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No 287
Date 2010・02・07・Sun
10分で書いてみよう的な事を先日のほのチャでやったんですよね、lw´‐ _‐ノvさん(※把握してるだけでも3本は現行逃亡中)の発案で。
一時期ブログでも見かけましたが、10分間でどれだけ話が書けるかやってみようというやつです。 今回はそれをお題制で。 でまあ、折角書いたからまとめてみました。 一応許可は取った事になってます。 初めてやってみましたが、中々難しいものですな。 瞬発力で書くと、どうしても自分で書いた場合のありがちな話になってしまいます。 たまにはこういうのもいいというか、こういう流れの方がいいですね。 ( ^ω^)系チャットですし、( ^ω^)系話をしに行っているのが前提ですので、あんまり初見の人が入り辛過ぎるほどの変態orイチャイチャ空気はほどほどにというところではないかとも思います。 楽しみ方は人それぞれだと思いますが。 ここの作品についての感想やツッコミはほのチャの方にでも残してくれれば書いた人に届くのではないでしょうか。 ※作者さんから短編に昇華したいという申し出があった作品はコメントアウトしています。 以下、入室時AA:お題という形の区切りです。 ──── 1回目 ──────────────── (゚、゚トソ:お題・春 ( ^ω^)「……」 春はまだ遠い。 肌を刺すような空気を感じながら僕は夜道をあてもなくうろついていた。 平素ならぐっすり夢の中にいるこの時間に、ただ何となく眠れなかったという理由で外に出た。 特にやるべき事も行くべき場所もない僕は、ただ散歩と称して夜道を歩く事に決めた。 ( ^ω^)「とはいえ、行き先ぐらいは決めないとだお」 足の向くまま気の向くまま、ただ歩いていた僕は、漠然とはそう思うものの、未だに決めかねている。 このままではどんどん遠くまで歩いて行けそうだが、流石にそれは明日に響く。 明日は日曜で休みとはいえ、著しく生活リズムを乱すのは好ましくない。 ( ^ω^)「どうするかお……」 見上げても星のない黒一面の夜空だ。 透き通った空気とは裏腹に、都会の空はひどく味気ない。 色々と規制も厳しいご時世、排気ガスやら工場のガスの問題やらは最近ではほとんど聞かない。 子供の頃に描いていた都会のイメージよりは綺麗な都会になっていると思う。 ( ^ω^)「星が見えないのは残念だけど」 雨上がりの空だったりすると、たまに数個の星も見えることはあるが、田舎で見たそれに比べればなんともお粗末なものだ。 僕は未だに故郷へ向く気持ちにほんの少し呆れるとともに笑いがこみ上げた。 春はまだ遠い。 あの春の日から随分遠くへ来てしまった。 ( ^ω^)「それでも歩くしかないお……」 未完 / ゚、 /:お題・春 ( ^ω^) つくしって食えるのかお? ピザが言った 春先でようやく、つくしの芽が出た頃の事だ ('A`) そりゃ、食えるけど 手間がかかる上にそんなに美味いもんでもないぜ? ('A`) おとなしく、ジャンクフードで我慢しとけ そっちのが、効率的だ ( ^ω^) ふーん ('A`) なんだ、急にどうしたんだよ? いや、たいしたことじゃないだけど と、ブーンは前置きし ( ^ω^) 春を味わってみたいんだお! はあ、成る程 ('A`) で、なんで、つくし? ( ^ω^) 目に入ったからだお ('A`) ふーん なら、春っぽけりゃ他のでもいいんだろ? ( ^ω^) お! 朗らかにブーンは頷いた ('A`) なら、フキノトウなんかいいんじゃないか? すっげー苦いけど 未完 チノ ゚∀レ1ノv:お題・春 ('A`)「春ですね」 ('A`)「春といえば何があるでしょう」 ('A`)「新生活?