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ξ゚⊿゚)ξ は召喚師のようです
1
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/20(水) 14:13:29 ID:NXBU7euU0
自分が小学生の時に、適当に作った厨二設定な話。
今見るとアイタタタ、だが投稿してみる。
あたたかい目で見てほしい、んじゃ始めるわ。
2
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/20(水) 14:19:46 ID:NXBU7euU0
Chapter.000 設定などなど...モナ。
3
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/20(水) 14:20:23 ID:NXBU7euU0
( ´∀`) こんにちはモナ。自分は【説明】をする為だけに生まれてきた説明魔、モナーだモナ。
( ´∀`) ちなみに、この小説の一文一文の改行は二行だモナ。でも、地の文が二行以上続く場合や、文が長すぎて改行できなかった。などの事は目を瞑ってほしいモナ。
( ´∀`) それと作者は地の文が下手モナ。偶に、「え、コイツが地の文言ってる(思ってる)のに、なんで他人からの考えみたいになってんの?頭おかしいの?ねえ」ってなる時がたぶん、いや絶対にあると思うモナ。
( ´∀`) それを見つけたら、きびしーく指摘してやって欲しいモナ。自分では気づかないモナ。
( ´∀`) 前置きは置いて、世界観などや設定について話すモナ。物語の途中で設定に誤りがあったら指摘して欲しいモナ。
( ´∀`) それと、この作品は作者の処女作モナ。
( ´∀`) たぶん、この作品は将来見つけて「アイタタタ」となるくらいに厨二みたいな設定モナ。つか、元々作者が小学生の時に適当に考えた意味の分からない作品モナ。
( ´∀`) では次レスより説明が始まるモナ!
4
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/20(水) 14:20:40 ID:NXBU7euU0
( ´∀`) という事で始まりました、「モナー先生による設定説明講座」。
( ´∀`) まず、主な登場人物モナ。
ξ゚⊿゚)ξ ツン=アルヴェート
説明:過去に大切な恋人を謎の魔物に喰われ、その魔物を倒す為に【召喚師】となる。
職業ランクは40。そこら辺の魔物なら手懐けられる。
物語の主人公である。
(´<_` ) サスガ=オトジャ
説明:竜族の仲間、飛竜(ワイバーン)。飛竜の群れから逸れた、子供飛竜。
食料が無く力尽きる寸前、ツン=アルヴェートに救出され、仲間になる。
飛竜族の最大の長所、「吹炎(ブレス)」を使いこなせない。
( ´∀`) モナー=S=オツ【モナー=セツメイ=オツ】
説明:説明魔。「ξ゚⊿゚)ξ は 召喚師のようです」の世界には登場しなく、ただ、説明をし続ける。
地の文でも無い、ただ単に説明文みたいなのが現れたらコイツが話していると思っていい。
5
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/20(水) 14:21:02 ID:NXBU7euU0
( ´∀`) これがまあ、主な登場人物だモナ。他にも沢山人物は登場するモナ。自分の好きなキャラが出るのを楽しみに待つモナ!
