3 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 22:39:40.60 ID:vm9wN7HA0
〜日曜日 正午 学校正門前〜

ξ゚听)ξ「はぁ…もう来ちゃったのね…この日が…」

/ ,' 3「何が?生理?」

ξ#゚听)ξ「ちっげーよ!!頭おかしいのか!!」

ゴォッ!!

/ ,' 3「ふっ…凄まじいツッコミ力じゃの。少し前までとは比べものにならん」

ξ゚听)ξ「ツッコミ力ねぇ…実感ないわ」

/ ,' 3「いやいや、お主のツッコミ力は軽く見積もっても9000万ぐらいに伸びておるぞ」

ξ;゚听)ξ「伸びすぎだろ…春日9000万人分って何よ…」

/ ,' 3「…っていうかツッコミ力って何だよ…」

ξ#゚听)ξ「お前が言い出したことだよ!!私が聞きたいわ!!」

4 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 22:42:00.90 ID:vm9wN7HA0
ξ゚听)ξ「ったく…他のやつらもまだ来てないし…」

/ ,' 3「まぁ直来るじゃろうて。野球拳でもやって待とうぞ」

ξ;゚听)ξ「やらねーよ!何しりとりみたいな気軽さで言ってんの!?」

/ ,' 3「えーじゃあ…じゃんけんしよう。そんで負けたほうが一枚脱ぐ」

ξ#゚听)ξ「それを野球拳って言うんだろうがあああ!!」

/ ,' 3「いや、これはベースボールパンチだから」

ξ#゚听)ξ「直訳したら野球拳じゃねぇか!!なめてんのか!!」

「おっお!ツン、元気そうだおね!」

ξ゚听)ξ「あ、この声は…ブーン!?」

6 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 22:44:10.10 ID:vm9wN7HA0
        ( ^ω^)「その通りだお!」
       __〃`ヽ 〈_
   γ´⌒´-−ヾvーヽ⌒ヽ
  /⌒  ィ    `i´  ); `ヽ
  /    ノ^ 、___¥__人  |
  !  ,,,ノ爻\_ _人 ノr;^ >  )
 (   <_ \ヘ、,, __,+、__rノ/  /
  ヽ_  \ )ゝ、__,+、_ア〃 /
    ヽ、___ ヽ.=┬─┬〈  ソ、
      〈J .〉、| 酢 |, |ヽ-´
      /""  | 昆 |: |
      レ   :|: 布:| リ
      /   ノ|__| |
      | ,,  ソ  ヽ  )
     .,ゝ   )  イ ヽ ノ
     y `レl   〈´  リ
     /   ノ   |   |
     l  /    l;;  |
     l  |     l;;  |
     l  |     l;;  |
     l  |     l;;  |
     l  |     l;;  |
     l  |     l;;  |
     l  |     l;;  |
     l  |     l;;  |
     l  |     l;;  |
     l  |     l;;  |
     l  |     l;;  |
     l  |     l;;  |
     l  |     l;;  | ξ;゚听)ξ「って長ぇ!!私の入る行がねぇ!!どうしてこうなった!!」

7 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 22:46:21.93 ID:vm9wN7HA0
     l  |     l;;  |
     l  |     l;;  |
     〉 〈      〉  |
    /  ::|    (_ヽ \、
   (。mnノ      `ヽnm

ξ;゚听)ξ「あ、やっと終わった…」

( ^ω^)「はは、ちょっと姿が変わったから驚いたかお?」

ξ;゚听)ξ「ちょっとってレベルじゃねーよ!!なんで急に三十頭身越えてんの!?」

( ^ω^)「…あいつらと戦うには、どうしても…筋肉を鋼のように鍛える必要があったんだお…」

ξ゚听)ξ「ブーン…」

ξ#゚听)ξ「って違う!!上半身はどうでもいい!!下半身だ下半身!!」

(;^ω^)「あ、違うんだお!!これは僕がふんどしマニアクスなわけじゃなくて!!」

ξ#゚听)ξ「そこもどうでもいいわあああ!!!ってか今気付いたけど酢昆布ってなんだよ!!!」

8 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 22:48:49.77 ID:vm9wN7HA0
/ ,' 3「ふぉふぉふぉ…どうやら、君は戦うに十分な力を得たようじゃの…」

