(  ^ω^) ぶーん と つんξ(゚、゚ξ


5:第11話 畜生あやつり :2006/09/20(水) 22:09:57.01 ID:MYLVTHxL0 
 
クーに抗わず、 
ツンと猫又が、ギコとジョルジュをそれぞれ引き摺って 
ブーンの家から出てきたとき。 
 
ブーンの家の外には、しぃがいた。 
 
普段の彼女は白い色を好んでよく着ていたが、 
今日に限っては、何故か真っ黒な服を着ている。 
 

7:第11話 :2006/09/20(水) 22:12:28.37 ID:MYLVTHxL0 
 
(*゜ー゜)「やあ。ツンちゃん、ジョルジュ。それから、初めまして。猫又さん」 
 
川=*’A’)=「・・・どちら様?」 
 
( ゜∀゜)「・・・? お前は、しぃ? な、なんで俺達が見えるんだ?」 
 
(*゜ー゜)「さーね。なんででしょう」 
 
ξ゜凵K)ξ「・・・何か用か?」 
 
(*^ー゜)「ツンちゃんが、寂しがっているかと思って」 
 
ξ゜−゜)ξ「・・・相変わらず、よく分らんとことを言う奴だ」 
 
(*゜ー゜)「追い出されちゃったんでしょ?」 
 
ξ゜−゜)ξ「・・・」 
 
(*^ー゜)「よければ、来ない? 家へさ」 
 
ξ゜−゜)ξ「・・・」 
 
 
ツン達は、しぃに憑いて行った。 

8:第11話 :2006/09/20(水) 22:15:14.44 ID:MYLVTHxL0 
 
(*゜ー゜)「ようこそ。我が、亜矢家へ」 
 
川=*’−’)=「・・・」 
 
( ゜∀゜)「なんか、聞いたことがあるな・・・」 
 
(,,-Д-)「くっくっく・・・」 
 
ξ゜凵K)ξ「・・・ぎこ?」 
 
(,,゜Д゜)「でぃの婆は、どうした? しぃよ」 
 
(*゜ー゜)「今、仕事中よ。表向きの方のね」 
 
(,,゜Д゜)「ち・・・人間てのは、面倒だな」 
 
川=*’凵f)=「どういう・・・?」 
 
(,,゜Д゜)「でぃの婆は、50年前に俺を封印した退魔師。 
 
      ・・・そして、傀儡師でもある」 
 
 

 
9:第11話 :2006/09/20(水) 22:17:00.51 ID:MYLVTHxL0 
 
ξ゜凵K)ξ「くぐつし?」 
 
(*゜ー゜)「1 人形を使って諸国を回った漂泊芸人。 
     特に江戸時代、首に人形の箱を掛け、その上で人形を操った門付け芸人をいう。 
     傀儡(くぐつ)回し。人形つかい。《季 新年》 
     2 歌舞伎舞踊。傀儡師の風俗を取り入れたもので、 
     河東節・長唄・富本節・清元節などにある。 
     3 陰にいて人を操る者。策士。黒幕」 
 
