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問合せ
('A`)たちは水の上に生きるようです
第6話
45 :
◆ct9JfRCXVU
[] :2009/03/22(日) 00:58:23.06 ID:B01EN2C70
第6話 「手作弁当」
ドクオたちはテーブルのを囲んで昼食をとろうとしている、しかしその表情は一様に暗い
過去にツンが作ってきた料理の数々は地雷という言葉ですら生ぬるいものだったからだ
('A`)「ブーン、俺この昼食が終わったら故郷のテキサスで牧場をやるんだ…」
(;^ω^)「死亡フラグたてんなお、つーかドクオはVIP島生まれVIP島育ちだろうがお」
从;゚∀从「オレ様、急用があったような気がする」
川;゚ -゚)「一人だけ逃げようとしてもさせないぞ」
(;´・ω・`)「1人あたりの量が増えるからね」
ノハ;゚听)「もう覚悟を決めるしかないぞおおおおお!!!」
46 :
◆ct9JfRCXVU
[] :2009/03/22(日) 01:00:22.73 ID:B01EN2C70
ξ゚听)ξ「何よ覚悟って」
そういいながらツンが奥のちゃぶ台の上からおにぎりと卵焼きをのせた紙皿を運んでくる
( ^ω^)「見た目に異常はないお・・・」
ξ;゚听)ξ「何よ異常って」
(;^ω^)「お?なんでもないお!」
(;^ω^) (つい声に出してしまったお・・・)
(;´・ω・`)「じゃ、じゃあせっかくツンがつくってきてくれたんだ、いただこうじゃにゃいか」
('A`) (あ、噛んだ)
从;゚∀从 (噛んだ)
川;゚ -゚) (さすがのショボンも動揺を隠しきれてないな・・・)
ノハ*゚听) (にゃいか・・・)
49 :
◆ct9JfRCXVU
[] :2009/03/22(日) 01:02:52.04 ID:B01EN2C70
沈黙が続き、最初の一個をとろうとする者が現れない、お前が先に行け、いやお前がと牽制の試合が沈黙の中続く。
(;^ω^)「では・・・ツン、いただくお・・・」
意を決したブーンがおずおずとおにぎりを手に取り口に運ぶ
('A`) (勇者だ・・・、さすが夫・・・)
川 ゚ -゚) (愛のなせる業だな・・・)
ブーンはおそるおそるおにぎりにかぶりつくとゆっくりとそれを咀嚼した、少しの間沈黙がその場を支配する
( ^ω^)「・・・お?ツン、おいしいお!」
ξ*゚听)ξ「あ、あったりまえじゃないの!」
ξ///)ξ (おいしいだって!)
( ^ω^)「具はシャケかお、別に特別なんじゃなかったのかお?」
ξ゚听)ξ「あ、具は全部違うのが入ってるから」
51 :
◆ct9JfRCXVU
[] :2009/03/22(日) 01:04:15.40 ID:B01EN2C70
(;´・ω・`) (な、なんだってー!)
(;^ω^)「そうなのかお、凝ってるおね」
(;^ω^) (シャケで助かったお・・・きっと先陣をきった僕への神様がくれたごほうびだお・・・)
ツンの「具は全部違う」発言に戸惑うドクオたち、そこに1人安全牌をひいたブーンがいやらしい微笑みを浮かべながら言う
( ^ω^)「みんな・・・何だまってるお・・・みんなもたべたらいいお・・・?」
从;゚∀从 (あの野郎・・・自分は食べたってか)
('A`)「じゃあ次はオレがいただこう・・・」
悲壮な決意を背負ったドクオが2個目のおにぎりに挑戦する
ドクオはおにぎりの山の一番上にのった一つを手に取るりひとしきりおにぎりの全体を観察した後、勢いよくかぶりついた
グジュッ・・・
(;'∀`) (・・・え?)
