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1-
101-
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(-@∀@)〔ことばのちから〕のようです
1
:
◆.cOjTjK0LY
:2011/02/24(木) 15:16:32 ID:rSH89tVQ0
低速更新やでー
ついでにトリって漢字でも出来るのかテスト
2
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/02/24(木) 15:17:34 ID:rSH89tVQ0
やぁやぁ、僕はアサピー。
(-@∀@)
スポーツは全く出来ない根っからのインドア派でモヤシ野郎のガリ勉野郎。
顔は中の下(と思いたい)でバレンタインはただの平日だと思ってる。
もう少しで卒業する都会の中学校へ行くために男とホームシェアしてる悲しい15歳さ。
(,,゚Д゚)「うらあ!!さっさと起きろ!」
こいつはギコ。一緒に暮らしている幼馴染。
スポーツ万能でイケメン、しかし勉強できない馬鹿。
体育の時だけ張り切るようなああいうタイプだ。
(-@∀@)「もうちょい寝かしてちょーだい」
(,,゚Д゚)「そおい!!」
(-@∀@)「げふっ!」
あいつダイビングしやがった。
いつもは避けれるのに・・・タイミングずらしやがったなクソ
3
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/02/24(木) 15:18:14 ID:rSH89tVQ0
(ヽ-@∀@)「・・・いやーいい朝だなぁ」
(;゚Д゚)「やつれてるぞお前」
まぁなんだかんだで三年間、こんな感じで和気藹々と暮らしているわけだ。
しかし唯一つだけ不自由なことがある。
その不自由なことはというと・・・
(,,゚Д゚)「そんなに避けずらかったか?お前なら避けれると思ったんだけどなぁ」
(-@∀@)「【河童の川流れ】というだろ?そういうこともあるさ」
(,,゚Д゚)「おまっ!」
(-@∀@)「あ、すまないね」
ギコが窓から身を乗り出し耳を澄ました
「ねぇねぇー近くの川に河童流れてるってよー」
「えーまたー!?見に行くー!?」
(,,゚Д゚)「また流れてるってよ」
(-@∀@)「カッパさんも大変だねぇ」
4
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/02/24(木) 15:18:54 ID:rSH89tVQ0
僕は変な力を持っている、ということだ
(-@∀@)〔ことばのちから〕のようです
第一話「しょうもない一言で巻き込まれたり」
(,,゚Д゚)「またかよお前・・・学習しろよ・・・」
(-@∀@)「・・・まぁ学校へ行こうぜ」
5
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/02/24(木) 15:19:11 ID:rSH89tVQ0
正確には僕が言った『ことわざ』と『慣用句』が読んで字の如く本当のことになる。
例えば腹を割る、といったら僕の腹が直ちに割られて内臓がぶちまけられるだろう。
決してその意味が本当のことになるわけではない。
(-@∀@)「いやぁ、今日もつまらなかったなぁ」
学校が終わり、帰宅途中の僕とギコ。
(,,゚Д゚)「おいおい、あれでつまらなかったって?」
今日は話に花を咲かせたり穴の中へ入ったりしたがこれはもう日常だ。
もうこんな力を物心ついた時から持ってるんだ。慣れるに決まっている。
(-@∀@)「もうなれてしまったからね」
(,,゚Д゚)「お前、駄目人間だな」
(-@∀@)「ははっ、しょうがないさ。こんな力を持ってるんだから」
(,,゚Д゚)「そんなもんなのか?」
6
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/02/24(木) 15:19:35 ID:rSH89tVQ0
(-@∀@)「にしても暇だ。暇すぎる」
(,,゚Д゚)「んじゃゲーセンにでも行くか?」
(-@∀@)「どうしようかな〜」
現在地大型デパート店内。ゲーセンにはすぐにいけるしそれなりに楽しめるだろう。
しかし物足りない。ここ最近ずっとゲーセンに行ってたからな。
こういうときは力を使う。たまにはギコも巻き込もう。う〜ん・・・
(-@∀@)「あ、そうだ!」
(,,゚Д゚)「ん?どうした?」
(-@∀@)「なぁ・・・もし僕が・・・」
(-@∀@)「【類は友を呼ぶ】といったらどうなると思う?」
(,,゚Д゚)「ばっかやろう!!」
( ・3・)「お前ら皆殺しだYO!!」
ギコが叫ぶのと知らない男が叫ぶのは一緒だった。
7
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/02/24(木) 15:19:50 ID:rSH89tVQ0
うわぁ、これ明らか敵だわ・・・
(#・3・)「いっつもいっつもいっつもいっつも!!」
(#・3・)「馬鹿にしやがってYO!復讐だ!【突風】!!」
男がそういうと突如強風が周りの客を襲う。
その風によりお客さんが吹き飛ばされた。
( ・3・)「へいYO!【空風】!」
その強風がとても冷たいものに変わった。
うひゃあ、これは寒い。
(-@∀@)「ってどうしようこの状態」ヒソヒソ
(,,゚Д゚)「お前のせいだろゴルァどうにかしろ」ヒソヒソ
僕とギコが曲がり角に隠れて話す。
確かにこれは十中八九僕のせいだろう。
・・・どうしよう、なんかいい言葉あったかな・・・
8
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/02/24(木) 15:20:05 ID:rSH89tVQ0
( ・3・)「誰でもいいから切り刻んでくYO!【裂葉風】」
(#・3・)「【鎌風】!【暴風】!【浚風】ぇ!!」
どんどん風が強くなり看板などに切れ込みが入っていく。
ガラスもパリンと割れていく。
流石にこれはどうにかしないとなぁ。
(#・3・)「うらうらぁ!みんな怖くて出て来れないのかYO!」
お客はみんな壁や売り場の中へ逃げ込んでいる
もうそろそろ出て行くか・・・。
(-@∀@)「うおぉぉぉ!お前の【揚げ足を取る】ぅ!」
壁から出てすぐに走り男の足を蹴った。
これで転ぶはず・・・
(#・3・)「ん?なんだガキィ・・・千切りにされたいのかぁぁあ!?」
あれ、失敗した?
うーんどうしよう。これは非常にまずいね。うん。
9
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/02/24(木) 15:20:19 ID:rSH89tVQ0
(-@∀@)「これならどうだ!お前の【足元に火がつく】!」
するとぼぅっと男の足元から火が。
(#・3・)「【突風】!」
(-@∀@)「ぐへぇ」
点かなかった。逆に攻撃を受けてしまった。
風に突き飛ばされた僕は壁に当たり情けない声を上げる。
( ・3・)「出てきたことを後悔するYO!【裂葉(#゚Д゚)「うおぉぉぉぉお!!」
ギコが走って男にぶつかる。
ナイス。流石ギコだ。
10
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/02/24(木) 15:20:36 ID:rSH89tVQ0
(-@∀@)「ギコ、逃げるぞ!【脱兎の如し】!」
(,,゚Д゚)「わかった!」
(#・3・)「逃がすかぁYO!」
一応脱兎の如しと言っておいたが効いているのか分からない。
先程二回も失敗したので効いてない可能性のが高いはずだ。ていうか発動した手ごたえないし。
多分風を出されたら恐らく逃げ切れない。
むしろ・・・
(;-@∀@)(殺される!!)
どうするどうするどうするぅ!?
力は使えないみたいだし
僕は運動神経悪い・・・やっべやっべもう口開いちゃったぞ!
(#・3・)「【竜ま(#-@∀@)「【口を閉ざして】もらうぞ!」
( ・×・)「んんん!!?」
男の口に×印が張り付くと同時に僕は走り出した。
11
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/02/24(木) 15:21:42 ID:rSH89tVQ0
〜数分後〜
(,,゚Д゚)「ここまで来たら大丈夫だな」
(;-@∀@)「ぜぇ・・・はぁ・・・」
僕たちは近くの公園にたどり着いた。
(,,゚Д゚)「・・・どうしたんだアサピー。やられるだなんて」
(-@∀@)「力が使えなかったんだよ」
(,,゚Д゚)「大丈夫なのかよそれ」
(-@∀@)「大丈夫だろうよ。それにあいつは追いかけ(;・3・)「みつけたYO!」
おうふ、追いかけてきやがった。
どうするよ、さっきは力が効いたが次も効くとはかぎらねぇぞ
(-@∀@)「【口を閉ざす】!」
(#・3・)「【裂葉風】!」
風が強く吹き荒れ僕に向かってきた。
やっべぇ、やられ・・・
12
:
以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします
:2011/02/24(木) 15:32:12 ID:oYuQQ7P6O
おもしろい
13
:
以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします
:2011/02/24(木) 15:38:55 ID:Q3GkEQ3E0
おもしろいな
少年ジャンプの読み切りみたい
14
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/02/24(木) 15:57:19 ID:rSH89tVQ0
( ФωФ)「【電光石火】、【一撃必殺】なのである」
いかついおっさんがものすごいスピードで現れ男を殴った。
( ・3・)「あるぇ〜・・・?」
すると知らないおっさんがばたりと倒れた。
(,,゚Д゚)「アサピー、大丈夫か?」
(-@∀@)「ん、大丈夫だよ」
( ФωФ)「無事解決してよかったのであるな」
おっさんが近づいて喋りかけてきた。
どうしよう。どうしようどうしよう。
15
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/02/24(木) 15:57:54 ID:rSH89tVQ0
(-@∀@)「あれ、知り合いでしたっけ?」
( ФωФ)「お主、〔ことばのちから〕を持っているであるな?」
うわぁ質問に質問で返しやがったこのおっさん。
( ФωФ)「まぁ先に【自己紹介】のがいいであるな。わしは杉浦ロマネスク。気軽にロマと呼んで構わないのである」
自己紹介されちまった。これはこっちもしたほうがいいのか?
