ブーン系小説をまとめて紹介しているサイトです
HOME | 問合せ
( ^ω^)の人生は、運命と共にあるようです

第3話

[56] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/03(日) 22:48:01.84 ID:rnyGMaP50
少年と男性は、車に乗っていた。

( #^ω^)「で、これからどうすればいいんだお?」

('A`)「ふぅ、そう邪険にするなよ、な?」

( #^ω^)「邪険じゃないお!!」

('∀`)「ふっ、フヒヒヒ」

( ^ω^)「(キメエwwwww)」

( #^ω^)「何がおかしい!!」
[57] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/03(日) 22:48:52.51 ID:rnyGMaP50
('∀`)「いや、昔の俺とそっくりだなって思ってよ」

( ^ω^)「・・・」

('∀`)「ふう、それで、どこにいくかだったな」

そういうと、途端に、雰囲気が変わった。

('A`)「地獄だよ、思いつく限り、最悪のな・・・」

( ;^ω^)「・・・」
[58] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/03(日) 22:49:42.67 ID:rnyGMaP50


ブゥーーーーン


車の音が聞こえる。室内は無言だ。

ブーンは外を見る。この大都会ニュー速を
[61] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/03(日) 22:50:22.33 ID:rnyGMaP50





――――ここ大都市ニュー速は、腐りきっていた。




[62] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/03(日) 22:51:37.80 ID:rnyGMaP50

マフィアからは、VIPと言われているらしい。

カーチャンに聞いたことがある。ここは、生まれながらの悪の街だと

実際そうではないのかもしれないが、そういう背景は、最早人々に刷り込まれ、そう思い込まれていた。
[63] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/03(日) 22:53:44.23 ID:rnyGMaP50

市庁や警察は、賄賂におぼれ、まともな捜査をしない。

それをいいことに、マフィアが暗躍し始め、年がたつにつれて、ここはマフィアの楽園となっていった。
[65] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/03(日) 22:55:18.13 ID:rnyGMaP50

日々行われる殺人、強盗、麻薬売買・・・

ここにすむ子供たちは、両親からきつく言われるという

カーチャンにも言われた言葉だ

J( 'ー`)し「いい?ブーン」

J( 'ー`)し「夜は、絶対外にでたら駄目よ?特に、街の中心にはね」

( ^ω^)「わかったよ!カーチャン!」

懐かしい思い出だ・・・ん?まてよ・・・?
[67] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/03(日) 22:56:37.16 ID:rnyGMaP50
( ^ω^)「アッーーー!!!」

('A`)「うお!?どうした?」

( ^ω^)「カーチャンは?カーチャンはどうなるお!?」

('A`)「あ!言うのを忘れてた。」

( #^ω^)「忘れてた!!?」

('A`)「正直、スマンカッタ」

( #^ω^)「・・・」
[68] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/03(日) 22:57:41.83 ID:rnyGMaP50
( ´ω`)「・・・怒るのも疲れたお・・・」

('A`)「安心しろ、大丈夫だ。」

( ^ω^)「ほっ」

('A`)「うちのチームが、厳重に守ってるよ。もちろん、家の外でね」

('A`)「今度、お前と一緒に説得にあたるよ」

( ^ω^)「それは、よかったお」

―今度?
[69] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/03(日) 22:58:39.06 ID:rnyGMaP50

('A`)「それと、親には今の所学校の合宿ということにしてるから」

( ^ω^)「へ?それはつまり」

('A`)「つまり―」

('A`)「地獄の日程は、お前次第ってことだよ、ブーン」

( ;^ω^)「・・・」

ぞっと、した。あの男―ドクオの発言は、そのままの意味だ。直感で、そう感じた。
[72] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/03(日) 23:00:34.78 ID:rnyGMaP50
( ^ω^)「ところで」

('A`)「ん?」

( ^ω^)「あの爆発はなんなんだお?ダイナマイト?」

('A`)「あぁ。あれか、あれはな、俺の能力だ。」

( ^ω^)「能力?」
[73] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/03(日) 23:01:31.76 ID:rnyGMaP50

('A`)「おまえ、アニメとか見るほうだろ?」

( ^ω^)「!!何故わかった?これも能力かお?」

('A`)「馬鹿、お前が自分でそういってただろ」

( ^ω^)「お?・・・アッー!そうだったお!!」

( ^ω^)「で、それがなにかあるのかお?」
[74] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/03(日) 23:02:12.90 ID:rnyGMaP50

('A`)「つまりは、よくある超能力って奴さ」

( ^ω^)「妄想乙wwwwww」

(#'A`)「・・・お前、手を前に出しな」

( ^ω^)「?こうかお?」

ブーンは手を前に差し出した。その時!

ボッ!

ブーンの手のひらの上に炎ができた。
[75] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/03(日) 23:03:06.98 ID:rnyGMaP50

( ^ω^)「うわお!!こ、こんなのトリックだ!!どど、どうせ幻だろう!!」

―幻でも、十分な超能力だが、この際気にしないでおこう

('A`)「お前はMrサタンかw 嘘だと思うなら触ってみな」

( ^ω^)「あッ熱ッ!」

('A`)「普通の奴なら、ベラベラ能力は喋らんのだが」

('A`)「俺の場合はかく乱の為に喋る場合が多い。覚えときな」

( ^ω^)「ソルやフェイロンはよくこんなの耐えれるな・・・」
[77] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/03(日) 23:04:08.37 ID:rnyGMaP50

( ^ω^)「夢じゃ、ないおね?」

自分の頬をつねる。痛い。起きない。うん、現実だ

( ^ω^)「\(^o^)/俺の頭オワタ」

('A`)「まぁ、信じないのも無理はない。そのうち嫌ってほど思い知るさ・・・」
[79] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/03(日) 23:05:26.09 ID:rnyGMaP50
( ^ω^)「そういえば、能力にタイプとかないのかお?」

('A`)「ん?」

( ^ω^)「飛行タイプとか、ほのうタイプとか・・・」

('A`)「そんなくくりは聞いた事がないな。」

( ^ω^)「そうなのかお・・・?」

('A`)「まぁ、戦ってたら、こいつはこんなタイプだなっていうのはあるけどな」

( ^ω^)「それを、タイプっていうんじゃ?」

('A`)「・・・」

( ^ω^)「ちょwww」


そうこうしてるうちに、車はどんどん街はずれに向かっていった・・・

第4話へ


HOMEに戻る ニュー速VIPのブーン系小説まとめ
Copyright © 2008 Boon Novel. All Rights Reserved.
inserted by FC2 system