就職?」 ('A`)「NO」 (゚A゚)「春といえば性の乱れ!乱れから若い子が誘ってくる筈だ!」 ('A`)「すみません、取り乱しました」 ('A`)「そんなこんなで私は性の乱れを正す旅に出たのです」 ξ゚⊿゚)ξアハーン、カモンカモン ('A`)「乱れてる、全く乱れてる」 ( ^ω^)オーウ?アーユーカモン? ξ゚⊿゚)ξイチマンエンポッキリ ('A`)「mjd?」 ( ^ω^)イエス ('A`) ('∀`) ('∀`)「じゃ後払ミ,,゚Д゚彡「売春で逮捕」 ('A`)「…」 ミ,,゚Д゚彡「…」 ('∀`)「これも一種の春ってね☆」 ミ,,゚Д゚彡「お後は宜しくないけどな」 ('A`)「…うん」 打っちきり lw´‐ _‐ノw:お題・春 『次は~練馬、練馬です』 車掌のだみ声が車内に響く。 朝の通勤ラッシュにもまれる人たちによってその声はすっと吸い込まれていった。 川 ゚ -゚)「鏡、財布、携帯……」 私は今更ながら鞄の中身を確認する。 小声での呟きが聞こえたのか、隣の男性と目が合い軽く会釈をした。 そこから更に数分ほど電車に揺られ、目的地の江古田で私は電車を降りた。 改札を抜けると、朝方からにわかに賑わいだした駅前の香りが鼻を通り抜ける。 そして、何故だかそのどれもが新鮮で色彩豊かなものに感じられた。 いつも通る場所なのになぜだろう、と私は首を傾げる。 傾げた首で、時計を覗く。出勤時間は間近に迫っていた。 私は弾かれたように走り出した。 自分のことを心の中で叱りながら、必死に足を回す。 川;゚ -゚)「はあっ、はあっ……」 職場についたのは出勤時間から10分遅れてのことだった。 私は肩を落とし、扉をくぐる。 川 ゚ -゚)「ん?」 ふと、肩にのったあるものに気がついた。――桜の花だ。 もう春が訪れていたとは、仕事に忙殺されて情緒を感じる暇もなかった。 utikiri ──── 2回目 ──────────────── 川 ゚々゚):お題・昼御飯 ( ><)「あれ?ビコーズ先輩、お昼はどうしたんですか?」 _, ( ∵)「…………忘れた」 ( ><)「へぇー、珍しい事もあるもんですね」 ( ∵)「まぁな」 ( ><)「…………………」 ( ∵)「…………………」 ( ><)「…………………」 ( ∵)グー「…………………」 ( ><)「…………いります?」 ( ∵)「おう」 (゚、゚トソ:お題・お昼ご飯 ξ゚⊿゚)ξ「お昼ごはん!」 ζ(゚ー゚*ζ「お昼ごはん!」 ξ゚⊿゚)ξ「今日はパスタにしよう!」 ζ(゚ー゚*ζ「私もパスタにしよう!」 ξ゚⊿゚)ξっ□「はい!」 ζ(゚o゚*ζ「それ、パスタやなくてスタバやん!」 ξ゚⊿゚)ξっ□「えい」 ζ(゚o゚*ζ「それ、パスタやなくてパスポートやん!」 ξ゚⊿゚)ξっ□「とお!」 ζ(゚o゚*ζ「それ、パスタやなくてバスターミナルやん!」 ξ゚⊿゚)ξ「おかしいわね……」 ζ(゚ー゚*ζ「パスタやめよっか?」 ξ゚⊿゚)ξっ□「そうね……じゃあ、スパゲッティにしよう!」 ζ(゚o゚*ζ「それ、パスタやん!」 ξ゚⊿゚)ξ「じゃあいいじゃない!」 ζ(゚ー゚*ζ「じゃあいいね!」 ξ゚⊿゚)ξ「デレはどうする?」 □⊂ζ(゚ー゚*ζ「私もスパゲッティにする」 ξ゚⊿゚)ξ「そう」 □⊂ζ(゚ー゚*ζ「……」 ξ゚⊿゚)ξ「……」 □⊂ζ(゚ー゚*ζ「……」 ξ゚⊿゚)ξ「……」 □⊂ζ(゚д゚;ζ「いや、つっこんでよ! それ、スパゲッティやなくてウィンドウズビスタやんって!」 ξ゚⊿゚)ξ「ごめんなさい。ただの四角にしか見えなくて」 ζ(゚д゚;ζ「ただの四角だけども、ただの四角じゃないの!」 