でも自己紹介したらもう駄目な気がする。巻き込まれそう。
( ФωФ)「さぁお主も【自己紹介】をするのである」
よーし自己紹介は絶対にしないぞー・・・あれ?
(;-@∀@)「僕の名前はアサピー・・・中三です・・・」
口が勝手に・・・どういうことだこれ
16
:
以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします
:2011/02/24(木) 15:59:51 ID:hw.WT2RQ0
気軽におっさんをロマだなんて呼べないだろjk・・・
17
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/02/24(木) 17:13:55 ID:rSH89tVQ0
( ФωФ)「早くここを移動するである。こいつの仲間が来るかもしれんからな」
おっさんが男を見ながら言った。
(,,゚Д゚)「おいおいどういうことだこれ」
( ФωФ)「ふむ、お主は〔ことばのちから〕を持ってないし置いていくのである」
(-@∀@)「え、ちょ、どういうこと?」
( ФωФ)「【瞬間移動】。少し時間掛かるが待つである」
おっさんがそういうと僕の体が消えかかる。
ギコの体は普通のままだ。
(,,-Д-)「小さい頃から・・・お前といれて楽しかったぜ・・・」
(,,゚Д゚)「お前のことは忘れないぜ。多分な」
この野郎永遠の別れっぽくしやがって絶対つれてってやる。お前がなんと言おうと連れてってやる。
お前の都合なんて考えねーよバーカ。
18
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/02/24(木) 17:15:26 ID:rSH89tVQ0
;:!-@∀:;;「【旅は道連れ世は情け】ぇ!」
(,,゚Д゚:;「ちょ、おま何やってんだ!」
:;i!ωФ:;「巻き込んでしまったようである。すまないな。あとで飴玉をやろう」
:;-Д!i;:;「早速情け貰っちまったよ・・・」
ギコの言葉を最後に僕の意識は無くなった。
(???)「どうやら力を持っている者が活動してるようじゃの・・・」
(???)「ふぉっふぉ・・・楽しくなってきたのぅ・・・」
続く
19
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/02/24(木) 17:15:56 ID:rSH89tVQ0
〔ことばのいみ〕
《ことわざ・慣用句》
・河童の川流れ(かっぱのかわながれ)
達人でも時には失敗するという例え
・類は友を呼ぶ(るいはともをよぶ)
気の合った者や似通った者が自然に寄り集まること
・揚げ足を取る(あげあしをとる)
人の言葉じりやちょっとした失敗を取り上げて相手を責めること
・足元に火が点く(あしもとにひがつく)
危険が直ぐそこまで迫っていること
・脱兎の如し(だっとのごとし)
逃げ去るうさぎのように、きわめて動作が素早いこと
・旅は道連れ世は情け(たびはみちづれよはなさけ)
旅では道連れのあることが心強く、 同じように世を渡るには互いに情けをかけることが大切であるということ
・口を閉ざす(くちをとざす)
何も言うまいとして沈黙する。口を閉じること
20
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/02/24(木) 17:16:32 ID:rSH89tVQ0
《四字熟語》
・電光石火(でんこうせっか)
稲妻の光や石を打ったとき出る火から、動きが非常に素早いことのたとえ
・一撃必殺(いちげきひっさつ)
一撃で相手を殺すこと。またそのような気迫で攻撃すること
・瞬間移動(瞬間移動)
瞬間的に離れた場所へ移動すること
・自己紹介(じこしょうかい)
自分のことを相手に説明すること
21
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/02/24(木) 17:16:43 ID:rSH89tVQ0
《風の名前》
・突風(とっぷう)
突然吹きだす強風で短時間で収まるもの
・空風(からっかぜ)
冬に強く吹く乾いた北風
・裂葉風(れつようふう)
葉を切り裂くほどの烈風
・鎌風(かまかぜ)
にわかに起こる暴風
・暴風(ぼうふう)
きわめて激しい風で大きな損害を引き起こす風。
・浚風(さらいのかぜ)
降り積もった雪を吹き払う風
・竜巻(たつまき)
地上から雲へと細長く延びる高速の渦巻き状の気流
※一部違うものあるかもしれません
22
:
以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします
:2011/02/24(木) 17:18:42 ID:Rykrfxxw0
乙カレー?
もしかして四字熟語の人だろうか
23
:
以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします
:2011/02/24(木) 17:20:44 ID:hw.WT2RQ0
乙乙、能力バトルいいね!
避難所で何か書いてた人?
24
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/02/24(木) 17:21:27 ID:rSH89tVQ0
とりあえず一話おわりっ!
途中で用事入ってすみません。でも仕方ない仕方ない。
意外とレスがついてびっくり。うひゃーうれしー
二話は書き溜めたら投下します。まだ書き始めても無いけれど。
25
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/02/24(木) 17:23:23 ID:rSH89tVQ0
ついでに長編はこれが始めて。
他には総合短編を少々。人に見せられる出来ではないので教えないですけどね!
26
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/02/27(日) 13:10:09 ID:Vy.OBnRc0
第二話投下やでー
27
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/02/27(日) 13:10:40 ID:Vy.OBnRc0
( ФωФ)「すまないである。座標の設定に失敗したである」
(#)∀@)「別にいいですよ」
(;゚Д゚)「す、すまねぇなアサピー」
現在どっかの食堂に来ている。
移動手段は瞬間移動。瞬間移動といえば上から仲間が落ちてきてうわー。
そして僕はそのパターンと同じようにギコに右頬をやられてしまった。
( ФωФ)「まだ移動にはなれてないのである。許していただきたいのである」
だったら瞬間移動するなよ・・・
( ФωФ)「まぁそんぐらい我慢するである。幸いにもメガネは割れなかったであるし」
( ФωФ)「な!」
(-@∀@)「・・・はいはい」
28
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/02/27(日) 13:10:56 ID:Vy.OBnRc0
(-@∀@)〔ことばのちから〕のようです
第二話「ヒロイン登場?いいえ長ったらしい説明です」
(#)∀@)「我慢するけどさー。でもやっぱいたいよなー?」チラッチラッ
(;゚Д゚)「だからごめんって!」
29
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/02/27(日) 13:11:29 ID:Vy.OBnRc0
( ФωФ)「それでは説明するぞ」
(-@∀@)「お願いします。ロマネスクさん」
( ФωФ)「ロマでいいである。・・・まずは〔ことばのちから〕についてである」
( ФωФ)「言霊、はきいたことあるであるか?」
(,,゚Д゚)「言霊ってあれだろ?言葉にこめられてる力が云々の」
( ФωФ)「そうである。そして〔ことばのちから〕とは一部の言霊の力を増幅し使う力である」
(-@∀@)「僕だったら慣用句とことわざか」
( ФωФ)「我輩の場合は『4字の漢字からなる熟語』である」
(,,゚Д゚)「なんでそんな難しく言うんですか?」
( ФωФ)「気分である」
(-@∀@)(,,゚Д゚) ・・・・・・
30
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/02/27(日) 13:11:40 ID:Vy.OBnRc0
( ФωФ)「そして〔ことばのちから〕を扱えるものを能力者という」
(-@∀@)「能力者はどれぐらいいるんですか?ロマネスクさん」
( ФωФ)「ロマでいいのである。・・・それについては判らないのである・・・が」
(,,゚Д゚)「が?」
( ФωФ)「最近、事を起こす能力者が多いのである
もしかしたら近々地球を征服するぞーなんていう能力者もでるかもな」
(-@∀@)「それってやばくないですか?」
( ФωФ)「大丈夫である。我輩が止めてみせる」
(,,゚Д゚)(ロマネスクさんなら大丈夫だろうなぁ)
( ФωФ)「ロマでいいって言ってるである」
(;゚Д゚) !?
31
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/02/27(日) 13:11:53 ID:Vy.OBnRc0
( ФωФ)「・・・で、だ。〔ことばのちから〕には二種類ある。
意味の力を増幅するのと文字の力を増幅するやつだ」
(,,゚Д゚)「意味の力と文字の力?」
( ФωФ)「例えば河童の川流れでいうと『得意なことでも失敗する』というのが意味の力。
『河童が川を流れる』というのが文字の力である」
(-@∀@)「ロマさんは両方使えるのですか?」
( ФωФ)「ロマでいいって・・・我輩は両方使えるぞ」
(,,゚Д゚)「おぉすごい。アサピーなんかは文字の力しか使えないのに」
(-@∀@)「なんかってなんだよ」
( ФωФ)「まぁ我輩もまだ言った言葉の言霊が勝手に増幅されてしまうのである」
(-@∀@)「いつかことわざとか言っても自分の意思で発動しないーとかできませんかね?」
( ФωФ)「早くできるようになりたいのである」
32
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/02/27(日) 13:12:06 ID:Vy.OBnRc0
( ФωФ)「まぁ説明はこんなもんであるな。次は紹介である」
(,,゚Д゚)「誰を紹介するんです?」
ガチャ
('A`)「うぃー買い出し行って来ましたー」
(´・ω・`)「ったく店長も人使い悪いんだから・・・」
( ФωФ)「ちょうど帰ってきたであるな。紹介するである。ここの従業員のドクオとショボンである」
('A`)「ん?ロマさん、この子達誰ですか?」
( ФωФ)「ロマでいいである。能力者とその友人である。そしてこれからここに住んで働くのである」
(;-@∀@)そ「ええ!?ここに住むの!?」
( ФωФ)「お前が戦った能力者。多分誰かから力をもらった奴である。
恐らくだがあの戦い、誰かに見られてたである
顔も見られてるはずであるしこっちのが安全である」
(,,゚Д゚)「うそーん!」
(´・ω・`)「これからよろしくね」
33
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/02/27(日) 13:12:17 ID:Vy.OBnRc0
( ФωФ)「んで店長は?」
('A`)「あの人は出張中だぜ」
( ФωФ)「なら仕方ないであるな。紹介はまた今度である」
(,,゚Д゚)「ロマさん、この人たちは能力者ですか?」
( ФωФ)「だからロマでいいである。うむ、彼等は能力者だ」
('A`)「俺は『物に言葉の意味もしくは文字の力を吹き込む』ことが出来るぜ。まだ単語しか出来ないけど」
(´・ω・`)「僕は『言葉から物を作る』ことが出来ます。完璧ではありませんけどね」
( ФωФ)「この店はな、ショボンが『ラーメン』という言葉でラーメンを作って
それにドクオが『美味』という言葉を吹き込んでそれを出しているのである」
(-@∀@)(それっていいのか・・・?)