( ´∀`) 次に、魔物説明モナ。
獣人族:獣のような毛、肉体を持ちながら人間と同じ、高い知能を持つ種族。しかし、体が小さいために魔物の中では弱い方である。
竜鳥族:竜が持つ強靭な肉体、翼を持つ鳥。猟銃などで簡単には死ななく、繁殖期になると近くの生物を片っ端から襲いだし、ストレスを解消する。
獣竜族:翼が無い代わりに、他の爪・牙などが急成長している凶暴な種族。主食は竜鳥族であるが、基本的になんでも食べる。
魔人族:人の姿をしながら、人間とは比べ物にならない筋力などを持つ、【最凶】の異名を持つ種族。基本的に他の種族と混合していることが多く、恐れられるのは【飛竜】や【力魔】などと混合した、魔人族である。
( ´∀`) 因みに、先程言った通り魔人族は他の種族を殺して、その肉を喰らうと【その種族の能力や身体能力】を吸収するモナ。
6
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/20(水) 14:21:19 ID:NXBU7euU0
( ´∀`) 続いて、魔物説明2モナ。
力魔族:知能は発達していないが、強大な力を持っている。そして、魔人族の派生であることが判明している。
飛竜族:竜の能力を持ちながら、空中での闘いに慣れている種族。今判明している種族の中ではNo.2である。【吹炎(ブレス)】を得意とする。
竜族 :地上を住処とする、飛竜族の天敵。翼は無く、人間を倒してその装備品を使用する知能の発達した種族。極稀にかなり知能の良い竜が生まれ、その竜は騙し討ちや、人語を話せたり、使い勝手の悪い武器なども使用できる。
神竜族:この世界で、判明している種族の中では力・知能・能力などの性能が高い種族。世界中でも四匹しかいないことから、その神竜は【四代神】と呼ばれている。まだどんな能力を使うかは不明だが、あの力魔族でさえも平伏すといわれている。
7
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/20(水) 14:21:35 ID:NXBU7euU0
( ´∀`) これが今人間が発見している魔族モナ。だけど、まだまだこの世界には魔族が居るといわれてるモナ。
( ´∀`) 因みにモナはどの魔族にも所属してないモナ。説明魔、モナからね。
( ´∀`) 世界観とかは―…あーメンドイモナ。そこら辺は物語を見て考えて欲しいモナ。他に、聞きたいことがあったらモナが教えてあげるモナ。気軽に聞くモナー。
( ´∀`) ではそろそろ本編に突入モナ。追加設定などがあったらモナが説明するモナ。じゃ、そろそろ失礼するモナー!
8
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/20(水) 14:26:27 ID:NXBU7euU0
( ´∀`) おっと、いきなりだけど言い忘れモナ。
( ´∀`) 職業ランクについてモナ。
( ´∀`) この世界には、剣士や魔法使い、その他の職業が沢山あるモナ。
( ´∀`) 職業ランクが高ければ高いほど、剣士は強い武器を使えたり、魔法使いは強い魔法を使えたり。
( ´∀`) 召喚師の場合、ランクが高いと強い魔物を手懐けられるモナ。
( ´∀`) MAXランクは99で、ランクが上がるには戦闘や人助けで良い成績を残すと勝手に上がるモナ。ランクの確認は各地にある【ランク測定機】で、職業と名前を機械で入力すると教えてくれるモナ。
( ´∀`) それでは次から本編モナー。
9
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/20(水) 14:26:58 ID:NXBU7euU0
Chapter.001 ツンとオトジャ...モナ。
10
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/20(水) 14:27:18 ID:NXBU7euU0
小さい小さい酒屋。そこのカウンターで、小さい竜と一人の人間が話している。
【ξ゚⊿゚)ξサイド】
ξ゚⊿゚)ξ だァかァら!!!やっぱりラクエリアスよりもホッカリスエットよ!!
私はツン=アルヴェート。とある召喚師。今、ホッカリスエットとラクエリアス、どっちが美味いか口論してる。
(´<_` ) ちげえよ!ホッカリスエットとかなんでスポーツドリンクなのに「あったか〜い」なんだよ!意味不明なんだよ!
口論相手はサスガ=オトジャ。私の召喚可能魔族。種族は飛竜。
(´<_` ) ラクエリアスはなァ!飲むとまるで楽園にいるよう!そんな気分なんだよ!
ξ゚⊿゚)ξ ヤクでも入ってんじゃないの!?その点、ホッカリスエットは良いわよー!あの生暖かい感じ…病みつきになるわ!
;プー゚)フ お客さん、ちょっと静かに…。
(´<_` ) うっせぇ襟高!
プー゚)フ 襟高ッ!?
11
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/20(水) 14:27:36 ID:NXBU7euU0
ξ゚⊿゚)ξ あーもう…!この落ちこぼれ飛竜が!
そして、思いっきり悪口を言ってやった。「悔しかったら炎吐け」だとか、「何時まで経っても短小ね!」とか。
(´<_`#) ええよ!!じゃあ炎吐いたるわァ!てめェ言わせてやれば短小だ短小だ短小ってよォ!