(*^ー゜)「以上、講談社・国語辞典より」 
 
川=;’凵f)=「国語辞典かよ!」 
 
ξ゜凵K)ξ「・・・それが今、何か関係あるのか?」 
 
(,,゜Д゜)「3の意味に近いな」 
 
川=*’凵f)=「?」 
 
(*^ー^)「まあ。早い話ね」 
 
ξ゜−゜)ξ「・・・?」 
 
 
(*゜ー゜)「貴方達・・・私のお人形さんになって貰えるかなあ」 
 
(,,゜Д゜)「・・・」 
 
10:第11話 :2006/09/20(水) 22:17:51.69 ID:MYLVTHxL0 
 
ξ゜凵K)ξ「お」 
 
川=*’凵f)=「人形」 
 
( ゜∀゜)「さん?」 
 
 
(*^ー^)「うん」 
 
ξ#`凵L)ξ「何を言っておるんだ、お主は!?」 
 
( ;゜∀゜)「ぎ、ギコは既に、人形になっているのか!?」 
 
(,,゜Д゜)「馬鹿。比喩表現だ」 
 
( ;゜∀゜)「?」 
 
11:第11話 :2006/09/20(水) 22:18:35.48 ID:MYLVTHxL0 
 
(,,゜Д゜)「こいつらは、俺達 化け物を従える能力のある特別な人間だ」 
 
(*^ー^)「ツンちゃん。でぃばあちゃんは日本の妖怪達が活発化しだしたことで、 
     貴方が復活したことを懸念してたの」 
 
ξ゜凵K)ξ「・・・ふむ」 
 
(*゜ー゜)「それでね、ギコを操って、モナー達やツンちゃん達の動向を探ってたの!」 
 
 
12:第11話 :2006/09/20(水) 22:19:18.39 ID:MYLVTHxL0 
 
(*^ー^)「案の定、復活してたわ」 
 
(*゜ー゜)「ジョルジュと、ギコのお陰で確認もできたし」 
 
(*^ー^)「それで、ブーン君の家を出たじゃない? 
     だから、私、決心したのよ」 
 
(*^ー゜)「最初はツンちゃんともっと仲良くなってから、ゆっくり・・・ 
     と思ってたんだけどね」 
 
(*゜−゜)「ツンちゃんが弱っている今、それも必要ないわね?」 
 
ξ ´兪)ξ「・・・やれやれ、色んな人間がいるものだな」 
 
 
14:第11話 :2006/09/20(水) 22:24:00.61 ID:MYLVTHxL0 
 
ξ゜ー゜)ξ「ギコを儂から逃がしたのは、お主らの術か?」 
 
(*゜ー゜)「そうよ」 
 
( ;゜∀゜)「え、でも。ギコは操られてた割りに、人間とか襲っていたけど・・・?」 
 
(,,゜Д゜)「こいつ等の目的は、別に人間を救う事じゃない。 
      だから、命令以外は俺は好きに出来るのさ」 
 
ξ゜ー゜)ξ「ふむ。では、何が目的なのだ?」 
 
(*゜ー゜)「バランスよ」 
 
( ;゜∀゜)「バランス?」 
 
 
15:第11話 :2006/09/20(水) 22:26:07.63 ID:MYLVTHxL0 
 
(*^ー^)「貴方がた妖怪が弱くなったお陰で、人間が増えすぎてる 
     抑止力のない物は、暴走するのが常じゃない? 
 
     妖怪がさらに減っていくのが、見過ごせないの。 
     私たちとしては、もっと妖怪が強くなって欲しいわ」 
 
(*゜−゜)「でもね? モナー側にツンちゃんがイクと、 
     今度は妖怪の方に傾きすぎるかもしれない」 
 
(*^ー^)「だから、今の状態になるように仕向けたの。ギコを使って」 
 
(*゜−゜)「まあ、偶然にもちょっと上手くイキ過ぎたけどね?」 
 
 
16:第11話 :2006/09/20(水) 22:28:27.11 ID:MYLVTHxL0 
 
ξ゜−゜)ξ「・・・まだ、今ひとつ意味が掴めんな。 
      それがお前に、何の利点がある?」 
 
(*^ー^)「利点? 私にはないわ」 
 
ξ゜−゜)ξ「・・・?」 
 
(*゜−゜)「私たち亜矢家に与えられた使命、みたいなものよ」 
 
ξ゜凵K)ξ「はあ?」 
 
(*^ー^)「私たちは、どちら側にもつかないの。 
     皆に幸せになってもらいたいし」 
 
ξ ´兪)ξ「うさんくさいな・・・」 
 
(*゜−゜)「・・・そうかも、ね」 
 

17:第11話 :2006/09/20(水) 22:29:45.18 ID:MYLVTHxL0 
 
ξ゜凵K)ξ「で、儂らをコレクションとやらに入れたい理由は?」 
 
(*^ー^)「勿論、仲介役を買って出るにも、 
     ある程度の力が必要だからよ。 
     ツンちゃんを手に入れたら、力は十分すぎるくらいじゃない?」 
 
ξ ´兪)ξ「まあ、そーだろうな」 
 
(*゜ー゜)「さあ、話は終わり。そろそろ、お人形さんになって貰おうかな」 
 
ξ゜ー゜)ξ「くくくく・・・今日はやけに人間ごときがでかい口を叩きおる」 
 
ξ#`凵L)ξ「お主程度にやられる儂ではないわ!」 
 
川=*’凵f)=「私もいるしね・・・人間一人と弱体化したギコで、勝てると思ってるの? 
       しかも、しぃっていえば、ジョルジュ程度に操られてたそうじゃない」 
 
