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(´・ω・`)がトンファーな正義の味方になったようです


第1話

6 :閉鎖まであと 1日と 20時間:2007/01/22(月) 00:33:37.94 ID:8PEn6jPJ0
プロローグ

やあ ━━┳ ようこそ、トンファーハウスへ。
このトンファーはサービスだから、まずトンファリングして欲しい。

うん、「トンファー」なんだ。済まない。
トンファーマスターの顔もって言うしね、キックで許してもらおうとも思っていない。

でも、このトンファーを見たとき、君は、きっとトンファーでは言い表せない
「トンファー」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐としたトンファーの中で、そういうトンファーを忘れないで欲しい、そう思って
このトンファーをトンファリングしたんだ。

じゃあ、ビームを出そうか。


7 :閉鎖まであと 1日と 20時間:2007/01/22(月) 00:33:54.05 ID:8PEn6jPJ0
               \トンファー強すぎ。               /
                 \ってトンファーだよ? ってかトンファー/  ニ⊃
d                 \はメチャ強いけどトンファーには /   ( ⌒)⊂ニニニニ⊃
 フ                  \での勝負なら勝ち目あるか/     /,. ノ      ./|E)
  ア                  \トンファー覚えるなん /     / /"      / /" トンファー!!
   〜                   \超える武器は未/      / / _、_   ,/ ノ'
      ∧ ∧     ∧_∧       \ ∧∧∧∧/       / / ,_ノ` )/ /_、_   トンファー!!
     (゜∀゜ ∩┨ )) (*^ヮ') <トォンフワァー<    ト  > ( ´ `  )(       / ( ,_ノ` )ニニニニ⊃
 (( ━⊇  丿┃   /  /┨))      < 予 ン  > ̄ ̄ ノ ヽ      |  ̄     \    (|E)
     し(_)    ノ ̄ゝ         .<    フ  >/   /   \    ヽ フ    / ヽ ヽ_//
―――――――──――――――――< .感 ァ  >―――――──――――――――――
小学生男子1000人アンケート       <    | .>【トンファー免許】
「将来なりたい職業は?」          < !!!! の .>一種・・・木製のトンファー。クリップにのみ金
                         /∨∨∨∨\二種・・・金属製のトンファー。
1位(1位) サッカー選手         / トンファー.  \型・・・長さが1Mを越えるトンファー。
2位(2位) 大リーガー         /            \・・・なんか色々機能が付いてるトンファー
3位(圏外) トンファーマスター   /    ./          \
4位(3位) ゲームデザイナー  /    /\   __|      \教習】
5位(7位) まだわからない  /    /        |        \全て2時間(おもにビデオ)。
6位(4位) 芸能人     /               |         \一種のみ6時間。あとは+2


8 :閉鎖まであと 1日と 20時間:2007/01/22(月) 00:34:12.04 ID:8PEn6jPJ0
『トンファーマスター』

それは最強の武術ッ!トンファー真拳を極めた真の漢にささげられる称号ーッ!

これはァァァ!一人のトンファーマスターがァァァァ!悪の組織を滅ぼすーッ!

素直でェェェェ!熱いィィィィ!物語であるゥゥゥゥッ!

(´・ω・`)ショボンがトンファーな正義の味方になったようです。


9 :閉鎖まであと 1日と 20時間:2007/01/22(月) 00:34:31.27 ID:8PEn6jPJ0
〜バーボンハウスへ向かう道中〜

僕の名前はショボン。小さなバー「バーボンハウス」の店長をしている。

最近になって店もやっと軌道に乗って、客足も増えてきたところだ。

ここだけの話、僕は裏でトンファーマスター「トンファーブラック」として、昼夜問わず悪の組織「VIP」と戦っている。

VIPは、数年前からこのニューソクシティで活動している組織だ。

彼らの活動内容は店に売っているコーラを全て醤油に入れ替える、など本当に凶悪だ。

真の目的は世界征服―だと僕は思っているが―真の目的は他にあるかもしれない。

そんな僕にも悩みはある。それが…

ノハ*゚听)「ショボンーッ!!私のォォォ!愛をォォォ!受け止めろォォォォ!!」

こいつだ。


10 :閉鎖まであと 1日と 20時間:2007/01/22(月) 00:35:14.17 ID:8PEn6jPJ0
彼女の名前はヒート。皆は彼女のことをヒーと呼んでいる。

