- 2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:12:16.58 ID:fgWoOWDJ0
(´・ω・`)「というわけだから、これからよろしくね」
(-_-)「え?」
(´・ω・`)「昇進、おめでとー」
(-_-)
(-_-)「……え?」
(´・ω・`)「昇進だよ、昇進。今度VIP社から本社の方に移動になるから」
(´・ω・`)「喜べよ」
(;-_-)「あ、えっと、うん……はい」
(´・ω・`)「やー、めでたいねー」
(;-_-)(ど、どうしよう……)
- 4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:13:13.27 ID:fgWoOWDJ0
(-_-)編集長のようです
- 6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:14:08.16 ID:fgWoOWDJ0
- VIP社にて
( <●><●>)「トソンさん、あれからずっと来ませんね。今まで休むことなんてなかったのに」
从'ー'从「誰かさんのせいかな〜?」
( ・∀・)「かわいそーうなトソンちゃん。まったく誰のせいだか」
( <●><●>)
从'ー'从
( ・∀・)
(;-_-)「し……視線が痛すぎる、なんなんだよ君たち……言っておくけどあの時僕殴られただけだよ?」
(う_-)「なのにどうして連日連夜責められなくちゃいけないんだ……理不尽すぎる」
ズズー
( ><)「編集長、僕がいいことを教えてあげるんです」
っc∪
(;-_-)「あ、うん。すごいナチュラルにいますねビロード先生」
( ><)「いや、なんかここの出版社潰れるって聞いたんで職探しがてらに」
(;-_-)「潰れませんよ!」
- 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:15:04.14 ID:fgWoOWDJ0
( ><)σ「まあそれより聞くんです。奴らに正論は無駄無駄ですよ
自分が言うことが正しいって思ってますからねあいつら」
( <●><●>)
('A`)「そうですよ……悪魔に人の言葉がわかるわけない……」
( ・∀・)
('A`)「わかったとしても聞くわけがない。そうだ、聖歌とか歌えば!」
( <●><●>)「ビロード先生ちょっといいでしょうか」
( ・∀・)「ドクオ先生ー、てめぇちょっと来い」
「すみませんでしたぁ!」(;><(;'A`)「ちょ、なんで俺を盾に……!」
(-_-)「………………」
(-_-)ハァ
(-_-)(どうしよう……移動のこと、いつ言えばいいんだろうか……)
(-_-)(弱ったなあ……)
- 9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:16:09.80 ID:fgWoOWDJ0
('、`*川「何悩んでるんですか雄豚?」
(-_-)「あ、いや、なんていうかその……え、雄豚?」
('、`*川「貴方が言いたいことはまあわかるわ」
(;-_-)「わか……はぁ、え?いやちょっと」
('、`*川「自分のご主人様を失って、悲しいんでしょう?」
(;-_-)「僕にご主人様はいない!!」
('、`*川「わかるわその気持ち……!最初っからいなかったと思いたいのね」
(;-_-)「ちょっとーー!ペニサス先生!?」
('、`*川「私もご主人様が担当を替えるって言ったとき、もう自殺しようかと思ったもの」
(;-_-)「だから違……ってあの時そんな危険な状況だったんですか!?」
('、`*川「だからね、先輩として今豚であり奴隷のアンタにこう助言するわ」
(;-_-)「編集長なのにこんな扱いの僕が可哀相だ……今更だけど……」
('、`*川「自分に素直に生きなさい!」
- 11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:16:54.58 ID:fgWoOWDJ0
(-_-)
('、`*川
(-_-)「えっと……」
从'ー'从「ペーニちゃん、何話してるの〜?」
('、`*川「あああんっ!ご主人様の耳に入れるにはどうでも良すぎることですぅっ!!」
(-_-)
从'ー'从「なあに?教えない気?」
('、`*川「あっ……そ、そんなまさか……ただそこの豚がうじうじ悩んでたから
渇を入れてやろうと思っただけですぅっ……!」
(-_-)
从'ー'从「へぇ〜、ペニちゃんは他人様に渇を入れられるほど偉い子だったかなぁ?
ワタちゃん覚えてないなぁ〜〜」
( 、 *川「ああっ、ごめんなさいご主人様! ペニサスはそんな偉い人間じゃないです!豚です!豚ですぅう!!」
从'ー'从「豚さんならブヒブヒ鳴かなくちゃいけないよ〜?」
( 、 *川「ブヒイッ!ブヒイッ!」
(-_-)
- 13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:17:50.11 ID:fgWoOWDJ0
チラッ
( -_-)
( <●><●>)「私に対して"奴"とはいい身分になったものですね、先生」
( ><)「僕一応君の先生なんですけど……あ、ごめんなさい拳握らないで下さい」
( <●><●>)「はいわかりました」
⊂彡
パーンッ☆(#)><)「君わかってませんよこれ!」
(#)><)「うぅ……痛い……どうして君はまず殴るんですか……」
( <●><●>)+「楽しいからです」
(#)><)「僕は楽しくないです!」
(-_-)
チラッ
(-_- )
( ・∀・)「お前さ、何様のつもり? 何聖歌って?俺がそんなもんでくたばるとか本気で思ってるわけ?
超ウケんだけど、殺すよ」
('A`)「痛い痛い痛い……踏むんじゃねえよこの悪魔いや踏まないで下さいお願いします」
- 15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:18:37.38 ID:fgWoOWDJ0
( ・∀・)「あんまりふざけたこと言ってるとお前の部屋爆発するから」
('A`)「やめてくださいごめんなさいやめてやめて痛いです。払いたまえ清めたまえぇぇぇ!」
( ・∀・)「だから消えねっつの」
バシッ
(#)'A`)「ぎゃん!」
(-_-)
(-_-)(……皆、いつもどおりだ)
(-_-)(もしかしたら気をつかっててくれたりするのかも……)
( <●><●>)(><;)( ・∀・)('A`;)从'ー'从('、`*川
(-_-)
(-_-)(……それはないか)
(-_-)(でも、いつもどおりなのに、なんか寂しい)
(-_-)(足りないんだ)
- 16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:20:24.44 ID:fgWoOWDJ0
(゚、゚トソン
(-_-)(やっぱり、いないからなのかな……)
(-_-)「あの」
( <●><●>)「はい?」
(-_-)「僕、ちょっと出かけてきてもいいかな?」
( ・∀・)「ハロワ?」
(;-_-)「職失ってないよ!!」
( ><)「あ、僕も行ってもいいんです?」
(;-_-)「だから出版社潰れないですってば!」
('A`)「俺は帰ってもいいですか」
(;-_-)「いやっ……そもそもどうしているんですか?」
('A`)「なんとなく……」
(;-_-)「ああもう、皆さんついてこなくていいから! 僕はちょっと一人行くところがあるからね!」
- 17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:21:31.80 ID:fgWoOWDJ0
从'ー'从「トソンちゃんならBIP社にいるって聞いたよ〜?」
(;-_-)
(-_-)「な、なんだよ……別に彼女のことは何もいってないでしょ……
大体どうして君はそんなこと知ってるのさ」
从'ー'从「ナベちゃんは〜色々情報網が広ぉいの」
( <●><●>)「手ぶらで帰ってこないで下さいね」
(-_-)「なんだよ手ぶらって」
( <●><●>)「じゃあ帰ってこないで下さいね」
(;-_-)「じゃあって君!」
( ・∀・)「あーもー、めんどくせぇ、いいから行って来て下さいよ鬱陶しい。
ついでにスタバでコーヒー買ってきて、なんか今商店街で福引やってるらしいから、やってもいいですよ」
(;-_-)「ぱ、パシリじゃないんだぞう、僕は!」
('、`*川「いいから、さっさとご主人様のところに行ってらっしゃい」
(-_-)「だからご主人様じゃ……!」
( ・∀・)「うっせぇとっとと行け!」
- 18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:23:16.17 ID:fgWoOWDJ0
- どかっ
(-_-)「あぅっ!」
(;-_-)「お、追い出された……社員に追い出されてしまった……」
(-_-)「僕、編集長だよなぁ……?」
(う_-)
*
BIP社にて
(゚、゚トソン「弟者さん、そっちの書類、クーさんの所にまわして置いてください」
(´<_` )「わかりました」
- 19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:24:16.81 ID:fgWoOWDJ0
(゚、゚トソン「クックルさんはこちらの方お願いします」
( ゚∋゚) コクリ
(゚、゚トソン「プギャーさんは……」
ζ(゚皿゚*ζ「ちょちょちょちょ、ちょっと待ちなさいよでごじゃる!!」
( ^Д^)「編集長、口調が乱れてます」
ζ(゚o゚*ζハッ
ζ(゚ー<*ζ「ちょ、ちょっと待ってくれるかナァ?トソンちゃんっ☆」
(゚、゚トソン「なんでしょうか」
ζ(゚◇゚;ζ「なんでしょうじゃないわよ、ウチに入りたいってのはいいけど、なんでアナタが編集長みたいに指示しまくりなの?
