ブーン系小説をまとめて紹介しているサイトです
HOME | 問合せ
('A`)たちは水の上に生きるようです

第16話

118 : ◆ct9JfRCXVU :2009/04/17(金) 23:21:43.79 ID:0BgVEozn0

第16話 「月下繚乱」

ノハ*゚听)「花火楽しかったなあああ!!」

ξ゚听)ξ「ちょっとはしゃぎすぎちゃったわねw」

( ^ω^)「さて、次は何するおww」

('A`)「なんか寝るのももったいないしな」

花火で遊び終えた7人はまたホテルの4階にいた、明かりはテーブルの真ん中にあるランタンだけ

( ^ω^)「そこでブーンの封印されしモノポリーが登場だおwww」

川 ゚ -゚)「モノポリーか、アレは終わりが見えないからな・・・」

(´・ω・`)「誰かが破産するまでだっけ?」


120 : ◆ct9JfRCXVU :2009/04/17(金) 23:24:43.28 ID:0BgVEozn0
ξ゚听)ξ「たしかそうじゃない?」

从 ゚∀从「んー・・・」

ハインは自分の肩の辺りに鼻を近づけて匂いをかいでいた

('A`)「ハインなんで服の匂いかいでんの?」

从;゚∀从「え・・・いや、花火したから煙のにおいが気になって」

照れくさそうにハインが小さな声で答える

ξ゚听)ξ (・・・アタシも汗臭くなってないかな)

川 ゚ -゚)「む・・・本当だ、煙臭いな」

( ^ω^)「みんな煙臭いおw」

ノハ*゚听)「ちょっと遊びすぎたなああ!」


121 : ◆ct9JfRCXVU :2009/04/17(金) 23:27:29.18 ID:0BgVEozn0
(´・ω・`)「まぁあれだけボンボン煙出してたらそうなるよね、かまども使ったし」

ξ;゚ -゚)ξ「髪の毛まで煙くさくなっちゃった・・・」

从*゚∀从「シャワーでもあったら良かったんだけど・・・流石に無理だよなw」

('A`)「ありますけど」

川;゚ -゚)「マジでか」

ノハ*゚听)「マジでかあああああああああ!!」

(;´・ω・`)「シャワーっていうかお風呂だけどね」

('A`)「しかも多分かなりぬるい、というか冷たい・・・」

( ^ω^)「昼に作ってたアレかお」


123 : ◆ct9JfRCXVU :2009/04/17(金) 23:29:33.55 ID:0BgVEozn0
ξ゚听)ξ「入れるの?」

(´・ω・`)「一応作ったけど・・・入りたいんなら」

('A`)「屋上だし・・・」

ξ゚听)ξ「うーん・・・どうしようかしら」

从 ゚∀从「・・・オレ様は入る」

ノハ*゚听)「露天風呂だなあああ!!」

川 ゚ -゚)「そうだな、使わせてもらおうかな」

ξ*゚听)ξ「みんなが入るんなら」

('A`)「当店自慢の露天風呂は屋上になっております、ごゆっくりドウゾ」

川 ゚ -゚)「屋上か・・・まぁ山の中だし平気だろう」


126 : ◆ct9JfRCXVU :2009/04/17(金) 23:32:25.12 ID:0BgVEozn0
从*゚∀从「・・・のぞくなよ?」

(;'A`)「のぞかねえよ!」

从*゚∀从「絶対のぞくなよ?」

(;'A`)「何?ダチョウ倶楽部的なアレなの?」

ξ゚听)ξ「のぞいたら殺すわよブーン」

(;^ω^)「了解だお・・・」

川*゚ -゚)「風呂の用意ありがとうなショボン」

ノパ听)「ありがとうなあああ!!ショボン!」

从 ゚∀从「じゃあ入りに行くか!」


129 : ◆ct9JfRCXVU :2009/04/17(金) 23:36:28.94 ID:0BgVEozn0

ξ゚听)ξ「のぞいたら殺すわよ・・・」

(´・ω・`) (僕が発案したわけじゃないんだけど・・・)

( ^ω^)「いってらっしゃいだお」

川 ゚ -゚)「男どもは5階以上に立ち入り禁止な、侵入したら耳にロケット花火打ち込むからな」

そういってクー達女性陣は階段を登っていった

(;'A`)「耳にロケット花火て・・・聞きましたショボンさん?」

(;´・ω・`)「まぁ本気でやるとは・・・」

( ^ω^)「気をつけるお・・・少なくともツンは本気だお・・・」




131 : ◆ct9JfRCXVU :2009/04/17(金) 23:38:28.93 ID:0BgVEozn0
屋上に上ったクーたちは、水のたまったボートを眺めていた