ξ゚⊿゚)ξ「そもそもウィンドウズビスタとか長すぎて意味がよくわからないわ」 ζ(゚д゚;ζ「普通にダメ出し来た! 私もそう思ったけども!」 ξ゚⊿゚)ξ「パスタと掛けたかったんでしょうけども、ちょっと遠いしお客さんにはわかりづらいと思うわ」 ζ(゚д゚;ζ「ダメ出し長い! 普通に凹む!」 未完 ξチ⊿ン)ξ:お題・汗っかき (;^ω^)あついお ぽたぽたと汗が滴り落ちる。 僕は町の近くの小高い丘を登っていた。季節は夏。 小太りで汗っかきの僕には苦行である。 (;^ω^)ヒィヒィ 疲れる。帰りたい。 そんな気持ちが頭の中をぐるぐると回る。 でもそうも行かない。 この丘に登る理由が僕にはある。 「約束ね」 幼い時の気まぐれ。 まだ何も世間を知らなかった僕たちは一つ約束をした。 十年後に丘で会おう。 幼なじみの、彼女との約束だ。 やたらツンツンした娘だったがとても優しい人だということは友達であった僕は知ってる。 緊張する。ひんやりとした汗が垂れてきた。これは暑さのせいではないであろう。 ( ×ω×)でももう 限界。無理。倒れる。 そんなときだ。 「なにへばってるのよ!」 僕の手を誰かが掴んだ。 ξ゚ー゚)ξ なんだ。ちょうど同じタイミングに着いたのか。 ( ^ω^) ξ゚ー゚)ξ 「久しぶり!」 この日、僕たちは再び出会った。 / ゚、 /:お題・チョコレート 今年こそ、受け取ってもらえるだろうか 川д川 明日は、バレンタインかあ 毎年、この時期は少し憂鬱だ チョコレートを渡したいのに 何かとタイミングが悪くて 今まで、きちんと渡せた事がないからだ 川д川 ちゃんと渡せるかな 渡すチョコは既に、ラッピングは出来ている 後は、受け取って貰えるのを願って 明日を迎えるだけだ 川д川 大丈夫だよね 頑張ろう、と一人ごちる 川д川 今日は、早めに寝ておこうかな 時計は示すのは、まだ21時 けど、明日は早く起きて、いつもより 丁寧に身嗜みを整えたい 一番綺麗な姿で渡したい 川д川 よし、寝よう もそもそと布団に潜り込む 川д川 おやすみなさい 明日、渡辺さんは、受け取ってくれるかな? 終 チノ ゚∀レ1ノv:お題・入道雲 私は人も少ない静かな図書室の、窓の近くの椅子に座る。 ここに居れば会えるのだろう。 いつもここに座っているあいつに。 ( ´_ゝ`)「クーさんクーさん、そこ俺の席」 ほら、来た。 川 ゚ -゚)「知らない」 (;´_ゝ`)「ひ、ひどいな」 いつもながら、男らしくない態度にイライラする。 …何故こんなに気になるのだろう。 ( ´_ゝ`)「まあそんなとこも好きだけどさ」 不意に言われて訳も分からず泣きそうになる。 いきなり答えを突き付けられた気がしたのだ。 川 ゚ -゚)「…」 こいつはいつも私に近寄ってきては私の心をかき乱す。 …その理由を知りたくてここに来たのに。 なのにどうして、知りたくて仕方無い感情に満たされるのだろう。 乱された心は雨のような涙や雷のような怒り、でも少し心地いい感情でいっぱいになる。 嗚呼、こいつはまるで入道雲のようだった。 lw´‐ _‐ノv:お題・さくら吹雪 桜はまだ咲いている。 僕はこの街を離れ、彼女は大人になってしまったけど。 桜はまだ咲いている。 ※ ( ^ω^) 僕は昨日まで満開に咲き誇っていた桜が散る様を、一人眺めていた。 言いようのない悲しみが、胸に広がった。 この美しさの裏にある無常感、儚さを思うと、胸が苦しさで満たされていくのが分かる。 きっとそれは美しいものの終わりを、知っているから。 そして、それを僕が唯一愛した女性と重ねているから。 面前に広がる桜吹雪を見ても、僕には「綺麗だ」の一言が言えない。 ※ 彼女と出会った日の記憶は残念ながら曖昧だ。 