323:◆/wOcNhjd4U
01/06(土) 22:17 pOnPcsQZO


(  ^ω^)「これでよし……っと」


最後に目玉焼きを皿に添えて一息つく。

折り畳み式の小さなちゃぶ台に二人分の朝食が並ぶ。トーストと目玉焼き、牛乳という質素なメニューだが昔はこれを食べないと朝を迎えた気がしないという程慣れ親しんだ朝食だ。




そういえばいつから朝食を作らなくなったのだろう。



ξう凭)ξ「うー……」


(  ^ω^)「やっとお目覚めかお」


窓から差す朝日に照らされ気怠そうに目を擦るツン。おそらくまだ半分夢の中なのだろう、上半身を起こしながらも一向に喋る気配がない。


(  ^ω^)「……つるぺたーん」







ξ゚听)ξ「……おはよう。ブーン」


( #)ω^)「おはようだお」



全く……起き抜けでも油断ならない。そう思いながら頬を擦る。


どうでもいいけどネコ柄パジャマは反則だと思う。


ξ;゚听)ξ「ってこれアンタが作ったの?」


(  ^ω^)「他に誰がいるお」

ξ;゚听)ξ「へー……」


ツンは不思議そうな顔しながらちゃぶ台の前に座る。僕もそれに続いて向かい合うように座った。




(  ^ω^)「いただきますお」

ξ゚听)ξ「いただきます」

ξ゚听)ξ「……ブーンって料理出来たのね」


(  ^ω^)「んー、ほんの少しだお」


この技術はまだ自分が一人暮らしを初めたばかりの頃……まだ自分がひきこもりでなかった頃に得たものだ。


そこまでは話さず適当に答える。

……まあ実際、人に威張れる程の腕もないので嘘ではないが。


ξ゚听)ξ「あ、ソースある?」


(  ^ω^)「ソースより醤油の方がおいしいお」


ξ゚听)ξ「醤油なんて食べれたもんじゃないわよ」


(  ^ω^)「ソースに比べたら月とスッポンだお」


ξ゚听)ξ「……」


(  ^ω^)「……」






「目玉焼きって言ったらソースでしょっ?! 舌おかしいんじゃないのっ?!」

「醤油に決まってるおっ!! ソースなんて邪道もいいとこだおっ!!」

「しっ信じられないっ!! ここまで侮辱されたのは生まれて初めてよっ!!」

「それはこっちのセリフだおっ!! 」





騒がしくなってまいりました。

324:名無しさん
01/06(土) 22:21 pOnPcsQZO


ξメ--)ξ「……醤油も意外においしいじゃない」


(メ ^ω^)「……ソースもなかなかいけるお」


五分ほど激しい戦いをしたのち、再び食卓につく。とりあえず停戦協定ということで今回は互いに調味料を交換するという形で治まった。




……次からソースも使おう。

ξ゚听)ξ「あ、牛乳まだある?」


(  ^ω^)「はいはい」


冷蔵庫から牛乳を持ってきてツンに渡す。


(  ^ω^)「ツンは牛乳好きなのかお?」


ξ゚听)ξ「好きってわけじゃないけど……」


(  ^ω^)「ならなんで」

ξ#゚听)ξ「う、うっさいわね! 私が何飲もうが勝手じゃない!」


(; ^ω^)「何を怒ってるお」

怒りながらも牛乳を勢いよく飲むツンを見ながら少し冷めたトーストをかじる。

女の子はやっぱりわからない。


ξ゚听)ξ(早く大きくなるのよっ! 私の胸っ!)