一回しか言ってないけどね。
(´<_`#)オラッ!!!ファイアボール!!!
そういうとオトジャは、口から炎の弾を吐いた。しかし、吐いた弾はコントロールがつかず、思い切り天井にぶちあたって燃えだした。
ギャーギャーカジダカジダ ナニヤッテンダアンタタチ! アアアァァ!オレノミセガァァ! ニゲロォォッォオ!
私たちは他の客と共に外へ逃げ出し―、そのままドロンしようと思ったが、捕まった。
プー゚)フ オイゴルァ。テメェいい度胸じゃねェか!ここでブン殴られるか弁償するか、どっちが良い!
マスターは額に血管を浮かせて、手の骨を鳴らして近づいてきた。
私は何回も謝り、弁償代を払い、近くの宿屋の部屋へと入った。
12
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/20(水) 14:27:55 ID:NXBU7euU0
(´<_` ) なー…。機嫌直せってー。ごめんてー。俺が悪かったってー。
オトジャが何度も私に謝るが、私はベットに突っ伏したまま何も喋ってやんない。
(´<_` ) んだよ…。何回も謝ってんのによー…。
そして、オトジャの声が聞こえなくなったので顔を上げると、隣のベットですーすーと寝息をたてて寝ていた。
クソッ、使い慣れない奴だ。
私は靴をはくと明日の朝ごはんのパンを買うため、宿屋の外へと出た。
( ゚¥゚) へっへっへ…。今日もガッポリカツアゲできたぜ。
( ´W`) この町は貧弱な奴が多くていいッスねぇ、親分。
宿屋の横の裏路地でヤンキーっぽいのが話している。ああいう奴等を見ると、虫唾が走る。金欲しかったら働けよみたいなね、うん。
13
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/20(水) 14:28:15 ID:NXBU7euU0
(#゚;;-゚) ヒグッ…。グスッ…。
その近くで、小さい女の子が財布を持って泣いている。まさか、とは思ったが考える前に体が動いていた。
ξ゚⊿゚)ξ どうしたの?お金でも落としたの?
その女の子は、私の声を聞くと涙を拭いていた手をどかして、話した。
(#゚;;-゚) あそこのね、おにいちゃんたちがね、おかあさんのくすりだい、とったの…。
(#゚;;-゚) おかあさん、びょうきで、くすりがないとたおれちゃうの。おかあさん、いえでまってるから、はやくかえらなきゃなのに…。
私は、大切な人がいなくなるという恐怖を知っている。この子も、お母さんが大切なんだろう。手に力を加える。そして、女の子に「ちょっと待っててね」と言うと、先程のヤンキーの元へと向かった。
14
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/20(水) 14:28:34 ID:NXBU7euU0
ξ゚⊿゚)ξ おいお前ら。
さっきのヤンキーの前で、そいつらを呼ぶ。
( ゚¥゚) んだよねーちゃん。俺らとヤりてぇのか?ハハッ
あー。予想通りの反応。こう言う奴等は適当な言葉を返して、ニヤニヤしている。
反吐が、出る。
ξ゚⊿゚)ξ スティックパンチ!!!
私は持っていた召喚用の棒で思い切りそいつの頭を叩く。
正直、私は疲れているのだ。普通の召喚師ならば闘いの時にしか魔物は召喚しないものだが、オトジャが外の世界に居たいとか言うもんだから、余計な体力を使って召喚継続してやってる。
まぁ、つまり。そんな疲れてる私が二人組なんかに勝てるわけがなくて。
( ´W`) おうねーちゃん…。流石に、親分を叩くってのはダメだなぁ〜。
もう一人の男が、棒を持ってた手を掴み、もう一つの手で私の腹を思い切り殴る。
15
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/20(水) 14:28:53 ID:NXBU7euU0
ξ゚⊿゚)ξ う、ぐ…ぁ…。
疲れてる状態で更に殴られるもんだから、気力がなくてダラン、とする。
マズい。オトジャは流石に寝てるだろうし、路地裏だから一目につかない。
マズい。これは、ヤバい。
(´<_` ) オトジャキーック。
聞きなれた声と共に、先程の殴った男が吹っ飛ぶ。
( ゚¥゚) シラヒゲ!!!