僕らは小さいころからいつも一緒で、僕の隣には彼女がいて当然だった。 ( ・∀・)ξ゚⊿゚)ξ キャッキャッ だから、彼女が他の男と一緒に歩いているのを見たとき、僕の心は大きく揺れた。 僕はすぐに彼女を問いただした。 ξ;⊿;)ξ「ごめんね、ごめんね……」 ただそう繰り返す彼女の涙を卑怯だと僕は吐き捨てた。 涙の訳を尋ねたりもせず、本当に馬鹿だった。(02/07 04:19) utikiri ──── 3回目 ──────────────── ξチ⊿ン)ξ:お題・うんこと涙 ( ;ω;) 彼女が死んだ。腸の病気だった。便がつまって醜く死んでいった。 僕はどうすることもできなかった。日に日に弱っていく彼女を病室で励ますだけだった。 僕は、何も、出来なかった。 ( ;ω;)死ぬお もう僕の人生に意味などない。 彼女がいないのだから。 首吊りだ。首吊りにしよう。 用意を整え縄に手をかけた時だ。 ξ#゚⊿゚)ξばかー! ( ゜ω゜) 彼女だった。死のうとした僕をみてあの世からダッシュで来たらしい。 パチン! ひっぱたかれた。幽霊に。すけないのかよ。 意識がとんだ。 ( ^ω^)…… 目が覚めた時には誰もいなかった。 ただ首吊り用の縄が天井からはずされていた。 僕は生きることにした。 悲しいことだけど。今を。彼女がくれた今をいきる。 lw´‐ _‐ノv:お題・涙 ――昔の記憶を掘り返すと、いつでも俺は泣いていた。 ひ弱な体と、不細工な顔。 分かりやすいアイコンとして俺ほどの標的はいなかったのだろう。 小学校の頃は給食を取られ、抗えば殴られた。 中学校の頃はただただ理不尽に殴られた。 そして高校の頃から、いじめは精神的な方向へとシフトした。 無理やり女子更衣室に閉じ込められたり、無理やり告白させられたり。 そして決定的な事件は高二の夏に起きた。 (;A;)「うあっ、ひぐっ……」 ( ・∀・)「こいつこの状況でおったってやがるwwwwwwwww」 ( ゚∀゚)「きめええええええwwwwwwwww」 幼馴染で、俺が密かに思いを寄せていたクーの前での強制自慰。 クーは絶対零度の視線で俺を一瞥したあと、鼻息荒くどこかへ消えた。 そんな状況でも手淫を続けた自分が情けなくて仕方がなかった。 ('A`)「死のう……」 その日白濁にまみれたシャツを脱ぎながら俺は呟いた。 でも、ただ死ぬだけではなく、あいつらにも仕返しがしたい。 そんな理由で俺は日記をつけ始めた。表紙には『自殺旅日記』と記しておいた。 / ゚、 /:お題・等身大の裏表 嘘つき 嘘つき 嘘つき 僕を罵る言葉はいつも、それだった 在りもしない空想を、絵空事を さも、在るかのように語る僕に対して 彼らは当然、拒絶した 身の丈を考えずに、溢れる出任せは さぞ、滑稽に映っただろう 今、僕が振り返ってみても、確かに愚かだった ('A`) なんだよ、くそ しかし、当時の僕は 誰にも受け入れられないことを 認めたくはなかった ('A`) なんだよ、なんだよ、もう ちっぽけで矮小なプライドだけは、頑固に持ち合わせ 人を嘲る事にしか、頭脳を費やせない僕に 両親は、さぞ手を焼いた事だろう よく、ここまで育ててくれたものだと、感謝の言葉は尽きない 川 ゚々゚):お題・さよなら 降りしきる雨の中、幼い私は愛する男を見上げる。 僅かな雲の間から差す太陽の光の逆光のせいで、男の顔は見えない。 川 -)「いかないで」 カサカサに渇いた私の唇が、拒絶の言葉を口にする。 男はクスリと、自嘲的に笑って、固いその腕で私を抱き締める。コートは雨でずぶ濡れて、彼の義手の鈍い銀色が袖口からチラリと覗いた。 ( ` )「必ず、戻って来るから」 私の服に、ずぶ濡れがうつる。なのに、気にならない。それくらい、その言葉に、私のこころがゆれる。 