(  ^ω^) ぶーん と つんξ(゚、゚ξ



550 :第19話 MONSTER MANIPULATOR2 :2006/09/24(日) 20:20:57.47 
ID:LjxkA8fO0 

「・・・まだ足りない・・・モナ」 

「モナー、一体どこまで・・・?」 

「ツンを一瞬で殺さなければ・・・ 
 あの闇に、また捕まってしまう」 

「・・・それだけの力をつけるまで・・・か?」 

「本当は、お前に目になってもらいたいモナ」 

「・・・御免だ」 

「残念だモナ・・・ 
 じゃあ、せめて、手伝って欲しいモナ」 

「・・・・・」 




551 :第19話 :2006/09/24(日) 20:21:31.24 ID:LjxkA8fO0 



「そうだな、あいつを探してきてくれモナ」 

「・・・あいつ? まさか・・・」 

・・・ 
・・・・・ 




553 :第19話 :2006/09/24(日) 20:22:48.68 ID:LjxkA8fO0 

・・・ 

ξ゚−゚)ξ (・・・ぶーん) 


朧の施設が潰れる少し前、 

ツンと猫又はアパートの前に来た。 

ξ ´兪)ξ「何で儂がわざわざ来なきゃならんのだ・・・」 

川=*’凵f)=「まあまあ、ツン様。どうせ家にいても気になってるでしょ?」 

ξ(゚、゚#ξ「・・・はあ? 猫又、お前何か誤解しておらんか?」 

川=*’凵f)=「いいえ、してませんよ」 





556 :第19話 :2006/09/24(日) 20:28:16.90 ID:LjxkA8fO0 

ξ(゚、゚#ξ「・・・・・・・・・・・・・・」 

川*=’ー’)=「だって、人間どもが妖しい企みをしてるのですもの。 
       調べない訳にはいかないと思います」 

ξ゚听)ξ「あっ・・・。お、おう」 

川=*’凵f)=「あれ、ツン様は何か別の事がお気にかかっていたのですか〜?
」 

ξ;`凵L)ξ「い、いや! それだ! それが儂も気になっておったのだ!」 



560 :第19話 :2006/09/24(日) 20:33:32.42 ID:LjxkA8fO0 

二匹が妖術を使って、建物内に入ろうとした時 

派手な音がした。 

地下の方から・・・ 

ξ;゚听)ξ「な、なんだあっ!?」 

川=*’凵f)=「ツン様、急ぎましょう!」 

ξ;゚听)ξ ・・・ 

ツンは壁抜けしようと、急いで頭から壁に突っ込んだ。 

ごちん 

ξT儺)ξ 「いったあああああああああああああああ!!!!!!」 

ツンのおでこに、大きなタンコブが出来てしまいました。 



562 :第19話 :2006/09/24(日) 20:35:10.94 ID:LjxkA8fO0 

川=;’凵f)=「・・・この壁、鉄板を中に入れてるみたいですね・・・」 

ξ#`凵L)ξ「糞おおおおおお! こんな壁・・・!!!」 

川=;’凵f)=「ツン様、落ち着いて。ジョルジュなら、内部から扉を開けるこ
とも可能なはずです。 
        ジョルジュにやらせてみましょう?」 

ξ#`凵L)ξ「・・・うむ」 

ツンがジョルジュを呼ぼうとすると、向こうから扉が勝手にあいた。 

ξ(゚、゚;ξ「お・・・?」 

( ;´_ゝ`)「え・・・?」 




563 :第19話 :2006/09/24(日) 20:36:09.28 ID:LjxkA8fO0 

川=*’凵f)=「誰だ! お前はっ!!!」 

( ;´_ゝ`)「ぐっ! ここにも化け物がっ!」 

中に再び逃げ込もうとした兄者を、 
猫又が捕らえる。 

川=*’凵f)=「おい、お前。ここで何をしている?」 

( ;´_ゝ`)「・・・」 

ξ゚听)ξ「言え。まだ、死にたくなかろうが?」 

( ;´_ゝ`)「・・・お、弟を助けたい。そのために、車にある武器を・・
・」 

ξ゚听)ξ「・・・?」 



568 :第19話 :2006/09/24(日) 20:38:54.65 ID:LjxkA8fO0 

川=*’凵f)=「・・・んで」 

ξ゚听)ξ「とりあえず、地下に降りてみるか」 


ツンと猫又は、地下に降りる事にした。 
猫又は流石兄者を縛り上げ(亀甲縛り)、引き摺っている。 

( ;´_ゝ`)「いてっ! いてっ!!!」 

川=*’凵f)=「うるさいなあ」 

ξ゚听)ξ「んで、お前ら兄弟はここで何をやっておったのだ?」 

( ;´_ゝ`)「・・・ログ嫁」 

ξ#`凵L)ξ「・・・あ?」 

( ;´_ゝ`)「あ、いや。読んでください・・・」 



570 :第19話 :2006/09/24(日) 20:40:07.54 ID:LjxkA8fO0 

