番外編171 名前:(*゚∀゚)が暴露するようです[] 投稿日:2006/12/30(土) 01:49:50.79 ID:psNSxvjO0草木も眠る丑三つ時という言葉がある。 丑三つ時といえば現在の時刻に換算すると午前3:00~3:30にあたる。 街灯なんてもんが存在しなかった江戸時代は当然として、 現代においても丑三つ時は活動するべき時間ではない。 ・・・にも関わらず、ここ。VIP市某所の1ルームマンションでは 2人の乙女がテーブルに大量のお菓子を広げて酒宴も酣状態であった・・・。 (*゚∀゚)『こんばんみー!! 影の主役ことツーちゃんで~す!!』 (;*゚ー゚)『あんた突然何言ってるの?』 (*゚∀゚)『細かい事は気にしないの!! 大物になれないわよ!! あ、胸は大物かwwwきゃはははは!!』 (*゚ー゚)『黙らないと殺すわよ・・・』 (*゚∀゚)『・・・にょろ~ん・・・』 目の前の爆弾テンション娘が静かになったのに満足したのか、しぃはグラスに注がれたオレンジジュースを口に含んだ。 しぃは一口も酒を飲んでいない。 だと言うのにこんな時間まで他愛無いお喋りで盛り上がれるのは彼女の若さも一因であろう。 (*゚ー゚)『で、支援してくれた人たちに対するお礼として製作裏話って事なんだけど?☆』 (*゚∀゚)『作者もバカよね~!! 本当に感謝するならこんな小ネタ書いてないでもっと投下数増やせばいいじゃん!! 第5章も全然書いてないんでしょ?』 はい、ごめんなさい。 ちょっとした気分転換なんです・・・。 172 名前:(*゚∀゚)が暴露するようです[] 投稿日:2006/12/30(土) 01:51:49.88 ID:psNSxvjO0 (*゚ー゚)『これで明日第5章しっかり投下できなかったら罰ゲームもんだよね☆』 怖い事言わないで下さい。 (*゚∀゚)『今日だって誤字ったし!! 次誤字ったら一日リアルであたしの口調で話さなきゃダメの刑だね!!』 それじゃ痛い人です。勘弁してください。 (*゚ー゚)『本題に戻るけどさ、製作裏話って何をすればいいの?☆』 (*゚∀゚)『そうだなぁ・・・じゃ、【( ^ω^)が料理人になるようです】がこうして皆さんに見てもらえるまでの経緯って知ってる?』 (*゚ー゚)『確か・・・総合・練習スレに短編として発表されたのが始まりだよね☆』 (*゚∀゚)『そう!! 短編って言っても作者の頭の中にはすでに長編のプロットがあったらしいけどね!!』 (*゚ー゚)『で、翌日に本編第1章を総合スレに投下した後、新スレとして独立したわけだ☆』 (*゚∀゚)『チキンな作者のやりそうなことだねっ!!』 チキンですいません。 (*゚ー゚)『最初に発表した短編は今の長編と関係ない世界の話になるの?☆』 (*゚∀゚)『いや、短編は現在投下中の長編の番外編的位置づけにあるらしいよ!! そこにも本編に絡む伏線が張ってあるから時期を見て再投下するんじゃないかなっ!!』 (*゚ー゚)『・・・つまり使いまわしか・・・』 173 名前:(*゚∀゚)が暴露するようです[] 投稿日:2006/12/30(土) 01:53:42.72 ID:psNSxvjO0 (*゚ー゚)『・・・って事は、本編より番外編が先に発表されたって事? 順番滅茶苦茶じゃん☆』 (*゚∀゚)『それについては作者本人に聞かないと!!』 いいじゃん。ハルヒだって憂鬱より退屈が先に公開されたんだし。 (*゚ー゚)『・・・あっ、そう・・・』 (*゚∀゚)『それよりも!! 実は元々【( ^ω^)が料理人になるようです】 は現在投下されてるのとは全く別の形でプロットが作られてたのは知ってた?』 (*゚ー゚)*゚ー゚)*゚ー゚)『な、なんだってーーーーーー』 (;*゚∀゚)『・・・何それ』 (*゚ー゚)『鏡☆』 (*゚∀゚)(説明しないと分からないネタやらないでよ・・・) (*゚ー゚)『なんでその話は投下されなかったの? 貧乏性の作者なら何とか使いまわすはずなのに☆』 (*゚∀゚)『見れば分かるよ。ではVTRスタート!!』 (;*゚ー゚)(・・・酔ってるのかな?) 