僕がトンファーブラックだとばれた時からやたらと付きまとってくる。

朝っぱらから大声で喋りかける彼女を少しうざったくも思う。

そりゃ女に好かれることは男としてうれしいものだけど、正直恥ずかしいというのもある。

だから僕は無視して歩く。

バキバキッメキョッ

(´゚ω゚`)「ブッ!」

どうやら後ろから抱きつかれた―否、ベアハッグの所為でどこかの骨が逝ったようだ。

ああ、今日も店、休みにしなきゃいけないのかな…。

そんなことを薄れる意識の中で考えていた。

ノハ;゚听)「あれーッ!?ショボンーッ!寝ながら歩いてたのかァァァッ!?」


11 :閉鎖まであと 1日と 20時間:2007/01/22(月) 00:36:40.56 ID:8PEn6jPJ0
第1話 出撃ィィィッ!トンファーマスタァァァッ!!

病院のベッドの上で僕は目覚めた。

ちょうど病室のドアが開き白衣を着た人が入ってきた。

∩゚∀゚)')「やあ、目覚めたね。僕は君の主治医だ。君は今日、原因不明の重体で運ばれてきたんだ。
      私は腕に自身があるからね。治療は任せてくれたまえ。
      君はおいしいものたべて、うんこしてねれば、なおるよ!」

(´・ω・`)「はい。わかりました」

医者はそれだけ言うと出て行った。

(;´・ω・`)(どうしようもない藪医者だ。そんなことで骨折が直れば苦労しない)

(´・ω・`)「でもよかった、路上で倒れたままじゃなくて」

自然とそんな言葉が漏れた。ガチャッという病室のドアが開く音が聞こえた。

先生なら良いが、何故かとても嫌な予感がした。

ノパ听)「ショボンーッ!!そんな体で寝ながら外を歩くなんてどうかしてるぞォォォ!本当に心配したんだからなァァァ!」

嫌な予感が的中した。全然自分がやったとは気づいていない。

(;´・ω・`)「ヒー、病院では静かにね」

僕はそういって痛む体を黙らせ、ベッドから車椅子に上手く腰掛けた。


12 :閉鎖まであと 1日と 20時間:2007/01/22(月) 00:37:55.71 ID:8PEn6jPJ0
不思議に思ったのかヒーが口を開く。

ノパ听)「!?どこかいくのか!?私がその車椅子、押すぞォォォ!?」

(´・ω・`)「トイレだよ。だから一人でいってくる」

僕は逃げるようにトイレへ向かう。

後ろでヒーがしょんぼりしてた気がするけど気にしない。

トイレに誰もいないことを確認した僕はトンファー真拳を使って回復しようと試みた。

トンファー真拳を使うとき僕はいつもサングラスをかける。

VIPに自分の正体がばれると店の営業にも支障がでるから顔を隠すのだ。

あと僕はトンファーブラックと名乗っている。

VIPに正体がばれるのを回避することと、トンファーマスターはあくまで称号だからだ。

サングラスが黒いからブラックという安直なものでもある。


13 :閉鎖まであと 1日と 20時間:2007/01/22(月) 00:38:37.46 ID:8PEn6jPJ0
(´▼ω▼)「トンファー真拳!トンファーリラ〜ックス!!」

             η        ∧_ ∧
            //  _____(▼ω▼`)____
          ._// /___     _____, )__
         〃 /.//    /    /     / /    〃⌒i
         | // /     /    ./     / /    .i:::::::::::!
   ____| / .し⊃ /⌒\./   /⌒i     / | ____|;;;;;;;;;;;!
  [__]___|ι   / /-、 ヽ  / , |   Uし'[_]    |
   | ||     |    / /  ヽ      |  |        .| ||      |
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   |(_____ノ /______|  |________.| ||      |
   | LLLLLL./ __)LLLLLLLLLL(_  iLLLLLLL| ||_____」
   | ||    (_/             ヽ__)     | ||    | ||