ξ゚听)ξ「・・・んで、そのクーに化けた化け物にやられたのか」 

( ;´_ゝ`)「はい」 

川=*’凵f)=「やれやれ。その化け物、何者でしょうか?」 

( ;´_ゝ`)「・・・な、なあ。あんたら。弟者を、殺さないでやってくれ
ないか?」 

ξ゚听)ξ「・・・」 

( ;´_ゝ`)「弟の責任は、俺がとるから。俺だけで・・・」 

ξ゚听)ξ「・・・さあ、どうするかな」 



576 :第19話 :2006/09/24(日) 20:46:53.79 ID:LjxkA8fO0 

( ;´_ゝ`)「お、俺達は、技術を買われて、無理にここに連れてこられた
だけなんだ! 
        責任はないとは言わないが、せめて弟は・・・!」 

ξ゚听)ξ「ほお・・・?」 

( ;´_ゝ`)「お願いします!」 

川=*’凵f)=「どうします?」 

ξ゚ー゚)ξ にやり・・・ 

( ;´_ゝ`)「・・・!」 



578 :第19話 :2006/09/24(日) 20:50:32.62 ID:LjxkA8fO0 

ξ ´兪)ξ「・・・心配せんでも、お前らの命なんざ、はなから興味ないわ」 

( ;´_ゝ`)「え・・・?」 

ξ゚听)ξ「ぶーん や くぅ は地下におるのだな?」 

( ;´_ゝ`)「は、はい。おそらく」 

ξ ´兪)ξ「じゃあ、さっさといくぞ? 猫又」 

川=*’凵f)=「はい」 

ツンたちは地下へと急いだ。 


584 :第19話 :2006/09/24(日) 20:57:30.32 ID:LjxkA8fO0 

・・・地下 

(#゚;;-゚)「さて、しぃが待っている。帰ろうか」 

( ゚∋゚) ・・・ 

(#゚;;-゚)「ギコ。お前は再び、モナーの所へ行け」 

(,,゚Д゚)「やれやれ。相変わらずの化け物使いの悪さだな」 

(#゚;;-゚)「・・・さて、クックル、私の中にお帰り? 
     シラネーヨ。乗せておくれ」 

( ´ー`)「・・・シラネーヨ・・・」 


ディがシラネーヨに跨ろうとしたとき、 
突然背後から雷が走った。 

( ;´ー`)「!!!」 

慌ててシラネーヨはディを突き飛ばし、 
自分がその雷撃を浴びてしまった。 

・・・シラネーヨは真っ黒に焦げて、動かなくなった。 



588 :第19話 :2006/09/24(日) 21:03:04.06 ID:LjxkA8fO0 

川=*’凵f)=「・・・いい匂いだこと。ほほほ」 

(#゚;;-゚)「く・・・シラネーヨ・・・!!!」 

ξ゚听)ξ「4日ぶりだな・・・でぃ」 

(#゚;;-゚)「ツンか」 

ξ゚听)ξ「なんでお前がここにいる? ぶーんは?」 

(#゚;;-゚)「・・・坊やならね?」 


(,,゚Д゚)「くっ。喰っちまったよ」 

ξ゚−゚)ξ「・・・あ?」 

川=;’凵f)=「ぎ、ぎこ・・・」 

ξ゚−゚)ξ「・・・」 



ξ^ー^)ξ「・・・よし」 






589 :第19話 :2006/09/24(日) 21:03:48.99 ID:LjxkA8fO0 






ξ゚−゚)ξ「皆殺しにしてやろう」 








592 :第19話 :2006/09/24(日) 21:07:05.48 ID:LjxkA8fO0 

(#゚;;听)「・・・クックル!行け!」 

( ゚∋゚)「クックル」 

クックルは一直線にツンの元に詰め寄る。 
そのまま、ツンの顔面を殴りつけた。 

ばつんっ 

ξ????)ξ「・・・」 




593 :第19話 :2006/09/24(日) 21:08:11.55 ID:LjxkA8fO0 

( ;゚∋゚)「クックル?」 

クックルは吃驚したような顔をして、後ろに下がる。 

・・・クックルの右手は、親指から中指に掛けて噛み千切られていた。 

ツンは、何かを吐き捨てる。 
そして、無表情のまま・・・ 

ξ ゚Δ゚)ξ「・・・!」 


ツンはクックルに向って、青白い炎を吐きかけた。 



595 :第19話 :2006/09/24(日) 21:11:01.01 ID:LjxkA8fO0 

肉の焼ける嫌な臭いと共に、クックルは床へと崩れ落ちた。 

(メ'∋V)「グルルル・・・」 

(;゚;;听)「な、なに・・・クックルがあっさりと・・・?」 

ξ゚−゚)ξ「なぜ、人間のお前が ぶーん を殺す?」 

(#゚;;-゚)「・・・ふん。邪魔になりそうだったからさ」 

ξ゚−゚)ξ「・・・」 

(#゚;;-゚)「私のやる事を理解しながらも、断った。馬鹿な餓鬼さね・・・」 

ξ゚−゚)ξ「・・・確かに、馬鹿だ」 


ξ????)ξ「だが、お主に言われる程じゃないぞ? 

