(゚、゚トソン千の物語一夜で語るようです
- 2014/08/10
- 23:19
- ( ^ω^)ブーン系小説ラノベ祭り2014・春のようです
206 :ブーン系の名無しさん:2014/03/23(日) 23:53:38 ID:R1hVTSFw

207 :ブーン系の名無しさん:2014/03/23(日) 23:54:28 ID:R1hVTSFw
208 :ブーン系の名無しさん:2014/03/23(日) 23:55:26 ID:R1hVTSFw
209 :ブーン系の名無しさん:2014/03/23(日) 23:56:18 ID:R1hVTSFw
210 :ブーン系の名無しさん:2014/03/23(日) 23:57:13 ID:R1hVTSFw
211 :ブーン系の名無しさん:2014/03/23(日) 23:58:06 ID:R1hVTSFw
212 :ブーン系の名無しさん:2014/03/23(日) 23:58:55 ID:R1hVTSFw
213 :ブーン系の名無しさん:2014/03/24(月) 00:00:10 ID:85P8xrlc
214 :ブーン系の名無しさん:2014/03/24(月) 00:00:43 ID:85P8xrlc
215 :ブーン系の名無しさん:2014/03/24(月) 00:10:52 ID:???
転載元
( ^ω^)ブーン系小説ラノベ祭り2014・春のようです
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/16567/1392380300/
(゚、゚トソン「というわけなんですよ」
ミセ*゚ー゚)リ「へえ、知らなかったなあ」
(゚、゚トソン「というわけでミセリ、私と子作りをしましょう」
ミセ;゚ー゚)リ「なにがというわけなのか皆目見当がつかないよ!? 脈絡が一切合切なかったよ!」
(゚、゚トソン「人間の本能に脈絡など関係ありませんよ」
ミセ;-ー-)リ「女同士で子作りをしようって発想が、人間の本能だとはちょっと思いたくないかな」
(゚、゚トソン「つまり生産性に問題があると?」
ミセ*゚ー゚)リ「ううん、トソンちゃんの人間性に問題があるかなって」
(-、-トソン「なるほど、私に問題が。確かに最近、自身でも不調を感じてはいたんですよ」
ミセ*゚ー゚)リ「私には今日も絶好調に見えたけどね」
ミセ*゚ー゚)リ「へえ、知らなかったなあ」
(゚、゚トソン「というわけでミセリ、私と子作りをしましょう」
ミセ;゚ー゚)リ「なにがというわけなのか皆目見当がつかないよ!? 脈絡が一切合切なかったよ!」
(゚、゚トソン「人間の本能に脈絡など関係ありませんよ」
ミセ;-ー-)リ「女同士で子作りをしようって発想が、人間の本能だとはちょっと思いたくないかな」
(゚、゚トソン「つまり生産性に問題があると?」
ミセ*゚ー゚)リ「ううん、トソンちゃんの人間性に問題があるかなって」
(-、-トソン「なるほど、私に問題が。確かに最近、自身でも不調を感じてはいたんですよ」
ミセ*゚ー゚)リ「私には今日も絶好調に見えたけどね」

207 :ブーン系の名無しさん:2014/03/23(日) 23:54:28 ID:R1hVTSFw
(゚、゚トソン「それで病院へ行ったんですけど、医師に重い口調で病名を告げられてしまいました」
ミセ;゚ー゚)リ「えっ、本当に不調なの? 大丈夫なの!?」
(-、-トソン「なんと私の病は世界でも類を見ないもので、ミセリ欠乏症だというらしいのです。定期的にミセリの体液を接種しないといけないのです」
ミセ*゚ー゚)リ「まず私に、その診断書を提出しよっか」
(゚、゚トソン「数日待ってください。必ずや用意してみせますので」
ミセ;゚ー゚)リ「診断書の偽造反対!」
(゚、゚トソン「ああそれと、体液と言いましたが唾液で結構ですよ。唇を接触させて舌と舌で、こう」
ミセ;>ー<)リ「結構って範疇じゃないよ! レベルが高いよトソンちゃん!」
.
