80:次題は【掃除】
08/17(金) 19:58 c5mv5SgWO
ここはとある空き地
いつもの子供たちが野球をしていた
(#^ω^)ノ〇「オラ、ショボ太ァ!ノックすっぞ!!」
(;´・ω・)「う…ウン」
< `∀´>「ちゃんと捕れよう!」
カキーン……
(;´・ω・)そ「えっ!?」
ボールはバットの真芯に当たり、ショボ太の頭上を遥かに超えた…。
ガッシャーン!!パリーン…ガチャン…
<;`∀´>「ヤバイ…カミナリさん家だ。」
某マンガでもよく知られているあの人の家にボールは飛んでいった。
音からするとガラス1枚では済んでいないだろう。
(#^ω^)「なんで撮らねぇんだ!!」
(;´・ω・)「捕れるわけないよぅ…」
( )「コラァ!!」
(#^ω^)「ゲッ…逃げろ!」
<;`∀´>б「お前謝っておけ!」
…つづく
81:名無しさん
08/17(金) 20:11 c5mv5SgWO
(;´・ω・)「えっ…あっ…。」
( )「お前かぁ!」
(;´・ω・)「は…'`ィ」
_
(#゚∀゚)「コノヤロー!よくもやってくれたな!」
(;´・ω・)「す…すみません。ガラス代は払います。」
_
(#゚∀゚)「ガラスなんかどうでもいい!オレのおっぱいコレクションどうしてくれるんだぁ!」
(´・ω・)「…おっぱいコレクション?」
_
(#゚∀゚)「見ろ!この水晶おっぱいが砕けてんぞ!」
(´・ω・)「水晶おっぱい…」
_
(#゚∀゚)「謝罪変わりにお前のおっぱい触らせろい!」
(;´・ω・)そ「イヤダアアアアア!!」
〜ここから先はセキュリティーロックがかかっております。ロックを解除するにはジョルジュに水晶おっぱいをあげて下さい〜
【糸冬】
82:次題は【残像】
08/19(日) 02:13 6Wl0f3o9O
「ブーン、ちゃんと掃除やってる?」
( ^ω^)「やってるおやってるお!(柿ピーうめぇ)」
ξ ゚听)ξ「やっぱりサボってる!自分の家なんだからちょっとは手伝いなさいよ!」
(;^ω^)「ちょ、ちょっと休憩してただけだお」
ξ ゚听)ξ「言い訳無用!ほら、このドデカいクッション外に持ってって!」
隅にあるでかい塊をツンは持ち上げようとした。
モゾモゾ
ξ )ξ「!!!」
(´・ω・`)「ふぅ、やっと出てこれた」
( ^ω^)「ショボンそんなとこにいたのかお」
ξ ゚听)ξ「……そ、それじゃあこの雑誌の山を」
雑誌の山をまとめようとするツン。
ゴソゴソ
ξ ゚听)ξ「キャァァ!」
( ゚д゚ )「なぜ俺を起こした」
( ^ω^)「ミルナそんなとこで冬眠してたのかお」
ξ ゚听)ξ「いやいや今夏だから!猛暑だから!」
83:お題は『祭り』
08/20(月) 13:35 QafauAsrO
夏。それは奴がもっとも活動を活発にする季節。
そして今……この木造家屋の一室で一対一の戦いが繰り広げられていた。
舞台はここ、ドクオこと俺の部屋である――
('A`)「ってな感じのナレーションが入り、ここからが本番だぜ……!」
俺の目は確実に奴を捕らえていた。
古より生き長らえてきた者、だが所詮は偉大なる人間の敵ではない。
床に散らばった雑誌という隠れ家に奴は逃げ込んだはず。
まさに一進一退の攻防。
既に俺の体は、某テニスと呼べるものかという漫画レベルの汗にまみれている。
更に俺が手にする神、もとい紙の鉄槌は汗を吸ってふにゃふにゃだ。
('A`)「恐らくこれがラスト。俺の全ての力を持って貴様を倒す!」
『いいだろう、来い。我々は負けぬ!』
声が聞こえる。奴の声が。
いくぞ。これが俺の――
(#'A`)「フルパワーだあぁぁぁぁ!!」
雑誌の下から奴が出てくる。
速い!
