- 2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/03(火) 22:06:04.00 ID:Het4gKve0
(-_-)「そういえばさ、弟者くん、そろそろ担当する作家の一人とか持つ気ないの?」
(´<_` )「別に」
(;-_-)「えぇ〜……部下としては有り得ない態度の悪さ……うん、でも平気!慣れてるから!」
(´<_` )「いいからさっさとお茶入れてください」
(;-_-)「そ、それは君の仕事じゃ……」
(´<_` )「俺は俺で仕事あるんで、それともなんですか、編集長に何か仕事でも?」
(;-_-)「わ、わかったよもう! 人の心をえぐるね君も!」
(-_-)(うーん)
(;-_-)(これってなんか……よくないよなぁ……)
っcU コポコポ
- 4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/03(火) 22:08:41.59 ID:Het4gKve0
(´<_` )新人のようです
- 7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/03(火) 22:11:02.12 ID:Het4gKve0
コソ
ζ
゚*ζ コソコソ
゚ー゚*ζ ソローリ
ζ(゚ー゚*ζ ジャンッ
ζ(゚ー゚*ζ「ふ」
ζ(゚∀゚*ζ「ふははははははは!デレちゃん復活ー!」
σζ(゚ー<*ζ「だよっミ☆」
( ^Д^)「編集長、いい年して自分をちゃん付けしないで下さい」
ζ(゚皿゚*ζ「るっせんだよてめぇ! そのニヤけた目玉くりぬいてやろうか!」
( ^Д^)「すみませんでした」
( ゚∋゚)
ζ(゚皿゚*ζ「テメーもなんか喋れ!」
- 11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/03(火) 22:13:13.73 ID:Het4gKve0
( ^Д^)「編集長、クックルは喋りませんよ」
「痛っ」(^Д^(#⊂三ζ(゚皿゚*ζ「知ってるわ!」
( ゚∋゚)(#)^Д^)ζ(゚ー゚*ζ「ふぅ……皆、久しぶりっ☆」
ζ(゚ー゚*ζ「あ、私を忘れちゃった人は『ζ(゚ー゚*ζ出版社のようです』を読んでねっ!」
(#)^Д^)「多分覚えて無くても誰も読みませんよ」
ζ(゚皿゚*ζ「るっせぇ!オロすぞ!」
(#)^Д^)「すみません」
ζ(゚ー゚*ζ「うふふん、前回はあの冷血女にしてやられたけど、今回はそうはいかないんだから……!」
(#)^Д^)「まだ諦めてなかったんですか、もうやめといた方がいいんじゃないですか」
ζ(゚ー゚*ζ「そうはいくもんですか! あの冷血女! 人をあんな目に合わせやがって……!」
ゴシゴシ
(∩^Д^)「はぁ(何されたんだろ……)」
- 12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/03(火) 22:16:25.09 ID:Het4gKve0
ζ(゚ー゚*ζ「薄幸の美少女をあんなエグい目にあわせるなんて許さん!て感じだよね」
( ^Д^)「先にちょっかい出したのウチですけどね」
ζ(゚ー゚*ζ「だからねっ、今回デレちゃん考えたの!」
( ^Д^)「何をですか、またろくでもないことですか、あ、すみません」
ζ(゚ー゚*ζ「お前謝ればいいとか思ってるだろ」
( ^Д^)「はい」
ζ(^ー^*ζ
( ^Д^)
間
ζ(゚ー゚*ζ「前回はあの編集長を浚ってメロメロにしちゃおう作戦だったでしょ?」
(メメメД^メ)「はい」
- 13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/03(火) 22:20:13.61 ID:Het4gKve0
ζ(゚ー゚*ζ「だから今回は、逆にデレちゃんが惚れちゃった作戦でいこうかと思って!」
(メメメД^)「は……」
( ^Д^)
( ^Д^)「正気ですか」
ζ(゚、゚;ζ「ど、どうしたのプギャーくん、一瞬で怪我が治ったよ」
( ^Д^)「そういう体質なもんで、それより、マジでその作戦でいく気ですか」
ζ(゚ー゚*ζ「そうだよ! デレちゃんに惚れられちゃって落ちない男はいないでしょ!ウフン!」
ζ(///*ζ「べ、別に本当にあの編集長に惚れちゃったわけじゃないんだからね!」
( ^Д^)「ツンデレの意味がわからないです」
ζ(゚ー゚#ζ「いちいちるっせーな、いいから行くんだよボケ」
( ^Д^)「えー……」
ζ(゚−゚*ζ「なによう、嫌そうね」
( ^Д^)「別の作戦っていうか……面倒なんでやめませんか?」
- 15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/03(火) 22:25:25.89 ID:Het4gKve0
⊂三ζ(゚皿゚*ζ「やめてどうすんだよ! ぶっ殺すぞ!」
(^Д^(#)「すみません!」
ζ(゚ー゚*ζ「もうっ、プギャーくん話にならない!コンクリに詰められて死ね!
