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('A`)ドクオが吸血鬼になってしまったようです
(ジジジ…) メンバー達が転送されてきた / ,' 3 「ここはどこじゃ?」 (*゚∀゚)「よくわかんないなー」 (=゚ω゚)「ここは……街みたいだょぅ」 (-_-)「……」 新しく入ったメンバー達も理解ができていない 一応武器を手に持ってはいるが、いきなりの変化についていけなかった そこに、四人も転送されてきた 23 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/18(月) 22:11:13.67 ID:Xjlc4SPI0 ( ;^ω^)「……みんな」 / ,' 3 「どういうことじゃ?ここは…」 ( ><)「今から僕達は、戦うんです。この武器を使って……」 ビロードはそう言うと、手に持っているショットガンを見せる (*゚∀゚)「へぇー、この銃ホントに使えるんだぁ」 ( ><)「そうなんです」 (*‘ω‘ *)「トリガーを二つ同時に引けば撃てるっぽ」 あーだこーだ説明していると、影が三つ……彼らの元に寄ってきた ( ´_>`)「……」 ( ・∀・)y─~~「……」 ( 'A`)「……」 25 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/18(月) 22:13:12.69 ID:Xjlc4SPI0 そう、ドクオ達だ 彼らは折れない覚悟と強い決意を胸の内に秘めている 散っていった仲間のため、優しかった友のために ドクオも覚悟を決めている 吸血鬼になった以上、こうなることは運命だった ただ全力を尽くす……結果がどうなろうと……後悔は無い ガンツメンバーと吸血鬼が対峙する ( ・∀・)y─~~「よう」 フーッ、と肺の中の煙を吐き出しながら喋るモララー ( ´_>`)「おまえらは……必ず殺す」 眉間にしわを寄せ、拳を震わす弟者。そして…… ('A`)「お前達は俺の仲間を殺しちまった……悪いが、許せない」 27 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/18(月) 22:15:43.55 ID:Xjlc4SPI0 ( ;^ω^)「ドクオ……」 ドクオ達が刀を取り出す……もう戦闘態勢に入っていた (;'A`)「俺はお前達が憎い!だからこの手で裁いてやるッ!」 ( ;^ω^)「ドクオッ!」 唐突な形で戦闘が始まった ドクオ達は何をするのかというと……撤退だ 三人は一斉に後ろを向き、走り出す いかにドクオ達が高い戦闘力を持っていようと、八対三は多勢に無勢だ 三人はいったん刀をしまった つー達新参組がそれを追いかける ブーン達は追いかけるのを躊躇していた 28 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/18(月) 22:17:47.42 ID:Xjlc4SPI0 倒すべきなのか? やらなければ殺される 目の焦点をドクオ達に合わせ……追うことにした やはり友達というのは脆いものなのかもしれない 最後は自分自身の保身を優先する……それが生き物だ 甘ったるく、偽善的な友情 彼らは己のやることを正義だと思いこみ、向かっていく その点では、ドクオ達の方がよっぽど人間らしいかもしれない 自分達の心の靄を払う為に、その原因を消すために・・・・・・ 仲間を殺された怒り、悲しみ…… すべてを清算する為に今は逃げていた 29 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/18(月) 22:19:11.85 ID:Xjlc4SPI0 ( ´_>`)「なぁモララー」 弟者が走りながらモララーに話しかける ( ・∀・)─~~「なんだ?」 モララーが応える ( ´_>`)「いつまで逃げ続けるつもりだ?やつらに醜態を晒し続けなければならないのか?」 ( ・∀・)─~~「……そうだな……」 モララーは振り向く 後方数100メートルをガンツメンバーが走っていた モララーはよし、と一人頷く そしてある作戦を提案した ( ・∀・)─~~「ここで一旦別れるぞ」 30 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/18(月) 22:21:22.07 ID:Xjlc4SPI0 ('A`)「な…なんでですか……?」 ドクオが問う たった三人しかいないのに、分散する必要があるのだろうか? ( ・∀・)─~~「俺と弟者で時間稼ぎをする。お前はその間に……を調達してこい。なければ… …あたりの大きさのヤツをな」 (;'A`)「え?」 ( ・∀・)─~~「大丈夫だ!探せば見つけられる!」 ( ・∀・)─~~「早く行け!俺達がヤツらを引きつける」 モララーがドクオの背中をドンッ、と押す。