(  ^ω^)「マーガリンはいるかお?」


ξ゚听)ξ「あ、ありがとう」


牛乳を軽く三杯飲み干したあとはツンの怒りも収まり平穏な朝食の時間を取り戻した。
流石はカルシウム。




「……ふふ」


(  ^ω^)「お?」


ξ^竸)ξ「楽しいわね」


(  ^ω^)「……」

急に笑うツンに思わずドキッとする。




ツンは時々なんてことはないことで幸せそうな顔をする。

けど僕にはわかる。


それは過去を振り替えることによって出てくる言葉だと。


ツンもそういう過去を持っているんだと。


今日も九月の平日。本来なら学校がある日だ。それに前に僕の母親が来た時にも同じような顔してたところをみると家でもいろいろあるのだろう。




僕とは違う



けど僕と同じ人間。



(  ^ω^)「ツンはいつも起きるのはこの時間かお?」


ξ;゚听)ξ「いっ、いつもはもっと早いわよっ! 今日はちょっと油断して……」




何気ない雑談に花を咲かせる。

しかし互いに昔の話には触れない。今この時間に過去の話は必要ない。




ただ楽しい朝食を。




幸せな一時を。



〜朝食 にようこそ!〜

330:◆/wOcNhjd4U
01/09(火) 03:01 AC7+ezoWO


ξ゚听)ξ「ご馳走さま」


(  ^ω^)「お粗末様だお。皿は洗うからそこに置いといてくれお」


ξ゚听)ξ「あ、お皿ぐらい私が洗うわよ」


(; ^ω^)「……大丈夫かお?」


ξ#゚听)ξ「失礼ねっ! 私だってそれぐらい出来るわよっ!」


楽しかった朝食を終え、片付けようとするところをツンに背中を押されて阻止される。





どうでもいいけどネコ柄パジャマにエプロンは反則だと思う。


(  ^ω^)「……布団でもしまうかお」


やることが無くなったのでとりあえずツンが寝ていた布団を押し入れにしまう



……前に


(* ^ω^)(フヒヒ、ツンのぬくもり)


(* ゚ω゚)(こここここらへんにツンのお尻g)