l  |     l;;  |「もちろんだお!」

ξ#゚听)ξ「そこ足だろ!!そこだけ見ても誰か判別できねぇから!!」

l  |     l;;  |「あ、ごめんごめん」

l  | ^ω^ l;;  | ピョコ

ξ#゚听)ξ「顔入れりゃいいってもんじゃねえええええ!!!」

   ヽ
 l  | ^ω^ l;;  | 「新しい技も覚えたんだお!」
  ┗-ヽ ノ   ミ
    ┏┘
        タカラッタ

ξ;゚听)ξ「どういう仕組みだよ!!!なんかもうお前怖いな!!!」

「全く…騒がしいぞ、お前ら」

ξ;゚听)ξ「う…クー…嫌な予感しかしないわ…」

9 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 22:51:04.45 ID:vm9wN7HA0
            /^l
     ,―-y'"'~"゙´  |
     ヽ   ゚ -゚  ゙': 「近隣のモサモサ皆さモサモサんに迷惑だモサモサと思わモサモサんのか」
     ミ  .,/)   、/)
     ゙,   "'   ´''ミ
     ミ       ;:'
      ';      彡
      (/~"゙''´~"U

ξ;゚听)ξ「なんかもさもさしてるううう!!」

l  | ^ω^ l;;  |「ヒュー…クレイジーガール…」

ξ#゚听)ξ「でお前はその顔文字貫くのかよ!!」

ξ;゚听)ξ「つーか…マジで何があったのよ…」

ヽ   ゚ -゚  ゙':「ん?何のことだモサ?」

ξ;゚听)ξ「語尾に付いちゃった!!」

11 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 22:53:50.47 ID:vm9wN7HA0
ヽ   ゚ -゚  ゙':「いや、何…ちょっとモサモサのモサモサがモサモサ…」

ξ#゚听)ξ「一つとしてわかんねぇよ!!そこは放送禁止ワードか何かか!?」

ヽ   ゚ -゚  ゙':「モサモサ、モサモサモサ…モサ」

ξ#゚听)ξ「急速に侵食されんなよ!!!もうモサモサ言ってるだけじゃねぇか!!!」

/ ,' 3「いや、感じるぞ。この子から、素晴らしい殺意の波動を感じる」

ξ;゚听)ξ「見た目に反して物騒だなおい!!」

/ ,' 3「これは化けるかもわからんね…」

ξ;゚听)ξ「もう十分化けてるよ!!面影ゼロだよ!!」

ヽ   ゚ -゚  ゙':「モサモサ」

「おいおい…皆して仮装大賞でもやってるのか?」

ξ;゚听)ξ「うわ…ドクオ…ついに出やがった…」

12 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 22:56:02.55 ID:vm9wN7HA0
('A`)「緊張感の欠片もないな、お前ら」

ξ;゚听)ξ「うわあああああ!!すごいことになってるううううう!!」

('A`)

('A`)「えっ」

l  |;^ω^ l;;  |「い、一体ドクオに何があったんだお!?」

('A`)「え、いや、え」

/ ,' 3「ふぉっふぉっふぉ…これはこれは…」

ヽ   ゚ -゚  ゙':「こんなに顔面が崩壊してしまって…大変だったな、モサオ」

('A`)「ごめん今回ばかりはお前らに言われたくない。あとモサオって誰だ」

ξ゚听)ξ「そこまでするなんて…ドクオ、あなた…死ぬ気ね…」

('A`)「死ぬ気っていうか今まさに死にたくなったわ」

「…皆揃っているようだな」

ξ゚听)ξ「…その声は…」

13 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 22:58:12.12 ID:vm9wN7HA0
ξ゚听)ξl  | ^ω^ l;;  |ヽ   ゚ -゚  ゙':('A`)「「「「ジミー!!」」」」


