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( ^ω^)の人生は、運命と共にあるようです

第6話

[2] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/10(日) 21:39:45.72 ID:X+BTLKGy0
( ;^ω^)(これはまずいお・・・)

ブーンは今、個室へ向かって引き摺られている

だけど、ブーンは抵抗しない

抵抗できないのだ。恐怖で体がうまく動いてない

それもそうだろう 簡単に人を殺せる人から、何回も瀕死にするといわれたんだから―


[3] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/10(日) 21:41:03.50 ID:X+BTLKGy0

ノパ听) 「ここがその部屋だ!」

部屋というよりも、そこは大きなスペースだった。

大きさは宴会場くらいの大きさだろう 

部屋には、何も無い 

だが―

('(゚∀゚∩

一人。先客がいた
[4] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/10(日) 21:42:19.27 ID:X+BTLKGy0

( ;^ω^)「・・・あの人は誰ですかお?」

ノパ听) 「なおるよさんだ!お前をなおしてくれる人だ!」

ノパ听)「なおるよ!彼は、ブーン君だ!」

('(゚∀゚∩「よろしく!どんな傷でも、なおすよ!」

( ;^ω^)「よ、よろしくお願いしますお」
[5] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/10(日) 21:43:46.90 ID:X+BTLKGy0

ノパ听)「よし、じゃあ早速いくか!」

( ;^ω^)「ま、まままってくださいお!」

ノパ听)「どうしたブーン!」

( ;^ω^)「お願いが、ありますお・・・」

ノパー゚)「ほう?言ってみろ!」

( ;^ω^)「やるなら、いっ、いっきにやってくださいお!」

そう、一瞬で死の淵に達したら、痛みを感じる前に死にかけるだろう

子供のような発想だが、いためつけられながら死にかけるよりはましだ
[6] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/10(日) 21:45:37.74 ID:X+BTLKGy0


ノパ听)「おもいきりがいいな!だが駄目だ!」

( ;^ω^)「ど、どうしてですかお!?」

ノパ听)「君は、今苦しんで、生きる可能性をあげるか
今楽して、死ぬ可能性をあげるのとどっちがいい?」

( ;^ω^)「?なぜ、そんな選択肢しかないんですかお?」
[7] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/10(日) 21:47:00.50 ID:X+BTLKGy0


ノパ听)「そうだな、なぜそれしかないか、教えてやろう!」

ヒュン!

( ;^ω^)「え?」

ヒートさんが、消えた―?

[8] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/10(日) 21:48:35.87 ID:X+BTLKGy0


次の瞬間―

ドゴッ!

ブーンの腹に、ヒートの拳がめりこんでいる
( ゚ω゚)「ぉグぅ゙ッ!?」
ブーンは、その場に倒れこんだ
[9] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/10(日) 21:50:02.23 ID:X+BTLKGy0


( ゚ω゚)「オ゙ッ゙ェ゙ェ゙ェ゙ェ゙ェ゙ェ゙!!」

ブーンの口からは、血がだらだらと流れ出ている

あまりの痛さに、視界がおかしい。まともに周りが見えない

ブーンは、動けない。 呼吸をするのがやっとの状態だ
[11] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/10(日) 21:52:12.71 ID:X+BTLKGy0

ノパ听)「痛いだろう!これでも殴る際にはマナを使っていない!
     これが、腹に攻撃を受けた時のだいたいのダメージだ!」

ノパ听)「マナで防御を固めても、痛みは減るが、なくなる訳じゃない!
     戦闘中、相手が接近タイプの場合、そんな痛みがやまのように襲ってくるだろう!」

ノパ听)「そんなときに、いちいちそんな反応をしたらどうなる!?
     確実に、とどめをさされるだろう!!」

ノパ听)「だから、ここでは瀕死にする際、ついでに痛みにもなれてもらう!」
[12] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/10(日) 21:53:25.83 ID:X+BTLKGy0

ノパ听)「なおるよ!直してやってくれ!」

('(゚∀゚∩「なおるよ!」

なおるよは、ブーンのそばに駆け寄り、ブーンの体に触れた
手が光りだす

なおるよが手を上にあげると―
[13] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/10(日) 21:54:19.17 ID:X+BTLKGy0

( ゚ω゚)「ぉ゙?」

( ^ω^)「痛みが、消えた―?」

( ^ω^)「これが、マナの威力・・・」

ノパ听)「どうだブーン!安心したか?」

( ;^ω^)「・・・」

絶望したお・・・
[14] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/10(日) 21:56:15.11 ID:X+BTLKGy0

ノパ听)「まあいい!ブーン、早速だが再会するぞ!」

( ;^ω^)「えっ?いや、ちょ」

ノパ听)「問答無用!!てぇぇぇい!」

ヒートはブーンへ向かって走り出す

   もう駄目だお!!

( ;゚ω゚)「ぅわぁ!」

( ;^ω^)「って、あれ?」
[15] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/10(日) 21:58:46.78 ID:X+BTLKGy0

ノパ听)「てぇぇぇぇい!」

声は凄いが、さっきに比べると、殴りかかる速度が断然に落ちている

そう、一般人でも飛べばよけれるくらいの速度だ

( ;^ω^)「うわぉ!?」
[16] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/10(日) 22:01:51.34 ID:X+BTLKGy0


ブゥン!!


彼女の動く速度はさっきに比べると遅いが、腕の速度は相変わらず恐ろしく速い
ものすごくアンバランスだ。

ノパ听)「ほう、流石によけるか!
     ここでは、覚醒させるついでに体の動かし方も覚えてもらう!一石三鳥だな!!」

ノパ听)「まずは、己の限界を知ることだ!どんどんいくぞ!」

[17] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/10(日) 22:02:52.85 ID:X+BTLKGy0



ブゥン!     ブゥン!   ブゥン!


彼女の攻撃は、ちょっとずつ早くなっていく

( ;゚ω゚)「ぅお!わぁお!」

ブーンは、かろうじて避けている

おそらく一発でもあたったらアウトだろう
[19] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/10(日) 22:04:01.92 ID:X+BTLKGy0




しゃれになってないお!



どんどん早くなってるお! 早すぎて最早何故避けれてるかわからないお!

このままじゃ、あたっ―
[21] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/10(日) 22:05:19.44 ID:X+BTLKGy0

( ;゚ω゚)「お?」

視界が、崩れる

ヒートの足が、ブーンの足にヒットしたのだ
足払いだ。当然、一般人のブーンがよけれるはずも無い

体形が崩れ、彼女の殴ろうとする姿が目の前にうつる

ノパ听)「あまい!」
[22] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2007/06/10(日) 22:06:28.56 ID:X+BTLKGy0

―あぁ、死んだお

ブーンは、死の覚悟をした―

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