いくよクックル!」
( ゚∋゚)
(#)^Д^)「編集長、クックルは喋り……」
( ゚∋゚)「ぉk」
(#)^Д^)
(#)^Д^)(喋るなよ……)
ニヤリ
( ゚∋゚)
(;^Д^)そ
- 17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/03(火) 22:28:13.10 ID:Het4gKve0
- *
(-_-)「え〜、と、いうわけで。 第一回、VIP出版社、弟者くんの担当作家を決めようの会議〜。はい、皆さん拍手〜」
( ><)「うっひゃあ! これメシウマ亭のなめらかプリン! 食べていい? 食べていいんです!?」
( <●><●>)「ダメに決まってるでしょう、死んでください」
(;><)「し、死ぬの!?」
A`)「やべ……人多すぎ……気持ち悪……」
( ・∀・)「あっはっは、ちょーウケる、この貧弱」
A`)「人の不幸を笑うなよこの悪魔が……」
('、`*川「あぁん、ご主人様の働く姿が見られるなんて、豚は幸せですぅうぅ!」
从'ー'从「うふふふふ〜、ペニちゃんは他の子たちと違っていい子ね〜
ほっぺたぶってあげるからこっちにいらっしゃい〜」
('、`*川「は、はいっ あひゅんっ!」
(゚、゚トソン「あ、弟者さん、そこにある資料持ってきてください」
(´<_` )「わかりました」
(-_-)「うん、予想してたけど誰も僕の話聞いてないね!」
- 19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/03(火) 22:31:20.17 ID:Het4gKve0
(;-_-)「ていうか、どうして作家先生までいるの!?」
( ><)「家でグータラしてたらなんか呼ばれたんです」
'A`)「悪魔に連れ出されました……」
('、`*川「命令されたので来ました」
(;-_-)「担当者諸君!?説明!」
( <●><●>)「作家たちの意見も必要かと思いまして」
( ・∀・)「どんな担当がいいかニーズも聞きたくて」
从'ー'从「作家さんたちの交流の場もあった方がたまにはいいかな〜って思って〜」
(;-_-)「ぬぅ……!最もらしい理由並べやがって……!無下に帰せないじゃないか!」
(゚、゚トソン「そんなことより編集長」
(;-_-)「トソンくん、今そんなことって言いました!?」
(゚、゚トソン「はい、言いましたこのクズ野郎」
(;-_-)「クズ野郎は言ってなかっただろ! なんなのもうっ」
- 20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/03(火) 22:34:20.24 ID:Het4gKve0
(´<_` )「いいから、会議始めるなら始めて下さいよ。
話進まないじゃないですか」
(-_-)「き、君たちはもっと僕の重要性を知るべきだ……」
(-_-)「この話僕がいなかったら絶対進まないんだからね……」
(⊃_⊂)「それなのにぃ……なんだよもう……泣きそう……」
(∩_∩)シクシクシクシクシク……
(゚、゚トソン「編集長が引きこもりモードに入ったので以降は私が仕切らせていただきます」
( ・∀・)「いよっ、姉さん女房!」
(゚、゚トソン「ふざけたこといわないで下さい。燃やしますよ」
( ・∀・)「燃や……」
A`)(……がんばれ! トソンさん!)
( <●><●>)「そもそも、どうして突然弟者さんの担当作家さんを決めるなんて流れになったのですか?」
(゚、゚トソン「前々からそういった話はあったんです。ただ弟者さんの方にやる気が無くて」
- 23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/03(火) 22:37:02.21 ID:Het4gKve0
(´<_` )「別に仕事としてはやる気はあるんですけどね、ただ俺、事務の方が性に合ってるっつーか……」
( ・∀・)「直接作家のとこ行くのめんどい?」
(´<_` )「まぁ事務の方が仕事的には好きです」
A`)(めんどいって言葉否定しないのかよ……)
从'ー'从「トソンちゃんの後釜みたいだね〜」
(゚、゚トソン「私がやめるみたいな言い方はやめてください」
(´<_` )「そうですよ、トソンさんはここに必要な人間です」
( ><)「……なんか弟者さん、編集長以外の相手だと普通に喋るんですね!」
(´<_` )「は?」
(;><)ビクッ
(;><)
(;><)「な」
/(;><)\「な、な〜んちゃって……」
(´<_` )「…………ッチ」
- 24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/03(火) 22:40:26.46 ID:Het4gKve0
(;><)(舌打ち!? 僕何か地雷踏みましたか!?)
