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問合せ
合 戦 開 始 だ !!
574 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2008/10/05(日) 01:07:56.17 ID:bcHXlfP6O
ごめんレベルは底辺だと思う
( ^ω^)「僕は…終わらせるお!」
('A`)「なぁ、俺はまだ終わりとはいってないぞ?」
ξ゚听)ξ「あんたに…あんたなんかにわかるもんですか!」
川 ゚ -゚)「ふん…まだ目は死んでないか」
(´・ω・`)「初めてだよ、こんな気持ちは」
( ゚∀゚)「おいおい頼むぜぇ〜?」
( ´_ゝ`)「ゲーム内で歴史変えるのも…悪くないな」
(´<_` )「流石だよな、俺達…」
( ・∀・)「さぁ教えてもらうよ、帰り方をね…ゲームマスターとやら」
(*゚ー゚)「ふふっ、まだ足りないわ…まだまだ、ね」
-( ^ω^)は戦国歴史ゲームに巻き込まれたようです-
(*゚ー゚)「さぁ…私の手のひらで踊るのよ」
「 合 戦 開 始 だ !! 」
575 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2008/10/05(日) 01:09:40.88 ID:bcHXlfP6O
-第一話「はじまり」-
( ^ω^)(勉強だるいお…)
とても暑い夏の日の昼過ぎ…ある高校の教室でとてもだるそうな学生が一人。
( ^ω^)(もう寝ちまうお)
机に腕をくんで机に突っ伏し始めた。すると―
ξ゚听)ξ「ちょっと起きなさいよ!成績落ちたらどうすんのよ!」
( ^ω^)「…ブーンは頭いいから大丈夫だお。それよりツンの方が危ないお」
ツンと呼ばれたきれいな金髪の女の子。どこから出したのか広辞苑を投げようとしている。
ξ゚听)ξ「なっ…そんなことより!ブツブツ…」
(´・ω・`)「うるさいなぁ…ぶち殺すぞ。内藤とその彼女、廊下にたってろ」
ξ///)ξ「な、かのかのかの…じょ…」
( ^ω^)「はいだお。ツン、いくお」
内藤と呼ばれた学生は、ツンをひっぱり廊下にでる。
576 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2008/10/05(日) 01:11:12.31 ID:bcHXlfP6O
廊下は教室より少し涼しかった。
日が当たらな上に心地よい風が廊下を通り抜けた。また眠くなる。
( ^ω^)「…寝たかったお」
ξ///)ξ「かかかかののの…」
ツンはまだ赤面している。みていて面白いぐらいに真っ赤な顔。
( ^ω^)(付き合い初めて1ヶ月たったのにまだこの調子だお…)
( ^ω^)(なんでブーンと…って思っていたけどこれじゃあ先が思いやられるお)
そんなことを思っているうちにチャイムが廊下に鳴り響いた。
教室からどんどん生徒が出てくる。そのなかに男女に寄ってくる男が1人。
('A`)「お熱いねー、二人共」
( ^ω^)「うるさいお。それよりなんでみんな帰ってるんだお?」
('A`)「オイオイ…今日は研修授業で五時間目までだぞ」
( ^ω^)「そうだったお!早く帰って遊ぶお!」
579 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2008/10/05(日) 01:14:03.60 ID:bcHXlfP6O
教室からバックを取って廊下に出てくる。隣の席のバックもとってやって。
( ^ω^)(ブーンって紳士だおwww)
( ^ω^)「はい、ツン!」
ξ゚听)ξ「ふんっ! 当然の事に礼なんて言わないから!」
いつの間にかいつもの毒舌に戻っている。
( ^ω^)「あ、ドクオ今日遊ぶお?」('A`)「いいねぇ、遊ぶか?」
( ^ω^)「じゃあブーンの家まで競争だお!」
('A`)「よーし、今日こそ負けないぜ」
ξ゚听)ξ「えっ…あ、あの」
( ^ω^)「ツンも遊ぶお? だったら家にくるお!」
( ^ω^)「ブ―――――――ン、だお」
ξ゚听)ξ「行っちゃった…」
ξ゚听)ξ(また…一緒に帰れなかったなぁ…)
581 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2008/10/05(日) 01:15:06.63 ID:bcHXlfP6O
外はとても暑い。油断したら焼豚になりそうだ。体格的な意味で。
( ^ω^)「ブ――――ン、お?」
見慣れないゲーム屋がある。開店してすぐだろうか?なんだか気味が悪い。
立ち止まると後ろからとんでもない衝撃。
('A`)「エリンギッ!?」
( ^ω^)「ドクオ、菌類がどうかしたお?」
('A`)「おま…物質は急には…止まれ…」
( ^ω^)「あそこにゲーム屋なんてあったかお?とにかく入るお」
('A`)「我が生涯に…一片の悔いなし…!」
後ろで「漢」らしい死を遂げたドクオをほっといて店にはいることにした。
「いらっしゃいませー」
なんだか暗い。こんなゲーム屋繁盛するだろうか?