(´<_` ) ミラクルオトジャハンマー。
オトジャ。オトジャが、其処に居た。オトジャはもう一人の男を手を組んだ、ハンマーのような状態で殴る。そして、吹っ飛ぶ。
16
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/20(水) 14:29:12 ID:NXBU7euU0
(´<_` ) ったくよぉ。窓の外でなんか聞こえる、と思ってみてみたらどっかのホッカリスエット信者様がやられてるからよぉー。
ξ////)ξ あ、ありがとうなんて言わないんだからねっ!
(´<_` ) へいへい。んじゃま、お前の目当てのモンやるわ。さっき殴った時に盗っといた。
そう言うと、オトジャは金を投げる。銀貨五枚。私はしっかりと受け取ると、女の子の元へと走った。
ξ゚⊿゚)ξ おーい。返してもらってきたわよー。
やはり女の子は先程居た位置から離れてなかった。
(#゚;;-゚) えっ…ホント!?
私はコクコクと頷くと、女の子に銀貨五枚を渡した。
(#゚;;-゚) あ、ありがと!!わたし、はやくかっておかあさんのところにいくね!!
女の子はペコペコと頭を下げると、「でぃっていうの!」と名前を告げて走って行った。
17
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/20(水) 14:29:27 ID:NXBU7euU0
(´<_` ) 女の子は、なんだって?
何時の間にか此方へと歩いてきていたオトジャが聞いてくる。
ξ゚⊿゚)ξ ありがと、だってさ。たまにはオトジャもやるじゃない。
ξ゚⊿゚)ξ で、あの人たちは?
(´<_` ) …いや、5、6発殴っただけ。うん、そんだけだよ。
なんか怪しい、と思って帰り際に裏路地を見ると、先程の男達が壁に服を打ちつけられて吊らされていた。オトジャこわい。
少し遅れて、オトジャが袋を持って帰ってきた。
(´<_` ) ほいっ。朝ごはんのパン買って来たぞ。お前の好きなチョコクロワッサン。
ξ゚⊿゚)ξ さっすがオトジャ!見直したわよ!
(´<_` ) まぁ、さっきの弁償のお詫び、な。
18
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/20(水) 14:29:43 ID:NXBU7euU0
そしてその後、また何かの話からホッカリスエットとラクエリアスの話になり、夜中まで口論していた。
でも、こういうのも良いかもしれない。
私たちは、この先も厳しく、長い闘いをすると思う。
ブーンの、仇を取るために、ね。
19
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/20(水) 14:30:53 ID:NXBU7euU0
Chapter.001 END
20
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/20(水) 14:31:10 ID:NXBU7euU0
( ´∀`) Chapter.001終了モナ。一話一話、短いと思うけどそれでも大丈夫モナか?
<いいともー
( ´∀`) おっと、幻聴が聞こえたモナ。 てことで、この後も頑張って書いていこうと思うモナ。一話一話、溜まったら書いていくモナ。
( ´∀`) まぁ、ながら と同じ感じになると思うけど、あたたかい目で見てほしいモナ。
( ´∀`) それと、作者は三次元では忙しいモナ。一週間過疎―…とかもあり得たりするモナから、ずっとレスが無くても「え、消えた…!?」とか思わないように、モナ。
( ´∀`) 途中で終わることは無いと思うモナけど、もしもそんなことがあったらモナが知らせるモナから、安心してくれモナ。
( ´∀`) んじゃ、また会おうモナ!!
21
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/20(水) 14:32:11 ID:NXBU7euU0
これで、一話終了です。
先程も話しましたが、本当に一話一話が短いです。
一日一話投稿、を目指して頑張ります。
それでは、末永くよろしくお願いします。
22
:
以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします
:2011/07/20(水) 15:47:44 ID:OvpFeWsI0
乙面白かった!
続きに期待!
23
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/20(水) 17:23:50 ID:NXBU7euU0
(´<_` ) オトジャァァァァッ!