'A`)「……ドンマイ」
( ・∀・)「で、担当してみたい作家さんとかいる?オススメはヒート先生なんだけど」
(´<_` )「進めるのかよ。今までの質問はなんだったんすか」
( ・∀・)「いや、楽しそうじゃん、編集姿の新人くん」
从'ー'从「作家を道具として扱いそうで〜」
(´<_` )「はぁ……」
;'A`);><)(こ、怖ぁあぁあああああああ!!ていうかこの出版社怖い!)
('、`*川
('、`*川(男のSに価値なんてない……)
(゚、゚トソン「では、ここに居る作家の中では誰がいいですか?
お試し期間ということで、試してみるのも一興かもしれませんよ」
( ><)「な、何を言いだすんですかかかかkkkk(嫌だぁぁあー!)」
`)「帰りたい…………」
- 27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/03(火) 22:43:03.85 ID:Het4gKve0
(´<_` )「いや、すみませんけど遠慮します。なんていうか、生理的に無理……」
( ><)
A`)
(;><)「!あ、ありがたいけどムカツク!」
;A`)「生理的って!」
( ・∀・)「じゃあしょうがないか」
(゚、゚トソン「そうですね、気持ち悪いものは仕方ありません」
( <●><●>)「気持ちはよくわかりますし……」
(;><)「ワカッテマスさん!?」
(-_-)「あのー…………」
( ・∀・)「じゃあ、やっぱこれからも事務? 先輩の意見としてはさ
事務やるにしても現場も経験しといた方がいいと思うけど」
(´<_` )「まぁ、それはそれで、その時考えます」
- 31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/03(火) 22:45:55.72 ID:Het4gKve0
(゚、゚トソン「そうですか……なら仕方ないですね」
(-_-)「あの」
从'ー'从「じゃあ、これからはトソンちゃんの仕事を覚えなくちゃね〜」
(´<_` )「あ、はい、頑張ります」
(゚、゚トソン「といっても、ふふ、私はまだここを辞める気はございませんが」
(´<_`;)「あ、当たり前ですよ!」
(;-д-)「あのって言ってるだろもう!このバカ共!」
( ・∀・)从'ー'从「あぁ?」(゚、゚トソン(´<_` )
(;-_-)「う、生まれてすみません……」
⊂(゚、゚トソン「あまり調子に乗らないで下さい」
ギリギリ
(う_->「痛っ、いたた! だって君たちが僕なしでも普通に話続けるから……悔しかったんだよぅ……」
(゚、゚トソン「編集長……」
- 34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/03(火) 22:48:55.78 ID:Het4gKve0
( ><)「編集長さん……」
'A`)「なんか可哀相な人……」
('、`*川「雄豚……」
( ・∀・)「下僕……」
从'ー'从「奴隷……」
( <●><●>)「使用人……」
(´<_` )「カス……」
(;-_-)「おおおお、お前らなんて大嫌いだーーー!」
ダダダダダダダダ……
バタン!
从'ー'从「あらら〜」
( ・∀・)「いじめすぎたね」
(゚、゚トソン
- 35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/03(火) 22:52:38.48 ID:Het4gKve0
(゚、゚トソン(嫌い…………)
( <●><●>)「何を呆けているのですか」
(゚、゚トソン「……いえ」
(゚、゚トソン「アナタ達のせいで行ってしまった編集長の行方を考えてます」
( ><)「え、僕も?」
( ・∀・)「怒らなくてもいいじゃない。あれだよ、いじめたいほど可愛いってやつだよ」
(;><)「あの、僕何も言ってませんよね!?」
( <●><●>)「先生、空気読んでください」
(゚、゚トソン「編集長をいじめていいのは私だけです!」
(´<_` )「え?」
ハッ
(゚、゚*トソン !
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン ゴ……ゴホン
(゚、゚トソン「なんでもありません」
- 38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/03(火) 22:56:09.03 ID:Het4gKve0
- 'A`*)(リアルツンデレktkr……)
(゚、゚トソン「ドクオさん」
;'A`)そ
(゚、゚トソン「……潰しますよ」
(;'A`)「な、なにを!?」
(゚、゚トソン「あらゆる所を」
`):(つ、潰される……!)
