ブーン系小説をまとめて紹介しているサイトです
HOME | 問合せ
('A`)はもっぱらミルクティーのようです
102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(福岡県):2008/09/17(水) 00:15:29.48 ID:76QW09FR0
ミルクティーを飲む―――――

この男の至福の時であった。

('A`)はもっぱらミルクティーのようです。

104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(福岡県):2008/09/17(水) 00:16:16.97 ID:76QW09FR0
男の名はドクオ。
ミルクティー中毒と言っても過言でないほどミルクティー好きである。

酒の席で上司に絡まれても

(,,゚Д゚)「あ゛ー、ドクオ君〜私の酒が〜〜ヒクッ〜飲めんと言うのか〜?」

('A`)「私はもっぱら…」

そう言うとマイ ミルクティーを目線ぐらいに持ち上げ

('∀`)「ミルクティーですから」

と断るほどミルクティー好きなのだ。

おかげで係長からトイレ掃除に格を下げられてしまった。

105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(福岡県):2008/09/17(水) 00:16:47.47 ID:76QW09FR0
それでもトイレ掃除をしながら

('A`)「私はもっぱら……」

ミルクティーを目線ぐらい持ち上げ

('∀`)「ミルクティーですから」

と言ってミルクティーを飲み干し
モップを手に取りトイレ掃除をする。

106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(福岡県):2008/09/17(水) 00:17:25.03 ID:76QW09FR0
懸命にトイレを掃除し、定期的にミルクティーを飲むドクオの背中には
何の迷いも無い、漢の背中になっていた。



( ^ω^)「おっぉwwwあのトイレ掃除、なんであんなに清清しい顔してるんだおwww」

( ^ω^)「僕らは上司の機嫌を伺ったりして……」


( ;ω;)「――――」

男の目からなぜか涙が溢れ出してきた。
そして男は気がついたらトイレに向かっていた。

('A`)「あ……申し訳ございません。ただいまトイレ清掃中なので……」

( ;ω;)「ぼ、僕にもミルクティーを飲ませてくださいお」

('A`)「……」

('∀`)「かまいませんよ。さあ」

とドクオはミルクティーを差し上げた。


('A`)はもっぱらミルクティーのようです。




2008年9月後半TOPへ
総合TOPへ


HOMEに戻る ニュー速VIPのブーン系小説まとめ
Copyright © 2008 Boon Novel. All Rights Reserved.
inserted by FC2 system