( ^ω^)ブーンが死んでしまったようです【短編】〜第一章〜
28 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2005/12/06(火) 18:44:31 ID:8Hd5Sewt0
30 名前: ◆tGJWnjCS9s 投稿日: 2005/12/05(月) 03:54:39 ID:JNs7ZXwgO

―ブーンが死んだ日

ξ;凵G)ξ「バカ!なに死んじゃってんのよ!もっと、もっと伝えたい事もいっぱいあったのに…!」
(´;ω;`)「ブーン…君は最高の友達だったよ…。君との思い出、絶対に忘れないよ…グスッ」
('A`)「クソ…勝手に死にやがって…!」
/,'3 「……。」
m9(^д^)「プギャー、死んでやがんの!」
('A`)「…!なんだとテメェ!」
m9(^д^)「プギャー、暴力反対!」
/,'3 「やめろ!場を考えろ馬鹿野郎共が。」
m9(^д^)「プ、プギャー、そうやって傷の舐めアイツしてろプギャ」
('A`)「テメェ…!」
/,'3 「放っておけ。…それより、この後家に来てくれないか?そこの二人もだ。見せたい物がある…」
('A`)「見せたい物…?」

29 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2005/12/06(火) 18:45:19 ID:8Hd5Sewt0
39 名前: ◆tGJWnjCS9s 投稿日: 2005/12/05(月) 04:29:43 ID:JNs7ZXwgO

―荒巻宅
ξ;;)ξ「ヒック、グスン。ブーン…」
(´・ω・`)「ツン、元気だして…」
('A`)「おい、こんな所に呼んだんだから早く見せろよ」
/,'3 「こんな所とはご挨拶だな。実はな、俺の家系は代々機密書類などを扱ってきたんだ。…そうだな、今で言うスパイみたいなモンか」
('A`)「焦らすなよ。さっさと…」
/,'3 「まあ焦るな。仕事柄、俺の一族はそういった重要な情報を取り扱ってきたんだ。」
ゴゾゴソ…
すると荒巻は一札の文献を取り出した。
/,'3 「本当は見せちゃいけないんだが、内藤のヤツには世話になった事もあるしな。…ココを見てみろ」
文献には多少読む事ができる文字と絵が書いてあった。
(´・ω・`)「なになに?…氷の大地に願いが叶う術アリ…え!?あ、あとは何が書いてあるかわからないよ…」
/,'3 「氷の大地とは、南極か北極だな。そこの氷の下に遺跡があるらしい。そこに行けば何かしらの方法で願いが叶う、と記されている」
ξ゚听)ξ「え!?じゃあブーンを生き返らせる事ができるの!?」
('A`)「なんか嘘臭えな。その情報は確かなのか?」
/,'3 「ああ。国家機密並の情報だ。恐らく正確なものだろう」
ξ゚听)ξ「じゃ、じゃあ今すぐ出発するわ!」
('A`)「ちょwwwおまwwww南極か北極のどちらかもわかってないんだぜ?俺は行くのは正直マンドクセえが、
ブーンが生き返えるならついて行くつもりだぜ。ショボンも来るよな?」
(´・ω・`)「もちろんだよ!資金の方は僕がなんとかするよ。」
('A`)「大丈夫なのか?」
(´・ω・`)「パパに頼めば大丈夫だよ。パパはショボンコーポレーションの社長だからね」
ξ゚听)ξ「なら今すぐ出発よ!」

31 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2005/12/06(火) 18:46:37 ID:8Hd5Sewt0
43 名前: ◆tGJWnjCS9s 投稿日: 2005/12/05(月) 04:33:28 ID:JNs7ZXwgO

/,'3 「盛上がってるとこ悪いが、お前ら落ち着け。文献の最後に書かれている事なんだが、遺跡にはトラップが存在するらしい」
('A`)「ヤバいのか?」
/,'3 「ああ。危険度Sと書かれているからな。命を落とす旅になるかもしれん。お前らにその覚悟があるか?」
('A`)「…」
(´・ω・`)「…」
ξ゚听)ξ「……やるわ。私はどんな危険があってもそこに行くわ。」
('A`)「ちょwwwおまwwww死ぬかもしれねぇんだぞ?」
ξ゚听)ξ「ええ。覚悟は決まったわ。あなた達は?」
('A`)「チッ、しかたねえな」
(´・ω・`)「僕も行くよ!僕もブーンを助けたいもの!」
/,'3 「…いい覚悟だ。特にその女、気に入ったぜ。任せろ、道案内は俺がしてやる」
こうして彼らは命がけの旅に出る事になったのである…。
33 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2005/12/06(火) 18:47:28 ID:8Hd5Sewt0
161 名前: ◆tGJWnjCS9s 投稿日: 2005/12/05(月) 16:31:50 ID:JNs7ZXwgO

