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(´・ω・`)がトンファーな正義の味方になったようです


最終話

23 名前: ◆HJpDhgwF9U 2007/01/27(土) 19:57:47.25 ID:c11U0KOq0
第7話 闇に消えたァァァッ!トンファーブラァァァック!

( ゚д゚ )「ワシの名はトンファーシャイン
     今のトンファリングを見てわかったと思うが、俺もトンファーマスターだ。
     先ほどの攻撃見せてもらった。中々のトンファリングだ」

トンファーシャインと名乗る男は黒いアスファルトの上をゆっくりとこちらへ近づいてきた。

(´・ω・`)「で、そのトンファーシャインが僕に何かようかい?僕はこれから店に戻らなきゃならないんだが」

( ゚д゚ )「どちらが真のトンファーマスターか勝負しようぜ。トンファーマスターは二人もいらない」

トンファーマスターは真の漢の証、トンファー真拳を極めた者の魂の称号だ。

トンファーマスターは二人もいらない?そんなことは無い。

つまり、『この男は力を持て余し、あまつさえ争う為に使う』ということか。

……

はっきり言おう。気にいらないと。


24 名前: ◆HJpDhgwF9U 2007/01/27(土) 19:58:33.67 ID:c11U0KOq0
(´・ω・`)「トンファー真拳は正義の拳。争いを止める為のものだ。それを自ら使う?ましてや真のトンファーマスター?
       僕には君が戦いたいだけにしか見えない。つまり、君の称号は偽者だ。戦うまでもない」

それだけいうと僕は振り返り、バーボンハウスに向かって歩いていく。

( ゚д゚ )「待て!貴様ヒートという女は知っているか?」

トンファーシャインの言葉に反応し僕はすぐさま振り返る。

ヒートだと?ヒーをどうしたというのだ。

僕の顔を見てあせっていることがわかったのだろうか。

僕が口を開くより先にトンファーシャインが続ける。

( ゚д゚ )「悪いがVIPへ渡してきた。今頃VIP基地だろうな」

トンファーシャインは笑いながらさらっと喋る。

この男……許しておけない。


25 名前: ◆HJpDhgwF9U 2007/01/27(土) 19:59:02.45 ID:c11U0KOq0
一つため息を吐き出し僕は喋る。

(´・ω・`)「つまり、VIPに僕の正体をばらしたのも君というわけか」

トンファーシャインはニヤリと笑いながら首を縦に動かす。

( ゚д゚ )「もの分かりが良いな。そういうことだ。トンファーブラック。貴様と戦う為だ」

月明かりがトンファーシャインを照らす。頭に反射して少し眩しい。僕は表情を変えずに喋る。

(´・ω・`)「ぶち殺すぞ」

僕は今までで一番の早さでトンファーシャインの懐へ向かい、そのまま放つ。


26 名前: ◆HJpDhgwF9U 2007/01/27(土) 20:00:00.38 ID:c11U0KOq0
(´・ω・`)「トンファー真拳秘奥義!トンファービィィィムッ!」
       ∧_∧ ____________________
     _(´ ω  ̄ ̄/⌒ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    /      )(゚ д゚  )                 
∩  / ,イ 、  ノ/ (     ヽ        ( ゚д゚ ) 「なんの!トンファー真拳極意!トンファー受け止め!!
| | / / |   (〈   ヽ   | |\
| | | | ヽ  ー=- ̄ ̄=_| |  ヽ
| | | |  `iー__=―/ /   )
| |ニ(!、)   =_二_/ //  /   
∪     /  /  ( ) (  〈
     /  /    /  / \ \    ⊂ニ○ニニニニ⊃
    / _/    /  /   \ \    
    ヽ、_ヽ  /__〉   /_/

「トンファービーム」
トンファー真拳の中でも一部の人間にしか教えられない秘奥義だ。
トンファーマスターの中でも選ばれたトンファーマスターにのみ教えられる技で目からビームが出せるようになる。

「トンファー受け止め」
トンファー真拳の中でも数少ない防御技の一つで、防御技の極意。
本来繰り出された技を受け止め、そのまま相手を吹き飛ばす技であるが、
今回はショボンがトンファー真拳の使い手として強かった為吹き飛ばすまで至らなかった。


27 名前: ◆HJpDhgwF9U 2007/01/27(土) 20:01:11.96 ID:c11U0KOq0
(´・ω・`)「な、なんだと!?」

トンファーシャインは僕の攻撃を軽々と受け止めた。

トンファービームは僕が覚えている技の中でも一番強いものだ。

まさか受け止められるとは思わなかった。

( ゚д゚ )「甘いぞ、トンファーブラック!次はこちらから行かせて貰う!」

トンファーシャインが走ってこちらへ向かってくる。

僕はトンファービームを受け止められた所為か動揺していた。

僕のスピード以上で近づくトンファーシャインの攻撃を避けることができなかった。


28 名前: ◆HJpDhgwF9U 2007/01/27(土) 20:01:37.29 ID:c11U0KOq0
( ゚д゚ )「トンファー……え〜と……トンファー……( ゚д゚ )」
     _(  ゚д゚ )
    /      )
∩  / ,イ 、  ノ/        ドゴォォォ _  /
| | / / |    (〈       ∧ ∧―= ̄ `ヽ, _
| | | |  |     }    ∵. ・(ω・`〈__ >  ゛ 、_
| | | |  ヽ   ヽ            (/ , ´
| |ニ(!、)   \  \          / / / \
∪     /  ゝ  )        / / ,'
     /  / {  |       /  /|  |
    / _/  |  |_      !、_/ /   〉
    ヽ、_ヽ {_ ___ゝ         |_/