(,,゚Д゚)「あれ、でもさっき買い出しって」
('A`)「店長のねるね○ねるねグレープ味です」
(-@∀@)(店長どんな人だろ・・・)
34
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/02/27(日) 13:12:29 ID:Vy.OBnRc0
( ФωФ)「他に紹介する人と言ったら・・・」
(´・ω・`)「貞子さんじゃないですかね、ロマさん」
( ФωФ)「さんは要らぬぞ。貞子さんといったらもうそろそろ来る頃か?」
ガチャ
川д川「どうも・・・」
( ФωФ)「こちら、毎日来てくれる貞子さんだ」
川д川「新入りさんですか・・・?」
( ФωФ)「うむ。アサピーとギコである」
(,,゚Д゚)「よ・・・よろしく」(@∀@-)
(,,゚Д゚)(暗い人だなぁ)(@∀@-)
35
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/02/27(日) 13:12:42 ID:Vy.OBnRc0
( ФωФ)「いつものが集まったし酒盛りでもするである」
(,,゚Д゚)「酒盛り?」
(´・ω・`)「ここ、夜は僕のわがままでバーやってるんで酒は有り余ってるんです」
そういいつつショボンさんが酒を開けた。
(*'A`)「へへへ、いつもこれを楽しみにしているんだ。お前らは酒飲むか?」
(-@∀@)「いや、遠慮しておきます」
川д川「まぁまぁ・・・一杯ぐらいどうですか?」
(,,゚Д゚)「いえ大丈夫で・・・うわあああああ」
36
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/02/27(日) 13:13:04 ID:Vy.OBnRc0
(*゚Д゚)「ひゃひゃひゃひゃひゃ」
(-@∀@)「おいギコ!大丈夫か!」
(´・ω・`)「アルコール強すぎたかな?これなら大丈夫かな」
そういいつつショボンさんが僕に近寄った。
ちょ、ま・・・うわあああああああああ
(*'∀`)「くぅ〜!これだよこれこれ!!」
( ФωФ)「ドクオはよく酔うであるな」
(*´・ω・`)「おらおらっ!もっと飲め飲め!」
(*-@∀@)「うえぇぇぇぇぇぇええ」
地獄絵図がそこにはあった。
37
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/02/27(日) 13:13:19 ID:Vy.OBnRc0
〜次の日〜
(-@∀@)「うぅ・・・頭いてぇ・・・」
目を覚ますとみんな酔いつぶれて眠っていた。
(´-ω-`)( -ω-)(,,-Д-)川д川つ(#)A-)
ショボンさん、ロマさん、ギコに貞子にドクオさん。
(-@∀@)「ふふふ・・・これから楽しそうになりそうだなぁ」
( -ω-)zZ「ロマで・・・いいって・・・いってるである・・・」
(-@∀@)「はは、ロマさん寝言言ってるや。寝てると意外と可愛いなぁ」
( -ω-)「だから・・・ロマで・・・もういいや・・・」
終わり
38
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/02/27(日) 13:13:38 ID:Vy.OBnRc0
〔ことばのいみ〕
今回、新しい言葉はありません
39
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/02/27(日) 13:15:50 ID:Vy.OBnRc0
投下したあと気づいたけど一番最後、終わりじゃなくて続くだよ俺のばーか。
まだ終わらせはしねーよばーかあーほ
三日間考え続けた俺の設定どうだ!(ドヤッ
そして早く戦闘描写書きてぇぇぇぇぇええ!!
40
:
以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします
:2011/02/27(日) 14:10:40 ID:bqF0154kO
乙。
面白い設定だけど展開が早すぎる気がする。
41
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/02/27(日) 14:35:20 ID:Vy.OBnRc0
展開速いかぁ・・・精進します
42
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/14(月) 14:16:56 ID:iO53TiNo0
こういうときこそ投下投下。
ということで第三話投下。
43
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/14(月) 14:17:26 ID:iO53TiNo0
(#)∀@)「なんでわざわざ働きたくないラーメン屋で働く為に家に帰ってこなきゃいけねーんだよ・・・」ぱくぱく
(,,゚Д゚)「まぁまぁそういうなって・・・ごめんな?」ぱくぱく
日曜のお昼、ロマさんのラーメン屋に働く許可を取る為に自宅に来た。
・・・えぇ。勿論ギコの下敷きになりましたよ?
そして今、母親の味がするカップやきそばで昼食を取っている。
J( 'ー`)し「中卒で働くってどうかしらねぇ・・・お金が入るのはいいんだけど・・・」
( ФωФ)「そこを何とかお願いするのである」
(#)∀@)(おいおい俺は働きたくねぇぞ・・・断ってくれカーチャン・・・)
J( 'ー`)し「うーん・・・でも・・・」
( ФωФ)「仕方が無いのである・・・ショボン、出せ」
('A`)つ□「はいどうぞっす」
J( 'ー`)し「こ・・・これは」
( Ф∀Ф)ニヤッ「ねるねの一番の粉、である。望むのならば10個でも20個でも・・・」
44
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/14(月) 14:17:43 ID:iO53TiNo0
J(*'ー`)し「50ぐらいもらっていいかしら?出来れば60ぐらい・・・え?あぁ息子ならこき使っていただいて結構です」
( ФωФ)bビシッ「やったな!」
('∀`)b「やりましたね!」
(-@∀@)〔ことばのちから〕のようです
第三話「ねるねの一番の粉って美味しいよね」
(#-@∀@)「クソばばあがあ!!!」
45
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/14(月) 14:18:05 ID:iO53TiNo0
( ФωФ)「・・・という訳で正式に『ロマ屋』で雇うことになったのである」
(-@∀@)「はぁ・・・」
('A`)「とりあえず中学卒業するまでは前の家で暮らしてもらうことになるっす」
(,,゚Д゚)「あ、ちゃんと中学は卒業できるんすね?」
( ФωФ)「一応ちゃんと中学は卒業しておかないとな」
(-@∀@)「へいへい・・・」
( ФωФ)「さて、お主らの暮らしてた家へと行くである。【瞬間移動】」
::;∀@i!「だぁぁ!!また下敷きになるの!?もうやだっつーの!」
〜アサピーとギコの家〜
(#)Д゚)「いてぇ・・・」
(-@∀@)←ちょっと嬉しい
46
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/14(月) 14:18:39 ID:iO53TiNo0
( ФωФ)「さて・・・しばらくの間ここにいさせてもらうである」
(,,゚Д゚)「あれ、帰んないんすか?」
( ФωФ)「店はショボンにまかせっきりで大丈夫だからな」
('A`)「ショボンさんさえいればどうにかなりますからね」
( ФωФ)つ□「それとアサピー。この紙に書かれてること覚えておけである」
(-@∀@)「なんですかそれ?」
( ФωФ)「兵法三十六計といくつか諺と慣用句を書いた紙である。いつ戦闘になるか分からんであるからな。覚えとけである」
_,
(-@∀@)
47
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/14(月) 14:18:56 ID:iO53TiNo0
_,
(-@∀@)フムフムフーム
(,,゚Д゚)「ショボンさん、一人で大丈夫ですかね?」
('A`)「実際ショボン一人で切り盛りしてるからね・・・あのラーメン屋。大丈夫だろ」
(,,゚Д゚)(ショボンさんかわいそうに・・・)
( ФωФ)「さて、お主らが卒業するまで数週間。その間護衛させてもらうである」
(-@∀@)「護衛する必要あるんですかね?」
('A`)「ばりばりあるぜ。最近変な組織が動いてるからな」
(-@∀@)「そういやロマさんもそんなこと言ってたな・・・」
('A`)「その組織はな、適当な人に能力を与えては暴れさせてるんだ。理由は知らないけどな」
(;゚Д゚)「危険な組織っすね」
48
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/14(月) 14:19:30 ID:iO53TiNo0
(,,゚Д゚)「その組織の名前ってなんすか?」
('A`)「その組織の名は確か・・・」
('_L')「その組織の名前は『いろは』ですね」
(;-@∀@)そ「いつのまに!」
('_L')「私の名前はフィレンクト。これは所謂奇襲って奴です。そしてさようなら」
いつの間にかにいたフィレンクトと名乗る人物が持っていた剣で僕に切りかかる。
その間にドクオさんが大きな盾を握って入りこんできた。
(;'A`)「【傷つかなく】て【大きい】盾だぜ。そんな剣で切れるはずは無いしすり抜けることも不可能だ」
('_L')「おや硬いですね。どうしましょうか」
(;ФωФ)「アサピー、ここじゃ戦うには狭すぎる!逃げるぞ、言葉を言え!」
(-@∀@)「えーっと・・・【三十六計逃げるに如かず】!」
ガチャッ タッタッタ・・・
('_L')「ふむ、逃げるのですか・・・面白いですね。【静岡拳】」
49
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/14(月) 14:19:41 ID:iO53TiNo0
三(;'A`)「うぉぉぉぉお、怖かったー!」
(,,゚Д゚)「ドクオさん、さっきの盾どうしたんすか」タッタッ
三(;'A`)「いつも小さい金属の盾持ってんだ。それは大きくして使った!」
(-@∀@)「それよりなんですかあいつ!いつの間に僕の後ろにいた!」タッタッ
( ФωФ)「恐らくそういう〔ことばのちから〕を使えるのだろう」ッタッタ
('A`)「そりゃあきついですね。気配を消せるだなんて」
(,,゚Д゚)「それよりどこまでいくんすか!ロマさん!」タッタッ
( ФωФ)「とにかく広いところに行く。出来れば人はいないほうがいい。どっかないであるか?」ッタッタ
(-@∀@)「だったら公園だ。ついてきて!」ダッ
( ФωФ)「よし、出来るだけ早く行くである!」
50
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/14(月) 14:20:25 ID:iO53TiNo0
〜公園〜
(;-@∀@)「つきました・・・」ゼェゼェ
(;'A`)「ここまで来りゃぁ大丈夫だろ」ゼェハァ
( ФωФ)9m「どうやらそうでもないようである。見てみろ」
('_L')「おや、見つかってしまいました。一応隠れてたのですがね」
(,,゚Д゚)「いつのまに!」
ロマに言われて、僕たちの後ろにフィレンクトがいることに気がついた。
('_L')「【静岡拳】使っていたのですが・・・すごいですね、あなた」
( ФωФ)「・・・舐めるなよ」
('A`)「【堅い】拳!」
ドクオさんがフィレンクトへ殴りかかる。
51
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/14(月) 14:20:42 ID:iO53TiNo0
('_L')「おっと!【岩手拳】です」パキキッ
('A`)「ふんぬっ!」ドゴォ
ドクオさんの拳がフィレンクトの手へ当たりものすごい音があたりへ響いた。
フィレンクトが少しよろける。うおお、ドクオさんすげぇ!
