- 72 名前:名も無きAAのようです :2014/09/14(日) 22:20:18 ID:f7Ys8xYA0
- 某大型アウトレットモール
(;´_ゝ`)「な―んで修学旅行の締めが、ただの買い物タイムなんだよ……」
( ^ω^)「八ヶ岳から学校への帰り道にこのアウトレットモールが在ったからじゃないかお?単純に」
( ´_ゝ`)「2時間も買い物の時間あっても、ただ暇なだけだろうが」
( ^ω^)「まあ殆ど服屋ばっかりみたいだし、お土産はもうバンガロー近くの売店で買っちゃったし。確かにやること無いお」
(# ´_ゝ`)「適当にふらついて時間潰すしかね―か。糞が!俺達漫画科にはこんな所は無縁だっつ―の!」
( ^ω^)「まあ服飾科の人達とかは楽しいんだろうけどな―……あっ」
( ´_ゝ`)「何々?どした?」
( ^ω^)「ほら、あそこにフォックス君が……」
( ´_ゝ`)「なに?」
- 73 名前:名も無きAAのようです :2014/09/14(日) 22:23:02 ID:f7Ys8xYA0
爪'ー`)つ⊂ミセ*^ー^)リ
( ^ω^)「あらら、まあ仲良くお手々繋いじゃって。彼女さんと無事に仲直り出来たみたいだお」
(#゜皿ゝ゜)ギリギリギリギリ……!
(;^ω^)「ちょっ!兄者君!?嫉妬とか何かそういうので色々とヤバイ顔になってるお!?」
(# ´_ゝ`)「あんにゃろ―フォックス―!別れるかもとか抜かしてた癖にラブラブしやがってちっくしょ―……!」
(;^ω^)「兄者君?なんかアヒャ君みたいなキャラになってるお―?」
(# ´_ゝ`)「あ―煩い煩い!!畜生!リア充なんて……リア充なんて!!」
(# ゜_ゝ゜)「リア充なんて爆発しろ――――!!!!」
- 74 名前:名も無きAAのようです :2014/09/14(日) 22:23:50 ID:f7Ys8xYA0
- (*゚ー゚)「酒の肴は馬鹿話のようです」
23杯目
- 76 名前:名も無きAAのようです :2014/09/14(日) 22:51:10 ID:f7Ys8xYA0
- モール内 某カフェ
川*∀川「きゃ――――っ!!!!」
(;*゚ー゚)そ「ちょっ!さだちゃん声大きいよ!?少し落ち着いて!!」
川*∀川「落ち着いてなんて居られないわよ!!だってついにアヒャ君にコクられたんでしょ!!」
(;*゚ー゚)「だから声大きいってば!」
川*д川「しかもその後は二人きりで身体を重ねて、あぁ!!めくるめく官能の世界へ……」
(;*゚ー゚)「ちょっと!何もしてないってば!!昨日はキス以上の事は何にもしていません!!」
川д川「でも結局キスはしちゃったんでしょ?」
(#゚ー゚)「完璧に不意打ちだったんだよ!私だっていきなりでパニックだったんだから!!」
- 77 名前:名も無きAAのようです :2014/09/14(日) 22:54:43 ID:f7Ys8xYA0
- 川*д川「あぁん、いいわあ。私もそんな乙女チックなシチュエーションを体験してみたいわ―!」
(;*-ー-)「冗談じゃないよ……アヒャ君と今後どうやって付き合えばいいのか」
川д川「そう言えば肝心の告白には何て返事したの?」
(#゚ー゚)「断ったに決まってるじゃない!当たり前でしょ!!」
川д川「そしたらアヒャ君は?」
(*゚ー゚)「『だよな―。困らせてごめんな』って笑ってた」
川д川「……なんか軽いわね」
(;*゚ー゚)「からかわれただけだと思いたいんだけど、実際のところどうなのか分からないし」
川д川「う―ん、言っちゃあ何だけどアヒャ君ってチャラいから身体目的かもしれないわよ?」
(*-ー-)「やっぱりそうなのかな?どっちにしろ、これから気まずくならないといいんだけど……」
- 78 名前:名も無きAAのようです :2014/09/14(日) 23:01:18 ID:f7Ys8xYA0
