( ^ω^)が刑事弁護を担当するようです
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
:2007/11/18(日) 01:17:54.74 ID:6Tc1WZ240
そんなことなで第五話くらいでしたかね。
〜 前回までのあらすじ 〜
<丶`∀´> ← 逮捕された
( ^ω^) ← 新人弁護士
ξ゚听)ξ ← 同じ事務所の先輩
ニダー逮捕される
↓
警察に拘留され、取調べられる
↓
ブーンに国選弁護の仕事が回ってくる
↓
ブーン、金曜日の裁判に向けて無罪を勝ち取るため証拠集めを始める ← いまここ
まとめてくださってるサイト様
http://boooonbouquet.web.fc2.com/keiji/mokuji.html
-
2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 01:20:14.91 ID:6Tc1WZ240
〜 現在の状況 〜
弁護士 ツ ン 殿
報 告 書
(本件主任) 弁護士 内藤ホライズン
1. ニダー君の件につき、現段階での状況を報告します。
2. 私がこれまでに把握した事実は、以下のとおりです。
(1) ニダー君は自動車を盗んだとして起訴されている。
(2) 自動車の持ち主は、ニダー君とタンポポ乗せ工場で同僚だった「やる夫」氏。
(3) 犯行時刻は午前4時。
(4) 同じ寮に住んでいたニダー君が、やる夫氏の部屋からキーを盗み、寮の前にとめてあった
自動車を盗んで逃走した。
3. ニダー氏は警察の取調べに対し犯行を完全否認しているため、訴訟でも犯行は否認の方針で
無罪の立証を目指す。
-
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 01:23:36.46 ID:6Tc1WZ240
今 週 の 予 定
─┐
月│受任
曜│全記録謄写申請
日│
─┤
火│拘置所にてニダー氏と面会
曜│タンポポ乗せ工場にてやる夫氏とニダー氏について聞き込み
日│
─┤
水│
曜│
日│
─┤
木│
曜│
日│
─┤
金│
曜│13:00 くそみそ地裁 公判
日│
─┘
-
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 01:28:24.96 ID:6Tc1WZ240
水 曜 日
(::::::::::( ⌒ ) ノ
(ソ:::::::⌒ ノ へ ) (:::: ⌒ へ へ
(:::::::::: /`ヽ )ノ (::: ⌒ へ ) ソ )
ヽ(:::::::: ノ )' (::) (:::::::へ:::::::::: )
'(ヽ(::::::: ) ソノ ))) /ヽ || ((ヘ) (::::: (:::::::: \ へ )
ヽ(:::::::: )ノ ノ/|| / \ |:| (:::: ( (:::::::::: ⌒ )
`ヽ从人/ノ::::: )) || / \ |:| ヽ从ヽ(:::::::::: ソ )'
|;;:::: |'ヽ,、,、ノ / \ |l| (:::::: ) ソ )
|;;:::: |/|::| / \ |l| 〃(::::::: ノ )ノ)
|;;:::: | |::| / \ |l| ( ノ人从ノ)ノ))
|;;:::: | |::| ./ ξ゚听)ξ \ .ゝ|:::::::: |ノ
/|;;:::: | |::|/ ノフニコ \ |:::::::: |
/ |;;:::: | / ~l,__|_| \ |:::::::: |
/ |;;:::: | ./ し`J \ |:::::::: |
/ |;;:::: | / \ |:::::::: |
-
6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 01:31:01.74 ID:6Tc1WZ240
- 〜 事 務 所 〜
ガチャッ
( ^ω^)「おはようございますだお!」
( ^ω^)「…誰もいないお。はぁ、事務所掃除するお」
-
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 01:34:13.96 ID:6Tc1WZ240
ガチャッ
( ^ω^)「あ、おはようございますだお」
ξ゚听)ξ「おう」
ξ゚听)ξ「ふう、ヨッコラセッ(ry」
( ^ω^)「ツン先輩、なんか疲れてないかお?」
ξ゚听)ξ「フ、フン、そんなことはないぞ」
( ^ω^)「そうかお…なんか顔がいつもより老け…」
-
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 01:36:58.97 ID:6Tc1WZ240
/ ̄ ξ ゚听)ξ
__ / _| | | ,,,,,,,,,,,,,
ヽヽ / / \ | | ,,,,,,,iiiiillllll!!!!!!!lllllliiiii,,,,,,,
\\| |____| .| | .,llll゙゙゙゙゙ ゙゙゙゙゙lllll,
\/ \ | | .|!!!!,,,,,,,, ,,,,,,,,,!!!!|
| ヽ_「\ | |、 | ゙゙゙゙!!!!llllliiiiiiiiiilllll!!!!゙゙゙゙ .|
| \ \――、. | | ヽ .| .゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ |
| / \ "-、, `| | ヽ | |
_/ / "-, "' (_ ヽ ヽ .| |
/ __ノ "'m__`\ヽ_,,,, ヽ | |
`ー― ̄ ヽ、__`/ー_,,,, ゙゙゙゙!!!!!!!lllllllliii| |
\゙゙゙゙゙゙゙!!!!!lllllllliiiii| |
\ ヽ | |
ヽ \ | |
| \.| |
`ヽ、,,_ノ| |
| |
|,, ,,|
゙゙!!!,,,,,,,, ,,,,,,,,,!!!゙゙
゙゙゙゙!!!!llllliiiiiiiiiilllll!!!!゙゙゙゙
