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( ^ω^) ぶーん と つんξ(゚、゚ξ
( ^ω^) 「扉があるお・・・?」 自分の父親に無理やり倉庫を掃除させられていた少年は、 棚を動かしている際に隠れてた扉を発見してしまった。 雑巾を動かす手を止め、発見した扉を開ける。かたい。 「ぎぃいいいいい」 扉の向こう側とこちら側では、床の高さが違っている。 しかも、高さの違う床がいくつもある。 ( ;^ω^) 「・・・下に降りる階段?」 うす昏い地下へ・・・ 少年は、手探りで周りを確認しながら降りる。 「かさかさ とん とん かさっ とん とん」 空気が悪い。湿度も高い。 ねっとりとした汗が、少年の顔や背中を汚してく。 「・・・ことん」 突如、少年の前方から物音が聞こえた。 2 名前:第一話[] 投稿日:2006/09/10(日) 14:01:51.03 ID:LiOfpmp20 長い間、開かれる事のなかったと思われる暗闇の中・・・ 何か動くものがいるのか? 少年に当然な疑問がうかぶ。 少年は身構えながら、少し震えた声を出した。 ( ;^ω^)「だ、誰か・・・いるのかお?」 「・・・・」 ( ^ω^) 「・・・なんだ・・・気のせいかお・・・」 「・・・くっくっくっ。久しぶりの来客だな」 ・・・音がした方から、カスレルヨウナ声が聞こえた。 完全に、少年にとっては予想外。 ( ;^ω^) 「へ・・・?」 少年から、間の抜けた声が発せられる。 3 名前:第一話[] 投稿日:2006/09/10(日) 14:03:02.74 ID:LiOfpmp20 動転する少年の様子などお構いなしに、暗闇からまた声が響いた。 「怯えているのか・・・? かわいいのう・・・」 もはや、少年は叫ぶように声を出す。 ( ;^ω^) 「だ、誰だお・・・誰だお!!!」 「ははは、儂か? 儂はな・・・つん」 目が暗闇に慣れ、 前方に誰かがうずくまっているのが微かに見えた。 その誰かが、こう言った。 ξ ゜∀゜)ξ 「お前ら人間どもを、恐怖の底に叩き落すべく生まれた化け物だ!」 4 名前:第一話[] 投稿日:2006/09/10(日) 14:08:33.57 ID:LiOfpmp20 ツン? 恐怖? 化け物・・・? 少年にはわけが分からない。 ・・・独特の陰鬱な雰囲気。 そんな不快な環境下で、 少年は意味の分からない事を言う誰かをもっと見ようとした。 どうやら何かに縛られており、動けないようだ。 ・・・少年の目が更に闇に慣れる。 すると、そこには意外にも、美しい少女が見えた。 名乗った名前が正しければ、ツンというらしい。 5m四方の正方形に近い間取りをした地下室の中 うずくまったツンの豊かな髪の毛は、月の様に暗闇で優しく輝いている。 5 名前:第一話[] 投稿日:2006/09/10(日) 14:11:35.18 ID:LiOfpmp20 ξ ゜ー゜)ξ 「ふふん」 ( ;^ω^) ・・・? ツンの髪の一部が真上に持ち上がって、 壁に突きたてられた何かに絡まっていた。 その突き立てられた何かは、髪の毛を梳く‘櫛’の様に見える。 簡単に解けそうだが、どうやらツンはそれで動けないらしい。 やや釣り気味の目で、ツンはじっと少年を見つめてくる。 そんな異様な状況下、 少年はある一つの事実に気がつき、 そこに以外目が行かなくなった。 