編集長はこの私、デレちゃんなのよ!?」
(゚、゚トソン「そうですか、ではこの書類コピーお願いします」
ζ(゚ー゚*ζ「あ、うんわかった!」
テテテ
,,,ζ*゚ー゚)ζノ ウィーンガシャ ウィーガシャ
ζ*゚ー゚)ζ
- 21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:25:18.68 ID:fgWoOWDJ0
ζ(゚д゚*ζ彡「……って違うわー!」
( ^Д^)「編集長、遅いです」
⊂三ζ(゚皿゚*ζ「ノリツッコミだボケ!」
(#)^Д^)「すみませんでした!」
(゚、゚トソン「漫才がお好きなんですね」
ζ(゚皿゚*ζ「それはこいつだけだっつの!」
(#)^Д^)「俺そんな設定なんですか、初耳です」
(゚、゚トソン「弟者さん、ミセリ先生の所に原稿取りに行っていただけますか?」
(´<_` )「わかりました、行ってきます編集長」
ζ(゚∀゚*ζ「編集長はこのワ・タ・シ!」
(´<_` )
ζ(゚ー゚*ζ
(´<_` )チッ……
ζ(゚д゚*ζ「な、何よ……!?」
(´<_` )「別に」
- 22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:26:29.68 ID:fgWoOWDJ0
ζ(うo゚*ζ「……うっ……」
目薬⊂
ζ(;ー;*ζ「ふぇええん……プギャーくん!あいつ怖いよぉ〜」
( ^Д^)「よしよし、ワザとらしすぎますけど大丈夫ですか編集長」
ζ(;ー;*ζ「社会的に抹殺したいよぉ〜〜」
( ^Д^)「ハイハイ、あんまり無茶言わないで下さいね」
σ( ゚∋゚)クイ
( ^Д^)
ジィッ……
( ゚∋゚)
(^Д^ )「……こっち見るなよ」
(´゚∋゚)
(´<_` )「それじゃあ、ちょっと行ってきます」
(゚、゚トソン「ええ、お気をつけて」
- 23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:27:50.28 ID:fgWoOWDJ0
(´<_` )「ありがとうございます。トソンさんにそう言って頂けると俺は頑張れますよ」
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン「そうですか」
(´<_` )(スルーされた)
(´<_` )「いってきます……」
ガチャ
バタン
ζ(゚ー゚*ζ「ていうかね、大体なんなのよぉ、いきなりウチに就職したいだなんてさぁ!」
(゚、゚トソン「貴方はVIP社から引き抜きしたかったのでしょう?だったらいいじゃないですか」
(-_-)
(゚、゚トソン「それに……もう戻れそうもないですし」
- 26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:28:31.94 ID:fgWoOWDJ0
ζ(゚皿゚*ζ「知るか!そういう問題じゃねんだよ!」
( ^Д^)「編集長、血圧が」
⊂三ζ(゚∀゚#ζ「怒ってないわよ!?」
(#)^Д^)「ゲフゥ! じゃあなんで俺今殴られたんですか?」
ζ(゚ー゚*ζ「プギャーくんがノリにのってくれるくれるとこ、デレ好きだなっ」
( ^Д^)
(*^Д^)「は、はぁ」
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン「あ、クックルさん、ちなみに他の編集さん達はどちらに?」
( ゚∋゚)
クイ
(゚∈゚ )
(゚、゚トソン「ん?」
- 27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:29:44.15 ID:fgWoOWDJ0
<川 ゚ -゚)/「よし、やはりこのポーズが望ましい……次のポーズはこれで決定だな」
川д川「のの、呪いの手順そのい、1! 祈る……」
( ゚∋゚)
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン「……女性が多いんですね」
( ^Д^)「突っ込むところはそこだけなんですね」
(゚、゚トソン「もしやアナタ方も実は女性ですか?」
( ^Д^)「違いますよ、何言ってんですか」
(゚、゚トソン「そうですか、しかしあの様子だと仕事はあまりしてないように見えますが」
( ^Д^)「いや、こう見えてクックルが大体の仕事こなすんで」
( ゚∋゚)b
(゚、゚トソン「成る程」
ζ(゚皿゚*ζ「ちょ、デレちゃんを無視すんなぁーー!!!ぶっ殺すぞ!」
- 29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:30:51.87 ID:fgWoOWDJ0
( ^Д^)「編集長、口調が」
「すみません!」(^Д^(#)⊂三ζ(゚皿゚*ζ「テメーはなに敵と暢気にくっちゃべってんだよ!!」
ζ(゚皿゚*ζハァハァ
ζ(゚д゚*ζハァ……ハァ
ζ(゚ー゚*ζ……フゥ
σζ(゚、゚*ζ「言っとくけどね、私はアンタだけは認めたわけじゃないのよ!」
ζ(゚ー゚*ζ「私が入れたかったのは弟者くんだけ!新人引抜がしたかったの!