ミセ;゚ー゚)リ「えっ、本当に不調なの? 大丈夫なの!?」
(-、-トソン「なんと私の病は世界でも類を見ないもので、ミセリ欠乏症だというらしいのです。定期的にミセリの体液を接種しないといけないのです」
ミセ*゚ー゚)リ「まず私に、その診断書を提出しよっか」
(゚、゚トソン「数日待ってください。必ずや用意してみせますので」
ミセ;゚ー゚)リ「診断書の偽造反対!」
(゚、゚トソン「ああそれと、体液と言いましたが唾液で結構ですよ。唇を接触させて舌と舌で、こう」
ミセ;>ー<)リ「結構って範疇じゃないよ! レベルが高いよトソンちゃん!」
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208 :ブーン系の名無しさん:2014/03/23(日) 23:55:26 ID:R1hVTSFw
ミセ*゚ー゚)リ「だいたいトソンちゃんは、私のどこがそんなに好きなの?」
(゚、゚トソン「それは、私のどこが好き? っていう恋人同士の定例句として受け取っても?」
ミセ*゚ー゚)リ「純粋な疑問として受け取ってください」
(-、-*トソン「貴女の全てを愛しています。この世界の誰よりも」
ミセ;゚ー゚)リ「そういうこと聞いてるんじゃないって前置きしたよね!? しかもなんでモジモジしてるの!? ガチなやつみたいで若干ひくんだけど!」
(゚、゚トソン「可愛くなかったですか?」
ミセ*゚ー゚)リ「男の子なら十中八九落とせるぐらい可愛かったよ、男の子なら!」
(゚、゚トソン「その発言はポジティブな方向に受け取りましょう」
ミセ*゚ー゚)リ「トソンちゃん、びっくりするぐらいいつもポジティブだよね」
(゚、゚トソン「それにまあ、具体的に好きなところを言って、ドン引きされるよりはマシでしたね」
ミセ*゚ー゚)リ「そうだけど、そうだけれども、釈然としない……」
.
(゚、゚トソン「それは、私のどこが好き? っていう恋人同士の定例句として受け取っても?」
ミセ*゚ー゚)リ「純粋な疑問として受け取ってください」
(-、-*トソン「貴女の全てを愛しています。この世界の誰よりも」
ミセ;゚ー゚)リ「そういうこと聞いてるんじゃないって前置きしたよね!? しかもなんでモジモジしてるの!? ガチなやつみたいで若干ひくんだけど!」
(゚、゚トソン「可愛くなかったですか?」
ミセ*゚ー゚)リ「男の子なら十中八九落とせるぐらい可愛かったよ、男の子なら!」
(゚、゚トソン「その発言はポジティブな方向に受け取りましょう」
ミセ*゚ー゚)リ「トソンちゃん、びっくりするぐらいいつもポジティブだよね」
(゚、゚トソン「それにまあ、具体的に好きなところを言って、ドン引きされるよりはマシでしたね」
ミセ*゚ー゚)リ「そうだけど、そうだけれども、釈然としない……」
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209 :ブーン系の名無しさん:2014/03/23(日) 23:56:18 ID:R1hVTSFw
ミセ*゚ー゚)リ「そもそも、トソンちゃんって最初は私のこと、あまり好きじゃなかったよね?」
(゚、゚トソン「せっぱ、私は人間自体があまり好きではありませんでしたので」
ミセ;゚ー゚)リ「そもさん、じゃなくてそもそもだね! この状況でとんち比べはしないよね!
(゚、゚トソン「ミセリは覚えていますか? 高校一年の頃を」
ミセ*゚ー゚)リ「うーん、覚えているといえば覚えてるけど、トソンちゃんに好かれるようなことしたっけ?」
(゚、゚トソン「ほら、よく話しかけてくれたじゃないですか」
ミセ*゚ー゚)リ「だってトソンちゃんが、いつも一人で退屈そうにしてたから。一緒に遊べたら楽しいのになって思って」
(゚、゚トソン「せっぱ、私は人間自体があまり好きではありませんでしたので」
ミセ;゚ー゚)リ「そもさん、じゃなくてそもそもだね! この状況でとんち比べはしないよね!