だが追いつけない速さではない。
('A`)「捕らえた!!」
紙の鉄槌は、奴の体に制裁を加える。
勝った。
ついに俺は勝ったん――
『残念だったな。残像だ』
奴は、生きていた。
高速の移動――奴は、俺の一撃を避けていやがった。
(
84:切れてた……
08/20(月) 13:45 QafauAsrO
>>83続き
下から奴が出てくる。
速い。だが追いつけない速さではない。
('A`)「捕らえた!!」
紙の鉄槌は、奴の体に制裁を加える。
勝った。
ついに俺は勝ったん――
『残念だったな。残像だ』
奴は、生きていた。
高速の移動――奴は、俺の一撃を避けていやがった。
(;'A`)「な……ちく……しょう……」
最早俺に残された力はない。
俺の頬を伝い、無情にも汗が落ちる。
『さらばだ、少年。また会いまみえようぞ』
奴が悠然と、開け放たれていたドアから去っていくのを見つめることしか出来なかった。
(;'A`)「ちくしょう!俺は……無力だ!何て……無力なんだ!
ゴキブリ!俺もう負けないからな!」
川 ゚ -゚)「何を騒いでいるドクオ、入るぞ」
『あ』
ぐちゃ。
('A`)「あ」川 ゚ -゚)
お わ り
85:【青空】
08/20(月) 22:58 O0tepCF/O
鳴り物の音と群衆の喋り声が、神社の周りに満ちあふれる。子供も若者も大人達も、それこそ老若男女が騒ぎ、笑う。
その中で俺だけが歪んだしかめっ面を浮かべているのは、ひとえにあのユダの所為である。
(*^ω^)「おっおっおっ。焼きそばうめぇお」
ξ*゚听)ξ「ねぇ、私にも食べさせてよ」
(*^ω^)「はい、あーんだおwww」
キモい。
………正直、羨ましい以外の言葉が見つからない。
いや、妬ましいと言った方が正しいか。
俺は、この痴呆な二人の後を馬鹿みたいについて行っている。
ウザいだろうな、まあ、お互い様だ。
『お知らせ致します、午後八時より花火の打ち上げを行います』
( ^ω^)「移動するお、ツン、ドクオ」
ξ゚听)ξ「あ、うん、場所は河川敷だったよね?」
('A`)「行列とかマンドクセ、俺は屋台残るよ」
俺なりの気遣いだ、ありがたく思え。
べ、別に、空しくなったからじゃないんだからねっ!
( ^ω^)「おー、じゃあ後で写メ送ってやるお」
ξ゚听)ξ「………」
二人と別れ、ぶらぶら彷徨う。
………はっきり言って、何をしたらいいか分からん。
話し相手無し、金も無し、手を組み合う相手も無し。
('A`)「………侘しかー」
徘徊も飽きたので、境内の石段に腰を下ろした。
花火の音がする。
光は見えない。
炸裂音が響く度、えも言えぬ戦慄が、胸を襲う。
ふと見上げると、内藤の顔があった。
どうやら俺は寝ていたらしい、手にかかった涎を拭く。
(;'A`)「なんだ、もう終わったのか」
( ^ω^)「いや、違うお…ドクオ、お前も来るお。お前がいないとつまらんお」
('A`)「何処のどいつも敵わんか、全く、俺が折角気ぃ遣ったのに…」
( ^ω^)「ドクオ! 一緒に行くお!!」
ξ゚听)ξ「そうよ! 私達、前は…」
('A`)「うるせぇ、てめぇら皆ユダだ!」
( ^ω^)「さあ、みんなで!!」
ξ゚听)ξ「あの頃のように!」
('A`)「へへーん、二人で行きやがれっ!」
ドン、とスタートの合図と共に、俺は走り出す。
遂に、逃亡劇の火蓋は切られた。
86:次題→【青空】
08/20(月) 23:25 O0tepCF/O
俺は人込みを華麗に躱しながら、屋台の間を駆け抜ける。
( ^ω^)「死にな」
タン、と軽い音が鳴ると、俺の隣りにあった的が、脆くも墜落した。
内藤は銃の先に息を吹きかける。