              川´・ω・`)


ξ;゚听)ξl  |;^ω^ l;;  |ヽ ; ゚ -゚  ゙':(;'A`)「「「「…ジミー…?」」」」

ξ;゚听)ξ「え…ちょ…え?」

/ ,' 3「誰?」

川´・ω・`)「決戦の時は来た…皆、準備はいいな」

ξ;゚听)ξ「まぁ、一応…」

川´・ω・`)「今こそ我々の大儀を果たす時だ!!出陣するぞ!!」

ダダダダダ…

(;'A`)「アジトと逆方向に走ってったぞ…」

ξ;゚听)ξ「何?これはどうしたらいいわけ?」

14 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 23:00:31.78 ID:vm9wN7HA0
川´・_ゝ・`)「やあ」

ξ゚听)ξ「あ、ジミー…え?いや、じゃあ誰?さっきの誰?」

川´・_ゝ・`)「さっきの…?」

ξ゚听)ξl  | ^ω^ l;;  |ヽ   ゚ -゚  ゙':('A`)/ ,' 3 コクコク

川´・_ゝ・`) ……

川´・_ゝ・`) ハテサテ?

ξ゚听)ξl  | ^ω^ l;;  |ヽ   ゚ -゚  ゙':('A`)/ ,' 3 ……


               「(まぁ…いっかぁ…)」

ξ゚听)ξl  | ^ω^ l;;  |ヽ   ゚ -゚  ゙':('A`)/ ,' 3川´・_ゝ・`)


こうしてツン達一行は

いまいち締まらないなあなあな感じでアジトへ出陣した

15 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 23:03:02.80 ID:vm9wN7HA0
ξ゚听)ξ「…ここ、ね」

('A`)「ああ…あれを見ろ」

【ア ジ ト で す】

ξ;゚听)ξ「表札かかってんのかよ!どんなアジトだ!」

/ ,' 3「ナウいアジトなんてこんなもんじゃよ」

l  | ^ω^ l;;  |「表札だけじゃないお」

【チラシを入れないでください】  (犬)
 【新聞間に合ってます】 【セールスお断り】

ξ#゚听)ξ「生活臭しすぎだろおおお!!犬いんのか!!犬いんのか!!」

ヽ   ゚ -゚  ゙':「お、いたぞ」

▼  ^o^ ▼「はっ はっ はっ はっ」

川*´・_ゝ・`)「やっだーマジカワなんですけどー」

ξ;゚听)ξ「うわぁ…何かよくわからない人と何かよくわからない犬がじゃれてるよ…」

16 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 23:05:25.72 ID:vm9wN7HA0
川´・_ゝ・`)「よーしよしよし…お前、なんて名前なんだ?」

▼  ^o^ ▼「じごくのばんけん ぶーむとは わたしのこと」

ξ;゚听)ξ「うおおおい喋るのかよ!!!ナチュラルに喋るのかよ!!!」

川´・_ゝ・`)「よーしよしよし…ハウス」

▲  ^o^ ▲

ξ#゚听)ξ「意味わかんねぇよ!!!常人に伝わるコミュニケーションしてくれよ!!!」

ヽ   ゚ -゚  ゙':「つーかそろそろ中はいんべ」

ξ;゚听)ξ「そ、そうね…すっかりペースに巻き込まれちゃったわ」

川´・_ゝ・`)「よーしよしよし…じゃあ行くか」

▼  ^o^ ▼「ふははは ここがおまえたちの はかばになるのだ」

ξ#゚听)ξ「うるせぇ!!!」

▼  ^o^ ▼「きゃいん きゃいん」

17 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 23:08:34.69 ID:vm9wN7HA0
ギギ…ィィッ…

