5 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/07(土) 00:14:24.76 ID:15pViGEV0
このストーリーは正義のビップ王国とならず者国家のソウサク帝国が火花を散らしあう一大巨編である。
ビップ王国 別名正義の国はかなり強い騎士団のビップ騎士団を手中に収めている。
大してソウサク帝国は闇の力でモンスターの軍団をつかって戦う闇の組織である。
二つの国の戦いは既に2000年続いていていまだかつて終わる気配は訪れないようだった。
夜も昼も朝も戦いの火蓋は切って落とされる。ビッフ騎士団は年中無休で戦い抜く。
ビップ騎士団は今日も正義の戦いに明け暮れるしかなかった。
それが遥かかなたから続く戦いのロードであろうとも・・・。
7 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/07(土) 00:15:43.20 ID:15pViGEV0
__ _ ヘ ○ n n. __ m
/ /└┘/7くrヘ \ l」 l | └Tマ丿. 川_n
└1_|. <ノ  ̄ rリ くノ └^ー'′
___ _ __ n n. __
`フ∠ | ∟ └ー┘ l」 l | └ー┘
└'⌒┘|_厂 rリ のようです
――闇が世界を貫くとき!
――正義の炎が燃え上がる!
――いけ!進め!われらがビップ騎士団たちよ!
8 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/07(土) 00:17:01.82 ID:15pViGEV0
† 登場人物紹介 †
( ^ω^) ブーン
正式本名 ブーンザインペリアルナイト。
ビップ騎士団に入団したばかりの若き新たなる力である。
得意技は盾で吸収した闇のエネルギーを光の剣でカウンターする『インペリアルブレード』。
好きな食べ物はビップ王国の特産品であるビップリンゴである。
('A`) ドクオ
正式本名 ドクオザサタニックマジシャン。
ビップ騎士団を補助する魔法組織グランツの若き知識である。
得意技は月の光や太陽の炎を吸収して放つ『バーニングコットン』。
好きな女の子のタイプは黒髪ロングのクールな子である。
ξ゚⊿゚)ξ ツンデレ
正式本名 ツンデレザエレクトーンゴースト
ビップ騎士団のことをかなり探っていると噂されているけれどその正体は不明の美少女である。
得意技は杖から放たれた百億アンペアのイナヅマを自在に操る『グロリアスサンダー』
好きな座右の銘は色々あるけどやっぱり春爛漫である。
( ^ω^) 謎の美少女ツンデレの正体が明かされるときは近い!
('A`) その時が楽しみだ!
9 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/07(土) 00:17:27.21 ID:15pViGEV0
∥第二話 大異変!謎の美少女ツンデレは敵のスパイ!?の巻き∥ ( ^ω^)「もう終わりなんだお…」
11 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/07(土) 00:18:09.94 ID:15pViGEV0
('A`)「俺の勝ちだな!」
( ^ω^)「ドクオには勝てないお」
ブーンとドクオは日中から将棋に似たゲームをしていた。
そのゲームはビップ国でとても流行っている知る人ぞ知るゲームなのである。
('A`)「飯にしよう」
( ^ω^)「うんお」
二人は狩りに出かけた。
ビップ国の隣に位置する大森林がその狩場である。
12 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/07(土) 00:18:32.20 ID:15pViGEV0
( ^ω^)「おおお!『インペリアルブレード』!」
ダアアアンという大声とともに野生の猪を捕まえたブーン。
大物のゲットに思わず酔いしれた。
イノシシ「フゴフゴ」
('A`)「まったくもうおとなしくしろ」
('A`)「ふんっ!」
イノシシ「フギー!」
ドクオがイノシシの首を絞めるとイノシシは大人しくなってしまった。
命の審判がドクオに命運を上げたのだった。
二人は天の恵みにすこぶるの感謝をした。
13 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/07(土) 00:18:58.14 ID:15pViGEV0
( ^ω^)「ふう、もう暗くなってしまったお」
('A`)「もうVIP国には戻れないな」
二人は野宿を始めた。
そして軍で支給されているレーションを頬張りながら二人は眠りに着いた。
( ^ω^)「なあドクオ」
('A`)「なに?」
( ^ω^)「質問があるお」
('A`)「なに?」
( ^ω^)「好きな人とかいるの?」
('A`)「いないけど」
そのワンシーンはまるで京都の修学旅行であるかのようである。
二人は一度京都に言ってみたかったが時代が許さなかった。
そうこうしているうちに二人は眠りに落ちていった。
16 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/07(土) 00:19:38.60 ID:15pViGEV0
――ガサゴソ
――ガサガサゴソゴソ
18 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/07(土) 00:20:11.75 ID:15pViGEV0
( ^ω^)「はっ!」
ブーンははっといsて目を覚ました。
ガサゴソと物音が聞こえてきたので眠ってる場合じゃなくなったのだ。
大森林と言う野生の空間がブーンの五感を平らげてしまっていたのだった。
ガサゴソ
ξ゚⊿゚)ξビクッ
( ^ω^)「君は」
ダダダダダ
( ^ω^)「待ておー!」
ブーンは謎の少女を追いかけた。
謎の少女は素早い動きで森を踏破した。
20 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/07(土) 00:20:58.58 ID:15pViGEV0
( ^ω^)「はあはあ!どこいったんだお!」
――シュン
( ^ω^)「ぐわっ!」
ブーンの肩に弓が飛んできた!