      儂を・・・怒らせたんだからな・・・」 

再びツンは、青白い炎を吐く。 

生身の人間の、ディに向って。 




596 :第19話 :2006/09/24(日) 21:13:41.61 ID:LjxkA8fO0 

(,,゚Д゚)「おおっとお!!!」 

ギコがディの前に躍り出て、ツンの炎に向かい自分も炎を吐きかける。 

赤い炎が、青白い炎の軌道を変えた。 

(,,゚Д゚)「おい、婆ァ! 早く逃げろや」 

(#゚;;-゚)「ぎ・・・ギコ?」 

(,,゚Д゚)「シラネーヨ、クックル! お前らも化け物ならそれくらいでヘタレてん
じゃねえぞ! 
      ディを連れて逃げろっ!」 

(メ'∋V)「グルルル!」 

クックルが焦げた肉を落としながらディを抱え、 
シラネーヨの首に手をかける。 

今まで全く動かなかったシラネーヨはその瞬間、 
一人と一匹を連れて逃げ出した。 



599 :第19話 :2006/09/24(日) 21:17:55.15 ID:LjxkA8fO0 

ξ゚−゚)ξ「ぎこ・・・貴様、さっさと消し炭にしてやればよかったな」 

(,,゚Д゚)「ふん。なにを切れてやがる。人が一人死んだくらいでよ?」 

ξ゚−゚)ξ「・・・殺す」 

(,,゚Д゚)「はっ・・・お前にとって、そんな大事な奴だったのか?」 

ξ゚−゚)ξ「・・・」 

(,,゚Д゚)「どうなんだよ?」 

ξ゚−゚)ξ「・・・そうだったのかも、しれんな」 

(,,゚Д゚)「くっくっく」 

ξ゚−゚)ξ「下らん話は終わりだ。焼き殺してやろう、ぎこ」 

(,,゚Д゚)「ふん。じゃあ、こっちは・・・」 

ξ゚−゚)ξ「・・・ほう、何だ? 最後に悪あがきくらいさせてやろうか?」 




600 :第19話 :2006/09/24(日) 21:18:55.96 ID:LjxkA8fO0 



(,,゚Д゚)「吐くっ!!!」 






ξ ゚A゚)ξ「・・・は?」 

(,,゚Д゚)「おえええええええええーーーー」 

ξ;゚Δ゚)ξ「わっ! 汚い! こっち飛ばすなあっ!」 




川=*’凵f)=「もんじゃ焼き、一丁!」 




604 :第19話 :2006/09/24(日) 21:24:07.17 ID:LjxkA8fO0 

なにかの麺やパンの残骸みたいものが混じった嘔吐物のなかに、 
大きな二つの膨らみがある。 

・・・その二体は、人の形をしていた。 

ξ゚−゚)ξ「・・・?」 

ツンはどこからか水を呼び出し、その二つの物体に掛けた。 


(  'ω`)「・・・」 

ノq|*==ハ 「・・・」 


川=*’凵f)=「おお」 

ξ ゚A゚)ξ「・・・!」 

ぺたん 

ツンはブーンの前で、へたりこんでしまった。 



607 :第19話 :2006/09/24(日) 21:26:12.33 ID:LjxkA8fO0 

ブーンの携帯が鞄から転がりでる。 
そして勝手に開き、ジョルジュが現れた。 

( ゚∀゚)「あー、臭かった」 

(#,,゚Д゚)「んだと?」 

( ;゚∀゚)「あ、嘘です。ごめんなさい」 

川=*’凵f)=「どういうこと?」 

(,,゚Д゚)「ジョルジュに体内で結界を張らせたんだ」 

( ゚∀゚)「そうそう。ギコに呼ばれて、何事かと思った」 

川=*’凵f)=「はあ。よくそんな打ち合わせする暇があったわね?」 

(,,゚Д゚)「いや、体内に入れてからジョルジュ呼んだからな」 

( ゚∀゚)「うん。後数分遅れてたら、溶けてたなあ〜」 


川=*’凵f)=「・・・なんだ。結局、あいも変わらず無計画か」 