(;'A`)「実弾…! 野郎、マジか?」
ξ゚听)ξ「甘いわよ、ジャリンコボーイ」
見ると、ツンが綿菓子を丸かじりしていた。
(;'A`)「お年頃だと言うのに、口につく砂糖も気にしないとな…?」
こいつらはヤバい、獣としての本能が俺にはたらきかける。
取り敢えず、一般人を巻き込んではいけない。
裏山へと向かった。二人は、ひょおーっと掛け声を上げながら、追いかけて来る。
俺は木々の間を疾走し、蚊や羽虫やなんたらを避けながら、或いは刺されながら、遂に草むらに辿り着き、柔らかそうな草めがけて、ダイブする。
俺に続いて、内藤もツンも、草に飛び込んだ。
ξ*゚听)ξ*^ω^)「ドーンっ!!」
花火が爆発する。
三人は爆笑する。
そして爆死する。
( 'A`)「………」
( ^ω^)「………」
ξ*゚听)ξ「………」
(;'A`)「………」
(;^ω^)「………」
ξ;゚听)ξ「………何やってんの? あんたら」
(;^ω^);'A`)「さあ?」
花火は終わってしまったらしい。
けれど、夏は終わらない。
青春は終わってしまったらしい。
けれど、まだ終わらせない。
「そもそも、事の発端は何なんだよ」
「いや、お前だお」
「いや、ブーンの所からおかしかった気がする」
「確かに、あの言葉が無ければ俺は…」
「いや、あんたも悪い」
「それじゃあ、ツンはどうなんだお?」
「何だかんだ言って、一番ノってたな」
「な、何言ってんのよ!? やっぱりあんたが逃げてから───」
「うおっ!? 虫、虫!」
「きゃあ、やぁ、服の中にぃー!」
「もう帰るお…」
「…そうだな」
「ぃぎゃあぁぁっ! 誰か、誰か取ってぇっ!!」
いや、もしかしたら、終わらせることが出来ないのかもしれない。
───gdgdend
89:次【ドッペルゲンガー】
10/08(月) 14:33 KBarC15mO
このスレを青空にageてみた。
90:次 【雪】
10/08(月) 15:33 tLCAFBscO
( ゜ω゜)「なんでツンを殺したお!!」
男の両眼が見開かれ、猫目の男を睨む。
( ΦωΦ)「奴と貴様が我輩のドッペルゲンガーだった…それ以外に理由はないであろう」
猫目がさもつまらなそうに吐き捨てる。
(#゜ω゜)「そんな理由で!!」
( ΦωΦ)「そんな理由? 貴様にはそんな理由としか映らんのか? やはり貴様も死ぬべきだ」
猫目の拳が紅に光る。
周囲の空気を震わせる。
(#゜ω゜)「死ぬのはおまえだお ドッペルゲンガー…いや、ロマネスク!!」
男の脚蒼く光る。
( ΦωΦ)「三人のドッペルゲンガーと出会えば生き残るのは表裏一体となった一人のみ!! 行くぞ、ドッペルゲンガー…ホライゾン!!」
踏み砕かれた地面が瓦礫を巻き上げる。
二人の男がぶつかり合い、発する衝撃により周囲が吹き飛ぶ。
( ゜ω゜)「絶対に殺してやるお!!」
91:名無しさん
10/08(月) 17:09 byskjZ+CO
雪が見たかった。
僕の住んでいる地域は温暖な気候で、雪なんて降る事はない。
お目にかかれる場所にわざわざ遠出しない限り、テレビの中でしか見る事すらできないものだ。
僕……いや、僕達は、雪の降る景色に憧れていた。
今は叶わない願いだと分かりながらも、雪の降る様にこいこがれていた。
だから。
二人で雪を作ってみる事にした。
本物には遠く及ばないだろうけど、二人だけの雪を降らせてみようと。
発泡スチロールを削って、それを降らせてみる。
そんな子供じみたアイデアだけれども、僕達はそれで満足だった。
二人で作ったそれは、他のどんなものより綺麗だろうから。
92:名無しさん