( ;゜∀゜)「あの・・・」 
 
(*゜ー゜)「あら? あれはツンちゃんが来なければ、 
     自分自身で解決できたんだけどね・・・」 
 
 
18:第11話 :2006/09/20(水) 22:32:13.21 ID:MYLVTHxL0 
 
(*゜−゜)「それに、私は傀儡師・・・一人じゃないわ。 
     見習いとはいえ、お人形さんのコレクションは凄いわよ?」 
 
しぃは急に、右手で何かを引っ張る動作をした。 
 
(*^ー^)「おいでなさい? ちんぽっぽ。わかんないです」 
 
しぃが声を発する共に、 
部屋の真ん中に円形の光が生じる。 
 
その中に、何かが現れた。 
 
(*‘ω‘ *) 「ぽいんっ!」 
 
(><;)「ですっ!」 
 
 
20:第11話 :2006/09/20(水) 22:34:20.07 ID:MYLVTHxL0 
 
川=*’凵f)=「むっ!」 
 
( ;゜∀゜)「な、なんだああ!?」 
 
(*‘ω‘ *)つ「ちんぽっぽ!」 
 
(>< )「でーーーーーす!」 
 
(*゜ー゜)「ふふふ。邪魔者は、この二体が引き受けてくれるわ。 
     さあ、ツンちゃん。はじめましょう?」 
 
ξ(゜∀゜#ξ「舐めおってからに! 後悔するなよっ!?」 
 
ツンは髪の毛を逆立てる。 
 
しぃは攻撃の態勢をとるそぶりも見せず、 
ツンに向かって微笑んでいた。 
 
 
21:第11話 :2006/09/20(水) 22:37:12.03 ID:MYLVTHxL0 
 
猫又とちんぽっぽ、ジョルジュとわかんないですが相対する。 
 
川=*’凵f)=「私と戦おうなんて、頭が弱いわね」 
 
(*‘ω‘ *)つ「ちんぽっぽっぽっぽっ!!!!」 
 
川=;’A’)=「えーい! 日本語 話さんかい!」 
 
猫又は両手から爪を出し、ちんぽっぽに斬りかかった。 
猫又は流れるように左右の爪の斬撃を繰り返す。 
 
しかしちんぽっぽ は、ぽいんっ、ぽいんっと跳ねて全て避けてしまった。 
 
川=*’ー’)=「あら、全て避けるなんて、中々いい動きするじゃない」 
 
(*‘ω‘ *)つ「ちんぽぽ、ちんぽぽ、ちんぽっぽ!」 
 
川=;’A’)=「この野郎、ちんぽ、ちんぽ五月蝿えよ」 
 
猫又が立ち止まって、思わず突っ込む。 
 
 
22:第11話 :2006/09/20(水) 22:40:24.57 ID:MYLVTHxL0 
 
ちんぽっぽ は突然 
 
 
「ぼいんっ」 
 
 
と上へと跳び、猫又の上に落ちてきた。 
 
いつの間にか、ちんぽっぽの体が大きくなっている。 
 
川=;’A’)=「ぎゃあああああ、意味分らん!!!」 
 
(*‘ω‘ *)つ「ぽっぽっぽっぽ〜♪」 
 
ちんぽっぽは、その巨体で猫又の動きを封じた。 
 
 
23:第11話 :2006/09/20(水) 22:43:03.97 ID:MYLVTHxL0 
 
一方、ジョルジュとわかんないです。 
 
(>< )「わかんないです」 
 
( ゜∀゜)「何が?」 
 
(>< )「貴方程度に、私が呼ばれたのがわかんないです!」 
 
( #゜∀゜)「・・・こいつ、ムカつく!」 
 
ジョルジュが手を振りあげた。 
 
( #゜∀゜)「おっぱい、おっぱいで鍛えた右腕の力、舐めるなよー!」 
 
(>< )「しょぼすぎて、分んないです!」 
 
( #゜∀゜)「くそー!」 
 
ジョルジュはわかんないですに殴りかかったが、次々と軽くかわされていった。 
 
 