174 名前:(*゚∀゚)が暴露するようです[] 投稿日:2006/12/30(土) 01:55:16.15 ID:psNSxvjO0 ( ^ω^)が料理人になるようです・エピソード0 ( ^ω^)『僕の名前は内藤ホライゾン。県立VIP高校に通う2年生だお』 ('A`)『あ~、腹減った。ブーン、ラーメン食べて帰ろうぜ』 ( ^ω^)『把握したwww』 夢中でラーメンをすする二人。 ( ^ω^)『旨かったお』 ('A`)『あ、財布忘れた』 ( ^ω^)『僕もだお』 (´・ω・`)『2人とも食い逃げか?通報されたくなかったら食べた分働いてもらおうか』 ( ^ω^)'A`)『wwwサーセンwww』 皿洗いをさせられるブーンとドクオ ξ゚△゚)ξ『なんですか店長、こいつら』 ( ^ω^)『ずっきゅーーーーーん 一目ぼれだお』 ( ^ω^)『決めたお!! 僕は料理人になるお!!』 176 名前:(*゚∀゚)が暴露するようです[] 投稿日:2006/12/30(土) 01:56:16.74 ID:psNSxvjO0 (;*゚ー゚)『・・・・・・』 (;*゚∀゚)『・・・・・・』 (*゚ー゚)*゚∀゚)『 こ れ は 酷 い 』 すいません。 流石にここまで酷くありませんが、これに極めて近かったのは本当です。 (*゚∀゚)『作者はちょっとしたレシピなんかも発表するつもりだったらしいけどね!!』 (*゚ー゚)『・・・いや、でもこれじゃ読者はwktkしないでしょ・・・』 (*゚∀゚)『うん!! 作者も自分で考えてこれじゃ読者はついて来ないだろなって気付いたらしいよ!!』 (*゚ー゚)『早く気付いてよかったね・・・』 (*゚∀゚)『それで作者はプロットを立て直すんだけどさ!!』 続きはまた明日・・・ってヤツですね。 (*゚ー゚)*゚∀゚)『その通りでございます!!☆』 乙女たちの宴はさらに続く -------------------------------------------- 297 名前:(*゚∀゚)が暴露するようです ◆RDnvhIU7bw [] 投稿日:2006/12/31(日) 00:05:10.12 ID:KvImG4I/0 草木も眠る丑三つ時という言葉がある。 丑三つ時といえば現在の時刻に換算すると午前3:00~3:30にあたる。 街灯なんてもんが存在しなかった江戸時代は当然として、 現代においても丑三つ時は活動するべき時間ではない。 ・・・にも関わらず、ここ。VIP市某所の1ルームマンションでは 2人の乙女がテーブルに大量のお菓子を広げて酒宴も酣状態であった・・・。 (*゚ー゚)『使い回し乙☆』 (;*゚∀゚)『いくら本編と関係ないとは言え、こんな姑息な手段で行数稼がなくてもいいんじゃないかな・・・』 昨日までのあらすじとか書いちゃダメ? (*゚ー゚)*゚∀゚)『ダメ』 ケチ (*゚∀゚)『で、作者はまず小説の大黒柱となるテーマから考え始めたんだけどさ!!』 (;*゚ー゚)『エピソード0にはテーマなんてなかったしね☆』 (*゚∀゚)『未知の新ジャンル&自分のキャリアを活かした作品&読者を引き寄せる作品・・・と色々考えてたらしいよっ!!』 (*゚ー゚)『なんとまぁ欲張りな・・・』 (*゚∀゚)『で、ようやく出来上がったのが↓ね!!』 298 名前:(*゚∀゚)が暴露するようです ◆RDnvhIU7bw [] 投稿日:2006/12/31(日) 00:07:13.98 ID:KvImG4I/0 ( ^ω^)が料理人になるようです・エピソード01 ( ^ω^)『さぁ、次は僕の番だお』 そう言って彼は僕らの前に皿を並べた。 ξ゚△゚)ξ『・・・ただの炒飯みたいだけど・・・』 僕らの前に置かれたのは黄金色に輝く炒飯だった。 炒飯ほど奥の深い料理はないだろう。 炒めが足りなければ口の中でさらりと米粒がほぐれてくれないし、 炒めすぎるとボソボソになってしまう。 そのギリギリの所を見極めるのが腕の見せ所の1つでもあり、 彼の炒飯ははらりと振りかけられた刻み浅葱の緑が映える完璧なものに見えた。 (´・ω・`)『とにかく頂こうか』 レンゲをさしこむとしっとりした見た目にもかかわらずさっくりした感覚が手に伝わる。 (´・ω・`)(・・・ここまでは合格点だね) レンゲを口に運ぶ。 (´・ω・`)『お・・・うおおおおおおおおお!!!!!』 ('A`)『な、なにぃ!?』 (;´・ω・`)『こ・・・これは一体なんだ!!口に含んだ瞬間飯粒がほぐれ出す炒めも見事だがプチプチとした歯ごたえ!! これはただの炒飯ではないな!! これこそ正に神の炒飯!!!!!!!!!!!!』 300 名前:(*゚∀゚)が暴露するようです ◆RDnvhIU7bw [] 投稿日:2006/12/31(日) 00:08:42.89 ID:KvImG4I/0 (;*゚ー゚)『で、何これ?』 (*゚∀゚)『見て分からない?』 (;*゚ー゚)『見当もつかない・・・つか、つけたくない。ちなみに正解は?』 料理バトル小説 (*゚∀゚)*゚ー゚)『 こ れ は 酷 い 』 (*゚∀゚)『確かに斬新といえば斬新なんだろうけどさ!!』 (*゚ー゚)『・・・新しければいいってもんじゃないって見本だね☆』 (*゚∀゚)『まぁ、これも無事没になったんだけどさ!!』 手をひらひらさせながら缶ビールを一口。 どうでもいいがミニスカートで膝を立てて座るのは止めなさい。 (*゚ー゚)『なんで? 長文大好きな作者ならバッチコーーーーイなネタじゃない☆』 そう言いながらマシュマロを口に放り込む。 太るぞ。特に乳が。 (*゚∀゚)『なんでも【読者に美味しそうと思わせる事は出来ても味の感動を伝える事は出来なそうだったから】だって!! まぁ、料理を味わうって【来て見てさわって】が大切なポイントだからねっ!!』 (*゚ー゚)『それちょっと違う・・・』 301 名前:(*゚∀゚)が暴露するようです ◆RDnvhIU7bw [] 投稿日:2006/12/31(日) 00:10:03.79 ID:KvImG4I/0 (*゚∀゚)『と、まぁこの失敗で作者は味を文章で表現する難しさを知ったわけだね!!』 (*゚ー゚)『1つレベルが上がったわけだ☆』 (*゚∀゚)『で、次にやっと作者は今執筆中のテーマに辿り着いたわけさ!!』 (*゚ー゚) ・・・もにゅもにゅ・・・(マシュマロに夢中) (*゚∀゚)『主人公の人間的成長ってヤツだね!!』 (*゚ー゚)『なるほど!! だから( ^ω^)はあんなに情けないキャラなのか☆』 (*゚∀゚)『作者も自己投影しやすくて書きやすかったんじゃないかな!! ブーちゃんほどじゃないけど作者もかなり情けなかったみたいだからねっ!!』 (*゚ー゚)『仕事辞める言い訳ばっかり考えてたんだって☆』 うるさい黙れ。 (*゚∀゚)『自分にあったテーマをようやく見つけた作者は 人が変わったようにストーリーを組み立てられるようになったんだけどさっ!!』 続きはまた明日・・・ってヤツですね。 (*゚ー゚)*゚∀゚)『その通りでございます!!☆』 乙女たちの宴はさらに続く -------------------------------------- 83 名前:料理 ◆RDnvhIU7bw [sage] 投稿日:2007/01/01(月) 22:48:24.85 ID:tSHjCZkI0 番外編 (*゚ー゚)が【例の事件】を晒すようです わたしが目を覚ました時。 彼の姿はもう横にはありませんでした。 目を覚ました時、すぐそばにいたはずの大切な人の姿が無いというのは思っているより辛いものです。 一見怖そうだけど、実は優しい人。 話してくれないけど…昔とても悲しい事件があって、時折寂しそうな顔をする人。 私の愛する人。 わたしと彼は今ちょっとした喧嘩中。 だって…彼ってば凄く口の利き方が悪いんだもん。 だから昨日の夜は口も聞いてやらなかったし、寝るときも背中向けて寝てやったわ。 子供みたいだけど…これ位のわがままはいいよね。 84 名前:料理 ◆RDnvhIU7bw [sage] 投稿日:2007/01/01(月) 22:50:22.54 ID:tSHjCZkI0 原因はとても些細な事。 昨日、仕事の事で質問に来た新人君に彼がまた冷たい言い方をしていたから。 