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( ^ω^)とξ゜⊿゜)ξが愛のあるセクロスをするようです。11

2006-05-02 | ( ^ω^)とξ゜⊿゜)ξ

435 :1 ◆stb.HbmXsI :2006/05/02(火) 00:02:46.41 ID:xfpEm+570

1月1日。新しい年の始まり。
新年を迎えたからと言って、何か特別なことをするわけでもない。
ただおせちを食べて、お餅があれば食べて、つまらない特番を見て、いつもより少しのんびりと過ごすだけだ。
しかし去年と一昨年はスーパーのバイトをしていたので、本当に一日中のんびりできるお正月は3年ぶりだった。

( ^ω^)「あけましておめでとうだお」

J(‘ー`)し「はいおめでとう。これお年玉」

( ^ω^)「うはwwありがとうだおwwwwwwww」

J(‘ー`)し「今日は出かけるの?」

( ^ω^)「ドクオと初詣に行くお」

J(‘ー`)し「そう。ドクオ君にヨロシクね」

外に出ると、さわやかな寒さが身を包んだ。
昨晩まで降り続いた雪は明け方頃にやみ、辺りは真っ白な世界が広がっていた。
いつもより時間が流れるのがゆっくりな気がする。ブーンは、積もった雪の感触を楽しむように歩いていた。



440 :1 ◆stb.HbmXsI :2006/05/02(火) 00:05:06.52 ID:xfpEm+570
ピンポーン
( ^ω^)「お迎えにきたおー」

('A`)「うーす」

( ^ω^)「どこ行くお?去年と同じ神社でいいかお?」

('A`)「どこでもいい」

( ^ω^)「じゃあバロス八幡宮に行くお」

二人はバスを乗り継いで、市内で一番大きい神社へとやってきた。
初詣でこの神社を訪れる人はとても多い。屋台がたくさん並んで正月をにぎやかに演出するのも、集客が多い理由のひとつだ。
去年は元旦の夜、バイトが終わった後にブーンとドクオ、そしてツンの3人で初詣に来た。
人ごみをかきわけながら、ブーンは、背の小さなツンがはぐれないように注意をはらって歩いた去年の初詣のことを思い出した。



444 :1 ◆stb.HbmXsI :2006/05/02(火) 00:06:58.54 ID:xfpEm+570
('A`)「やっべ、これ去年よりも人多いぜ」

( ^ω^)「そりゃそうだお。去年は夜に来たお」

('A`)「そういやそうだったな。しかし、夜でも人多かったよな。
   ツンもよく迷子にならなかったよな」

( ^ω^)「二人でちゃんとツンに注意して歩いてたからだお」

('A`)「・・・・・・・俺はいつでも迷っている。人生という名の迷路の中をな」

(;^ω^)「それ去年も言ってたお」

屋台が並ぶ通りを抜けると、御守りや破魔矢を販売している売店があり、その先に神社がある。
御守りの売店の隣には、甘酒を無料で配るテントが設けられている。
そのテントの裏に、パイプ椅子に座ってうなだれている酔っ払いがいた。



448 :1 ◆stb.HbmXsI :2006/05/02(火) 00:10:36.81 ID:xfpEm+570
('A`)「おいっ!!!!!あのおっさん今年もいるぞ・・・・・」

(;^ω^)「ほんとだお。あいつには散々な目にあったお・・・」

('A`)「まぁ今年はツンがいないから大丈夫だろうけど」

( ^ω^)「・・・・・・・・」

('A`)「早くお参りして屋台まわろうぜ。くるくる巻きのお好み焼き食いたい」

( ^ω^)「俺も食べたいおwwwwwwwあ、おみくじも引くお」

('A`)「・・・・おみくじか・・・・・事の発端はおみくじだったんだよな」

( ^ω^)「・・・・・・・去年のことはいいお・・・・とりあえず早くお参りに行くお」

去年の話をすると、どうも歯切れが悪くなる。
そうは思いながらも、つい口からツンの名前が出てしまう。それはブーンだけではなく、ドクオも同じだった。



456 :1 ◆stb.HbmXsI :2006/05/02(火) 00:15:41.45 ID:xfpEm+570
お参りの長い列に並び、やっと自分の順番がきた。鈴をならして手を合わせて目をつぶり、
今年も無事に過ごせるようにと心の中でお願いした。
ブーンがお賽銭を入れようと思ったその時、人ごみに流されてあっという間に列の外にはじき出された。
仕方なく、列の外から賽銭箱めがけて15円を投げ入れた。
ズボンのポケットに手を入れて行列を観察していると、ドクオがけだるそうな表情で人ごみの中から出てきた。
人が多くてお参りどころじゃねーな、なんて会話をしながら、二人はおみくじを引きに売店に立ち寄った。

