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(´・ω・`)がトンファーな正義の味方になったようです


第3話

4 名前: ◆HJpDhgwF9U :2007/01/22(月) 20:22:29.03 ID:8PEn6jPJ0
第3話 バーボンハウスのォォォッ!日常ゥゥゥッ!

-前回の戦いで瀕死の傷を負った僕はすぐさまトンファーリラックスを使って回復した。

今日は久しぶりにバーボンハウスに行くことが出来る。

店の入り口のドアを開ける。

まだ誰もいない店内。静寂がとても心地良い。

(´・ω・`)「さ、仕事しないとね」

厨房で一人で仕込みを始める。

……

仕込みをはじめて何分がたったか…。

大してたってない気がするが、入り口の方から誰かの来店を告げる音が聞こえてきた。

まだ開店前のはずだけど、誰か来る予定あったっけ。


5 名前: ◆HJpDhgwF9U :2007/01/22(月) 20:23:07.06 ID:8PEn6jPJ0
(´・ω・`)「お客さん、まだ開店してまs…あ、何だブーンか」

(;^ω^)「おっおっ。珍しくショボンがいるお」

彼の名前はブーン。僕のバーの従業員でとてもよく働いてくれている。

僕はほとんど店にこれないがバーボンハウスが軌道に乗ったのは彼の働きがあってこそである。

(´・ω・`)「今日はどうしたの?」

聞いてみる。

( ^ω^)「ショボンいつもいないから、今日もいないと思って仕込みしにきたんだお」

(´;ω;`)「ウゥ、ほんとは来たいんだけどね。いつもすまないねぇ」

不覚にも泣いた。ブーンがそこまで店のことを気に掛けていてくれたなんて。


6 名前: ◆HJpDhgwF9U :2007/01/22(月) 20:25:23.91 ID:8PEn6jPJ0
( ^ω^)「キメェwwww。ここは僕にとっても大切な場所だから当たり前のことしてるだけだお」

うん、ブーンはほんと良い子だよね。だけどキメェwwwwは後でお仕置きのフラグだよね。

するとまた入り口の方から誰かの来店を告げる音がなる。

( ^ω^)「おっおっ。誰かきたお。ショボン泣きやむお。お客さんに見られるお」

ξ゚听)ξ「あのー」

見慣れない娘がきた。

( ^ω^)「あ、ツンだお。こんにちはだおー。これはこのバーのマスターのショボンだお」

どうやらブーンの知り合いのようだ。

ξ゚听)ξ「始めまして、ツンです。ブーンがお店忙しいからって勝手に手伝ってました」


7 名前: ◆HJpDhgwF9U :2007/01/22(月) 20:26:46.38 ID:8PEn6jPJ0
店を手伝っていた?ブーンからは一言も聞いてない。

(´・ω・`)「ブーン。3行で説明して」

( ^ω^)「店
       客襲来
       ツンにヘルプ」

なるほど。僕がふがいないばかりにブーンのみならず、ブーンの友達にまで苦労をかけていたとは。

(´;ω;`)「ほんと、すまないねぇ」

(;^ω^)「な、泣くなお。ツンがみてるお」

ξ;゚听)ξ(…そういう関係なのかしら)

ツンに何か勘違いされていそうだが、引き続きブーンの手伝いをしてもらうように頼んだ。

勿論、給料を払うということも伝えて。

8 名前: ◆HJpDhgwF9U :2007/01/22(月) 20:29:21.94 ID:8PEn6jPJ0
その日僕らは楽しく3人でバーを切り盛りした。

全員忙しい状態でなんとか閉店を迎えることとなった。

(´・ω・`)「二人ともお疲れ様」

( ^ω^)「今日は中々お客さんがいっぱいきたお。繁盛してうれしいおー」

ξ゚听)ξ「そうね」

閉店したはずの店内に、入り口から来店を告げる音が聞こえる。

ノハ*゚听)「ショボンーッ!きちゃったぞォォォッ!」

これは間違いなくヒー。声を聞いただけでわかってしまった。僕は間違いなく絞められる。

/(^o^)\ナンテコッタイ!

