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俺と( ^ω^)のようです プロローグ
482 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 21:05:06.34 ID:+2WF3ba/O
俺と( ^ω^)のようです



ある日の夜。学校から帰り、薄暗い部屋に目をやるとがさごそと何かが動いていた。

剣治「泥棒か!?」

不安と恐怖が体中を電気のように流れる。
今までニュースの中の出来事でしかないと思っていた泥棒。
それが確かに今ここに存在しているのだ。
無感情でいられるほうがおかしい。

剣治「こら!!」

喉奥から消え出る声で泥棒に叫んだ。
こういう時は先手必勝、先にしかける勝ちだ。
慌てて逃げようとする所を捕まえればいい。
???「ふぁかまや」

剣治「捕まえたぞ!!」

483 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 21:09:18.56 ID:+2WF3ba/O
( ^ω^)「捕まってしまったお」

剣治「な!?」

泥棒と思っていた黒き影は人でなく別の生物。
と、いうかこいつは地球上の生物だろうか。まるでぬいぐるみのような体毛に豚っ鼻。

瞳に生きる証の煌めきは感じられない。

( ^ω^)「松田剣治、お前を仲間にしにきたお」

剣治「な!?」

どうして名前を知っているのか。
いや、名前程度ならば調べることは可能か。

484 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/04(土) 21:15:41.06 ID:+2WF3ba/O
剣治「ふざけるなよ、泥棒め」

( ^ω^)「お前の愛する倉織恵が死んでもいいのかお?」

剣治「どうしてそれを知っている!!」

恵は同じクラスの女の子だ。
スポーツ万能で体育系部活に助っ人をよく頼まれている。
例に漏れず、勉強はからっきしだが太陽のように明るく、おっぱいも大きいから誰からも好かれる存在だ。
俺が好きなのもうなずける。

( ^ω^)「もう一度だけ言う倉織恵が死んでもいいのかお?」

剣治「だめに決まってる」

( ^ω^)「ならば我が特務組織エンボータンに入るのだお」

剣治「わ、わかったよ」

これが俺と( ^ω^)の出会いだった。



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