('A`)「おい、おみくじどうだった?」

( ^ω^)「うはwwwwwww大吉ktkrwwwwwwwwww」

('A`)「マジか。俺、去年と同じ吉だった。微妙だ」

( ^ω^)「大吉なんて小学校の時以来だおwwwwwwww」

('A`)「俺の人生、おみくじごときで決められちゃつまらん。
  俺は自分で自分の道を切り開く!」



460 :1 ◆stb.HbmXsI :2006/05/02(火) 00:17:24.47 ID:xfpEm+570
( ^ω^)「ドクオ、ここ見るお!」

('A`)「あん?」

( ^ω^)「”出産:案ずるより産むがやすし”って書いてあるお」

('A`)「・・・・・・・・俺に出産をしろと?」

( ^ω^)「おめでたktkr」

('A`)「子供の前に・・・・・・まずは童貞を捨てないと・・・・・・」

( ^ω^)「・・・・・・・・・・・・」

('A`)「早く俺のマグナムをインサートしたい」

(;^ω^)「・・・・・・・神聖な神社でなんてことを・・・・・」

('A`)「真性って言うな!」

(;^ω^)「ちょwwwwwwwwwww」



465 :1 ◆stb.HbmXsI :2006/05/02(火) 00:19:24.77 ID:xfpEm+570

ピルル~♪

ξ-⊿-)ξ「ん・・・・・・」

携帯の着信音でツンは目を覚ました。部屋の時計を見ると、午後1時をさしていた。
携帯を見ると、友人から初詣のお誘いのメールが来ていた。
すぐに断りの返事を送ると、ツンは再び布団にもぐった。

ツンのバイト先は、今時珍しく元旦は定休日になっていた。
おかげでツンはのんびり元旦を過ごす事ができる。

ピルル~♪

また携帯がなった。さきほどの友人からのメールだった。

ξ-⊿-)ξ「もー、行かないって言ってるのに」

”場所はバロス八幡宮だよ。気が向いたらおいで☆”

ξ-⊿-)ξ「バロス八幡宮ね・・・・」

そういえば、去年ブーンとドクオと3人で行ったっけ。

ξ#-⊿-)ξ「・・・・・・・・・・・今思い出しても腹立つ!」



468 :1 ◆stb.HbmXsI :2006/05/02(火) 00:21:09.92 ID:xfpEm+570
去年の元旦。
ブーンが午後5時半までバイトだった為、その後に待ち合わせをして、ブーンとドクオ、そしてツンの3人でバロス八幡宮へ初詣に行った。
お参りをした後に3人でおみくじを引いたのだが、ツンは末吉を引いてしまった。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ξ#゜⊿゜)ξ『もう1回引く!!!!!』

(;^ω^)『ちょwwwおみくじは何回も引くもんじゃないおwwwww』

ξ゜⊿゜)ξ『うっさいわね、せめて中吉じゃないと気が済まないのよ!』

ツンは合計3回おみくじをひいたが、なんと全て末吉だった。

('A`)『これがお前の運命ってやつさ』

ξ;゜⊿゜)ξ『はぁ・・・・今年は悪い一年になりそう・・・・』

/',З『おいお前ら、どうだった?』

(;^ω^)『・・・・・?』

('A`)『・・・・・・・・・・・』

ξ;゜⊿゜)ξ『・・・・・・・・・・・』



471 :1 ◆stb.HbmXsI :2006/05/02(火) 00:23:36.11 ID:xfpEm+570
(;^ω^)『あの・・・・?』

/',З『俺、この神社の住職だけど』

(;^ω^)『・・・・・・・・・・本当かお?』

('A`)(ただの酔っ払いにしか見えねーよ)

/',З『本当だよ。お前ら、おみくじで何かわからない事があったら聞け』

ξ;゜⊿゜)ξ『・・・・・・・・』

(;^ω^)『なんで1回100円なんですかお?』

/',З『それはなぁ、財布から取り出しやすい金額だからだ。
   150円だったら半端だし、500円じゃ高いだろ?』

('A`)『一理あるな・・・』

/',З『まぁ、100円という値段でおみくじを出せるのは、大抵の神社のバックにヤクザがいるからだよ』

(;^ω^)('A`)ξ;゜⊿゜)ξ『・・・・・・・・・・・・』



473 :1 ◆stb.HbmXsI :2006/05/02(火) 00:25:21.35 ID:xfpEm+570
/',З『ん?お嬢ちゃん、3回も引いたのか?』

