん」
('A`)「俺の前の席だろ、ミセリさん」
('A`)「毎日毎日……あの形も大きさも素晴らしい尻をな、
これ見よがしに突きつけてきやがるのさ」
('A`)「尻フェチの俺にだ! ――そんなの、誘ってるようなもんじゃねえか!」
ξ゚⊿゚)ξ「いやアレは猫背気味なだけよ」
( ^ω^)「お前が尻フェチなのも今知ったしな」
('A`)「必死だなwww現実認めろよwwwww」
( ^ω^)「お前がな?」
スタスタ...ミセ*゚ー゚)リ ~♪
「――お嬢さん」
ミセ*゚ー゚)リ「ん?」
γ:::
('A`):::
ノ ヽ
/ 丶' \:::
/ ヽ / /:::
/ /へ ヘ / /l:::
/ \ ヾミ //:::
(__/| \___ノ/:::
〉 /:::
/ y ):::
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( く::::::::
(\ ヽ:::::
| \ ヽ:::::
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__ノ ):::::
 ̄(_/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ミセ*゚-゚)リ
ミセ;゚-゚)リ
ミセ;゚д゚)リ
('A`)=3 フッ…
('A`)「こんにちは」
ミセ;゚д゚)リ「あ、あ、」
('∀`) ニコッ
ミセ;゚д゚)リ「ひぃっ……!」
('∀`)「いい――おしり日和ですね」
ミセ;゚д゚)リ「ふぁ!? あっ、あ……?」
('∀`)
ミセ;゚д゚)リ
('∀`)「こんな日には」
15 :以下、VIPに代わりまして名無しのようです:2011/02/20(日) 00:52:32 ID:4iCBooAAO
γ:::
('A`)::: 「あなたのおしりを、かじりたい」
ノ ヽ
/ 丶' \:::
/ ヽ / /:::
/ /へ ヘ / /l:::
/ \ ヾミ //:::
(__/| \___ノ/:::
〉 /:::
/ y ):::
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( く::::::::
(\ ヽ:::::
| \ ヽ:::::
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| /:::: ヽ 〈::
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__ノ ):::::
 ̄(_/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ミセ ;д;)リ「きぃいいあああああああああああああ――――――――――!!!!!」
('A`)「さあ、パンツを脱いでおしりをこちらに! 早く!」
:ミセ ;д;)リ:「あああああああ! いやあああああああああああ!!」ガタガタブルブル
('∀`)「ほーらちゅっちゅしちゃうぞ! ぺろぺろしてはむはむしちゃうぞ!」
:ミセ ;д;)リ:「――っ! ――!」
ミセ ;д;)リ「あ」
ミセ ;д;)リ ジョワァァァ
壁|;^ω^)(失禁した!)
壁|;゚⊿゚)ξ(恐怖が限界に達したんだわ!)
('∀`)「おっと、味付けまでしてくれるとは何てサービス精神旺盛な人だ」
ミセ ;д;)リ「あぁ……あぁぁ……」
ミセ ;д;)リつ占 スチャ
('∀`)
('A`)
('A`)「おい。それは、」
ブシャァァァアアアアア!!
「しねぇえええええ!!」ミセ ;д;)リつ占"゚・゙。゚,.;;A゚)「殺虫剤は駄目ぇええええええ!!」
ミセ ;д;)リ「いやああああああああああ! ああああああああああああああああ!!」
;;A゚)「ぎゃああああああああああああ! ああああああああああああああああ!!」
壁|;^ω^)「うわあ……効いてる効いてる」
壁|゚⊿゚)ξ(あのまま死ねばいいのに)
―――――
('A`)「ふう……酷い目に遭った」
( ^ω^)「もう死ぬ寸前までいってたお」
('A`)「お前らの救出があと少し遅れてたら死んでた」
ξ゚⊿゚)ξ チッ
('A`)「おい。おいコラ糞アマ」
( ^ω^)「んで、これからどうするんだお」
γ
ヘ('A`ヘ)「そうだなあ……」
( ^ω^)
ξ゚⊿゚)ξ
γ
ヘ('A`ヘ)「とりあえず好みの女子に土下座しながら頼み込んで――」
( ^ω^)「おい」
γ
ヘ('A`ヘ)「あん?」
( ^ω^)「手。手」
γ
ヘ('A`ヘ)「手が何……ぅううわああああああああぁぁぁぁぁああああ!!」
ξ;゚⊿゚)ξ「虫の足みたいになってる! キモッ!!」
(;^ω^)「病気が進行してるんだお! キモッ!!」
γ
ヘ('A`;ヘ)「畜生、こうしてる場合じゃねえ! 早くしなければ!!」
20 :以下、VIPに代わりまして名無しのようです:2011/02/20(日) 01:00:53 ID:4iCBooAAO
――こうして――
(*;ー;)「おまわりさーん!!!!!」
('A`)「おまっ、ばっ、ガチで110番かけんじゃねえよ!!」
――ドクオは――
(;、;トソン「それ以上近付いたら舌を噛み切ります!!」
('A`)「そ、そんなにも!?」
――次々土下座して回り――
ブシャァァァア
(*;∀;)つ占 (゚A゚)「駄目だって! 殺虫剤はマジで駄目だってえええええええ!!!!!」
――次々玉砕していった――
N| "゚'` {"゚`lリ
('A`)「あ、はい……いや何でもないんです、おしりとか全然、はい、はい……」
―――――
ξ゚⊿゚)ξ「何この手抜きダイジェスト」
( ^ω^)「なんつーか飽きてきた」
γ
ヘ('A`ヘ ]]])「くそぅ……くそぅ……」
( ^ω^)「ド気持クち悪オっ……」
ξ゚⊿゚)ξ「な気ん持だちか悪可す哀ぎ相る……」
('A`)「お前らの本音が滲み出すぎてて建前が聞き取れない」
( ^ω^)「しっかしまあ……9割方が虫だお、もはや」
ξ゚⊿゚)ξ「顔だけよね。人間の部分」
γ
ヘ('A`ヘ ]]])
( ^ω^)ξ゚⊿゚)ξ「気持ち悪い……」
('A`)「お前らな、あのな、立ち上がってやろうか? 腹の部分見せてやろうか?
