└1_|. <ノ  ̄ rリ くノ └^ー'′
6 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/08(日) 02:39:31.55 ID:vAkRospC0
( ^ω^)「はっ!夢だったかお」
それもそのはずブーンのご両親は数十年前に亡くなっていたのだ。
その年は魔族との戦いが劣悪化していて国はひどいものであった。
( ^ω^)「もう何年になるんだろう」
ブーンはシンパシーな気分になった。
バアン!
そして勢いよく外に出かけた。
7 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/08(日) 02:39:47.79 ID:vAkRospC0
ワーワー!
( ^ω^)「なんだお?」
ブーンはうるさい集団にちかずいた。
( ^ω^)「これは何の騒ぎだお?」
( 町_民)「あ!ブーンさん!」
ブーンはビップ騎士団の一員で普段から重い鎧を身に纏っていたからよく人に声をかけられる。
( 町_民)「暴れてる人がいるんです!」
( ^ω^)「どれどれブーンが始末してやるお」
頼もしい!町民はブーンに好感を抱いた。
10 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/08(日) 02:44:17.65 ID:vAkRospC0
(,,゚д゚)「うおうりゃああ!!」
ボワー!
( H~H)「ぎゃっあー!」
ドーウ!
ギコが暴れているもう一人の人をふっとばした。
家の壁を三枚もぶち破って投げ飛ばされていった。
( ^ω^)「なんて怪力だお・・・」
11 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/08(日) 02:44:34.02 ID:vAkRospC0
(,,゚д゚)「わっはっは!俺が最強だぜ!」
ギコは酔っ払っていた。
それゆえに暴れていたのだった。
ロシア人の血を引いていたのでお酒が大好きだった。
( ^ω^)「暴れるのはやめたまえ!」
(,,゚д゚)「なんだてめえは!」
ブーンとギコは無言でにらみあった。
町中に緊張が走る。
12 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/08(日) 02:44:45.63 ID:vAkRospC0
(,,゚д゚)「お!お前はまさかあの強いといわれているあの!」
(,,゚д゚)「へっへっへ!これは面白くなってきたぜ」
(,,゚д゚)「雑魚ばかりでタイクツしてたからな!」
(,,゚д゚)「騎士団相手なら俺も本望だぜ!」
ギコはけっこうやる気だ!
13 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/08(日) 02:44:54.28 ID:vAkRospC0
( ^ω^)「よくわかったな何故だ」
(,,゚д゚)「その鎧を見ればわかる」
( ^ω^)「黙れ」
15 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/08(日) 02:45:09.85 ID:vAkRospC0
( ^ω^)「今日は暴れてえ気分なんだ」
ブーンはお昼寝から目覚めたときにお父さんの夢を見ていたためイライラしていた。
これは正義とは違う憎しみの八つ当たりである。
( ^ω^)「悪いが」
( ^ω^)「ここで」
16 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/08(日) 02:45:29.48 ID:vAkRospC0
( ^ω^)「死ね」
(,,゚д゚) ゾックゥ!
(,,゚д゚)「こ!この見るも無残なプレッシャーは!?」
( ^ω^)「はああああ!!」
ゾアアアアアアッ!!!
ブーンから闇の波動が出る!!
闇の波動とはまだこの場では謎である。
17 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/08(日) 02:45:49.76 ID:vAkRospC0
( ●-●)「わああああ」
( KvK)「わああああ」
( = -=)「わああああ」
市民は次々と倒れていった。
闇の波動の影響である。
(,,゚д゚)「まるで魔族だぜ」
18 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/08(日) 02:46:03.06 ID:vAkRospC0
ビリビリビリ!
( ^ω^)「いくぞ!」
ドウッ!!
ブーンがギコ目掛けて地を蹴った!
あまりのパワーに地面が消滅した!
19 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/08(日) 02:46:16.65 ID:vAkRospC0
( ^ω^)「うらあああ!」
ガッギャアアン!
(,,゚д゚)「ぐっ!」
( ^ω^)「おああああ!」
ガギャン!
(,,゚д゚)「ぐっ!」
21 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/08(日) 02:46:46.45 ID:vAkRospC0
( ^ω^)「おるあああああ!」
ガアアギャアアアアンン!
(,,゚д゚)「ぐっ!」
ギコは押されていた。
ブーンのパワーはそれほどまでにすごい。
街は既に半分壊滅している。
それほどまでにこの戦いは激しい!!!