- 川д川「まあ私達人2り共、学園祭の実行委員だからね―。しばらくは嫌でもアヒャ君とは顔合わせる事になるわね」
( `ー´)「……お客さま。そろそろ御注文の方をお伺いしてよろしいでしょうか」
(*゚ー゚)「あっ!ごめんなさい!え―と、じゃあクラブサンド1つと……さだちゃんは?」
川д川「私も同じ物でいいわ。……あら?このお店ってお酒も出してるの?」
( `ー´)「ええ。と言っても季節毎のカクテルを数種類だけですが」
川д川「ふ―ん。今は何がおすすめなの?」
(;*゚ー゚)「ちょっ!さだちゃん!?真っ昼間から飲む気!?」
川д川「いいじゃない、せっかくの旅行なんだから。それでおすすめは?」
- 80 名前:名も無きAAのようです :2014/09/15(月) 00:49:38 ID:xC8iqLKQ0
- ( `ー´)「今の時期ですと……ブルーハワイ、ミントジュレップ、モヒート、ピニャコラーダ、チチ、フローズンダイキリ等でしょうか」
川;д川(あかん……さっぱり分からん)
(;*゚ー゚)(ダイキリ以外は聞いたこともないや)
川д川「え―と、じゃあその中で特に人気の2つを下さい!」
(;*゚ー゚)そ「……って私も飲むの!?」
川∀川「いいじゃないいいじゃない」
( `ー´)「それですと……モヒートとチチになりますがよろしいですか?」
川д川「は―いよろしいで―す」
( `ー´)「かしこまりました」スタスタ
(;*゚ー゚)「ねえ、これからバスで学校まで帰るのにお酒なんか飲んじゃって大丈夫?」
川д川「大丈夫よ―心配性ね!そんなことより今はしぃちゃんの話よ!!」
(*゚ー゚)「私の話って言われても、告白されてお断りした。それでおしまいだよ」
- 81 名前:名も無きAAのようです :2014/09/15(月) 00:52:56 ID:xC8iqLKQ0
- 川д川「え―本当にそれだけ―?なんかこう、心揺らいだりはしなかったの―?」
(;*゚ー゚)「無いよ!私はギコさん一筋だもん!!」
川д川「ふ―ん、つまんないの」
(*゚ー゚)「……ただ」
川∀川「おっ?何よ何よ!?」
( `ー´)「お待たせ致しました。クラブサンドでございます」カチャン
(*゚ー゚)「あっ、ありがとうございます」
( `ー´)「お飲み物も直ぐにお持ち致します」スタスタ
川д川「どうも―……んで?」
(*゚ー゚)「ん?」
川д川「さっきの続きよ。ただ、どうしたのよ?」
(*-ー-)「ああ、うん。……何か自分でも自分の気持ちが良く分からないんだけどさ」
川д川「??」
- 83 名前:名も無きAAのようです :2014/09/15(月) 01:00:59 ID:xC8iqLKQ0
- (*゚ー゚)「ほら。去年の修学旅行でオワタ君に告白された時あったじゃない?」
川д川「静岡の?」
(*゚ー゚)「うん、そう。あの時さ、オワタ君にキスされたでしょ?……まあ、キスって言っても手の甲だったけど」
川д川「ああ、そう言えば確かに。しぃちゃんったら泣き叫びながら逃げ回ってたもんね」
(*゚ー゚)「そうそう。あの時はさ、もうとにかく嫌悪感でいっぱいだったの。別にその時まで、オワタ君の事は嫌いじゃなかったんだけどね」
川д川「まあ、しぃちゃんって基本的に漫画科全員と仲良しだものね―。んで?」
(*゚ー゚)「でもさ、いきなり手を握られて、キスされて。それだけで私は色々とキャパオーバーしちゃって……オワタ君に耐えきれなかったの」
川*д川「まあ、そりゃあね―。あっ、このサンドウィッチ美味しい」モグモグ
(*゚ー゚)「……」
川д川「あっ、ごめんごめん聴いてるわよ?オワタの話よね」ゴクン
- 84 名前:名も無きAAのようです :2014/09/15(月) 01:03:55 ID:xC8iqLKQ0