>>ブーン
-
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 01:38:04.26 ID:6Tc1WZ240
(;^ω^)「ふー…ほうほうのていで逃げてきたお」
( ^ω^)「さて…」
( ^ω^)「勢いで飛び出してしまったものの、これからどこへ行こうか」
-
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 01:39:23.00 ID:6Tc1WZ240
( ^ω^)「そうだ、昨日はやる夫さんに会えなかったから、タンポポ乗せ工場に会いに行くお」
-
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 01:41:09.72 ID:6Tc1WZ240
〜 刺身の上にタンポポを乗せる第一工場 〜
ミ,,゚Д゚彡「何だ、またあんたか」
( ^ω^)「今日はやる夫氏に会いにきたお!」
-
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 01:43:15.30 ID:6Tc1WZ240
ミ,,゚Д゚彡「今日はいると思うぜ…おーい! やる夫ー!!」
('A`)「やる夫チーフなら、今朝は自動車を盗まれた件で警察に呼ばれたから遅刻するって連絡ありましたよ」
( ^ω^)「え… もうそんな事情聴取は無いはずだと思うお…」
ミ,,゚Д゚彡「何だ、じゃあまたサボりか。まったく…いつもいつも…そろそろ俺も勘弁ならんな」
( ^ω^)「まあ、いないなら仕方が無いお。また出直してくるお」
-
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 01:45:21.92 ID:6Tc1WZ240
タッタッタッタッ
('A`)「ちょ、ちょっと待ってください」
( ^ω^)「ん? 何だお?」
('A`)「あなたはニダー君の弁護士さんですか?」
( ^ω^)「そうだけど…」
('A`)「ちょっとお話したいことがあるんですよ」
( ^ω^)(…ktkr!!!)
-
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 01:46:29.76 ID:6Tc1WZ240
〜 近所の喫茶店 〜
('A`)「あの…俺ドクオって言います。ニダーとは同じラインで働いてます」
( ^ω^)「それで、話というのは?」
-
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 01:48:41.59 ID:6Tc1WZ240
('A`)「ブーンさん、俺はあいつはたぶん無実なんだと思うっすよ」
( ^ω^)「!!!!!!」
( ^ω^)「どういうことかお?」
('A`)「その話の前に、やる夫さんのことについてちょっと話すっス」
( ^ω^)「ふむふむ」
-
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 01:50:34.25 ID:6Tc1WZ240
('A`)「あの人はたしかにタンポポ乗せ一級の有資格者だし、ライン一の古株なんすけど、ひどいヤツなんすよ」
(;^ω^)(有資格者?)
('A`)「あの人と組ませられた工員は、すぐに辞めちゃうんですよ…」
( ^ω^)「そんなにひどいのかお?」
('A`)「ええ…」
-
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 01:52:31.06 ID:6Tc1WZ240
('A`)「性格が悪いとか、ネチネチいつも嫌味を言うとか、小銭をたかるとか、まあそんなことはいいんですが…」
('A`)「あの手配屋まがいのピンハネだけは、どうしても許せないっす」
-
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 01:54:48.65 ID:6Tc1WZ240
( ^ω^)「どんなことをするんだお?」
('A`)「まずは、街の無宿人や少年たちを引っ張ってくるんです」
( ^ω^)「「職が無いならウチ来るか?」って感じかお?」
('A`)「ええそうです。すむところは寮があるし、メシもこづかいも出る、って言って」
( ^ω^)「ふむふむ」
-
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 01:55:44.06 ID:6Tc1WZ240
('A`)「で、寮は会社のなんすけど、冷蔵庫やテレビとかは、知り合いの電気屋からむりやり買わせるんです」
( ^ω^)「なるほど…それに何割か値段を上乗せして、ピンハネするのかお」
-
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 01:57:43.21 ID:6Tc1WZ240
('A`)「そうなんです。五万円のテレビ売るのに10万も20万も取って。しかも…」
( ^ω^)「しかも?」
('A`)「ちゃんとテレビをもらえるヤツは、まだいいほうなんです」
-
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 01:59:40.26 ID:6Tc1WZ240
( ^ω^)「え…渡さないのかお?」
('A`)「というより、やる夫さんに渡した10万円は、テレビ代も残さず使っちまうんでしょうね」
(;^ω^)「えええ??!」
('A`)「あの人は、遊ぶ金がなくなると、その都度、自分が連れてきた工員たちに「電子レンジ買え、テレビ買え」ですからね…」
( ^ω^)「…それはちょっとひどいお……」
-
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 02:00:47.88 ID:6Tc1WZ240
('A`)「で、ここからがニダーの話なんすけど、」
( ^ω^)(…ゴクリ)
-