54 :
◆ct9JfRCXVU
[] :2009/03/22(日) 01:07:07.90 ID:B01EN2C70
3分の1ほど欠けたドクオのおにぎりの中からはぐじゅぐじゅした赤い謎の物体がはみ出していた
(;'A`)「・・・何コレ、すっぱいんだけど何これ?宇宙人の内臓?」
震える声でドクオがたずねる
ξ゚听)ξ「イチジクよイチジク、すっぱくておいしいでしょ?」
(;'A`) (うまい訳ねぇだろうがコノヤローが・・・!)
从;゚∀从 (こっえー!)
神はドクオにはうつむきながら残りを口に押し込むしか選択肢は残さなかった、マズイなどと抜かせば鉄拳が飛んでくる
川;゚ -゚)「次は私がいただこう」
ξ゚听)ξ「なんであんたたち順番で食べるのよ」
クーがおにぎりにぱくりと小さくかじりつく、その刹那クー顔に影が入る。
_,
川 ゚ -゚) 「む・・・」
ノパ听) (おねいちゃんはハズレかああああ!!!)
56 :
◆ct9JfRCXVU
[] :2009/03/22(日) 01:11:53.89 ID:B01EN2C70
_,
川 ゚ -゚) 「なかなかすっぱい梅干だな」
ξ゚听)ξ「ペニサスちゃんのおばあちゃんからもらったやつよ」
(´・ω・`) (地雷と思いきやセーフ)
从 ゚∀从 (以外にセーフ率が高いのかも)
从 ゚∀从「じゃあ次はオレ様が・・・」
(´・ω・`)「僕もいただくよ」
ノパ听)「アタシももらうぞおおおおおおお!!!」
3人とも同時にかぶりつく
从 ゚∀从「お、なんだこれ焼肉か?うめーじゃん」
ハイン、カルビ入りを引き当ててセーフ
从;゚∀从(神様ありがとう・・・・)
57 :
◆ct9JfRCXVU
[] :2009/03/22(日) 01:13:11.64 ID:B01EN2C70
無事生還したハインの横にはピクピクと小刻みに震えるショボンがいた
:(;´゙゚'ω゚'`):「な にこの むらさ き の・・・」
ξ゚听)ξ「オリジナルのブルーベリージャムよ」
:(;´゙゚'ω゚'`): 「ぁりぇヘん・・・」
ショボン、ツンオリジナルのしょっぱいジャムの前にあえなく撃沈した
( ^ω^) (かわいそうに・・・オリジナルがついたらもう終わりだお)
59 :
◆ct9JfRCXVU
[] :2009/03/22(日) 01:15:52.69 ID:B01EN2C70
残るヒートの中身は一体・・・?ヒートに視線が集中する
ノパ听)「・・・ぉお?辛くてうまいなああああああああ!!」
('A`) (セーフのおにぎりいいな・・・明太子とかかな)
ξ゚听)ξ「ハバネロ丸ごと入りよ!」
(;^ω^) (いや普通ならアウトだお、っていうかハバネロ丸ごととか毒盛ってるようなもんだお・・・)
ξ゚听)ξ「卵焼きも食べてみてよ」
('A`) (見た目は普通なんだがな・・・)
(;^ω^)「そうかお、それじゃあいただくお」
卵焼きを一切れつまみ上げるて口に放り込む、見た感じでは異常は感じられなかった
(*^ω^)「おっ?普通においしいお!」
ξ///)ξ「そ、そう?もっと食べてもいいのよ?」
62 :
◆ct9JfRCXVU
[] :2009/03/22(日) 01:17:54.46 ID:B01EN2C70
('A`)「コレは全部同じだよな?」
ξ゚听)ξ「そうだけど・・・何?」
(´・ω・`)「いただきます」
ぱくりとショボンが卵焼きを頬張る
(*´・ω・`)「ほんとだ、ちょっと甘めだけどおいしいね!」
(*^ω^)「ブーンはこれくらいが好きだお!」
从 ゚∀从「ほんとだ、こりゃ旨いな」