24:第11話 :2006/09/20(水) 22:45:49.70 ID:MYLVTHxL0 
 
(>< )「わかんないです」 
 
( #゜∀゜)「何がっ!?」 
 
(>< )「あなたのその攻撃の意味が」 
 
わかんないです はジョルジュの右ストレートを左手で掴んで 
右回転しながら避け、 
右の人差し指でジョルジュの右蟀谷(こめかみ)を突いた。 
 
ジョルジュは、動けなくなった。 
 
 
25:第11話 :2006/09/20(水) 22:46:55.01 ID:MYLVTHxL0 
 
(*゜ー゜)「ふふふ、ツンちゃん」 
 
ξ゜−゜)ξ「餓鬼が・・・」 
 
(*゜ー゜)「あーあ・・・嫌われちゃったな。 
     ・・・来なさい! 式神ゴラァ、式神蛞蝓(なめくじ)!」 
 
へ《へ゜Д゜》へ「ゴラアァァァァ!!!!!」 
 
,,,,,,,,,,,,,/ ゜д゜)「ロ゛ー・・・」 
 
ξ゜凵K)ξ「ほう。式神か・・・」 
 
(*゜ー゜)「式神ゴルァは、貴方の動きをかき乱す」 
 
へ《へ゜Д゜》へ「ゴラァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」 
 
ξ゜凵K)ξ「む・・・鬱陶しいな!」 
 
 
26:第11話 :2006/09/20(水) 22:48:52.96 ID:MYLVTHxL0 
 
ツンの周りを式神ゴラァが駆け回り、 
飛び跳ねて攻撃を仕掛ける。 
 
ツンにはその攻撃は大して効いていない。 
 
が、 
速度だけは速く、髪を動かして捉えようとするツンを 
翻弄している。 
 
 
27:第11話 :2006/09/20(水) 22:52:51.95 ID:MYLVTHxL0 
 
へ《へ゜Д゜》へ「ゴラアァァァァ!!!!!」 
 
(*゜ー゜)「それでね・・・?」 
 
ξ#`凵L)ξ「あーーー! 
     主人も、式神も煩い!!!!!!!!」 
 
(*゜ー゜)「式神蛞蝓は、ゴルァを捉えようと注意が向けられなくなった所で、 
     相手の動きを封じるの」 
 
,,,,,,,,,,,,,/ ゜д゜)「ロ゛ォォォオオオオオオオオオオオオオオ・・・!!」 
 
ξ#゜Δ゜)ξ「にょわっ!」 
 
いつの間にか足元に居た蛞蝓に這い上がられて、ツンは奇声を発した。 
 
 
 29:第11話 :2006/09/20(水) 22:54:41.68 ID:MYLVTHxL0 
 
式神蛞蝓はヌラヌラと粘液を発しながら、 
ツンの体を這い上がる。 
 
ξ#゜Δ゜)ξ「ぐああああ! き、気持ちわるいいい!」 
 
,,,,,,,,,,,,,/ ゜д゜)「ロ゛ォォォ…」 
 
(*^ー゜)「あーあ。蛞蝓ちゃん、悲しがってるわよ。 
     蛞蝓ちゃんはツンちゃんが気に入ったみたいなのに 
 
     いつもより、粘液が多いもの」 
 
ツンは必死に、そして極めて嫌そうに両手で蛞蝓を剥がそうとする。 
 
しかし、ツンは両手が痛んで力が入らないようで、 
蛞蝓の力に負けてしまった。 
 
 
30:第11話 :2006/09/20(水) 22:55:57.24 ID:MYLVTHxL0 
 
蛞蝓の粘液で、両手を動けなくされたツン。 
それを見て、にんまりするしぃ。 
 
(*^ー゜)「両手は前の戦いで負傷して、まともに使えない」 
 
(*^ー^)「それも、封じちゃったから使えない」 
 
(*^ヮ^)「まあ、見たところ両手が不自由だから、 
     元々、術も実戦レベルでは使えないみたいだけど・・・?」 
 