l  | ^ω^ l;;  |「ずいぶん立て付けの悪い扉だお…」

ヽ   ゚ -゚  ゙':「いかにモサモサラスボスアジトって感じだな」

/ ,' 3「びしびしと感じるのぉ…剥き出しの殺意ってやつを…」

【+  】ゞ゚)「…ようこそ…杉浦ロマネスク家へ…」

ξ;゚听)ξ「やっぱ家なのかよ!!」

【+  】ゞ゚)「…噂に違わぬツッコミのキレ…貴女が我らの敵…ツッコミ病の保持者か…」

ξ゚听)ξ「…そうよ。っていうか、あなたはツッコミに耐性があるのね」

【+  】ゞ゚)「…気を張っていれば…ツッコミによるダメージは抑えられる…」

/ ,' 3「マジかよ!!ツッコミ力鍛えた意味ねぇな!!ファック!!」

ξ;゚听)ξ「私が言いたいんだけどそれ!!」

18 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 23:10:58.71 ID:vm9wN7HA0
【+  】ゞ゚)「…しかし…貴殿等も見た通り…杉浦殿はツッコミに対する耐性が著しく低い…」

【+  】ゞ゚)「…彼は我らの希望の星…ここで死なせるわけにはゆかぬ…」

('A`)「……」

【+  】ゞ゚)「…どういう意味か、わかるな…?」

ヽ   ゚ -゚  ゙':「ここは通さんぞうってことだな」

【+  】ゞ゚)「…そういうことだ…」

l  | ^ω^ l;;  |「でも、僕たちはここで立ち止まるわけにはいかないんだお!杉浦を倒すために!」

ξ゚听)ξ「そうよ!…あれ?そうだったっけ?なんか目的すり替わってね?」

川´・_ゝ・`)「気のせいだろ」

【+  】ゞ゚)「…ともかく…どうしてもここを通るというのなら…この私…」

19 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 23:14:16.52 ID:vm9wN7HA0



   ド  【+  】ゞ゚)「棺桶死オサムをもてなして行けッ!!!」  ンッ!!!




21 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 23:16:44.34 ID:vm9wN7HA0
ξ゚听)ξ

l  |;^ω^ l;;  |

ヽ ; ゚ -゚  ゙':

(;'A`)

川´・_ゝ・`)

/ ,' 3

【+  】ゞ゚)

ξ゚听)ξ

ξ;゚听)ξ「なんか意味わからんこと言いだしおった―――!!!」

22 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 23:18:56.26 ID:vm9wN7HA0
ξ;゚听)ξ「なんでもてなすんだよ!!普通倒していけだろ!!」

【+  】ゞ゚)「…私は…」


   ド  【+  】ゞ゚)「暴力は嫌いだ―――ッ!!!」  ンッ!!!


ξ#゚听)ξ「偉そうに言うなよ!!!ドンッじゃねぇよ!!!」

ヽ   ゚ -゚  ゙':「待て、ツン」

ξ゚听)ξ「モサモサ…」

ヽ   ゚ -゚  ゙':「ここは敵のフィールドだ…少々不利な戦いは仕方ない」

ξ;゚听)ξ「不利なんだ!!全然わかんねぇけど!!」

ヽ   ゚ -゚  ゙':「それに…もてなしなら、少々心得がある。みんなにしていたようにな」

ξ;゚听)ξ「嘘吐け!!一回ももてなされた記憶ねぇよ!!」

24 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 23:22:46.66 ID:vm9wN7HA0


  【 R 1 】
   ∩  ∩
   / ,' 3 ))
 (( (   ヽ、
   〉    )))
  (__ノ^(_)


    【+  】ゞ゚)     V.S    ヽ   ゚ -゚  ゙':

P1 KANOKESI OSAMU    P2 MOSSARI COOL



26 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 23:25:29.16 ID:vm9wN7HA0
l  | ^ω^ l;;  |「さぁ始まりました第七回もてなし王決定戦!!」

