六章5 名前:1[] 投稿日:2007/01/24(水) 22:13:29.01 ID:wrJkfzdB0六章 会合 例の、町外れの豪邸。 その中の、例のショボンの白いミーティングルーム。 そこに、僕達五人は集まっていた。 ショボンは僕に話したような事をみんなに話す。 みんなはその話を聞いて、納得したり、驚いたりしていた。 僕は既に聞いた話でも熱心に聞き続ける―――と、そんな集中力があるわけもなく、僕は退屈と睡魔と戦い続けていた。 (´・ω・`)「さーて……ここまでで何か質問は?」 話を終えたショボンは、溜め息混じりにそう言う。 何だか少し疲れているように見えた。 7 名前:1[] 投稿日:2007/01/24(水) 22:15:27.03 ID:wrJkfzdB0 ( ゚∀゚)ノ「はいはいはーい」 (´・ω・`)「何だい?」 ( ゚∀゚)「イマイチ“共振”がわかんないっす。何で今の俺達には痺れがないのさ?」 (´・ω・`)「異能者は異能者を認識した時点で痺れが収まるんだ。共振は警報装置みたいなものだからね。 だから、異能者に気付かないままでいれば、異能者が近寄れば近寄るほど痛みと苦痛が増えると言うわけさ」 ( ゚∀゚)「へぇ。便利だねぇ」 (´・ω・`)「そう言う事。他に質問ある人は?」 ( ^ω^)「あ……ショボン。ちょっと良いかお?」 (´・ω・`)「ん?」 ( ^ω^)「朝にギコと会った時、共振しなかったんだお。何でだお?」 (,,゚Д゚)「そういやそうだな……何でだ?」 (´・ω・`)「うーん……それは多分、ギコ君が念動強化型の異能者だからだよ」 (,,゚Д゚)「ん……?kwsk」 9 名前:1[] 投稿日:2007/01/24(水) 22:17:42.20 ID:wrJkfzdB0 (´・ω・`)「念動強化型の異能者と肉体強化型の異能者は、共振のベクトルが少し違うんだ。 だから、一対一で会っても共振は感じない。でも多数で会えば共振の度合いが強くなって、共振を感じる事が出来る。 ちなみに、共振のベクトルが違うと言っても、片方がもう片方に害意があれば共振は発生するよ。 何て言ったって警報装置だからね」 (;゚Д゚)「……複雑だな」 (´・ω・`)「その通り」 と、その時にドクオが口を開く。 ショボンへの警戒は多少解けたのか、口調は敬語でなくなっていた。 ('A`)「……なぁ、ショボン。何故お前はこんなにも知っている?」 (´・ω・`)「何が?」 ('A`)「異能者の事についてだよ」 (´・ω・`)「僕は幼い頃から自分の“力”に気付いていたからね。調べる時間はたくさんあったのさ」 ('A`)「……なる」 10 名前:1[] 投稿日:2007/01/24(水) 22:19:39.05 ID:wrJkfzdB0 (,,゚Д゚)「ショボン。俺は念動なんたらの異能者なんだろ?俺の“力”って何なんだ?」 (´・ω・`)「それは自分で調べるしかないかな。何かに対して「燃えろ」とか「凍れ」とかって念じるとそうなるはずだよ。 その“力”の限界も、自分で確かめて調べるしかない」 (,,゚Д゚)「じゃあ早速……」 ギコはテーブルに手を向ける。 だが、その腕は一瞬にしてショボンに抑えられた。 と言うよりも、ひねり上げられた。もちろん無理な方向に。 (;゚Д゚)「痛ぇ!いや、マジ無理!折れる!ごめんなさいごめんなさい!おかしな事しようとしてごめんなさい!」 (´・ω・`)「常識的に考えろ。ぶち殺すぞ」 その時のショボンの眼は、人を殺せそうな目付きだった。 始めて感情のこもった眼を見たぞ。 ギコに眼を戻す。 