ズズズ……
( <●><●>)「………………」
つ旦と
( <●><●>) フゥ
( <●><●>)「では、探しにいきますか?」
(゚、゚トソン「だ、誰をですか」
( <●><●>)「この流れでとぼけるあなたが私にはわかりません」
(*><)「!」
( <●><●>)「嬉しそうにしないで下さい。先生の物まねじゃありません」
- 43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/03(火) 22:58:30.00 ID:Het4gKve0
( ><)「そんなハッキリ言わなくても……」
从'ー'从「私は面倒くさいからいかない〜ごめんねトソンちゃん〜」
('、`*川「私もご主人様と一緒にいますぅ!」
(゚、゚トソン「構いませんよ。……といっても私は行くなんて言っておりませんが」
(´<_` )「俺は一応一緒にいきますよ。きっかけは頼んだ覚えはないけど俺の会議ですから」
(゚、゚トソン「……好きにしたらよろしいじゃないですか」
( ・∀・)「素直じゃないね、そんなんで今頃編集長が誰かに攫われてたらどうするの」
(゚、゚トソン「そんなこと有り得……」
(-_-)←一度攫われた男
(゚、゚トソン「行きましょう」
( <●><●>)
( <∩><∩>)「ふふ、そうこなくては」
(;><)「!?」
( <●><●>)「行きますよ先生」
- 46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/03(火) 23:02:03.01 ID:Het4gKve0
( ><)「あ、はい……え、あれ……?」
A`)「お、俺はここに残りま……」
( ・∀・)「よっし行くぞー」
(・∀・ )つ('A`)「あぁぁ……」
(゚、゚トソン「皆さんついてこなくて結構です!」
*
その頃のヒッキー
トボトボ
(-_-)
(-_-)
(-_-)「……ハァ〜」
(-_-)「なんだよもう……皆して僕を空気扱いしやがって……もっと僕の重要性を知れよ
……敬って崇め奉れよ……」
- 49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/03(火) 23:04:36.93 ID:Het4gKve0
( ・∀・)ワーワー (゚、゚トソンヒッキーサマバンザイ
キャーキャー \(*-_-*)/
从'ー'从ヒッキーサマー
(´<_` )サイコー
____ _________________________
ホワンホワン oO
(-_-)
(*-_-)
(*-_-)「なーんてね、フフ」
タタタタタタ……(*-_-)「でも、そんな展開あったらいいなぁ……まぁs」
ドンッ!
*ζ(;-_-)「オフッ!?」
(;-_-)「い、痛い……いきなり鈍器のようなもので殴られたような衝撃が……」
ζ(゚皿゚*ζ「誰が鈍器だ!」
(;-_-) ζ(゚皿゚*ζ
- 52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/03(火) 23:07:03.37 ID:Het4gKve0
「き、君はいつかの……」(;-_-) ζ(゚ー゚;ζ ハッ
ζ(゚ー゚*ζ「い、いけない!私ったらつい! ごめんなさい、大丈夫でしたか!?」
(-_-)「いや、君」
ζ(゚ー゚*ζ「え?どこかでお会いしたことでも? 私は通りすがりの美少女です!」
ボソ
Д^)「少女って年じゃないですけどね」
ζ( ゚皿゚*ζ
サッ
)彡
(-_-)(どう見ても前僕を誘拐した人なんだけど……ていうかBIP社の人なんだけど……)
ζ(゚ー゚*ζ「ごめんなさい!私いつも上を見て歩くことしか考えてなくて……
無意識に人にぶつかってしまうの!」
(;-_-)「なんだその設定!? 前見て歩けよ!」
ζ(゚ー゚*ζ「でも、これって運命だと思いません……?」
(-_-)「え、な、何が?」
- 54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/03(火) 23:09:31.09 ID:Het4gKve0
ζ(-ー-*ζ「こんな都会のサバンナで、偶然ぶつかるなんて……」
(-_-)「いや、偶然って言うか君がぶつかってk」
ζ(゚ー゚*ζ「これはもう運命!赤い糸!恋のキューピッドが私たちにイタズラの矢を放って結ばせたとしか考えられない!そうでしょう!?」
(-_-;)「こいつやべぇ!」
ダッ!
( ^Д^)「逃げましたよ編集長」
ζ(゚皿゚*ζ「ときめけよクソが!」
ζ(゚ー゚*ζ「フン……でもね、デレちゃんこういう時の場合に先手を打ってあるの」
スゥ
ζ( ー *ζ
(;-_-)(うわわわわわわ!なんだか知らないけどやばい!なんだこの展開!前にもあったよ!
とにかく早く逃げなくちゃ……!)
ζ(゚∀゚*ζ「クックル!」
- 55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/03(火) 23:12:04.55 ID:Het4gKve0
(-_-;)三三三
( ゚∋゚) 「!?」(-_-;)三三三
ドスッ
( ゚∋゚)「………………ツカマエタ」
(#)-_-)「い、痛い…………」
dζ(゚ー゚*ζ「おっけー!良くやったわクックル!」
( ゚∋゚)b
( ^Д^)「大丈夫スか、あんまり抵抗とかしない方がいいですよー」
(;-_-)「……今思い知りましたよ……」
( ^Д^)「何度も申し訳ないんですけどねぇ、ちょっと事務所まで来てもらえますか」
(;-_-)「ぼ、僕をどうする気だ!」
_,
( ^Д^)
(;-_-)「?」
( ^Д^)「……それは俺が知るところじゃないんで」
- 60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/03(火) 23:17:38.47 ID:Het4gKve0
(;-_-)(なんか怒ってないかこの人……)
ζ(゚ー゚*ζ
(;-_-)「ヒィッ!いつの間にか目の前に!」
ζ(゚ー゚*ζ「あ、あの……アナタは覚えてないかもしれないけど、実は私たち
前に一度会ってるんです」
(;-_-)(覚えてるよ!印象最悪だよ!つーかもうその設定いらないだろ!)←怖くて言えない
ζ(゚ー゚*ζ「あれは……そう、私が乱暴されそうになったとき、あなたが助けてくれた」
( ゚∋゚)(;-_-)「そんな事実はnもがもが」
ζ(///*ζ「う、嬉しかった……よ」
( ^Д^)「………………」
(;-〜-)「もがもが(そんな事実はねぇー!)」
ζ(゚ー゚*ζ「そ、それで私……アナタに伝えたいことがあるの!」
ムグムグ
( ゚∋゚)(;-〜-)(この拘束を解いてからにして欲しい……!)
