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もう日常的になっていた―――殺人。 私はもう壊れてしまったんだ。傷つくというココロが―――。 「存在理由」 パチッ! 目が覚める。あぁ、またあの夢だ。もう見たくないのに・・・。 私は杏。学校には通っていない。なんでって?それは・・・それは・・・。 「お~い!杏、依頼がきたみたいだよ!早く降りてきて~!!」 あ~ぁ。また仕事か・・・。昨日終わったばかりなのに。―――その仕事っていうのは・・・殺しなんだ。 私は小さい頃から孤児院で暮らしていた。で、1人ぼっちだった。友達はいなかったのかって?それがいなかったの。実は私、ハーフみたいで目とか青いのよね~・・・。で、みんなから避けられてたの。。 そんな時だった。私を引き取ってもいいって言ってくれる人が現れたのは。私はすごくうれしくてすぐさまその話に飛びついた。 その人はまぁ、見かけで言えば40歳近くに見えた。でももっと若そうにも見えるしよくわからなかった。 「君が杏ちゃんかい?私は長谷川というんだ。―――杏ちゃん、私の家で暮らさないかい??」 私は感無量だった。半分、1人ぼっちのまま人生が終わっちゃうんじゃぁ・・・。なんて考えたりしてたから。 続く
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Jun 21, 2004 07:27:11 PM
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