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問合せ
( ^ω^)ブーン達はマインスイーパに集められたようです
第16話
6 :
◆Dti7WkoCEo
:2009/09/06(日) 01:48:44.46 ID:lP9NnZZn0
マインスイーパに集められた。
マインスイーパに殺された。
マインスイーパをするために、生かされている。
10人居たコンクリート部屋は、とうとう僕一人になった。
裏切り者・シィは生きているが、僕がクリアした後に出てくるだろう。
ああ。
最後の一歩が、こんなにも厳しいものだったなんて
9 :
◆Dti7WkoCEo
:2009/09/06(日) 01:50:49.05 ID:lP9NnZZn0
(; ω )……………………
「苛猫を殺したか……」
聞くだけで苛立つ声だが、今はそんなことを気に留める余裕も無い。
人を殺してしまった。この手で。僕が。
僕とモララーさんの吐瀉物。そしてモララーさんの血液。
いろんな色が、灰色の床を彩っていた。
異常な匂いの立ちこめるコンクリート部屋は、まともな神経ではいられない。
血の臭い。ゲロの匂い。
死の匂い。罪の匂い。
全てが僕を責め立てる。
11 :
◆Dti7WkoCEo
:2009/09/06(日) 01:53:03.02 ID:lP9NnZZn0
(; ω )……………………………………
皆にとって最も頼りになり、全体に貢献したモララーさんを殺した。
ヴィプクオリティを飲んだ直後に苦しみだした彼を、椅子の一撃でとどめをさした。
その時はそれが最善だと思った。苦しんでいる彼を救ったとまで思った。
間違っていないはずだ。これがモララーさんにとっても一番良い。
しょうがない、と思っていた。自分を納得させていた。
(; ω )………………
それでもやはり、罪悪感が込み上げてくる。
そしてもう一度吐いた。
胃の中のモノを全て出した、と思う。
それでも、まだ吐きたかった。
この不快感を、吐き出したかった。吐き出しきりたかった。
三度吐いても、まだ残っていた。
14 :
◆Dti7WkoCEo
:2009/09/06(日) 01:56:54.82 ID:lP9NnZZn0
第一に考えたことはモララーさんの安らかな死だ。
本当に、最初は彼に安楽を与えようとした。
苦しんで死ぬよりも、一瞬の痛みで……という考えだった。
次に考えたことは、とても利己的で、この中級盤の進行状況だった。
25%の確率とはいえ、中級をクリアする可能性は残っていた。
どうせ死ぬのなら、あと2マスを開けてから死んで欲しかった。
心の中の冷静な部分は、そんなことも考えていた。
第三に心を占めたのが、やっと罪悪感だった。
心の底に押し込んでいた感情が押さえきれなくなったのだ。
そしてそれは、中々おさまってくれない。
一生おさまらないかも知れない大きさを持った感情だった。
16 :
◆Dti7WkoCEo
:2009/09/06(日) 01:59:30.57 ID:lP9NnZZn0
罪悪感が心を埋め尽くした頃、アナウンスがやっと流れた。
「苛猫=ウララー。マインスイーパのプレイの意志無しと見なし、執行する」
「執行人、連れて行け」
死んでいる者にプレイの意志があるはずがない。
それを分かっている上での、この事務的なアナウンス。
ペースは監視官側にある。
(; ω )……………………
鉄の扉が開き、モララーさんを「執行」するために連れて出る。
執行人全員の視線が僕に向いていた。
(メ^Д^)では、苛猫=ウララーは失格のため、ここから出ることになる。
モララーさんは何も喋らなかった。
ただ床に伏して、コンクリートの冷たさと、自らの血の温かさを感じているだけだった。
頬傷男の言葉は、モララーさんよりもむしろ僕に向けて投げかけられているようだった。
頼りになるモララーさん、その死体だけでも隣に居て欲しい。
そう思っていた僕の心の奥底を、頬傷男は見抜いていたのかも知れない。
僕も何も言わなかった。
あの無惨なモララーさんの死体が、これからまだ「執行」されるのだとしたら。
それはあまりにも、無慈悲で冷酷な。
18 :
◆Dti7WkoCEo
:2009/09/06(日) 02:00:49.20 ID:lP9NnZZn0
(´<_` )…………………………無様な…………