あろうことか深手である。
急に飛んできたために避けられないのである。
( ^ω^)「わ!罠だったんだお!」
ブーンは手ぬぐいをワイルドに引きちぎって患部に巻いた。
( ^ω^)「こ!これは罠だったんだお!」
22 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/07(土) 00:21:25.00 ID:15pViGEV0
――シュンシュン
( ^ω^)「ぐわっ!」
――シュシュンシュン
( ^ω^)「ぐわっ!」
とても暗い森の中でブーンはすごい量の弓攻撃を受けた。
そしてブーンは瀕死の重傷を負った。
このままでは幸運だとしてももってあと一時間の命であろう。
23 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/07(土) 00:21:47.18 ID:15pViGEV0
どうすればいいんだ!こんなときのマニュアルは騎士団にはない!
くそう!単独行動のせいでここまでの裏を取られるだなんて。
ついてないお。
――シュン
( ^ω^)「ぐわっ!」
死の間際でブーンの心の中で父の教えが浮かんだ。
25 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/07(土) 00:22:40.11 ID:15pViGEV0
( )「どんなときも冷静に!」
( ^ω^)「お!お父さん!」
28 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/07(土) 00:23:55.14 ID:15pViGEV0
( ^ω^)「おおおおおおお!うおおおおおお!」
ブーンは必死に叫んだ。
その瞬間だった。
――シュンシュン
今までで一番多い量の弓が飛んできた
危ない!そう思った瞬間僕は頭脳を全部弓に集中させたんだお!
( ^ω^)「リンヘイトウシャ!カイジンレツザイ!」
( ^ω^)「ブン!」
――シュン
29 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/07(土) 00:24:28.64 ID:15pViGEV0
ガッキィィン!
( ^ω^)「おおおおお!」
ブーンは弓を盾でガードした。
それもそのはずブーンの左手には盾があったのだ。
冷静になれば弓攻撃の対処は簡単である。
( ^ω^)「僕は大声を出すことでリフレッシュして冷静さを手に入れたんだお」
( ^ω^)「もうお前には負けないお!出て来いツンデレ!」
ガサリ
( ^ω^)「そこか!」
轟!! ブーンは駆け足をした!
32 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/07(土) 00:25:45.82 ID:15pViGEV0
戦 の こ
ξ゚⊿゚)ξ「中々できるようね!私はソウサク帝国四天王筆頭のツンデレ!」
場
( ^ω^)「僕はビップ王国最強の騎士ブーン!」
に
( ^ω^)「この聖なる剣でお前を倒す!」
緊 張 す る
ξ゚⊿゚)ξ「うるさい!」 空
う ま が 気
34 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/07(土) 00:26:28.90 ID:15pViGEV0
そう!もう二人の間に言葉は要らなかった!
愛と憎しみだけがその場を支配していた。
( ^ω^)「いくぞおおおお!」
ξ゚⊿゚)ξ「ほよおおおおおう!」
――バババババ!バッチィィン!!
ξ゚⊿゚)ξ「『グロリアスサンダー』!!」
イナヅマ
超音速の雷がブーンに襲い掛かる。
( ^ω^)「こ!この技は伝説の!」
35 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/07(土) 00:27:01.94 ID:15pViGEV0
( ^ω^)「ぐわああああ!」
百億アンペアの電流がブーンの全身のあちらこちらを流れる。
五分もそのままでいたらブーンは立っていることすら出来なくなるであろう。
ξ゚⊿゚)ξ「ふふー」
死の間際にブーンはツンデレの両腕にはS極とN極があると見抜いた。
しかしそんなものはまったく役に立たなかった。
はたしてブーンを奮い立たせるものは・・・
( ^ω^)「ぐっ!うううう!!」
ブーンは既に限界に近かった。
しかしそれでも諦めなかったのは・・・
37 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/07(土) 00:27:29.82 ID:15pViGEV0
( ^ω^)「正義!」
ズバーン!
