しゅーきゅうっとそーん!のようです 番外編
カテゴリ: ブーン系
しゅーきゅうっとそーん!のようです 目次
205 :以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/04/02(土) 18:51:39 ID:Pfdl/jjQO
o川*゚ー゚)o「トソちゃん、やっぱり今日用事あるって~」
lw´‐ _‐ノv「そっか、残念」
o川*゚ー゚)o「シューちゃん、レポートあとどれくらいなの?」
lw´‐ _‐ノv「うーん、残り1000字くらいかな」
o川*゚ー゚)o「シューちゃん……」
o川;゚ー゚)o「私ん家でやっても、はかどらないと思うんだけど……」
lw´‐ _‐ノv「ひとりでいると、ごろごろしちゃうからね」
o川*゚ー゚)o「うーん、それはあるなあ」
lw´‐ _‐ノv「だけど完全に詰まった」
lw´‐ _‐ノv「もう一文字も書けない……」
lw´‐ _‐ノv「……」
lw´‐ _‐ノv「ハッ! ……夢か」
o川;゚ー゚)o「思いっきり覚醒してたでしょ!? まごうことなき現実だよ……」
o川*゚ー゚)o「トソちゃん、やっぱり今日用事あるって~」
lw´‐ _‐ノv「そっか、残念」
o川*゚ー゚)o「シューちゃん、レポートあとどれくらいなの?」
lw´‐ _‐ノv「うーん、残り1000字くらいかな」
o川*゚ー゚)o「シューちゃん……」
o川;゚ー゚)o「私ん家でやっても、はかどらないと思うんだけど……」
lw´‐ _‐ノv「ひとりでいると、ごろごろしちゃうからね」
o川*゚ー゚)o「うーん、それはあるなあ」
lw´‐ _‐ノv「だけど完全に詰まった」
lw´‐ _‐ノv「もう一文字も書けない……」
lw´‐ _‐ノv「……」
lw´‐ _‐ノv「ハッ! ……夢か」
o川;゚ー゚)o「思いっきり覚醒してたでしょ!? まごうことなき現実だよ……」
番外編
しゅーきゅうひーと!のようです
o川*゚ー゚)o「あと少しだし頑張ろうよ~」
lw´‐ _‐ノv「うん……あ、そうだ」
lw´‐ _‐ノv「講義一緒だし、ヒーを呼んでいい?」
o川;゚ー゚)o「全然構わないけど、シューちゃんの他力本願度にびっくりだよ……」
lw´‐ _‐ノv「じゃあさ、何でも一人でこなせる私を想像してみて」
o川*゚ー゚)o「それもかっこいいんじゃない?」
lw´‐ _‐ノv「そうでしょー」
o川*゚ー゚)o「え? うん……?」
o川;゚ー゚)o(何が言いたかったの、シューちゃん……)
lw´‐ _‐ノv「じゃあ電話するね」
o川*゚ー゚)o「わかった~」
lw´‐ _‐ノv「……」
lw´‐ _‐ノv「もしもし〇〇? 今すぐ来て!」
o川;゚ー゚)o「どこの助け屋稼業!? 魔物を召喚する気かよ……」
lw´‐ _‐ノv「ヒー? そう、ごめん今のきゅーのツッコミ」
o川*゚ー゚)o(聞こえちゃったか……恥ずかしい)
lw´‐ _‐ノv「レポート手伝って欲しくて」
lw´‐ _‐ノv「うん、今。本当? ありがとう。そそ、きゅーの家」
lw´‐ _‐ノv「じゃああとで。ほいさ」
o川*゚ー゚)o「どうだった~?」
lw´‐ _‐ノv「うん、すぐ来るって」
lw´‐ _‐ノv「ヒーが来るまでちょっと休憩ー」
lw´‐ _‐ノv「ずっとパソコン画面見てたから目がさわさわする」
o川*゚ー゚)o「あ、目薬あるよ~、使う?」
lw´‐ _‐ノv「使う使うー」
o川*゚ー゚)o「はい、ちょっと刺激強いかも」