(,,゚Д゚)「・・・おっしゃあ!」
('A`)「っつ・・・」
('_L')「すごいですね。迫力で少しよろけてしまいました」
ドクオさんの手からは血がでて腫れていた。
フィレンクトの手にはそのような様子は見られない。・・・どういうことだ?
52
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/14(月) 14:20:54 ID:iO53TiNo0
('_L')「堅い岩を殴ったようなものですからね。そうなるのも当然です」
( ФωФ)「ふむ、【都道府県】であるか」
(,,゚Д゚)「え?」
( ФωФ)「奴は恐らく県名の『県』の部分を『拳』にかえて使うことができる」
('A`)「っく、すみません。ロマさん。戦えそうにないです」
( ФωФ)「休んでおけである。ギコ、ドクオのそばにいとけ」
(,,゚Д゚)「うっす!」
('_L')「さぁどうでしょうね。【長崎剣】」
フィレンクトの手に光が一瞬にして集まり長い剣ができた。
その長い剣を構え鋭い目つきでこちらを見てきた。
53
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/14(月) 14:21:07 ID:iO53TiNo0
( ФωФ)「剣か・・・どうするであるか」
('_L')「いきますよ!」
フィレンクトがロマさんに向かって走り出す。
すぐに剣が届く位置へつき剣を振った。
( ФωФ)「【魑魅魍魎】!」
( ´;゚;ё//;゚;)「うばぁ!!・・・あ?」スパッ
ロマさんへ剣が届く寸前に何かが出てきては斬られた。
とても気持ち悪い。きもい。
その気持ち悪いのの体液が飛び散る。
('_L')「!【熊本拳】っ」
フィレンクトはその体液は華麗に避けロマさんから距離をとった。
( ФωФ)「名も無き妖怪・・・すまないであるな」
('_L')「酸ですか。溶けちゃいましたね。新しいのを出さないと。【三重剣】」
フィレンクトの剣がどろどろに溶けたかと思うとまた光に包まれ剣が現れた。
54
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/14(月) 14:21:41 ID:iO53TiNo0
( ФωФ)「やはり剣を溶かしても無意味であるか」
('_L')「溶かされた剣はしばらく使えませんけどね。まぁ無意味と思っていただいて結構です」
( ФωФ)「アサピー、剣を奪うである。紙に書いてあったはずである」
(-@∀@)「え?えーっと・・・あ、【刀を借りて人を殺す】!」
( ФωФ)「いけ!アサピー!」
ロマさんの声と同時に僕は走り出した。
フィレンクトに向かって必死に手を伸ばす。
('_L')「っな!」
思っていたより楽に剣を奪えた。
あとはこの剣でフィレンクトを・・・
('_L')「【大分剣】!」
僕の振った剣がフィレンクトに届く前にフィレンクトがそれなりに大きい剣を手に入れた。
その剣で僕の剣を防ぐ。
55
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/14(月) 14:21:53 ID:iO53TiNo0
(-'_L')「っく!」キンッキンッスパッ
一回しか振っていないが何回か金属のぶつかり合う音がした。
どうやら傷を負わせたようだ。
(-'_L')「その剣は防ぐのでなく避けなければ駄目な剣です。とっておきなのですがまさか取られるとは思いませんでした」
( ФωФ)「こっちの勝ちであるか?」
(-'_L')「まさか・・・とっておきはまだいくつかありますよっ!」
フィレンクトが剣を振るった。
急いで剣で防いだ。しかし刀は刃と柄に二つに割れ弾き飛ばされた。
(-'_L')「私の主な仕事は暗殺なので滅多に使いませんが・・・とっておきの剣です」
( ФωФ)「当たった物を二つに分ける大剣か・・・もらうである。【借刀殺人】」
ロマさんがフィレンクトの剣をすぐさま奪い取り振るった。
しかしフィレンクトはすぐさま短刀で防いだ。いつのまに・・・
だがその短刀も二つに割れ弾き飛ばされる。
56
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/14(月) 14:22:05 ID:iO53TiNo0
(-'_L')「【千葉剣】・・・いつも一つ、身に着けているんです」
フィレンクトの周りに光が飛び交う。
( ФωФ)「その剣も二つに分かれてしまったぞ。もう終わりか?」
ロマさんがすぐに振れるように剣を構えた。
('_L')「まさか。この剣は千の葉のような剣。つまり・・・」
(-@∀@)「つまり・・・?」
('_L')「この光全てが【千葉剣】です」
(;ФωФ)「んなバカな・・・」
(*-'_L')「本当ですよ。この光全てが貴方達に襲い掛かる!」
興奮した様子でフィレンクトが叫んだ。
(;-@∀@)「全部が・・・ありえない!」
あたりを見回すと所狭しと光が飛び交っていた。
これだけの数が襲い掛かってきたら・・・。
57
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/14(月) 14:22:16 ID:iO53TiNo0
(*'_L')「さようならです。楽しかったですよ」
全ての光の中から短刀が出てきた。刃はこちらへ向いている。
( ФωФ)「最後にお主に一つだけだが・・・教えておいてやろう」
(*'_L')「襲いかかれぇ!・・・ん?」
( ФωФ)「【油断大敵】であるぞ?」
('_L')「・・・・・・え?」
('A`)「へへへ・・・やったぜ」
フィレンクトの胸にはフィレンクトが折った刃が刺さっていた。
カランカランと周りに浮いていた短刀も落ちる。
('A`)「【必中】で【必殺】の刃だ。どこに投げてもお前の急所に当たるレベルまで言葉をこめた」
58
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/14(月) 14:22:28 ID:iO53TiNo0
(;-_L-)「っぐ・・・」
フィレンクトの胸に入った刃は消えていった。
周りに落ちた短刀も、ロマさんの持っている剣も消えていく。
( ФωФ)「お主の能力、元から持っていたものであろう?」
(;-_L-)「・・・何故そう思う?」
( ФωФ)「〔ことばのちから〕の戦闘に慣れているからな。そう思った」
(;-_L-)「・・・ええ。小さいころから持っていましたよ」
( ФωФ)「それはつらかったであるな」
(;-_L-)「あんたも小さい頃から持っていたのか?」
( ФωФ)「ああ。こいつらほぼ全員小さいころから能力者だ」
(;-_L-)「世の中不公平ですよね・・・ね?」
( ФωФ)「さぁ、どうだろうな」
59
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/14(月) 14:24:37 ID:iO53TiNo0
(;-_L-)「世の中不公平ですよね?貴方達ならわかってくれるはず」
( ФωФ)「残念ながら、我輩には分からない」
(;-_L-)「ごほ・・・そうですか・・・」
( ФωФ)「他に『いろは』に元からの能力者は?」
(;-_L-)「分かりませんが・・・多くはないでしょうね」
( ФωФ)「何故お前は『いろは』に入っている?」
(;-_L-)「・・・・・・」
( ФωФ)「いろはの目的は?答えろである」
(;-_L-)「・・・・・ぐふっ」
フィレンクトが口から血を吐き出し動かなくなった。
( ФωФ)「・・・とりあえずこいつはロマ屋の奴等に任せるである。【瞬間移動】」
::-_L;:;
60
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/14(月) 14:25:08 ID:iO53TiNo0
( ФωФ)「さてと・・・帰るか・・・」
(-@∀@)「どうにか倒せてよかったですねぇ」
('A`)「いやぁでも少し暴れすぎちゃったなぁ」
(,,゚Д゚)「え?」
('A`)「ほら、見てみ」
ドクオさんに言われ公園の外を見てみる。
ナンカヘンナコエキコエマシタネェ>ミセ*゚ー゚)リ('、`*川<ナンノサワギカシラネェ
おや?あそこにいるのは同じクラスのミセリさんに大家さんじゃあありませんか。
('A`)「ついでに俺等の格好も見とけ」
僕の格好は・・・
フィレンクトの血を全体的に浴びていてなんか服がどす黒くなっている。
ドクオさんは右手がめっちゃ腫れて血がぽたぽたと。
ロマさんは返り血も避けたのか服が全然黒くなっていないが顔がいかつい。
ギコも同じく。
あれ?やばくね?