弟者くんがアンタがいないと入らないって言うから仕方なく入れてやったわけ
わかる?お情けよ、おーなーさーけ!」
ζ(-ー-*ζ「私にやったこと、忘れたとは言わせないんだからね、大体あんたは……」
( ^Д^)「編集長、編集長」
⊂ζ(゚皿゚*ζ「るっさい!今喋ってるとこ!」
( ^Д^>「トソンさん、もういませんけど」
ζ(゚、゚;ζ「え?」
- 30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:31:55.61 ID:fgWoOWDJ0
クイ
( ゚∋゚)σ
( ^Д^)「さっき仕事するからって事務室いったらしいです」
ζ(゚ー゚*ζ「な……」
ζ(>皿<#ζ「なんなのよぅう!あの女ぁあああ!!」
( ^Д^)(元気いいなあ……)
*
その頃のヒッキー
(-_-)「はぁ……とりあえず出てきたもののこれからどうしよう……」
(-_-)「手ぶらで帰るわけにもいかないし」
- 31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:32:58.88 ID:fgWoOWDJ0
(-_-)「いや、そもそも手ぶらってなんだよ!」
(-_-)「なんてノリツッコミしてみたりして……」
(*-_-)「ふふ、もしかしたら僕はお笑い会に旋風を巻き起こすかもしれない……」
(´<_` )「それはねーよ」
(*-_-)
(-_-)
ミ(;-_-)「お、弟者くん!?」
(´<_` )「ええ、弟者ですが何か」
(;-_-)「や、やけに冷静だな……いや、君はいつも冷静だけど……」
(´<_` )「クセなんで」
(;-_-)(なんか嫌だなぁ……)
(´<_` )「なんでここにいるんですか」
(-_-)「み、道端歩いてただけなのにそんなこと言われるなんて思わなかったよ……」
(´<_` )「この近くにうちの会社があるからですか」
- 35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:34:30.65 ID:fgWoOWDJ0
(-_-)「? う、うちの会社って……?」
(´<_` )「いえ、別に」
(-_-)
(´<_` )
(;-_-)
(´<_` )
(;-_-)(く、空気が重い……! 彼と話しているときの空気は大体重かったけど、ここまで重かったっけ……)
(´<_` )「……ヒッキーさん」
(;-_-)「……え? ヒ、ヒッキーさんって僕のこと?」
(´<_` )「名前、違いました?もう俺にとっては編集長じゃないんで
それとも呼び捨ての方がよかったですか」
(;-_-)「あ、いや……ヒッキーさんでいいです。あの、弟者くん」
(´<_` )「なんですか」
(;-_-)「その、どうしてウチの会社、やめちゃったの?」
(´<_` )
- 36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:35:28.03 ID:fgWoOWDJ0
(;-_-)「ワカッテマスくんやモララーくん、渡辺くんに聞いても、君が怒ってるってことしかわからないんだよ」
(´<_` )「俺も一ついいですか」
(;-_-)(質問に質問で返された……でも怖いからダメですなんて言えない……)
(;-_-)「どうぞ……」
(´<_` )「編集長は、一体トソンさんのことをなんだと思ってるんですか」
(;-_-)「え?」
(´<_` )「…………ただの職場の仲間ですか」
(;-_-)「えっと……」
(´<_` )「俺は」
(;、;トソン
(´<_` )「あの人を泣かせる人は、はっきり言って大嫌いです」
(-_-)「弟者くん……(泣かせ……?)」
- 38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:37:06.29 ID:fgWoOWDJ0
(´<_` )「答えてください、ヒッキーさん」
(-_-)
(-_-)「ト、トソンくんは……」
(゚、゚トソン『編集長』
(-_-)「僕にとって……」
(゚、゚トソン『まったく仕方のない人ですね』
(-_-)「………………多分、とても」
ド――――――――――ンッ!
(´<_` )サッ
「いくぞいくぞいくぞゴルァアア!」=三⊂( ,,゚Д゚)⊃#)-□-)「たいぶるぁぁぁああああ!」
⊂( ,,゚Д゚)⊃「? 今何かにぶつかった気がするぞゴルァ!」
(;-@∀@)「思い切りぶっ飛ばしたよ!ちょ、ギコ!止まった方が良くないかい!?」
⊂( ,,゚Д゚)⊃「そんな時間はないぞアサピー!とりあえずごめんなさいって言っておけばおkだゴルァ!」
:(#)-_-):「い、痛い……」
- 40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:38:48.06 ID:fgWoOWDJ0
(;-@∀@)「うわあああああ!ごめんなさああああああああい!」
⊂( ,,゚Д゚)⊃「悪かったなぁあああああああ!!俺ら急いでんだ!文句がある時は
VIP高校新聞部まで!」
(;-@∀@)っ□「……すみません!ほんとすみませんでした!
あ、これあげますんでよかったらどうぞ!!それじゃ!」
〜□
(;-@∀@)
-=三⊂( ,,゚Д゚)⊃「ブーーーーンだゴルァアアア!!」
:(#) _ ):「うぅ……」
(´<_` )(危なかった……)
(#)う_-)「い、痛いよー……」
(´<_` )「…………ヒッキーさん」
(#);_-)「な、何?」
(´<_` )「なんか、白けたんでもういいです」
- 41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:40:00.69 ID:fgWoOWDJ0
(#);_-)「し、しらけたって……あの、僕今ぶっ飛ばされたんだけど……」
(´<_` )「俺、トソンさんが好きですよ」
(#);_-)
(#);_-)「え?」
(´<_` )「トソンさんが好きです、入った時からの憧れなんで」
(#)う_-) ゴシ
(#)-_-)「それを……なんで僕に言うの」
(´<_` )「別に、もう関係ないですから、いいんですけどね、俺はトソンさんに、告白するつもりだってことを」
(´<_` )「……ただ、アンタに言っておきたかっただけです」
(-_-)「………………」
(´<_` )「それじゃあ」
(;-_-)「あ……ちょ……」
- 42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:41:11.65 ID:fgWoOWDJ0
( > )
(;-_-)「あ……」
(;-_-)「い、行っちゃった……」
(;-_-)「相変わらず自分勝手だなぁもう」
(-_-)「つーか、なんで僕にそんなこと言うんだよ……」
(-_-)「弟者くんはイケメンだし、酷いし冷たいけど優秀なんだから告白でも
なんでもすればいいじゃないか」
(-_-)「そうだよ、そしたらトソンくんだってOKするよ、結構お似合いじゃない」
( ´_>`)(゚、゚トソン
(-_-)「お似合いだよ、…………うん」
(;-_-)「はぁ…………僕、何やってんだろ……」
- 45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:42:39.58 ID:fgWoOWDJ0
(_- )「頼まれたコーヒーでも買って帰ろう……」
カサ
ミ(_- )「ん?」
(- )「なんだろ、足元に何か……」
ピラ
(-_-)っ□
(;-_-)「福引券?」