(゚、゚トソン「ミセリは覚えていますか? 高校一年の頃を」
ミセ*゚ー゚)リ「うーん、覚えているといえば覚えてるけど、トソンちゃんに好かれるようなことしたっけ?」
(゚、゚トソン「ほら、よく話しかけてくれたじゃないですか」
ミセ*゚ー゚)リ「だってトソンちゃんが、いつも一人で退屈そうにしてたから。一緒に遊べたら楽しいのになって思って」
210 :ブーン系の名無しさん:2014/03/23(日) 23:57:13 ID:R1hVTSFw
(゚、゚トソン「確かあれは、こんな感じでしたね」

ミセ*^ー^)リ『都村さん都村さん! なにしてるの?』
(゚、゚トソン『見てわかりませんか? 勉強をしているのです』
ミセ*>ー<)リ『まあ素敵! 抱いて!』
(゚、゚トソン「では早速ベッドへ行きましょう!」
ミセ;゚ー゚)リ「なんで現実世界の私をベッドへ引きずり込もうとしてるの!? しかも最後のは言ってないよね、高一の私!」
(゚、゚トソン「若さゆえの過ちというやつですね」
ミセ;゚ー゚)リ「現在進行形で過ちが起きそうで危ないんだけど!」
(゚、゚トソン「人間は過ちを繰り返して成長するのです」
ミセ*>ー<)リ「そういう方へ向の成長は謹んで遠慮致します」
(゚、゚トソン「まったく、この娘は身体ばかり私好みに成長しよってゲヘヘ」
ミセ;゚ー゚)リ「ゲヘヘってリアルで言う人を初めて見たよ!」
.

ミセ*^ー^)リ『都村さん都村さん! なにしてるの?』
(゚、゚トソン『見てわかりませんか? 勉強をしているのです』
ミセ*>ー<)リ『まあ素敵! 抱いて!』
(゚、゚トソン「では早速ベッドへ行きましょう!」
ミセ;゚ー゚)リ「なんで現実世界の私をベッドへ引きずり込もうとしてるの!? しかも最後のは言ってないよね、高一の私!」
(゚、゚トソン「若さゆえの過ちというやつですね」
ミセ;゚ー゚)リ「現在進行形で過ちが起きそうで危ないんだけど!」
(゚、゚トソン「人間は過ちを繰り返して成長するのです」
ミセ*>ー<)リ「そういう方へ向の成長は謹んで遠慮致します」
(゚、゚トソン「まったく、この娘は身体ばかり私好みに成長しよってゲヘヘ」
ミセ;゚ー゚)リ「ゲヘヘってリアルで言う人を初めて見たよ!」
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211 :ブーン系の名無しさん:2014/03/23(日) 23:58:06 ID:R1hVTSFw
(゚、゚トソン「……そして、俯きながらその男はこう呟きました。気をつけろと言ったじゃないか、と」
ミセ;゚ー゚)リ「ゴクリ……」
(゚、゚トソン「なぜその男が、夢の中で言われた台詞を知っていたのか。……そのとき私は、大変なことに気がついたのです」
ミセ;>ー<)リ「……っ!」
(゚、゚トソン「――もう終電が発車しているではないか、と」
ミセ*゚ー゚)リ「えっ? 今までの話に電車なんて出てきたっけ?」
(゚、゚トソン「いえ、ですから終電が発車したんですよ。ちょうど一分前に」
ミセ;゚ー゚)リ「えっ、はっ? えっと、えええぇぇぇぇぇ!?」
(゚、゚*トソン「よっしゃ、これで我が家に泊まっていくしかありませんね!」
ミセ;゚ー゚)リ「なにそのよっしゃって! なにそのガッツポーズ!」
ミセ;゚ー゚)リ「ゴクリ……」
(゚、゚トソン「なぜその男が、夢の中で言われた台詞を知っていたのか。……そのとき私は、大変なことに気がついたのです」
ミセ;>ー<)リ「……っ!」
(゚、゚トソン「――もう終電が発車しているではないか、と」
ミセ*゚ー゚)リ「えっ? 今までの話に電車なんて出てきたっけ?」
(゚、゚トソン「いえ、ですから終電が発車したんですよ。ちょうど一分前に」
ミセ;゚ー゚)リ「えっ、はっ? えっと、えええぇぇぇぇぇ!?」
(゚、゚*トソン「よっしゃ、これで我が家に泊まっていくしかありませんね!」
ミセ;゚ー゚)リ「なにそのよっしゃって! なにそのガッツポーズ!」
212 :ブーン系の名無しさん:2014/03/23(日) 23:58:55 ID:R1hVTSFw
(゚、゚*トソン「いやあ、千夜一夜物語作戦って本当に効果のあるものなんですね」
ミセ;>ー<)リ「さっきの怖い話もこれが狙いだったの!? 通りで四時間以上もしゃべりっぱなしなわけだよ! 稲川ブーン二並みのレパートリーだったよ!」
(゚、゚トソン「安心してください」
(-、-*トソン「今夜はうちの家族誰も帰ってきませんから、きゃっ」
ミセ;゚ー゚)リ「一気に不安しかなくなったよ! いいよ、もうホテルに泊まるから」
(-、-*トソン「初体験でいきなりラブホとは、ミセリも大胆ですね」
ミセ;>ー<)リ「ビジネスです! ビ・ジ・ネ・ス!」
(゚、゚トソン「まあまあ、お金の無駄遣いはよくありませんよ。そうだ! お風呂の用意(マットとローション)がしてありますからいかがですか?」
ミセ;゚ー゚)リ「なんか聞こえないはずの心の声がどこからか漏れてたっ!」
.