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 02:02:28.82 ID:6Tc1WZ240
('A`)「あの人は車が大好きで、いっつも自分のDQN仕様のソナタを自慢してたんっす」
( ^ω^)「ふむふむ」
('A`)「で、金がなくなるとしょっちゅう他の工員に「俺のソナタ売ってやるよ」って言ってましてね」
( ^ω^)「え…」
-
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 02:04:16.42 ID:6Tc1WZ240
('A`)「ま、誰も真にうけてませんでしたけどね…。あいつが自分のソナタを素直に引き渡すわけがないですし」
('A`)「でも俺、知ってるんす。ニダーがここに来てから逃げるまでの三ヶ月ほど、小麦粉とキムチだけで生活してて…。
俺はずっと、朝鮮人の食生活ってこんなもんなのかな…って思ってたんすけど…」
-
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 02:07:00.61 ID:6Tc1WZ240
( ^ω^)「…給料のほとんど全部、やる夫に渡してたってことかお…」
('A`)「ニダーにとっての三回目の給料日に、あいつ、「これでやっと小麦粉生活ともおさらばニダ」って」
( ^ω^)「ほう」
('A`)「それから「BIP車があれば女なんてイチコロニダ」って言ってたんすよ…」
( ^ω^)「それは…」
-
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 02:09:38.38 ID:6Tc1WZ240
('A`)「俺はてっきり、あいつがクリスマスに向けて車でも買う算段をしてるのかと思ったんすけど…今から思うと…」
( ^ω^)「なるほど…」
-
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 02:11:19.30 ID:6Tc1WZ240
( ^ω^)「ドクオ君、貴重な情報をありがとう。漏れの連絡先はここだお。また何かあったらよろしく教えてくれお」
('A`)「わかったっす。ニダーは俺のやっとできたたった一人のツレだし、なんとか救い出してください!」
( ^ω^)「うん、がんばってみるお…」
-
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 02:13:02.41 ID:6Tc1WZ240
( ^ω^)「…。けど…」
-
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 02:15:33.15 ID:6Tc1WZ240
〜 事務所 〜
(;;^ω^)(ドキドキビクビク)「ただいまだお…」
ξ゚听)ξ「おう」
( ^ω^)(あれ、よかった、もう怒ってないお…ってあれ?)
( ^ω^)(け、化粧が朝より数倍濃くなってるおwww おっおっおっwwwwwwww)
-
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 02:18:31.38 ID:6Tc1WZ240
ξ゚听)ξ「何かわかったか?」
( ^ω^)「うん、とんでもないことがわかったお」
-
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 02:19:48.99 ID:6Tc1WZ240
( ^ω^)「………というわけで、ニダーはやる夫の車の売買契約を結んでいた可能性が出てきたお」
ξ゚听)ξ「なるほど。ドクオ氏のいうとおりなら、乗り逃げした時点での車の所有権はニダー氏のものになっていたことになるな」
( ^ω^)「代金も完済していたようだお」
ξ゚听)ξ「そうみたいだな」
-
39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 02:20:59.04 ID:6Tc1WZ240
ξ゚听)ξ「…でも……」
( ^ω^)「そう、そうなんだお。窃盗罪は…」
-
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 02:24:06.15 ID:6Tc1WZ240
さて、ここでブーンの回想シーンです。
場面は少し戻って。
さきほどの、ドクオとブーンが喫茶店で話しているシーンの続きです。
( ^ω^)「…。けど…、それではニダー君は無罪にはならないんだお…」
-
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 02:26:18.15 ID:6Tc1WZ240
('A`)「えっ?! どういうことっすか? ニダーは自分の買ったものを持っていっただけっすよ!」
( ^ω^)「そこが窃盗罪の難しいところなんだ…」
-
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 02:29:42.43 ID:6Tc1WZ240
( ^ω^)「たとえば…そうだなあ…君が、どっかの駅で自転車をパクられたとするお」
('A`)「はい」
( ^ω^)「で、三日後、近所のスーパーの駐車場で、君のパクられたチャリを君が見つけたとする。どうする?」
('A`)「そりゃ、そのまま乗って帰りますよ」
( ^ω^)「ところが、それは窃盗罪になるんだ」
-
46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 02:33:07.44 ID:6Tc1WZ240
('A`)「えええっ?! そんなのおかしいっすよ」
( ^ω^)「うん…。で、スーパーで見つけたチャリに君が乗って帰ろうとしてたら、そこに持ち主らしき人物が近づいてきた」
('A`)「小一時間問い詰めてやりますよ」
( ^ω^)「でも、そいつは「このチャリは俺が買ったものだ」と言い出した。どう反論する?」