ξ#゜Δ゜)ξ「な、何故そこまで・・・」 
 
(*"ー")「ツンちゃんの事は、よく調べたもの・・・!」 
 
ξ ´兪)ξ「うわ・・・」 
 
 
31:第11話 :2006/09/20(水) 22:57:26.62 ID:MYLVTHxL0 
 
(*^ヮ^)「万策尽きたかしら〜?」 
 
ξ#`凵L)ξ「髪がまだあるわい!」 
 
(*^ー^)「それも、無駄無駄無駄ァ!」 
 
しぃは何かをまた引っ張る動作をした。 
 
・・・ツンの真上から、大量の式神蛞蝓が降って来た。 
 
ξ#><)ξ「ふぎゃああああああああああああああああああああああ!!!」 
 
 
32:第11話 :2006/09/20(水) 23:00:31.04 ID:MYLVTHxL0 
 
全身蛞蝓だらけのツンを見て、くすくすとしぃは笑う。 
 
(*^ー^)「ツンちゃん、ナメクジ苦手なの〜???」 
 
ξ#><)ξ「ぬめぬめが嫌ーーーーーっ!!!」 
 
,,,,,,,,,,,,,/ ;д;)「ロ゛ォォォ…」 
 
式神蛞蝓の粘液でドロドロのツンは、 
体の自由を完全に奪われてしまったようだ・・・ 
 
最早、ゴルァが蹴ってもツンは髪一つ動かさない。 
 
 
33:第11話 :2006/09/20(水) 23:01:53.37 ID:MYLVTHxL0 
 
ξ(゜、゜#ξ「くそぉおおおおおおおおおおおおお」 
 
(*"ー")「ああ・・・粘液で全身濡れ濡れのツンちゃん・・・ 
     もう、駄目・・・」 
 
ξ;´兪)ξ「変態かい・・・」 
 
(*^ー^)「さ・・・お仲間の二人も決着が付いたみたいだし・・・ 
     そろそろ、二人の時間を楽しみましょうか・・・」 
 
ξ(゜、゜#ξ「ふん」 
 
(*゜ー゜)「あら・・・? 結構余裕ね?」 
 
ξ゜−゜)ξ「ふん・・・不本意ながらな」 
 
 
35:第11話 :2006/09/20(水) 23:06:40.40 ID:MYLVTHxL0 
 
(*゜−゜)「・・・何が、不本意なの?」 
 
ξ ´兪)ξ「馬鹿が来おったわ。 
       ここからでも、儂一人でどうとでもなるのに」 
 
(*゜−゜)「馬鹿・・・?」 
 
( ;^ω^)「馬鹿って酷いお」 
 
(;゜凵K)「え!? ぶ、ブー 
(  ^ω^)「はい。動いちゃだめだお」 
 
いつの間にかしぃの背後に立ち、光の爪でしぃの首を掴むブーン。 
しぃは体を硬直させ、式神を消した。 
 
 
36:第11話 :2006/09/20(水) 23:08:02.94 ID:MYLVTHxL0 
 
 
(;゜凵K)「どうしてここが・・・? 何時の間に?」 
 
(  ^ω^)「これだけ妖怪の数が増えれば、ちょっと遠くても櫛が教えてくれるお」 
 
(  ^ω^)「そして、戦いに集中していたしぃに気が付かれないように侵入するのは、 
      意外と簡単だったお」 
 
(;゜−゜)「くう・・・」 
 
( ;^ω^)「・・・で? 何でこんな事になったんだお?」 
 
 
(*゜−゜)「・・・」 
 
( ;^ω^)「そもそも、しぃさんが妖怪を操っているなんて・・・」 
 
(*゜ー゜)「ふふふ。意外だったでしょ?」 
 
( ;^ω^)「ドックンもそうだったし・・・ 
      ひょっとしてウチの高校にまともな人間はいないのかお?」 
 
(*^ー^)「ふふふ。そうかもね」 
 
 
 
37:第11話 :2006/09/20(水) 23:10:06.93 ID:MYLVTHxL0 
 
 
 