宿屋の一部屋から、大きな声が聞こえる。
声の主はオトジャ。ツンの召喚可能魔族である。
(´<_` ) スパーキング☆クラァァァァァッシュゥッ!!
オトジャはベットですやすやと眠っているツンに、クロスチョップを喰らわせた。
ξ#゚⊿゚)ξ オグフェァッ!!
ナニスンノヨコノバカァ! イヤチョットシタワルフザケdギャァァァァァァァァァ
【ξ゚⊿゚)ξサイド】
24
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/20(水) 17:24:21 ID:NXBU7euU0
Chapter.002 獣人族パニック...モナ
25
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/20(水) 17:24:44 ID:NXBU7euU0
(´<_`メ) …んで、今日の仕事は?
あの後、私はオトジャの急所を思い切り蹴ってやった。良い様だ。
ξ゚⊿゚)ξ 今日の主な仕事は無いのよ。だから、この町の近くにある【獣人の森】を探索しに行くわよ。
私達は、とある目的の為に東の果てに居ると言われる、神竜族の中で最も極悪な神竜、【ジョルジュ=アルレン】を探す旅に出ている。
だから、その神竜の居場所、東の果てまでの道のりの町を転々としているのだ。
今居るのは【ヴィップ街】。かなーりでかく、城も立っている中心街みたいなもの。
今日はその近くにある、【獣人の森】に行こうと思うのだ。
そう、獣人の長・ヴェルデーゴに会いに、だ。
ξ゚⊿゚)ξ ほらさっさと準備しなさい!10秒だけ待ったげるわ!
(´<_` ) 魔物の俺に準備もクソもねェがな。
オトジャの皮肉をささっと無視して扉を開き、私たちは獣人の森へと向かった。
26
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/20(水) 17:25:01 ID:NXBU7euU0
― 一方、獣人の森。
(=゚ω゚)ノ フォックス様フォックス様ぁー!!!
木々が茂る中、猫のような髭を生やした男が声を出しながら走る。
爪'ー`) なんだなんだ騒々しい。あ、イヨウか。タバコある?
キツネ目の男はハアハアと息切れしてる男にタバコを求める。
キツネ目の男にタバコを差し出すと、男は話し始めた。
(=゚ω゚)ノ フォックス様を探して、一人の召喚師とワイバーンがこっちに向かっているらしいです!
かなり早口で、いや。聞き取れないくらい早く男は話す。
キツネ目の男はそれでも聞き取れたらしく。
爪'ー`)y‐ さて、今回の訪れる者は何が目的かな?
タバコの煙をプフゥーと吐きだすと、男は小さく呟いた。
爪'ー`)y‐ この「フォックスアイ」か。それとも、「“あの情報”」か。
27
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/20(水) 17:25:19 ID:NXBU7euU0
(´<_` ) あっるっこぉー!!!あっるっこぉぉー!わたぁしはァー元気ぃぃぃぃぃぃ!!!
オトジャは、街を過ぎたあたりから疲れたようで、歌い始めた。
毎回オトジャは、疲れるとこの歌を歌う。きっと、森に入ったら ♪もりのくまさん を歌うんだろう。
ξ゚⊿゚)ξ あんたって超絶オンチよね。なんでそんな歌声になるかわかんないくらい。
(´<_` ) なにをォ!?この俺の美声がわかんねェとは落ちぶれたもンだなツンよォ!!
ξ゚⊿゚)ξ セロリさんみたいに言っても何とも思わないわ!!
ナンダトコノヤロウ ナニトハナニヨコノタンショー! ナッ!タンショウハイワネーヤクソクダロ! アーダコーダアーダコーダ
28
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/20(水) 17:25:37 ID:NXBU7euU0
そして、私達ががあーだこーだ論争しながら森に入った瞬間―…。
ミ,,゚Д゚彡 アイアムドォォォォォォォグゥゥゥゥゥ!!!!!!!!
四足歩行の生物が目の前に現れた。
(´<_` ) !?ツン!後ろに!