ミセ;>ー<)リ「さっきの怖い話もこれが狙いだったの!? 通りで四時間以上もしゃべりっぱなしなわけだよ! 稲川ブーン二並みのレパートリーだったよ!」
(゚、゚トソン「安心してください」
(-、-*トソン「今夜はうちの家族誰も帰ってきませんから、きゃっ」
ミセ;゚ー゚)リ「一気に不安しかなくなったよ! いいよ、もうホテルに泊まるから」
(-、-*トソン「初体験でいきなりラブホとは、ミセリも大胆ですね」
ミセ;>ー<)リ「ビジネスです! ビ・ジ・ネ・ス!」
(゚、゚トソン「まあまあ、お金の無駄遣いはよくありませんよ。そうだ! お風呂の用意(マットとローション)がしてありますからいかがですか?」
ミセ;゚ー゚)リ「なんか聞こえないはずの心の声がどこからか漏れてたっ!」
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213 :ブーン系の名無しさん:2014/03/24(月) 00:00:10 ID:85P8xrlc
ミセ*゚ー゚)リ「もう、わかったよ。泊まっていくよ」
(゚、゚*トソン「ほう、そうですか!」
ミセ*゚ー゚)リ「その代わりというのもなんだけどさ。さっきの怖い話の続きしてくれる?」
(゚、゚トソン「それはまあ構いませんが」
ミセ*゚ー゚)リ「じゃあ始発が出るまでお願いします」
(゚、゚トソン「は?」
ミセ*゚ー゚)リ「だって寝たら、トソンちゃん絶対にイタズラするでしょ?」
(((゚、゚;トソン「……い、い、いいいえ、そそそのようなことははは」
ミセ*゚ー゚)リ「だから、寝ずに朝まで話してもらえれば一石二鳥かなって」
(゚、゚;トソン「すでに四時間以上しゃべりっぱですよ? これから更に五時間もですか?」
ミセ*>ー<)リ「お話ししてくれるトソンちゃん大好き」
+(゚、゚*トソン「わかりました、喉が潰れるまで話し続けましょう」
日夜トソンの扱いが上手くなっていくミセリであった。
(゚、゚トソン千の物語一夜で語るようです
終わり
(゚、゚*トソン「ほう、そうですか!」
ミセ*゚ー゚)リ「その代わりというのもなんだけどさ。さっきの怖い話の続きしてくれる?」
(゚、゚トソン「それはまあ構いませんが」
ミセ*゚ー゚)リ「じゃあ始発が出るまでお願いします」
(゚、゚トソン「は?」
ミセ*゚ー゚)リ「だって寝たら、トソンちゃん絶対にイタズラするでしょ?」
(((゚、゚;トソン「……い、い、いいいえ、そそそのようなことははは」
ミセ*゚ー゚)リ「だから、寝ずに朝まで話してもらえれば一石二鳥かなって」
(゚、゚;トソン「すでに四時間以上しゃべりっぱですよ? これから更に五時間もですか?」
ミセ*>ー<)リ「お話ししてくれるトソンちゃん大好き」
+(゚、゚*トソン「わかりました、喉が潰れるまで話し続けましょう」
日夜トソンの扱いが上手くなっていくミセリであった。
(゚、゚トソン千の物語一夜で語るようです
終わり
214 :ブーン系の名無しさん:2014/03/24(月) 00:00:43 ID:85P8xrlc
以上で投下終了
215 :ブーン系の名無しさん:2014/03/24(月) 00:10:52 ID:???
乙ww
転載元
( ^ω^)ブーン系小説ラノベ祭り2014・春のようです
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/16567/1392380300/