ブーン系小説をまとめて紹介しているサイトです
HOME | 問合せ
デンタルヘルス
245 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/04(木) 01:06:12.82 ID:7NupS+ooO
从*゚∀从「へへ……今出させてやるからな」
( A )「くっ……ハイン……ッ!!」

ひんやりした白くて細い指先がオレを握り、締め付ける。
たったそれだけなのに強烈な感覚が全身を駆けた。

目の前では柔らかな二つの膨らみが、白いシャツの下で呼吸に合わせて揺れている。
ストライプ柄のパンティから伸びた足が健康的で、だからこそ彼女が卑猥に見えてしまう。

( A )「う!? っあッ」

246 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/04(木) 01:07:02.97 ID:7NupS+ooO

突然指の力が強まった。

たったそれだけでも、既に臨界点に到達しそうな今は充分な責め苦。
ほんのすこしでもこの感触に溺れてしまえば、欲望が溢れ出してしまいそうになる。

从*゚∀从「へー今日は随分頑張るんだな。ならこれでどうだー?」

ふっ、と彼女の手の平が離れた。
だが安堵の溜息を吐く暇も与えられず、解放は次のステップの始まりでしか無かった事をハインが示す。

从*゚∀从「♪」

オレ自身の根本を親指と人差し指がそっと挟み込む。

247 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/04(木) 01:08:16.16 ID:7NupS+ooO
きゅうっとその指に力がこもると、ゆっくりと先端に向けて移動し始めた。

( A )「……ッッッ!!」

もう声すら出せない。
少し冷たい二本の指が滑っていく感触に、快楽以外の感情が消し飛んでしまった。

指はゆるゆると圧迫しながら上昇を続け、いびつな引っ掛かりにたどり着いて動きを止める。

オレの先端を凝視するハイン。
達しない事が不満なのか少し頬を膨らましている。

その顔を見てしまった瞬間、理性のタガが音を出してきしみ始めた。

そこへ再度、根本に触れられる感覚。

249 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/04(木) 01:09:48.80 ID:7NupS+ooO
さっきよりも指が多い。
一番下を優しく握られている。
指が猛烈な快感を与えながら、ゆっくりゆっくりあがってくる。

( A )「ッ……で……んっ」

訳がわからなくなる。
臨界が迫る。
目を開けていられない。

既に思考は彼女の指先と、そこから生まれる淫靡な何かで締められていた。


从*゚∀从「んっ…!」


挟む力が強くなったのと同時に、指が一気に俺の段差まで滑る。

(( A ))「……でッ……ッ……ンっ!!」

251 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/04(木) 01:12:00.43 ID:7NupS+ooO
摩擦、圧迫、快楽。


頭が真っ白になった。
溶けた脳みそが何かを叫んだ。





(゚A゚)「デンタルヘルスゥゥゥッッ!!!!」



なめらかな指先が一段高くなった所に触れて止まった。
同時、おれはありったけの白い欲望を頭のてっぺんから飛び散らせた。



ハインは歯を磨いた。
顔に白いものが付いていた。



終了。


2008年9月前半TOPへ
総合TOPへ


HOMEに戻る ニュー速VIPのブーン系小説まとめ
Copyright © 2008 Boon Novel. All Rights Reserved.
inserted by FC2 system