グサッ


ξ゚听)ξ「あらごめんなさい。洗いものしてたら洗剤で手が滑ったわ」


(; ^ω^)「……今日は包丁は使ってないお」


寝転ぶ自分の目の前に刺さる包丁を抜き取りツンのいる流しの棚に戻す。


包丁をしまってから布団に戻るまでの間ツンの目を見ることはなかった。



いや、できなかった。



(  ^ω^)「よっこらせっくす」


改めて布団を押し入れにしまう。


(  ^ω^)「……そういえばなんで僕は押し入れで寝てたんだお?」


ξ;^竸)ξ「あ、洗いモノ終わったわよ!!」


(  ^ω^)「お、ありがとうだお」



片付けも終わり、とりあえず互いに着替えたりと日常的な準備を済ます。

ちなみにツンが着替える時は僕は便所で待機だ。


(  ^ω^)「さてと……」


ξ゚听)ξ「……暇だわ」



当然である。男の一人暮らしの家事などたかがしれている。簡単な掃除洗濯を終え、僕らはとりあえずちゃぶ台の前に座った。


(  ^ω^)「……」


ξ゚听)ξ「……」



気まずい……というより気恥ずかしい沈黙が流れる。朝食の和やか空気はどこへやら、一度女の子と二人きりというのを自覚してしまうともう意識せずにはいられない。


だって、男の子だもん。



ξ;゚听)ξ「あ、お、お茶でも入れようか?」


(; ^ω^)「た、頼むお」


ツンが先に沈黙を破り駆け足でお茶の入った急須を持ってくる。

そんなに急ぐと危な


ξ゚听)ξ「あ」

(;;゚ω゚)「ふぎゃゃゃぁぁああああっ!!」

331:◆/wOcNhjd4U
01/09(火) 03:09 AC7+ezoWO


(;;゚ω゚)「熱いいいっ!! 熱いいいいいいぃぃぃぃっ!!」

ξ;゚听)ξ「ちょ、今拭くから落ち着いて」

(;;゚ω゚)「そのトランクスをどうするつもりだおおおおぉぉぉぉぉっ!!!」

ξ゚听)ξ「あ」




ξ////)ξ「恥ずかし」

(;;゚ω゚)「いいから早く水うううううぅぅぅっ!!!」








ξ゚听)ξ「大事に至らなくてよかったわ」


(; ^ω^)「少しぐらい自分の行為を弁明したらどうだお」


それにしてもまさか鍋で水をかけてくるとは思わなかった……。


そんなことを考えながら引き続きタオルで拭いてもらう。

当然服は水でダメになったので上半身は裸だ。


ξ゚听)ξ「……アンタ、なんでひきこもりなのにこんないい身体してんのよ」


(  ^ω^)「暇な時は筋トレとかをぼちぼち……」

ξ;゚听)ξ「どんなひきこもりよ」



ツンの持つタオルが再び顔を覆う。そのままごしごしと拭かれタオルが離れると


ξ゚听)ξ「……」


ツンの顔が



目の前に……



ξ*゚─゚)ξ「……」

(* ^ω^)「……」



世界が


止まった。


動いているのは自分たちだけ。



ゆっくり


ゆっくりと


お互いの顔は距離を無くしていく。



そしてついに



( 'A`)爪゚ー゚)「遊びにきたぞー」

(  ^ω^)ξ゚听)ξ「はいはい邪魔フラグ邪魔フラグ」


爪゚ー゚)「……お邪魔だったかしら」

(; ^ω^)「そそそんなことないおっ!!」

ξ;゚听)ξ「決していい空気なんかじゃ!」


( 'A`)「さっき普通に邪魔フラグ言ってなかったか?」


(; ^ω^)「き、急にどうしたんだお?」


( 'A`)「あー、たまにはおまえんちもわるかないかなと」


爪゚ー゚)「遅れながらお邪魔します」


(  ^ω^)「いえいえそんn」
ξ゚听)ξ「こんな汚い部屋でごめんなさいね」


(  ^ω^)「……」


ξ゚听)ξ「何もないけどゆっくりしていって」


( 'A`)「んじゃ遠慮なく」


爪゚ー゚)「いきなり押しかけて悪いわね、ツン」


ξ^竸)ξ「気にすることないわよ」


(  ^ω^)「……」




今さらだけど





ここが僕の城じゃないということを再認識した。



〜僕の城 にようこそ!〜

335:◆/wOcNhjd4U
01/15(月) 17:58 PocSRu1kO


ξ゚听)ξ「さて、これから何をするかの案をこの投票箱に一通だけ投票する形式で募ってみたわけですが」




・麻雀
・スマブラ
・ツイスター
・たけのこにょっき


・乱交



ξ  )ξ「まずこの最後のふざけた案を出した奴を血まつr……更生したいと思います」


(; ^ω^)(てか一人多いお)

(;'A`)(一人多いな)

爪;゚ー゚)(一人多いわ)





川;゚ -゚)(ぜひツイスターに)


ξ#゚听)ξ「まあ男のどっちかだとは思うけど」


(; ^ω^)「ぼぼ僕じゃないお!」


(;'A`)「お、俺じゃないぞっ! 俺はちゃんとたけのこにょっきと」


(; ^ω^)「ぼ、僕は……」


ξ゚听)ξ「……」


(;;^ω^)「僕は……」


ξ゚听)ξ「……」


(;;^ω^)「……」


ξ゚听)ξ「……」









「命だけはあああぁぁぁっ!! 命だけはご勘弁をおおおぉぉぉぉっ!!」






アー!




爪゚ー゚)「それで何にしましょうか?」


( 'A`)「じゃんけんでいんでない?」


川゚ -゚)「よかろう」









ξ゚听)ξ「何するか決まったー?」



(;'A`)「いや、それが」


爪;゚ー゚)「その……クーが……」





川  - )人



爪;゚ー゚)「……毒男、あの腕を絡ませるのをやるとホントに勝てるの?」


(;'A`)「子供がやるおまじないみたいなもんだからな……」


ξ;゚听)ξ「……私が離れてた五分ぐらいの間ずっとやってたわけ?」



川  - )人




川  - )人







川  - )人 zzZ..


ξ゚听)ξ「そんなベタな」

Σ川゚ -~)人



川゚ -゚)人「……悟りは開いた……来るがいい」


( 'A`)「お、やっとやる気になったようだな」


爪゚ー゚)「それじゃあ、せーの」



「じゃんっ! けんっ!」








(;'A`)「引き分け連続百十二回……なんて迷惑な悟りなんだ」

川゚ -゚)「思いが人を強くするのだ」


ξ;゚听)ξ「クー、あなた負けたのよ?」


爪゚ー゚)「地味に勝っちゃったわね。それじゃあ私の案の……」

336:◆/wOcNhjd4U
01/15(月) 18:02 PocSRu1kO


( 'A`)「……」

爪゚ー゚)「……」

ξ゚听)ξ「……」

川゚ -゚)「……チー」



( 'A`)「……なあ、麻雀なんてどこで覚えたんだ?」


爪゚ー゚)「どこの国の軍隊も娯楽は賭け事と相場は決まってるのよ。あ、それポン」


ξ゚听)ξ(一萬……あと中がくれば……)


川゚ -゚)「……チー」



( 'A`)「ふーん、そんなもんか。お、きたきた」


爪゚ー゚)「まあ私も覚えてあまりたってないから強くはないのだけど……」


Σξ;゚听)ξ(中!! こここ国士無双十三面待ちキタ━━━━━ッ!!)

