2009年10月11日

('A`)廻ル世界のようです 第弐話・第参話

('A`)廻ル世界のようです

1 :VIPがお送りします:2009/10/10(土) 23:50:03.57 ID:/XW7DsJ20
まとめサイト
ttp://alike.jp/area/d2/c32/

2 :VIPがお送りします:2009/10/10(土) 23:52:41.65 ID:3wXe9nmLO
お待たせ致しました
相変わらず短いですが弐話と参話を投下させて頂きます
でははじめ


まとめは武器さん
http://matomebuki.com/pages/user/m/article?article_id=128012397&stq;=session%3A%3Ablog%3A%3Ad8618e6e9f1e1624513e84488c6dbe17

3 :VIPがお送りします:2009/10/10(土) 23:55:00.48 ID:3wXe9nmLO
('A`)「…」

イ从゚ ー゚ノi、「…」

歩いて。

('A`)「…」

イ从゚ ー゚ノi、「…」

歩いて。

('A`)「…」

イ从゚ ー゚ノi、「…」

ひたすら歩いた。

十何分か歩き、ふとレノンが立ち止まる。

イ从゚ ー゚ノi、「…ここだ」

レノンが俺を連れてきたのは、何のへんてつも無いような喫茶店だった。

4 :VIPがお送りします:2009/10/10(土) 23:56:36.99 ID:3wXe9nmLO
('A`)「喫茶、バーボンハウス…?」

イ从゚ー゚ノi、「私の行きつけだ。珈琲がお薦めだな」

('A`)「へぇ…」

カラン。

そんな音を鳴らしバーボンハウスに入る。

そして辺りを見回すと店員とおぼしき人影。
黒髪黒目のニホン人にも見えるその人は、俺の姿を見るなりこう言ったのだった。

(´・ω・`)「やあ、ようこそバーボンハウスへ」

(´・ω・`)「注文は何かな、堕ちた人」

6 :VIPがお送りします:2009/10/10(土) 23:59:21.45 ID:3wXe9nmLO
(´・ω・`)「はじめまして」

そう会釈をするその人に釣られて、俺も少し頭を下げた。

('A`)「…」

(´・ω・`)「ま、そこにかけなよ」

指差された椅子に近付いていき、ゆっくり座る。
歩きっぱなしだった俺には有り難い。

イ从゚ ー゚ノi、「や」

レノンが店員に近付くと、店員は微妙な顔をした。

8 :VIPがお送りします:2009/10/11(日) 00:00:24.61 ID:Rvx7Al+sO
(´・ω・`)「何だ、君か…」

イ从゚ ー゚ノi、「何だとは何だ、お客様だろう」

(;´・ω・`)「そう言う台詞は、ツケを全部払ってからお願いするよ」

店員はため息混じりにそう言い、俺の方を向く。

(´・ω・`)「やあ、僕はショボン」

(´・ω・`)「君は何て名前だい?堕ちた人さん?」

('A`)「ドクオ、ですけど。その堕ちた人ってのは」

一体何なんですか。
その疑問をぶつける前にショボンは話し始める。

(´・ω・`)「さ、『ネジレ』の話を始めよう」

俺に関する事、そしてニホンに戻る方法を。


第弐話「捻れの話、捻れた運命」

9 :VIPがお送りします:2009/10/11(日) 00:02:49.11 ID:Rvx7Al+sO
(´・ω・`)「『ネジレ』とは、世界と世界の交差によって起こる現象でね」

(´・ω・`)「そこに入ってしまうと違う世界に飛ばされてしまう」

(´・ω・`)「そうして飛ばされる事を、この世界では堕ちると言うんだ」

世界の交差、違う世界、堕ちる。
どこぞのファンタジーのような言葉に俺は頭が痛くなる。

(;'A`)「えっ、とつまりもう戻れないって事ですか?」

俺のその言葉に、ショボンは直ぐ様反論する。

(´・ω・`)「いや、そうじゃない。戻れるよ」

イ从゚ ー゚ノi、「ある方法を使えば」

(´・ω・`)「…話してる途中なんだけど」

イ从゚ ー゚ノi、「知らん」

11 :VIPがお送りします:2009/10/11(日) 00:04:15.75 ID:Rvx7Al+sO
ある方法?
それを使えば、それさえ使えば。

('A`)「俺は元の世界に戻れるんですか?」

俺の問いにショボンは大袈裟な程頷き、こう返した。

(´・ω・`)「ああ、そういう事だ」

('A`)「その方法は!?」

帰れる、帰れる、帰りたい。
脳内がその思いでいっぱいになる。

(´・ω・`)「まあ待ちなよ。方法に関しては、レノンの方が詳しいだろう」

そう言ったショボンは、俺から顔を背けレノンの方を向く。
話を振られた彼女は

イ从゚ ー゚ノi、「おお、存分に話してやろう」

イ从゚ ー゚ノi、「お前が戻る方法を、そして」

イ从゚ー゚ノi、「私がこの世界から出ていく方法を」

美しく笑いながら話し始めるのだった。


第参話『戻る彼、堕ちる彼女』

12 :VIPがお送りします:2009/10/11(日) 00:06:58.35 ID:Rvx7Al+sO
という事で書き溜めはここまで
短すぎてよだれ出た

あと素直ヒートで予告した新しい日常系は今日の昼頃なんとか投下しますので…

とりあえず質問とかあればどうぞ

13 :VIPがお送りします:2009/10/11(日) 00:10:21.36 ID:zsSB9y3IO
おい…いくらなんでも短いぞ…
まあ乙

14 :VIPがお送りします:2009/10/11(日) 00:11:35.33 ID:Rvx7Al+sO
>>13
すみません
今度の投下は四話ぐらい書いてからしますのでお許しを


('A`)廻ル世界のようです
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1255186203/
23:36 | Comment(1) | 廻る世界| edit 2ちゃんねるブログランキング
この記事へのコメント
  1. 名前:( ^ω^)は名前が無いようです:2009/10/12 15:22:42
  2. ドックンドックン〜!ふぅん!にゃーんにゃーん
    次回が楽しみ

コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。