('A`)「それは…、カギだって俺が持ってるし、俺がチャリ屋で買ってきたものだし…」
-
48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 02:36:04.00 ID:6Tc1WZ240
( ^ω^)「ところがそいつも、「俺が買ったものだ、俺もカギを持ってる、お前は嘘をついている」と言い出した」
('A`)「だったら証拠を見せてみろよ、って…」
( ^ω^)「向こうも、そういうだろうね……」
('A`)「……面倒っスね…」
-
49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 02:38:15.88 ID:6Tc1WZ240
( ^ω^)「うん、「自分のだから取っていい」としちゃうと、こういう面倒なことになるんだ」
('A`)「でも、チャリはマジで自分のだし…」
( ^ω^)「では別のシーン。君はこの喫茶店にチャリで来てたね」
('A`)「はい」
( ^ω^)「帰りに、君がチャリに乗ろうとしたら、全然知らないヤツが「これは俺のチャリだから貰っていく。嫌なら、お前のチ
ャリだっていう証拠を見せろ」と言ってきたら?」
('A`)「……面倒っスね…」
-
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 02:39:20.19 ID:6Tc1WZ240
( ^ω^)「うん、面倒なんだ。だから法律は、それを禁止した」
('A`)「…?」
-
54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 02:41:43.45 ID:6Tc1WZ240
- ( ^ω^)「つまり、人が現に使っているものを、自分のだからと言って勝手に取っていくことを禁止したんだ」
('A`)「それが…窃盗罪…っすか」
( ^ω^)「そう。いくら自分のものでも、やる夫がキーを持ってるのに勝手に持っていっちゃダメなんだ…」
-
56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 02:43:08.20 ID:6Tc1WZ240
('A`)「でも…でも、そんなのニダーがかわいそうっすよ」
( ^ω^)「うん…」
('A`)「なんとかならないっすか?」
-
57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 02:44:35.45 ID:6Tc1WZ240
( ^ω^)「……とりあえず…いま聞いた話から、いろいろと手を考えてみるよ」
('A`)「お願いしますよ! マジで…」
-
60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 02:46:32.44 ID:6Tc1WZ240
以上、回想終わり。
場面は事務所のツンとブーンに戻ります。
-
63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 02:49:35.00 ID:6Tc1WZ240
( ^ω^)「だから、無罪ってのはやっぱり、厳しいように思うお…」
ξ゚听)ξ「そうだな。これだけではまだ、ネタが足りないな」
( ^ω^)「でも、突破口にはなると思うお!」
ξ゚听)ξ「おう、明るい材料には間違いない」
ξ゚ー゚)ξ「…先が、やっと見えてきたな」
-
64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 02:51:59.28 ID:6Tc1WZ240
ξ゚ー゚)ξ (^ω^)
__(______ ___0_0_|| ̄ ̄ ̄ ̄|
|\ 、/ / \ ヽニニ|| iヽ-ヽ . |
| \  ̄ ̄ .\. |L,,,`jl |,,,,,|
-
65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 02:53:38.32 ID:6Tc1WZ240
ξ゚听)ξ「腹へったな。とりあえず昼飯に行くか」
( ^ω^)「おっおっ! 行くお! 超行くお!」
ξ゚听)ξ「お前は残って、窃盗罪を無罪にする方法をレポートにまとめとけ」
( ^ω^)「え…」
-
66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 02:54:52.70 ID:6Tc1WZ240
ξ゚听)ξ「私が帰ってくるまでにレポートにまとめとけ」
( ^ω^)「ちょ、そんなん絶対にムリ…」
バタンッ
( ^ω^)「……」
( ^ω^)「腹へったお…」
-
68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 02:55:52.91 ID:6Tc1WZ240
さて、第五話はここで一旦終わりです。
ブーンははたして、なにか良い手を見つけることができるのでしょうか…
-
69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 02:56:27.31 ID:6Tc1WZ240
- つ づ く
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|| ixX
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::::|| ixX
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70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
[sage] :2007/11/18(日) 02:57:52.88 ID:6Tc1WZ240
- 支援の方遅くまでつきあってくださり感謝です
それではまた〜
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