12 名前:第一話[] 投稿日:2006/09/10(日) 14:22:39.54 ID:LiOfpmp20 ( ;^ω^) 「・・・」 ξ゜凵K)ξ 「ん? 恐怖に怯えて、声も出んか? 小僧・・・?」 ( ^ω^) 「ぜ・・・」 ξ゜凵K)ξ 「む? ぜ?」 ( *^ω^) 「全裸のおにゃのこが・・・!」 ξ;゜凵K)ξ「え・・・?」 (* ω ) 「ハアハア・・・だ、駄目だお・・・」 「カチャカチャ・・・しゅっしゅっしゅっ」 ξ;゜凵K)ξ「ちょwwwおまwwww駄目だおじゃねえよ」 (* ゜ω゜) 「うっ・・・!」 ξ;゜Δ゜)ξ「うわ! はやっ! 烏賊くさっwwwwこっち飛ばすな wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」 13 名前:第一話[] 投稿日:2006/09/10(日) 14:25:19.27 ID:LiOfpmp20 あーあ・・・気を取り直して、少年はツンに尋ねた。 ( ^ω^) 「・・・んで? ここで何やってるんだお?」 ξ;゜凵K)ξ「回復、はやいな」 ( ^ω^) 「若いからね!」 ξ゜凵K)ξ 「ああ、そう・・・で、まあ、儂がここでなにを・・・ ( ;^ω^) 「!!!!!!」 ξ;゜凵K)ξ「え? まだ、何も言ってないぞ?」 ( ;^ω^) 「い、いいお・・・ぶ、ブーンが、気がつかなくて、悪かったお」 ξ;゜凵K)ξ「え? 何で謝るの?」 ( ;^ω^) 「家族にも秘密の地下室・・・全裸のおにゃのこ・・・ この二つから導き出される真実は、一つ!」 ξ;゜凵K)ξ「・・・!」 ( #^ω^) 「ずばり、拉致監禁事件だお! あのくされ変態親父、ついにやった かー!!!!」 ξ;´兪)ξ「あの・・・儂の自己紹介、聞いてた?」 14 名前:第一話[] 投稿日:2006/09/10(日) 14:29:38.37 ID:LiOfpmp20 ( ^ω^) 「じゃ、何なんだお?」 ξ゜凵K)ξ 「4、500年前に、油断してな・・・ ここに封印されてしまって、動けないのよ」 ( *^ω^) 「ドジッ娘ktkr」 ξ#゜凵K)ξ「どじっ娘言うな・・・てか、どじっ娘か?」 ( ^ω^) 「じゃ、何で服着てないんだお?」 ξ゜凵K)ξ 「するーですか、そうですか。 ・・・妖怪だから必要じゃない上に、ここには儂しかいなかったから な」 ( *^ω^) 「むひょひょひょ、ブーンがいても気にしなくていいお! 見放題だお☆」 ξ;´兪)ξ「服・・・着よ・・・」 ツンは、豊かな髪の毛の一部を引きちぎった。 その髪の毛を上に舞い上げる。 髪の毛はパラパラと落ちてくるその途中で、一部が服へと変化した 15 名前:第一話[] 投稿日:2006/09/10(日) 14:34:23.14 ID:LiOfpmp20 ( ;^ω^) 「本当に、人間じゃないんだお・・・」 ( *^ω^) 「にしても、和服姿も、なかなか・・・」 ξ;´兪)ξ「で、でだ、小僧・・・」 ( ^ω^) 「何だお?」 ξ゜凵K)ξ 「この封印を・・・解け!」 ( ^ω^) 「封印を解いたら、ツンはどうするお?」 ξ゜ー゜)ξ 「決まっておろうが。この国の人間、全てを血と憎しみで染め上げてやる わ!」 ξ ゜∀゜)ξ「あっはっはっは!!!!」 「トン、トン、トン」 「・・・ばたん」 少年・・・もとい、ブーンは地上へと戻っていった。 