この声は、前回のマインスイーパの生き残りの「オトジャ」という執行人だろう。
同じく前回の生き残りのモララーさんの死を目の当たりにして、吐き捨てたのは一言だった。
言葉は冷たく、執行人の無機質さをあらわしていた。
(´<_` )…………クセ者は居なくなった。
だが、最大の味方も居なくなったんだ。
後は……お前次第だな。
( ω )……………………
(´<_` )………………お前の命を守れるのはお前だけだが、
お前が守れるのはお前だけじゃない。
まだ、罪は償える。
償うかどうかは、お前次第だ……
( ω )……………………
僕が守れるのは、僕とシィの命。
僕が生き残ることで、裏切り者のシィは助かる。
裏切り者とはいうけれど、それでも、僕の犯した罪よりは遥かに軽い。
21 :
◆Dti7WkoCEo
:2009/09/06(日) 02:03:10.45 ID:lP9NnZZn0
(`・ д・´)…………………………
(-_-) …………………………
( ´_ゝ`)…………………………
他の3人の執行人は黙っていた。
黙ったまま、モララーさんを担ぎ上げた。
力なく垂れる両手足が、彼の死を象徴していた。
何度目だろうか。
また鉄の扉は閉められる。
鉄の扉が閉まると同時に、モララーさんのプレイしていた中級がリセットされ、アナウンスが流れた。
憎い声が流れてきた。
22 :
◆Dti7WkoCEo
:2009/09/06(日) 02:04:26.95 ID:lP9NnZZn0
「さて、次のプレイヤーは内藤=ホライゾン。」
「プレイするランクは中級。」
「今から3分以内に着席し、マインスイーパを始めなければ、プレイの意志無しと見なし、失格とする。」
スピーカー男は、興奮を隠せていなかった。
クライマックスだからだ。
残りプレーヤーはシィを除けば1人。
残ったプレイ回数も1回。
プレイヤーが勝つか、負けるか。
それが決まる戦いだ。
ラストプレイ。
本当にラストプレイ。
( ^ω^)…………
3分の猶予期間をフルに使った。
心を落ち着け、集中させた。
モララーさんのことは、後で考えよう。と、踏ん切りをつけた。
全てがマインスイーパのことだけを考えていた。
頭が、心が、指が、目が、足が、心臓や胃、肺や腸に至るまで、全てがマインスイーパに集中していた。
集中できていたつもりだった。
24 :
◆Dti7WkoCEo
:2009/09/06(日) 02:07:20.65 ID:lP9NnZZn0
かつて無い大勝負だ。
親友から教えてもらったゲーム。
すぐに大好きになったマインスイーパ。
それが、僕の命を奪おうとしている。
死んでいった彼らの追悼のためにやる。
しかし何より、生きて名古屋に帰るため。
いや、既にその目的の優先順位は代わっていたのかも知れない。
どちらが強い理由か、既に分からなくなって居る。
踏み台にする、と。仲間を信じない、と。
一度はそう誓った。
それでも、よく分からなくなっていた。
信じるべき仲間も、信じられない仲間も、頼りにできる人も、護るべき人も、
今、このコンクリート部屋には居ない。
( ^ω^)………………それでも行くお
25 :
◆Dti7WkoCEo
:2009/09/06(日) 02:08:52.39 ID:lP9NnZZn0
壊れた椅子に座り、僕はマウスを握りしめた。
僕の最後のマインスイーパが始まった。
「絶対の生」を約束されている一手目が開く。
「最後のプレーヤー・@終」
28 :
◆Dti7WkoCEo
:2009/09/06(日) 02:15:51.83 ID:lP9NnZZn0
(; ω )………………
初手でそのマインスイーパの運命は決まるという。
もしも大きく開いたならば、そのクリアはほぼ確実。
もしも3・4などの数字が出たならば、クリアの確率はグッと下がる。
(; ω )…………
それは初・中・上級全てにおいて同じだ。
初手はマインスイーパを占う手。
その結果は、もっとも重要視されるもの。
(; ω )…………
このマインスイーパにおいて、それは正に生死を判断するもの。
31 :
◆Dti7WkoCEo
:2009/09/06(日) 02:17:49.52 ID:lP9NnZZn0
クリアを目指す、中級3回目。
最初に出たのは
「1」だった
(;^ω^)…………悪くは……無い……?