(-_-)「そういえばモララーくんが商店街で福引やってるとか言ってたっけ……
5枚で一回か」
(-_-)(さっきぶつかった子たちが落としてった奴かな?4枚ある……)
(-_-)「あと、一枚……あ」
□〜
(-_-)「落ちてた……結構探せばあるんだな、これで一回引けるや」
(-_-)
っ□
- 47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:44:05.55 ID:fgWoOWDJ0
(-_-)(一等は……豪華熱海の旅行チケットか、僕には無用の長物だけど……)
(*-_-)(でも、やってみるだけならいいよね? もしかしたら当たるかもしれないし)
(*-_-)(当たりってなんか使わなくても嬉しくなるんだよなあ、ふふ)
*
ギィ
ガチャ
(´<_` )「……ただいま帰りました」
(゚、゚トソン「お帰りなさい、原稿いただけましたか?」
(´<_` )「はい」
(゚、゚トソン「お疲れ様でした、お茶でもどうぞ」
(´<_`*)「あ、い、いただきます」
- 48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:44:57.16 ID:fgWoOWDJ0
ζ(゚ー゚*ζ「…………」
ζ(゚皿゚*ζ「ちょちょちょ、プギャーくん!奴らてっきりデレをシカトモードだよ!」
( ^Д^)「そうですね!大変ですね、有り得ないっすよ編集長!」
ζ(゚ー゚*ζ
ζ(¬、¬;ζ「の、ノリノリのプギャーくんって、キモ……」
( ^Д^)
( ゚∋゚)
www( ゚∋゚)9m (^Д^ )「それ俺の専売特許……」
m9ζ(゚ー゚*ζwwwww
( ^Д^)、「もういいです……」
ζ(゚д゚;ζ「な、何も泣かなくても……!」
(;^Д^)「え、俺今泣いてませんよね!?」
ζ(゚ー<*ζ「きゃはっ☆」
ミつ
(#)^Д^).。*「笑顔で殴られた!なんでっすか!?」
- 51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:47:18.13 ID:fgWoOWDJ0
(´<_` )「トソンさんの入れてくれるお茶はいつも美味しいですね」
(゚、゚トソン「そうですか、ありがとうございます。でも私のお茶よりも
ヒッキー編集長の入れるお茶の方が実は美味しいのですよ、あの人入れなれてますから」
(´<_` )
◇⊂(´<_` )「あ、お菓子、商店街で買ってきたんですけど、食べます?」
(゚、゚トソン「あら、ありがとうございます」
(´<_` )「いえ、どんなのがいいとかわかんなかったんで適当に買っちゃったんですけど、お茶請けにでも」
(゚、゚トソン「ああ、メシウマ亭の紅茶プリン、編集長がよく買ってたやつ……」
(´<_` )
(´<_` )「仕事、どうですか?」
(゚、゚トソン「別に、問題は特にないですよ」
(´<_` )「トソンさんなら、なんでもこなせますよね、完璧っぽいですし」
(゚、゚トソン「そうでしょうか、まぁ編集長がちょっとドジだったので、私がフォローしなければいけませんでしたしね」
(´<_` )
(´<_` )「……トソンさんて美人ですよね」
- 54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:49:55.34 ID:fgWoOWDJ0
(゚、゚トソン「そうでしょうか」
(´<_` )「ええ」
(゚、゚トソン「……ありがとうございます」
(´<_`;)(スルーされた……)
コクコク
(゚、゚トソン
っcU
(´<_`;)
(´<_` ) ゴホン
(´<_` )「さっきヒッキーさんに会いましたよ」
コクコ……
(゚、゚トソン
cU
( 、 トソン ゴホッ ゴェェ!
(´<_`;)「えぇ!?」
(゚、゚トソン「ど、どうかしましたか」
(´<_`;)(トソンさんが吹くの初めて見た……)
- 57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:51:02.23 ID:fgWoOWDJ0
- (´<_` )「あ、いえ……」
(゚、゚トソン「それで?」
(´<_` )「え?」
(、゚;トソン「だ、だからその……」
(´<_` )「………………」
( (-_-) )
O
o
(´<_` )(あいつ死なないかな……)
(´<_` )「ヒッキーさんは元気でしたよ」
(゚、゚トソン「そうですか……」
(´<_` )「それが、どうかしたんですか?」
(゚、゚トソン「いえ、別に」
(´<_` )「………………会いたいですか?」
(゚д゚トソン「なっ」
(´<_`;)(表情が崩れた!?)
- 59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:52:11.81 ID:fgWoOWDJ0
(゚、゚トソン「そ、そんなことはありません」
(´<_`;)「そう、ですか……」
(゚、゚トソン
(´<_` )
(゚、゚トソン
(´<_` )
(゚、゚トソン「私、ちょっと片付ける仕事がありますので、これで失礼します」
(´<_` )「あ、ハイ」
ギィ
ガチャン
(´<_` )
( <_ )
(∩<_ )「……あぁ〜〜〜〜〜〜…………」
- 61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:53:50.14 ID:fgWoOWDJ0
(、゚;トソン
(∩<_∩ )「んっだよもう……全然見込みないじゃないか俺……」
(´<_` )「あの男もあんなだし、流石過ぎて何も言えねぇ……ん?」
壁|゚∋゚) ^Д^)ζ*゚ー゚)ζ (´<_` )
(´<_` )「……何見てるんだよそこ」
ζ(゚∩゚*ζ「やだ!なんとなく失恋決定っぽい男がこっち見たよプギャーくん!www」
( ^Д^)「血も涙もないっすね編集長」
( ゚∋゚)
(´<_` )「さっき書類整理してたらちょっとした裏金の証拠見つけたんだけど」
ζ(゚皿゚*ζ「テメェあれほど処理しとけっつったろ!」
ミつ
(^Д^(#)☆「そんなんやってないのにノリで殴らないでくださいよ!」
- 63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:55:57.03 ID:fgWoOWDJ0
ζ(゚д゚*ζ ハッ
ζ(゚◇゚;ζ「ちょちょ、ちょっと!うちはそんなことやってないわよ!そっちはどうだか知らないけど!」
(´<_` )「やってねぇよ、あっちの時は編集長がヘタレだったから
トソンさんが実質編集長みたいなモンだったしな。そんなみみっちいことするか」
ζ(゚ー゚*ζ「あ、あからさまに敬語が無くなってムカつく……!社会人としてどう思うプギャーくん!?」
( ^Д^)「人のこと言えねぇなとしか……」
ζ(゚皿゚*ζ「どっちの味方だよお前!」
(´<_` )「なぁ」
ζ(゚ー゚;ζ ビクッ
ζ(゚、゚*ζ「な、なによう、デレちゃんは暴力には暴力で対抗するわよ……クックル!」
( ゚∋゚)コク
(´<_` )「別に喧嘩なんかしねぇよ、ただ、ちょっと聞きたいんだけど」
( ^Д^)「なんすか?」
- 65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:57:44.65 ID:fgWoOWDJ0
(´<_` )「俺、どうすればいいかな?」
ζ(゚皿゚#ζ「そんなん知らねーよボケ! 自分で考えろ甘ったれんなこのヘタレサディストが!