- 62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/03(火) 23:21:33.35 ID:Het4gKve0
- *
(゚、゚トソン「……ワカッテマスさん、今編集長がどの辺りにいるかわかりますか?」
( ><)「トソンさん、ワカッテマスさんがいくら怖い人だからってそんな簡単に居場所が
わかるわけないじゃないですか」
( <●><●>)「わかってますよ」
(;><)「わかってた!」
(
<●><●>)「私の名は伊達じゃありません」
(;><)「一度ワカッテマスさんのご両親にお会いしてみたいんです……」
( ・∀・)「えっと、何?GPS?」
( <●><●>)「ええ」
(゚、゚トソン「いつの間に仕掛けたんですか」
( <●><●>)「社の全員に仕掛けてますけど」
(゚、゚トソン
( ・∀・)
(´<_` )
- 65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/03(火) 23:25:31.68 ID:Het4gKve0
( <●><●>)「ふふふ、冗談ですよ」
(;><)「怖いんです。僕の担当怖すぎるんです!」
'A`)ノ□「これやるよ……効かないけど」
( ><)「お、御守り?つーか効かないならいりませんよ!」
( ・∀・)「最近のワカッテマスはなんか茶目っ気が出てきたな〜。それにしても、早いところ見つけたいもんだ」
(´<_` )「どうしてですか」
( ・∀・)「男率が高すぎて、ウザったい」
(´<_` )「あぁ……渡辺さんもペニサス先生も来ませんでしたからね」
( ・∀・)「今頃優雅に2人っきりでSMプレイだろうよ」
(;><)(優雅……?)
(゚、゚トソン「それで、どの辺りですか?」
( <●><●>)「ここからそんなに離れてませんね。案外近い場所におりますよ」
('A`)「なんかこいつら一犯罪おかしそう……」
( ><)「同意なんです……」
- 68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/03(火) 23:31:04.01 ID:Het4gKve0
( ・∀・)「で、場所は?」
( <●><●>)「ここから300mほど離れたところにある、喫茶『フタナリ』の裏路地ですね」
(´<_` )「その喫茶大丈夫なんですか。なんですその名前」
( ・∀・)「気になるよな、ちょっと寄っていこうか」
(*'A`)(ふたなり……ゴクリ)
(*><)「プ、プリンは?プリンはあるんです!?」
( <●><●>)「プリン厨うるせぇ」
(;><)「ワカッテマスさんも好きな癖に!」
( <●><●>)「私が好きなのは本物のプリンだけです」
( ><)「なんですかそれ!プリンはプリンです!」
(゚、゚トソン「……私、先に行ってますね」
- 70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/03(火) 23:36:19.73 ID:Het4gKve0
- *
テクテク
(゚、゚トソン「まったく……男とは馬鹿な生き物ですね」
(゚、゚トソン「早く編集長連れ戻して帰らなければ……」
(゚、゚トソン「この先ですね」
喫茶『フタナリ』 裏路地
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン ……!
( ゚∋゚)(;-〜-)
(゚o゚トソン「へ……!」
ζ(///*ζ「わ、私!アナタのことが好き……!」
(゚、゚トソン
(゚、゚トソン
- 72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/03(火) 23:41:21.05 ID:Het4gKve0
ζ(///*ζ
( ^Д^)「…………クックル、手」
( ゚∋゚)
( ゚∋゚)) (;-_-)「ぷはっ、だからいきなり何を言って……!」
( 、 トソン「……編集長」
(;-_-)「ト、トソンくん!」
ζ(゚ー゚;ζ(げぇ!冷血女! せっかく計画がうまくいきそうだったのに……!)
(;-_-)「助けに来てくれたの!?」
( 、 トソン「………………」
(-_-)「えっと……トソンくん?」
スッ
(゚、゚トソン
(;-_-)ビクッ
(゚、゚トソン「編集長」
(;-_-)「えっと何…………ですか?」
- 76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/03(火) 23:46:40.05 ID:Het4gKve0
(;-_-)(な、なんで僕が敬語なんだ! 僕何も悪くないはずなのに!)