腹部を見せながら足をわしゃわしゃ蠢かせてやろうか?」
( ^ω^)「大変申し訳ございませんでした」
('A`)「口には気を付けろよ。お前らのトラウマ製造権は俺の手にあるからな」
('A`)「……はあ……もう、いいよ……」
( ^ω^)「ドクオ……」
('A`)「俺におしりをかじらせてくれる人なんか……いないんだよ」
ξ゚⊿゚)ξ「そんなこと!」
ξ゚⊿゚)ξ「そんなこと……ある……けど……」
('A`)「ほーらね! そう言うじゃん! やっぱ駄目なんじゃん!
やめようよ期待持たせる感じーホントやめてーそういうのー」
( ^ω^)「期待しちゃったんだ」
('A`)「はあ……虫が好きで俺におしりをかじられたがってて
読書が趣味でスタイル良くて大人しくてものすっごく可愛い子がいればいいのに」
ξ゚⊿゚)ξ(こいつかなり余裕あるわね)
( ^ω^)「そんな人、いるわけ……」
ドンッ! バサバサッ
(;^ω^)「おっ!? あ、ご、ごめんなさ……」
川 ゚ -゚)「いや、すまない、前を見ていなくてな……」
ξ゚⊿゚)ξ「あら、クーさんじゃない」
川 ゚ -゚)「ん? あ、君達は隣のクラスの……」
('A`)(校内美少女ランキング1位の素直クールさんやぁああああああああああ!
ぺろぺろしてええええええええ)
( ^ω^)「おっとっと、本落としてるお」
川 ゚ -゚)「ああ、ありがとう」
( ^ω^)⊃[世界の虫図鑑]
( ^ω^)「……妙な趣味してるお……」
川 ゚ -゚)「ははは、虫が好きなんだ。読書も好きでね、そういった本を集めてるのさ。
ちなみにフンコロガシがお気に入りだ」
('A`)
ξ゚⊿゚)ξ
( ^ω^)
ズガビ――――(;'A`)ξ;゚⊿゚)ξ(;^ω^)――――ン
(虫が好きで読書が趣味でスタイル良くて大人しくてものすっごく可愛い子―――――!!)
ξ;゚⊿゚)ξ「あっ、あの、クーさん!!」
川 ゚ -゚)「ん?」
(;^ω^)「こ、こいつ、どう思いますお!?」
γ
+ ヘ('A`ヘ ]]])「あーフン転がしてー」
川 ゚ -゚)
川 ゚ -゚)「なっ……」
川*゚ -゚)「何なんだ……この素晴らしい生き物は……! 結婚してくれ!!」
(;^ω^)「キタアアアアアアアアアアアア!
ドクオ、お前に似合いの変態のお出ましだお!!」
ξ;゚⊿゚)ξ「チャンスよ! これを逃しちゃダメよドクオ!」
('A`)「ああ……分かってる……」
('A`)「――素直さん!」
川*゚ -゚)「何だダーリン!」
γ
ヘ('A`ヘ ]]])「俺に……おしりを!」
γ
ヘ('A`ヘ ]]])「 か じ ら せ て く れ ! ! 」
川 ゚ -゚)「え、無理」
γ
ヘ('A`ヘ ]]])
川 ゚ -゚)「おし……え、おしり? は? 無理やって」
γ
ヘ('A`ヘ ]]])
川 ゚ -゚)「引くわぁ……」
γ
ヘ('A`ヘ ]]])
γ
ヘ( 'A` ヘ ]]])
――ドクオは虫になった――
――紛うことなき、虫に――
¥
――その背に得た羽を使い、彼は飛ぶ――
――どこまでも、どこまでも――
――広い世界の中を――
――どこまでも――
―完―
100スレにも渡る大長編でしたが、無事完結いたしました
多分読んでいて気付いたでしょうが、
モチーフにした曲は、ジョン・レノンのイマジンでした
スレタイで分かっちゃいますね、ごめんなさい
あの曲の「サントリーの烏龍茶が一番美味しい」というところを上手く表現出来ていたらいいなと思います
読んで下さり、ありがとうございました
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この記事へのコメント
1. Posted by やかん February 21, 2011 03:26
これはひどい。悪い意味で。