苦労して屋上に引き揚げた木のボートで8人乗りなのでかなり大きい

从 ゚∀从「これか、昼そうめん食ってたときは気づかなかったな」

川 ゚ -゚)「ボートが浴槽とは洒落てるな」

ξ゚听)ξ「じゃあ・・・入りましょっか」

ノパ听)「とりあえず何処で着替えるんだあああ!?」

川;゚ -゚)「とりあえず階段脇とかでいいんじゃないか?」



134 : ◆ct9JfRCXVU :2009/04/17(金) 23:41:06.97 ID:0BgVEozn0

クーたちは屋上への階段を登ったところにあるスペースに着替えの入ったバッグを持って移動する

階段脇は明かりもなく端のほうでは顔もよく見えないほどだった

ξ*゚听)ξ「・・・なんか妙に恥ずかしいわね」

服を脱ぎかけたツンの手が止まる

川*゚ -゚)「昔はウチでよく一緒に入ったじゃないか」

ノハ*゚听)「入ったじゃないかあああ!!」

ξ;゚听)ξ「結構前の話じゃない・・・それに」

从;゚∀从「なんかここで裸になるのってすっげぇ恥ずかしいな・・・」

ξ;゚听)ξ「そうそれよ、いつもは服着て遊んでる場所じゃない?」


136 : ◆ct9JfRCXVU :2009/04/17(金) 23:44:26.87 ID:0BgVEozn0

川 ゚ -゚)「あー・・・そういうアレか」

川 ゚ -゚)「だがな・・・そんなものは」

川*゚ -゚)「解き放てえええええ!!!!」

そういってクーは一気に服を脱ぐ

ノハ*゚听)「おおおおお!!!!」

川;゚ -゚)「ツン達も早く脱いでくれ・・・流石に一人だけ裸は恥ずかしいだろ」

階段脇の暗がりで、クーはタオルだけの姿になった、満月に照らされて、クーの白い肌がいっそう輝くように見える

从*゚∀从「ナイスバディだなww」



140 : ◆ct9JfRCXVU :2009/04/17(金) 23:46:51.76 ID:0BgVEozn0

ξ゚听)ξ「クーはホント細くてスタイルいいわよね」

川;゚ -゚)「晒し者か私は、お前達も早く脱げよ」

从;゚∀从「え、あー・・・覗きとか大丈夫だよな」

ξ゚听)ξ「一応板と荷物で階段塞いだし、ショボンが止めるでしょ」

ノハ*゚听)「よおおおし!アタシも脱ぐぞおおおお!!」

川 ゚ -゚)「さすが我が妹、躊躇がないな」

ヒートも着ている服を脱ぎ捨てていく



142 : ◆ct9JfRCXVU :2009/04/17(金) 23:49:35.37 ID:0BgVEozn0

从;゚∀从「しょーがない、脱ぐか」

ハインも黒めのジーンズに手をかけて下ろしていく

ξ*゚听)ξ「まぁもう気にしてても無駄だものね」

そういってツンも脱ぎ始める

ノハ*゚听)「そうだぞおおお!!!解き放てええええ!!」

川;゚ -゚)「お前はタオルくらいは巻け!」



144 : ◆ct9JfRCXVU :2009/04/17(金) 23:52:25.89 ID:0BgVEozn0


( ^ω^)「・・・・・・・」

('A`)「・・・・・・・」

(´・ω・`)「・・・・・・」

( ^ω^)「・・・・・・なにやら解き放てとか言ってませんでしたかお?」

('A`)「微かに聞こえたな」

(´・ω・`)「聞こえたね」

(;^ω^)「・・・・・・よし」

('A`)「死ぬぞお前」

(´・ω・`)「耳にロケット花火だよ」

(;^ω^)「・・・・・・モノポリーでもやるかお」



147 : ◆ct9JfRCXVU :2009/04/17(金) 23:55:42.56 ID:0BgVEozn0


从 ゚∀从「結構冷たくないぞ」

ハインがボートに張られた水の中に腕を入れて温度を確かめている

川 ゚ -゚)「黒いビニールで暖めてあるんだな」

ノパ听)「なるほどおお!頭いいなああ!」

ξ゚听)ξ「太陽って凄いのね」

从*゚∀从「・・・なんか無人の屋上に裸の女子高生が4人いるってかなり奇妙な光景だよな」

ξ*゚听)ξ「改めて言わないでくれる?」

ノパ听)「それじゃあ入るかああ!!

