50:名無しさん
08/19(日) 16:25 CWYBSXtvO

 
七重 『鷹の目』
 
(;´_ゝ`)「ぐぉっ」
 
川゚‐゚)「ごちそうさんだ」
 
重機によって頭が潰れ、頭蓋が砕ける音が響いた。
 
(´<_`;)「兄者ぁ!!」
 
ξ゚听)ξ「兄弟の感動的な別れね」
 
(´<_`;)「貴様…」
 
ξ゚ー゚)ξ「心配ないわ 貴方もすぐに後を追うから」
 
ウェーブのかかったツインテールの女は一言そう言うと手を動かす。
 
女の後ろに浮いている球が光りだす。
 
(´<_`;)「くっ」
 
放射される光。
弟者がいた場所は黒く焦げていた。
 
ξ゚听)ξ「あら?避けたの 褒めてあげる」
 
(´<_`;)「余裕言ってられるのも今のうちだ……しかし…」

51:名無しさん
08/19(日) 16:27 CWYBSXtvO

 
ビルの屋上には一人の男が獲物を狙っていた。
 
スコープを覗き込む。
狙撃には神経に負担が掛からないように両目を開ける。
深呼吸をし、撃てるタイミングで呼吸を止め、照準を固定。
 
( ゚д゚ )(酸素不足で視力が落ちない内に引き金を引く)
 
静かな街に乾いた発砲音。
 
(´<_`;)「ふざけた
 
頭を撃たれた。
それだけだ。
 
双子の兄弟の姿は消えていた。
 
川゚‐゚)「テレッテッテー♪ 3rdはランクアップ」
 
ξ゚听)ξ「3rdが起きるの遅いから取られちゃったじゃない」
 
川゚‐゚)「しかたないだろ 私は低血圧 私に文句を言うな、24th 9thに文句言え」
 
ξ゚听)ξ「もちろん言うに決まってるわ」
 
二人の言い争いは続いている。
双子の死など無かったかのように。
あるのは次の獲物への興味。

52:15◆p7NLwd/q.6
08/19(日) 16:29 CWYBSXtvO

 
川゚‐゚)「残りは三人のパーティだ 一人一つづつだ」
 
ξ゚听)ξ「さっきのより歯ごたえあるかな」
 
川゚‐゚)「さぁな」
 
ξ゚听)ξ「9thと合流しましょ 文句を言ってやるんだがら」
 
ここらでは1番高いビルへと二人は入って行く。
女の声が少しだけ聞こえる。
 
('A`)「だから、あんまり大声を出すとばればれなんだよ」
 
一人の男は独り言を呟き、去って行った。

54:◆p7NLwd/q.6
08/21(火) 17:39 nvvOBppRO

>>35 二乗じゃなくて二倍でした

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