普通ならば悪くは無い。
次手の定石が決まっている上に、その定石のリスクがとても低い。
得られるメリットも大きい。
定石とは、僕が開いた上辺のマスの真下を開く。
そこで同じく「1」が出れば、さらに下段の3マスの安全が確保される。
2手目で地雷を引く可能性は20%。決して分の悪い賭けでは無い。
しかし、定石を打てば二手目で空白マス、つまり「0」が出ることは無い。
なぜなら、一手目の影響範囲に少なくとも「1」の地雷があるはずだから。
35 :
◆Dti7WkoCEo
:2009/09/06(日) 02:22:28.24 ID:lP9NnZZn0
( ω )………………20%でゲームオーバー……
たった20%とは言ったが、その20%を引けば死ぬのだ。
死という条件がぶら下がっている状況で、その確率は、大きく見える。
定石外しとしては、「飛びマス」が考えられる。
一手目のヒントをまったく生かさず、新しい場所をクリックすることだ。
つまり、「一手目」を再び作るのだ。
クーさんのプレイやジョルジュの2プレイ目で出てきた技だ。
しかしこれのリスクは高い。
純粋な一手目とは違い、ゲーム上は二手目なのだ。
つまり、「絶対の生」が無い。地雷を引きかねない。
完全な運ゲーとなるため、上級者は「あまり」やる手では無い。
それでも二人はやった。
「場合によっては」やる価値のある手、とも言える。
メリットは、長期戦になった時に「一手目」が開拓の根拠となることがある。
遠くにあるマスまで到達することができれば、そこの急場はほぼ100%しのげる。
36 :
◆Dti7WkoCEo
:2009/09/06(日) 02:24:19.83 ID:lP9NnZZn0
(;^ω^)…………飛びマスか……………
クーさんは飛びマスを2連続やって、2回目で地雷だった。
ジョルジュも飛びマスでゲームオーバーした。
二人とも初級での失敗とはいえ、飛びマスの原理は中級も一緒だ。
(;^ω^)…………定石か………………
モララーさんやペニサス、ショボン君なら間違いなく定石を打っただろう。
全体的に見て、リスクも低いしメリットが大きい。
落ち着いて地雷除去できる人なら迷わずこちらを選ぶ。
特に今回は一手目が「1」だ。
飛びマス時のリスクが高くなっている。
それでも、安易に定石を決断させないルールがある。
「ゲームオーバーすれば死」
リスク20%かリスク不明か、選べと言われたら、どちらを選ぶだろうか。
38 :
◆Dti7WkoCEo
:2009/09/06(日) 02:27:19.38 ID:lP9NnZZn0
(;^ω^)……………………
時計を見る。デジタルの赤字がカウントアップしている。
タイムラップ戦では無いにせよ、時計はプレイヤーの気を焦らせる。
おそらくはその為だけに設置された機能だろう。
「やる気が無いと見なされた場合、死」のルールが頭をよぎる。
地雷数は40、16×16マスの盤面。
難所は最多でも4ヶ所が限界の大きさだ。
難易度は決して高くない。
フリーゲームでのアレンジマインスイーパでは、もっと難易度の高い盤面はある。
僕が作った盤面でも、過酷な盤面はいくつもあった。
それこそ、オリジナル盤に近い盤面も作った。
(; ω )…………
それでも。
幾度となく、クリアしてきた中級盤でも、
( ω )…………
僕は決断できずにいる。
40 :
◆Dti7WkoCEo
