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No 210
Date 2009・08・08・Sat
(〃^ω^)夏と私と感謝のお題祭り(゚、゚トソ・その4(〃^ω^)夏と私と感謝のお題祭り(゚、゚トソ・その4
< 公園 > (蝉) < ミーン、ミンミンミーン♪ ('A`) (蝉) < ジィィィィー♪ ('A`) (蝉) < ツクツクホーシ、ツクツクホーシ、ツクツクホーシ♪ ('A`)「……暑い」 ('A`)「夏だし暑いのは当たり前なんだが」 ('A`)「こうも近くで蝉に大合唱されるとな……」 ( ^ω^)「おー?」 ('A`)「ん?」 ヾ(〃^ω^)ノシ「おー! やっぱりドクオだお! おいすー」 ('A`)「よう、ブーン。やっぱりって……ああ、そうか」 ('A`)「下からじゃよく見えないか」 ( ^ω^)「どうやってその木に登ったんだお?」 ('A`)「ああ、あっちのブランコから枝を伝ってだな」 ( ^ω^)「ドクオすごいお。木登り上手だお」 ('A`)「まあ、昔取った杵柄ってやつだ」 ( ^ω^)「きねづか?」 ('A`)「ああ、すまん、流石にことわざなんかはまだ教わってないか」 ('A`)「昔よくやったから慣れてるって事さ」 ( ^ω^)「おー、ドクオは木登りが好きなのかお?」 ('A`)「うん、俺がっていうわけじゃなかったんだが、今は割と好きかな」 ('A`)「夏場は木陰が涼しいしな」 (〃^ω^)「お! 僕も登るお!」 ('A`)「気を付けろよ。枝は先の方はもろいからな」 (〃^ω^)「わかったお!」 彡ヽ(〃^ω^)ノ「お!」 ('A`)「ほう、中々身軽だな」 (;^ω^)「お、セミさんがいっぱい飛んでっちゃったお。ごめんお」 ('A`)「またすぐ戻ってくるさ。戻って来たら来たでうるさいがな」 (〃^ω^)「おー、木の上は高いおー」 (〃^ω^)「もっと上に登るお」 ('A`)「それ以上は止めとけ。枝が折れるぞ?」 ( ^ω^)「おー、風が涼しいおー」 ('A`)「そうだな」 ( ^ω^)「お空が緑だおー」 ('A`)「新緑、というには少し過ぎたかな」 ( ^ω^)「おー……」 ( ^ω^)「……」 ( -ω-)「お……」 ('A`)「ん?」 ( -ω-)zzz ('A`)「急に静かになったと思ったら……」 ('A`)「木の上でまあ、器用な事で」 ('A`)「……」 ('A`)「そういえばもう1人そんな器用なやつがいたな……」 ─※─※─※─※─※─※─※─※─※─※─※─※─※─※─※─※─※─ ('、`*リル「んー」 ('A`)「そんなとこで本読んでてよく落ちねえな……」 ('、`*リル「ん? ああ、ここ? 慣れよ、慣れ」 ('、`*リル「それに意外と安定してんのよ」 ('、`*リル「ずっと私がここに乗ってたからね。私の形に成長したというか」 ('A`)「お前のでかいケツに乗り続けられて、この木もいい迷惑だよな」 ∩('、`*リル「叩き落とすわよ?」 (メ'A`)「落とす前に言えよ」 ('A`)「つーか、本なら家でも読めるだろ?」 ('、`*リル「ここの方が涼しいじゃないの。家にはクーラーなんてないんだし」 ('A`)「なら図書館とか行けばいいじゃねーか」 ('、`*リル「あそこは静か過ぎるのよ」 ('A`)「ここはうるさ過ぎるだろ」 ('、`*リル「風情があるじゃない。セミの声なんて夏しか聞けないんだし」 ('A`)「そんなもんかね……」 ('、`*リル「そんなものよ」 ('、`*リル「さて、読書読書と。暇ならあんたは下で適当に遊んでていいわよ?」 ('A`)「別に暇じゃないさ」 ('A`)「何もせずにごろごろしてるの最高」 ('、`*リル「あんたもちょっとは努力しなさいよね、私みたいに」 ('A`)「宿題もせずにこんなとこでサボってるやつに言われたくはないな」 ('、`*リル「うるさい。あれはまだいいのよ。時間はあるし」 ('A`)「そう言ってて毎年ギリギリになるまで終わんないだろうが」 ('、`;リル「ちゃんと終わらせてはいるわよ」 ('A`)「時間はあるようでないんだ。もっと有効に使えよ」 ('A`)「お前だって夢があるんだろ?」 ('A`)「叶えるためには、やるべき事はやらねーとな」 ('、`*リル「……あんたにしては珍しく正論ね」 ('、`*リル「わかってるわよ。だからこうやって本読んでんじゃないの」 ('A`)「……ああ、そういう本だったのか。てっきりいつものB──」 ∩('、` リル「落ちろ」 (゚A゚)「へぶしっ!?」 ─※─※─※─※─※─※─※─※─※─※─※─※─※─※─※─※─※─ ('A`)「時間はあるようでない……か」 ('A`)「自分で言っててこれじゃ世話ねーな」 ('A`)「……」 (〃´ω`)zzz ('A`)「幸せそうに眠りやがって……」 ('A`)「……幸せなんだろうな」 ('A`)「なあ、お前はどうやって夢を思い出せたんだ?」 ('A`)「……」 (〃´ω`)「おー……トソン、今日はハンバーグがいいお……」 ('A`)「……思い出せて当たり前だったのかもな」 ('A`)「お前の周りの人間は、皆お前の夢の為にがんばってくれたもんな」 ('A`)「そんな人間に囲まれてりゃ、自然に……」 ('A`)「……あいつだって俺の為に」 ('A`)「でも俺は……」 ('A`)「……」 ('A`)「やっぱり俺の所為かな……」 ('A`)「……」 「……あ、この木」 「この木がどうかされたのですか?」 「いやね、昔よく登ってたんだ」 「この木にですか? 何でまた……」 「え、何でって、木陰って涼しいじゃない? ここで本読んだりしてたのよ」 「木の上を木陰というのはともかく、少し煩そうですね。風情はありますが」 「まあね。でも、悪くなかったわよ」 ('A`) ('、`*川(゚、゚トソン ('A`)「……」 (゚、゚トソン「!」 ( ) クルッ (゚ー゚トソン ('、`*川「ん? どうかした?」 (゚、゚トソン「いえ、何でもありません」 (゚、゚トソン「ただ、ブーンが見当たらないなと……」 ( )σ (〃´ω`)zzz (゚ー゚トソン ('、`*川「ふーん……。じゃあ、探す?」 (゚、゚トソン「いえ、その内降り──出てくると思いますので」 □('、`*川「そう? じゃあ、私は帰るわね。これ、よろしくね」 (゚、゚トソン「はい。ちゃんと届けますので」 ('、`*川「ありがとね。……それじゃまた」 (゚、゚トソン「はい、また」 (゚、゚トソン「……あ、ペニサスさん」 ('、`*川「何?」 (゚、゚トソン「ドクオさん、いつか見えるようになりますよね」 ('、`*川「……なるわよ」 ('、`*川「たとえどんなに時間がかかっても」 ('、`*川「いつか、きっとね」 (゚ー゚トソン「そうですね」 ('、`*川「ま、時間はあるようでないんだから、 そろそろ真面目にがんばんなきゃね」 ヽ('、`*川「んじゃね。あのバカにもそう伝えといて」 (゚、゚トソン「はい」 ('A`) (゚、゚トソン「……だそうですが」 ('A`)「……夏休みの宿題だな」 (゚、゚トソン「毎日夏休みみたいなものじゃないですか」 ('A`)「そういう意味じゃないんだが……まあ、あいつも夢を叶えたんだ。 宿題はちゃんとこなして来たんだろうな」 (゚、゚トソン「……休み明けギリギリじゃ間に合いませんからね」 (-、-トソン「ちゃんとやって、お店を開かれたんだと思いますよ」 ('A`)「ああ……」 ('A`)「……さてと。こいつは起こすか?」 (゚、゚トソン「そのままで結構ですよ。お腹が空いたら起きてくるでしょうから」 ('A`)「そっか。よっと──」 (゚、゚トソン「意外と身軽ですね。では、これを……」 U('A`)「ありがとう」 (;'A`)○「こっちはあまりいらないんだが……」 (〃うω`)「んお……? いい匂いがするお」 (゚、゚トソン「おやおや、随分と鼻がいいですね」 (〃うω`)「お?」 ヾ(〃^ω^)ノシ「トソン、おいすー!」 (゚ー゚トソン「気をつけないと落ちますよ?」 (〃^ω^)「大丈夫だお! ここ、座りやすくて落ちないお!」 ('A`)「そこは誰かさんがでかいケツで木の形を変えちまったからな」 ('A`)○「ブーン、これ食うか?」 (〃^ω^)ノ「お! 食べたいお!」 (゚、゚トソン「ブーン、それは──」 ('A`)「半分な。半分は俺が食うからな」 (〃^ω^)「わかったお! ありがとだお!」 (゚ー゚トソン ( ^ω^)「お? トソンは食べないのかお? 僕の半分食べるかお?」 (゚、゚;トソン「私はお腹いっぱいなのでいいですよ」 ('A`)「まあ、だいぶマシになって来たから、その内食べに行ってやってくれ」 (〃^ω^)△「甘くて美味しいお!」 (゚、゚トソン「ええ、その内に」 (゚ー゚トソン「その時は、3人で行きましょうか」 ('A`)「……宿題が終わったらな」 ヾ(〃^ω^)ノシ「お! いっしょにお勉強して、いっしょにお菓子食べるお!」 ('A`)「ああ、そうだな」 ('A`)「夢を叶えるためには、やるべき事はやらねーとな……」 - お題:「ドクオとぺニサス」(by ※219名無しさん) - |
この記事のコメント書いていただきありがとうございます。
この二人がとても大好きです。 ペニサス、早くどっくんが見えるようになったらいいな。
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