オトジャはツンを後ろにやると、臨戦態勢に入る。
オトジャと謎の生物は睨み合いをして―。先に仕掛けたのは、オトジャだった。
(´<_` ) オトジャパンチ!!
オトジャは筋肉質な腕を相手の顔面に振るう。速度も、力も完璧。避けれるはずが無かった。
なかった。はず…なんだが。
ミ,,゚Д゚彡 シュッシュッ ッダァァァァァァァ!!!
相手は間一髪でオトジャのパンチをかわして、オトジャの腹に一発決めた。
29
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/20(水) 17:25:52 ID:NXBU7euU0
(´<_` ) クソッ…一発が重ェ…。
オトジャが腹を抱えている。ここで、召喚師の見せどころなのだ。
ξ゚⊿゚)ξ オトジャ!増強魔法をかけるわよ!
そう。召喚師と魔物は、二人で一つのパーティ。召喚師は、魔物が戦いやすいように、【回復魔法】【増強魔法】などの、サポート魔法が使えるのだ。
ξ゚⊿゚)ξ えいっ!チカラフエール!!!
私は召喚用の杖を、オトジャの方へと向ける。すると、オトジャの筋肉が増える。
(´<_` ) ナイス!! んじゃぁ…さっきのパンチのお返しだ!!
オトジャはタタタッと走り、相手の懐へと入りこむ。そして―
(´<_` ) マスターオトジャパンチッ!!!
喰らった場所と同じ場所に、重い重い一発を決めた。
30
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/20(水) 17:26:09 ID:NXBU7euU0
ミ,,゚Д゚彡 ハブコッ
獣人らしき相手はその場に倒れ込んだ。先程かけた魔法は解けたらしく、オトジャの筋肉が元に戻った。
ξ゚⊿゚)ξ これは…たぶん試練ね。フォックス…。噂には聞いてたけど、憎たらしい奴だわ…。
( ´∀`) この後も獣人が出てきて、まぁ色々やって倒して、深部についたモナ。闘いのシチュエーションはさっきのフサギコとの闘いみたいな感じモナ。
やっと深部についた。長かった…。なんか凄くカットされてる気がするけど気のせいと思っておこう。
深部の奥には、椅子が置いてあってその上にキツネ目の男が座っている。
そう、あれが キツネ=フォックス。
見た者の、弱点・寿命・年齢など、個人情報が見れる「フォックスアイ」の持ち主。
31
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/20(水) 17:26:26 ID:NXBU7euU0
爪'ー`)y‐ 良く来たねぇ。あ、タバコ吸う?
フォックスは余裕ぶった表情でタバコを私達の方へと向けるが、オトジャが横へ首を振る。
ξ゚⊿゚)ξ どうせその目で私達の目的も分かってるんでしょ?さぁ、さっさと吐きなさいよ
私がそう言うと、なんのことかなぁ と言いたげにこっちを見てくる。
ξ゚⊿゚)ξ 【神竜ジョルジュ=アルレン】の居場所と、生存確認よ。
私がそう言うと、フォックスは片眉をピクンと動かす。
爪'ー`)y‐ なんだ。アイツの情報か。知ってるには知ってるよ。いやぁ安心したなぁ。俺のフォックスアイを求めに来たかと思ってさぁー。
そう言った後に、フォックスはこう言った。
爪'ー`)y‐ もしそんなんだったら、殺さないと、だからねー…。
32
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/20(水) 17:26:42 ID:NXBU7euU0
寒気がした。今までに感じたことのない、殺気。それは鋭く、心に刺さるような感じ。笑顔の裏の恐怖を見た。
爪'ー`)y‐ だけど、アイツの情報かぁー。まあ教えてあげてもいいんだけど、その居場所にたどりつけるか、テストしてあげるよ。
爪'ー`)y‐ この獣人族の王、 キツネ=フォックスが。
そしてまたの名を―…。
【血塗れキツネ】。
33
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/20(水) 17:26:58 ID:NXBU7euU0
爪'ー`) よっ…。と。戦うのは何時振りかなぁ。体が鈍っちゃってるカモー。
フォックスはタバコを握りつぶして消す。椅子から立ち上がると分かるが、獣人の弱点:背の低さ がないのだ。この男には。
(´<_` ) で、でけェ…。
私は今までに大男を何人も見てきた。しかし、どの男よりも―…。フォックスの背の高さは、ズバ抜けて大きかった。
フォックスは椅子の横に置いてあった槌を掴むとブルンブルンと振り回し始める。
その槌は大きい。私よりも全然大きい重そうな槌なのに、フォックスは片手で振っている。
爪'ー`) んじゃあ、始めようか。制限時間は無し、逃走はアリ。俺の腰についている狐のストラップを取ったら、お前らの勝ち。俺に、殴られまくってお前らが死にかけたらお前らの勝ち、だ。心配すんな。殺しはしないよ。
爪'ー`) 用意。
爪'ー`) 始め!!!
