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( ^ω^)の人生は、運命と共にあるようです

第7話

[3] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/13(水) 23:55:39.34 ID:ySwVNCY60

ノパ听) (初めての戦闘で、私に足払いをつかわせるとは・・・)

ヒートは、ブーンを見下ろしていた

視線の先にある"物"は、血まみれで、ぐったりして、あまり息をしてるように見えない

生きてるのかさえわからない まさに瀕死だ
[4] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/13(水) 23:56:40.43 ID:ySwVNCY60

ノパ听) (まぁ、めんどくさかっただけだけど)

ノパ听) (この子・・・以外とめっけものかもな)

ノパ听) 「なおるよ!いけるか?」

('(゚∀゚∩「なおすよ!」

なおすよは、ブーンに近づき、手を置くと、なにかに気づいた
[5] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/13(水) 23:57:34.23 ID:ySwVNCY60
('(゚∀゚∩「・・・マナ?」

マナだ。ブーンの体から、マナを感じたのだ

ノパ听) 「な・・・!?もう"覚醒"を始めたのか!?」

ノハ;゚听)(まだ一回目なのに・・・)
[6] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/13(水) 23:58:42.92 ID:ySwVNCY60

そう、凄く異常な速さだ

一般人が覚醒しようとしても、なかなか覚醒するものではない

覚醒するのに平均10回前後は瀕死になっている

ヒートも、覚醒するために6回も瀕死の体験をした

ノパ听)「つまり、この子は何もしなくても、覚醒していたって事か・・・」

ノパ听)(これも、この子の運命か・・・)
[7] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/14(木) 00:00:25.21 ID:oTzIEBIF0


あぁ・・・痛みがなくなってきたお・・・

[9] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/14(木) 00:01:34.75 ID:oTzIEBIF0

( ^ω^)「ここは・・・?」

―意識ははっきりしてるけど、何も見えないお・・・?

( ^ω^)「まっくらだお・・・声もでてる気がしないお」

( ^ω^)「んー・・・よくわからんお・・・
       にしてもおかしいお。死ぬときって走馬灯
       みたいに記憶が巡ってくるってきいたけど・・・」

―そのとうりだ
[10] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/14(木) 00:03:17.64 ID:oTzIEBIF0

( ^ω^)「だおね?なんでだっ・・」

(;^ω^)「・・誰だお?どこにいるお?」

(゚、゚*トソン「ここだ」

まっくらな世界に、ぽつんと、少女が現れた。
[11] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/14(木) 00:04:55.16 ID:oTzIEBIF0

(;^ω^)「・・・君は、だれだお?ここh―」

(゚、゚*トソン「そんなことより」

(;^ω^)「お?」

(゚、゚*トソン「少年よ、今からお前に問うことがある」

( ^ω^)「・・・なんだお?」

(゚、゚*トソン「簡単な問いだ。すぐに答えがでるだろう」
[12] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/14(木) 00:07:39.18 ID:oTzIEBIF0
(゚、゚*トソン「まず一つ目の選択は、人生をあきらめ、死ぬ選択だ。
     この選択は楽だぞ?少年。何もしなくていいからな」

( ^ω^)「・・・」

(゚、゚*トソン「二つ目は、人生をあきらめなず、抗う選択だ。
     人生は、長く、辛い。お前が今まで体験していた数倍の痛みがまってるだろう」

(゚、゚*トソン「問いは、この2つだ。よく考えて選べ」
[14] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/14(木) 00:09:03.16 ID:oTzIEBIF0

( ^ω^)「こんなの愚問だお!」

(゚、゚*トソン「ほう?いいのか少年?そんな簡単に答えを決めて」

( ^ω^)「何がだお?」

(゚、゚*トソン「これから先、お前はさっき受けた痛みを何度も受けるのだぞ?
     精神的にも辛いことがたくさんあるだろう。絶望もするだろう
     それでも、お前は生を望むのか?」

( ^ω^)「・・・」
[15] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/14(木) 00:10:07.29 ID:oTzIEBIF0

( ^ω^)「・・・それでも、僕は生きるお!だって」


―僕はまだ、自分の人生に絶望した訳じゃないから―

[18] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/14(木) 00:12:32.12 ID:oTzIEBIF0

(゚ー゚*トソン「・・・よくわかった」

( ^ω^)「じゃ、これでお別れだお」

(゚ー゚*トソン「まぁまて、そうせかすな少年よ」

( ^ω^)「なんだお?また質問かお?」

(゚ー゚*トソン「お前に、一つ餞別がある。
     それは、お前がかつて一番ほしいと願ったものだ
     今は実感がなかろうが、後にわかるだろう・・・受け取れ」

( ^ω^)「把握したお!」
[20] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/14(木) 00:13:58.26 ID:oTzIEBIF0

( ^ω^)(これが・・・ヒートが言ってた"契約者"かお)

(゚、゚*トソン「ではさらばだ」


少女は、小さくお辞儀したかと思うと、ふっと姿を消していった―

[22] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/14(木) 00:15:38.62 ID:oTzIEBIF0

「  !・・・ゥン!!」


ノパ听)「ブゥゥゥゥウウウウゥゥゥン!!!」

( ゚ω゚)「ゥワア!」

ノパ听)「やっと起きたか!」

キィィィィン―
[24] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/14(木) 00:16:54.65 ID:oTzIEBIF0

(;^ω^)「耳がキーンってするお」

ノパ听)「覚醒おめでとう!ブーン!」

( ^ω^)「え?何故しってるんだお?」

ノパ听)「マナは見えないが、感じる事はできるんだよ!ブーンも、私のマナを感じないか?」

( ^ω^)「たしかに・・・感じるお」

そう、本当にただの雰囲気だが・・・それっぽいのを感じるお

この人のは、なんかあったかいお
[27] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/14(木) 00:18:21.15 ID:oTzIEBIF0

ノパ听)「ここの役目はこれで終わりだ!よく耐えたな!」

(;^ω^)「もう二度とここには来たくないお・・・」

ノパ听)「悪いが、ここには向かえがこない。一人で帰ってきてくれ」

( ^ω^)「把握したお!」
[28] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/14(木) 00:20:13.76 ID:oTzIEBIF0
( ^ω^)「じゃあ、ヒートさん、なよるよさん、さよならだお!」

ノパ听)「おう、がんばれよ!」

('(゚∀゚∩「さよなら!」

バタン!
ブーンは、部屋を出て行った

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