―翌朝
ξ゚听)ξ「さっそく出発ね!」
/,'3 「女、お前は焦りすぎだ。まずはドイツに向かう」ξ゚听)ξ「なにちんたらしてんのよ!こうしてる間にもブーンは…」
/,'3 「内藤がなんだ?もう死んでるんだぞ?焦らずに確実に行けばいい」
ξ゚听)ξ「そ、そうね…。べ、別にブーンの為に必死になってるんじゃないんだからね!」
('A`)「はいはいわろすわグェッ」
ツンの水平チョップがドクオに炸裂する。
/,'3 「(怖い女だ…)」
ξ゚听)ξ「で、ドイツに行ってどうするのよ?」
/,'3 「お前らピリ・レイスの地図は知っているか?紀元前4世紀頃に書かれた地図をレイス提督
が模写した物だ。これには人工衛星からの写真と比べても、非常に正確に書かれている。」
('A`)「それがどうしたってんだよ」
/,'3 「お前らは人の話を最後まで聞くという事を知らんのか。…続けるぞ。
さらにその地図には南極の氷の下にある山脈の標高まで記してあるらしい。」
そして荒巻はさらに小声で話はじめた。
34 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2005/12/06(火) 18:47:51 ID:8Hd5Sewt0
162 名前: ◆tGJWnjCS9s 投稿日: 2005/12/05(月) 16:36:11 ID:JNs7ZXwgO

/,'3 「これも極秘だが一般に知られている地図はレプリカだという情報を得た。
なぜわざわざレプリカを公表する必要があったのか?もしかしたら世界が危機におちいる事が書かれているのかもしれない。例えば、願いが叶う遺跡とかな」
(´・ω・`)「つまり、オリジナルの地図がドイツにあるんだね?」
/,'3 「そうだ」
ξ゚听)ξ「でも見せてくれるかしら…」
/,'3 「間違いなく見せてくれないだろう。もしかしたら地図の情報を知っているというだけで抹殺されるかもしれん」
('A`)「じゃあどうすんだよ!」
/,'3 「潜入して地図を写真に納める」
('A`;)「おいおい…どっかのゲームじゃないんだからよ…」
/,'3 「怖気付いたのか?」
('A`)「ば、馬鹿野郎!誰がビビってるだって!?」
/,'3 「ならいい」
(こんな感じのぐだぐだ中略)
('A`)「つまりドイツでそのなんとかって地図を探しせばいいんだな?」
/,'3 「そうだ」
ξ゚听)ξ「じゃあ今度こそ出発よ!」

続きはまた後で。
※この作品はある漫画の影響を多々受けています

35 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2005/12/06(火) 18:48:04 ID:8Hd5Sewt0
211 名前: ◆tGJWnjCS9s 投稿日: 2005/12/05(月) 22:29:39 ID:JNs7ZXwgO

目の前には中型の客船があった。
(´・ω・`)「ようこそ愛艇『クイーンVIP号』へ!」
('A`)「ちょwwww愛艇ってwwwwwwエエェェ…」
(´・ω・`)「うんパパが誕生日にくれたんだ」
一同ドン引き
(´・ω・`)「…?どうしたのみんな?早く乗ってよ」
/,'3 「お、おう…」
('A`)「ヒソヒソ…(金持ちって恐いな)」
ξ゚听)ξ「(まったくだわ…)」
そして一同は船に乗り込む。/,'3 「おい、この船は最大速度はどれくらいだ?」
(´・ω・`)「え…?250ノットだけど」
/,'3 「ブッ!(メチャクチャだな…どんな船だよ…)」
さすがに敵がいる訳もなく、苦もなくドイツに入国できた。
('A`)「さて、着いた訳だが。どーすんだ?」
/,'3 「とりあえず宿の確保だ。そうだな、目立たない宿がいい。俺は調べる事があるから任せるぞ。」
ξ゚听)ξ「わかったわ」
/,'3 「よし、18:00にここの噴水で落ち合おう。なにかあったらこれで連絡する。周波数は149.89だ」

―荒巻サイド:ある西の研究所
/,'3 「やはりココか…。ドイツで怪しいのはココくらいだぜ」
その研究所は規模が小さいものの、機材等は最新の物だった。それに警備と対侵入者のセキュリティは半端ではない。
37 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2005/12/06(火) 18:49:15 ID:8Hd5Sewt0
217 名前: ◆tGJWnjCS9s 投稿日: 2005/12/05(月) 22:36:48 ID:JNs7ZXwgO