10/08(月) 17:10 byskjZ+CO
くっさwww
ゲロ以下のにおいがプンプンするwww
次は【三倍アイスクリーム】
93:三倍アイスクリーム
10/08(月) 17:31 GeTHMCFHO
('A`)「まだまだ甘いなブーン、いや甘さなら俺のアイスクリームのほうが上だ…」
( ^ω^)「二倍アイスクリーム…!!」
('A`)「お前は俺を超えられるか…?」
勝てない…このままじゃ確実に…
あれを使うしか…
( ^ω^)「ドクオ…お前は運がいい…!」
('A`)「なに…?」
( ^ω^)「くらえ!超必殺!」
('A`)「そ、それは!」
( ^ω^)「サーティーワンアイスクリーム!!」
('A`)「うわあああ!!」
( ^ω^)「甘いのはお前だドクオ…いや俺のアイスクリームのほうが甘いな…」
('A`)「さ、三倍アイスクリーム…」
次のお題は
消しゴム
94:次題【○○の秋】
10/10(水) 01:36 aH9YwcTyO
('A`)「…もう、廃墟も同然だな」
錆びた窓枠に、朽ちた椅子。
埃かぶった机に、穴の開いた床。
窓から射す光は、曇りということもあってか、非常に薄暗い。
その、余りにも寂漠とした情景は、子供の頃見たものとは、余りに様変わりしていた。
しかし、この情景もすぐには無くなる。
来週、取り壊される予定だからだ。
('A`)「こんなにも小っちゃいもんかねぇ…」
俺は椅子の埃を払い、窮屈そうに腰掛ける。
ついでに、机の上に積もりに積もった埃も、払ってみる。
('A`)「流石に当時の落書きは消されてるわな…」
俺は思い出す。
教室で走り回った事、机いっぱいの落書き、学校中に溢れていた、あの騒々しさ…
('A`)「時は、何でも消しちまったな…」
( ^ω^)「何思い出に浸ってんスか?」
懐かしい顔だ。
これは走馬燈だろうか?
( ^ω^)「ここで寝ると、ドクオごと解体するお」
('A`)「…何でここに?」
そこにいたのは、かつての級友。
相も変わらず馬鹿面だ。
( ^ω^)「ここ取り壊して、保育園作るんだお。子供は大好きだからおね」
('A`)「保育園…」
時が消せないものがある。
( ^ω^)「で、ドクオは何でここに?」
('A`)「いや、ちょっと確認したくてな…」
俺は、小っちゃな椅子をひっくり返す。
彫刻刀で刻まれた、バカ共の名前。
( ^ω^)「うはw懐かしスw」
('A`)「消さないでくれよ…この落書きも、子供の笑顔も」
( ^ω^)「くせぇw」
窓から眩しい光が射してきて、空中の埃がはっきりと見える。
不意に、丸めた雑巾をぶつけられる。
( ^ω^)「どうせだから、野球やるお!」
('A`)「お前の子供っぽさも消えねぇなあ…」
箒を振り回すガキに向かって、思いっ切り雑巾を投げる。
この情景は、青春は、決して消せない。
消しゴムでも、時間でさえも。
95:次【タイムカプセル】
10/14(日) 21:51 V2cJTuqwO
今年も夏が過ぎ、秋を迎えようとしている。
_
( ゚∀゚)「…もぅ秋だな。」
(´・д・)「そうだね〜。この時期になると○○の秋なんていうね。」
_
( ゚∀゚)「…おっぱいの秋。」
(;´・д・)「…え?」
_
( ゚∀゚)「む…一句できたぞ。」
おっぱいぱい
ぼいんぼいんの
おっぱいぱい
_
(*゚∀゚)「ヘヘッ」
(;´・д・)「ただの変態だよアンタ。一年中おっぱいだろ。」
_
(*゚∀゚)「おっぱいがあるからオレがいるのさ。」
(´・д・)「何そのオレカッコいいみたいな…」
_
( ゚∀゚)「さぁ今季も頑張るぜぃ!」
(´・д・)「勝手にしろ。」
gdgdEND