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問合せ
ξ゚听)ξ ツンは新しいときめきを見つけていくようです
790 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[sage]2008/10/23(木) 19:25:56.62 ID:LcSocyff0
ξ;><)ξ 「………いっ」
( ;・∀・) 「あっ、悪ィ!大丈夫?」
ξ;゚听)ξ 「べっ別に……何ともないわ、奥までしてよ!」
(; >∀<) 「うー……いやいや!……んーっどうしよ………」
ξ*゚听)ξ 「…………」
( ;・∀・) 「……うん。やっぱいいよー、ほれ片すぞー」
ξ゚听)ξ 「…………」
( ・∀・) 「服はどこかな〜っと」 がさごそ
ξ゚听)ξ 「………て!」
( ・∀・) 「?」
ξ゚听)ξ 「手でするー!手でするわ!」
( ・∀・) 「あははwwいいってww」
ξ゚听)ξ 「………するのっ!」
792 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[sage]2008/10/23(木) 19:27:51.87 ID:LcSocyff0
〜5分たちました〜
( *・∀・) 「……あんがとー」 スッキリ
ξ゚听)ξ「んーん……(こういうときお礼言われるとちょっと切ないのはなぜかしら?)」
( ・∀・) 「(しかし何だろう、この手でされたあとの背徳感……未成年者略取?)」
( ・∀・) 「あー…あーと、ティッシュどこだっけ」
ξ゚听)ξつ□ 「んっ」
( ・∀・)づ◇ 「サンキュ。ほれ足をお見せ」 ふきふき
ξ///)ξ 「ちょっ…もう!自分でするのに////」
( ・∀・) 「ハハハ、じゃあ俺のしてー」
ξ*゚听)ξづ◇ 「もー……」 ふきふき
( ・∀・)y━ 「おおーあんがと」 シボッ
ξ゚听)ξ 「手洗ってくるー洗面所貸してー」
( ・∀・)y━・~ 「おーう」
793 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[sage]2008/10/23(木) 19:29:25.89 ID:LcSocyff0
ξ゚听)ξつっ川 「はー……ていうか、うん。やっぱまだ無理。むりむりむり」 ざばざば
( ・∀・) 「なーんでだろね、俺は全然バッチコイなんだけどー」
ξ゚听)ξっ 「あんたの準備態勢なんて知んないわよ」 きゅっきゅっ
( ・∀・) 「まーそりゃそーだけどさあ」
( ・∀・) 「……こーんなこと今までなかったのになあー」
ξ゚听)ξ
ξ゚听)ξ ツンは新しいときめきを見つけていくようです
795 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[sage]2008/10/23(木) 19:32:45.52 ID:LcSocyff0
――――学校
川 ゚ -゚) 「そういえば、週末お前の彼氏をラウンジ駅で見たよ」
ξ゚听)ξ 「えーウソ、なんで?何してたアイツ」
川 ゚ -゚) 「んっ、お前知らんかったのか」
ξ゚听)ξ 「え、何を?」
川 ゚ -゚) 「あ、いや。あー誰かと待ち合わせている風だった」
川 ゚ -゚) (いかん、何やら声かけまくってたぞ、とからかうつもりだったのだが)」
ξ゚听)ξ 「……ふーん、ツレとでも遊びに行く予定だったんじゃない」
川 ゚ -゚) 「なんだなんだ、恋人の週末を把握していないのか」
ξ゚听)ξ 「あいつとはそんなんじゃない……のかな。一応社会人だし」
ξ゚听)ξ 「…………たぶん」
川 ゚ -゚) 「…………」
川 ゚ -゚) 「……で、最近どうなのだ」
ξ゚听)ξ 「ん、何が」
796 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[sage]2008/10/23(木) 19:34:03.10 ID:LcSocyff0
川 ゚ -゚) 「ッッッセェーーーーックス!!!!!!11」
ξ;゚听)ξ 「ちょw大声出すな!!!」
川゚ -゚ )b 「クリスマスまでの猶予期日が減少するにつれ、声量が反比例する仕組みだ」
ξ;゚听)ξ 「……ったくもー、まあ普通よ普通」
川 ゚ -゚) 「何だ、もう済ましたのか」
ξ゚听)ξ 「ん、まあ……はいんなくてさ」
川*゚ -゚) 「でかいのかあー!!!!!!!!!!」
ξ#゚听)ξ 「大概にせえよ」
川 ゚ -゚) 「正直すまんかった」
ξ゚听)ξ 「かくかくしかじかしかくいむーぶ……というわけなのよ」
川 ゚ -゚) 「なるぺそ」
ξ゚听)ξ 「いや、ね。あの別にわざとじらしてるとかそんなんじゃなくて、てかまず持ってないしそんなテク」
798 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[sage]2008/10/23(木) 19:37:39.15 ID:LcSocyff0
川 ゚ -゚) 「追い込まれたときアンタの流暢に喋る癖。ウチ……嫌いやない!」
ξ゚听)ξ 「(スルー)でもまあ向こうもそんな期待してないみたいだし」
( ・∀・) 『……こーんなこと今までなかったのになあー』
ξ゚听)ξ 「……まあそんな期待、されても、困るし」
川 ゚ -゚) 「むう。まあそういうこともこの世の常、多々あろうよ。お前達だけではないさ」
ξ゚听)ξ 『ねえ、これまで彼女何人いたの?』
( ・∀・) 『え?んーとね……どーだろ、自然消滅多かったからなあ……』