ξ;゜⊿゜)ξ『あっ・・・はい、3回とも末吉で・・・・』

/',З『そうか。同じ結果になったということはそれはやっぱり神様の力が働いてるからだ
   あとヤクザの力もな』

ξ;゜⊿゜)ξ『・・・・そうですか・・・』

/',З『お嬢ちゃんはいくつだ?』

ξ;゜⊿゜)ξ『16・・・・です』

/',З『若いねー。うちの店で働かない?』

ξ;゜⊿゜)ξ『はぁ?』

/',З『おじさん、飲み屋経営してるんだよ。この間人気のホステスが当然辞めちゃって困っててね。
    お嬢ちゃん可愛いから、時給3000円出すよ』



475 :1 ◆stb.HbmXsI :2006/05/02(火) 00:26:07.20 ID:xfpEm+570
(;^ω^)『いや・・・・・あの・・・・』

/',З『あれ、もしかして君、このコの彼氏?』

(;^ω^)『違いますお・・・・』

/',З『違うの?でもさ、エッチはしたでしょ?』

('A`;)『・・・・・・・・・・・・・・』

ξ;゜⊿゜)ξ『・・・・・・・・・・・・何こいつ、きもい』

/',З『あ?』

(;^ω^)『ちょwwwwwww』

('A`)『おいツン、相手にすんな』

ξ;゜⊿゜)ξ『だって・・・・』



479 :1 ◆stb.HbmXsI :2006/05/02(火) 00:27:18.48 ID:xfpEm+570
(;^ω^)『お、おじさん、俺たちは帰りますお』

/',З『待てよ、俺はヤクザの一員だぞ』

ξ;゜⊿゜)ξ『・・・っ!!!』

( ^ω^)『ツン、行くお』

ξ;゜⊿゜)ξ『う・・・うんっ』

ブーンはツンの手を引いて、早足でその場を立ち去ろうとした。

ξ;゜⊿゜)ξ『待って、まだドクオが・・・・』

('A`)『俺はいいから行け!』

( ^ω^)『わかったお!』

ブーンとツンは走ってその場を後にした。



481 :1 ◆stb.HbmXsI :2006/05/02(火) 00:28:12.43 ID:xfpEm+570
/',З『あ、お前があのコの彼氏なんだ?食った?食ったの?』

('A`)『すいません、今日のところは失礼しますんで』

/',З『わかった、時給4000円でどうだ?』

('A`)『申し訳ないですけど、大切な妹に水商売させるわけにはいかないので』

/',З『あん?お前あのコの・・・』

('A`)『兄です。ですから、すいませんが・・・』

/',З『・・・・ちっ』

('A`)『じゃあ、失礼します』

/',З『んだよ、じゃあ本人に話つけるよ』

('A`)『いえ、もう本当に勘弁して下さい。・・・・・・・あっ、ちょっと!!!!』



483 :1 ◆stb.HbmXsI :2006/05/02(火) 00:29:17.52 ID:xfpEm+570

バタバタバタ・・・・

(;^ω^)『はあっ、はあっ、
      そこの角を曲がったところにコンビニがあるお、ひとまずそこに入るお!!』

ξ;゜⊿゜)ξ『うん!』

ξ;゜⊿゜)ξ『・・・・あっ、待って、ドクオが来た!!!』

(;^ω^)『ドクオ!!!!・・・・・・・・・あっ!?』

/',З『おいこら待てや!!!!』

(;^ω^)ξ;゜⊿゜)ξ『!!!!』

ξ;゜⊿゜)ξ『ドクオの後ろにあのおっさんが・・・』

(;^ω^)『ツン!タクシーに乗るお!!!!』

ξ;゜⊿゜)ξ『うん!でも、ドクオは?』

(;^ω^)『運転手さん!友達が痴漢に追われてるお!友達を乗せたらすぐ出して欲しいお!』

(;`・ω・´) 『ええ!?大丈夫か!?』


491 :1 ◆stb.HbmXsI :2006/05/02(火) 00:30:47.41 ID:xfpEm+570
(;^ω^)『ドクオー―――――!早く乗るおー――――――っっ!』