(゚、゚トソン「そんなに私が嫌いなのですね」
(;-_-)「ご、ごめんなさい、なんの話?」
(゚、゚トソン「そんな女にひっかかってしまう程、私に魅力は皆無ですか」
ζ(゚皿゚*ζ「んだとこのアマ!誰がそんな女だ!燃やすぞ!」
(;^Д^)「編集長、やめましょうよ」
チラ
(゚、゚トソン ζ(゚ー゚;ζ「う……」
ζ(;皿;*ζ「な、何よもう!バーカ!」
(;^Д^)「編…………!」
ポン
( ゚∋゚)ノ( ^Д^)
(^Д^ )「クックル……」
フルフル
(( ゚∋゚))
(;^Д^)「…………」
- 80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/03(火) 23:53:21.90 ID:Het4gKve0
ガッ
「ぐぇっ」(;-_-)⊂(゚、゚トソン「…………編集長」
(;-_-)「ト、トソンくん?何?何するの?怖い、超怖い超怖いんだけど!」
( 、 トソン「………………」
グッ
(;-_-)「ひゃぁぁああああ!ごめんなさい!」
(>_-)「………………」
(-_-)「…………?」
( 、 トソン
(;、;トソン
(-_-)「…………………………え?」
( 、 トソン「……もういいです」
(;-_-)「え、えぇ?ちょ、え?」
(゚、゚トソン「編集長のっ…………!」
- 83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/03(火) 23:57:47.36 ID:Het4gKve0
(-_-)「ちょ、ま、トソ…………!」
( 、 トソン「編集長の大馬鹿激ニブヘタレ野郎――――!!」
_,-'' ) 。゚・ 。 。
, -' (.__,-'' , , , 。゜
, -ンソト゚皿゚)_
.,-'~ ,- ' / / i〜i /, 。
/ )ヽ(w i .,-'~ ,-'~ // ,
/// 〜 //,
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/ ^)' _ l ゝ _)-'~ ,-'~ //, ' ⌒/  ̄ ⌒ヽ
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ノ\ ヽ
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- 87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 00:00:51.99 ID:ItPHaIbC0
- グッ
( ^Д^)「クリティカルヒット! ヒッキー編集長に200のダメージ!」
∩
ζ(゚ー゚;ζ「あんたなんで嬉しそうなのよ……」
( ^Д^)「イエ別に」
クス
( ゚∋゚)
(゚、゚トソン「はぁ……はぁ……」
(-_-)「死んだ……僕死んだ……」
( 、 トソン「もう知りません!どこにでも行ってしまえ!」
ダッ
(-_-)「言われなくても今逝きます…………」
( _ )ガクリ
*
( ・∀・)「いや〜、よかったねぇ喫茶フタナリ!」
- 91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 00:07:52.46 ID:ItPHaIbC0
(*><)「はい!まさか人魚の肉でできたプリンが出てくるなんて……!」
( <●><●>)「クソまずかったですけどね。あんなものプリンではありません」
(*><)「んっも〜何言ってるんですかワカッテマスさんってば!」
( <●><●>)「あんなもの食うくらいなら先生の肉引き裂いて食った方がマシです」
(;><)「……な、何言ってるんですかワカッテマスさんってば!冗談ですよね?」
( <●><●>)
(;><)「じっとこっちを見ないでくださいなんです! 怖い!怖すぎる!」
('A`)「た、食べ過ぎた……きも、気持ち悪い……」
( ・∀・)「おいおい〜こんな道端で吐かないでくれよ〜?」
('A`;)「も、元はといえばあんたが肉ぎっしりチャーハンのチャーハン抜きなんて頼むから……うぇっ」
( ・∀・)「優しさだよ、やーさーしーさー。美味かっただろ?」
('A`)「一生分の……肉を食べた気分……俺ベジタリアンなのに……」
( ・∀・)「そんなんだからガリガリなんだよ、オラ」
('A`;)「痛っ、け、蹴るなよ!」
(´<_` )「………………」
- 94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 00:12:59.25 ID:ItPHaIbC0
( <●><●>)「おや、どうしました弟者さん」
( ・∀・)「お前スレタイなのに全然目立ってないね」
(´<_` )「あ、いえ……トソンさん、先に行っちゃったから……あの、もしかしてって思うんですけど」
( ><)「どうかしたんですか?」
(´<_` )「あの……勘違いかもしれないんですけど、先にさっさと行っちゃったトソンさん見て
もしかしたらもしかしてって思ったん、ですよ」
('A`)「なん……?うぇっ」
(´<_`;)「もしかしたら、トソンさんて、ヒッキー編集長のこと
好きなんじゃないでしょうか?」
( ・∀・)( <●><●>)( ><)('A`)