61
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/14(月) 14:26:11 ID:iO53TiNo0
ア、アサピークン・・・チマミレダ・・・>ミセ*゚ー゚)リ('、`*川<アノコウチノアパートニスンデルコジャナイ
ミセ*゚ー゚)リ<コレカラカカワラナイヨウニシヨウ>('、`*川
(-@∀@) ・・・・・・
. .... ..: : :: :: ::: :::::: ::::::::::: * 。+ ゚ + ・
::::: :: . :::::::。・.゚ ・
/:彡ミ゛ヽ;)(m,_)‐-(゚Д゚;)-、 * いつか良い事あるさ、な?
/ :::/:: ヽ、ヽ、 ::iー-、 .i ゚ +
/ :::/;;: ヽ ヽ ::l ゝ ,n _i l
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄E_ )__ノ ̄
↑アサピー
あぁさようなら。
僕の頭のいい優しい好青年というイメージ。
そしてこんにちは。
なんか怖い人というイメージ。
続く
62
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/14(月) 14:26:27 ID:iO53TiNo0
〔ことばのいみ〕
《ことわざ・慣用句》
・三十六計逃げるに如かず(さんじゅうろっけいにげるにしかず)
面倒な事からは手を引いて逃げるのが一番よい、というたとえ。逃げるが勝ち。
兵法三十六計とは関係無い。
・刀を借りて人を殺す(かたなをかりてひとをころす)
敵がはっきりしている場合,他人の力を借りて敵を討つ計略。借刀殺人。
《四字熟語》
・都道府県(とどうふけん)
日本の広域普通地方公共団体である「都」「道」「 府」「県」の総称。
・魑魅魍魎(ちみもうりょう)
山と川すべての怪物と化け物。
・借刀殺人(しゃくとうさつじん)
敵がはっきりしている場合,他人の力を借りて敵を討つ計略。
・油断大敵(ゆだんたいてき)
注意を少しでも怠れば、思わぬ失敗を招くから、十分に気をつけるべきであるという戒め
63
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/14(月) 14:26:44 ID:iO53TiNo0
《単語》
・傷つかない(きずつかない)
物の表面が裂けたり物が欠けたりしないこと
・大きい(おおきい)
ある物の形・容積・面積などが、広い空間・場所を占めていること
・堅い(かたい)
力に対する抵抗力が大きく、容易に形を崩さない
・必中(ひっちゅう)
必ず当たる
・必殺(ひっさつ)
相手を必ず殺すこと。またそのような意気込み。
64
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/14(月) 14:26:56 ID:iO53TiNo0
《都道府県》
・静岡拳(しずおかけん)
静と同化し例え丘を駆けてもばれない拳法。潜入・暗殺に使われる。
・岩手拳(いわてけん)
手を岩のように堅くして戦う拳法。攻撃、防御、カウンターなどいろいろ使い道がある。
・長崎剣(ながさきけん)
長い剣。
・熊本拳(くまもとけん)
獣拳の一つ。野生動物の反射神経で攻撃を避けカウンターを狙う拳法。
・三重剣(みえけん)
仕込み剣。一度振るだけで刃、仕込み刃、仕込み刃によって生じる風の三つで攻撃が出来る剣。
しかし何かに当たらないと仕込み刃は出てこない。
・大分剣(おおいたけん)
触れたものを分断する大剣。当たるとその当たった物は分断されるがその時に剣の勢いも消される。
敵を切るときにガードされると体まで届かないので注意が必要。
・千葉剣(ちばけん)
千の短刀。使用者の意思で操る。暗殺や待ち伏せ、乱戦等幅広く使用可能。
65
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/14(月) 14:29:12 ID:iO53TiNo0
被災地の方々、私なんかじゃ想像できないほど大変でしょう。
私からはこれしか言えませんしここなんか見ていないと思います。
それでも言います。
頑張って下さい。
66
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/14(月) 14:31:58 ID:iO53TiNo0
で、なんですが・・・
前の投下から約二十日。
その間敵対組織の名前考えてうはwってなったり
幹部の能力考えてうほwwとなったり、フィレンクトの能力考えてうひwwwてなってました。
だけど次の展開は考えてないんで次の投下はいつになることやら。
ここまで見てくださりありがとうございました。
67
:
以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします
:2011/03/14(月) 20:15:59 ID:W96yZlIAO
これくらい展開早くても良いよ。面白い。
68
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/15(火) 07:28:19 ID:kGG3oqxo0
そういってもらえるとうれしいです。ありがとう
69
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/29(火) 08:41:33 ID:Af8Z2Eew0
|
|A`) ダレモイナイ・・ダサク カクナラ イマノウチ
|⊂
|
┌('A`)┘ ダイヨンワ トウカスルヨー
┘┐
70
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/29(火) 08:41:48 ID:Af8Z2Eew0
(´・ω・`)「はぁ・・・一人か・・・」
後もう少しでお昼時、地獄の時間がやってくる。
しかも今日は一人。これはキツい。
(´・ω・`)「店長帰ってこないかなぁ・・・・・・やるしかないかぁ」
(´・ω・`)「よし、やるぞ!」
沈んだ気持ちを切り替えて、店を開いた。
(`゚ω゚´)「へいらっしゃあぁあい!!味噌一つ?了解!!」
(`゚ω゚´)「【味噌ラーメン】!お待ちどう!醤油のお子様な、ちょっと待ってな!」
(`゚ω゚´)「【お子様ラーメン醤油】!よっと!熱いから気ぃつけれぇ!ん、半ライスと餃子と醤油な!すぐ持ってくるぜ」
(`゚ω゚´)「【半ライス】【餃子】【醤油ラーメン】へいおまちぃ!」
(`゚ω゚´)「何、お冷出せだってぇ!?うちはセルフサービスだ!ご自由に取りやがれぇ!」
(`゚ω゚´)「うおぉぉぉぉぉぉお!!」
71
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/29(火) 08:42:07 ID:Af8Z2Eew0
〜3時間後〜
(;´ ω `)「・・・ゴホ」
川д川「お疲れのようですね。ショボンさん」ガチャ
お昼の営業も終わり、普段住んでいるところでゆっくり休んでいると貞子さんがやってきた。
(;´ ω `)「おや・・・貞子さんか・・・」
川д川「今日はみなさんいないんですね」
(;´ ω `)「アサピーくんとギコくんの護衛だそうで」
川д川「大変ですねぇ」
(;´ ω `)「大変ですよ・・・」
(-_L-) バッ
貞子さんと喋っていると血まみれの人が現れた。
(;´・ω・`)「うわぁ!?」
川д川そ
72
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/29(火) 08:42:28 ID:Af8Z2Eew0
(-@∀@)〔ことばのちから〕のようです
第四話「ネタがないときは場所と人物を変える」
「これどうすりゃいいんだよ・・・」
(;´・ω・`)つ-_L-)ツンツンプニプニ
73
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/29(火) 08:43:01 ID:Af8Z2Eew0
(´・ω・`)「どうしようかな・・・」
川д川「私が見ますよ」
川゚д川カッ
貞子さんが赤い目を見開きこの血まみれの人を見つめる。
(´・ω・`)「うわぁ!」
川゚д川「あれ?私の目を見るの初めてですか?」
川゚д川 ゴゴゴゴゴゴ
血まみれの人に目を向けつつ僕に聞いた。
(;´・ω・`)(擬音聞こえてくるんですけど)
川゚д川「私は〔ことばのちから〕が見えるんですよ」
(´・ω・`)「初耳ですよ、〔ことばのちから〕が見えるなんて」
川゚д川「その様子じゃ『超人』についても知らないみたいですね」
(´・ω・`)「『超人』・・・?知らないです。何せ誰も教えてくれないんで・・・」
74
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/29(火) 08:43:25 ID:Af8Z2Eew0
川゚д川「〔ことばのちから〕に影響され続けると特殊な力が身につくんです。その力を持った人が『超人』です」
(´・ω・`)「〔ことばのちから〕にそんな効果があったとは・・・」
川゚д川「ちなみに店長も『超人』ですよ」
(´・ω・`)「だからあんな感じなんですね」
川゚д川「えーっと・・・この方、小さい頃から能力を持っていたようですね」
(´・ω・`)「『いろは』にしては珍しいね。元からの能力者とは」
川゚д川「能力は・・・『都道府県の「県」の部分を他の「ケン」に変えた文字の力』かな?」
(´・ω・`)「ちょっとややこしいですね」
川゚д川「これから記憶覗いて『いろは』の目的やら他の人の能力とか探して見ます」
(´・ω・`)「そんなことも出来るんですか!?」
川゚д川「私の力は『千里眼』ですから、どんなものでも見れるんです・・・」
川゚д川「あぁ、覗きはじめたら最低でも10分ぐらいしないとこっちには戻って来れないんでよろしく・・・」
(´・ω・`)「分かりました」
川゚д川「入ります・・・」
川-д川
75
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/29(火) 08:43:41 ID:Af8Z2Eew0
