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( ^ω^)とξ゜⊿゜)ξが愛のあるセクロスをするようです。7

2006-04-24 | ( ^ω^)とξ゜⊿゜)ξ

779 :1 ◆stb.HbmXsI :2006/04/24(月) 00:20:09.07 ID:K5rAzBqg0

( ゜∀゜)「ツン、やっぱりおかしいんだ」

( ^ω^)「・・・・」

数日後、ジョルジュは再びブーンの家を訪ねていた。

( ゜∀゜)「今日さ、学校でツンの姿を見かけたときに、冗談で
     ”ツンちゃん”って呼んだら、あいつ今にも泣きそうな顔で振り向いたんだよ」

(;^ω^)「・・・・・・・・・・」

( ゜∀゜)「何かあったのかな・・・」

(;^ω^)「・・・・・・んー・・・・」

ジョルジュの話を聞きながら、ブーンは心が締め付けられるのを感じた。
ツンの意志を尊重して言わないべきか?
それとも、ジョルジュに全てを告白して、なぜツンの様子がおかしいか分からないとい不安を解消してやるべきか?
考えても考えても答えは出ない・・・。


785 :1 ◆stb.HbmXsI :2006/04/24(月) 00:23:55.89 ID:K5rAzBqg0
( ゜∀゜)「ごめん。こんなこと相談できるの、ブーンしかいなくて」

( ^ω^)「気にするなお。聞いてやることしかできないけど、
      それでもよければいつでも来るといいお」

( ゜∀゜)「・・・・・・・・・ありがとう」

そうは言うものの、本当は相談に乗りたくなかった。
ブーンは先ほどから、ジョルジュに無言の威圧をかけられているような錯覚に陥っていた。
俺はお前の知らないツンを知っている。
お前の知らないところで、ツンと恋人同士の時間を過ごしている。
お前がツンとしたことがないことをツンとしている。
俺とツンの絆は固い。何人も入る隙なんてない。
そんな重圧を感じながらも、結局のところ自分はどうすることもできないのだ。
ブーンは自分の無力さを感じながら、ただただジョルジュの話を聞くしかなかった。


792 :1 ◆stb.HbmXsI :2006/04/24(月) 00:27:01.93 ID:K5rAzBqg0
ピロリ~♪

その時、ジョルジュの携帯電話が鳴った。

( ゜∀゜)「あ、電話だ。ちょっとすまん」

( ^ω^)「うんだお」

ジョルジュはポケットから携帯電話を取り出す。
まさか、ツンからの電話なのでは・・・?
だとしたら、二人の会話を聞くなんて自分には耐えられない。

( ゜∀゜)「もしもし・・・うん、ごめん。今日は行けないんだ。明日は行くよ。
     ・・・・・・・・うん、うん、じゃあまた明日」

( ^ω^)(そういえばツンはバイトがあるはずだお・・・ツンじゃないお?)



799 :1 ◆stb.HbmXsI :2006/04/24(月) 00:29:56.32 ID:K5rAzBqg0
ピッ
( ゜∀゜)「ごめんごめん。友達からだった」

( ^ω^)「そうかお・・・」

( ^ω^)(・・・・・・”また明日”って言ってたお。やっぱりツンかお?俺のことを気遣って友達からの電話だって嘘ついたお?
      それとも本当に友達なのかお?でも・・・)

(;^ω^)(・・・・・裏を読んでいても仕方ないお。どっちにしろ俺には関係のないことだお)

ジョルジュは一時間くらいツンのことを話した後、すっきりした様子で帰っていった。
ただ話を聞いていただけなのに、ブーンはぐったりと疲れているのを感じた。


812 :1 ◆stb.HbmXsI :2006/04/24(月) 00:33:17.61 ID:K5rAzBqg0
明け方頃に降り出した雨が、地面を冷たく濡らしている。
いつもなら初雪が降る頃なのだが、今年は暖冬らしく、未だに冬の知らせが届いていなかった。

ξ゜⊿゜)ξ「寒いねー。冬の雨って、雪よりも冷たく感じるよ」

( ゜∀゜)「珍しいね。11月に雨なんて」

この日二人は屋上ではなく、特別教室棟の4階の階段の踊場にいた。
ここは普段人がめったに通らないので、外の天気が悪い日はここで昼休みを過ごしていた。

( ゜∀゜)「今日ツンはバイトないんだよね?」

ξ゜⊿゜)ξ「うん。でもジョルジュ君は塾の日だよね」

( ゜∀゜)「うん・・・。ごめんね、一緒に帰れなくて」

ξ゜⊿゜)ξ「ううん!大学に受かる為だもん、大丈夫だよ」

( ゜∀゜)「ツンはいいこだね」

ξ///)ξ「・・・・・・・っっ」

いつものようにジョルジュがツンを抱きしめる。二人の唇が自然に引き寄せあう。
ゆっくりと舌を絡めあい、濃厚なキスに夢中になる。


818 :1 ◆stb.HbmXsI :2006/04/24(月) 00:35:32.07 ID:K5rAzBqg0
( ゜∀゜)「そういえばツンは悩み事とかないの?」