ξ*゚听)ξ「りっ、リーチッ!!」


川゚ -゚)「ロン。三色同順タンヤオドラドラ」



ξ  )ξ「…………」



( 'A`)「お、これで終わりか。」
 ↑
二位


爪;゚ー゚)「ツン……結局一回も」
 ↑
三位


ξ;;)ξ「だっ、だってさっきからあとちょっとで大四喜やら四暗刻やら……」
 ↑
焼き鳥


川゚ -゚)「流れは素晴らしいのだがな」
 ↑
一位



ξ;゚听)ξ「もっかい! もっかいやろ!」


川゚ -゚)「私は構わんが」


( 'A`)「次はもうちょいマシにやれよ」



爪゚ー゚)「……ねぇ、みんな」

ξ;゚听)ξ「トイレならそこよ! 早く戻ってきてね!」

Σ川;゚ -゚)「そうか! つまみか! 確かに欲しくなってきた!」



( 'A`)「どうした?」



爪゚ー゚)「……ああ、毒男に会えて私はホントに幸せよ」

(*'A`)「なんだよ急に」


爪;゚ー゚)「じゃなくて、思ったことがあるんだけど」





爪;゚ー゚)「一人足りないような気がしない?」





( 'A`)「そんなことないぞ」


川゚ -゚)「きっと気のせいだろ」


ξ;゚听)ξ「早く! 私の流れが消えないうちに!」


爪;゚ー゚)「そ、そうかしら?」



( 'A`)(折角のハーレムを逃してたまるか)


川゚ -゚)(面子が一人あぶれるのも嫌だしな)


作者(主人公いると地の文書かなきゃだからなぁ)


ξ;゚听)ξ(そんなことより早く! 早く次をっ!)