(´・ω・`)「どうしたのさ、そんな青い顔しちゃって」
/||,'3 「あ、ああ。それより宿はどうなった?」
ξ゚听)ξ「いい宿があったわ。それより聞いてよね、ドクオのヤツがみt(ry」
('A`)「しつけーぞ、クソアマ」
ツンとドクオが騒いでいるが荒巻の耳には入っていない様子だった。
/,'3 「とりあえず宿にいこうか。話はそれからだ」
―宿『ワロス亭』
この宿は料金が安い代わりに、宿主が余計な気遣いをしない。ここなら目立つ事もないだろう。
/,'3 「みんな集まってくれ」(´・ω・`)「そういや荒巻はどこ行ってたの?」
/,'3 「怪しい場所をいくつか周ってみた。そして可能なら地図を写してこようと思ったんだが…」
('A`)「へぇ、一人でご苦労なこった。で、地図は見つかったのか?」
/,'3 「ああ。ある場所はわかった。ここから北西の研究所だ。」
('A`)「仕事ハヤスwwwさっそく今から行くぜ!」
/,'3 「待て。そうしたいところだが、そうはいかなくなった。」
(´・ω・`)「荒巻がためらうって事はよっぽどヤバいんだね…?」
ξ゚听)ξ「なにがあったのよ?」
/,'3 「あそこには…いたんだ」
('A`)「なにがいたってんだよ」
/,'3 「名前はない。見た目はトカゲの化け物だ。爬虫類の遺伝子をベースに、数種の遺伝子を組み込んで作られた生物兵器だ。性格は極めて凶暴、力が強く素早い」
('A`)「ちょ、ちょっと待てよ。そんな話漫画かゲームでしか聞いたこともねーぞ」
/,'3 「当然だ。一般には公表していない。
十数年前、コイツを戦争に投入する計画があった。その事を知った俺の一族達は他国の特殊部隊と、未然に防ぐ為に生物兵器破壊の任務を遂行した。
もちろん俺は参加しなかったがな。こちらにもかなりの被害が出たらしいが、なんとか生物兵器と共に施設の破壊に成功した。
理論が書かれた書類も焼却したらしいが…」
38 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2005/12/06(火) 18:49:25 ID:8Hd5Sewt0
219 名前: ◆tGJWnjCS9s 投稿日: 2005/12/05(月) 22:45:45 ID:JNs7ZXwgO

いつの時代にも同じような事をする人間はいるらしい。
/,'3 「おっと、話がずれたな。つまり地図はその化け物が護ってるって事だ。
研究所に人員が少ないのも暴走時に被害を最小限にする為だろう」
('A`)「冗談じゃねえ!そんな化け物と戦えるかよ!」
/,'3 「心配するな。弱点はある。爬虫類の遺伝子がベースだからだろう。
冷気に非常に弱いんだ。お前にこれを渡しておく」
荒巻は銃をドクオに渡した。
/,'3 「これは弾頭に冷凍弾を詰めてある。普通の銃より効くハズだぜ」
と、荒巻はニヤリと気味の悪い笑みを浮かべて言った。
('A`)「…」
(´・ω・`)「僕達はどうすればいいかな?」
荒巻はディスクを取り出す。
/,'3 「これには研究所の見取図や情報が入っている。これで俺達をサポートしてくれ。女はショボンのサポートを頼む」
ξ゚听)ξ「わかったわ」

―24:30研究所
/,'3 「これから潜入する。サポート頼むぞ」
(´・ω・`)「了解」
/,'3 「行くぞ。ちゃんとついて来いよ。まずは管制室を占拠して機能を奪う」

('A`)「なあ、こんなに簡単に潜入できていいのか?」
/,'3 「俺が一流なだけさ」
('A`)「(なんだコイツ…)」

39 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2005/12/06(火) 18:49:39 ID:8Hd5Sewt0
220 名前: ◆tGJWnjCS9s 投稿日: 2005/12/05(月) 22:52:57 ID:JNs7ZXwgO