唇を離してしばらくジョルジュの胸に顔をうずめているところに、急に話し掛けられた。

ξ゜⊿゜)ξ「なぁに?突然・・・」

( ゜∀゜)「いや、そうゆう話聞かないからさ」

ξ゜⊿゜)ξ「・・・・・まぁそれなりにはあるけど・・・気にしていてもしょうがないしね・・・・」

( ゜∀゜)「うん・・・」

ξ゜⊿゜)ξ「なるべく前向きにできるようになればいいなーとは思ってるよ・・・」

( ゜∀゜)「そっか・・・・」



823 :1 ◆stb.HbmXsI :2006/04/24(月) 00:37:09.54 ID:K5rAzBqg0
ξ゜⊿゜)ξ「どうしたの?」

( ゜∀゜)「いや、俺の自慢のコはしっかりしてるなーと思って♪」

ξ///)ξ「もうっ」




本音ではなかった。
本当はずっと引きずっている事がある。夢に見てまでうなされる事がある。
前向きに考えられない事がある。

でも、ツンはジョルジュに気付いて欲しかった。表面だけじゃなく、心の奥の奥まで見てもらいたかった。


( ゜∀゜)「じゃあ、夜にメールするから」

ξ゜⊿゜)ξ「うん。頑張ってね」

二人はこの日、予鈴前に教室に戻った。



827 :1 ◆stb.HbmXsI :2006/04/24(月) 00:39:14.85 ID:K5rAzBqg0
午後の授業を終え、ツンは一人本屋に来ていた。

ξ゜⊿゜)ξ(カラーコーディネートの資格欲しいんだよなぁ・・・)

実はツンはひそかに、メイクアップアーティストになりたいと思っていた。
女性の顔をより美しく彩るメイキャップに、ツンは憧れを抱いていたのだ。

ξ;゜⊿゜)ξ(うわ・・・なんか覚えるの難しそう・・・)

カラーコーディネートの資格は、本人のセンスというよりも、
本の内容を丸暗記しなくてはいけないと知人が言っていたのを思い出した。

ξ;゜⊿゜)ξ(覚えるの苦手なんだけどな・・・)

ツンはその本を手に持ち、一通り店内を回り終えた後、会計をして店を出た。


831 :1 ◆stb.HbmXsI :2006/04/24(月) 00:42:17.07 ID:K5rAzBqg0
ξ゜⊿゜)ξ(あっ、雨やんでる!良かったー)

店の傘立てにさしていた自分の傘を手に持ち、今度は図書館へと向かう。

ξ゜⊿゜)ξ(図書館なんて小学校の頃に行ったきりだなぁ)

ξ*゜⊿゜)ξ(いつもジョルジュ君はこの道を通って図書館へ向かっているんだよね・・・)

彼とは一緒にいられないが、同じ道を同じ目的で歩いていることに嬉しくなる。
自然と足取りも軽くなった。

この図書館は規模は小さいものの、他の図書館よりも閉館時間が遅いため、多くの学生が受験勉強に利用していた。
入り口の自動ドアをくぐりぬけると、館内は異世界に迷い込んだのかと思えるような張り詰めた空気に包まれていた。
ツンは緊張を禁じえなかった。



842 :1 ◆stb.HbmXsI :2006/04/24(月) 00:45:49.43 ID:K5rAzBqg0
ξ;゜⊿゜)ξ(うわ・・・センター近いからピリピリしてるなぁ)

あまり長くいない方が自分の身のためだ。
そう思い、足早に資格の本のコーナーへと向かった。

希望の本を見つけ、早速読もうと思ったが、1階の閲覧席は全て埋まっていた。
仕方なくツンは2階へと足を運んだ。

ξ;゜⊿゜)ξ(2階はもっとピリピリしてるんだろうな・・・)

そう考えながら、階段をのぼった。
2階には、一般書コーナーの窓際に閲覧席があり、他に自習室が5部屋あった。
この自習室は毎年この時期ともなると受験生で溢れかり、おのずと緊迫感も高まっている。



860 :1 ◆stb.HbmXsI :2006/04/24(月) 00:49:41.22 ID:K5rAzBqg0
ツンはちょうど奥の閲覧席が開いているのを見つけ、一目散にその席へ向かった。

ふと一番手前の自習室の中へ目をやると、
そこには塾へ行ったはずのジョルジュの姿があった。

ξ゜⊿゜)ξ(あれ・・・?ジョルジュ君、塾終わったのかな?)

いつもジョルジュが塾を終えて帰宅するのは、早くても夜9時頃で、遅いときは12時にまで及ぶ事もある。
ツンは携帯電話の時計を確認した。まだ6時前だった。

ξ゜⊿゜)ξ(塾の休み時間なのかな?)

ツンは疑うこともせず、ジョルジュに話し掛けようと自習室へ入ろうとした。
その時・・・・。

ξ;゜⊿゜)ξ「!!!!!」

おくの机の影からジョルジュに話し掛けている人物が見えた。
二人は何やらこそこそと話をし、向かい合って座っていた。



869 :1 ◆stb.HbmXsI :2006/04/24(月) 00:51:00.68 ID:K5rAzBqg0
目をこらしてよく見ると、ジョルジュの隣に座っているのは
市内の女子高の制服を着ている女の子だった。

ツンは足元がぐらつくのを感じた。
いまいち状況が飲み込めないのだが、とりあえずこの場から立ち去らなくては・・・。

おぼつかない足取りで図書館を後にし、自宅近くへ向かうバスへ乗り込んだ時には、
空から再び氷のような雨が降り始めていた。

頭がぼーっとする。まるで自分の体ではみたいだ。
何が起きたのか、よく分からない。
塾に行っているはずのジョルジュが、図書館にいて、知らない女の子と一緒にいた。


880 :1 ◆stb.HbmXsI :2006/04/24(月) 00:52:43.28 ID:K5rAzBqg0
ξ;゜⊿゜)ξ「どういうこと・・・・?」

(´・ω・`)正直もううざいんだよね

ξ;゜⊿゜)ξ「!!!!」

ツンの脳裏にあの男の声が響く。こだまするように、何度も何度も。

ξ;゜⊿゜)ξ「・・・・・・・ううん!きっと何か訳があったんだ!」

後ろめたいことなんかがあるわけない。ジョルジュを信じたい!
あの声を振り切るように、そして呪文を唱えるように、ずっとそんな事を考え続けていた。



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