フォックスの声と同時に、私達は走り始めた。目指すは、あのストラップ。
あれを取るだけ。取るだけ、で。
ブーンの、仇打ちに、一歩近づくの。
34
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/20(水) 17:27:40 ID:NXBU7euU0
Chapter.002 END
35
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/20(水) 17:29:35 ID:NXBU7euU0
( ´∀`) 二話目投稿終了モナ。少年期作者は、設定しか書いてなかったもんだから話は今の作者が作ってるモナ。作者曰く、なんで昔書かなかったんだろう…。書いてれば今、ながらなんてしなくて済むのに…。
( ´∀`) らしいモナ。
( ´∀`) んじゃま、次の話に期待してくれモナー。
( ´∀`) シーユーアゲイン!!モナッ
36
:
以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします
:2011/07/20(水) 19:22:59 ID:FfuoFx9oO
置いてかれてる感が半端ない
37
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/20(水) 20:01:15 ID:NXBU7euU0
えっ
38
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/20(水) 21:07:10 ID:NXBU7euU0
( ´∀`) あ、それと一話一話が短いから、二話で一話分、と考えると良いモナ。
( ´∀`) それと明日、Chapter.003をうpするモナよー。
39
:
以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします
:2011/07/20(水) 21:43:41 ID:g7mo3Uro0
こういうノリはVIPの方がいいんじゃないかな
40
:
以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします
:2011/07/20(水) 21:53:21 ID:d0F9RZsk0
そうかな 別に避難所でも問題ないでしょ
41
:
以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします
:2011/07/21(木) 01:39:19 ID:Whuk8gzs0
むしろこれは避難所でやるべき
VIPだとボロクソ言われるレベル
俺は楽しめたけどね。乙
42
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/21(木) 14:37:22 ID:kLN.uKnU0
VIPってレベル高いんだな。
取りあえずChapter.003 うp開始なう
43
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/21(木) 14:38:29 ID:kLN.uKnU0
Chapter.003 “ 狐 ”
44
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/21(木) 14:38:54 ID:kLN.uKnU0
【ξ゚⊿゚)ξサイド】
(´<_` ) あれだけでかけりゃ俺のファイアボールも当たるぜ!
そう言うとオトジャは口から炎弾を吐いた。
爪'ー`) 狐拳奥義・フォックストルネード!!
フォックスは飛んできた炎弾を腕で弾き、グルグルと体をうねらせてオトジャにアタックした。
(´<_` ) ホッグワーツ!!
オトジャは変な言葉を叫んで吹っ飛んだ。
ξ゚⊿゚)ξ ちょ、オトj―がっ!!
オトジャの方へと向かう途中、フォックスに殴り飛ばされる。
45
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/21(木) 14:39:19 ID:kLN.uKnU0
ξメ゚⊿゚)ξ ハァー…ハァー…
腕が、折れたかもしれない。右腕に激痛が走る中、さっきから動かないオトジャに回復魔法をかけた。
(´<_` ) クソッ…ツン!ツン!大丈夫か!!