新ジャンルかお前は!」
( ^Д^)「編集長、もうちょっとソフトに」
プイ
ζ(H゚* ζ「……好きにすればいいでしょ!鬱陶しいんだよ!」
(´<_` )
(´<_` )
(゚、゚トソン『まったく編集長は』
(゚ー゚トソン『仕方ないですね』
(-_-)『トソンくんは僕にとってとても……』
(´<_` )
( <_ ) ハァー
(´<_` )「……ちょっと、出かけますから」
- 67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/05(日) 23:59:28.30 ID:fgWoOWDJ0
ζ(゚ー゚*ζ「何処に?」
(´<_` )「空気嫁バカ女」
( ^Д^)「おっと編集長の悪口はそこまでッスよ」
(´<_` )「俺は基本的に編集長という人種が嫌いなのかも」
ζ(゚ー゚*ζ「ふ、ふーんだ!こっちだって願い下げよ!」
ζ(゚皿゚*ζ「バーカ!」
(´<_` )「何それ?脳味噌スッカラカンだな」
ζ(゚ー゚*ζ「う」
ζ(;д;*ζ「うわ〜〜ん、プギャーくん〜」
(*^Д^)「はいはい、よしよし」
(´<_` )
(´<_` )「……ま、あんたもがんばれば」
(;^Д^)「な、なんの話かわからないです」
(´<_` )「あっそ、どうでもいいけど」
- 71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 00:01:12.35 ID:NFRoJg5z0
( ゚∋゚)
(´<_` )「じゃあな」
( ゚∋゚) コクリ
(´<_` )「トソンさん」
(゚、゚トソン「あら、弟者さん、どうかしたんですか?」
(´<_` )「ちょっとついてきて欲しいところがあるんですけど……」
(゚、゚トソン「どこにですか?」
(´<_` )「それは……まぁ、いいから」
(゚、゚トソン「いいからって、なんですかそれは」
(´<_` )「付いてきてくれればわかります」
(゚、゚;トソン「ちょ……」
- 73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 00:02:25.38 ID:NFRoJg5z0
- *
カランカラン
ハイザンネンショウ、ティッシュダヨニイチャン
(-_-)
っ□
(-_-)「いや、うん……まぁね」
(-_-)「わかってたよ、そんな簡単に当たるはずないって、漫画じゃあるまいし」
(-_-)「ってゆーか僕クジ運悪いし、当たったらむしろ怖いし」
(-_-)「むしろティッシュって当たりだよこれ、だって絶対使うもん」
(-_-)「いやあ、ティッシュ嬉しいな!あはは……はは……」
ビュォォオオオオ
ブルッ
:(-_-):
- 75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 00:04:27.85 ID:NFRoJg5z0
(-_-)「寒い……あらゆる意味で」
(-_-)「早く帰ろう……」
『VIP出版社』
(-_-)「帰ってきてしまった……」
(-_-)「怒られるかな……ていうか、殴られるかな……」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
( ・∀・)( <●><●>)从'ー'从
ブルルッ
:(;-_-):
壁|_-)「た、ただいまー……」←一応小声
- 77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 00:05:43.39 ID:NFRoJg5z0
( ・∀・)「お帰り」
(;-_-)「ひぃ!た、ただいません!」
( ・∀・)「は? 何言ってんの?」
( <●><●>)「いいから早く入りなさい」
(;-_-)「あ、あれ?怒らないの?」
从'ー'从「どうして怒らなくちゃいけないの〜?」
( ><)「僕、編集長のこと少し見直しました!漢ですね!」
(-_-)「え?何?ていうか見直される立場なの僕?」
'A`)「帰りそこねた……」
('、`*川「やるじゃない雄豚!」
(;-_-)「な? なに???」
( ・∀・)「ほら、応接室で待ってるから、トソンちゃん」
(-_-)
(-_-)
(;-_-)「えぇ!?」
- 78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 00:07:05.55 ID:NFRoJg5z0
(゚、゚トソン
(;-_-)「ど、どうしてトソンくんがここに?」
( ・∀・)「べぇーっつに、おかしくないでしょ。トソンちゃんはもともとここの社員なわけだし」
( <●><●>)「まだ辞表受理されてないですしね」
(-_-)「そ、そうだったの?編集長なのになにも知らされて無かったよ」
从'ー'从「別にいいじゃない〜、それより弟者くんが連れて来てくれたのよ〜」
(-_-)「それよりって…………」
(;-_-)「えぇ!?弟者くん!?」
(´<_` )「はい」
(;-_-)「うわ思ったよりも近くにいた!」
(´<_` )「いちゃ悪いですか?」
(-_-)「いたたたたたた首絞めてきた!元部下が首絞めてきた!」
(´<_` )「元部下なら首くらい絞めますよ」
- 82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 00:08:24.87 ID:NFRoJg5z0
(;-_-)「いや絞めねーよ!ていうか何しに来たの君!?」
パッ
(´<_` )
(;-_-) ブハァッ
(´<_` )
(´<_` )「俺、編集長のことすごい嫌いです」
(;-_-)「え?何?今度は心を折る攻撃?」
(´<_` )「俺よりルックス悪いし俺より頭悪いし俺よりヘタレだし
俺よりスポーツできそうにないし俺よりもとにかく下だし」
(;-_-)「ど、どんだけ下に見てるんだよ君……」
(´<_` )「それに、俺が欲しいものに気づかないで手に入れてるし」
(;-_-)「え……?」
(´<_` )「大嫌いです、だから……」
( <_ )スゥ
(´<_`#)「さっさと話しあってあの人泣かせたこと謝ってくっつけよタコ!めんどくせえな!!」
- 85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 00:09:36.30 ID:NFRoJg5z0
ドカ!!
(;-_-)「ぎゃひんっ!」
バタン!
(゚、゚トソン
(;-_-)「あ……」
(゚、゚トソン「……どうも」
(;-_-)「や、やぁ、久しぶりだね……トソンくん」
(゚、゚トソン「えぇ」
(;-_-)
(゚、゚トソン
(;-_-)(空気が重い……)
(-_-)「な、なんかBIP社の方にいってたって聞いたけど……どうしてかな?」
- 88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 00:11:03.59 ID:NFRoJg5z0
(゚、゚トソン「編集長と同じ場で働きたくなかったので」
(;-_-)「グ、グエェー!相変わらずストレートだな君!」
(゚、゚トソン「他に言いようがありません」
(;-_-)「いやあるでしょ常識的に考えて!」
(゚、゚トソン「ありません」
(;-_-)「そ、そう……」
(゚、゚トソン
(;-_-)「あの、でも、そんな理由なら戻ってきて欲しいな」
(゚、゚トソン「…………そんな、理由?」
(-_-)「う、うん、だってホラ、君はとても優秀な人材だし。悲しいけど僕よりこの会社仕切ってるし……」
(゚、゚トソン「………………」
(;-_-)「あと、僕今月付けで移動になるから、僕が嫌ならこれで解決だし!」
- 89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 00:12:22.45 ID:NFRoJg5z0
( 、 トソン
(゚、゚;トソン「え……?」
壁|;・∀・) <●><●>);'ー'从(おい、聞いてないぞ!!)
(-_-)「だから、ね……?できれば、も、戻ってきてもらえないかな」
( 、 トソン「どうして……そんなこと言うのですか」
(;-_-)「いや、どうしてって……」
(゚−゚トソン「毎回毎回、別に編集長は悪くないのになんで最終的には
自分の方から折れてくれるんですか?」
( 、 トソン「あなたはただ理不尽な目にあってるだけなのに!どうして許すんですか」
(;-_-)「ト、トソンくん……?」
(゚O゚トソン「いっそのこと、私のことなんて大嫌いと言ってください
私のように暴力的な女、可愛くないし怖いし大嫌いと言って下さい」
(゚、゚トソン「…………そうすれば、諦めも付きます」
(;-_-)「……」
- 90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 00:13:33.75 ID:NFRoJg5z0
(∩、∩トソン「じゃないと、いつまでも諦められないじゃないですか……」
(-_-)「トソンくん、君、もしかして……」
(、∩トソン「なんですか……」
(-_-)「ぼ、僕のこと嫌いじゃないの?」
(゚、゚トソン
(-_-)
(゚、゚トソン「今更、何を言ってるんですか……」
(;-_-)「え、だ、だって、君いつも僕のことパシリにするし詰るし部下とは思えない暴挙に出るし
僕と同じところで働きたくないとか言うし、僕はてっきり嫌われてるのかと……」
(゚、゚トソン「私は、嫌いな人間の元で働かなければお茶を入れたりお菓子を買わせたりもしません
ましてや、好き好んで話したりなんて絶対にしません」
(;-_-)「え、え、え?」
(-、-トソン「だからつまり」
- 94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 00:15:02.50 ID:NFRoJg5z0
(゚、゚トソン「私は、編集長のことが好きなんです」
(-_-)「は」
- 96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 00:17:18.45 ID:NFRoJg5z0
壁|A`)*'、`)*><)*・∀・) <●><●>)*'ー'从(い、言ったー!!)