23 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/08(日) 02:51:16.45 ID:vAkRospC0
(,,゚д゚)「パンチ!キック!」
ガッガッツ!
( ^ω^)「ぐわあ!」
ブーンにギコがクリーンヒットした!
24 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/08(日) 02:51:27.42 ID:vAkRospC0
( ^ω^)「な!なぜだ!この俺の力が通用しない!」
(,,゚д゚)「すごいパワーすぎて攻撃がシンプルすぎるぜ!」
( ^ω^)「くそお!くそおおお!」
ギコはブーンの動きを見切った!
危うしブーン!
26 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/08(日) 02:52:14.28 ID:vAkRospC0
ξ゚⊿゚)ξ「ブーン正義の心を忘れないで!」
( ^ω^)「だ!黙れお!」
('A`)「俺と誓った正義を思い出せ!」
( ^ω^)「うぐう!うぐうう!」
ξ゚⊿゚)ξ「私!正義のブーンが好きなのー!」
( ^ω^)「うわあああああああああああああああああ!」
ピカー!
ブーンの体がまぶしく光る!
29 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/08(日) 02:52:42.64 ID:vAkRospC0
キュイイイイン!!
( ^ω^)「僕は僕はアアア!」
( ^ω^)「ビップ騎士団の正義の使者ブーン!」
友の熱き正義力によってブーンの正義が取り戻された!
('A`)「へ!手間掛けさせるぜ!」
ξ゚⊿゚)ξ「ブーン大好きー!」
(,,゚д゚)「何が正義だ!うおおおおお!」
31 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/08(日) 02:55:24.03 ID:vAkRospC0
(,,゚д゚)「何が正義だ!うおおおおお!」
ギコは実は正義を名乗るどこか別の騎士団にイジめられていた経験があった。
そのせいで騎士団とか正義とかが嫌いだったのだ。
ξ゚⊿゚)ξ「あなたは悲しい人」
(,,゚д゚)「なんだと!」
ギギン!
ギコがツンデレを睨む!
('A`)「一人で強がって、悲しいぜ」
ξ゚⊿゚)ξ「愛を知らないの」
(,,゚д゚)「俺は一人でだいじょうぶなんだ!」
ギコの怒りが頂点に達した。そして爆発した!!
32 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/08(日) 02:55:48.72 ID:vAkRospC0
( ^ω^)「ギコおおおお!」
( ^ω^)「お前の闇は!」
( ^ω^)「正義の剣で切り裂く!」
ゴオオオオオ!
ブーンを中心に風が起きる!
まさに突風なのである!
35 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/08(日) 02:56:31.31 ID:vAkRospC0
ξ゚⊿゚)ξ「な!なんて風なの!」
('A`)「ふせるんだみんなー!」
ドクオたちは市民の移動に対応がてんやわんやだった。
取り巻きの市民の皆も伏せたり捕まったりした。
( 市_民)「わーああ!」
( ○-○)「すごすぎるー!」
36 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/08(日) 02:57:42.09 ID:vAkRospC0
(,,゚д゚)「うおおお!騎士がなんだああ!」
ズオオオオ!
ギコのパワーが全快になる!
( ^ω^)「ギコ!お前の
闇は
( ^ω^ )
僕が切り裂く!」(^ω^ )
ガアアアアアン!
ブーンも負けじとパワー全開である!
40 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/08(日) 02:59:39.12 ID:vAkRospC0
すべてを…
光 勇気
( ^ω^)
太陽 心
ひとつに…
('A`)「スゲえ・・・!スゲえよブーン!」
ξ゚⊿゚)ξ「このチカラはスゴいわ!」
42 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/08(日) 03:00:21.03 ID:vAkRospC0
――ギガガガガガガガガガ!
( ^ω^)「『インペリアルブレーーード』!!」
――ズゥゥーーーーーーーーーン!!
(,,゚д゚) サッ
('A`)「よけた!」
ξ゚⊿゚)ξ「はやい!」
43 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/08(日) 03:01:11.13 ID:vAkRospC0
(,,゚д゚)「次はこっちの番だああああ!」
ギコのコブシのパワーが
(,,゚д゚)「『オーラブレエエエエイク』!!」
す、スゴい!!
ゴゴオオオオオオオオオオオ!!
(,,゚д゚)「KONAGONAになりやがれ!!!!」
ゴゴオオオオオオオオオオオ!!