:2009/09/06(日) 02:28:16.10 ID:lP9NnZZn0
( ω )…………
定石か
「………………」
( ω )………………ぁ
飛びマスか
「………………」
( ω )…………分からないお
「………………」
( ω )…………
「………………」
42 :
◆Dti7WkoCEo
:2009/09/06(日) 02:29:17.24 ID:lP9NnZZn0
「………………内藤=ホライゾン、お前に二つほどニュースがある」
急なアナウンスだった。
けれど、頭の中は二択で迷っていたから、体が反応するまで時間があった。
「一つはお前に影響しないこと、もう一つはお前の命に影響することだ」
「どちらから聞く?」
( ω )命に、影響すること
この二択は即答した。
今はマインスイーパ、もしくは僕自身に関することしか聞く必要が無い。
できる限り集中したい。
「そうか、分かった」
もったいぶらず、さっさと言え。
今、僕は悩んでいるんだ。
44 :
◆Dti7WkoCEo
:2009/09/06(日) 02:30:51.92 ID:lP9NnZZn0
「あと3分の猶予を与える。」
「その間に二手目をクリックしなければ……」
ちくしょう!
タイムアップが近づいている!
その先は聞かなくても分かる。
(; ω )じゃあ影響しないことってのは!?
「殺す」という言葉を聞きたくなくて、次を促した。
そもそも、タイムアップと同列に扱われるほど重要なことなど思いつかない。
僕に関わらないことといえど、気になる。
(; ω )…………なんだお!?
48 :
◆Dti7WkoCEo
:2009/09/06(日) 02:32:12.10 ID:lP9NnZZn0
「箱捨=シィ。オリジナル盤クリアだ」
「それでは、元の部屋に戻ってもらおう。執行人、連れて行け」
54 :
◆Dti7WkoCEo
:2009/09/06(日) 02:35:00.79 ID:lP9NnZZn0
「残るランクは、内藤=ホライゾンがプレイ中の中級1回のみだ。」
「つまり、内藤がクリアすればその時点で君らの解放が決定する」
「全てのお膳立てが揃った」
「役者は、これで完全に揃ったんだ」
スピーカーから流れる大声はもう聞こえなくなっていた。
シィが戻って来るということを聞いた瞬間に、他のことは聞こえなくなっていた。
彼女が、戻ってくる。
このコンクリート部屋へ。
裏切り者、箱捨=シィ。
この感情は、怒り?嫉妬?憎しみ?
一番大きいのは、動揺によって再び吹き出してきた罪悪感なのかも知れない。
全身の毛穴が開くのが分かった。
55 :
◆Dti7WkoCEo
:2009/09/06(日) 02:36:18.61 ID:lP9NnZZn0
「さあ内藤、再開せよ!」
「そのマインスイーパを!!」
「中級、もっとも過酷にして、残虐なランクを!」
「多くの者を飲み込み、その命を喰らい尽くしていったランクを!」
「決断せよ、次にどのマスを開くのか!」
「あと1分だ!」
78 :
◆Dti7WkoCEo
:2009/09/06(日) 02:57:13.16 ID:lP9NnZZn0
あと1分でタイムアップだ。
時計がカウントアップしているため、僕にも正確な残り時間が分かる。
( ω )…………スピーカー男。
「なんだ?」
( ω )………シィは、プレイ中に何か言ってたかお?