爪゚ー゚)「……」







「……まあいいか」








(  ;ω;) シクシクシクシク


〜わいわい にようこそ!〜

339:◆/wOcNhjd4U
01/26(金) 00:53 23ZunVVQO


(  ^ω^)「さて、先ほどから意識を取り戻しているものの無言のプレッシャーによりなかなかなかなかなかなか切り出せない内藤ホライゾンことブーンですが」


(; ^ω^)「ごめ……。そろそろ限界だお」


川゚ -゚)「お、ブーン。やっと起きたのか」


(  ^ω^)「……気付いてたくせに」



部屋の隅で蹲っていた体をゆっくり持ち上げる。

窓は既に日の光は愚か電灯の明りすらなく今が深夜であることを物語っている。


その中で


川゚ -゚)「ああそうだ。暇なら酒を買ってきてくれないか?」

( 'A`)「……」

爪゚ー゚)「……」

ξ  )ξ「……………………」



相も変わらず卓を囲む四人の姿があった。


(; ^ω^)「これだから麻雀は……。結果はどうなってるお?」


川゚ -゚)「ああ、とりあえずツンは」


ξ゚  )ξ




川゚ -゚)「……」







川゚ -゚)「……私が一位、じぃが二位で毒男が三位だ」

ξ;゚听)ξ「ちょww口止めの意味ナスwwwwww」


( 'A`)「まあでも始めの方に比べたら幾分マシだろ」


ξ;゚听)ξ「テンパイでしか点数とってないわよ」


爪;゚ー゚)「というより必ずテンパイするのに和了れないツンはいろんな意味で凄いと思うわ」


(; ^ω^)「……とりあえずコンビニで適当に買ってくるお」


「「「 よろしくー 」」」



はいはいと軽く返事をしてドアを開く。


九月半ばの夜はもう冬の足音を感じさせ、一人買い出しに追い出される僕を文字通り暖かく迎えてはくれなかった。








(*'A`)「……っかあぁ━━っ! やっぱビールは最高だなぁ!!」


爪*゚ー゚)「おいしい……」


ξ*゚听)ξ「……ぐびぐび」

川゚ -゚)「みんな酒は弱いのか」


(* ^ω^)「気持ちよく酔ってきたお」



酒を買ってきてから約一時間。僕も含めてみなさんいい具合に出来上がってきました。


ふっふっふっ、他作品と違いメンバーの平均年齢二十歳前半の本作ではラブコメ御用達の飲酒がいとも簡単に使えるのだよ。


(* ^ω^)「ぐふふふふ、みんなどんな酔い方をするのか楽しみだお」

340:◆/wOcNhjd4U
01/26(金) 00:59 23ZunVVQO


(*'A`)「はー、全くどいつもこいつも」


毒男は酔うと愚痴が増える傾向にある。まあそれでもテンションもわりと高く酒飲み友達としては悪くない。



爪*゚ー゚)「毒男ー、もっと飲もー」


じぃは普段から優等生だけあって酔い方も大変優秀だ。引くほどのギャップも無く、程よい色気と甘えが男心をくすぐる。



川゚ -゚)「ツン、大丈夫か?」


……流石はクーだ。みんなの三倍は軽く飲んでると言うのに周りの心配を怠らない。


川゚ -゚)「あまり飲み過ぎるなと言っただろうに。ほら、背中を擦ってやる」



今もこうやって顔色一つ変えずにイスの背もたれを擦っている。


……面白いからもう少し放っておこう。


(* ^ω^)「さてさて、お楽しみは」


ξ*゚听)ξ「……うー」


おー、まっかっかです。完璧に出来上がってます。未成年?知ったことじゃありません。


さて、酒癖の方は……



ξ*゚听)ξ「ブーン」


(* ^ω^)「お? な、なんだお?」


ξ*゚听)ξ「……」







ξ*゚─゚)ξ「……だっこ」


Σ(* ゚ω゚)「デレきたあああああああああぁぁっ!!」


ξ*゚ー゚)ξ「早くぅー」



とろんとした目。



蒸気した顔。



妖艶な身体




でもないがとにかく



(* ゚ω゚)=3「こ、こいつは頂いてもいいんすかねっ? いいっすよね? いいっすっよ! どうぞどうぞっ!!」


〜 自問→自答による正当化への美しき流れ 〜



(* ゚ω゚)「いっ、いただきま」


ガタンッ


Σ(; ゚ω゚)「まっ、まだ何も」

川;゚ -゚)「つっ、ツンが倒れたっ!! 誰か救急車をっ!!」


(  ^ω^)「どう見てもイスが倒れただけです本当にありが(ry」


川;゚ -゚)「おいっ!! しっかりしろっ!!ツンッ!!」

イス「…………^^;」


川゚ -゚)「ツン……」




川;д;)「……ツンっ! 誰かああぁーっ!! 助けて下さああぁぁぁい!」




(*゚A゚)「ゆあらーぶ、ふぉえーばっっ!!」

爪*;д;)「ひぃ〜とみぃ〜をとぉ〜じてぇ〜、きぃ〜みをぉ〜えがぁ〜くよ」



ξ*;;)ξ「そぉ〜れだぁ〜けでぇ〜〜いいいぃぃぃいいうえあ!!!」


(  ^ω^)「……なにこの流れ」



〜酒乱 にようこそ!〜

345:◆/wOcNhjd4U
02/13(火) 23:07 u34FjchDO


川;д;)「たぁ〜とえ〜きせぇ〜つが」


(; ^ω^)「ストップストップ」


川;д;)「貴様はツンが死んで悲しくないのかっっ?!」


(; ^ω^)「ツンは横で歌ってるお」


ξ;;)ξ「骨は私の好きだったケーキ屋『フォルテッシモ』に撒いてね」


(; ^ω^)「迷惑極まりないお」


爪;ー;)「これ……最後に受け取って。ツンのために一生懸命作ったの」


(; ^ω^)「それは僕が買ってきた梅昆布です」


( ;A;)「ツン」

(  ^ω^)「死ねお」




( 'A`)「……」


(; ^ω^)「なんで僕がツッコミに……」



□ NHKにおけるキャラの配置 □



〇本来のポジション

【ボケ】

(  ^ω^)アウアウ
川゚ -゚)クールニ


【ツッコミ】

( 'A`)ウツダケド
ξ゚听)ξコロス
爪゚ー゚)マジメ



〇現在のポジション

【ボケ】

川*゚ -゚)テンネンクール
ξ*^竸)ξデレー
爪*^ー^)イイキモチ

【ツッコミ】

(; ^ω^)コンナハズデハ


【カス】

( 'A`)…アレ?