(;-_-)「え?あの、え?」
(゚、゚トソン「私はこういう性格なので、曖昧なものは嫌いです、編集長」
(;-_-)「はひっ」
(゚、゚トソン「お返事、聞かせてください」
(;-_-)「あの、と、突然すぎて何がなんだか……」
ガン!
(;-_-)そ ビクッ
オイオトジャヤメロ
ソーヨーイイトコナンダカラー!
(;-_-)「…………」
(゚、゚トソン
(;-_-)「ええとね、色々ぐちゃぐちゃになって言いたいことがうまくまとまらないんだけど……」
(゚、゚トソン「はい」
- 98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 00:19:47.75 ID:NFRoJg5z0
- (-_-)「君がいない日が凄く寂しかった、よ」
(゚、゚トソン
(-_-)「何かが足りなくて、なんていうかこう……虚しくて、何してても手につかなくて」
(゚、゚トソン
(-_-)「だから、その、まく言葉には表せないんだけど」
(゚、゚トソン「表してください」
(;-_-)「えぇ?ん、だから……つまり、君がいてくれると僕は幸せで」
( 、 トソン
(;-_-)「トソンくんが一緒にいてくれるだけで、楽しくて、それはあの……」
(;-_-)「きっと、僕もトソンくんのことが好きだからだと、思う……」
( 、 トソン
(;-_-)「な、なんか照れちゃうな、恥ずかしい……トソンくん?」
( 、 トソン
(゚о゚トソン「わ」
(゚、゚トソン「私は今嬉しさで死にそうです」
- 100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 00:21:05.80 ID:NFRoJg5z0
(-_-)「え?はは、なんだか君らしくないな……」
(゚、゚トソン「私を好きだと仰いましたね」
(;-_-)「う、うん」
(゚、゚トソン「…………嬉しいです、嬉しすぎます」
(*-_-)「あ、あの……」
(゚、゚トソン「絶対離しませんから」
(;-_-)「それ、普通は僕側のセリフ……」
( 。 *トソン「離してなんて、やりません」
(;-_-)
(*-_-)「…………うん、そうだね」
ぎゅうっ
- 106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 00:23:42.18 ID:NFRoJg5z0
- 壁の向こう側
( ・∀・)「あーあ、ついにくっついたかー」
( <●><●>)「まだるっこしかったですが、これでようやくひと段落しましたかね」
( ><)「いいなあ、僕も彼女ほっしんです」
( <●><●>)「それは無理でしょう、常識的に考えて」
(;><)「え!なんで即否定!?」
A`)「つか何この空間……リア充の雰囲気でHP削られるんだけど……勘弁……」
('、`*川「主従関係としては生ぬるい感じですけど、よかったですね!ご主人様!」
从'ー'从「ん〜トソンちゃんも可愛かっただけにちょっと残念、かなぁ?」
('、`*川「ひ、ひどいですご主人様!ご主人様はペニサスだけのご主人様ですぅ!!」
从'ー'从「も〜〜しょうがないな〜〜、えい!」
バチン!
('、`*川「ブヒィ!」
- 110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 00:26:02.55 ID:NFRoJg5z0
( ・∀・)ミ「…………ん?」
ドンヨリ
( <_ )
( ・∀・)「おいおい、元気出せよー弟者くん、女なんてそこら中にいるって
つーか、連れて来た時点でお前も覚悟してたでしょー?」
( <_; )「しばらく放っておいてください……」
( ・∀・)「あはははは、何こいつ、泣いてんだけどチョーうける」
( <●><●>)「あなた本当に酷いですね」
A`)(今更……)
シクシク……
(∩<_∩ )
- 113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 00:27:44.09 ID:NFRoJg5z0
- *
(-_-)「あれ?トソンくん、もしかしてちょっと泣いてる?」
(う、゚トソン「べ、別に泣いてなんていません」
(*-_-)「え〜、ウッソだぁ〜、絶対ちょっと泣いてるでしょ〜」
(゚、゚トソン「泣いてないと言ってるでしょう刺し殺しますよ」
(;-_-)「さ、刺し殺すって君恋人に!」
(゚、゚*トソン(恋人……)
(;-_-)「まぁ、ちょっと濡れてるしさ、ホラ、拭きなよ。こんなティッシュで悪いけど」
(゚、゚トソン「まぁ、ありがたく受け取っておきます……あら?」
(;-_-)「え?どうしたの?」
(゚、゚トソン「これ、福引のティッシュですね。一等が熱海旅行のやつ」
(;-_-)「あ、うん、商店街の……まぁ残念ながらハズレだったけども」
(゚、゚トソン「ハズレですか?」
(;-_-)「え?」
- 116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 00:30:10.80 ID:NFRoJg5z0
(゚、゚トソン「私に差し出してくれたなら、少なくとも私にとってはハズレではありません」
(゚ー゚トソン「ありがとうございます」
(-_-)
(*-_-)「う、うん」
(゚、゚トソン「ま、とは言え一般的にはハズレですよね」
(;-_-)「あっれぇ!?き、君の性格がわからなくなってきたよ!」
(゚、゚トソン「ですから私はきちんと、当たりの熱海旅行を当てます」
(;-_-)「君なら本当にあてそうだから怖いよ……」
(゚、゚トソン「何を仰ってるんですか?編集長も関係してるんですよ」
(;-_-)「え?」
(゚、゚トソン「……いつか、熱海に連れてってくださるって言ったでしょう」
(;-_-)「そ……そういえば……そんなこともあったな……」※A参照
(゚、゚トソン「まったく、仕方ありませんね、編集長は、プロポーズの言葉を忘れるなんて」
(;-_-)「えぇ!?」
(゚、゚トソン「冗談ですよ」
- 123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 00:35:37.51 ID:NFRoJg5z0
(-_-)「じょ、冗談……それもショックだな」
(゚、゚トソン「プロポーズの言葉は、別の機会にちゃんといただきますので」
(-_-)「え?」
(゚ー゚トソン「ふふ」
(*-_-)「トソンくん……」
(゚ー゚トソン「ほら、お仕事ですよ、編集長」
(-_-)「でも僕、移動……」
(゚、゚トソン「そんなの、なんとかしますよ、ねぇ壁の向こうの皆さん」
壁|∩<_∩ ) ・∀・) <●><●>)'ー'从「はーい!」
(;-_-)
(゚、゚トソン「だから」
(-_-)「え……?」