そう思いつつも奥へと足を進め、目に付いたもの。
( ^ω^)「なんだおこれ?」
582 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2008/10/05(日) 01:17:41.18 ID:bcHXlfP6O
本屋などにある「おすすめ!」の札が10個…いやそれ以上貼ってある。
戦国シミュレーション?シュミレーション?そんなのはどっちでもいい。
異様な雰囲気を出すケースを手にとって裏をみると、
「今までになかった臨場感!君はこの世界でなにをする?多種多様な生活を活目せよ!」
( ^ω^)(なんだか面白そうだお…)
「お客様…」
後ろから手が伸びてくる。
( ^ω^)「ひっ…な、なんだお!?」
振り返るとなかなかきれいな店員さん。
( ^ω^)(いやいや、ブーンにはツンがいるお)
「現在開店セール中でしてその作品をワンコイン…500円でお買い求めいただけます」
( ^ω^)「おっおっそんなに安いのかお!? 買うお!」
「お買い求めありがとうございました。是非楽しんでください」
おきまりの声を背に自動ドアをでて、ドクオの元へ向かった。
(*゚ー゚)「楽しめたら…いいけど」
店員の女はクスッと笑うと奥へ消えていった。
>>580
こんな感じ?改行いっぱいになったけど…
586 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2008/10/05(日) 01:21:30.52 ID:bcHXlfP6O
ゲーム屋は冷房が利いて少し寒いぐらいだった。やっぱり外は暑い。
( ^ω^)「ドクオ、面白そうなゲームを見つけたお! いまから家でやるお!」
('A`)「私は、ユリアを愛していたのだ!」
よくわからない事を行ってるドクオを引きずって、家に帰った。
( ^ω^)「ただいまだお」
小綺麗な部屋に向かってまずは挨拶。
( ^ω^)「誰もいないけどいってみたお」
('A`)「北斗七星の脇に星が見える…死…ブツブツ」
( ^ω^)「ドクオ、今は昼だお。戻ってくるお」
ドクオの頬を思いっきり叩き、バチィンと部屋に音が響いた。
('A`)「ハッ…俺は…」
ドクオが戻ってきたのを確認してからゲーム機をセットし、買ってきたソフトを入れる。
( ^ω^)「説明書はめんどくさいお。習うより慣れろだお」
ゲーム機のスイッチを入れた。すると…
587 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2008/10/05(日) 01:23:20.16 ID:bcHXlfP6O
( ^ω^)「なんだおこの光は」
壊れたか、と思ったがそういうわけでもなさそうだ。
('A`)「…なに買ってきたんだよ」
ゲーム機は眩しいぐらいの光に包まれている。
( ^ω^)「500円は安すぎたかお…?」
('A`)「え、500円っておま― 」
部屋が光に包まれる。
意識がどんどん無くなっていった…
すると、誰もいなくなった部屋にチャイムが響く
ξ゚听)ξ「…なんなのよ誘っといて!? ちょっとブーン!」
ドアをあけた先には誰もいない
ξ゚听)ξ「…あれ? 部屋間違えたかな」
表札を確認する。内藤ホライゾンと雑な文字で書かれていた。
ξ゚听)ξ(…なんで?…あ)
彼女の目に入ったのは1つのケース。途端に風が入ってきて説明書らしきものがパラ、とめくれた。
ξ゚听)ξ「なんだろ、あれ」
彼女は、いつの間にかその説明書らしきものに手をかけている
588 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2008/10/05(日) 01:24:05.38 ID:bcHXlfP6O
ξ゚听)ξ(なになに…)
「戦国の世界へようこそ!このゲームを始めるとそこからあなたは戦国時代の住人!
そこで名をあげるのも良し、一生忠誠を誓うも良しで自由に行動できます!
目指せ天下統一!」
彼女は次のページを見る。ここまではそこらへんにあるゲームと同じだろう。
「しかし!この世界でのゲームオーバーは現実世界での死を意味します!気をつけてね(はぁと」
ξ゚听)ξ(…え)
おかしい。ゲームオーバー=死? それは最早ゲームではない。
ξ゚听)ξ(…助けなきゃ!)
何が彼女をそうさせたかわからないが、彼女はすでに電源のスイッチを入れてしまった。
先ほどと同じようにゲーム機が光に包ま
れる。
ξ゚听)ξ「え? きゃあっ!」
そして誰もいなくなった部屋に…また、風が通り抜けた。
第一話・完 続く
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