( ・∀・)( <●><●>)( ><)('A`)(今更何言ってんだこいつ……)
ハッ
(´<_`;)
(´<_` )「あ、いや、忘れてください。ありえませんよね!トソンさんみたいな
才色兼備の人が編集長なんかと!」
( ・∀・)「いや、ていうかお前……うーん……」
- 98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 00:17:38.22 ID:ItPHaIbC0
(´<_` )「さぁ、さっさといきましょうか。仕事に熱い人だからトソンさんも
編集長を探しに行ったんでしょうし」
( <●><●>)「…………えぇ、そうですね」
( ><)(なんか一気に空気重い)
('A`)(あんまり会った事のない俺でさえわかったのに……)
( ・∀・)「(まぁ面白そうだからいいや)……GPSによると、ここの裏だったよな」
(´<_` )「ええ、そうですよ…………っと!」
ドンッ
(´<_` )「あ、すみませn」
(;、;トソン「あ…………」
(´<_` )「………………」
(´<_`;)「!?」
( 、 トソン「………………っ」
ダッ
(´<_`;)
- 100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 00:22:36.35 ID:ItPHaIbC0
……………………。
(;><)「い、い、い、今のって……!」
((;'A`))「みみみみみみみ見間違いだろ、ありありありありえないだろ」
( ・∀・)「…………泣いてる子って、なんかもっと泣かせたくなるけど、そういうこと言ってる場合じゃないかな」
( <●><●>)「弟者さん?」
シーン
(´<_` )
(´<_` )「だ」
(´<_`#)
(´<_`#)「誰の仕業だ一体!ぜってー殺す!」
クラッ
(;><)「ひぇ〜なんか、もう僕限界です、見たことない光景ばっかりが目に入ってきて……」
(;'A`)「ま、待て!俺を一人にするなよ!」
( ・∀・)「わー、ナベちゃんにメールしとこ」
- 101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 00:26:23.60 ID:ItPHaIbC0
( <●><●>)「悪いクセですよモララーさん。とりあえず裏に進み……」
( ゚∋゚)( ^Д^)つ( _ )⊂ζ(゚ー゚*ζ「あ」
( <●><●>)
ζ(゚ー゚*ζ
( ・∀・)
( ^Д^)
( ><)'A`)(誰?)
( ゚∋゚)
( <●><●>)「……また貴方たちですか。懲りませんね」
ζ(゚ー゚;ζ「ちょちょちょ、ちょっと待ちなさいよ!私たちは何もしてないんだからねっ!」
- 104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 00:31:47.46 ID:ItPHaIbC0
( ><)(え、誰?)
('A`)(さぁ……)
( <●><●>)つ「ではそこに転がっているゴミを返して下さい」
ζ(゚ー゚;ζ「あんた仮にも自分のとこの編集長をゴミ呼ばわりって……!」
( ^Д^)「編集長、いいから返しましょう。これ」
ζ(゚皿゚*ζ「るっせー!デレちゃんに指図すんない!」
「はい、お返しします」( ^Д^)つ(-_-)⊂(・∀・ )「はいどーも」
ζ(゚д゚;ζ「ちょっとプギャーくん!」
( ゚∋゚)
ζ(゚ー゚*ζ「テメーも何か喋れ!」
( ゚∋゚)
( ゚∋゚)「……ボスはプギャーの好きにさせるべき」
( ^Д^)「クックル……」
ζ(゚皿゚*ζ「な、なんで長門口調なのよ……腹立つ……」
(´<_`#)「つーか、トソンさん泣かせたのお前ら?」
- 107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 00:37:15.83 ID:ItPHaIbC0
ζ(゚ー゚*ζ「はぁ?何よアンタ」
(´<_`#)「いいから、答えろ」
ガッ
ζ(>ー<*ζ「きゃっ……(どうだ、可愛くて殴れないだろ!!)」
( ^Д^)「違いますよ」
ζ(>ー゚*ζ
ζ(゚ー゚*ζ「あれ?プギャーくん」
( ^Д^)「あのトソンって方が泣いたのに、俺らは関係ないです(直接は)」
(´<_` )「じゃあなんで泣いてたんだよ、答えろ」
( ^Д^)σ「あの編集長のせいで」
(-_-)
(´<_` )「…………へぇ」
( ・∀・)「あ、ナベちゃんからメール帰って来た!写メ写メ!!」
( <●><●>)「なんというか、シリアスをぶち壊しにするのはやめなさい」
- 110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 00:41:53.71 ID:ItPHaIbC0
(;><)(この急な展開はほのぼの作家である僕にはきっついんです……)
キリキリ
('A`)(俺もリアルでこういうのきっつい……胃痛い……)
(´<_` )「…………編集長に、起きたら伝えておいてください」
( <●><●>)「何て?」
(´<_` )「今日限りで、この出版社はやめますって」
( ・∀・)「え、マジで?」
( <●><●>)「嫌ですよそんなん」
ζ(゚ー゚*ζ「退職後は是非うちの出版社に!っしゃあ! VIP社潰すチャンス!」
( <●><●>)「ほう」