ξ゚听)ξ 『………………』
( ・∀・) 『5、6人とかじゃない?』
ξ゚听)ξ「…………」
799 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[sage]2008/10/23(木) 19:40:40.73 ID:LcSocyff0
ξ゚听)ξ 「やっぱ皆……そゆもんなのかな?」
川 ゚ -゚) 「その証拠に外国人なんかとしてみろ。日本人のじゃ裂けるぞ実際」
ξ;゚听)ξ 「エッ!ちょ、痛くなかったの!?」
川 ゚ -゚) 「デカい奴のは手ぐらいあるぞ、セルフフィストだセルフフィスト」
ξ;゚听)ξ 「(フィストって何?)もし裂けたらどうすんの!?やっぱ縫うの!?」
川 ゚ -゚) 「さあ」
ξ゚听)ξ 「………さあ?」
川 ゚ -゚) 「知らんよなの。グリ友が言ってただけだしな」
ξ゚听)ξ 「(コイツほんと面白い奴だなあ)」
川 ゚ -゚) 「……まあでも」
ξ゚听)ξ 「ん?」
川 ゚ -゚) 「待ってくれている、ということは愛されている証拠ではないのかな」
ξ゚−゚)ξ
800 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[sage]2008/10/23(木) 19:42:04.66 ID:LcSocyff0
ξ゚听)ξ 「おじゃまー」
( *・∀・) 「よーこそ。おお……やっぱ制服はたまらんばい ドゥフフ」
ξ゚听)ξ 「ナマ言うなぺド野郎仕事しろ社会不適合者」
( ;・∀・) 「相変わらず手厳しい!ていうかやっとるもーん。こないだもティッシュ配りしたし」
ξ゚听)ξ 「……ラウンジ駅で?」
( ・∀・) 「お、なーんで知ってんの、言ったっけ俺。いやー在宅だとサボっちゃ……
ξ゚ー゚)ξ 「………材料買ってきたし、今から作るわ。今日はカレーよ!」
(* ・∀・) 「カレー!やたー!!!」
( ・∀・) 「でーもー、その前にー」
ξ゚听)ξ 「?」
ξ゚听)ξ (・∀・ ))) ススス…
ξ゚听)(・∀・ )ピタッ
ξ゚听)(・∀・ *)スリスリ
モー ξ*゚听(・∀・ *) テヘッ
801 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[sage]2008/10/23(木) 19:43:15.77 ID:LcSocyff0
( ・∀・) 「ちゅー。ここきもちー?」
ξ///)ξ 「……んー」
( ・∀・) 「ここもすきでしょー」
ξ///)ξ 「んーんーっ」
( ・∀・) 「(そろそろかな……)よし、じゃあいい?」
ξ;゚听)ξ 「う……うん」
( ・∀・) 「ん……どーお?」
ξ;>听)ξ 「う………」
( ・∀・) 「ほんとに無理なのかね……よっ」
ξ;><)ξ 「……っ!」
( *・∀・) 「……(おやこれは)」
802 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[sage]2008/10/23(木) 19:45:15.91 ID:LcSocyff0
ξ;><)ξ 「(うーわダメダメやっぱ絶対無理!!)」
( ・∀・) 『5、6人とかじゃない?』
( ・∀・) 『……こーんなこと今までなかったのになあー』
ξ゚听)ξ
ξ;凵G)ξ じわっ
( ;・∀・) 「わ、わあー!ごめん!痛いよねやっぱ!」
ξ;凵G)ξ 「や、違うの!これは……っいいから続けて!」
( ・∀・) 「……泣かれてるのに出来ないでしょJK」
〜いつものごとく手でしてもらいました〜
( * ・∀・) スッキリ
ξ゚听)ξ 「……………」 ざぶざぶ
( ・∀・) 「いや、なかなかいいもんだよー手もさ。こう……オナニーと違ってぎこちないかんじがまた……」
ξ゚听)ξ 「………ごめんね」
810 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[sage]2008/10/23(木) 20:08:43.62 ID:LcSocyff0
( -∀-) ぐーぐー
ξ;凵G)ξ 「(ぜんっぜん気持ちよくない……ぱねえ!!!)」
( -∀-) ぐーぐー
ξ;凵G)ξ 「(お腹まで裂けるかと思った……!クーの言ってたことも一理あるわ……)」
( -∀-) ぐーぐー
ξ゚听)ξ 「(……でもなんだか意外とぽっかり穴があいちゃったみたい……心にも)」
( -∀-) ぐーぐー
ξ゚听)ξ 「(こいつ気持ちよさそうだったな……それに、こんなぐっすり寝てんの初めて見たかも)」
( * -∀-) ……ぐふっ
ξ*゚听)ξ 「(ったく、何の夢を見てるやら………)」
ξ゚听)ξ 「…………でも、見れなくなっちゃったな、あの顔」
(; >∀<) 『うー……いやいや!……んーっどうしよ………』
ξ゚听)ξ 「これから、もう絶対に見ることは出来ないんだろうな……」
811 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[sage]2008/10/23(木) 20:11:14.28 ID:LcSocyff0
――――――――・・・… ・・ ・
( ・∀・) 「ところでさーあ、なんでさっき急に覚悟決めちゃったの?」
ξ゚听)ξ 「うーん……べつに」
( ・∀・) 「言え!吐けーおらー!」
ξ゚听)ξ 「………せめて対等になりたかったから、かな?」
( ・∀・) 「誰と?」
ξ゚听)ξ 「負けず嫌いなもんでー」
( ・∀・) 「あ、そうなの?へー…………え?」
ξ゚听)ξ 「だからかなー」
( #・∀・) ……ぽか!