- (*゚ー゚)「うん。だからさ、私は自分の中で無理だって思った人に対して徹底的にダメになっちゃうんだ」
川д川「いや―言わんとしてる事は私にも分かるわよ?でもオワタの話がなんでアヒャ君に繋がる訳?」
(*゚ー゚)「……その、比較するのがそもそもおかしい話なのかもしれないけどね」
川д川「比較?」
(*゚ー゚)「いや、比較って言うか。そもそもオワタ君には口にされた訳じゃないし、フェアじゃないから比較になってないのかもだけど」
川〜川「」モグモグ
(;*゚ー゚)「ええと、だからさ。オワタ君にキスされた時は、それだけでオワタ君の事嫌いになっちゃったの!!……だけど」
(;*゚ー゚)「その、何でかは分からないんだけど、不思議とアヒャ君にキスされた時は……」
川〜川「」モグモグ
(;*-ー-)「その……」
川〜川「」モグモグ
(* -ー-)「あんまり嫌な気持ちはしなかったの」
川〜川「」モグモグ
- 85 名前:名も無きAAのようです :2014/09/15(月) 01:09:31 ID:xC8iqLKQ0
- (;*゚ー゚)「あっ!でもアヒャ君に恋愛感情なんてこれっぽっちも無いんだよ!?私は本当にギコさんの事を愛してるし!!」
(;*-ー-)「そ、それに!嫌悪感が無かったのだって!きっとアヒャ君は普段から私との距離感が近いから、私自身がどこかで慣れちゃってるだけだと思うし!!」
(;*゚ー゚)「でも本当だったら、いくらいきなりだったとは言え、アヒャ君のこと引っ叩いてでも拒否するべきだったのは分かってるんだけど」
(* -ー-)「受け入れたって訳じゃないけど……うまく拒否できなかったし」
(* -ー-)「どことなく流されちゃった部分もあった訳で……はぁ」
(*゚ー゚)「やっぱり、私って甘いのかな?」
川〜川「」モグモグ
(*゚ー゚)「……」
川д川「」ゴクン
(*゚ー゚)「……」
( `ー´)「お待たせ致しました。モヒートとチチでこをざいます」カタン
- 86 名前:名も無きAAのようです :2014/09/15(月) 01:12:34 ID:xC8iqLKQ0
- (*゚ー゚)「あっ、ありがとうございます」
( `ー´)「向かって右側がチチでございますので。では、ごゆっくり」スタスタ
川д川「……なんか、随分と派手な酒ね。え―と、パイナップルやら何やらが乗ってる方がチチで」
(*゚ー゚)「こっちの葉っぱが入ってるのがモヒートってやつみたいだね。さだちゃんはどっち飲むの?」
川д川「う―ん、私パイナップルあんまり好きじゃないし。このモヒート?を貰うわ」
(*゚ー゚)「分かった、じゃあ私がチチだね。ええと、とりあえず乾杯?」
川д川「乾杯」
カチン……
(*゚ー゚)「」ゴクゴク
川д川「」ゴクゴク
- 87 名前:名も無きAAのようです :2014/09/15(月) 01:16:26 ID:xC8iqLKQ0
- (*^ー^)「あっ!これ甘くて美味しい!ココナッツミルクかな?何かスッゴク濃厚なトロピカルジュース飲んでるみたい!!さだちゃんの方は?」
川Α川「」
(*゚ー゚)「??」
川Α川「……水に溶いた歯磨き粉の味がする」
(;*゚ー゚)「なにそれこわい」
川;д川「ミントがス―ってして、炭酸がシュワシュワ、アルコールがクワァ」
(;*゚ー゚)(クワァ?)
川;д;川「……なのに全く甘くないのよ―!!何でよ―!!甘くないカクテルがあるなんて聞いてないわよ――!!」
(;*゚ー゚)「あの、私のと交換する?こっちは甘いよ?」
川#д゚川「いいわよ別に!!こうなったら意地でも飲み干してやるわ!!」ゴクゴクゴクゴクゴクゴク!!
(;*゚Д゚)そ「あぁ!?ちょっと!?そんなに一気に飲んだら危ないってば――!!」
川#д゚川「」ゴクゴクゴクゴクゴクゴク!!