早くしろという合図だ ( ・∀・)「……フフフ、俺はとことん戦闘狂なのかねぇ」 口に吹かしていた煙草を吐き捨て、おかしげに笑う ( ・∀・)「……あいつが持ってくるまでさぁ…楽しもうぜ」 ( ´,_>`)「フッ、それでこそモララーだ」 弟者とモララーは立ち止まり、メンバー達が追いつくのを待つ ドクオは言われた通りに『あるもの』を探すことにした やがて、モララーと弟者の前にメンバー達が追いついてくる 33 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/18(月) 22:23:44.54 ID:Xjlc4SPI0 ( ;^ω^)「ドクオはどこだお!」 (;‘ω‘ *)「……ホントに私達はやれるのかっぽ?」 ( ・∀・)「……」 ( ´_>`)(モララーが笑っている……本気でやるつもりか) 二人は八人のメンバーに囲まれてしまった ジリ、ジリ、と追い詰められ、行き止まりまできてしまう 左右に道路が見えるが、どうやら逃げ場はなさそうだ 35 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/18(月) 22:25:26.79 ID:Xjlc4SPI0 しかし、鼓動は全くもって正常 モララーが黙って笑う時。それは彼が本気で怒っていることを表す 彼の中で閃光のような力が貫き、加速する その力が全身を巡り、全ての感覚が脈打つ これまでの経験が彼を動かし、導いていく 時の流れ――感覚は非常に緩やかになり、視界がスローモーに見える 36 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/18(月) 22:27:06.04 ID:Xjlc4SPI0 挙動 鼓動 息遣い 震え 空気の流れ 全てが彼の手中にある モララーは自身の愛用している刀を取り出す と同時に、モララーがメンバーに向かって飛び出す コンクリートを蹴り上げて……そこからは火花さえでているようだ 純粋に斬ることを主とする刃がうなりをあげて……空を切り裂く 狙いは今回入った新参メンバー達だ 38 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/18(月) 22:30:03.83 ID:Xjlc4SPI0 動きがぎこちないところを突く まずはぃょぅ 鋭く振りぬかれた刃が、ぃょぅのスーツ――機能をも無視するかのごとく、首を刈り取る 首が繋がって『いた』場所からは、まるで噴水のように血が吹き出していた (;^Д^);><)「!!」 おそらくここにいた全てのガンツメンバーに衝撃が走っただろう 安心するヒマは一切無い 目で追うことができなかった。それだけのスピードを持ち合わせている (#・∀・)「一人目だ!」 モララーが叫ぶ 39 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/18(月) 22:32:25.47 ID:Xjlc4SPI0 ( ;^ω^)「うわあああああああああああああ!!!」 ブーンにはかろうじて……本当にかろうじてだが、目で追うことができた 恐らく……次にモララーがいるであろうと思われる地点を予測し、突進 ( ・∀・)「!」 ブーンの予想は的中する 突き出されたパンチがモララーの顔面に迫る しかし、その攻撃は……モララーにとって実にスローに見えた 硬く握られた拳の形 切り裂かれていく空気の流れ モララーは拳の先に向かって、くるりと回る そして体を外側に捻ると、渾身の力を込めた左拳のブローを叩きこんだ ( ; ω )「がああああああああああ!!!」 メキャメキャ… 内臓と骨が砕ける音が聞こえ、意識が途絶える ブーンはボールのように吹っ飛び、見えなくなってしまった (#・∀・)「二人目ェ!」 41 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/18(月) 22:34:16.12 ID:Xjlc4SPI0 もう一度叫び、瞬時に次のターゲットを探す (;><)「やらせるかってんですかバーローッッ!!!」 一瞬の隙を、ビロードが突いた 手に持つショットガンをブッ放す 『ギョーン』 (;・∀・)「!!」 銃口は刀を持つ右腕に向けられている 咄嗟に体の支点をずらし、回避しようとするが遅かった 右腕の手首付近が弾け、刀をもつ手と本体が別れを告げる そこからは血がドロリ、と流れ出していた (;・∀・)「グウウッ!!」 破壊された腕を押さえ、悶絶するモララー 42 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/18(月) 22:35:16.12 ID:Xjlc4SPI0 (*‘ω‘ *)「まだまだだっぽ!」 そこへガンツメンバーは容赦なく追い討ちをかける 「俺を忘れるなよッ」 44 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/18(月) 22:37:04.66 ID:Xjlc4SPI0 ( #´_>`)「ウラァッ!!」 