【スタンバイ】

(´・ω・`)ウズウズ
(*゚ー゚)ワクワク
(,,゚Д゚)ドキドキ


(注)基本はみなオールラウンダーでs

(; ^ω^)「ちょwwスタンバイってなんだおwwww」


(´・ω・`)「この流れなら……いけるっ!!」

(*゚ー゚)「メイド喫茶編からはや数ヵ月……とうとう私にも出番が」

(,,゚Д゚)「俺は……」

( 'A`)「なあなあ、カスってなによカスって」


(; ^ω^)「ちょ、待つお。ショボンとしぃはまだ出ちゃダメだお」


(´・ω・`)「なにゆえだ?」

(*゚ー゚)「なにゆえだ?」

(,,゚Д゚)「俺……」


( 'A`)「なあ、カスとかそういうとこからいじめが始まるんじゃないのか? なあ」


(  ^ω^)「ショボンとしぃはもう役が決まってるお。だから来たるべき時まで待ってて欲しいお」

(,,゚Д゚)「俺……」

(  ^ω^)「ギコは今んとこ役ないお。ここでキャラ作ると出しづらいからしゃべんなお」

(,,゚Д゚)「……」

( 'A`)「あれ? 無視? いいの? 泣いちゃうよ? 本気で泣いちy

(  ^ω^)ノシ「というわけで裏方組みは撤収ー」

346:◆/wOcNhjd4U
02/13(火) 23:12 u34FjchDO


(´・ω・`)b「I'll be back」

(*^ー^)ノシ「私はそろそろだからみんな待っててねー」

(,,゚Д゚)「……ミルナと被ったようn」




(;'A`)「ちょww俺裏方じゃねえってwwwなにかに吸い込まr」



アー





〜〜



(  -ω-)「……」


爪*^ー^)「ブーンくんどうしたのー?」


Σ(  ^ω^)「はっ、夢かお」


どうやら途中で眠っていたらしい。しかし急に裏方に突入するとは……




おそらく作者は『まだまだちゃんと続きを書く気があるんだぜ』という隠れたメッセージを伝えるつもりだったのだろう。



(  ^ω^)「小癪な……」


爪*゚ー゚)「そういえばドクオはぁ?」


(; ^ω^)「……えっと、なんていうかドクオは巻き込まれたっていうか……」


(  ^ω^)「……」



ドクオいない
 ↓
男一人、女三人
 ↓
酒イベント継続中
 ↓
(*゚∀゚)=3 ムハー!!



(  ^ω^)「……」



(  ^ω^)「……ドクオは遠いとこへいったお」


爪*゚ー゚)「へー?」


(  ^ω^)「そんな昔のキモヲタは忘れるお。これからは僕が君の手となり足となり下着となr」

ξ*^竸)ξ「ツンデレあたっく!!」


Σ(; ゚ω゚)「げふんっ!」



じぃの後ろから突如現れたツンのタックルを受け、そのまま抱き留める形で後ろへ倒れる。



……やれやれ、モテる男はこれだから困る。^^



(* ^ω^)「おいおい、そんなに慌てるなよセニョリータ」

キメェw


ξ*゚─゚)ξ「……だって」



僕に体を密着させたままゆっくりと顔を近付けるツン。


これは……あれだ。




キ ス フ ラ グ だ !




……いや、ここでがっついてはいけない。何事もCOOLにだ。そうだろ? 叔父さん。



(* ^ω^)「……ふう、子供が火遊びするもんじゃないぜ」
 ↑
大人だが火遊び経験無し



ξ* ─ )ξ「……ブーン」


(* ^ω^)「お?」







「あんま調子こいてっと……殺すよ?」






ξ*^竸)ξ「……♪」


(  ^ω^)「……」





(  ^ω^)「……まったく、困った子猫ちゃんだ」





……今、僕の手は原子分解レベルで震動している。



〜酔っ払いでGO! にようこそ!〜

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