(´・ω・`)「さて、その間どうしようかな」
ガチャッ
「こんちわー誰かいるっすかー」
(´・ω・`)「ん?お客さんか?一応準備中の札だしといたのにな・・・」
僕が店の方へ歩いていくと眉毛の凛々しい大学生ぐらいの男がいた。
_
( ゚∀゚)「おおいたいた。どうもージョルジュ長岡っす」
(´・ω・`)「今は準備中で次の営業は6時からだよ。それとも訪問販売とか?」
_
( ゚∀゚)「えぇ、訪問販売です」
_
( ゚∀゚)「店の改築、はどうっすか?今なら無料で取り壊すっすよ」
(´・ω・`)「敵か!」
_
( ゚∀゚)「【巨乳】!」
ジョルジュが叫ぶと同時に床から大きな何かが出てきた。
これは恐らく・・・
(*´・ω・`)「・・・おっぱい」
76
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/29(火) 08:43:56 ID:Af8Z2Eew0
_
(*゚∀゚)ムッハー「大きなおっぱいで圧死。いやぁいいっすね」
これはやばい。僕はそういう系には耐性がないのだ。
学生の頃の水泳の授業で倒れるほど耐性が無い。
(;´//ω//`)「おうふ・・・」
ああ、おっぱいが迫ってくる。このままじゃおっぱいに圧迫されて窒息死だ。
何か作って対応しないと・・・ああ、ああ、ああ・・・
(´//ω//`)「し・・・【脂肪吸引機】」
自分は見たことがないので分からないが、多分出てきたこの黒い筒で脂肪吸引が出来るはずだ。
筒を乳へ近づけるとむごい音と共にどんどん小さくなっていった。
_
( ゚∀゚)「あ〜あ。折角のおっぱいがどんどん小さくなっていく」
しまいにはおっぱいは消えてしまって脂肪吸引機だけが残った。
(;´・ω・`)「このままじゃまともに戦えない・・・仕方が無いか」
(´■ω■`)スチャッ「【乳を乳と認識しなくなるサングラス】」
_
( ゚∀゚)「へぇ、そんなことも出来るっすね。最強じゃないっすか」
(´■ω■`)「・・・そりゃどうも」
77
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/29(火) 08:44:24 ID:Af8Z2Eew0
しかしこの力、実際は最強でもなんでもない。
この物を作成する能力。実はかなりの〔ことばのちから〕を要する。
連続で使うとすぐボロがでる。店では特に支障は無いのだが戦闘ではそうはいかない。
すでにラーメンをいくつも作った後だ。能力をあまり使わないためにも短期決戦にしたい。
(´■ω■`)(防御は脂肪吸引機で大丈夫なはずだ。攻撃は・・・刃物かな)
(´■ω■`)「【日本刀】」
出てきた刀を持って構える。
_
( ゚∀゚)「おぉ、かっこいいっすね」
(´■ω■`)「行くぞ!!」
_
( ゚∀゚)「【豊乳】」
刀を振るうが地面から出てきた乳により阻まれる。
構わず刀を振るうと乳にあたった。
程よく弾力があり刀の勢いが少し落ちた。
_
( ゚∀゚)「よっと」
ジョルジュが勢いの少し落ちた刀を掴み思いっきり引っ張る。
思いっきり引っ張られたため体勢が崩れた。
_
( ゚∀゚)「っは!!」
ジョルジュは思いっきり僕の右頬を殴る。
・・・痛い。
78
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/29(火) 08:45:29 ID:Af8Z2Eew0
(#)ω■`)「右目が見えなくなってしまったなぁ」
_
( ゚∀゚)「思いっきり殴ったのにサングラス、ふっとばないっすね。【巨乳】」
(#)ω■`)「脂肪吸引!」
床から生えてきたものをすぐさま吸引する。
_
( ゚∀゚)「うーん・・・邪魔っすね、それ。潰しておくか【豊乳】」
脂肪吸引機から脂肪の塊が生えてきた。すぐさま脂肪吸引機を投げ日本刀で切る。
_
( ゚∀゚)「いいんすか?そんなことしちゃって。【爆乳】!」
日本刀からものすごい勢いで脂肪の塊が出てきた。
僕には日本刀を投げることしか出来なかった。
_
( ゚∀゚)「遅い」
(#)ω■`)「!」
しかし投げる前に僕の右腕が脂肪の塊に飲み込まれる。
・・・っち、しかたない。
79
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/29(火) 08:45:49 ID:Af8Z2Eew0
(#)ω■`)「【日本刀】【右腕】!」
出てきた日本刀で自分の右腕を肩の部分から切り落とす。
すぐに右腕は出てきた。その右手に日本刀を移しジョルジュへ向かう。
_
( ゚∀゚)「【豊乳】」
(#)ω■`)「【脂肪吸引機】」
左手で脂肪吸引機を持って吸引する。
刀が届く位置へつくと同時に刀を振るった。
_
( ゚∀゚)「残念っすね。【硬乳】」
(#)ω■`)「な!?」
僕とジョルジュの間に現れた脂肪の塊によって刀ははじかれた。
_
( ゚∀゚)「『乳・おっぱい・胸のつく単語』。それが俺の使える力だ」
_
( ゚∀゚)「それさえつけばどんなものでも俺の想像したものが出てくるんすよ」
(#)ω■`)「っく・・・」
能力の使いすぎなのか目の前がくらくらする。
ラーメンの作りすぎで力を使うのはきつい状態で無理に使ったのが駄目だったのだろう。
80
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/29(火) 08:46:04 ID:Af8Z2Eew0
(#)ω■`)「脂肪吸引・・・だ」
硬い脂肪の塊を吸引しようとする。
_
( ゚∀゚)「遅い。【胸が裂ける】」
(#)ω■`)「っが!!」
僕の胸が裂け、ぐらりと倒れる。手に持っていたものも全て落ちた。
_
( ゚∀゚)「俺の能力はおっぱいを出すだけ、とは言ってないっすよ」
_
( ゚∀゚)「おっぱいで圧死。やってみたかったんっすけどね。もうめんどくさいんでいいっす」
(#)ω■`)「【胸】・・・」
_
( ゚∀゚)「【胸がつぶれる】」
出てきた胸の部分もすぐさまぐちゃり、と潰れた。
(#)ω■`)「ゴホっ・・・ゲホ・・・」
_
( ゚∀゚)「使い切れてないっすねぇ。だからさっき力手に入れたばっかの俺にやられるんすよ」
81
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/29(火) 08:46:19 ID:Af8Z2Eew0
(#)ω■`)「うぅ・・・」
_
( ゚∀゚)「もう無駄なんすよ!」
ジョルジュが落ちている日本刀を拾い振るった。
胸を作らないと・・・間に合わない、防ぐの、が先、か
意識が、ああ・・・早く、なにかを、いわ な い と ・ ・ ・――――
(#)ω■`)「――【硬乳】」
_
( ゚∀゚)「っな!?」
出てきた脂肪の塊によって刀は弾かれ体勢が崩され、尻餅をついた。
(#)ω■`)「らああああああ!」
すぐさまその場に落ちていた脂肪吸引機でジョルジュの頭を殴った。
_
( +∀+)「っ!?」ッゴ
(#)ω■`)「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
倒れたジョルジュの頭からは血が流れてくる。
あ、ああ、勝った、勝ったのか・・・!
82
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/29(火) 08:47:39 ID:Af8Z2Eew0
(#)ω■`)「【胸】・・・くぅ」
つぶれた胸の部分に新しい胸が現れると同時にクラっとして倒れそうになる。
川д川「記憶見終わりましたy・・・あらどうしたんです?」
(#)ω-`)スチャ「ふー遅いですよ貞子さん・・・大変でしたよ」
奥から出てきた貞子さんに支えてもらった。
はぁ、もうちょい早ければ少しは楽に戦えたと思うのに。
川д川「こっちも大変だったんですからね?」
(#)ω・`)「で、どうだったんですか?」
川д川「・・・強力な精神プロテクトがあって人については全ては見れませんでした。が・・・」
(#)ω・`)「が?」
川д川「『いろは』の目的は分かりましたよ」
(#)ω・`)「目的、なんだったんですか?」
83
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/29(火) 08:47:54 ID:Af8Z2Eew0
川д川「それはですね・・・〔いろh
ゴトゴトガタガタ
(#)ω・`)「ん?」
( \/ / ̄\ <./| /| /\___
ヽ/ /^o^/⌒ヽ / .| / / / //
/ /\/ ,ヘ i  ̄ > \_/ /____//
し' \_/ i />  ̄ ̄ ̄ ̄
i⌒ヽ ./  ̄>__ .|| |:: かえって きました てんちょう です
/⌒ヽ i i \( .|/ / /\ .|| |::
i | /ヽ ヽ ∠__/  ̄ .|| |::
ヽ ヽ| |、 \_ノ > <> || |::
\| )  ̄ ./V ___ ..|| |::
____ .ノ ./⌒)∧ / ...____[__||__]___||___
/ し'.ヽ ( .∨ /\________|__|
// し' / /\  ̄::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
(#)ω・`)(タイミング悪すぎだろ店長・・・)
続く
84
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/29(火) 08:48:07 ID:Af8Z2Eew0
〔ことばのいみ〕
《単語》
・脂肪吸引機(しぼうきゅういんき)
脂肪を吸引する時に使う機械。
いまいちどんなのか分からなかったので筒状にしてみた。
・乳を乳と認識しなくなるサングラス(ちちをちちとにんしきしなくなるさんぐらす)
乳を脂肪の塊と認識するサングラス
・日本刀(にほんとう)
日本固有の製造法によって作られた刀剣類の総称。
・右腕(みぎうで)
右側の腕。
・胸(むね)
首と腹部に挟まれていて脊椎より前の部分。
・硬乳(こうにゅう)
硬いおっぱい。どうでもいいけどこの言葉って元からあるのかね?