「トンファーリラックス」
トンファーの力によって、時空の彼方より座ることで自然治癒力を増強させるソファーを呼び出す。
トンファー真拳の基礎の技である。


14 :閉鎖まであと 1日と 20時間:2007/01/22(月) 00:39:00.13 ID:8PEn6jPJ0
ソファーに座って回復を待つ。

……

(´▼ω▼)「ふう、まだ全身が少しだけ痛むけど戦えるくらいにはなったか」

-wヘ√レv〜(´▼ω▼)─wヘ√レv

(´▼ω▼)「ム、これはVIPの奴らが、どこかにいるな」

僕の前にノートパソコンくらいの大きさの機械─トンファーPCが出現する。


15 :閉鎖まであと 1日と 20時間:2007/01/22(月) 00:39:47.43 ID:8PEn6jPJ0
(´▼ω▼)「トンファー真拳!トンファー検索!」

     ∧_∧       カタカタ
    (´▼ω▼)    「OK、ブラクラゲット!」
    /    \    
    /    / ̄ ̄ ̄ ̄/  ド
__(__ニつ /  FMV  /______
      \/____/
      ゴォォ    ォォォォ
⊂ニ○ニニニニ⊃

「トンファー検索」
ショボンの勘に反応し、トンファーの力で時空の彼方より出現するトンファーPCを使ってVIPの現在地を検索する技である。


16 :閉鎖まであと 1日と 20時間:2007/01/22(月) 00:40:39.36 ID:8PEn6jPJ0
(´▼ω▼)「西シベリア町か。よし!西シベリア町へ、トンファーテレポート!」

    |       ドゴォォォォッ |
    | ⊂ニ○|E)ニニニニニ⊃ ジャーゴボゴボッ
__ノ      .| |         |  _
| |        .| |          ./ )ノ\__ヽ
ヽ二二 ヽ -―- | |        .//|\ノ(◎)
_____/ /" ̄| ヽ∧_∧// .|
   /  /    / (;▼ω▼) ̄ ̄\
   |  |/⌒゙ /      /       \
   .\ヽ__ノ__,,./。 ゚    |\   .\
     .\\::::::::::::::::: \\ ゚ ./   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       .\\::::::::::::::::: \\ | な、何度使っても臭う…
       \\::::::::::::::::: \ .\___________
         \\_:::::::::::_) )
             ヽ-二二-―'

「トンファーテレポート」
トンファー真拳の中でもかなり高度な技だ。和式トイレを使って任意の場所へテレポートすることができる。
しかし、気を抜くと全身の骨は砕かれ、トイレの中から二度とでてくることが出来なくなるとても危険な技である。


17 :閉鎖まであと 1日と 20時間:2007/01/22(月) 00:42:15.51 ID:8PEn6jPJ0
――――

ノパ听)(ショボン帰ってこないなぁ…)

病室でショボンの帰りを待っていたが全然帰ってこない。

ショボンが病室をでて既に1時間。流石にトイレでこれだけ時間がかかるのはおかしい。

途中で倒れているんじゃないかと思い、私はショボンの病室をでて男子トイレへと向かう。

男子トイレの前につく。

ショボンの車椅子らしきものが見えるけど中に人がいたら入りづらいなぁ。

意を決して入ってみる。




18 :閉鎖まであと 1日と 20時間:2007/01/22(月) 00:42:27.85 ID:8PEn6jPJ0
どうやら誰もいないらしい。

少しホッとして車椅子を調べてみる。

車椅子のハンドリムの付け根に何か紙が着いている。

私は手紙がショボンから私へと当てられたものだと確信して開く。

(´・ω・`) ヒーへ、この手紙を読んでいるっていうことは僕はもうこの世に(ry
       すまない…今のはバーボンなんだ。誤って許してもらおうとは思わない。
       VIPが現れた、僕は西シベリア町へ向かう。病院へは適当に話つけといて。

私は手紙を握りつぶし、叫ぶ。自分宛の手紙をショボンが書いてくれたのがうれしかったからだ。

ノハ*゚听)「ショボンーッ!把握したぞォォォッ!」

∩;゚∀゚)')「びょ、病院内はお静かに、だよ!」

21 :閉鎖まであと 1日と 20時間:2007/01/22(月) 00:43:31.36 ID:8PEn6jPJ0
第1話 出撃、トンファーマスター 完

使用技 トンファーリラックス
      トンファー検索
      トンファーテレポート

ショボンの状態   正常



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