オトジャが私の方へと走りかけてくる。
ξ゚⊿゚)ξ 私は…大丈夫だから、フォックスの攻撃に―気をつけて…。
爪'ー`) その通りだ兄ちゃん。
いつの間にかに、オトジャの後ろにフォックスが居て。オトジャの首を掴むと、上に持ち上げた。
【(´<_` )サイド】
46
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/21(木) 14:41:32 ID:kLN.uKnU0
爪'ー`)つ(´<_`;) あ…がが…
フォックスの長い爪が、首に喰い込んで首から血が滴る。
もがいてみるが、更に喰い込んで無駄に動けない。
(´<_` ) 離せ!離せ!!
爪'ー`) じゃあ情報はやれんな。無駄な死者を出したくない。
それじゃあ困るんだ。
俺が、飢えて死にそうになってるときにツンは助けてくれた。
自分の食料なのに、それを渡してくれた。
命の恩人なんだ。
そいつが困ってるんだから、助けなくちゃいけない。
(´<_` ) ふざけんじゃねぇ!!
俺は、前まで暴走しすぎて出せなかった【ブレス】を出してみた。
すると、口から炎の息が出てきて、目の前のフォックスの顔が燃えた
47
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/21(木) 14:41:48 ID:kLN.uKnU0
爪'ー`) っがぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!不意打ちらめええええええええええええ
フォックスは発狂しながら地面を転がりまわる。
まあ、いきなり顔に炎の息をかけられたら驚くだろうな。
(´<_` ) すまんな。俺の、いや、俺達の勝ちだ。
転がりまわるフォックスを止めて、腰からストラップを取った。
ツンの方を見るとニコリと笑っていた。
―そして数分後―
爪メ'ー`)y‐ あんさぁ…。普通、炎の息とか吐くかなぁ?
フォックスは激怒していた。
48
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/21(木) 14:42:06 ID:kLN.uKnU0
(´<_` ) いや、すんません。俺、ちょっと試してみたくt「だからって俺で?」
爪'ー`)y‐ はぁー…。ま、俺も少しガチでやっちゃったし、良いよ。獣人族の弱点・炎を出してくるから、流石に痛くて、ね?
爪'ー`)y‐ じゃぁ教えるよ。ジョルジュは、東の果てに居る神竜でね。神竜の中でも最も凶悪って言われてる。
爪'ー`)y‐ この頃更に凶暴差を増したらしくてねぇ。近くの山とかを片っ端壊してるらしいよ。
(´<_` ) 山かよ。
爪'ー`)y‐ そんで、生存は勿論してる。つか、この頃は凶暴すぎるから若返ったみたいだよ。他の神竜は殆どおいぼれてるのに…ね。
爪'ー`)y‐ 聞いたところ、殺した生物の残りの寿命分寿命が延びるらしいんだ。
49
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/21(木) 14:42:23 ID:kLN.uKnU0
おいおいマジかよ。そんなのを倒すとか、ふざけんな。
殆ど不老不死じゃねーか。馬鹿野郎。
爪'ー`)y‐ 俺が知ってるのはそんだけ。すまねぇな。
ξ゚⊿゚)ξ …いえ、十分だわ。それじゃあ疲れたから私たちは戻るわね。今日はありがとう。
爪'ー`)y‐ もっと詳しい情報を知りたい場合は、南の果てに居る神竜【チノフ=アラマキ】のところに行くと良い。アイツは神竜の中では最も歳をとっているが、物知りだ。ま、すこーし頭が固いけどな。
はぁ!?東の果てまでクッソ遠いのに、途中で南の果て、だと?
ξ゚⊿゚)ξ …分かったわ。じゃ、また機会があったら。
そうしてフォックスと別れた森の帰り道。ツンが呟いた言葉は衝撃的だった。
50
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/21(木) 14:42:39 ID:kLN.uKnU0
ξ゚⊿゚)ξ 次の目的地は、南の果て・ニュウソクで決まりね…。
…次の冒険も、疲れそうだ。
51
:
◆JcP82GanDE
:2011/07/21(木) 14:43:03 ID:kLN.uKnU0
Chapter.003 END
52
:
以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします
:2011/07/21(木) 19:50:08 ID:PmPcykSU0
面白いじゃないか!!
周りのクソみたいな批評なんて気にすんな
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これであなたもハムの人。
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