ξ;゚听)ξ「ゲゲェーッ!!実況席できてるーッ!!ってか七回もやってんのかこれ!!」

l  | ^ω^ l;;  |「実況は私内藤ホライゾン(足)、解説はおなじみ」

('A`)「地獄から這い上がってきたサタン、メランコリー・ドクオです」

ξ;゚听)ξ「両方名前おかしい!!なんだサタンって!!」

川´・_ゝ・`)「そして私が賑やかしの素直デミタスだ」

ξ#゚听)ξ「賑やかしいらねぇよ!!帰れよ!!」

l  | ^ω^ l;;  |「この三人にツッコミのツンさんを加えてお送りさせて頂きます!」

ξ;゚听)ξ「私も入ってんだそこ!?」

(( / ,' 3 ))

('A`)「いやぁ今日もラウンドジジイの荒巻さんは腰振ってますねぇ」

ξ#゚听)ξ「誰得すぎるだろあれ!!鬱陶しい!!」

27 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 23:28:19.25 ID:vm9wN7HA0
/ ,' 3「カーン!」

l  | ^ω^ l;;  |「ラウンドジジイ兼レフェリーの荒巻からゴングが言い渡されました!試合開始です!」

【+  】ゞ゚)「……」

ヽ   ゚ -゚  ゙':「……」

('A`)「両者睨み合ったまま動きませんねぇ。どうもてなすか、またそれにどう対応するか考えているようです」

ξ;゚听)ξ「何そのカオスすぎる睨み合い…」

ヽ   ゚ -゚  ゙': ダダッ

l  | ^ω^ l;;  |「おっとここでもっさりさんが仕掛けたぞー!」

ヽ   ゚ -゚  ゙':「お帰りなさいあなた!!」

【+  】ゞ゚)「…!…今帰った…」

l  | ^ω^ l;;  |「おーっとこれはもてなしの王道『0930(オクサマ)』だーッ!!」

ξ;゚听)ξ「懐かしっ!!その表記懐かしっ!!」

28 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 23:30:35.88 ID:vm9wN7HA0
('A`)「0930は非常に単純な技ですが、男であればほぼ間違いなく反応してしまいますからねぇ」

川;´・_ゝ・`)「な、なんだってー!!!」

ξ#゚听)ξ「賑やかしうるせぇ!!」

l  | ^ω^ l;;  |「なるほど!ここでさらにもっさりさんの追撃だー!」

ヽ   ゚ -゚  ゙':「あなた…」 ユラァ…

('A`)「…!この体勢…伝家の宝刀、『何にする?』ですよ!一気に仕掛けてきましたね!」

ξ;゚听)ξ「体勢でわかんのそれ!?」

ヽ   ゚ -゚  ゙':「ご飯にする!?」 ババッ
  つ   と

【+  】;ゞ゚)「…っ!」

('A`)「いいですねぇ効いてますよ!」

l  | ^ω^ l;;  |「オサムも一人の男だったということですね!」

29 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 23:33:31.08 ID:vm9wN7HA0
('A`)「まだまだ仕掛けますよ!」

ヽ   ゚ -゚  ゙':「お風呂にする!?」 バババッ
  と   つ

ヽ   ゚ -゚  ゙':「それとも…」

ヽ   ゚ -゚  ゙':「わ」 バッ

ヽ   ゚ -゚  ゙':「た」 バッ

ヽ   ゚ -゚  ゙':「し!?」 ババーン!!!!

l  | ^ω^ l;;  |「決まったー!!これは完璧な0930だー!!」

ξ゚听)ξ「ああ…決まったんだ…」

川´・_ゝ・`)「うおおおおお!!!」

30 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 23:35:43.28 ID:vm9wN7HA0
【+  】;ゞ゚)「…ぐ…」