lw´‐ _‐ノv「ありがとー」
o川*゚ー゚)o「いえいえ~」
lw´‐ _‐ノv「よっと……」
lw´‐ _‐ノv「うおっ、目がショートしてバチバチする! ……あ、ナミダ出た」
o川;゚ー゚)o「シューちゃんの目は視覚素子じゃないでしょ!? ニンゲンなんだから……」
o川*゚ー゚)o「ヒーちゃん、うちに来るの去年の夏以来だから道分かるかな」
lw´‐ _‐ノv「道しるべにパン屑まいておく?」
o川;゚ー゚)o「なんで道案内が童話風なの!? 小鳥たちについばまれるだろ……」
ピンポーン
lw´‐ _‐ノv「パン屑いらなかったみたいだね」
o川*゚ー゚)o「だね~、よかった。はーい」
ノパ⊿゚)「こんにちはああ!!」
o川*゚ー゚)o「やっほー、ヒーちゃん。どうぞ~」
ノパ⊿゚)「キューの家久しぶりだなあ! おじゃまします!」
ノパ⊿゚)「おお、シューじゃないか!」
lw´‐ _‐ノv「はろー。わざわざありがとね」
ノパ⊿゚)「外すごい爽やかなお天気だったぞ!」
lw´‐ _‐ノv「私が来たときはちょっと曇ってたよ」
ノパ⊿゚)「今も曇ってた!」
lw;´‐ _‐ノv「えぇ……」
o川*゚ー゚)o「曇ってたら爽やかじゃないでしょ~」
ノパ⊿゚)「ううん、ちょっと違うんだ!」
ノパ⊿゚)「こう、流れていく雲とか雲の切れ間を探していると」
ノパ⊿゚)「当たり前だけど、毎日新しい地球にいるんだなって思って」
ノパ⊿゚)「うまく言葉にできないんだけど、何ていうか……」
ノハ*゚⊿゚)「空は曇っていても、気持ちは爽やかになるんだ!」
o川*゚ー゚)o(似たようなこと考えたことあるなあ……)
lw´‐ _‐ノv「なんだかきゅーみたいな発想するね」
o川;゚ー゚)o「そ、そうかな、ヒーちゃんも大げさだよ~」
ノパ⊿゚)「そうだ! ちょっとお散歩しようよ!」
lw´‐ _‐ノv「えっ」
lw;´‐ _‐ノv「えっと、その、レポートを手伝って欲しくて」
ノパ⊿゚)「え?」
ノハ;゚⊿゚)「……ああっ、そうだったあああ!! ごめんごめん!」
o川*゚ー゚)o「シューちゃんのレポートが早く終わったら、歩いてみよっか」
ノハ*゚⊿゚)「うん! 風が気持ちいいぞ、外! 頑張ろおおお!!」
lw´‐ _‐ノv「地味にプレッシャーが……」
ノパ⊿゚)「あ、でも私が言うのもなんだけど」
ノパ⊿゚)「あんまり役に立てないかもしれない……」
o川*゚ー゚)o「シューちゃんもずっとくつろいでるし、心配ないよ~」
ノパ⊿゚)「そう? けど出来るだけやってみるね!」
lw´‐ _‐ノv「助かります……」
ノパ⊿゚)「やや? そのやたら可愛い髪留めは誰の?」
o川*゚ー゚)o「あ、昨日ウチに来たときにトソちゃんが忘れちゃって」
ノパ⊿゚)「時々話しに出るトソンさんだな!」
ノパ⊿゚)「どんな人なんだ?」
o川*゚ー゚)o「うーん、一生懸命で、お料理好きかな~」
lw´‐ _‐ノv「あとファンシーな趣味してる」
ノパ⊿゚)「へぇぇ、いい人そうだな!」
lw´‐ _‐ノv「ヒーのことも知ってるよ」
ノハ*゚⊿゚)「私のこと!? なんて伝えてあるの?」
lw´‐ _‐ノv「霊の声を聞ける娘だって」
o川;゚ー゚)o「……」
ノハ;゚⊿゚)「……それ、私おかしな人だと思われてないか!?」
lw´‐ _‐ノv「大丈夫、だってトソ……」
lw´‐ _‐ノv「そうですか……って言って、あとはその話題に触れなかったもん」
ノハ;゚⊿゚)「ぇええ!! 絶対変な人だって思われてる!!」
