2009年09月14日

('A`)廻ル世界のようです 第零話・第壱話

('A`)廻ル世界のようです

川 ゚ 々゚)素直でくるった僕らの日常のようです(・∀・;)投下後

80 :VIPがお送りします:2009/09/13(日) 18:45:05.19 ID:jWupFpwpO
あ、そうだ、一話一話が短すぎてスレ立てるまでもない話を投下していいでしょうか

今のところ零話と一話だけなんですが

85 :では:2009/09/13(日) 18:52:02.77 ID:jWupFpwpO
オタク国家「ニホン」。
そんなニホンの片隅のとある街で、俺は生きてる。
生きてるのか死んでるかわかんねぇような状態、だけどな。

( A )「はぁ…、今日もクーにゃんに萌える日々が始まるお、と」

そう飽きもせず2ちゃんに書き込む。
ネットは俺の心のオアシスだ。

……ああ、そうそう、俺は鬱田ドクオ。黒髪黒目の純ニホン人。
不健康そうだって言われる青白い肌は、実際不健康だから仕方無い。
なんたって引きこもりだから。

('A`)「なんか、面白い事ないかな」

呟いてみるが引きこもっている自分に面白い事などないということは分かっている。

86 :VIPがお送りします:2009/09/13(日) 18:53:30.08 ID:jWupFpwpO
('A`)「はあ…」

本日幾度目かの溜め息を吐き、床に寝転がる。

…否、寝転がろうとしたその時。

突然部屋が真っ暗になる。
突然視界が真っ暗になる。
突然、体が闇に堕ちていった。

必死にもがく、
必死に上を向く。

そこから見えたのはまあるい穴から覗く部屋の天井と
光の全くない、闇そのものだった。


ふっ、と意識が途切れた気がした。


第零話 「いつもの日常、いつかの非日常」

87 :VIPがお送りします:2009/09/13(日) 18:54:34.22 ID:jWupFpwpO




('A`)廻ル世界のようです




88 :VIPがお送りします:2009/09/13(日) 18:55:25.89 ID:jWupFpwpO
目が覚めた時、そこは見知らぬ街だった。

漫画やラノベじゃないんだから、等と言われてしまいそうだが本当にそうなのだから仕方無い。

('A`)「…どこだよ、ここ」

辺りを見回すが全く見当が付かない。
少なくともニホンではないのだろうが…。

いや、俺は自分の部屋に居たはずである。
自分の部屋で寝転がろうとして、そのまま…、闇の中に?

(;'A`)「…あり得ない」

思わずそう呟く。
そう、あり得ない、あり得ないのだ。
引きこもりの俺でも分かる。
こんな非現実な事、あるわけない。

(;'A`)「夢、そうだ、夢だよな」

そうだ、夢としか考えられない。
これは夢なんだ。

そう納得しかけた瞬間、背後から声がした。

90 :VIPがお送りします:2009/09/13(日) 18:59:43.79 ID:jWupFpwpO
「ここは夢じゃないぞ?」

('A`)「なに…」

その声の主を探し振り返る。
するとそこには、

イ从゚ ー゚ノi、「おす」

美少女がいた。

(;'A`)「 」

蒼色の髪、碧の眼、透き通った肌。
同じ人間とは思えないような。
在り来たりな表現だがまるで人形のような感じがする女だった。

イ从゚ ー゚ノi、「誰が人形だ、刺すぞ」

(;'A`)「えっ!?」

イ从゚ ー゚ノi、「お前、堕ちてきたのか?」

先ほど心を読まれたのは気のせいだろうか、気のせいということにしておこう。

('A`)「堕ちて、きた?」

イ从゚ ー゚ノi、「あれだ。部屋に突然大穴が空いただとか、突然視界が真っ暗になっただとか」

92 :VIPがお送りします:2009/09/13(日) 19:01:01.29 ID:jWupFpwpO
部屋に突然大穴が空いた、なんて事は知らないが視界が突然真っ暗になったというのは。

('A`)「身に覚えがある」

イ从゚ ー゚ノi、「やはりか」

自分だけで納得し、うんうんと頷く女。

('A`)「やはりか、ってなんだよ」

イ从゚ ー゚ノi、「いや、な。最近「ネジレ」に堕ちる奴が多発していてな」

ネジレ?
それがあの真っ暗な…?

('A`)「ネジレ…」

イ从゚ ー゚ノi、「そう、まあ詳しい事は後で説明しよう。お前、名前は?」

('A`)「…ドクオ、鬱田ドクオ」

イ从゚ ー゚ノi、「ドクオか、いい名前だな」

そんなこと言われたことがない、だから少し恥ずかしかった。

93 :VIPがお送りします:2009/09/13(日) 19:01:44.69 ID:jWupFpwpO
('A`)「そ、そうか」

イ从゚ ー゚ノi、「ああ、因みに私は…、レノンとでも呼んでくれ」

レノン、か。

('A`)「俺なんかよりずっといい名前だな」

イ从゚ー゚ノi、「ありがとう」

女、いいやレノンが微笑む。やはり人形のようで、とても美しかった。

その微笑のまま彼女は俺を導く。

イ从゚ー゚ノi、「さてドクオ、私に着いてこい」


第壱話 「世界との別れ、彼女との出会い」

95 :VIPがお送りします:2009/09/13(日) 19:05:50.41 ID:jWupFpwpO
という感じで
地の文ありは難しい

ではまた廻ル世界か素直○○でお会いしましょう



川 ゚ 々゚)素直でくるった僕らの日常のようです(・∀・;)
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1252822832/
16:03 | Comment(1) | 廻る世界| edit 2ちゃんねるブログランキング
この記事へのコメント
  1. 名前:( ^ω^)は名前が無いようです:2009/09/14 20:22:06
  2. ドックンドックン〜!ふぅん!にゃーんにゃーん
    これは楽しみ!

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