('A`)「これはかなりの大ダメージです!不覚にも私も興奮してまいりました!」

ξ;゚听)ξ「解説最低だな!!」

l  | ^ω^ l;;  |「これはオサム選手大ピンチか!?」

【+  】ゞ゚)「…く…では…」

【+  】#ゞ゚)「お前にさせてもらおうかあああ!!!」

l  | ^ω^ l;;  |「おーっとこれは手痛い反撃だー!!」

ξ;゚听)ξ「手痛いの!?全然わかんねぇ!!」

('A`)「えぇ…この展開、必然的にもっさりさんは自身の体でオサム選手をもてなさなければなりません」

ξ;゚听)ξ「か、体…?」

('A`)「セックスですね」

ξ#゚听)ξ「最低すぎるだろおおお!!!」

31 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 23:37:55.20 ID:vm9wN7HA0
ヽ   ゚ -゚  ゙':「……」

l  | ^ω^ l;;  |「予想外の展開にもっさりさんも立ち尽くしております!」
   つ[゚◎]と

( 'A`)「どんなプレイをするか考えているのでしょう」
つ[゚◎]と

ξ;゚听)ξ「カメラを出すなよ!!ってかどこに持ってたんだよ!!」

川´゚_ゝ゚`)「脳内HDDにハイビジョン画質で保存してくれる!!!」

ξ#゚听)ξ「うるせぇ!!!顔キモいわ!!!」

ヽ   ゚ -゚  ゙':「…ふふ…」

l  | ^ω^ l;;  |「おっと?もっさりさん不敵に微笑んでいるぞ?」
   つ[゚◎]と

( 'A`)「どうやら決まったようですね」
つ[゚◎]と

ξ゚听)ξ「…クー…」

32 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 23:41:22.39 ID:vm9wN7HA0
ヽ   ゚ -゚  ゙':「あなたがそう言うだろうということは予測済みよ」

【+  】ゞ゚)「…なん…だと…」

ヽ   ゚ -゚  ゙':「だから私はこうして…」

            /^l
     ,―-y'"'~"゙´  |
     ヽ   ゚ -゚  ゙': 「既に全裸だあああああモサモサ!!!」
     ミ  .,/)   、/)
     ゙,   "'   ´''ミ     モサーン!!!
     ミ       ;:'
      ';      彡
      (/~"゙''´~"U

【+  】;ゞ゚)「…なん…だと…!」

ξ;゚听)ξ「いや確かに服着てないけども!!いやいいんだけども!!ツッコまざるをえねぇよ!!」

33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 23:43:32.13 ID:vm9wN7HA0
l  | ゚ω゚ l;;  |「なんだとおおおおお!!!」

(゚A゚)「そのモサモサな毛で裸体を覆い尽くしているというのかあああああ!!!詐欺やあああああ!!!」

川´゚_ゝ゚`)「HUUUUUUUUUUUUUUU!!!!!」

ξ#゚听)ξ「うるせぇよ!!!盛りすぎだろ!!!」

川´・_ゝ・`)「ふぅ…何興奮してんだよみんな」

ξ;゚听)ξ「もう賢者いる!!!何こいつ怖い!!!」

ヽ   ゚ -゚  ゙':「さぁ、あなた…私に還りなさい…」

【+  】#ゞ゚)「くっ…ふざけるなあああああ!!!」

【+  】#ゞ゚)「私の…私の一瞬のときめきを返せえええええ!!!」

ξ;゚听)ξ「だめだこいつ!!!そんなキャラだったっけ!?」

l  | ゚ω゚ l;;  |「私たちのときめきもおおおおお!!!」

ξ#゚听)ξ「うるせぇ!!!死ね!!!」

34 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 23:46:14.92 ID:vm9wN7HA0
                 /^l
          ,―-y'"'~"゙´  |
          ヽ   ゚ -゚  ゙':
          ミ  .,/)   、/)
三【+  】#ゞ゚) ゙,   "'   ´''ミ
          ミ       ;:'
           ';      彡
           (/~"゙''´~"U