(*゜−゜)「あと、もう一回説明するのは面倒だから、ログ嫁」 
 
 
(  ^ω^)「把握したお!」 
 
 
 48:第11話 :2006/09/20(水) 23:55:22.98 ID:MYLVTHxL0 
 
( ;^ω^)「傀儡師? しかも、でぃ先生も?」 
 
(*^ー^)「うん」 
 
川=*’凵f)=「ブーンさん!」 
 
( ゜∀゜)「ブーン!」 
 
(  ^ω^)「何だお?」 
 
ξ゜凵K)ξ「とりあえず、こいつらを自由にしてくれ」 
 
(  ^ω^)「してくれるかお? しぃさん」 
 
(*゜−゜)「負けだから、しょうがないか」 
 
・・・ちんぽっぽとわかんないですは、消えた。 
 
 
49:第11話 :2006/09/20(水) 23:56:07.68 ID:MYLVTHxL0 
 
( ;^ω^)「ツンは・・・後で洗うかお・・・」 
 
川=#’凵f)=「さあ、覚悟してね!」 
 
(  ^ω^)「落ち着いて欲しいお。猫又さん」 
 
川=#’凵f)=「・・・ブーン、貴様、こいつを庇う気か?」 
 
ξ゜凵K)ξ「まて。儂も話がある」 
 
川=*’−’)=「は、はい・・・」 
 
 
51:第11話 :2006/09/20(水) 23:57:13.46 ID:MYLVTHxL0 
 
ξ゜凵K)ξ「お主の祖母も、同じ傀儡師とやらなんだろう?」 
 
(*゜−゜)「うん・・・」 
 
ξ゜凵K)ξ「何故、そやつが来るのを待たなかった?」 
 
(*゜ー゜)「・・・私だけで勝てたし。動けないでしょ?」 
 
ξ#^ー^)ξ「・・・思い上がりもいい所だ」 
 
突然、ツンの着ていた服が燃え上がり、 
ツンの行動を奪っていた粘液を焼いた。 
 
ξ゜凵K)ξ「ふん! 儂くらいになると、前準備も怠らんわ」 
 
ξ#^ー^)ξ「まあ、髪の毛は洗わんといかんがな・・・!」 
 
 
52:第11話 :2006/09/20(水) 23:58:16.70 ID:MYLVTHxL0 
 
(* ゜∀゜)o彡「おっぱい! おっぱい!」 
 
ξ#`凵L)ξ「うるさい!」 
 
(*"ー")「綺麗・・・」 
 
( *^ω^)「・・・」 
 
ξ#゜凵K)ξ「くそ、お前らこっち見んな!!!」 
 
ツンは猫又の影に隠れた。 
 
 
53:第11話 :2006/09/20(水) 23:59:38.32 ID:MYLVTHxL0 
 
顔だけ猫又の肩の上に出したツンに、しぃが尋ねた。 
 
(*゜−゜)「でも、今の貴方に攻撃手段があるの?」 
 
ξ#゜凵K)ξ「お主程度なら対処法はいくらでもあるわ!」 
 
(*゜−゜)「相手が、モナーでも?」 
 
ξ#゜凵K)ξ「む・・・?」 
 
(*゜−゜)「それに、私のお婆ちゃんは私よりよっぽど強いわ。 
     私のものになれば、どちらからも上手く隠せることが出来たのに・・・」 
 
( ;^ω^)「・・・ツン、誰かが来たお!」 
 
ξ゜凵K)ξ「・・・そのようだ」 
 
 
(#゜;;-゜)「やれやれ・・・ウチの孫娘が迷惑を掛けたみたいだねえ」 
 
ディが女物のスーツのポケットに手を突っ込んだまま、気だるそうに呟く。 
 
妙に首の長い動物のようなものに跨り(またがり)、 
部屋の真ん中に突然現れて。 
 
 
54:第11話 :2006/09/21(木) 00:00:36.64 ID:9D/0F4ug0 
 
( ´ー`)「シラネーヨ・・・」 
 
(#゜;;-゜)「色々、聞いてしまったみたいだねぇ? 
     しかも、妖怪だけでなく内藤家の坊やまでいるとはね」 
 
( ;^ω^)「・・・でぃ先生、えーと」 
 
(#゜;;-゜)「しぃ・・・どういうつもりだい?」 
 
(*゜−゜)「お婆ちゃん・・・ツンを私のモノにしたかったのよ」 
 
(#゜;;-゜)「・・・この妖怪は力が強すぎる。 
     弱った時点で、殺すか封印すると決めただろう?」 
 
(*゜−゜)「・・・はい」 
 
(#゜;;-゜)「勝手に動いた罰は後でするよ? 
     とりあえず、ツンの髪を封じたのは褒めてやるよ。 
     だが、ブーンが来たのがやっかいだったね」 
 
 
55:第11話 :2006/09/21(木) 00:02:11.11 ID:9D/0F4ug0 
 
( ;^ω^)「先生! つ、ツンは話せば分る奴だお!」 
 
(#゜;;-゜)「・・・はぁ?」 
 
( ;^ω^)「言動は誤解を招くことが多いけど、根はいい奴だお!」 
 
ξ#`凵L)ξ「・・・はあ?」 
 
 
(#゜;;-゜)「誤解するな。悪だから殺すんじゃない」 
 
( ;^ω^)「・・・お?」 
 
(#゜;;凵K)「厄介だから殺すのさ」 
 
( ;^ω^)「ど、どういうことだお・・・!」 
 
 
56:第11話 :2006/09/21(木) 00:03:10.49 ID:9D/0F4ug0 
 
(#゜;;ー゜)「・・・妖怪側には、ギコみたいなスパイを送り、操る。 
      人間側には、お偉方に妖怪の脅威を説き、我々の存在の意義を説いて 
      操る。 
      
      これが、我が亜矢家が代々やってきた事さね」 
 
( ;^ω^)「・・・」 
 
(#゜;;-゜)「そして、これが行われることでバランスは保たれるのさ・・・」 
 
( ;^ω^)「それは、ディ先生が望むバランス・・・だお」 
 
(#゜;;凵K)「ふん。望んでなんぞいないさ。 
      だがな、バランスなんてものは、誰かが保とうとしない限り保たれないんだよ 
      そして、どちらかに力が傾けば、その原因となる存在は消さねば」 
 
( ;^ω^)「・・・」 
 
(#゜;;-゜)「よく考えなさい。ブーン。 
     多くの人が、妖怪が、幸せになるには、ある程度誰かが縛らなきゃならないんだ」
 
 
 
57:第11話 :2006/09/21(木) 00:04:37.39 ID:9D/0F4ug0 
 
( ;^ω^)「でも、それで特定の者に被害が出るやり方は、納得できないお・・・」 
 
(#゜;;-゜)「・・・」 
 
ξ#`凵L)ξ「・・・ふん。ごちゃごちゃ面倒な奴等だな! 
 