(#,,゚Д゚)「やっぱ、お前、ムカつくわ」 



610 :第19話 :2006/09/24(日) 21:27:51.96 ID:LjxkA8fO0 

ξ;゚听)ξ「ぎ、ギコ。お前、どうして?」 

(,,゚Д゚)「ん?」 

ξ;゚听)ξ「いや、何で食べてしまわなかったんだ?」 

(,,゚Д゚)「コイツの場合、食べるよりも生きてるほうが楽しめそうだからな」 

ξ;゚−゚)ξ「・・・」 

(,,゚Д゚)「それに、実はコイツには借りがあるんだよ」 

ξ;゚听)ξ「借り?」 

(,,゚Д゚)「・・・まあ、お前には関係のない話だ。それじゃ、あばよ」 

ξ;゚o゚)ξ「あっ・・・」 

ギコは破壊された階段を上っていった。 




611 :第19話 :2006/09/24(日) 21:29:49.95 ID:LjxkA8fO0 

川=*’凵f)=「・・・ツン様?」 

ξ゚听)ξ「なんだ?」 

川=*’凵f)=「今回の事、傀儡師からの命令違反にはならないのでしょうか?
」 

ξ゚−゚)ξ「・・・」 

川=*’凵f)=「ギコの中で、何かが起こったのでしょうか・・・」 


ξ ´兪)ξ「・・・考えても、わからんわ」 



ξ゚听)ξ「この建物は、破壊された事だし。我々も帰るか」 

川=*’凵f)=「はいはい」 

ツンはふわりと浮かび上がり、地上へと向う。 

猫又は右手にブーン、左手にクーを掴み、ツンの後を追った。 

ジョルジュは既に携帯の画面へと消えている。 



613 :第19話 :2006/09/24(日) 21:31:57.94 ID:LjxkA8fO0 

( ´_ゝ`)兄「弟者・・・」 

(´<_`; )弟「・・・兄者、なんだ、その趣味性の高い格好は?」 

( ;´_ゝ`)兄「亀甲縛りなら、俺の趣味じゃない! ツン達にやられたんだ
っ!」 

(´<_`; )弟「・・・そうか」 

( ´_ゝ`)兄「振り出し、戻っちまったな」 

(´<_`  )弟「ああ」 

( ´_ゝ`)兄「でも、政府のお偉方がこれで解放してくれるとも思えん」 

(´<_`  )弟「やり直しだな・・・兄者」 

( ´_ゝ`)兄「自我を持つ妖怪の恐ろしさ、再確認させられた」 



616 :第19話 :2006/09/24(日) 21:34:23.90 ID:LjxkA8fO0 

(´<_`  )弟「・・・兄者?」 

( ´_ゝ`)兄「なんだ?」 

(´<_`  )弟「恐ろしいだけじゃ、ないのかもな」 

( ´_ゝ`)兄「・・・」 

( ´_ゝ`)兄「ああ。人の心配をする妖怪も、いるんだな・・・」 

(´<_`  )弟「それに比べて、俺は妖怪にも劣ってたのか・・・?」 

( ´_ゝ`)兄「・・・」 

(´<_`  )弟「・・・方向性から、考え直しが必要かもな」 

( ´_ゝ`)兄「・・・そうだな」 


619 :第19話 :2006/09/24(日) 21:35:40.56 ID:LjxkA8fO0 

兄弟は、瓦礫の中、気の抜けてしまった表情で語り合う。 

彼らが作ったspetre01、モララーは、その傍らで静まり返っていた。 

ふと、流石兄者が、上を見上げる。 

( ´_ゝ`)兄「ん・・・? 誰だ、あんた?」 

上から、誰かが見下ろしている。 

酷く、根暗そうな、疲れた顔の男だ。 

( ´_ゝ`)兄「残念ながら、もうここの一大イベントは終わっちまったよ」 



「・・・見つけた」 







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