('A`)「マジでか、おまえら俺を騙そうとしてるんじゃないだろうな、言っておくが俺のライフは残り1だぞ」
ξ;゚听)ξ「何よ騙すって、何回も練習したんだから大丈夫よ」
64 :
◆ct9JfRCXVU
[] :2009/03/22(日) 01:20:07.60 ID:B01EN2C70
ノパ听)「おいしいぞおおお!ツン!」
川 ゚ -゚)「うむ、おいしいぞツン」
みんなは口々に卵焼きを賛辞した、料理の下手なツンがここまでの物を作れるようになるとはたいした進歩だ、
料理がうまくなりたいと努力した結果なのだろう。
川 ゚ -゚) (変わらないようでもでも人は変わっていく、か)
変わらない自分たちの関係もいつか変わってしまうのかもしれない、私は今の関係が気に入ってるんだがな。
クーはおいしくなったツンの卵焼きを頬張りながらそう思う。
ξ゚听)ξ「まだおにぎりはたくさんあるわよ」
_,
川 ゚ -゚) 「ううん・・・」
やっぱり思い過ごしか、卵焼きくらいだれでも作れるだろjk・・・
クーはおにぎりがたくさん乗った地雷原のような皿を見ながら考えを改めた。
65 :
◆ct9JfRCXVU
[] :2009/03/22(日) 01:23:01.23 ID:B01EN2C70
昼食を終えたドクオたちは作業には戻らず休憩がてら駄弁っていた
3連続で地雷おにぎりを引いたドクオは椅子に反対向きにまたがり、かたんかたんと揺らしながら落ち込んでいる
ノパ听)「ドクオオオおお!!!大丈夫かあああああああ!!!」
('A`)「何だよイチジクって・・・何だよ生の白菜って・・・」
从 ゚∀从「ドクオ元気出せって・・・ホラ、アメやるから」
ハインはジーンズのポケットからアメ玉を取り出すとドクオに渡した
(;'A`)「ありがてえ・・・まともな食いもんだぁ・・・」
ドクオはそう言いながらもらったアメを口の中に放り込む
从;゚∀从「ツンに聞こえたらぶっ飛ばされんぞ・・・」
66 :
◆ct9JfRCXVU
[] :2009/03/22(日) 01:26:16.06 ID:B01EN2C70
(*'μ`)「ほういへばあひたはまうりらったな」
(´・ω・`)「あぁ、そういえば明日だったね」
从 ゚∀从「は?なんて言ったんだドクオ?」
川 ゚ -゚)「ショボンは良く聞き取れるな、それでなんて言ってるんだそのでっかい赤ん坊は」
(#'A`)「誰が赤ん坊じゃ!明日は祭りだなって言ったんだよ!」
ξ゚听)ξ「あら明日だったかしら?海神社のお祭り」
ノパ听)「お祭りかああああ!!!夏だなああぁああ!!」
( ^ω^)「海神さんのお祭りかお!じゃあ明日はみんなでお祭りに行くお!」
67 :
◆ct9JfRCXVU
[] :2009/03/22(日) 01:27:41.14 ID:B01EN2C70
VIP島では年に数回祭りが行われる、その中でも夏に行われる海神祭りと秋に行われる山神まつりは特に規模が大きい
島の人間に海神さん(うみがみさん)と呼ばれる海の神を奉っている海神神社は東港の正面に突き出した灯台のある大きな岬にあり
山神さんと呼ばれる山神神社は一本坂をてっぺんまで登ってさらに畑を突っ切った所
島の北にそびえるVIP島を作った活火山、VIP山の麓に建っている。
('A`)「今年はギコ先輩もやらされるらしいよ、岬の先から海にダイブ」
(;^ω^)「ギコ先輩も大変だお・・・漁師は怖いお」
2人が話しているのは海神祭り恒例の儀式で通称「海礼」、
ふんどし一丁のガチムチ新米漁師たちが岬の先端の断崖から波のはじける20メートル下の海へ飛び込むという勇壮な儀式である。