85
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/29(火) 08:48:18 ID:Af8Z2Eew0
《乳・胸》
・巨乳(きょにゅう)
巨大なおっぱい
・豊乳(ほうにゅう)
豊かなおっぱい
・爆乳(ばくにゅう)
爆発的なおっぱい
・硬乳(こうにゅう)
硬いおっぱい
・胸が裂ける(むねがさける)
悲しみや憎しみなどで、胸が張り裂けるような苦痛を感じること
・胸がつぶれる(むねがつぶれる)
驚きや悲しみなどを強く感じること
86
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/03/29(火) 08:53:22 ID:Af8Z2Eew0
うっはwww新しく超人とか出しちゃったよwwwどうするよ俺www
最近メタギアにハマったのだがOPS+の操作方法ムズすぎワロタ。
あぁ、MGS2&3&4が欲しい。PS3買えば全部出来るのかね・・・
部活が昨日から始まっちゃったんで次回の投下は先になりそうです
87
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/04/16(土) 13:18:02 ID:iiObBjtw0
三┌('A`)┘
┘┐
88
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/04/16(土) 13:18:13 ID:iiObBjtw0
〜フィレンクトと戦った日の夜〜
( ФωФ)】「ん?店長に窓ガラス壊されたである?」
(#ФωФ)】「だからあれほど窓の鍵は開けとけといったのである!」
( ФωФ)】「じゃあ切るである」ガチャ ツーツー
('A`)「ショボンからっすか?」
( ФωФ)「ああ。店長がさっき店に帰ってきたらしい」
(,,゚Д゚)「店長ってどんな人っすか?」
( ФωФ)「窓からしか店に入ろうとしない人だ?」
| ^o^ |「わたしは さぷらいず したいから まどから はいります」
(-@∀@)「・・・どちら様ですか?その人」
( ФωФ)「この人は『ロマ屋』の店長のブームさんである」
| ^o^ |「どうも てんちょうの ぶーむ です」
(-@∀@)「えぇぇぇええ!?」
89
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/04/16(土) 13:18:30 ID:iiObBjtw0
(-@∀@)〔ことばのちから〕のようです
第五話「そろそろ組織の幹部っぽいの出してみたり?」
(−@∀@)「あんたが店長!!?もっとしっかりした人だと思ってた!」
| ^o^ |「ねるねる ねるねる」
90
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/04/16(土) 13:19:02 ID:iiObBjtw0
(,,゚Д゚)「なんでここにいるんすか?さっき店に帰ってきたんすよね?」
| ^o^ |「ろまに あいにきました」
('A`)「店長はな、『超人』なんだ」
(,,゚Д゚)「超人?なんすかそれ」
( ФωФ)「超人とはな、『〔ことばのちから〕に影響され続けると身につく非現実的な力』を持つ人である」
〔ことばのちから〕すげぇ。非現実な力持たせちゃうとはマジすげー。
(-@∀@)「ん?だったらギコも超人に・・・?」
( ФωФ)「能力者と普通に過ごすだけじゃ超人になるほどの〔ことばのちから〕の影響がないから無理である」
(,,゚Д゚)「だったら意図的に〔ことばのちから〕に影響されればなれるんじゃ?」
( ФωФ)「昔『いろは』が適当に100人攫って超人を意図的に作る実験をしたのである」
(,,゚Д゚)「その、結果・・・は?」
(;-ω-)「全滅したのである」
(,,゚Д゚)「!」
(-@∀@)「なっ!?」
91
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/04/16(土) 13:20:06 ID:iiObBjtw0
( ФωФ)「能力者にする場合は〔ことばのちから〕を体に宿すんだが・・・」
('A`)「超人にする場合は〔ことばのちから〕を纏わせる」
宿す?纏わせる?もう意味わかんないと思ってるとロマさんが
「宿すとは体の中に入れる、纏わせるとは体の外にコーティング、と思ってくれていい」
と、説明してくれた。
('A`)「超人になるほどの〔ことばのちから〕を纏うと言葉に呑まれるんだ」
(-@∀@)「呑まれると・・・死ぬ?」
( ФωФ)「ああ。だから〔ことばのちから〕に抵抗がないと無理である」
(-@∀@)「だったら俺ならなれるんすか?能力者で抵抗もあるし・・・」
('A`)「能力者が超人になろうとして無理っす」
( ФωФ)「〔ことばのちから〕が体の中に吸収されちゃうのである」
('A`)「まぁ『いろは』は能力者を超人にする実験もしてるようっすけど」
| ^o^ |ぱくぱくもぐもぐ
92
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/04/16(土) 13:20:21 ID:iiObBjtw0
('A`)「まぁ徐々に慣らしてったらギコ君も可能性はあるっすけどね」
( ФωФ)「是非なってほしいであるな」
ギコだったらなれそうだな。と思う。
(-@∀@)「それで『非現実的な力』ってどんなのですか」
( ФωФ)「『体の一部の強化』である。大体の超人はムキムキになれる」
(,,゚Д゚)「だからこんな早くここに・・・」
| ^o^ |「むきむき みせましょうか?」
(;゚Д゚)「いえ、結構です」
( ФωФ)「ついでに貞子も超人だ」
(-@∀@)(貞子さんもムキムキに・・・?)
(-@∀@)(想像してみよう)
もわんもわんもわわ〜ん
93
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/04/16(土) 13:20:34 ID:iiObBjtw0
川д川
| ∪
| |
し´J
↓ ハッ!!
/フフ ム`ヽ
/ ノ) ) ヽ
゙/ | 川*д川ノ⌒(ゝ._,ノ
/ ノ⌒7⌒ヽーく \ /
丶_ ノ ☆ ノ、 ☆|/
`ヽ `ー-'´_人`ー'ノ
丶  ̄ _人'彡ノ
ノ r'十ヽ/
/`ヽ_/ 十∨、
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
O 。
(-@∀@)
(;@∀@)「おうふ・・・」
意外ときつかった
94
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/04/16(土) 13:20:49 ID:iiObBjtw0
('A`)「貞子さんはちょっと特殊で『視力の強化』が出来るっす。戦闘向きではないが強い能力っすよ」
(-@∀@)「えっ」
('A`)「えっ?」
キツい思いした意味ないやーん・・・
( ФωФ)「今日ロマ屋のほうにも『いろは』が来たのである」
('A`)「俺ら『いろは』に狙われてるっすね」
( ФωФ)「とりあえず気絶させたのと能力を手に入れてすぐなのに無駄に強かった、と言ってたである」
('A`)「あっちは大変そうですねぇ。元から能力持ってたら危なかったっすね」
(-@∀@)「あの、気になってたんですけど・・・」
( ФωФ)「なんだ?」
(-@∀@)「元から能力持ってたら危ない、ってどういう意味ですか?