だからその場で彼を裏に呼び出して言ってやったの。 (#*゚ー゚)『ちょっとギコ君!! あの言い方はないでしょ!! せっかく新人君やる気出してるんだよ!!なんでそれに水を差すような言い方するのよ!!』』 ( ,,゚Д゚)『ちょっと待て。俺は間違った事言ってねぇぞ。 困ったら他人から技術を盗む。自分で考える。それが大切なんだぞゴルァ 俺はそうやって腕を磨いてきた。 あのバカにとっても今からそのクセをつける事は貴重な財産になるはずだ』 彼が言っている事はわたしにも分かった。それは正しい事なんだろう。 でも、このままだときっと彼は新人君に嫌われる。 それを見たスタッフは彼を気難しい人間と思っちゃうかもだし、もし本当にそうなったら当たり障りの無い関係しか持てなくなるだろう。 そして彼は孤立する。 今でさえ何人かのスタッフは彼に話しかける時…なんて言ったらいいのか分からないけど… 遠慮しているというか、一線を引いている風に感じるの。 『俺は遊びに来てるんじゃねぇぞ。それに本当の信頼関係ってのは馴れ合いからじゃ始まらねぇ』 きっとそう言うと思う。 わたしはそんな彼を見るのは胸が張り裂けるように苦しい。 お互いに壁を作っている状態じゃ、馴れ合いどころか信頼も尊敬も生まれてくれないじゃない? どうしてそれを分かってくれないの? (#*゚ー゚)『・・・・・・!! もう知らない!!』 頭の中が真っ白になって気づいた時にはスタッフルームを飛び出していました。 もっとひどい事言っちゃったかもしれないけど覚えていません。 87 名前:料理 ◆RDnvhIU7bw [sage] 投稿日:2007/01/01(月) 22:55:01.66 ID:tSHjCZkI0 (*゚ー゚)(そうだ…私達ケンカしてるんだった…) 絶対許してあげない。口も聞いてやらない。 決めていたはずなのに私の体は彼の温もりなしでは眠る事もできない。 わたしは回想を終え、ベッドサイドに腰掛ける。 彼の体温を感じないベッドなんてなんの価値も無いと感じたから。 ( ,,゚Д゚)『もう起きたのか? もう少し寝ていて大丈夫だぞ』 シャワーを浴びていたらしい彼が戻ってきました。 その声がとてつもなく愛しい。 (*゚ー゚)『ん・・・大丈夫。ギコ君こそまだ早いんじゃない?まだ8時だよ?』 彼が手にした水を手渡してくる。私はそれを受け取って一口飲む。 冷たくて美味しい。寝起きの体に染みこんでいく。 ( ,,゚Д゚)『あぁ・・・。バカが一人待ってるんでな』 そうだ。ショボンさんから機能帰り際頼まれ事をしていたのを思い出します。 (*゚ー゚)『そうだ。ショボンさんが今日荒巻さんに呼ばれてるから、代わりにギコ君が朝礼やってくれだって。 で、その時この紙を読んでみんなの前で発表してほしいらしいんだけど…朝礼の時まで絶対に開けるなって』 ( ,,゚Д゚)『朝礼? んなもんやってたのか? まぁ、いいが…面倒くせぇな』 朝礼なんて普段全然やっていません。せいぜい月末月初にやるくらいです。 ショボンさんは何を考えているんだろう。 88 名前:料理 ◆RDnvhIU7bw [sage] 投稿日:2007/01/01(月) 22:57:59.12 ID:tSHjCZkI0 いきなり出勤してきたギコ君を見てスタッフは戸惑っているみたいでした。 そりゃ、遅番のはずのギコ君がなんの予告もなしにランチ前に出勤してきたら何事かと思う気持ちは分かる。 ギコ君の事だから周りの視線なんか気にせずに自分の仕事を全うするだけなんだろうけど…。 ξ゚△゚)ξ 『え…なんでこんな時間にギコさんがいるわけ?』 (*゚∀゚)『あれま。ギコさんこんな早くにどうしたんだいっ!?』 (*゚ー゚)『あ…なんかショボンさんに朝礼やってくれって頼まれてるみたい』 そう言うと納得した感じ。 ( ,,゚Д゚)『あ~、いきなりだが朝礼やるから集まってくれ』 ギコ君の言葉で全員スタッフルームに集まりました。 これから何が起こるのか。みんな緊張してるみたい。 ( ,,゚Д゚)『……(で、しぃ。朝礼って普段何やってるんだ?)』 