o川;゚ー゚)o「ま、まあ、実際会えば分かり合えるよ」
ノハ;゚⊿゚)「う、うん……」
o川*゚ー゚)o「あ、お菓子自由に食べていいからね~」
ノパ⊿゚)「ありがとう、クッキーもらう! そういえば……」
ノパ⊿゚)「この間、髪を乾かしてるときにね」
ノパ⊿゚)「ふと思ったんだ!」
o川*゚ー゚)o「へ? 何を?」
ノパ⊿゚)「扇風機に向かって喋ると」
ノパ⊿゚)「……あ゛あ゛あ゛あ゛ってなるよね!」
lw´‐ _‐ノv「うんうん」
o川;゚ー゚)o「よく出せるね、その声……」
ノパ⊿゚)「それで、ドライヤーでやったらどうなるのかなって!」
lw´‐ _‐ノv「あ゛あ゛あ゛ってなりそう」
ノパ⊿゚)「やっぱり、あ゛あ゛あ゛あ゛ってなるかなあ?」
o川;゚ー゚)o「二人とも喉どうなってるの?」
ノパ⊿゚)「それで、……どうかな?」
o川*゚ー゚)o「えっ」
o川;゚ー゚)o「どうかなって何が!? ドライヤーはあるけどやらないよ!?」
lw´‐ _‐ノv「あ゛あ゛あ゛あ゛ってなるかやってみようよ」
o川;゚ー゚)o「もうその声出てるから充分でしょ……」
o川;゚ー゚)o「そもそも本来の目的はどうするの?」
ノパ⊿゚)「あっ、忘れてた!」
lw´‐ _‐ノv「そうだった……」
o川;゚ー゚)o「二人とも……」
ノパ⊿゚)「早速レポート見ていい?」
o川*゚ー゚)o「パソコンの画面に出てるやつだよ~」
ノパ⊿゚)「ふむふむ……」
lw´‐ _‐ノv「どうかな?」
ノパ⊿゚)「ここの部分はもっと広げられそうじゃないか?」
lw´‐ _‐ノv「え、どこどこ?」
ノパ⊿゚)「ここ、餅が無い理由は書いてあるけど、シューの考察が無いと思う!」
lw´‐ _‐ノv「ほんとだ……」
o川*゚ー゚)o「おお、さすが~!」
lw´‐ _‐ノv「400文字は埋まりそうかな、多く見積もって」
o川*゚ー゚)o「少なく見積もってたほうがいいと思うけど……」
lw´‐ _‐ノv「大丈夫、いざとなったらヘーリオスにお願いする」
o川;゚ー゚)o「太陽神まで頼るの!? レポートに神頼みはまかり通らないよ……」
ノパ⊿゚)「ねえねえ、ところでこの餅ナシ正月って?」
lw´‐ _‐ノv「お正月にお餅を食べちゃいけない地域があるんだって」
ノパ⊿゚)「ふぅん、なんだか聞いたことあるなあ……」
o川;゚ー゚)o「って、講義一緒に受けてたでしょ~」
ノパ⊿゚)「ん……?」
ノハ;゚⊿゚)「ってことは、これ民俗論のレポート……?」
o川*゚ー゚)o「そうだけど……。えっ、もしかして」
ノハ;゚⊿゚)「……レポート課題あったのすっかり忘れてたああああ!!」
lw´‐ _‐ノv「一緒に徹夜コースだね……」
o川;゚ー゚)o「だ、大丈夫?」
ノハ;゚⊿゚)「ははは……笑ってごまかす!!」
o川;゚ー゚)o「力無い笑い過ぎるよ、ヒーちゃん……」
終わり
エイプリルフールにふと何かやろうと思いたって、番外編をお送りしました
納涼祭でやらせてもらったもののセルフパロディ(?)的な物です
http://iroirotunpeni.blog11.fc2.com/?mode=m&no=536&cr=f7f478ae00f48e0ccc0cd0f33b1a4934 短い( ^ω^)のようです様
特に読まずとも大丈夫です!
ありがとうございました!
好きだ。終わらないでほしい。切に願う。
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