     気に入らなきゃ、敵。それでいいだろうが!」 
 
ξ#゜凵K)ξ「それで、今の敵はでぃ、お前だ!」 
 
( ;^ω^)「こら、ツ 
ξ ゜∀゜)ξ「これでも喰らって、小難しい考えをやめるがいい!!!」 
 
ツンは喉に手を当て苦しそうな顔をすると、 
 
次の瞬間に口から炎を吐いた。 
 
12畳はある部屋の半分が、青白い炎に包まれる。 
 
 
58:第11話 :2006/09/21(木) 00:05:33.88 ID:9D/0F4ug0 
 
( ;^ω^)「ツーン!!! なんてことを!」 
 
(*゜−゜)「・・・隠し玉、本当にあったのか」 
 
ξ ゜∀゜)ξ「くっくっく、ぎこに使えて、儂に使えんはずがなかろうが! 
      この術なら手は関係ないしな!」 
 
(,,゜Д゜)「言いたい放題だな。ゴルァ・・・」 
 
ξ゜凵K)ξ「ま、苦手だけどね。標的がぶれるし、色が変だし」 
 
川=;’凵f)=「でも、威力だけはあるからなあ」 
 
(; ゜∀゜)「巻き込まれたら死ねるな・・・」 
 
( ;^ω^)「で、ディ先生が・・・」 
 
ξ゜凵K)ξ「まあ、流石に‘しらねーよ’だな」 
 
( ;^ω^)「?」 
 
(#゜;;-゜)「危ない奴だ」 
 
いつの間にか、ブーンたちの背後にディがいた。 
 
 
59:第11話 :2006/09/21(木) 00:06:53.07 ID:9D/0F4ug0 
 
ξ゜凵K)ξ「しらねーよ は高速移動と再生能力で知られた妖怪だからな。 
      厄介だ・・・」 
 
(#゜;;凵K)「ふむ。流石、知っておるようだな。古い妖怪だが・・・」 
 
 
川=*’凵f)=「こいつの肉、美味しいんだよね・・・じゅるり」 
 
Σ( ;´ー`)「し、シラネーヨ!!!」 
 
 
60:第11話 :2006/09/21(木) 00:07:43.61 ID:9D/0F4ug0 
 
(#゜;;-゜)「・・・さて、ブーンよ。 
     正直、櫛使いを敵に回すのは惜しい。 
     私と来ること、考えてみんか?」 
 
( ;^ω^)「ブーンは、ツンを見捨てられないお」 
 
ξ#`凵L)ξ「見捨られんとか、意味分らんこと言うな」 
 
(#゜;;-゜)「うーむ・・・櫛使いよ。お前は何がやりたいんだ?」 
 
( ;^ω^)「・・・お?」 
 
(#゜;;-゜)「ツンと一緒にいて、お前は何を成したい? 
     ツンと仲良くしたいだけか?」 
 
 
61:第11話 :2006/09/21(木) 00:08:56.62 ID:9D/0F4ug0 
 
( ;^ω^)「えーと・・・何を成すって言われても・・・」 
 
(#゜;;-゜)「自分のすべき事が、固まってるわけでもなさそうだな」 
 
( ;^ω^)「・・・お?」 
 
(#゜;;凵K)「ブーンよ。時間をやろう。お前は知らないことが多すぎる。 
     次会うときまでに、世界を知れ。それから、もう一度聞こう」 
 
ξ#`凵L)ξ「おい! 勝手に話を進めるな!」 
 
(#゜;;-゜)「ツンよ。悪いがお預けだ。お前を今、殺せないのが惜しいが・・・ 
     だがな、今日入った情報いかんでは、やっぱり必要になるかもしれない・・・」 
 
ξ゜凵K)ξ「今日入った情報???」 
 
 
62:第11話 :2006/09/21(木) 00:10:02.50 ID:9D/0F4ug0 
 
(#゜;;凵K)「モナーが、力を付けてきている」 
 
ξ゜凵K)ξ「・・・?」 
 
(#゜;;-゜)「しぃ、行くぞ?」 
 
(*゜−゜)「はい・・・またね、ツンちゃん。ブーン君」 
 
(  ^ω^)「・・・あ。まただお」 
 
ξ#`凵L)ξ「てか、だから、勝手に話を 
 
ディとしぃは、ブーンたちの前から一瞬で姿を消した。 
 
 
63:第11話 :2006/09/21(木) 00:11:13.45 ID:9D/0F4ug0 
 
ξ#゜凵K)ξ「ち・・・しらねーよ は厄介だな。正直、早すぎる」 
 
( ;^ω^)「ブーンの全速より早いかもしれないお・・・」 
 
ξ#`凵L)ξ「くそーーーーーー」 
 
( ゜∀゜)「まあまあ、皆 無事でよかったですよ」 
 
川=*’凵f)=「ツン様。髪を洗いましょう」 
 
ξ#゜凵K)ξ「・・・うむ」 
 
 
65:第11話 :2006/09/21(木) 00:12:48.41 ID:9D/0F4ug0 
 
 
 