最近はこの海礼を目当てにやってくる観光客も多いとか、海に飛び込んだ新米漁師たちは大漁旗で豪華に飾りつけられた漁船団に拾われる。
一応名目は大漁と海での安全を祈願する、ということになっているがはっきり言って新米漁師たちへの洗礼といった意味合いが大きい。
68 :
◆ct9JfRCXVU
[] :2009/03/22(日) 01:30:38.47 ID:B01EN2C70
(´・ω・`)「ギコ先輩はかわいそうだけどぜひ見に行きたいね」
川 ゚ -゚)「海礼と大漁旗の船団を見るなら4時には神社にいかないといけないな」
从 ゚∀从「後は夜店な」
ノパ听)「うおおおぉぉおお!!いいなあぁああ!!いいないいなあああ!!」
ξ*゚听)ξ「帰ったら浴衣ださなくっちゃ」
从 ゚∀从 (浴衣か・・・)
( ^ω^)「じゃあ明日はどうするお?」
('A`)「普通に作業して3次頃に岬に向かえばいいんじゃね?」
ξ゚听)ξ「だめよ、浴衣着たいもん」
川 ゚ -゚)「明日は3時でここに集合でいいんじゃないか?」
(´・ω・`)「いいんじゃない?」
('A`)「あーじゃあ俺は3時まで作業して待ってるわ」
(´・ω・`)「ぼくもそうするよ」
71 :
◆ct9JfRCXVU
[] :2009/03/22(日) 01:32:34.51 ID:B01EN2C70
ξ*゚听)ξ「じゃあ明日は3時集合ね!」
( ^ω^)「了解だお!」
从 ゚∀从「じゃあ作業再開!」
(´・ω・`)「あ、ちょっといいかな」
从 ゚∀从「なんだ?」
川 ゚ -゚)「荷物を下からもってくるのを手伝って欲しいのだが」
ノパ听)「何を拾ってきたんだああ?」
(´・ω・`)「見てのお楽しみさ、じゃあ1階のフロントまでは運んであるから行こう」
ショボンとクーに先導されて一階まで降りるとそこにはビニールホースがたくさんとそれに換気ダクト、
そしてそれらを積み込んだ木造のボートが鎮座していた
木造のボートは割と大きめの8人乗りほどのサイズで、パドルもちゃんと付属している
73 :
◆ct9JfRCXVU
[] :2009/03/22(日) 01:34:02.60 ID:B01EN2C70
('A`)「こりゃあすげぇ、でもこのボート水に浮くのか?」
(´・ω・`)「残念ながらところどころ穴が開いててね、それは多分無理だろうね」
川 ゚ -゚)「ビニールを内側に敷き詰めて貯水タンクにしようと思ってな、ドラムカンも拾ってきたぞ」
(´・ω・`)「水は裏の崖の上の湧き水の池から引いてこようと思ってるんだ」
从 ゚∀从「裏山から水道管を渡すつもりか?そいつはちょっと無理があるんじゃねぇの?」
川 ゚ -゚)「そのために大量のゴムホースやらチューブやらを用意したんだ」
(´・ω・`)「裏山はホテルの屋上より高いからね、ホースを崖からおろしてまた1階から屋上まで吊り上げれば大丈夫」」
(´・ω・`)「サイフォンの原理によって1階まで下った水はまた上まで登って流れてくるはずさ」
ノハ;゚听)「何言ってるのかわからないぞおおお!!!!」
ノハ;゚听)「なんで水が勝手にのぼってくるんだああああ!!」
75 :
◆ct9JfRCXVU
[] :2009/03/22(日) 01:37:00.91 ID:B01EN2C70
(;´・ω・`)「サイフォンの原理って言うのはね・・・」
川 ゚ -゚)「まてショボン」
ヒートに説明をしようとするショボンをクーがさえぎる」
川 ゚ -゚)「いいかヒート、 な る も の は な る ! 」
ノハ*゚听)「なるほど!」
(;´・ω・`)「ええ〜・・・」
( ^ω^)「で、コレを上に運べばいいんだお?」
(´・ω・`)「ああ、おねがいするよ」