ζ(゚ー<*ζ「……なんてねっミ☆冗談!」
( ^Д^)「編集長……」
(´<_` )「俺はトソンさんを追いかけます。あんたらはせいぜいそのダメ編集長でも連れて帰れよ!」
ダッ
- 112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 00:46:42.93 ID:ItPHaIbC0
( ・∀・)「行っちゃったよ……」
( <●><●>)「行ってしまいましたね」
( ・∀・)「なんていうか、無駄に熱くなってる弟者は正直面白かったと思わない?ワカッテマス」
( <●><●>)「君の意見はいつもそうですね、面白ければいいというものではないのですよ」
( ・∀・)「え、じゃあお前面白くなかったの?」
( <●><●>)「超面白かった」
( ・∀・)「だよなー。アハハハハ」
(;><)「何和んでるんですか! ていうか編集長良く見たらズタボロですよ!」
('A`)「微塵の容赦もない打撲痕……ペロッ 犯人はヤス」
ζ(゚ー゚*ζ「それ、う、うちじゃないからね!あとで治療費とか請求しないでよ!」
( ^Д^)「こっちも割と経営きびしいんで」
( ゚∋゚)
( <●><●>)「そんなことはわかってます。こんな見事に致命傷負わせられるのは
ウチには一人しかいません」
( ><)「いや、確実にもっと沢山居ますよ」
- 116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 00:52:11.95 ID:ItPHaIbC0
- *
( _ )
(;-_-)ウ〜ン
(-_-) ハッ!
( ・∀・)「お、編集長が起きた」
(;-_-)「け、蹴りが!顎に!」
( <●><●>)「わかってますよ、そんなことは」
(-_-)「あれ?ワカッテマスさん達……?」
( ><)「おはようなんです」
('A`)「大丈夫ですか?」
(-_-)「ああ、うん……危うく三途の川を渡るところだったけど……」
(;><)「一歩手前じゃないですか」
(-_-)「…………あの」
( ・∀・)「何?」
(-_-)「トソンくんは?」
- 117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 00:55:20.87 ID:ItPHaIbC0
ζ(゚ー゚*ζ「アンタを沈めた後カールルイスも真っ青な脚力で走ってったわ」
( ^Д^)「編集長、口を挟まない方gζ(゚皿゚*ζ「るっせ!」
ζ(゚ー゚*ζ「ね?あんな暴力女よりデレの方がいいと思わない?思うよね?そうだよね?」
( ^Д^)「編集長……」
( ゚∋゚)
d( ゚∋゚)(^Д^ )「……顔近いよ」
(-_-)「そ、そんなことより、皆どうしてここに?」
ζ(゚皿゚*ζ(そんなことって……)
( <●><●>)「編集長にGPS就けてるので居場所はすぐわかりますよ」
(;-_-)「そんなもん付けられてたの僕!?怖!」
( ・∀・)「怖いついでにもう一個報告、弟者くん今日で会社やめるって」
(;-_-)「マジかよ!」
( ><)「あの流れだとトソンさんもやめそうなんです……」
('A`)「VIP社終わったな……」
- 121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 00:57:36.77 ID:ItPHaIbC0
(;-_-)「ちょ、ちょっと待ってくれよ!何がどうしてそんな流れに!?」
( <●><●>)「今までありがとうございました」
( ・∀・)「楽しかったよ」
( ><)「他の出版社探さなきゃ……」
('A`)「マンドクセ……」
(;-_-)「なんでもう潰れることになってんだよ!編集長いるのに!」
(;-_-)「つーか……!」
(;-_-)「嘘だと言ってくれぇええええええええ!」
続く
質問等
- 124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 01:02:44.38 ID:ItPHaIbC0
- 新人のようですはこれで終わり。新人まったく関係なかったけどね
次回で作家シリーズは終了です
なんか微妙に続いた話だけど、一区切りつけます。支援ありがとうございましたっ!
何か質問あったら受け付けます
- 127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 01:07:06.05 ID:QwnBfkfGO
- 乙!
誰が誰好きなのかって聞いてもいい?
- 129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 01:07:47.51 ID:KHQJ2w1j0
- >>127
同じような質問になるけど
この複雑な人間関係を適当に解説してもらえると嬉しい
- 132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/04(水) 01:12:49.83 ID:ItPHaIbC0
>>127、>>129
(´<_` )→(゚、゚トソン→(-_-)
↑
( ゚∋゚)→( ^Д^)→ζ(゚ー゚*ζ
('、`*川→→→←从'ー'从
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