 
ξ゜−゜)ξ「・・・」 
 
(  ^ω^)「お・・・?」 
 
しぃの家から出た一行。 
 
ブーンは自宅に戻ろうとしたが、ツン達は立ち止まる。 
ブーンは不思議そうな顔で、ツン達を見た。 
 
(  ^ω^)「来ないのかお?」 
 
 
67:第11話 :2006/09/21(木) 00:15:01.34 ID:9D/0F4ug0 
 
(  ^ω^)「・・・そうかお」 
 
ξ#゜凵K)ξ「・・・ふん」 
 
(  ^ω^)「ブーンは、・・・ツンが近くにいて楽しかったお。まだ、居てほしいお」 
 
ξ(゜、゜#ξ「・・・お、おとこわりだ!」 
 
( ;^ω^)「おとこわり?」 
 
ξ#`凵L)ξ「ああ、もう! 言い間違えただけだろうが!」 
 
(  ^ω^)「・・・」 
 
ξ゜−゜)ξ「・・・」 
 
ξ(゜、゜#ξ「じゃ、じゃあ・・・ 
 
 
66:第11話 :2006/09/21(木) 00:13:57.21 ID:9D/0F4ug0 
 
ξ゜凵K)ξ「・・・お主の父親や、友達との事があろうが」 
 
(  ^ω^)「そっちは大丈夫だおだお」 
 
ξ゜−゜)ξ「そ、そーなのか」 
 
(  ^ω^)「ツンは、約束を守ってくれるのかお」 
 
ξ゜凵K)ξ「・・・む?」 
 
(  ^ω^)「やっぱり、いい奴だお」 
 
 
ξ#`凵L)ξ「ち、違うわっ! た、単にお前から解放されたかっただけだ!」 
 
 
70:第11話 :2006/09/21(木) 00:17:59.38 ID:9D/0F4ug0 
 
( ゜∀゜)「ブーンといずれ再戦する時に、有益な情報になると思いますよ」 
 
ξ*゜ヮ゜)ξ「お、おう! そうであったわ!」 
 
川=*’ー’)=「はい。そうです」 
 
 
ξ*゜凵K)ξ「わ、儂とした事が忘れとったな・・・」 
 
( ゜∀゜)「連戦で、お忙しかったですからね」 
 
 
 
72:第11話 :2006/09/21(木) 00:19:41.76 ID:9D/0F4ug0 
 
ツンは一度咳払いして厳しい顔をし、 
人差し指でブーンを指差しながら宣言した。 
 
ξ#`凵L)ξ「やはり、ブーン! 儂はお前をいずれ倒すためにも、 
 
       とり憑かなきゃならんかったわ!」 
 
 
( *^ω^)「お・・・!」 
 
 
74:第11話 :2006/09/21(木) 00:22:01.81 ID:9D/0F4ug0 
 
川=*’凵f)=「まだ、あんたいたの?」 
 
(,,゜Д゜)「ああ。俺もブーンに死なれたら困るもんでな。 
      こっちの方を優先する」 
 
川=*’A’)=「やれやれ、迷惑ねえ」 
 
(,,゜Д゜)「こいつ・・・」 
 
(; ゜∀゜)「疲れた・・・」 
 
 
( ;^ω^)「なんか、お腹すいたなあ・・・」 
 
ブーン達は、自宅へと帰った。 
 
 
69:第11話 :2006/09/21(木) 00:16:38.15 ID:9D/0F4ug0 
 
川=*’凵f)=「ツン様・・・ちょいちょい」 
 
ξ#`凵L)ξ「えーい! なんだ!?」 
 
川=*’凵f)=「櫛使いの監視を、しなくて良いのですか? 
       昨日の予定は、そのはずでしたが」 
 
 
 
ξ゜−゜)ξ「・・・あ」 
 
 
 
73:第11話 :2006/09/21(木) 00:20:56.08 ID:9D/0F4ug0 
 
ξ#`凵L)ξ「嬉しそうな顔すんな! 儂はお主の敵なんだからな!!!」 
 
( *^ω^)「おっ おっ おっ」 
 
ξ(゜、゜*ξ「糞ー。貴様が死ぬまで、とり憑いてやる」 
 
( *^ω^)「お? ずっといてくれるのかお?」 
 
ξ#゜Δ゜)ξ「取り殺してやると言ってるだぁーー!!111!!!11!!」 
 
( *^ω^)「はいはいだお」 
 
ξ#`凵L)ξ「うわっ、むかつく!」 
 
ブーンとツンは帰路へとつく。 
ツンは大げさに怒った風を見せながら、ブーンの首を絞めている。 
 
( ゜∀゜)「・・・」 
 
川=*’ー’)=「・・・」 
 
 
(,,゜Д゜)「やれやれ」 
 
 

 




トップへ
トップへ
戻る
戻る