9 名前: ◆HJpDhgwF9U :2007/01/22(月) 20:33:33.10 ID:8PEn6jPJ0
(´・ω・`)「ヒー、あんまり煩くするのはいただけないな」

ノパ听)「じゃ、黙る」

(´・ω・`)「…」

ノパ听)「…」

そういえばヒーが黙ってるのは珍しい。なんか、震えてるけど。

……

すぐにヒーが口を開く。

ノハ*゚听)「ハイ!黙った!抱きしめろ!」

(;´・ω・`)「…」

(´・ω・`)(たまにはおちょくってみるのも面白いかもしれない)


10 名前: ◆HJpDhgwF9U :2007/01/22(月) 20:34:51.10 ID:8PEn6jPJ0
(´・ω・`)「ん、じゃあちょっとこっちおいで」

僕はこっちへ、ヒーを呼ぶ。

ノハ*゚听)「…!?」

ノパ听)(これはこのままジャーマンスープレックスか!?どんな技でも受けてたつぜェェェッ!!)

(´・ω・`)「ギュー」

ノハ*゚听)(!?あれ…?)

僕は抱きしめる力を強めにしてみた。

ノハ*゚听)(これは普通に抱きしめられてないか!?予想外ィィィ!)

ボンッ

あ、ヒーがオーバーヒートした。


11 名前: ◆HJpDhgwF9U :2007/01/22(月) 20:35:34.54 ID:8PEn6jPJ0
( ^ω^)「こ、これは…」

ξ゚听)ξ「ブーン帰るわよ。邪魔しちゃ悪いわ」

( ^ω^)「おっおっ。ツンはブーンと帰りたいのかお?」

ξ///)ξ「べ、別にあんたなんかと帰りたいわけじゃないんだからね!?」

(;^ω^)「…まぁいいお。ツン帰るお」

ブーンとツンが出て行くのが見えた。

ああ、最後の頼みの綱達が行ってしまった。

ヒーが起きたら、僕は今日死ぬかもしれない。


12 名前: ◆HJpDhgwF9U :2007/01/22(月) 20:38:16.35 ID:8PEn6jPJ0
しかし…ヒーは僕の何処が気に入ったんだろうか。

顔はしょんぼりしてるし、決してカッコイイとはいえない。

更に、ヒーに対する扱いは凄く適当だと思うんだけど…

ちょっと起こして聞いてみよう。

(´・ω・`)「…おーい、ヒー起きろー」

ノパ听)「う!?」

(´・ω・`)「僕なんかのどこが…」

ノパ听)「おう!」

(´・ω・`)「僕なんかでいいの?ヒーは可愛いからもっとカッコイイやt」

ノハ*゚听)「うるせぇ!全部好きだバカヤロォォォ!」

なんだか言葉をさえぎられた上に断言された。これは予想GUY。

聞きなおしてみよう。

13 名前: ◆HJpDhgwF9U :2007/01/22(月) 20:38:40.99 ID:8PEn6jPJ0
――――

今日はなんだかショボンがいっぱい話してくれる。とてもうれしい。

(´・ω・`)「じゃ、君の大好きな芋羊羹と僕、どっちが好きなんだい?」

これは難しい質問だな。

いもよーk…いかんいかん。私はショボンのそういうちょっと意地悪なところも好きなのだ。

ノパ听)「そんなもん、いもよーk。………。ショボンに決まってるじゃないかァァァッ!」

(´・ω・`)「じゃ、この芋羊羹は僕が食べるね」

そういって机から取り出した芋羊羹を食べだした。

ノハ*゚¬゚)「…」

(´・ω・`)「そんなに物欲しそうな顔しないでよ。冗談だから、ほら、芋羊羹あげるよ」

ショボンは机からもう1本芋羊羹をだし、私にくれた。

ノハ*゚听)「悪くねえ…悪くねえぞ、ショボン!その優しさ!さあ!!抱いてやる!!」

(´・ω・`)「うん、却下」


14 名前: ◆HJpDhgwF9U :2007/01/22(月) 20:39:38.73 ID:8PEn6jPJ0
第3話 バーボンハウスの日常! 完

ショボンの状態 正常



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