第一話1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/03(火) 19:25:54.38 ID:kJnyq73i0第1章 ライバル登場 ( ^ω^)「3年間努力した甲斐があったお。まさか甲子園の決勝までいけるとは思わなかったお。」 Vip高校のエース、内藤ホライズンことブーン。最速135km/hの軟球派投手だが90km/hの切れの良いスローカーブが武器である。 ('A`)「まあそうだな。ただ強豪高でも無くマークがそれほど厳しくなかったのが救いかもなw」 ブーンの女房役の毒男。見かけによらず強気なリードなため、はまると強い。だが、打たれ始めると弱気になる部分もある。 (,,゚Д゚)「お前ら、仮にも決勝まで来たチームが何でそんなに弱気なんだ?」 擬古。守備位置はライト。チーム一の強肩である。 ミ・д・ミ「そうだミャー。俺たちは戦って負けていったチームの分もがんばって優勝するんだミャー。」 布佐。チーム一の俊足であり。守備位置はセンターである。 (-_-)「そんなこと言っても、決勝じゃ勝てないよ。」 日置。ネガティブではあるが、比較的冷静なセカンドである。 ( ゚∋゚)「やる前からそんなこと言っても仕方ないだろ。 鳥山。守備位置はサード。強気なバッティングで三振も多いが長打力もチーム一である。」 2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/03(火) 19:27:17.97 ID:kJnyq73i0 (´Д`)「おい、おまえらもうちょっとまったりしようぜw」 茂名。堅実な守備のレフトである。簡単に言えば特徴はないw そんなやり取りをしていると、監督がやってきた。 ( `ハ´)「おまえら、そろそろ練習時間終了だ。」 四名監督。野球部設立3年で甲子園まで導いた手腕の持ち主である。 一同 「はい。」 (-@∀@)「よし、ラスト1球頼みます。」 (´・ω・`)「いくぞー。」 カキーン。ショートへ打つはずの打球は3塁への小フライになった。 (´・ω・`)「うはwwwミスったー。」 (-@∀@)「ちょwwwどこ打ってんですか?」 ダダッ・・・ぽすっ。そう文句を言いながらもダイレクトで捕球してしまう。 (´・ω・`)「ナイスキャッチ。」 (-@∀@)「私だから余裕ですねwww。そろそろ練習交代です。ベンチ帰りましょう。」 こいつは浅田。守備位置はショート。守備力はチーム一である。 (´・ω・`)「うん。」 小本。守備位置はファーストで三振の少なさと、勝負強さはチーム一である。 6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/03(火) 19:31:32.71 ID:kJnyq73i0 (ウ・∀・) 「Vip高校練習時間終了です。2nd高校は練習を始めてください。」 練習時間終了のアナウンスが入る。 その頃ブーンは・・・ ( ^ω^)「ブーンしながらベンチに帰るお。ぶーーーーーーーーーーーん。」 ('A`)「ちょwwwおまww。」 そんなことしていると 「どんっ・・・。」 誰かにぶつかってしまった。 ( ^ω^)「痛いお。ごめんだお。ぶつかったお。」 そこには人が立っていた。しかも、明らかに怒っている様子だった。 ξ゚△゚)ξ「なにがごめんおだ?ふざけないでよ。私の肩に何かあったら許さないわよ。」 ツン。今大会防御率0点台の速球派投手。150km/hを超える速球と鋭く曲がる スライダーが武器で今大会勝ち進んできた。もちろん今年のドラフトの注目株である。 ( ^ω^)「ごめんだお。」(恐いお・・・・おしっこちびりそうだお) ξ゚△゚)ξ「まあいいわ。どうせあなたたちのチームなんか興味ないし、私の球打てるはずもないんですから。」 そう言い残し、ツンはマウンドへと向かっていった。 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/03(火) 19:33:52.55 ID:kJnyq73i0 ( ^ω^)「・・・感じ悪いお。」 ('A`)「いや、どう見てもお前のせいだろww。・・・でも打てないって言うのは腹立つな。」 毒男は自分のチームが打力で相手チームに勝っていると思っていた。チーム打率は3割5分 いくらツンでも点を取る自信はあった。しかし、投手力で劣っていることは確かだった。 ('A`)(これは俺のリードが重要になるな) ( ^ω^)(なんかおかしいお・・・・ちょwwwwマジ漏れてる・・・うはwwwwクオリティタカスクリニック・・・) ('A`)(なんか臭うな・・・)「ちょwwwwおまwww」 ( ^ω^)「漏れちゃったお」 ('A`)「早く着替えろwwww」 ブーンはマジでおしっこを漏らしていた。 みんながベンチへ戻ってくる。そして監督が話を始めた。 ( `ハ´)「なんか臭うな・・・・。」 ( ^ω^)(おいらのせいかお?) ('A`)(・・・ちょwww。) ( `ハ´)「・・・まあ良い。今日、ここまで来た以上は、勝つことしか考えていない。そして、優勝旗を学校に持って帰ろうじゃないか。 いくら、相手が強いといっても、お前らと同じ高校生だ。気負いせずに、自分たちの野球をやれば、結果はついてくるはずだ。」 一同 「はいっ。」 ミ・д・ミ「勝つミャー。」 (-_-)「はぁ。・・・やれるだけやってみるか、優勝・・・できるかな?」 ( ゚∋゚)「やるしかねえよ。」 9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/03(火) 19:38:01.79 ID:kJnyq73i0 そんなことを言っていると・・・ 「ズバーン」 ものすごい音が鳴り響いた。一同が、その先を見るとツンの姿があった。 その後も、何球も同じような音を立ててツンの投じた球が、ミットに向かって吸い込まれて行く。 ミ・д・ミ 「う、打つミャー。」 (-@∀@) 「打てますかね?」 ( ゚∋゚) 「う、打つっきゃねーだろ。」 (´・ω・`) 「3打席あればどこかでは打てそうだが・・・」 (,,゚Д゚) 「ゴ、ゴラァ。」 (´Д`) 「ま、まったりするモナー。」 ( ^ω^) 「は、速いお。」 (-_-) 「・・・打てないよ。」 ('A`)(は、速い・・・。みんなが意気消沈するのも時間の問題か?)「と、とりあえず相手チームの守備も見てみようぜ。」 そういうと毒男は、みんなに野手陣のほうに目を移すように仕向ける。 (´<_` )「・・・オーライ。(ポロッ)・・・いけねえミスっちまった。」 ( ´_ゝ`)「ちゃんとやれよww弟者。」 (-_-)「・・・あのふたりは?」 ('A`)「流石兄弟だ。弟がセカンド、兄がショートをやっている。この二人は足が速いぞ。 ただ、他の選手もそうだが、守備はそんなにうまくない。・・・ツンのワンマンチームだ。」 (-_-)「・・・守備なら勝てそうだね。」 ('A`)「守備だけじゃない・・・チーム打率だって勝ってる。」 毒男は反論した。弱気になっているチームに渇を入れたかったのだろう。 10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/03(火) 19:41:37.92 ID:kJnyq73i0 (´Д`)「じゃあ。あそこでまたーりしてる3人は誰モナ?」 そういうと、みんなが外野のほうに目を向ける。 (・ω・)ノ■「御菓子食べますか?」 (*゚ー゚)「ちょっと試合前よ?しまいなさい。そんなの食べると太っちゃうじゃない。」 |/゚U゚|丿「激しく欲しい。」 (*゚ー゚)「ちょwww駄目よ。それより練習、練習。ほらっ、ボール来るわよ。」 (・ω・)ノ■「・・・自分で食べるか。」 |/゚U゚|丿(じーーーーーっ) (・ω・)ノ■「いる?」 |/゚U゚|丿「激しくいる。」 (・ω・)ノ|/゚U゚|丿「ウマー。」 ('A`)「・・・ゴホン。おかしあげてたのが御菓子、守備位置はライト。おかしもらってたのが忍でセンター、 こいつがチームで一番足が速いから要注意だ。練習始めたのが四位、レフトだな。守備は良く球際に強い。」 (´・ω・`)「じゃあ捕手は?」 ('A`)「今、ツンの球を取ってるキャッチャーは熊田。」 そういうと、みんなの視線はブルペンに向かった。 (・(ェ)・)(バシッ、ズバーン、バシッ) ('A`)(まずいな・・・またツンの投球を見ると自信をなくされるかもしれない・・・早く次に移ろう。) 「打撃はかなりいい。このチームの総合力的にはツンの次だろう。次は・・・」 毒男がすぐさま次に移ろうとすると、鳥山が話しかけてきた。 14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/10/03(火) 19:52:24.17 ID:kJnyq73i0 ( ゚∋゚)「今打ってるのは、誰だ?」 (*‘ω‘ *)「ちんぽっぽー(カキーン)ちんぽっぽー(喜)。」 ('A`)(鳥山ナイスだ。)「あぁ、あれは、珍だ。サードだな、お前と同じ振り回すタイプだ。ただ打率も高くないし、三振マシーンかなw。」 (,,゚Д゚)「じゃあ、あのファースト守ってるのは?」 <丶・∀・>「来るニダ。(ポロッ)もう1球ニダ(ポロッ)。」 ('A`)「荷駄か。守備も打撃もたいしたことはない。」 ( ^ω^)「ツンの奴、偉そうにいってた割に大したことないお。余裕で勝てそうだお。」 ('A`)「・・・。」 毒男は疑問に思っていた。ツンのワンマンチームなのに、なぜこうも強気なんだろうか?ツンが打って勝つなら、全部敬遠すれば良い。 そう考えてもいた。 そして、2nd高校の練習時間は終わりプレーボールの時を迎える。 |