ギコはショボンへの恐怖と痛みからか ( ゚Д。) こんなんだった。 11 名前:1[] 投稿日:2007/01/24(水) 22:21:39.54 ID:wrJkfzdB0 (;゚∀゚)「待て待てギコ。どこにトリップしてる」 (;^ω^)「ギコ!気を確かに!」 ギコの肩を掴み、全力で前後に振る。 その途中でギコの首がおかしな音を立てた。 (;゚Д゚)「ノォオォオォオオォォォ!!」 そう叫びながら、ギコは僕の腕から離れる。 それから床をゴロゴロと転がった。その手は首を抑えている。 (;^ω^)「ギコ!どうしたんだお!?ギコ!!」 ギコはいきなりがばっと起き上がる。 それからすぐに (;゚ω゚)「へぶっ!」 ラリアットされた。 12 名前:1[] 投稿日:2007/01/24(水) 22:23:31.55 ID:wrJkfzdB0 (#゚Д゚)「ぶっ殺すぞてめぇ!!」 (;^ω^)「ちょ!ごめんお!悪気はないお!事故事故!そう!事故だお!」 (#゚Д゚)「うるせぇ!問答無用だ!!」 (´・ω・`)「いや、僕の家で暴れるな。二人ともぶち殺すぞ」 まぁ、それから色々あって、僕達は静かに話を聞く体勢に戻った。 本当に色々あったが、思い出すのも恐いので省略する。 13 名前:1[] 投稿日:2007/01/24(水) 22:26:20.78 ID:wrJkfzdB0 ショボンはいきなり、「あぁ」と手を叩く。 (´・ω・`)「そう言えば、君達の“力”がどんな物か見てないや。 その“力”ごとに色々と説明する事があるから、ちょっと“力”を発動してくれる?」 ( ^ω^)「把握」 ( ゚∀゚)「おっけー」 (,,゚Д゚)「またこの腕か……」 ('A`)「…………」 僕達はすぐに“力”を発動する。 自分の“力”は知っておいて損はない。 まもなく僕の両足は白銀のそれになり、ギコの右腕は真紅の腕に。 ドクオの左腕は闇色の腕になり、ジョルジュの右腕は鮮やかなオレンジ色になった。 (;゚∀゚)「うーん……俺の奴さ、見た目ショボいよなぁ……」 (,,゚Д゚)「変わってるの色だけだしな。それもオレンジ。あまり変わらなくね?うらやましい」 (;゚∀゚)「いや、どうせ異能者なら派手なかっこいいのが良いよ。 この腕は地味っつっても普通の腕には見えないわけだし」 ('A`)「つってもこれよかマシだろ……。何だよこの眼みたいな黄色いやつ」 (;^ω^)「うぇー。グロいおー」 14 名前:1[] 投稿日:2007/01/24(水) 22:29:03.58 ID:wrJkfzdB0 (´・ω・`)「ハイハイ、じゃあそれぞれの“力”の説明をするよ。じゃあまずブーン君からね」 そう言うと、ショボンは僕の所に歩み寄って来てしゃがむ。すぐに観察を始めた。 (´・ω・`)「ブーン君の足は、純粋な“力”そのもの。おそらく何の特殊能力もない、ただの、ね。 その分、純粋な“力”では他の異能者達よりも強い」 (;^ω^)「おっおっお。強さなんていらないお。普通に過ごしたいお」 (´・ω・`)「……そう過ごせると良いね」 そんな意味深な言葉を残し、ショボンは今度はギコの所へと移動する。 そして、ギコの右腕を持ち上げながら言う。 (´・ω・`)「ギコ君は念動強化型。だけども普通に引っ掻く・殴る等でも十分強いだろうね。 爪の形が、引っかかりやすい形になっている。それに表面も硬そうな物だしね」 (,,゚Д゚)「この腕とか、ブーンの足とかよ。どこまでの衝撃に耐えられるんだ?」 (´・ω・`)「人それぞれかな。まぁ、並大抵の事じゃ壊れたりなんかしないよ」 (,,゚Д゚)「壊れたらどうなるんだ?」 (´・ω・`)「時間が進むに連れて徐々に再生する。“力”は宿主が生きている限り消える事はない」 (,,゚Д゚)「…………そうか。サンキュ」 そう言って、ギコは腕を引っ込めた。 15 名前:1[] 投稿日:2007/01/24(水) 22:31:35.16 ID:wrJkfzdB0 多分、ギコは腕を壊そうと思ったのだろう。それで、腕が消えるのならば。 だが、それも出来ないと聞いて、悲しくなったんだろう。 ギコは既に諦めてる部分が多いとしても、あの腕は嬉しい物ではない。 ショボンも多分、それは分かっている。 でも、ショボンはそれを口にする事はなかった。 ギコの事を思ってなのだろうか。 ショボンは次に、ドクオの所へと移動した。 ドクオは何も言わずに、左腕を持ち上げる。 (´・ω・`)「ドクオ君は……うーん、ジョルジュ君と違って特殊な“力”があるわけじゃないし……。 かと言って念動強化異能者の共振ではなかったし……でも、片腕だから何かあるはずなんだけど……」 ('A`)「分からないのか」 (´・ω・`)「残念ながら」 ('A`)「ならそれで良いさ」 そう言って、左腕を引っ込める。 心底興味なさそうな仕草だった。 17 名前:1[] 投稿日:2007/01/24(水) 22:34:18.67 ID:wrJkfzdB0 (´・ω・`)「じゃ、ジョルジュ君の“力”も見せてもらおうか」 ( ゚∀゚)「おっけー。ほれ」 ジョルジュは右腕をショボンに見せる。 ショボンはその腕を叩いてみたり、触ってみたり。 (´・ω・`)「うーん……見た目は本当に、腕が橙色になっただけだね。 でも肌はちゃんと硬化してる。じゃあ、ちょっと試しにブレードを出してみてくれる?」 ( ゚∀゚)「合点承知」 そう返事をすると、ジョルジュは手首からブレードを出した。 ジョルジュはブレードも何度か叩いてみて、「ふむ」と何かを納得していた。 (´・ω・`)「手首以外から出せるかな?」 ( ゚∀゚)「肘から指先までならどこでも出るよん」 (´・ω・`)「大きさは変えられる?」 ( ゚∀゚)「あー、これ以上大きくは出来ないっぽいな。小さくは出来るよん」 18 名前:1[] 投稿日:2007/01/24(水) 22:37:29.89 ID:wrJkfzdB0 (´・ω・`)「となると、“力”に慣れ次第、大きく出来るようになるのかな。多分、その時に出せる範囲も広がると思う。 いや……それにしても面白い“力”だ。自由性が高いし、形状を変えるのに何も条件はいらないようだし」 ( ゚∀゚)「へぇー、何かすげぇなぁ」 (´・ω・`)「ちゃんと分かってる?つーかちゃんと聞いてる?」 ( ゚∀゚)「んーんあんまり」 (´・ω・`)「やっぱり」 溜め息混じりにそう言うと、ショボンは元の立ち位置に戻る。 (´・ω・`)「とりあえず四人の“力”を説明したけど……他に何か質問は無いかな?」 20 名前:1[] 投稿日:2007/01/24(水) 22:40:11.27 ID:wrJkfzdB0 ( ^ω^)「“敵”に見付かる可能性……いや、戦わなきゃいけない可能性は、どれくらいだお?」 (´・ω・`)「どうとも言えない。君達の運次第なんだ」 ('A`)「……敵になりうる組織とやらの人数は?かなり少ないと聞いたが」 (´・ω・`)「五人から七人くらいかな」 ('A`)「そんなもんなのか……?」 (´・ω・`)「半端じゃなく強い異能者であれば、一人で全人類を服従させる事だって出来ない事じゃない。 異能者が何かを成し遂げようとするならば、五人前後いれば十分過ぎるくらいなんだ」 (,,゚Д゚)「敵に見付からない様にする方法は?」 (´・ω・`)「“共振”って物がある限り、それは皆無だよ」 (,,゚Д゚)「要するに、近くに異能者が現れたらもうアウトか」 (´・ω・`)「そう言う事」 (;゚Д゚)「シビアだなおい……」 21 名前:1[] 投稿日:2007/01/24(水) 22:42:09.51 ID:wrJkfzdB0 ( ゚∀゚)「俺達はこれからどうすりゃ良いかな?」 (´・ω・`)「それは君達次第だ。見付かった時の為にまとまって過ごすも良し。 いつも通りの生活をするも良し。ただね―――」 ( ゚∀゚)「ん?」 (´・ω・`)「異能者を滅ぼそうとしている組織に見付かれば、もう日常生活には戻れないと踏んだ方が良い。 彼等の目的は“異能者の滅殺”だから、何度でも襲ってくる」 (;^ω^)「……分かったお」 と、その時。 ショボンのポケットから、携帯の物と思われるベルが鳴り響いた。 22 名前:1[] 投稿日:2007/01/24(水) 22:44:12.36 ID:wrJkfzdB0 (´・ω・`)「おっと、彼か……ちょっと失礼」 ショボンはそう言うと、携帯を耳に当てて話し始めた。 (´・ω・`)「やぁ、久しぶり。元気かい?あぁ、またその件か……。 ……うん、うん。いや、何だかつまらなくってさ。そんな事簡単すぎるし。 あー、いや。それはないなぁ。まったくもって。 あー、ごめんね?実は元々、あんまりそういうのはなかったんだ。 いや、そう言うわけじゃないよ。ただ、ね?君なら分かるだろ?僕は気まぐれなんだ。 うん、じゃあ、じゃあね。ん?いや、じゃあね。もう良いじゃん。じゃあ切るよ切るよわーわーわーわー」 そう言って、ショボンは電話を終えた。 最後の方めちゃめちゃ適当だった気がするけど、気のせいなんだろう。 (;゚Д゚)「……良いのか?そんな終わらせ方で」 (´・ω・`)「あー、良いの良いの。元同僚みたいな奴だからさ」 ( ^ω^)「元同僚……?」 (´・ω・`)「いや、ね。もっかい仕事に戻ってこいみたいな事をしつこく言ってくるんだ」 23 名前:1[] 投稿日:2007/01/24(水) 22:46:12.83 ID:wrJkfzdB0 ('A`)「元……同僚、ですか」 ドクオがそう言った。 と、僕は気付いた。 ドクオが、また敬語になっている。 そんでもって、眼は汚い物を見るような眼だ。そこに光はない。 背中がぞくりとするような無表情。そして無感情。 それをショボンに向けていた。 (´・ω・`)「ん?」 ('A`)「いや、何でもないです。気にしないで結構です」 (´・ω・`)「そう?」 ('A`)「えぇ。で、話が終わりなら、帰らせてもらいたいのですが。もう時間的にも望ましくないですし」 (´・ω・`)「別に構わないよ。君達がそうしたいのなら」 ('A`)「じゃあそうさせてもらいます。……おい、行くぞ」 ドクオはそう言うと、椅子から音もなく立ち上がる。 24 名前:1[] 投稿日:2007/01/24(水) 22:48:20.96 ID:wrJkfzdB0 ( ^ω^)「ドクオ?」 ('A`)「話は後だ」 ( ゚∀゚)「………………」 (,,゚Д゚)「……まぁ良い。出るとするか」 それから僕達はショボンに礼を言うと、ショボンの家から出た。 もうすでに日は傾き始め、もうまもなく街が紅く照らされる頃だ。 ( ^ω^)「ドクオ、どうしたんだお?」 僕がそう尋ねても、ドクオは足を止めない。まったくの無視だ。 それから五分ほど歩いた時、足を止めないままに、ドクオはようやく口を開いた。 