「何か言っていたとしても、教えることはできない」
「外野からの助言となるような事は、教えられない」
( ^ω^)そうかお
スピーカー男のニュアンスからすると、何か言っていたんだ。
シィは、プレイ中に、何か。
僕はその「何か」が何であると期待しているのだろう。
シィに会って、何をするつもりなんだろう。
自分でも自分の望むことが分かっていなかった。
それでも、彼女に会わなければならない気がする。
( ω )………………なら、シィから直接聞くまでだお。
「ならば乗り切れ。このマインスイーパを」
「もしくは死んで、天国で聞け」
――――――
これが
>>55
の後に入ってましたね。飛んでました
62 :
◆Dti7WkoCEo
:2009/09/06(日) 02:39:27.48 ID:lP9NnZZn0
( ^ω^)クライマックスかお
「ああ、そうとも!クライマックスさ!」
「君の中での葛藤もあるだろう」
「ここで君がクリアしてしまえば、箱捨=シィの思惑通りだからな」
「しかし、クリアできなかったらその時は執行が待っている」
「自らの命を守ることは、裏切り者の命を守ること」
「さあ、君はどうする?」
( ^ω^)決まってるお。
クライマックスってのは、全力で戦い抜くんだお
全力っていうのは、冷静に考える力を出し切ることなんだお!!
だから、僕のクリックするマスは定石。
無難にして究極、多くのプレーヤーがたどってきた道筋を、僕も歩む。
(#^ω^)行くおっ!
シィを護ることが、罪を償うことになれば。
僕が生き残ることが、罪を償うことになるならば。
僕は全力でこの盤面に挑む。
64 :
◆Dti7WkoCEo
:2009/09/06(日) 02:41:10.44 ID:lP9NnZZn0
二手目、
悩み抜いた二手目。
( ^ω^)……………………1。だお。
盤面に見えるのは、開かれた二つのマス。
セーフだった。
20%の賭けに勝利した。
さらに、出てきた数字も「1」。
大勝利と言っても過言では無い。
「…………はー…………」
スピーカー男の溜息が聞こえた。
期待はずれだったのだろうか。
それとも、楽しみがまだ残ったことに歓喜しているのだろうか。
どちらにせよ、お前の思惑通りにはならない。
僕はこの中級をクリアしてみせる。
66 :
◆Dti7WkoCEo
:2009/09/06(日) 02:43:41.85 ID:lP9NnZZn0
「入るぞ」
頬傷男の声がして、鉄の扉が開いた。
突然ではあったが、事前のアナウンスで分かっていたことだ。
5人の執行人と、箱捨=シィが入ってくる
(*゚ー゚)…………
パソコンの画面を見ながら、鉄の扉が開く音を聞いた。
裏切り者、シィが帰ってきた。
リスク0でこのマインスイーパを乗り切っている女。
(´<_` )( ´_ゝ`)(-_-) (メ^Д^)(`・ д・´)
5人の執行人も隣に居る。
しかし、彼らは出て行かない。
コンクリート部屋に居座るとでもいうのか?
67 :
◆Dti7WkoCEo
:2009/09/06(日) 02:44:40.84 ID:lP9NnZZn0
( ^ω^)ここに居るつもりかお?
( ´_ゝ`)まあな。
すぐに執行できるようにな
( ^ω^)そうかお
視線は動かさない。
パソコンの画面を向いたまま、話相手を変える。
後にいる6人の中で、唯一の今回のマインスイーパのプレーヤー。
( ^ω^)……シィ。
死んでいった皆に謝って欲しいお
(*゚ー゚)…………
(メ^Д^)ルールによって、彼女が発言すれば君と彼女、どちらも執行されることになるぞ。
( ^ω^)…………そうかお
でも後でみんなに謝ってもらうお
69 :
◆Dti7WkoCEo
:2009/09/06(日) 02:45:55.83 ID:lP9NnZZn0
ギャラリーが増えた。
それでも、僕のやることは変わらない。
地雷原から、地雷を撤去するんだ。
地雷を踏めば、一発で死ぬ。
( ^ω^)
マインスイーパ。
「最後のプレーヤーA・終」
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