17 名前:第一話[] 投稿日:2006/09/10(日) 14:39:14.03 ID:LiOfpmp20 ξ;゜凵K)ξ「ちょ、ちょっと待て! 小僧!」 ( ;^ω^) 「お前みたいな危ない奴、開放できるかお!!!」 ξ;゜凵K)ξ「ま、待て! 小僧! も、もちろん、タダとは言わんぞ!?」 ( ^ω^) 「!!! な、何してくれるんだお?」 ξ゜ー゜)ξ 「ふふん。話が分かるじゃないか・・・ 儂は、これでも2000年以上の時を生きておる。 その間に覚えた術で、大抵の望みは叶えてやれるぞ?」 ( ^ω^) 「・・・そんな事言って封印を解いた途端、ブーンを殺すんじゃないか お?」 ξ;゜凵K)ξ「ぎくり」 「トン、トン、トン」 「・・・ばたん」 ブーンは地上へと戻っていった。 18 名前:第一話[] 投稿日:2006/09/10(日) 14:40:29.24 ID:LiOfpmp20 ξ;゜凵K)ξ「ちょまwwwちょ!!!! 頼む! 帰って来い! 小僧!」 ( ^ω^) 「やれやれだぜ」 ξ゜凵K)ξ 「わかった。お主は手にかけん」 ( ^ω^) 「信じられないお」 ξ゜ー゜)ξ 「儂はこれでも、かつては666体の眷属を率いていた。 その誇りにかける」 ( ^ω^) 「本当かお?」 ξ^ー^)ξ 「勿論だ」 ( ^ω^) 「・・・で、何ができるんだお?」 ξ ゜∀゜)ξ 「ふふふ。一つの町を1日で壊滅させることも出来るし、 憎い奴を、人間には行うことの出来ない苦しみの元、 発狂させながら殺すことも出来るぞ?」 ( ;^ω^) 「お・・・そんな物騒なのはいらないお」 19 名前:第一話[] 投稿日:2006/09/10(日) 14:43:07.48 ID:LiOfpmp20 ξ ゜∀゜)ξ 「それじゃ、金か!? 儂なら誰にもバレることなく、 一生遊んで暮らせるだけの金を盗んでくることも出来るぞ!?」 ( ;^ω^) 「うーん・・・盗まれた人が気の毒だお・・・」 ξ ゜∀゜)ξ 「ヌルイなあ、小僧。じゃあ、女か!? 儂が一度 術を使えば、小僧のために股を開く女など、 幾らでも作ることが出来よう!」 ( ;^ω^) 「うーん・・・ちょっと惹かれるけど・・・」 ξ゜凵K)ξ 「はっきりしないなあ。じゃあ、何が欲しいんだ?」 ( ;^ω^) 「お? うーん・・・」 ξ#`凵L)ξ「早く言え! 時間が惜しい!」 ( ^ω^) 「じゃ、考えついたら、もう一回くるお」 「トン、トン、トン」 「・・・ばたん」 ブーンは地上へと戻っていった。 21 名前:第一話[] 投稿日:2006/09/10(日) 14:47:08.42 ID:LiOfpmp20 ξT儺)ξ「ちょ、ちょおおおおおおおおおおおおお wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww!!!!」 ( ;^ω^)「な、何だお・・・?」 ξT儺)ξ「た、頼む。もう、この暗闇の中は嫌なんだ!」 ( ;^ω^)「お・・・?」 ・゜・ξノд`)ξ・゜・。 「貴様に分かるか!? 400年以上も、暗闇の中に残された、儂 の気持ちが!」 ( ;^ω^)「う、わ、分かりません」 ξ;A;)ξ「儂は、もう一度、あの大きな太陽の光を浴び、 大空を気持ちよく、飛びたいんだよ! 綺麗な水の中、休むのもよい・・・ もう、ここにいるのは うんざりなんだ!」 ( ;^ω^)「・・・」 ・゜・ξノд`)ξ・゜・。 「た、頼む! 小僧! 封印を! 封印をおおおおおおおおお お!!!!」 ( ;^ω^)「わ、わかったお。落ち着けお!」 ξ;A;)ξ「・・・」 ( ;^ω^)「で、どうやって解くんだお?」 24 名前:第一話[] 投稿日:2006/09/10(日) 14:50:41.93 ID:LiOfpmp20 ξ´兪)ξ「・・・儂の髪に、櫛がささっておろ?」 ( ;^ω^)「おっ」 ξ´兪)ξ「これは昔、恐るべし力を持った妖怪が作ったという伝説のある櫛でな・ ・・ 妖怪を殺したり、封じる力がある」 ( ;^ω^)「じゃ、コレを取れば・・・」 ξ^ー^)ξ「そう。儂は、封印から開放される」 ( ;^ω^)「おお」 ξ´兪)ξ「妖怪の癖に、妖怪を殺すものを作りおってからに・・・ 力があっても、裏切りものめ・・・」 25 名前:第一話[] 投稿日:2006/09/10(日) 14:52:56.37 ID:LiOfpmp20 ( ;^ω^)「人間のブーンが触って、大丈夫かお?」 ξ゜ー゜)ξ「それは心配ない。この櫛は、人間しか扱えんのだ」 ( ;^ω^)「・・・ふーん?」 ξ ゜∀゜)ξ「さあ、もうよい! よいではないか! はよう、はよう、儂を開放してくれい! 先ほどの約束どおり、何でも願いは叶えてやるから!」 ( ;^ω^)「・・・わかったお。じゃあ、願いは考え付いたら言うお」 ξ ゜∀゜)ξ「うむ」 ( ;^ω^)「・・・頼むから、悪さはするなお?」 ξ ゜∀゜)ξo彡「わかった! わかった!」 26 名前:第一話[] 投稿日:2006/09/10(日) 14:55:10.55 ID:LiOfpmp20 ブーンは慎重に、ツンの豊かな髪に飾られた櫛に触る。 ・・・ブーンは何ともなかった。 次は、ゆっくりと櫛を手前に引いた。 ツンから・・・櫛が抜ける。 ビクビクっと、ツンの体が震えた。 27 名前:第一話[] 投稿日:2006/09/10(日) 14:56:46.24 ID:LiOfpmp20 ξ^ー^)ξ 「くっくっく・・・」 ξ ゜∀゜)ξ 「はっはっはっ やっと! やっと! 念願の自由が!」 ( ;^ω^) 「悪さは、するなお?」 ξ^ー^)ξ 「くっくっく・・・ありがとよ、小僧・・・いや、ぶーん」 ( ^ω^) 「いいお、気にするなお」 ξ^ー^)ξ 「それからな・・・」 ( ^ω^) 「お?」 ξ ゜∀゜)ξ 「さらばだ・・・!」 ツンは突然、ブーンに襲い掛かった。 30 名前:第一話[] 投稿日:2006/09/10(日) 14:59:25.06 ID:LiOfpmp20 ブーンは咄嗟に転がって避けたが、腹に灼熱感が走った。 どうやら、肉を少し持っていかれたらしい。 ブーンは、ツンの左手を見る。 ブーンを襲ったツンの左手は封印時と異なり、 爪が異様に発達して鉤爪状に伸びていた。 その爪の間に、少しブーンの肉と皮が挟まっているのが見える。 31 名前:第一話[] 投稿日:2006/09/10(日) 15:01:34.01 ID:LiOfpmp20 ξ゜ー゜)ξ 「くくく・・・久しぶりの獲物は生きがよい!」 ξ ゜∀゜)ξ 「せめて、苦しまないようにと思ったのにな!」 ( ;^ω^) 「な、何をするんだお! ブーンを襲わないって約束は、どうなったんだ お!」 ξ^ー^)ξ 「ん? わからんか?」 ( ;^ω^) 「なにがだお!?」 