上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
- --年--月--日 --:-- |
- スポンサー広告
-
-
( ^ω^)憧れを右手に掴むようですhttp://フェレットルーム.com/archives/728
この作品の第一印象は、「なんか荒削りな感じだな」というものでした。
スレ内でも言われていたことですが、若干文章がおかしい部分があるのと、
変換すべき漢字が変換されていないのがまず目立ちます。
でも、こんな事はぶっちゃけどうでもいいことです。
私だって誤字るし、文章はおかしいんです。
私が惹かれたのはその内容です。
ごく普通の学生生活を送っていたブーンを突如非日常が襲う。
そして友達や女の子と絆を深め、物語の真相に迫ろうとする。
立ち塞がる友、それを救えない自分に葛藤するブーン。
こういう作品がかつては多く書かれ、人気を博していました。
真っ直ぐなテーマ、王道の展開。
昔、ハラハラしながら読んだブーン系の空気をこの作品は持っているんです。
二話を読み終わった時に、腹の底のほうがグアッと熱くなってそれを感じました。
今のブーン系ではこういう作品は流行らないのかもしれないですが、
こういう作品にこそ生き残って欲しい。
人形師と人形のようですhttp://hookey.blog106.fc2.com/blog-entry-1193.html
なんだろう、短編かなと思って開いたら現行だった。
ふーんと読み始めて5レス目でもう引き込まれていた。
何をいって)ry
とにかく、なにが言いたいのかというと、
私はこういうのが大好物だというのを思い知らされたということです。
以下は一スレ目の冒頭部分。
>ある所に人形師がおりまして、それはそれは見事な腕でございました。
>
>その人形師が造る人形はただ美しいだけでなく、まるで生きているかのようなのです。
>瞳はきらきらと輝き、ばら色の頬と唇は温かさを感じさせ、今にも言葉を話し動き出すのではないかと思わされます。
童話調のふんわりとした柔らかい文章、そして人形師と依頼者とのどこか不思議なやり取り。
こういう雰囲気を作れる人ってほんとうに凄いと思う。
しかもストーリーにちゃんと起伏があって、ただのホンワカに終っていないんです。
……この人上手い。
そういう確信を得てから読んだ二話でまた一本取られました。
( ^ω^)ゴッドイーターのようですhttp://boonsoldier.web.fc2.com/GE.htm
最近、特に10月頃からでしょうか。
こういうタイプの作品が増えているように感じます。
よく作りこまれた設定、程良く立ったキャラクター。
適正なギャグ配分としっかりした地の文。
そうした土台の上で展開される明快なテーマと痛快な戦闘シーンがたまらない。
特に、十話でケルベロスと対峙するシーン。
デカイ化物に数人がかりで立ち向かうってやっぱり熱い。
忘れてはならないのがロマネスクの存在です。
こう、仲間の中で突出して強い人がいるのってすごく興奮する要素ですよね。
名作ポケモンマスターでいうストライク然り、アルファのルージアルさん然り。
主人公が敵わない相手にも臆せず相対し圧倒さえする。
こういうところで、我々読者は登場人物と心情を同じくするわけです。
ロマネスクさんつええええええ!濡れるッ!という感じに。
この作品にはそういう読ませる要素がガッツり詰まっていて、
読んでいる者を飽きさせません。
( ・∀・) "シンセカイ"のようですhttp://bouquet.u-abel.net/SINSEKAI/mokuji.html
最近一ヶ月前後で始まった現行作品の中で、光っている作品。
前述のゴッドイーターが世界観を前面に押し出しているのに対し、
この作品は仲間との関係と、主人公であるモララーの心を葛藤をテーマにしているように感じます。
まず主人公のモララーは退屈な島での生活にうんざりし、島を出て行こうとします。
そこで乗り込んだ貨物船で、後のパートナーであるジョルジュと出くわすのですが、
二人の関係は殺す、殺さないという緊迫感を持ったシーンから始まります。
ここで、モララーは自分の"シンセカイ"を求める気持ちをさらけ出し、ジョルジュはそれを受け入れます。
そして二人は、モララーの言う"シンセカイ"での旅を始めることになる訳ですが、
モララーは彼が想像する、漠然とした"シンセカイ"と「現実」のギャップに早々に打ちのめされることに…。
緩急の付け方が上手くていつの間にか話に引きこまれてしまいました。
希望を胸に島を飛び出した若いモララーと、
溌剌としているようでどこか老成した雰囲気を持ったジョルジュ。
このコンビがこれからどう物語を紡いでいくのかが楽しみな作品です
この感想について何か問題があったり、
感想は載せないで欲しいという方がいらっしゃいましたら、
コメント欄でお知らせください。
スポンサーサイト
- 2011年01月03日 17:59 |
- 感想
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0