(´・ω・`)「よし、その下が管制室だよ」
/,'3 「5人か、やけに少ないな…」
やはり最低限の人数しか配置されていないらしい。
/,'3 「ドクオ、行くぞ。あんな兵器作ってるヤツらに容赦する事はねえ」
('A`;)「お、おう」
通気口を破壊し、飛び下りる。そして着地する前に計3発を発砲、二人を肉塊に変えた。着地と同時ナイフを構え、右の敵の首を切り裂く。
(('A`;))「あ…あ…」
ドクオは突然の殺戮に動けないでいた。中に一人場なれした人間がいたのだろう。動けないドクオを見逃すハズなかった。
/,'3 「チッ!」
荒巻は舌打ちし、ドクオに銃を向けようとしている人間にナイフを投てきする。ドクオの目の前に崩れ落ちる人間だった物。
('A`;)「うわあああ!!」
ドクオは銃を乱射、弾丸が最後の一人に突き刺さり、途端に凍付く。
/,'3 「あの馬鹿…弾数が少ないから弾を変えておけと言ったのに…!」
('A`;)「あああああ!!」
敵を倒した後もドクオは叫び続けた。パニックを起こしているのだろう。
/,'3 「ドクオ、落ち着け!もう終わったんだ…」
('A`)「ああ、あ…。ハアハア…」ドクオが落ち着いたのを確認すると、荒巻はすぐにドアをロックした。
/,'3 「管制室は占拠した。今からこちらのデータを送る」
(´・ω・`)「届いたよ」
/,'3 「映像は見えるか?」
40 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2005/12/06(火) 18:49:50 ID:8Hd5Sewt0
221 名前: ◆tGJWnjCS9s 投稿日: 2005/12/05(月) 22:56:50 ID:JNs7ZXwgO

(´・ω・`)「大丈夫。君達も見えてるよ。どうやら周辺には敵はいないみたいだね」
/,'3 「よし、引き続きサポート頼む。ドクオ、大丈夫か?」
('A`)「あ、ああ。取り乱してすまねぇ」
/,'3 「次はあの化け物が相手だ。しっかりしてくれよ!」
勇気づけるようにドクオの肩を叩く。
('A`)「おう、任せてくれ!」
(´・ω・`)「そこを東に行けば例の生物兵器がいるよ。その後ろの部屋に地図があるみたいだね」
ξ゚听)ξ「今調べ終わったわ。その研究所に配置されてる人間は100人。地図を保管してあるにしては本当に人員が少ないわね。
よっぽどその化け物に自信があるのかしら。化け物の詳細はもうちょっと待って」
41 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2005/12/06(火) 18:50:26 ID:8Hd5Sewt0
237 名前: ◆tGJWnjCS9s 投稿日: 2005/12/06(火) 00:13:48 ID:Gn0PSgWGO

/,'3 「あの部屋だ。腹をくくれ」
('A`)「おう!」
二人は部屋に飛び込んだ。瞬間、獣臭が鼻をつく。ヤツは眠っているようだ。
('A`;)「想像してたより気持ち悪いな…」
大きさは3mくらいだろうか。鋭い牙と鋼鉄さえ引き裂きそうな爪を生やしている。
/,'3 「眠っているとはいえ、倒さねばならない相手だ。今の内にできるだけダメージを与えるぞ」
二手に分かれて挟み撃ちの形になる。
('A`)「オラァァァァ!!」
ドクオと荒巻が銃を乱射する
生物兵器(以下獣)「グギャアアア!!」
目を覚ました獣は荒巻に突進。そして爪を横なぎに繰り出す。
荒巻はナイフで受け止めるが、衝撃で吹き飛ばされる。さらに荒巻に肉薄する巨体。
/,'3 「ぐ…」
('A`)「荒巻!チクショーこっち来やがれ化け物がぁ!!」
ドクオはショットガンに持ち替え、突進。そしてぶっ放す!
獣「グゲ!?」
獣は獲物をドクオに切り換えたらしい。ちょっと痛かったようだ。
('A`)「こっち来やがれぇ!」ズドン!ズドン!と更に撃ち放つ。多少のダメージはあるものの、致命傷にはならない。
/,'3 「ば、馬鹿野郎…俺に、当たったらどうすんだ…」
ξ゚听)ξ「荒巻君!聞こえる!?その怪物の弱点はやっぱり冷気しかないわ!
通常の火器では大したダメージにならないの。でもそこには液体窒素のタンクがあるハズよ!見つけて利用して!」
/,'3 「ぐ…」
どこだ…荒巻は霞む目でタンクを探す。
それは天井から生えるようにあった。暴走した時に上から散布する為にあの位置にあるのだろう。
('A`)「ぐあ!」
43 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2005/12/06(火) 18:51:06 ID:8Hd5Sewt0
239 名前: ◆tGJWnjCS9s 投稿日: 2005/12/06(火) 00:18:35 ID:Gn0PSgWGO