川 -)「ほん、とう?」 ( ` )「俺が、嘘をついた事があるかい?」 耳元で彼がささやく。 …あるともさ、うそつき。 きみは何回、私にうそをついたと思っている? でも、そう言わず、私はかれの耳元で、こうささやく。 川 -)「さよなら」 きっともう、会えないだろうから。 ──── 4回目 ──────────────── 川 ゚々゚):お題・夜明け 僕には、盲た妹がいる。 光を知らず、闇しか知らぬ僕の妹。 川 々 )「おにーちゃん」 川 々 )「夜明けって、どんないろ?」 ある日、突然こんな事を聞いてきた僕の妹。 僕は少しだけ考えて、こう答えた。 (゚、゚トソン「夜明けはね、暗闇と暗闇の間の一瞬だけに存在する、ふやけた橙色なんだよ」 妹は、満足したように笑っていた。 / ゚、 /:お題・夜明け うっすらと昇る太陽が、夜明けを告げようとしていた けれど、人々は何故か 太陽に見向きもせず、光を遮り 室内に薄闇を作り出した ( ・∀・) まだ、朝じゃないよな? lw´‐ _‐ノv ああ、朝じゃない ( ・∀・) じゃあ、寝ないとな ( ・∀・) 朝がきたら、きちんと働けるように lw´‐ _‐ノv そうだな おやすみな ( ・∀・) おやすみ そう言って、人々は眠りについた 朝など、知らぬと言わんばかりに チノ ゚∀レ1ノv:お題・夜明け ※この作品にはくそみそが含まれています (´・ω・`)y‐「ふぅ…」 僕の夜明けは一本のタバコから始まる (´・ω・`)y‐「良かったよ、君」 そう言って目の前の男の尻を撫でると、男は僕の精液にまみれたぐちゃぐちゃな顔で喜ぶ (* ∀ )「あ…っ、…ありがとうございます」 (´・ω・`)y‐「締まりも良かったし、感度も中々だった」 タバコを消す (´・ω・`)「また今度、ね?」 ( ∀ )「!」 (* ∀ )「はい…!」 ああ、これだから深夜の散歩はやめられないんだ lw´‐ _‐ノv:お題・夜明け 暑い熱い、熱帯夜だった。 窓を開けると生温かい風が肌にまとわりついて気持ちが悪い。 かといって窓を閉め切っていると、頭が茹だってトリップしてしまう。 しょうがなく窓半びらきという折衷案を取って、俺は四畳半に鎮座した。 そろそろ夜も明けるというのに、暑さのせいか眠れない。 ('A`)「そういや歯磨いてなかったな」 中途半端にさえた頭で思いだし、洗面所へ向かう。 面倒なので、電気は点けなかった。 これがいけなかった。 数歩先の洗面所に行きつくまでに、まず一歩目でこけた。 (;'A`)「おぶっ!?」 畳の切れ間に足がひっかかったようだ。 情けない声を出し、ひとりでに赤面したあと、立ち上がった頭をタンスにぶつけた。 (; A )「ぐあおおお……」 悶絶し、唸りながら前進する。もはや気力だけだ。 やっとの思いで洗面所にたどり着き歯ブラシを口に咥える。 (;゚A゚)「ねぱなっ!!??」 たわしだった。 一瞬にして口のなかに鉄の味が広がる。 畳の上でのたうちまわっているうちに朝日が部屋を照らした。 そこにいた俺が涙目だったのは、朝日が眩しかったからだと言っておく。 |
この記事のコメントほのチャのドクオです。
すみません、私の分は消してくださると嬉しいです。 練り直して、後日他で投下したいと思いまして。。 No.335 ※返し
>ドクオさん
了解しました。 投下を楽しみにしています。 勇者です
爪'ー`)y‐のやつは後日色々書き足して投下するので消してくださるとありがたいです、すみません No.337 ※返し
>勇者さん
把握です。 がんばってください。 No.338 管理人のみ閲覧できます
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