能力持ってたらどちらにせよ危険じゃないですか」
( ФωФ)「元から能力を持っているということは能力に慣れてるということである」
95
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/04/16(土) 13:21:04 ID:iiObBjtw0
('A`)「使い慣れてると言霊を上手く使って戦ってくるんだ」
( ФωФ)「それに〔ことばのちから〕は繰り返し使っていると増える。
増えると強い言霊や多くの言霊を同時に使えるようになる」
言霊は確か言葉に込められてる力が云々のやつだよな。
ていうか〔ことばのちから〕って増えるのか。うーん
(;@∀@)(分かったような分からないような・・・)
( ФωФ)「強かった、ということは〔ことばのちから〕をかなりつぎ込んだな」
(,,゚Д゚)「?」
('A`)「〔ことばのちから〕を宿らす量が多けりゃ言霊も強くなる。おk?」
(,,゚Д゚)「ああ、うん、そういうことね。オーケーオーケー」
(-@∀@)(ギコ、分かってないな)
( ФωФ)「まぁ、本格的に我輩たちを潰しに来た、ってことであるな」
96
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/04/16(土) 13:21:18 ID:iiObBjtw0
( ФωФ)「で、だ。貞子さんがフィレンクトの記憶を見たらしい」
(-@∀@)(記憶も見れるとは・・・)
('A`)「どうだったんすか」
( ФωФ)「『いろは』の目的が分かったらしい」
(,,゚Д゚)「世界征服とか?」
( ФωФ)「いや違う。〔ことばのちから〕を世間に認識させることが目的だそうだ」
(-@∀@)「何故そんなことを?」
( ФωФ)「分からん。世間が揉み消せないほどの大きな事件を起こして認識させる計画だそうだ」
(-@∀@)「大きな事件・・・?方法を間違えてる」
( ФωФ)「ああ、そうだ。完全に方法を間違えてる」
('A`)「俺たちの手で止めなきゃ、ですね」
( ФωФ)「そうである」
97
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/04/16(土) 13:21:29 ID:iiObBjtw0
( ФωФ)「その他のことは調べ中である」
('A`)「死んでる幹部と気絶の一般兵。こりゃあ他の情報は時間掛かるっすね」
(,,゚Д゚)「なんでっすか?」
('A`)「死んでると記憶を見ることは不可能に近い。貞子さんはどうにか見れるけどな。
対して気絶の一般兵は見ることは可能だが有益な情報は無いはずだ」
(,,゚Д゚)「へ、へぇ」
(-@∀@)(ギコの記憶量じゃ今日のこと全部覚えきれないな・・・)
| ^o^ |「きょうは つかれました ここにとまります」
(-@∀@)「泊まるんですか!?」
(*ФωФ)「だったらUNOやるであるUNO!」
(*'A`)つ□「ショボンに作っておいてもらいましたよ!」
(-@∀@)(修学旅行かよ・・・)
98
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/04/16(土) 13:21:42 ID:iiObBjtw0
〜つっぎのぉぉぉお日ぃぃい!〜
(,,゚Д゚)「回転捻り連続落下ぁ!」シュタッ
(-@∀@)「回転捻りだとぉぉ!?」ドッドッドゴォッ
( ФωФ)「面白そうであるな!フライングラリアットォ!!」
(-@∀@)「ぎゃああ!!」ベキィ
('A`)「朝からなんで暴れてるんすか。さっさと朝飯食って学校行けよ」
(,,゚Д゚)「こいつがなかなか起きないもんで・・・」
( ∀ )チーン
('A`)「寧ろ永眠しちゃいそうだけど?」
(,,゚Д゚)「オラ行くぞ!」ズルズル
( ∀ )チョットヤスマセテ
ガチャ バタン
( ФωФ)「さて、尾行するであるか・・・」
('A`)「おっす」
99
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/04/16(土) 13:21:58 ID:iiObBjtw0
(ヽ-@∀@)ゲッソリ
(,,゚Д゚)(やりすぎたかなぁ)
(-@∀@)「後もう少しで卒業か・・・」
(,,゚Д゚)「いやぁ短かったな」
(-@∀@)「なんだかんだで少し寂しいな・・・」
(,,゚Д゚)「卒業したらロマ屋で働くことになるんだよなぁ」
(-@∀@)「はぁ・・・嫌だなぁ」(゚Д゚,,)
電|
柱|ωФ)A`) フクザツナ キモチ
100
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/04/16(土) 13:22:12 ID:iiObBjtw0
ノパーナル「あんたら、アサピーとギコかい?」
通学していると僕達の前に女性が現れ聞いてきた。
(-@∀@)「そうですけど・・・どちら様です?」
ノパーナル「これから死ぬ人間に名乗る名前はないな」
そういうと同時に糸の通った針を何本か出した。
@@@
@#_、_@
ノパーナル「【本返し縫 ( ノ`)「邪魔させてもらうぞ」
その女性が針を投げようとする前におばさんに潰された。
ん?潰され・・・え?
101
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/04/16(土) 13:22:26 ID:iiObBjtw0
@@@
@#_、_@
( ノ`)「さっさと学校へいきな」
(-@∀@)「あんたはいったい・・・?」
@@@
@#_、_@
( ノ`)「ただの主婦だよ」
ガシっと僕とギコを掴むとそのおばさんは学校の方向へ投げ飛ばした。
(!i-@∀@)「うわああああ」
(,,゚Д゚)「いきなりなんなんだよぉぉぉおお!!」
何これめっちゃ高ぇ。ふおおぉぉぉ風が来るぅぅう!
やっべ風やっべ、ちょ、鳥いるやーん!!うわああぁぁ・・・ドゴッ
102
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/04/16(土) 13:23:03 ID:iiObBjtw0
〜その頃ロマ達は〜
( ФωФ)「あんた、何者であるか」
@@@
@#_、_@
( ノ`)「行動が遅かったな。そんなんじゃ護衛の意味が無いぞ?ロマネスク」
この女、超人なのであろうか。我輩の名前を知っているということは我輩を狙っているのか?
だったらいろはか?いや・・・違う。こいつを潰したことからいろはの者ではない。
( ФωФ)「いろはとはどういう関係だ」
@@@
@#_、_@
( ノ`)「あんたらは『いろは』を倒してくれるだろうからね。その戦力を落とされないように、ね」
つまりはいろはの敵対する人間。いや組織か?
( ФωФ)「我輩達に任せておけばよいものを」
@@@
@#_、_@
( ノ`)「馬鹿いうな。そいつは『いろは』の中でも五つの指に入るほど強い実験体だ。
一度こいつと手合わせしててね。裁縫系と料理系の二つの力を使う強敵だったよ」
('A`)「二つの〔ことばのちから〕を持っているなんて聞いたことが無いぞ」
@@@
@#_、_@
( ノ`)「だろうな。極秘裏に進められたプロジェクトだったからねぇ」
103
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/04/16(土) 13:23:17 ID:iiObBjtw0
@@@
@#_、_@
( ノ`)「気ぃつけなよ。こいつで駄目と分かったなら次はもっと強いのが来る」
( ФωФ)「お前は何故いろはに敵対する。答えろ」
@@@
@#_、_@
( ノ`)「目的を達成するため。かねぇ」
( ФωФ)「その目的とはなんだ」
@@@
@#_、_@
( ノ`)「質問が多いねぇ。まぁ答えてやるよ」
@@@
@#_、_@
( ノ`)「目的は世界を支配すること」
('A`)ピクッ
( ФωФ)「ふぅむ。だったら殺すしかないな」
@@@
@#_、_@
( ノ`)「やめておけ。あんたじゃ敵わないよ」
( ФωФ)「やってみなきゃわからないのである。・・・ドクオ」
('A`)「あいよ」
104
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/04/16(土) 13:23:39 ID:iiObBjtw0
ドクオが銃を取り出す。
('A`)「【殺傷能力】のあるエアガンだ」
@@@
@#_、_@
( ノ`)「遅いな」
(゚A゚)「・・・?・・・!!」
引き金を引く前にドクオが倒れる。
( ФωФ)「早いであるな」
!ii!i!@
!!i!i _、_@
!i! ノ`)「そんなこと言ってる暇あるのかい?」ヒュン
消えたのかと思うと拳が目の前に現れる。
それをどうにか避けた。
( ФωФ)「【怪力乱神】」
不可思議な力によって大きくなった体を存分につかい殴る。
105
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/04/16(土) 13:23:53 ID:iiObBjtw0
@@@
@#_、_@
( ノ`) パシッ
( ФωФ)「これを受け止めるであるか」
@@@
@#_、_@
( ノ`)「こんぐらい止められないとねぇ」
( ФωФ)「お主、名前は?」
@@@
@#_、_@
( ノ`)「ハハジャ。流石母者だ」
( ФωФ)「覚えておく」
!ii!i!@
!!i!i _、_@
!i! ノ`)「では眠ってもらう」
消えたかと思うとシュタッと後ろから音がした。
怪力乱神によって得た力を背中や横に集中させ膨張させた。
威力の高い攻撃は総じて隙が大きい。
( ФωФ)(そこを狙ってカウンターであるな)
ドゴォと背中に大きな衝撃が走る。
しかしそれに耐えた。怪力乱神の効果を全体に。体を存分に使って裏拳を・・・?
( ω ) フラッ バタッ
106
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/04/16(土) 13:25:11 ID:iiObBjtw0
@@@
@#_、_@
( ノ`)「一発で倒れないとはねぇ。対したもんだよ」
@@@
@#_、_@
( ノ`)「念のために二回撃っといてよかったねぇ」
(; ωФ)「いつ二撃目を・・・気づかなかったぞ」
@@@
@#_、_@
( ノ`)「まだ意識が残ってるのか。・・・死闘を潜り抜けた超人の打撃は一般の者には捉えられない。感覚すらも遅れて反応する」
(; ωФ)「ぐ・・・腹に放ったのか・・・?」
@@@
@#_、_@
( ノ`)「お前の後ろに行く時の移動を見たか?アレは大体私の一割ぐらいだ」
(; ωФ)「嘘をいうな・・・」
@@@
@#_、_@
( ノ`)「さらばだ。せいぜい死なないようにな」
母者は後ろを向いて歩き出した。
(; ωФ)「待 て ―――――
そこで意識は途絶えた。
続く
107
:
◆Msl7n6NfEc
:2011/04/16(土) 13:30:25 ID:iiObBjtw0
書きたいように書くべし書くべし。
総合やら大判倉庫やらにいろいろAAあったんで使ってみる
109
:
以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします
:2012/08/26(日) 16:38:54 ID:xfLBskLc0
よがっさ
110
:
以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします
:2014/09/27(土) 08:12:43 ID:gqfZtXx.0
+ ;
* ☆_+
: , xヾ:、__,..-‐‐:、、,へ.........._
く '´::::::::::::::::ヽ
/0:::::::::::::::::::::::', 爆破オチ逝きまーす
= {o:::::::::(´・ω・):::}
':,:::::::::::つ:::::::つ
= ヽ、__;;;;::/
し"~(__)
ヽ`
´
´.
__,,:::========:::,,__
...‐''゙ . ` ´ ´、 ゝ ''‐...
..‐´ ゙ `‐..
/ \
.................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´ ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
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゙゙゙゙゙;;;;;;;;............ ;゙ ゙; .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;............................. ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙
ノi|lli; i . .;, 、 .,, ` ; 、 .; ´ ;,il||iγ
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`;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
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