(゚A゚)「いけえええええ!!!身ぐるみ剥いだれやあああああ!!!」

ξ#゚听)ξ「お前はどっちの味方なんだよ!!!」

(゚A゚)「漢の味方じゃあああああ!!!」

ξ;゚听)ξ「こういう時だけ自信満々かよ!!!」

36 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 23:48:24.30 ID:vm9wN7HA0
            /^l
     ,―-y'"'~"゙´  |
     ヽ   ゚ -゚  ゙':
     ミ  .,/)   、/)  モサッ…
    三゙, )) "'   ´''ミ!
     ミ       ;:'
      ';      彡
      (/~"゙''´~"U

l  | ^ω^ l;;  |「オサム選手飛び込んだー!!」

ヽ   ゚ -゚  ゙':「かかったなアホめが!!」

(゚A゚)「オッサーム!!!オッサーム!!!」

ヽ   ゚ -゚  ゙':「必殺!!」

ξ;゚听)ξ「必殺!?」

37 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 23:51:25.30 ID:vm9wN7HA0
            /^l
     ,―-y'"'~"゙´  |
     ヽ   ゚ -゚  ゙': 「『稲妻起毛空烈刃(サンダーもっさりスプリットアタック)』!!!」
     ミ  .,/)   、/)
     ゙,   "'   ´''ミ     モサモサモサ―――ン!!!
     ミ       ;:'
      ';      彡
      (/~"゙''´~"U

l  |;^ω^ l;;  |「い…一体何が起こるというのでしょうか!!」

バチ…バチバチバチ…

(;'A`)「!?な、何の音だ!?」

川´・_ゝ・`)「…これは…放電音…?」

/ ,' 3「…ほう…」

38 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 23:53:35.35 ID:vm9wN7HA0
            /^l
     ,―-y'"'~"゙´  |
     ヽ   ゚ -゚  ゙':
     ミ  .,/)   、/)
     ゙,   "'   ´''ミ <バチバチバチバチバチィッ!!!!!!
     ミ       ;:'
      ';      彡
      (/~"゙''´~"U

「ぐああああああああああああああ!!!!!」

ξ;゚听)ξ「うわ!?オサムの声!?」

ドザァ…

【+::::::】#ゞメ) プスプスプス…

l  |;^ω^ l;;  |「な…なんと!!出てきたオサム選手、黒こげになっております!!」

ξ;゚听)ξ「こえーよ!!!何が起きたんだよ!!!」

39 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 23:57:16.04 ID:vm9wN7HA0
l  |;^ω^ l;;  |「どういうことなんでしょうか、解説のドクオさん!?」

(;'A`)「恐らく、ですが…もっさりさんは自分の毛で、凄まじい静電気を発生させたのでしょう」

ξ;゚听)ξ「静電気…?でも、そんなもので人が黒こげになるなんて…」

('A`)「いえ、そんなことはありません。実際の雷も静電気の塊ですからね」

('A`)「…そう。あの一瞬だけ、もっさりさんの体は雷雲と化したのです」

ξ;゚听)ξ「…じゃあ、どうして本人は無事なの?」

ヽ   ゚ -゚  ゙':「ん?言ってなかったか?私はゴム人間なんだ」

('A`)「なるほど」

ξ#゚听)ξ「なるほどじゃねーよ!!!海賊王でも目指すのかよ!!!また変な設定増やしやがって!!!」

40 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/04(木) 23:59:25.61 ID:vm9wN7HA0
ヽ   ゚ -゚  ゙':「オサム…お前に一つだけ言っておかねばならない」

【+::::::】#ゞメ)「…ぐ…」

ヽ   ゚ -゚  ゙':「敵をもてなすわけねーだろ」

【+::::::】#ゞメ)

【+::::::】#ゞメ)「…ですよねー…」

ドサッ

41 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/05(金) 00:01:45.97 ID:q0lknc7g0
l  | ^ω^ l;;  |「オサム選手ダウン!!レフェリーの確認が入ります!!」