- 88 名前:名も無きAAのようです :2014/09/15(月) 01:18:26 ID:xC8iqLKQ0
- ……
……
15分後
川*∀川「ウッヒョ―イ!私は恋の女神様よ――!!ひっく……」
(;*゚ー゚)「あぁもう!だから一気に飲んじゃダメって言ったのに!!」
川*д川「うっしゃいわね――!ひっく……だいたいね―しぃひゃん!あなたが悪いのよ!!」
(;*゚ー゚)「えっちょっと何の話?」
川#д川「はあ―――?ぬぁああにカマトトぶってるのよ――!?」
(;*゚ー゚)(カマトト……?酔ってるな―)
川#д川「つ―ま―り―この貞子様は―!!しぃひゃんの思わせ振りな態度がそもそもの原因だって言ってるのよ!!」
(;*-ー-)「思わせ振りって……私そんなことしてないよ?」
- 89 名前:名も無きAAのようです :2014/09/15(月) 01:23:10 ID:rQxLJABg0
- 川#д川「し―て―る―の―よ―!!このオタンコナス!!」
(;*゚ー゚)そ「オタンコナス!?久々に聞いたよオタンコナス!!」
川*д川「しぃちゃんはさ――?ギコさんが好きなのに―?ぬぁああんでアヒャ君とべっべったするかな――?」
(;*-ー-)「ベタベタって……別に私からしてる訳じゃないよ」
川#д川「うるしゃいうるしゃ―い!もうさ――いいじゃんいいじゃん!!どうだっていいじゃん!?」
(;*゚ー゚)「いや、さだちゃんから話振られたのにどうだっていいって言われましても」
川*д川「この際なんだから――アヒャ君をキープにしちゃえばいいじゃんいいじゃ―ん!?デュフフフ……」
(#゚ー゚)「そんな酷いこと出来るわけ無いじゃない!」
川#д川「ぬぁああにぬかしてるのよ!今のしぃちゃんの方がよっぽど酷いことしてるわよ!!」
(;*゚ー゚)「え?」
- 90 名前:名も無きAAのようです :2014/09/15(月) 01:25:02 ID:rQxLJABg0
- 川#д川「あ―のね―!今のしぃちゃんって―!中途半端で――本当にロクでもないのよ!?……ひっく」
川*д川「ギコさんにも―。アヒャ君にも―。あっ、ついでに流石やブーン達にも―、もちろんしぃちゃん自身にも―」
川*д川「このままじゃあ―?み―んなふらふら―のへろへろ―で―……」
川*д川「よくない事になると―貞子様は思いますよ―?デュフフフww」
(;*゚ー゚)「そんな事言われても……」
川*д川「結局は―早い内に―」
川*д川「決着つけとかないと―泥沼になるんじゃないのかな―?……ひっく」
(*゚ー゚)「……それは嫌だな」
川*д川「デュフフフ」
(*゚ー゚)(私のせいで皆がギクシャクするのは辛いもん。それに何より……)
- 91 名前:名も無きAAのようです :2014/09/15(月) 03:12:39 ID:rQxLJABg0
- (* -ー-)(大好きなギコさんは裏切れない。そんな簡単な事は分かりきってる筈なんだけど……)
(;*-ー-)(アヒャ君と居るとどうにもペースが崩されちゃうんだよなあ。やっぱり私が悪いのかな?)
川*д川「デュフフフフフフフ」
川д川「フフフフ……あっ」
(*゚ー゚)「??」
川;д川「……吐く」
(;*゚ー゚)そ「うぇ!?ちょっとここお店の中だよ!!とりあえずトイレ行ってトイレ!!」
川;д川「ね、ねえしぃちゃん」
(;*゚ー゚)「えっ?何!?」
川д川「本当にごめんなさい。私ね……」
川д川「こういうとき、どうすればいいか分からないの」
- 92 名前:名も無きAAのようです :2014/09/15(月) 03:15:10 ID:rQxLJABg0
- (;*゚ー゚)「……」
川д川「……」
(*゚ー゚)「……トイレに」
(*゚ー゚)「……行けばいいと思うよ?」
川д川「……」
(*゚ー゚)「……」
川∀川「」ニコッ
(*゚ー゚)「……」
川;Д;川「むりだったおろろろろろろ」ゲロゲロ……
(;*゚Д゚)「きゃ――――!!ちょっとさだちゃ―ん!!」
……
……
- 93 名前:名も無きAAのようです :2014/09/15(月) 03:30:34 ID:rQxLJABg0
- 帰り道 服飾科バス内
( ゚∀゚)(は―……今年の旅行もなかなか楽しかったな―)
( ゚∀゚)(……)
( ゚∀゚)(ま―でも確実にしぃちゃん困らせちまったよな)
( -∀゚)(……まあ)
( ゚∀゚)(なるように、なるわなあ!アヒャヒャw)
( -∀゚)(きっと……)
( -∀゚)(全てが、いい方向に。なるように、なるだろ)
( -∀-)(……)
<ヽ`∀´>「シナー、何かヤライワがカッコつけて黄昏てるニダ」ヒソヒソ
( `ハ´)「きっと自分に酔ってるに違いないアル。出来る後輩の私達は見て見ぬフリをするアル」ヒソヒソ
- 94 名前:名も無きAAのようです :2014/09/15(月) 03:33:02 ID:rQxLJABg0
- (# ゚∀゚)「……だああぁ!!聞こえてんだよテメェら!帰り道くらいゆっくり感傷に浸らせろや!!」
ミセ#゚Д゚)リ「お前が1番煩いわ!!黙って寝てろ!!」
(;゚∀゚)「仰るとおり!マジでごめんなさい!!」
<*`∀´>「「wwwwwwwwww」」(`ハ´*)
(# ゚∀゚)(あんの留学生コンビが!いつか見てろよ!!)