獣の爪がドクオの太股を切り裂く。そして噛み殺そうと肉薄する!
('A`)「こ…の醜い化け物がぁぁ!!」
冷凍弾はあと5発。銃口を獣の目に突き立てトリガーを引く。
獣「グギャアアアアアアア!!」
獣はドクオから離れてのたうち回る。頭に近いだけあって、ダメージはそれなりの物らしい
/,'3 「ドクオ!走れるか!」
('A`)「お、おう…」
/,'3 「地図の部屋まで走れ!」
('A`)「お前はど…」
/,'3 「うるせぇ!いいから早くしろ!!」
('A`)「わ、わかった…」
ドクオが部屋に入るのを確認し、グレネードのピンを抜く。
獣はだいぶ回復しているようだ。
/,'3 「………今だ!」
グレネードを投げ、部屋に疾走する。
('A`)「早く来い!」
スドーン!!
背後でグレネードの炸裂音がしると同時に部屋に飛び込む。そしてドアを閉め、ロックした。
/,'3 「ハアハア…」
('A`)「あ、あいつは…?」
/,'3 「ハアハア、今ごろ、氷漬け…だろうよ、ハアハア…」
44 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2005/12/06(火) 18:51:16 ID:8Hd5Sewt0
240 名前: ◆tGJWnjCS9s 投稿日: 2005/12/06(火) 00:29:32 ID:Gn0PSgWGO

二人は部屋を捜索、地図は意外と早く見つかった。
('A`)「これじゃないか?」
/,'3 「…そうだな。間違いない。」
荒巻は地図を写し、元の場所に戻す。
/,'3 「よし、あとは生物兵器を作る為の装置の破壊だ。」
こうしておけばカモフラージュとなって目的が地図だとは思わないはずだ。

二人は装置を破壊し尽くし、研究所を脱出。傷は痛むが来た場所を戻ればそれほど苦労しなかった。

―宿『ワロス亭』
ξ゚听)ξ「ふ、二人共!酷い怪我じゃない!」
('A`)「たいした事ねえよ。それより地図だ」
/,'3 「大当たりだな。南極の遺跡の場所、入り方も書いてある。今すぐここをでるぞ。追跡されたらまずい」
(´・ω・`)「そうだね。出るのは早いほうがいい」
ξ゚听)ξ「でも二人の怪我が…」
/,'3 「大丈夫だ。心配してくれるのか?めずらしいな」
ξ゚听)ξ「か、勘違いしないでよね!この先、傷が開いたとかで足手まといになられたら困るからよ!」
('A`)「素直じゃないヤツ…(ボソ」
ξ゚听)ξ「なんか言った!?」
こうして一同は地図の入手に成功し、南極を目指す事になった。
109 名前: ◆tGJWnjCS9s 投稿日: 2005/12/07(水) 01:13:02 ID:HFW50jOKO

地図によると遺跡は南極のマーカム山の下にあるらしい。入口は海底にあり、潜水艇を用意するしかないようだ。

―スペイン
(´・ω・`)「じゃあよろしくね、パパ」
スペインで物資を補給し、潜水艇の用意をしてもらうショボン。
('A`)「早く出発するぞ」

南極までダイジェストで御送りします。

('A`)「クソ!研究所の追手が来やがった!」
( ・∀・)「俺の名はドイツ軍少佐、モララーだからな」
(´・ω・`)「この船を見くびらないほうがいいよ…」
戦闘ヘリが『クイーンVIP号』に攻撃を仕掛ける。
/,'3 「ヘリにはスティンガーを使え!」
激しい海上戦の末、モララー隊の撃破に成功。
( ・∀・)「チクショウ!だからな」
( ´∀`)「所詮捨て駒モナ…。イマジナリーユニット出撃」

モナーの部隊は少数だったが精鋭部隊。さすがに、強い。
(´・ω・`)「駆動系がやられちゃったよ…どうしよう」
ξ゚听)ξ「レーダーに新たな影が!」
/,'3 「ここまでか…」

???「諦めるな!」
(´・ω・`)「その声は…パパ!?」
(`・ω・')「ガッハッハ!遅くなったな!」
戦闘は熾烈を極めたが、シャキンの私設の部隊の助けでなんとか勝利する事ができた。

そしてついに南極大陸へ到着した…。
799 名前: ◆tGJWnjCS9s 投稿日: 2005/12/08(木) 08:21:47 ID:16ShAU3XO

◆3mfWSeVk8Q氏が書き終わったら投下するつもりです。それまでに編集しておきます。
とりあえず装備品だけ投下…
/,'3
装備:AK-47 デザートイーグル 刀
('A`)
装備:スパス12 ニューイングラムM11 ロングソード

(´・ω・`)
装備:ウージーサブマシンガン グロック26

ξ゚听)ξ
装備;スコーピオン ベレッタ

共通装備:ファイアグレネード、グレネード各3 アーミーナイフ
こんなとこでしょうか