「トンファー技名忘れた」
トンファー技はたくさんある。時には忘れることだってある。


29 名前: ◆HJpDhgwF9U 2007/01/27(土) 20:02:27.68 ID:c11U0KOq0
(´・ω・`)「ゴフッ」

トンファーシャインに攻撃をモロにくらってしまった。

僕は腹をおさえて黒いアスファルトに膝を突く。

はたからみたらトンファーシャインに跪いているように見えるだろう。

酸っぱい液体が口の中に一杯になる。胃からあがってくる感覚が不快だった。

( ゚д゚ )「どうだい?初めて食らったトンファー技は。避けてくれると思ったんだがな。
     トンファーブラック君はこの程度かい?これでは拍子抜けだよ」

笑いながら話す。息は全然乱れていない。

こいつは強い。今までのVIPの怪人と比べ物にならないくらいに。

だが、ここで負けるわけには行かない。

ヒーをVIP基地まで向かえに行かなければならないから。

倒さねばならない。トンファーシャインを。


30 名前: ◆HJpDhgwF9U 2007/01/27(土) 20:03:07.17 ID:c11U0KOq0
(´・ω・`)「トンファーソード!!」
                
      ∧_∧       ( ゚д゚ )
   三. _(´・ω・)   ミ /⌒    ヽ   ( ゚д゚ )「なんの!トンファー回避!」
  三./      )   / /    ノヽ 
∩  / ,イ 、  ノ/  ミ( /ヽ   | )
| | / / |    (〈 _  \ /  _, -''
| || |  |     } )||にニニニニニフ
| | | |  ヽ   ヽ’ ~   |   /,,, /
| |ニ(!、)   \  \    |  / /
∪  三  /  ゝ  )   (  ) )
   三 /  / {  |    | | /        ⊂ニ○ニニニニ⊃
  三/ _/  |  |_   / |\ \
    ヽ、_ヽ {_ ___ゝ∠/   ̄

「トンファーソード」
トンファーで殴るとトンファーに傷がつくから代わりに使う武器。
「トンファー回避」
とりあえず避ける技。トンファー同士の戦いならば次の瞬間にはカウンターを仕掛けることが出来る。


31 名前: ◆HJpDhgwF9U 2007/01/27(土) 20:03:34.35 ID:c11U0KOq0
僕の攻撃はトンファーシャインにはかすりもしなかった。

トンファーシャインはニヤついている。

ああ、僕は負けるな。そう思った。

( ゚д゚ )「甘い、甘すぎるぞトンファーブラック!」

次の瞬間

……


33 名前: ◆HJpDhgwF9U 2007/01/27(土) 20:04:35.50 ID:c11U0KOq0
  \ | / /
   ゝ。; ‐‐‐ ドゴォォォ
  // | \;∵                     ∩
     . .∴・\∵’       .               | |
                             . | |ニ⊃
                             . | |
                       _ .     | |
                    , '   `ヽ ... | |
                     {     } .   | |
                   ヾ)    /)   . | |
                ,.-‐'´`ー-、_<.  .   | |      「真のトンファーマスターは俺だったようだな!
                 /   : :`ヾ三ニ'`ー 、r!| |       ワシのトンファーは百八式まである! 」
                  |         : : : :ヽミj
               j          : : /ハ   _
                .ノ        : : : :/.: : :;ト、_r' `!
               /          : :{: : : : : : /  i´
                |       : : : : : :人_: : ,/  .ノ
                !    : : : : : : : :/ /  `ー--'
             ,イ    : : : : : :/: : /
              ./ !\   ヽ、: : : : : :i
              /  ヽ \     : : : :/
            /\     `ー  : : : :/
         / : : :.\_       : :/
         !. : : : : : :.,'. : ̄``ヽ、__/
        ./ : : : : : : ! : : : : : : : : : : {


34 名前: ◆HJpDhgwF9U 2007/01/27(土) 20:05:03.65 ID:c11U0KOq0
第7話 闇に消えた!?トンファーブラック! 完

ショボンの状態 ???



35 名前: ◆HJpDhgwF9U 2007/01/27(土) 20:05:56.38 ID:c11U0KOq0
エピローグ

という夢をみた
      V
     ∧_∧
    ( ´・ω・`)     ∧_∧
   /     \   (´Д` ) この展開で夢落ちはヒデェwwww
.__| |    .| |_ /      ヽ
||\  ̄ ̄ ̄ ̄   / .|   | |
||\..∧_∧    (⌒\|__./ ./
||.  (    )シネヨ   ~\_____ノ|   ∧_∧
  /   ヽ           \|   (    ) この発想は無いわ
  |     ヽ           \/     ヽ.
  |    |ヽ、二⌒)        / .|   | |
  .|    ヽ \∧_∧    (⌒\|__./ /


36 名前: ◆HJpDhgwF9U 2007/01/27(土) 20:06:16.94 ID:c11U0KOq0
                ____
     ∧_∧      /___/|
    ( ´・ω・`)    .| ∧_∧ !/!
   /     \    |(´Д` )??|/|
.__| |____| |______..| ///ヽ|/|
||\/___/|   /| .| /./ |  |  _____
||\|..∧_∧ .|/.|  (⌒\|__./ ./??|/|/____/.|
||. | (    ) |/.|   ~\_____ノ |.|  || ∧_∧  |/|
  |/  //?|/.|         \|.!/!!(    )... | /.|
  || // ..|/.|           \.!/ //  ヽl/?|
  ||   //?| |二⌒)         /|.|...|// | ll/|
  |.|//  .| | ヽ\∧_∧    (⌒\|__./ /.!

−FIN−


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