川 ゚ -゚)「飛び込むなよ?」


150 : ◆ct9JfRCXVU :2009/04/17(金) 23:59:05.58 ID:0BgVEozn0
クーとヒートがそっと水に入り、水面の月が揺れる

川*゚ -゚)「結構ちょうどいい温度かもしれない、冷たくて気持ちいいぞ」

ノハ*゚听)「さっぱりするなあああ!!」

从 ゚∀从「どれどれ・・・」

从*゚∀从「あー・・・ちょっとぬるめのプールみたいだな・・・」

ξ*゚听)ξ「気持ちいいわね、ショボンに感謝しなきゃ」

川 ゚ -゚)「ショボンは本当に気が利く奴だよな・・・」

ノハ*゚听)「なんか廃墟の屋上で裸で風呂が船って何もかもがおかしいなああ!!」


152 : ◆ct9JfRCXVU :2009/04/18(土) 00:02:13.01 ID:dWZIOu9+0
川*゚ -゚)「もうなんか屋上の開放感も気持ちいいなw」

ξ*゚听)ξ「夜空を見ながらお風呂に入るなんて初めてよ」

川*゚ -゚)「なんかもうタオル巻いてるのとか鬱陶しいな!」

从*゚∀从「そうだな、女だけだしいらねーか」

ξ*゚听)ξ「そうね」

ノハ;゚听) (まずい・・・!おねいちゃんが暴走気味だああ!!)