ξ><)ξ 「あいた」
ξ#゚听)ξ 「ちょっ、なによー!」
813 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[sage]2008/10/23(木) 20:12:34.06 ID:LcSocyff0
( #・∀・) 「ばかたれーばかたれーそんなこと気にしてー!」
ξ;゚听)ξ 「は、えっ、何が?」
( #・∀・) 「(そんないらん心配で俺の……俺の萌えを……)」
ξ゚听)ξ 「……わけわからん」
( ・∀・) 「俺がお前をどんなに………まあいっか。ごはん食べよー」
ξ゚听)ξ 「?? はいはい」
( ・∀・) 「ごっそさん!うまかったーカレーは国宝」
ξ゚听)ξ 「いや発祥日本じゃないし。ほらほら台所まで運んでよ洗うんだから」
( ・∀・) ハイママー
ξ゚听)ξ 「……そろそろ寒くなるねー」 がちゃがちゃ
( ・∀・) 「ん、そだね」 がちゃがちゃ
815 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[sage]2008/10/23(木) 20:14:20.67 ID:LcSocyff0
ξ゚听)ξ 「水も冷たくなるわあーw」 がちゃがちゃ
( ・∀・) 「………どっかいこっか」 がちゃがちゃ
ξ゚听)ξ 「えっ」 がちゃ
( ・∀・)9m 「つっても車持つほど甲斐性ないから電車でだけどNE!」
ξ^凵O)ξ 「……知ってるわよw」
( ・∀・) 「フフフー。でもーバイト先の社員の紹介で、フルタイムで仕事就けることになったんだー」
ξ゚听)ξ 「………うそ!!?」
( ・∀・) 「ホーント。いい加減お前からニートニート言われ続けるのは堪えられんからねww」
( ・∀・) 「憧れのスーツ!とかも着てみよっかなって」
( ・∀・) 「それに実はもー面接とか契約とか終わってんだよねー。ちっちゃい事務所だけどさ」
ξ゚听)ξ 「まじでか……」
( ・∀・) 「ずっとケツ叩いてくれててあんがとね。女にあそこまで言ってもらったことなくてさあ」
ξ;゚听)ξ 「(いやそれはただ年上男性をなじる私ゾクゥーくらいにしか思ってなかったけど……)」
816 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[sage]2008/10/23(木) 20:17:09.98 ID:LcSocyff0
( ・∀・) 「でなきゃ一生こんままだったよ俺」
ξ゚听)ξ 「(スーツ……革靴……)」
( ・∀・) 「まーなんつーか、大したお礼は出来ないけどさ」
( ・∀・) 「金貯まったらローンで何か車買ってー、ドライブくらいは連れてくよ」
( ・∀・) 「なんてったって、やっとこさまともな社会人だものー!給料も今よりいいしー」
ξ゚听)ξ 「(車を運転してる横顔……バックするときの腕の位置……新たなる萌えが生まれようとしている……!)」
( ・∀・) 「あとさー」
ξ゚听)ξ 「?」
( ・∀・) 「それで温水器付けるから……手、冷たくないよ?」
817 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
[sage]2008/10/23(木) 20:20:42.33 ID:LcSocyff0
ξ゚听)ξ 「………えっ」
( ・∀・) 「これから毎年冬になっても、ごはん、作れるでしょ」
ξ゚听)ξ 「!」
ξ*゚听)ξ 「しょ、しょうがないわね!だったら作ってやってもいいわよ!ふん!」
( ・∀・)b 「もち制服にエプロンでね!ああでもお前の私服もすきー!デニムのショーパン!」
ξ゚听)ξ 「……………」
( ・∀・)+ 「……萌えってやつさ」
ξ*^凵O)ξ 「……バーカwwww」
ξ゚听)ξ ツンは新しいときめきを見つけていけるようです。 おしまい。
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