45 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/08(日) 03:01:50.02 ID:vAkRospC0
キラーン!
( ^ω^)「『インペリアルガーーーード』!!」
グオオオオオ!
(,,゚д゚)「な!なにいいい!」
そう!ブーンは盾を持っていたのだ!
あくまで一撃目はオトリ!
第一話で見せた盾斬りの応用技である!
46 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/08(日) 03:02:25.84 ID:vAkRospC0
('A`)「あれは練習中のあれだ!」
ξ゚⊿゚)ξ「成功率1パーセントの大技!」
( ^ω^)「はおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」
47 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/08(日) 03:02:41.77 ID:vAkRospC0
('A`)「空振りで敵の攻撃を呼び寄せて!」
――『インペリアルブレード』!!
ξ゚⊿゚)ξ「それを盾で防いだエネルギーを!」
――その真骨頂は!!
( ^ω^)「逆転させるんだおおおおお!」
――カウンターにあり!!
48 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/08(日) 03:02:52.31 ID:vAkRospC0
技を繰り出す瞬間!
( )「強くなったなブーン」
( ^ω^)「お!お父さん!」
ブーンは走馬灯を見た!
49 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/08(日) 03:03:04.23 ID:vAkRospC0
――ガラララララアアアア!!
その剣は!
( ^ω^)「『サイクロンインペリアルブレーーード』!!」
電光石火!
――ドッドオオオオドドッドドオオオオ!!
50 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/08(日) 03:03:14.92 ID:vAkRospC0 [
ドオオオオウ!
ギコはふっとんだ!
(,,゚д゚)「ああああ!」
しかしギリギリで踏みとどまった!
ダウンしていないのだ!
( ^ω^)「なんてタフな戦士なんだお」
ブーンは今まで戦ってきた中でこれほど頑丈な奴は思い出になかった。
52 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/08(日) 03:03:37.38 ID:vAkRospC0
(,,゚д゚)「お前名前は?」
( ^ω^)「ブーン」
(,,゚д゚)「覚えとくぜ。いつかケリつけてやる!」
( ^ω^)「君の名前は?」
(,,゚д゚)「俺はギコだ!」
( ^ω^)「ビップ騎士団に入らないかお?」
(,,゚д゚)「いや俺は昔ビップ騎士団とはまた別のこの国の外の国の騎士団に虐められていた苦い記憶があるからまだそのトラウマが払拭されていないから騎士団には入れない」
ギコは昔から過去を語りたがらない男だったが今は話したのだった。
ブーンの優しい心がギコの心を癒したのかもしれない。
53 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/08(日) 03:03:58.41 ID:vAkRospC0
(,,゚д゚)「しかしお前が気に入ったからまた今度手伝ってやるぜ」
( ^ω^)「ギコ!」
ブーンはギコに抱きつこうとした!」
バシイ!
( ^ω^)「ぎゃあ!」
(,,゚д゚)「勘違いするな」
(,,゚д゚)「俺はお前がキライだ。だから味方でもなんでもない」
(,,゚д゚)「なのにどうしてお前を手助けするのかというと」
54 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/08(日) 03:04:24.12 ID:vAkRospC0
(,,゚д゚)「お前を倒すのはこの俺だからだ!」
( ^ω^)「ギコ!」
ガッシィ!
二人はギリギリと握手をした!
夕日がもう傾いていてそれは青春の象徴であった。
( ●-●)「わーわー!ブーンさんかっこいい!」
( U_U)「騎士団最高!ビップバンザイ!」
市民も冷やかしをしたのであった!
やんややんあー!
55 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/08(日) 03:04:39.26 ID:vAkRospC0
∥第三話 大打撃!超特急野郎ギコ登場!の巻き∥
The end.
56 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/08(日) 03:05:34.09 ID:vAkRospC0
――謎の闇洞窟
パリィン
( )「・・・ほう」
ζ(゚ー゚*ζ「きゃっ!グラスがひとりでに・・・」
ζ(゚ー゚*ζ「・・・お怪我はございませんか?」
( )「仔細ない」
( )「それにしても。 ふふ・・・ あいつは着実に腕を上げているようだ」
ζ(゚ー゚*ζ「あいつといいますと?」
57 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2012/04/08(日) 03:05:46.10 ID:vAkRospC0
( )「時限爆弾、さ・・・」
ζ(゚ー゚*ζ「??」
( )「ふっふふ・・・ はーっはっはっはっは!!!!」
To be continued...!!!
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