154 : ◆ct9JfRCXVU :2009/04/18(土) 00:03:29.87 ID:2IhSUrCG0


(´・ω・`)「ドクオ刑務所行きだね」

(;'A`)「マジかよ・・・3回目だぞ・・・」

(´・ω・`)「次はブーンの番だよ、って何処に行くのさ?」

階段を下りようとしていたブーンをショボンが制止する

( ^ω^)「・・・トイレだお」

('A`)「その鞄は何かな?」

( ^ω^)「・・・・・・モノポリーを続けようか」




157 : ◆ct9JfRCXVU :2009/04/18(土) 00:05:17.53 ID:dWZIOu9+0


ξ*゚听)ξ「ハイン・・・アンタなんというか・・・進化したわね」

ツンがハインの胸を見つめながら言う

从;゚∀从「進化って何だよ進化って・・・」

ツンの視線に思わず両腕で胸を覆い隠す、それでも少し隠しきれていない

川;゚ -゚)「ふむ・・・確かにこれは脅威だな」

ξ*゚听)ξ「ヒートもなかなかの物よね・・・」

ノハ*゚听)「そうかぁ!?」

川;゚ -゚)「この妹、偉大な姉を乗り越えていきやがったんだ」


161 : ◆ct9JfRCXVU :2009/04/18(土) 00:08:56.82 ID:dWZIOu9+0

ξ゚听)ξ「アタシももう少し欲しいんだけどな・・・」

ツンがため息混じりに言う

从 ゚∀从「そういうのの需要もあるんじゃねーの?」

川*゚ -゚)「うわ、出たよ巨乳族の余裕の発言・・・」

从;゚∀从「巨乳族ってなんだよ、その部族男はどうなってんだよ」

川;゚ -゚)「フフ・・・もちろん男は巨」

ノハ;゚听)「うわあああああああああああああああ!!!!!」

クーの口をヒートがあわてて押さえる

ノハ;゚听)「スマン!実はおねいちゃんは夜になると錯乱気味にテンション上がっちゃうんだ!」

ξ*゚听)ξ「今凄く危険な発言が聞こえた気がするわ」


163 : ◆ct9JfRCXVU :2009/04/18(土) 00:11:33.82 ID:dWZIOu9+0

从;゚∀从「話には聞いてたけどなぁww」

川;゚ -゚)「私は錯乱などしていないぞ!?」

ξ゚听)ξ「いやあきらかに普段と違うわよ!?」

ノパ听)「家では割とこんな感じだぞ!」

从*゚∀从「ま、まぁとにかくささっと体洗って戻ろうぜ?」

ξ゚听)ξ「そうね、あんまりのんびりしても悪いし」



165 : ◆ct9JfRCXVU :2009/04/18(土) 00:14:37.93 ID:dWZIOu9+0

川;゚ -゚)「シャンプーとか持って来てたのか?」

ξ゚听)ξ「一応持って来てたわ、あと石鹸も」

从 ゚∀从「用意がいいなツンは、まぁオレ様もシャンプーはもって来てたけど」

ξ゚听)ξ「石鹸貸そっか?」

从 ゚∀从「悪りぃ頼む」

ノハ*゚听)「おねいちゃんはもうちょっとおとなしくしてような!」

川;゚ -゚)「なにこの扱い」



168 : ◆ct9JfRCXVU :2009/04/18(土) 00:16:56.62 ID:dWZIOu9+0


('A`)「リーディング鉄道買収するわ」

(´・ω・`)「じゃあ僕はボードウォークにホテル建てるよ」

(;'A`)「この鬼畜野郎・・・」

(´・ω・`)「ボードウォークの怪人と呼んでくれたまえ」

(;^ω^)「1、2、3、4、5、ボードウォークだお・・・」

(´・ω・`)「ようこそホテルショボンへ」

(;^ω^)「悪徳地上げ屋め・・・」



170 : ◆ct9JfRCXVU :2009/04/18(土) 00:20:31.02 ID:dWZIOu9+0


川;゚ -゚)「背中流しっこしようよ」

从;゚∀从「はい?」

川;゚ -゚)「だから背中流しっこしようと言っている」

ノハ*゚听)「なんかもうごめんな!口調までおかしくなっちゃたぞ!」

ξ*゚听)ξ「流しっこくらいならいいんじゃないの?」

从;゚∀从「んー・・・」

川*゚ -゚)「じゃあ決まりだな!私はハインの背中を流すぞ!」

从;゚∀从「ちょwww勝手に決めんなwww」

ノハ;゚听)「ホントごめんなああ!!」

ξ;゚听)ξ「アレは本当にクーなのかしら・・・」



173 : ◆ct9JfRCXVU :2009/04/18(土) 00:21:32.66 ID:dWZIOu9+0

クーはタオルに石鹸をつけて泡立たせ、ハインの背中をゆっくりとこすり始める

川;゚ -゚)「ハインの肌はスベスベだなぁ!フフ・・・」

从;゚∀从「ハハ・・・ソウデスカ・・・」

ξ゚听)ξ「・・・じゃあヒート、アタシが最初に洗ってあげるわね」

ノハ*゚听)「そうかあ!じゃあ頼むぞおお!!」



178 : ◆ct9JfRCXVU :2009/04/18(土) 00:24:21.43 ID:dWZIOu9+0


(;^ω^)「パシフィック通りからボードウォークまで全部ショボンにホテル建てられたお・・・」

(´・ω・`)「じゃあ世界の不動産王と呼んでくれ」

('A`)「じゃあ俺は世界の鉄道王な」

(;^ω^)「じゃあブーンは地中海の覇者だお!」

('A`)「ショボwww」

時折上のほうから声が聞こえる

( ^ω^)「・・・・・・」

(´・ω・`)「・・・・・・駄目だよ」

( ^ω^)「・・・・・・」

('A`)「・・・・・・許さんぞ」



180 : ◆ct9JfRCXVU :2009/04/18(土) 00:25:29.97 ID:dWZIOu9+0


ξ゚听)ξ「・・・・・・ねぇヒート?」

ツンがヒートの背中を洗いながらたずねる

ノパ听)「なんだぁ?」

ξ゚听)ξ「ヒートって好きな人とかいるの?」

ノハ*゚听)「なななななんだいきなりいいい!!!?」

ξ゚听)ξ (これは確定ね・・・)

ξ゚听)ξ「いや、ちょっと聞いてみただけよ」



182 : ◆ct9JfRCXVU :2009/04/18(土) 00:27:25.29 ID:dWZIOu9+0

川;゚ -゚)「なぁハイン?」

从;゚∀从「ナンデショウカ・・・?」

川;゚ -゚)「普段家でなに食べてるんだ?いやなにちょっと聞いてみただけで特に意味など無いんだがな!」

背中を洗うクーの手がだんだんとハインの腕の付け根辺りに移動してくる

从;゚∀从「いやいやいやいやいや・・・ごくごく普通の食事ですけど?」

川;゚ -゚)「そうか?じゃあこう・・・奇妙な体操が日課になってたりはしないかな?」

从;゚∀从「いやいやいやいや・・・特に何もしてませんけど・・・っていうかそろそろ交代しませんかねぇ?」

川;゚ -゚)「ん?ああそうだな?なんなら前のほうもやってくれてかまわないぞ?」

从 ゚∀从「結構です」

ノハ;゚听)「おねいちゃん・・・・」


185 : ◆ct9JfRCXVU :2009/04/18(土) 00:30:00.54 ID:dWZIOu9+0


('A`)「遅くね?」

(´・ω・`)「遅いねぇ」

(;^ω^)「もう破産だお・・・ドクオ、地中海をホテル込みで買ってくれお・・・」

(;'A`)「お前もう諦めろよ・・・」

(´・ω・`)「200なら買うけど?」

(;^ω^)「せめて500はくれお・・・」

从;゚∀从「わりい!遅くなった!」

髪を濡らしたハインが階段を下りてきた、首には白いタオルがかけられている

(;'A`)「やっと来たか」


188 : ◆ct9JfRCXVU :2009/04/18(土) 00:32:15.98 ID:dWZIOu9+0
ξ゚听)ξ「お風呂気持ちよかったわよ、ありがとうね!」