狙いを定めるメンバー達を殴りつける弟者 右ストレートが荒巻の腹をえぐり、その勢いを利用して地面を蹴り上げる 弟者の体は宙に浮き、タカラの頬に鋭い蹴りを打ちこむ (;^Д^)「グエッ」 スーツの力で大きなダメージは無かったものの、顎の関節が外れてしまう程だ タカラの意識は僅かな時間だが、体から抜けてしまっていた ( #´_>`)「うおおおおッッ!!」 次にちんぽっぽ 着地と同時にまたも跳ね上がり、ちんぽっぽの眼前にまで飛び寄る ちんぽっぽの斜め40度程の位置から手刀を振り落とす メキャア 鎖骨が破壊される。ちんぽっぽの神経が1テンポ後に脳に信号――激痛の感覚を送る (;‘ω‘ *)「ぽ…」 ちんぽっぽは膝をつき、肩を抑え、うずくまる 47 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/18(月) 22:40:10.79 ID:Xjlc4SPI0 スーツの耐久力は内臓までの衝撃は完全にガードしきれない ( #´_>`)「ガアアッ……!?」 雄叫びをあげ、残りのメンバーに今にも襲いかかろうとするその時、弟者の体に異変が起き た (-_-)「ふーん、この銃いいじゃん」 ヒッキーだ 彼が弟者の体に向かって撃ちこんでいた そして、彼の股間は興奮している ( ;´_>`)「グアア……」 灼熱の痛みが体中を巡り、地に伏す弟者 右足が腿から破壊され、バランスがとれなくなっていた (-_-)「さッ、終わりかな」 チャキ、と銃を構えたヒッキー 顔つきはまるでゲームをやっているかのよう 48 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/18(月) 22:42:08.58 ID:Xjlc4SPI0 (;・∀・)(まだか……!?ドクオ……!!) モララーが柄にもなく祈る。その時だった ォォォ… (;^Д^)「なんだこの音?」 (*゚∀゚)「何か近づいているみたいだよ」 轟音が近づいてくる その正体は ゴォォォォォォォォォォォォォ!!! (;'A`)「タンクローリーだッ!!」 50 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/18(月) 22:45:06.78 ID:Xjlc4SPI0 ドクオの運転するタンクローリーだ スピードはゆうに時速80kmを超えて向かってくる (;・∀・)「避けるぞッ!」 ( ;´_>`)「ああ…!」 モララーが走れない弟者に肩を貸し、両足に力を込める 一瞬のタメの後に飛びあがり、激突から避難する (;'A`)「おおおおおッ!!」 殴られ蹴られ、少なからずダメージを負っていたガンツメンバーにはそれを回避することがで きなかった 壁に激突する前に、ドクオはタンクローリーから飛び降りる タンクローリーはガンツメンバーを巻きこみ、激突… 炎上するタンクローリー ドゴォォォォォォォン!! やがてガソリンに引火したのか、鼓膜を破る程の大きな音をたて、爆発した 51 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/18(月) 22:47:56.90 ID:Xjlc4SPI0 コンクリートは砕け、周囲のビルの窓は割れていく 爆炎が辺り一体を包む 激突した辺りの建物は、支点を破壊され崩れる ガンツメンバーも、爆発に加えて崩壊にも飲まれた (;'A`)「やったか……?」 ドクオは伏せて、爆発の様子を見ていた 膝と肘は飛び出して転げたせいで、擦り剥いていた だが、今はそんなことは気にしていられない 爆煙が空へたち昇っていく (;・∀・)「よく見つけられたな…アイツ」 ( ;´_>`)「近くに石油工場があるからな。それにしてもこの威力は……」 止血をしながら、このすさまじい破壊力に驚きを感じていた二人 熱気がムワァと押し寄せてきた 汗がだらりと垂れる もう敵は生きてはいないだろうと、半ば安心していた しかし…… 54 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/18(月) 22:49:56.99 ID:Xjlc4SPI0 『キュウウウゥゥゥゥゥン…』 (;><)「ううう……」 (;^Д^)「くッ、そッ…」 (;‘ω‘ *)「ぽッ…」 (;-_-)「チッ」 / ,' 3;「クソッ…」 (;゚∀゚)「イテテ……」 瓦礫と残骸の中に、ガンツメンバーの姿 皆スーツを破壊されながらも、なんとか生き残っていた 彼らは瓦礫を押し上げ、這い上がる 武器は瓦礫の下に埋まってしまった。もうこのミッション中には使えないだろう (;・∀・)「コッ、イッ、ツッ、ラッ……」 絶望――今の気持ちを一言で表すならこれだろう あの爆発でさえも、倒せないというのか? もう弟者も、モララーも限界に近かった…… 第14話 終わり
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