(# -∀-)(……ああ、もういいや!学校着くまで寝よ寝よ!)
……
……
- 95 名前:名も無きAAのようです :2014/09/15(月) 04:49:42 ID:rQxLJABg0
- 漫画科バス内
( ´_ゝ`)「……何か臭くね?」ボソッ
( ^ω^)「ついさっきまで山村さんが酒の飲みすぎで吐いてたらしいお」
(;´_ゝ`)「うわっ可哀想。内藤みたいじゃん」
( ^ω^)「僕=ゲロ吐いてるってイメージ辞めてくれない?」
( ´_ゝ`)「あ―あ―。それにしても旅行ももう終わりかよ。早いな畜生」
( ^ω^)「まあなかなか充実した時間だったお」
( ´_ゝ`)「言ってる場合かよ。旅行が終わったって事は明日っから学園祭までノンストップで居残りコースだぜ?」
(;^ω^)「あぁ……それは考えたく無かったお。去年の学園祭の準備期間も地獄だったしな―」
( ´_ゝ`)「あと2週間ちょっとで本番だもんな。今年も問題なく終わるといいけどな」
- 96 名前:名も無きAAのようです :2014/09/15(月) 04:50:25 ID:rQxLJABg0
- ( ^ω^)「前途多難だお。色々と」
( ´_ゝ`)「あっそうだ。話変わるけどお前学校着いたら某居酒屋に集合な?」
(;^ω^)「えっ!?このフラフラの身体にまたアルコール注入させる気かお!?」
( ´_ゝ`)「オワタのフォローが必要だからな。とりあえずセントには声かけたから4人で軽く飲み会な」
( ´ω`)「あ―……今日はとことん疲れそうだお」
( ´_ゝ`)「またしてもJINRO祭だったりしてな」
(; ´ω`)「バス内で気分悪くなる事言わないでくれお」ウプッ
( ´_ゝ`)「ハハッ、悪い悪い」
( ´_ゝ`)(まあ、何はともあれ……)
( ´_ゝ`)(なかなか悪くない修学旅行だったな)
( ´_ゝ`)「なあ、内藤」
( ^ω^)「お?」
- 97 名前:名も無きAAのようです :2014/09/15(月) 04:53:23 ID:rQxLJABg0
- ( ´_ゝ`)「楽しかったな?」
( ^ω^)「……」
( ´_ゝ`)「……」
(* ^ω^)「だおww」
(* ´_ゝ`)「だなww」
――こうして今年の修学旅行は幕を閉じた。
- 98 名前:名も無きAAのようです :2014/09/15(月) 04:55:21 ID:rQxLJABg0
- その後
(’e’)「今日はとことん飲むでござる!」
\(^o^)/「今夜はパーリナイだZE!!それにしてもブラザーセント、今日は一体何を飲むのかYO?」
(’e’)「ふふん。今夜は前回のリベンジを兼ね、JINROをも超越する名酒……」
(*’e’)「『鏡月』を飲みまくるでござるよ!!」
( ´_ゝ`)((あっ……明日二日酔い確定だわ))(^ω^ )
- 99 名前:名も無きAAのようです :2014/09/15(月) 04:56:08 ID:rQxLJABg0
- 今日の1杯
チチ
種類…カクテル
ウォッカベースのカクテルの1つ。
パイナップルジュースの爽やかな甘さに、ココナッツミルク独特のクリーミーな味わいが癖になるトロピカルドリンク。
何とも特徴的なこの名前の由来には諸説あるが、一説によると「スタイリッシュ」という意味のスラングから生まれたものらしい。
アルコール度数も7度と低く、大抵のバーではカットフルーツも添えられているので主に女性から大人気。
ちなみにベースをウォッカからラムに変えると「ピニャ・カラーダ」というカクテルになる。
(*゚ー゚)「クリーミーですっごく美味しい!飾りつけのフルーツも可愛いんだよ!」
- 100 名前:名も無きAAのようです :2014/09/15(月) 05:18:18 ID:rQxLJABg0
- 今日のもう1杯
モヒート
種類…カクテル
ウォッカベースのカクテル。
ミントの爽やかさとライムの酸味がソーダ水と共に口内に弾ける、夏にオススメの一杯。
標準的なレシピでは砂糖を入れるのだが、店によっては砂糖の量が少なかったり、そもそも入れない場合もあるので、甘党の人は注文する時に確認した方がよい。
ちなみにこの酒は、かの有名なヘミングウェイが愛飲していたらしい。
川д川「まあ、暑い日にはいいかもね……。次の機会があったら砂糖を3倍入れて貰うわ」
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