その日、案内所の電灯は遅くまで消えることは無かった。 階下で、モップの手を止めて管理人が愚痴る。 ('A`)「まったく、残業なんて何年ぶりだよ....早く帰らせろ...」 上から喧々諤々の議論する声、そして笑い声が絶え間なく聞こえてくる。 こんな賑わいは、まったく久しぶりだ。 ('A`)「でもまあ、いっか」 管理人は肩をすくめて、またモップがけをしだした。 (終)