/ ,' 3「…気絶確認!!試合終了!!勝者、もっさりクール!!」

川´・_ゝ・`)「うおおおおお!!!」

ヽ   ゚ -゚  ゙':「当然だ」

(;A;)「いやー名勝負でした!!今世紀最大のもてなしマッチといえるでしょう!!」

ξ;゚听)ξ「もはやもてなし関係ねぇよ!!」

ξ゚听)ξ「てか、気絶させたら話聞けないじゃない…」

ヽ   ゚ -゚  ゙':「うっ」

ヽ   ゚ -゚  ゙':「かり!!!」

ξ#゚听)ξ「反省してないだろお前!!!」

44 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/05(金) 00:04:09.26 ID:q0lknc7g0
l  | ^ω^ l;;  |「あ、でも…この人の肝を飲んだらツッコミ病治るんじゃないかお?」

ξ;゚听)ξ「えぇー…結局それ…?」

川´・_ゝ・`)「…いや。だめだな」

('A`)「何故?」

川´・_ゝ・`)「こいつのボケ力では、高まりすぎたツンのツッコミ力を中和するには足りない」

ξ゚听)ξ「高まりすぎた…って…」

/ ,' 3「ふむ…まさかトレーニングがこんな所で裏目に出るとはのぉ…」

ξ;゚听)ξ「やっぱり…まぁ、最初から肝飲む気ないし。しょうがないわね」

【+::::::】#ゞメ) ミ□ ハラリ

ξ゚听)ξ「ん?なにかしら、この紙?」

ξ゚听)ξ「えっと…何々…」
 つ□と

45 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/05(金) 00:07:21.44 ID:q0lknc7g0
『お前たちがこの手紙を読んでいるということは、私は負けてしまったのだろう』

ヽ   ゚ -゚  ゙':「どうやらオサムの遺書のようだな」

ξ;゚听)ξ「いや、死んでないから」
 つ□と

『第一の刺客である私を打ち倒すとは、なかなか骨のある者たちのようだ』

『しかしこの先に進むお前たちに、一つだけ言っておかねばならないことがある』

ξ゚听)ξ「…何かしら。気になるわね」
 つ□と

l  | ^ω^ l;;  |「早く続きを読むお!」

46 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/05(金) 00:09:32.64 ID:q0lknc7g0
『私はボケ四天王の中でも最弱の存在…この上にいる三人は私とは比較にならないほど強いぞ…』

『せいぜいあがいて…地獄を見るがいい…ゴフッ! 棺桶死オサム 再起不能(リタイア)』

ξ゚听)ξ
 つ□と

ξ#゚听)ξ「よくある台詞書いただけかよおおおおお!!!」

ξ#゚听)ξ「なんだゴフッ!て!!!紙に書くか普通!?」

('A`)「まだ続きがあるぞ」

『夕焼けに アメンボ赤いな 赤トンボ 棺桶死オサム 辞世の句』

ξ#゚听)ξ「だからどうしたんだよ!!!発声練習かよ!!!」

/ ,' 3「いい句じゃ…情景が思い浮かぶのぅ…」

ξ#゚听)ξ「思い浮かぶだけだろ!!!何も伝わってこねぇわ!!!」

47 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/05(金) 00:11:51.38 ID:q0lknc7g0
川´・_ゝ・`)「…ん?見ろ、あっちに通路があるぞ」

ヽ   ゚ -゚  ゙':「他に道は見あたらないな…」

l  | ^ω^ l;;  |「ならさっさと進むお!」

('A`)「だな」

ξ;--)ξ「はぁ…まだこんなのが何人もいるとか…」

/ ,' 3「どん☆まい!」

ξ#゚听)ξ「殺すぞジジイ!!!」


オサムを討ち倒したツン達はアジトの奥へと進んでいく

そこに待っているものが、絶望であるとも知らずに―

49 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/05(金) 00:16:21.47 ID:q0lknc7g0
第一の刺客を無事倒したツン達!!

ξ;゚听)ξ「まだ続くのかよ…そろそろ潮時だろ…」

誰もがそう思っていることから目を背けつつ物語は進んでいく!!

( ФωФ)「出番マダー?」

っていうかお前ら次回予告しろよ!!バカ!!

l  | ^ω^ l;;  |「顔が戻りません」


次回 ξ゚听)ξツッコミ病のようです

「お試し●って素晴らしい」


お楽しみに!!


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