- 127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 00:36:59.61 ID:NFRoJg5z0
(゚、゚トソン「これからも、私だけの編集長でいてください」
(^ー^ソン「ね」
(-_-)
(*-_-)
(*-_-)「うん、よろしくね、トソンくん」
(゚ー゚トソン「はい」
〜(-_-)編集長のようです(作家シリーズ)〜 おしまい
- 143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 00:42:43.57 ID:NFRoJg5z0
- ( ><)&( <●><●>)編
( ><)「あ〜、ついにくっついたんです!ちょっとwktkしましたね!」
( <●><●>)「他人の恋に喜ぶ先生……はぁ……」
(;><)「君の哀れみの目が痛すぎるんですけど……」
( <●><●>)「先生の春がまだ来ないのはわかってます」
(;><)「わ、解るな!嫌なんですそんなの!大体ワカッテマスさんだって彼女いないくせに!」
( <●><●>)「いないというか……」
(*‘ω‘ *) 「ぽっぽー!」
( ><)「あ、姪っ子のちんぽっぽちゃん!また遊びにきたんですか」
(*‘ω‘ *) 「来たぽっぽ」
( <●><●>)「先生、その子供あまり近寄らせないで下さいね」
( ><)「相変わらず子供が苦手なんですね……」
( <●><●>)「苦手ではありません、嫌いなんです」
(*‘ω‘ *) 「ぽ……」
- 146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 00:45:31.73 ID:NFRoJg5z0
(;><)「もう〜、子供の前でその毒舌全開やめてくださいよ〜
僕みたいに人間不信になったらどうするんですか〜」
( <●><●>)「面白いです」
(;><)「鬼か!」
(*‘ω‘ *) 「素敵……」
( ><)「え」
( <●><●>)「?」
(*‘ω‘ *) 「そのクールな視線がたまらないっぽ……」
(;><)「ち、ちんぽっぽちゃん?」
(*‘ω‘ *) 「その目に見つめられると、ぽっぽの中の女が目覚めちゃう……」
(;><)「姪っ子が大変な方向に!!」
( <●><●>)+
(;><)「なんかちょっと面白がってません!?君!」
( <●><●>)「面白いです」
(;><)「ちょっとは本音隠せよ!」
- 156 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 00:50:25.75 ID:NFRoJg5z0
(*‘ω‘ *) 「わかってますさん、わたしを、わかってますさんのおよめさんにしてください!」
(;><)「ワ、ワザとらしくひらがなにしてきやがった……なんか計算高いんですこの姪っ子……」
( <●><●>)「ということは、私と先生は親戚になるのですね」
(;><)「ちょ、い、いやすぎる!絶対に認めませんよ僕は!つーかロリコンか!」
( <●><●>)「失敬な、少女の夢を壊すのはかわいそうでしょう?」
( ><)「……君、ひっどい振り方とか考えてないですよね?」
( <●><●>)「まさか」
( <∧><∧>)「考えてませんよ」
(;><)(考えてる!)
(;><)「ちんぽっぽちゃん!やめるんです!こんな男、ヤクザのがまだマシですよ!」
(*‘ω‘ *) 「叔父さんうぜぇ」
(;><)「姪っ子が反抗期にー!」
( <∧><∧>)「ははは」
(;><)「笑うなー!」
- 161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 00:54:22.21 ID:NFRoJg5z0
- ('A`)&( ・∀・)編
('A`)「ああ、今日も今日とていいことがない、この世に神なんて存在するのか?答えは否だ
もし存在するとしたら悪魔のみ……」
( ・∀・)「るっせ!お前何休んでんだよ、焼き土下座は好きですかーあ?」
('A`)「痛い痛いその靴痛い、つーか土足厳禁だ!」
(#'A`)「このやろおぉぉぉおおおおおおおおお!」
がっし!ぼか!
( ・∀・)「頭は冷めたか?」
(#)A`)「ハイ……すみませんでした……」
( ・∀・)「次はないよー?」
(#)A`)「いつか殺す(はい、ごめんなさい)」
( ・∀・)
(#)A`)
がっし! ぼか!
- 166 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 00:58:34.62 ID:NFRoJg5z0
( ・∀・)「お前の行動ワンパターンすぎて面白くなくなってきた、これで話かけなかったら
屋上から突き落としてるよ俺」
(#)A`)「俺もアンタが編集者じゃなかったら何度自殺未遂を免れたことか……」
( ・∀・)「小説家は色々なこと経験しといた方がいいんだよ、練炭買う?」
(#)A`)「買いません」
( ・∀・)「はー、にしても、今頃トソンちゃんと編集長は旅行中かー」
('A`)「あぁ……本当に当てましたもんね、熱海」
( ・∀・)「え、お前マジであれ当てたと思ってるの?」
('A`)「え?」
( ・∀・)「そう簡単に当てるわけないじゃん、福引なんて当たんねーよ、特にお前は」
('A`)「必要に異常にけなすな……いでください」
( ・∀・)「あれは、トソンちゃんのために俺らが買ったの」
- 174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 01:03:08.35 ID:NFRoJg5z0
(;'A`)「え?」
( ・∀・)「編集達で色々プラン決めて、プレゼントしたわけよ、ま、ちょっとしたお祝いだな」
(;'A`)「アンタが人のために何かするだなんて……」
( ・∀・)「ぶっ殺すぞ」
( ・∀・)「ま、今回はお前にもお礼を言わなくちゃいけないんだけどさ」
('A`)「?」
( ・∀・)「熱海の旅行の資金、主に先生達のポケットマネーから出てるから」
('A`)「…………え?」
( ・∀・)「いやー、ほんっとありがと! 流石売れっ子作家は太っ腹だねぇ!よ!」
(;'A`)「え、え!?お、俺の金!?アンタは!?」
( ・∀・)「僕らはホラ、企画ってやつ?」
(;゚A゚)「うわあああああああああ!良く見たら通帳の残高が著しく減ってる!
これ俺訴えたら勝てるんじゃね!?!」
( ・∀・)「へぇ」
:('A`):「いや、う、訴えませんけどね」
- 175 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 01:04:48.48 ID:NFRoJg5z0
( ・∀・)「だよね〜、ドクオ先生ったら優しい〜〜wwww」
(うA`)(殺す!絶対いつか殺す!こいつを殺すのが俺の最終目標!)