('A`)「っていうかこのボート、階段通せるのか?」
川 ゚ -゚)「 な せ ば な る !」
(;'A`)「ええ〜・・・」
(´・ω・`)「その台詞気に入ったの?」
77 :
◆ct9JfRCXVU
[>>74 シムシティ4で作った] :2009/03/22(日) 01:39:14.14 ID:B01EN2C70
結局ボートは階段を通ることができなかったので、屋上からロープで吊り上げることになった。
(;^ω^)「ロープこれだけじゃ心もと無さすぎだお・・・途中で切れたら大惨事だお・・・」
ボートを吊るすロープは直径1.5センチほどのナイロン製のものが2本、しかし拾ってきたロープは劣化して白く変色し表面は毛羽立っている
('A`)「2本ありゃあ大丈夫だろ・・・多分な」
(´・ω・`)「引き上げ中はボートの下半径10メートルには入らないようにねー!」
屋上から地面にいるクーとツンに呼びかける
川 ゚ -゚)「結び終わったぞー!」
从 ゚∀从「じゃあ引っ張りあげっか!」
ノパ听)「うっしゃあああ!!」
79 :
◆ct9JfRCXVU
[>>74 シムシティ4で作った] :2009/03/22(日) 01:42:46.20 ID:B01EN2C70
ショボンのせーの!の掛け声とともにいっせいにロープを引く
手すりなど設置されていないため、屋上のコンクリートの淵でロープがゾリゾリとこすれて嫌な振動が手に伝わる
从;゚∀从「おいおい大丈夫かぁ?」
('A`)「それより屋上クソ暑いんだけど」
ノパ听)「よいしょおおおおおおおおお!!!!そおおおおおい!!」
(;´・ω・`)「あーあーもっとゆっくり引いて!切れちゃうよ!」
('A`)「あ、舳先が3階の窓に引っかかった」
(;^ω^)「ちょっと下ろすお」
そんなこんながありつつも何とかボートは屋上に到着した、ビルの上に船が載っている光景はなんとも奇妙だ
('A`)「腕パンパンになったわ・・・」
80 :
◆ct9JfRCXVU
[] :2009/03/22(日) 01:45:06.45 ID:B01EN2C70
ξ゚听)ξ「おつかれさまー」
川 ゚ -゚)「ご苦労だったな」
ノパ听)「なかなか重かったぞおお!!」
('A`)「アレはないの?こう・・・部活のマネージャーみたいに、ハイ、ドリンクです!みたいなのは」
从 ゚∀从「ねーよwww」
('A`)「ですよねー、暑くて死にそうだわ・・・」
(´・ω・`)「じゃあ後は僕らでやっちゃうから、ドクオとハインとヒートは電気の続きを頼むよ」
('A`)「うぃー、でもこっちももう土台と風車を屋上に設置したら終わりだわ」
从 ゚∀从「って事でオレ様たちも屋上で作業する」
ノパ听)「力仕事はまかせろおおおおおおお!!」
(´・ω・`)「うん、でも僕たちは山に行くからね、ブーン」
ショボンが裏の崖を見ながら言う
82 :
◆ct9JfRCXVU
[] :2009/03/22(日) 01:46:29.84 ID:B01EN2C70
(;^ω^)「おっ?山かお?」
(´・ω・`)「そうだよー、重いホースを担いで山登りさ」
川 ゚ -゚)「まぁこれも水の確保のためだからな」
ξ゚听)ξ「ブーン、頑張りなさいよ!」
( ^ω^)「がんばるお!」
ショボンとブーンはホテルの方の作業を担当することになったツンとクーを残し、ホースを担いで濃緑に覆われた裏山に歩いていった。
周りの木々からは蝉の声がうるさいほどに聞こえてくる。
第6話 「手作弁当」 おわり
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