私に言われても…。 (;*゚ー゚)『え…と…(そうだ、あの手紙よ!! あれを読めばいいんじゃない?)』 ( ,,゚Д゚)『……(そうだった。ありがとな、しぃ)』 ギコ君はズボンの後ろポケットから手紙を取り出し開いて…そしてそのまま硬直してしまいました。 どうしたんだろう? わたしもその手紙を覗き込みます。 そこにはこう書いてありました。 91 名前:料理 ◆RDnvhIU7bw [sage] 投稿日:2007/01/01(月) 23:05:08.00 ID:tSHjCZkI0 やぁ。(´・ω・`) 突然ですまないけど、君には一生悪人顔でいる呪いをかけたよ。 そして今、君は自分が置かれた立場に固まってしまっていると思う。 呪いを解き、この現状を打開する為には”#$%&’’&%$#(よく読めなかったの) それでは君の健闘を祈る。 (;*゚ー゚)『…何これ?』 石像の様に動かないギコ君をみんなが訝しげな目で見つめています。 それに気づいたギコ君がようやく重々しげに口を開きました。 ( ,,゚Д゚)『あ…その、なんだ。 お前ら…おはようだにゃん☆ 今日も一日めがっさ頑張るにょろ~ん☆』 96 名前:料理 ◆RDnvhIU7bw [sage] 投稿日:2007/01/01(月) 23:08:46.38 ID:tSHjCZkI0 ( ;^ω^);'A`); ゚△゚)ξ:*゚∀゚)『……』 空気が凍りつきました。 ギコ君は顔を真っ赤にしてうつむいて…あ、握った拳が震えています。 そりゃ、そうだろうなぁ。 一刻も早くこの場を立ち去りたい。そう思っているに違いないです。 こんな時こそわたしが力になってあげないと!! どうにかしてこの状態を打開する方法は----- その時。 ぷっ。誰かがこらえきれずにふき出したのをきっかけにスタッフルームは爆笑の渦に包まれました。 ( ^ω^)『ちょwwwギコさんいきなり何言い出すかおwww』 ('∀`) 『ギwwwギコさん!! あんたソレ言う為だけにこんな早く来たんすかwww』 ξ;△;)ξ 『ダ…ダメ…笑いすぎてお腹が…死んじゃうwww』 (*゚∀゚)『いや~!! 参った!! これは全然予想してなかったよっ!! ギコさん冗談も言うんだね!! ちょっと誤解してたみたいだよっ!! 面白すぎて臓物ぶちまけそうさっ!!』 あぁ、そうか。 お互いに壁を作ってしまっているのなら、誰かがそれを壊す手助けをすればいい。 あの手紙の真意はきっとそういう事だったんです。 (*゚ー゚)(今は恥ずかしくて死にそうだろうけど、少しすれば居心地にいい場所がきっと見つかるから。 ちょっとだけ我慢してね☆) 今にも泣き出しそうなギコ君はなんだかかわいくて、あたしは心の中でほんの少し料理長に感謝しました。 98 名前:料理 ◆RDnvhIU7bw [sage] 投稿日:2007/01/01(月) 23:10:50.73 ID:tSHjCZkI0 そんな予想もしなかった内容の朝礼が終わって、あたし達は仕事に戻りました。 慌しいランチタイムの最中でも、突然誰かが思い出したかのように吹き出してしまったりして。 ギコ君には悪いけど、たまにはこーゆーのも良いなぁって思いました。 そんないつもとちょっと違うランチタイムが終わる頃、 ギコ君が厨房を抜け出してわたしのトコに来ました。 ( ,,゚Д゚)『あ、しぃ…昨日の事なんだが…ショボンとも話して俺も悪かったって言うか…』 (*゚ー゚)『昨日の事って?』 ちょっと意地悪をしてみます。 ( ,,゚Д゚)『ほら。あの事だ。うん。すまなかった』 分かってるよ。だってあなたは私にとって世界一大切な人だもん。 (*゚ー゚)『朝はかっこよかったよ☆流石あたしのギコ君☆愛してるよっ☆』 ギコ君の耳に口元を寄せ、そう言いました。 横目でちらりと周囲をうかがい、誰もこっちを見ていなかったのでそのまま頬にキスをして。 (*゚ー゚)『たまには早く帰ってきてね☆ギコ君が好きなオムライス作って待ってるよ☆』 番外編 (*゚ー゚)が【例の事件】を晒すようです おしまい ジャンル別一覧
人気のクチコミテーマ
|