( ・∀・)「じゃ、スッキリしたとこで原稿始めようか!?」
('A`)「ちくしょおお!神様のバカヤロォォオオオ!」
- 180 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 01:07:06.98 ID:NFRoJg5z0
- ('、`*川&从'ー'从編
('、`*川「あっ、ご主人様!もっと!もっと強く打ってください!」
从'ー'从「こう?これが嬉しいの?」
( 、 *川「あひぃ!いい!気持ちよすぎる!」
从'ー'从「はしたない子ね〜ペニちゃんったら、名前もいやらしいし……
もしかしてこういう運命の元に生まれてきたのかな〜」
( 、 *川「は、はひぃ……全てはご主人様の言うとおりでございます……」
从'ー'从「ふぅ〜ん、ね、背中に座るよ」
( 、 *川「は、はい……」
从'ー'从「よいしょっと……ペニちゃんさぁ」
- 182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 01:10:05.79 ID:NFRoJg5z0
('、`*川「ご主人様?」
从'ー'从「たまには、すごく優しくされたいとか思わないの?」
('、`*川「………………」
从'ー'从「私、ペニちゃんのこと好きよ?だーい好き、だから、ペニちゃんがそうして欲しいんなら……」
('、`*川「いいんです、ご主人様」
从'ー'从「ペニちゃん?」
('、`*川「私は、ご主人様にこうされるのが大好きですから、そんな風にご主人様が思い悩むことなんて
ないんですよ……」
从'−'从
('、`*川
从'ー'从「ペニちゃん……」
('、`*川「ご主人様……」
从'ー'从「じゃあ!もっともっともっともっと〜〜〜!」
。.( 、 *川「ああん!最高!最高すぎますご主人様ぁああああ!!」
- 187 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 01:12:44.09 ID:NFRoJg5z0
- (´<_` )編
(´<_` )「ただいま……」
( ´_ゝ`)「なんだ、どうしたただの屍のようだみたいな顔して……」
(´<_` )「素直に骸骨って言え……」
(*´_ゝ`)「悩みがあるなら、この兄に相談したまえ!?」
(´<_` )「ニートに相談することなどない」
(;´_ゝ`)「ニ、ニートじゃないやい! 夢追人だい!」
(´<_` )「また没だったんだろどうせ……56回目のはっきり言うがだが
兄者は才能ないんだからもうやめておけ……」
(;´_ゝ`)「お前ちょっとは兄を応援しろ!」
(´<_` )「俺は今そんな気分じゃない……」
- 188 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 01:16:17.69 ID:NFRoJg5z0
(*´_ゝ`)「…………はっは〜ん」
(´<_` )「なんだよ……」
( ´_ゝ`)「さてはお前……失恋だろ?」
(´<_`;)ギク
(*´_ゝ`)「相手はそうだなぁ〜大体俺と好みは同じだから、年上で、かっこよくて仕事もバリバリこなすキャリアウーマンだな
お前年上好きだからな〜」
(´<_`;)ギクギクギク
(*´_ゝ`)「で、その人には好きな人がいるって振られたんだろ〜、ざっまぁ〜wwwww」
( <_ )
(´<_`#)「…………殺す!」
(#´_ゝ`)「上等だ!人の原稿毎回毎回ボロクソ言いやがって!」
(´<_`#)「才能ないんだから仕方ないだろ!バカ兄!」
(#´_ゝ`)「そのない才能を開花させるのが編集だろうが愚弟!」
- 192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 01:17:55.68 ID:NFRoJg5z0
(´<_`#)「そんな無駄な時間はない!」
(#´_ゝ`)「無駄だとぉおお!?テメーは俺を怒らせた!」
(´<_`#)「うるさい!このヒキオタニートが!」
(#´_ゝ`)「本命に逃げられた男が戯言言うな!」
「アンタたちうるっさいよ!いい加減にしな!」
(#´_ゝ`)(´<_`#)
- 195 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 01:21:08.95 ID:NFRoJg5z0
- BIP社編
ζ(-ー-*ζ「はぁ〜」
( ^Д^)「どうしたんですか編集長」
ζ(゚ー゚*ζ「デレ、ブレイクンハートなの」
( ^Д^)「それを言うならブロークンハートですよ」
ζ(゚皿゚*ζ「テメーをブロークンしてやろうか!?」
( ^Д^)「その場合だとブレイクです。編集長、わからないなら使わないで下さい」
ζ(>皿<*ζ「るっせー!バーカ!」
( ^Д^)「で、どうして落ち込んでるんですか」
ζ(゚−゚*ζ
ζ(;ー;*ζ ブワッ
(;^Д^) ビクッ
- 201 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 01:24:57.32 ID:NFRoJg5z0
ζ(;皿;*ζ「あんな冷血女のどこがいいんだよ〜〜、も〜最悪!!」
ギュッ
(;^Д^)「へ、編集長……?」
ζ(う皿<*ζ「負けたなんて思ってないんだからね〜〜!バーカ!バーカ!」
(*^Д^)「へ、編集長、あの……」
ζ(゚ー゚*ζ「?どうしたのプギャーくん、珍しく顔がはれてないのに赤いよ?」
(*^Д^)「腫れてるのがデフォみたいな言い方やめてください。アンタがやるんでしょうが」
ζ(゚、゚*ζ「デレわかんない」
( ^Д^)「……俺、編集長のそういうとこ、正直」
( ゚∋゚)
( ^Д^)
( ゚∋゚)
「……顔近いよお前」( ^Д^)(゚∈゚ )
- 204 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 01:28:39.09 ID:NFRoJg5z0
(;^Д^)(ちょ、邪魔すんなwwwww)
( ゚∋゚) ムシ
ζ(゚ー゚*ζ「まぁいいよ!いい女デレはまずはこのBIP社を世界一にしてあいつらの鼻あかしてやるから!」
( ^Д^)(ああ……タイミング逃した……)
ζ(゚ー゚*ζ「その時は、手伝ってよね!プギャー君、クックル!」
σζ(゚ー<*ζ デレッ☆
( ^Д^)
( ゚∋゚)
( ^Д^)「……言われなくてもついてきますよ、編集長」
( ゚∋゚)「OK ボス」
ζ(゚皿゚*ζ「よっしゃー!まずはVIP社に蝉の抜け殻大量に送ってやる!」
(;^Д^)「せこいです編集長!」
- 207 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 01:32:02.37 ID:NFRoJg5z0
- (-_-)&(゚、゚トソン編
(-_-)「熱海、作者が行った事ないから描写はできないけど、すごくいいね……」
(゚、゚トソン「ええ、描写は出来ないけど最高です……きてよかったですね……」
(-_-)
(゚、゚トソン
(*-_-)「ト、トソンくん……」
(゚、゚トソン「編集長……」
ガバッ
(*-_-)「好……!」
ドスッ
( _ )⊂(゚、゚トソン「さて夕飯の時間ですね」
(∩_∩)「目がぁあ!!目がぁあああああああ!」
(゚、゚トソン「慎みたまえ!」
(;う_-)「もっと慌ててくれよ!ていうか君がやったんだけどさ!」
- 209 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 01:35:36.83 ID:NFRoJg5z0
(゚、゚トソン「体験版ではここまでということで」
(;-_-)「意味がわからない!」
(゚、゚トソン「わからなくてもいいです」
(;-_-)「な、なんだよもう……」
(-_-)「まぁでも、君のそんなところが可愛いんだけどさ……」
(゚、゚トソン
『君、新しく入った人?僕、今日からここの編集長のヒッキーだよ、よろしくね』
『え?キツそうに見える?君が?……そんなことないよ、緊張してるんでしょ、ふふ、僕もそうだもん』
『トソンくんって、なんか可愛いね』
(-、-*トソン
(゚、゚トソン「編集長」
- 211 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/04/06(月) 01:36:35.47 ID:NFRoJg5z0
(-_-)「な、何?」
(゚、゚トソン「ご飯、食べに行きましょうか、手繋ぎましょう」
(*-_-)「……うん」
(゚、゚*トソン
(-_-)(゚、゚トソン
今度こそ、おしまい
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