(´・ω・`)「礼ならドクオにいいなよ、作り始めたのドクオだし」

ξ゚听)ξ「あらドクオが作ったの?以外に気が利くのねw」

('A`)「俺は超紳士だからな」

从*゚∀从「そっか、ドクオありがとうな」

川;゚ -゚)「そうか・・・ドクオが作ってくれたのか、てっきりショボンかと思ったんだがな」

(´・ω・`)「僕も手伝ったけどね」

ノハ*゚听)「ドクオありがとうな!」


191 : ◆ct9JfRCXVU :2009/04/18(土) 00:35:20.98 ID:dWZIOu9+0

('A`)「いいってことよ、じゃあ俺たちもひとっぷろ浴びてくるか?」

( ^ω^)「ブーンたちも解き放つおwwww」

(;´・ω・`)「あっ」

ブーンの一言にクー達の動きがピタリと止まる

川*゚ -゚)「その・・・もしかして聞こえてた・・・のか?」

(;´・ω・`)「え?全然聞こえてなかったけど?ドクオ、ブーン、早く風呂に入ろうよ!」

(;'A`)「そうだねショボン君、時間がもったいないしね!ブーン君も急いで準備をしたほうがいいんじゃないかな?」

( ^ω^)「あれだけ叫ばれたら4階にいても聞こえるおww」

(;'A`)「お前はアホかああああああ!!!!」


195 : ◆ct9JfRCXVU :2009/04/18(土) 00:37:32.37 ID:dWZIOu9+0

川 ///)「あ、あれは違うんだショボン!そのだな!つい夜のテンションでだな!」

クーは顔を真っ赤にしながらしどろもどろになんとか説明しようとするが、余計な事まで口走ってしまいそうだ

(;'A`)「あっじゃあ俺たち風呂行ってくるから!」

ドクオがブーンとショボンの背中を押しながら階段を登っていく

ξ;゚听)ξ「ねぇヒート、クー大丈夫なの?」

ノハ;゚听)「うーん・・・今のおねいちゃんにはあれくらいのショックはちょうどいいかもしれないぞお!」

从;゚∀从「そりゃー確かにいえてるわ、恥の概念が復活したほうがいい」



197 : ◆ct9JfRCXVU :2009/04/18(土) 00:40:09.58 ID:dWZIOu9+0

ドクオたちは屋上で服を脱ぎながら先のブーンの発言について話していた

('A`)「ブーン・・・あそこでアレをいっちゃまずいだろ・・・」

(;^ω^)「お?そうかお?」

(´・ω・`)「ブーンの空気感知能力の低さは昔から知ってるけどね」

('A`)「お前絶対普通に結婚とかできないぜ・・・」

(´・ω・`)「でもブーンにはツンがいるからね、ツンを逃したら後が無いけど」

(;^ω^)「お・・・別にツンはそういうんじゃないお?」

(´・ω・`)「・・・まぁいっか、さっさと体洗っちゃおうよ」



199 : ◆ct9JfRCXVU :2009/04/18(土) 00:41:48.56 ID:dWZIOu9+0

('A`)「闇夜の全裸マンだ!」

( ^ω^)「全裸で屋上を練り歩くおwwww」

('A`)「漢なら!」

( ^ω^)「タオルで隠すな!」

そういってドクオとブーンはショボンに視線を送る

(´・ω・`)「・・・・・・取らないから」

('A`)「アラヤダブーンさん聞きました?」

( ^ω^)「聞きましたおドクオさん、きっとショボンさんは防御重視なお方なんですおw」

(´・ω・`)「ぶち殺すぞ」

2分後、満月が青白く照らす屋上には 全裸 のショボンの前で土下座するドクオとブーンの姿があったという


第16話 「月下繚乱」 おわり



第17話へ


HOMEに戻る ニュー速VIPのブーン系小説まとめ
Copyright © 2008 Boon Novel. All Rights Reserved.
inserted by FC2 system