ξ;゜⊿゜)ξ『あっ・・・・・・・・・・!おっさん転んだ!!』

('A`;)『はあっ、はあっ・・・逃げ切った・・・!』

(`・ω・´) 『出しますよ!』

ブウウン・・・・

('A`;)『はあ、はあ・・・』

(;^ω^)『ドクオ、大丈夫かお?』

ξ゜⊿゜)ξ『ドクオごめんね・・・・ごめん・・・』

('A`)『あいつだいぶ酔っ払ってたから、本気で喋ってたわけじゃないと思うから・・・もう大丈夫だよ』



496 :1 ◆stb.HbmXsI :2006/05/02(火) 00:32:30.30 ID:xfpEm+570
( ^ω^)『ツン、泣くなお・・・』

ξ゜⊿゜)ξ『泣いてないわよ!!』

('A`)『あいつはもういないから安心しろ』

ξ゜⊿゜)ξ『うん・・・ごめんね・・・ありがとう・・・・』

(`・ω・´) 『お客さん、警察に行きますか?』

('A`)『いえ、いいです。相手はただの酔っ払いですし。とりあえず神山住宅街まで』

(`・ω・´) 『はい』

~~~~~~~~~~~~~~~


ξ-⊿-)ξ「・・・・・・・・・」

そうだ、それでその後にドクオの家で大反省会したんだ。

ξ゜⊿゜)ξ(まさしく、末吉3枚分の災難だったな・・・)



500 :1 ◆stb.HbmXsI :2006/05/02(火) 00:34:37.27 ID:xfpEm+570
ベッドから降り、思いっきり背伸びをする。
少し寝すぎた・・・。なんだかすっきりしない。
ブーンは、ドクオは、そしてジョルジュは、どんなお正月を過ごしてるのかな・・・。
そんなことを考えながら、ツンはあと2ヶ月ほどでみんなとの別れがくることを思い出した。

冬休み中もツンはバイトに明け暮れた。
たまの休みの日も、どこにも出かけずに家でゴロゴロしていた。
こんな休日の過ごし方もいいけど、やっぱりどこかへ出かける方が性にあっていることを、改めて実感した。



503 :1 ◆stb.HbmXsI :2006/05/02(火) 00:36:59.91 ID:xfpEm+570

( ^▽^ )「ツンーひさしぶりー」

ξ゜⊿゜)ξ「あ、りかちゃん、久し振り」

新学期がきた。クラスメートとの久々の対面だ。
他のコたちは冬休み中も遊んでいたらしいが、ツンはバイトするか家にいるかだったため、
2学期の終業式以来の対面となった。

( ^▽^ )「もー、なんで初詣来なかったのよー」

ξ゜⊿゜)ξ「ごめんね、なんか気分が乗らなくて」

( ^▽^ )「冬休み中もさー、ツンに新しい彼氏ができるようにと思って合コンセッティングしたのにー」

ξ゜⊿゜)ξ「ああ・・・そうゆうのあんま好きじゃないんだ」

( ^▽^ )「なんで彼氏と別れたのよー?」

ξ゜⊿゜)ξ「え!?・・・・・・・まぁ、色々あってね」

( ^▽^ )「まぁ元気出しなって!ツンならすぐ彼氏できるよ!」

ξ゜⊿゜)ξ「うん・・・・」



508 :1 ◆stb.HbmXsI :2006/05/02(火) 00:39:03.34 ID:xfpEm+570
キーンコーンカーンコーン

( ´∀`)「はい、始業式だから体育館に集合ー」

( ^▽^ )「体育館だって、行こー」

ξ゜⊿゜)ξ「うん・・・」

りかは、1年の頃からツンと同じクラスで、よくツンに話し掛けてくるコだった。
しかしツンはりかが苦手だった。今の会話のように、無神経な言動が多々あるからだ。

ξ゜⊿゜)ξ(なんで別れたとか・・・そんな理由、他人に言えるような簡単な問題じゃないってことがわからないのかな・・・?)

りかに嫌悪感を抱きつつも、事を荒立てるのも面倒だったので、いつも適当に話を聞いていた。


始業式では、校長が、3年生はもうすぐセンター試験があるだとか、
就職が決まっていない人は就職活動により一層励まなくてはならないとか、
3月には卒業式があるから頑張りなさい、という内容の話をした。
もう1月。2ヶ月も経てば、卒業式がくる。

卒業式という言葉が、やけにツンの心に残っていた。




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