ξ゚⊿゚)ξ「なんでよー!」
ブーンは正義の心を持ってしてツンデレの闇の呪縛を打ち破った。
正義とはまさに強い心!
それは何よりも強いのだ!
( ^ω^)「さあ次はこっちの番だお!」
今度は紛れもなくブーンの番であった!
ブーンが心の力を最大限まで高める!!
40 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/07(土) 00:29:44.79 ID:15pViGEV0
ズ
ア ク ロ ス ギ
ア (十字架) イ
ア ┃ イ
ア ━╋━ イ
ア と( ^ω^)つ イ
ア ┃ イ
ア ┃ イ
ア フ ォ ー ム ン
! (陣形) ン
!
剣を背中に仕舞い込んだその陣形こそ・・・
そう、それこそがご存知クロスフォーム・・・
ξ゚⊿゚)ξ「!!?これがあの有名なクロスフォーム!」
43 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/07(土) 00:30:51.18 ID:15pViGEV0
それは正義の十字架である!
ブーンは燃える!
正 義 の 力 で 燃 え 上 が る ! !
( ^ω^)「おおおおおおおお!」
今こそ!
( ^ω^)「うおおおおおおおおおおおおおお!」
力を!
( ^ω^)「おりゃあああああああああああああああああ!」
見せる!
44 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/07(土) 00:31:58.54 ID:15pViGEV0
ξ゚⊿゚)ξ「『グロリアスサンダー』!!」
ズガガガアアア!!
( ^ω^)「うわあああああ!」
46 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/07(土) 00:32:15.21 ID:15pViGEV0
('A`)「甘いっ!『ファイヤアアボオウウウウル』!」
バテューン!
ドクオの『ファイヤーボール』がツンデレの『グロリアスサンダー』を打ち破った瞬間だった。
('A`)「いっけええ!ブーンんんんん!」
( ^ω^)「おおおおおおお!」
47 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/07(土) 00:32:39.45 ID:15pViGEV0
――ズババババアバガガアガガガ!!!
( ^ω^)「『インペリアル』!!」
( ^ω^)「『ブッレーーーード』!!」
――ジッガーーーーン!!!
ξ゚⊿゚)ξ「きゃあああああ!」
ツンデレはブーンの全生命力を集めた一撃により爆散した。
戦いはここに集結したのである。
50 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/07(土) 00:33:07.54 ID:15pViGEV0
('A`)「『ファイヤ』!」
ゴウ!
ξ゚⊿゚)ξ「きゃああああ!!」
( ^ω^)「ドクオ!」
ブーンは何事だろうとおもった。
53 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/07(土) 00:34:21.23 ID:15pViGEV0
('A`)「『ファイヤ』!」
ゴウ!
ξ゚⊿゚)ξ「きゃああああ!!」
( ^ω^)「ドクオ!もよおせ!」う
('A`)「離せブーン!こいつは!こいつは前に俺の家族を皆殺しにしたんだ!」
( ^ω^)「!?」
('A`)「こいつは!」
('A`)「前に!」
('A`)「俺の家族を皆殺しにしたんだああ!」
55 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/07(土) 00:35:02.47 ID:15pViGEV0
ブーンは大きく溜息をついて、言った。
( ^ω^)「憎しみはなんにもならないお」
('A`)「・・・そうだな」
ドクオの頬に一筋の涙がこぼれた。
戦いはここに集結したのである。
56 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/07(土) 00:35:19.88 ID:15pViGEV0
( ^ω^)「みんなに新しい仲間を紹介するお」
ξ゚⊿゚)ξ「今日からゴハン係になりますツンデレです!」
ξ゚⊿゚)ξ「みんなよろしくねっ!」
( ●-●)「うおおおお!かわいいよー!」
( ○-○)「結婚してくれー!うおおおお!」
ツンデレのすごいかわいらしさに騎士団はメロメロになった。
('A`)「やれやれだぜ」
ビップ騎士団は今日も平和である。
正義がそこにある限り。
57 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/07(土) 00:35:37.13 ID:15pViGEV0
∥第二話 大異変!謎の美少女ツンデレは敵のスパイ!?の巻き∥
The end.
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