25 名前:1[] 投稿日:2007/01/24(水) 22:50:12.01 ID:wrJkfzdB0 ('A`)「やっぱりアイツは信用出来ないと思うのだが、どうだ?」 (,,゚Д゚)「……何故だ?」 ('A`)「何故って……あの電話の内容、聞かなかったのか?」 ( ゚∀゚)「あの距離で聞こえるわけないと思うけどなー」 ('A`)「……それならそれで良いが。説明するのもめんどくさいし。 ただ、俺はあいつを信用出来そうにない。信用したくもないしな」 (,,゚Д゚)「……まぁ、良いんじゃないか?俺だって、もうあいつとは関わりたくない。 そもそも、これからは関わる事もない。異能者についての知識はもらったんだからな」 ( ゚∀゚)「ま、どんな善人だったとしても、知らない人……それも異能者とは関わりたくはないよね」 26 名前:1[] 投稿日:2007/01/24(水) 22:52:10.50 ID:wrJkfzdB0 (;^ω^)「でも、ショボンは色々な事を教えてくれたお……」 ('A`)「さっきも言ったがな、ブーン。あいつが本当に善意だけで俺達に知識を与えたと言いきれるのか? 良くない事を考えていて、その為に俺達に知識を与えたって事だって考えられるんだぞ?」 (;^ω^)「その為にって……何の為だお」 ('A`)「んな事知るか。あくまで俺が言ってるのは可能性の話だ。 要するに、あいつを信用するのはあまり良くはないって事だよ。 そもそも「教えてくれたから信じる」って、「お菓子をくれたからついていく」ってガキと同じだろ」 (;^ω^)「……お」 27 名前:1[] 投稿日:2007/01/24(水) 22:54:10.50 ID:wrJkfzdB0 それから、僕達は無言で足を進めた。 みんな何かを考えているのか、その眼はふわふわと泳ぎ続けている。 と、そこでいきなりドクオが口を開いた。 ('A`)「……俺達は、これからどうなるんだろうな」 ( ^ω^)「普通に過ごすに決まってるお。生活を変えなきゃいけない理由がないお。 “力”が僕達にあったとしても、僕達がそれを表に出さなければ何も変わらないお」 ('A`)「……それ、俺が言った事じゃなかったっけか」 (;^ω^)「……気のせいだお」 と、そこでジョルジュが足を止める。 何事かと思えば、何て事はない。いつもの十字路についただけだ。 ( ゚∀゚)「じゃ、とりあえず今日はそろそろ解散する?もう夕方なんだぜ」 (,,゚Д゚)「……そうしようか。ここで話していたって、仕方がない」 (;^ω^)「お。今日はいつも学校にいる時よりも頭が疲れたお……」 ('A`)「それはお前がいつも頭使ってないからだろ。自業自得だ」 (;^ω^)「ひどいお……」 29 名前:1[] 投稿日:2007/01/24(水) 22:56:30.22 ID:wrJkfzdB0 ( ゚∀゚)「さぁーさっ!ここでぐだぐだ話してたって無駄だって!帰るなら帰ろうぜ!」 (,,゚Д゚)「ジョルジュに同意。今日は精神的に辛い」 ('A`)「眠い」 (;^ω^)「……じゃ、帰ろうかお」 ( ゚∀゚)ノシ「じゃ、また明日なー!」 (,,゚Д゚)ノシ「おう、じゃあな」 ('A`)ノシ「……眠いけど、朝が怖いな。低血圧は困るぜ」 ( ^ω^)ノシ「知らんお。じゃあ、みんな」 「「「「ばいぶー」」」」 みんなでそう言って、それぞれの方向に散る。 その時、何だかちょっと嫌な予感がした。 戻る 目次 次へ ジャンル別一覧
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