ξ^凵K)ξ 「儂は人間なんぞとの約束は、守らんよ」 ( ;^ω^) 「・・・」 ξ ゜∀゜)ξ 「化け物なんだからな!」 32 名前:第一話[] 投稿日:2006/09/10(日) 15:04:32.33 ID:LiOfpmp20 ( ^ω^) 「・・・」 ξ ゜∀゜)ξ 「どうした、泣き叫べ! 儂をもっと喜ばせろ!」 ( ^ω^) 「・・・嘘だったのかお?」 ξ ゜∀゜)ξ 「嘘だっただと? 愚か者め、化け物との約束を信じおってからに!」 ( #゜ω゜) 「嘘だったのかお!」 ブーンは、ツンを封印していた櫛を未だ握り締めている。 ブーンの怒りに呼応するかのように、 手の中の櫛は細かに震えだした。 33 名前:第一話[] 投稿日:2006/09/10(日) 15:07:47.16 ID:LiOfpmp20 ξ ゜∀゜)ξ 「・・・?」 Σξ;゜Δ゜)ξ「やば、まさかこいつ、櫛を・・・?」 ( ゜ω゜) 「・・・これは?」 ブーンの持つ櫛から、光がこぼれだした。 その光は櫛を持つ右手に纏わりつき、光は爪の様に指先からも伸びる。 光の爪はツンの爪と同じように、 相手を傷つけるのに適した形へと固まった。 34 名前:第一話[] 投稿日:2006/09/10(日) 15:09:18.03 ID:LiOfpmp20 ξ;゜Δ゜)ξ「ま、まさか小僧に、その櫛が使えるとはな・・・」 ( ゜ω゜) 「何だお・・・からだが、勝手に・・・」 ξ;゜Δ゜)ξ「くっ・・・! い、雷よ! 来い!」 ツンは胸の前で両手を一度くっつけ、何かを開くように、 閉じた両手を左右に開く動作をした。 両手の間の空間から巨大な雷が現れる。 ξ#゜Δ゜)ξ「さあ、あやつを焼き殺せ!」 36 名前:第一話[] 投稿日:2006/09/10(日) 15:11:24.13 ID:LiOfpmp20 ばち ばちっ! 雷は、ブーンへ向かい一直線に走った。 ( ゜ω゜) 「・・・お」 ブーンはただ、櫛を持った手を前に出した。 ふぅぅぅぅん ツンの雷は妙な音とともに、ブーンの手の中の櫛へと吸い込まれていった。 37 名前:第一話[] 投稿日:2006/09/10(日) 15:12:28.77 ID:LiOfpmp20 ξ;゜Δ゜)ξ「く・・・! や、やっぱりか」 ( ゜ω゜) 「今度は、こっちの番だお・・・」 ξ;゜Δ゜)ξ「ぐ・・・」 ブーンは一瞬でツンに詰め寄り、櫛を持つ右手の爪で斬りかかる。 ξ;><)ξ「ひっ!」 ツンは髪の毛を刃へ変化させ、防ごうとした。 しかし ( ゜ω゜) 「雄雄雄雄雄雄ぉぉおおおおおお!!!!!」 ξ;゜Δ゜)ξ「ぐ・・・!」 39 名前:第一話[] 投稿日:2006/09/10(日) 15:14:33.32 ID:LiOfpmp20 「がっしゃぁあああん!!!」 あっけなく、ツンの髪の刃はブーンに砕かれる。 続けて流れるように、 ブーンは光の爪を伸ばしながらツン本体に斬りかかった。 40 名前:第一話[] 投稿日:2006/09/10(日) 15:16:20.37 ID:LiOfpmp20 ツンは慌てて、右へと側転しながらブーンの攻撃を避ける。 ξ#゜∀゜)ξ「やられてなるものか! その櫛に吸収できん術を使ってやろう!」 ツンは転がりながら地に左手をつけ、叫んだ。 ξ#゜∀゜)ξ「土よ! そこのあほ餓鬼を飲み込み、全てを醜く腐らせろ!」 ツンの周りを残して土が大きく上へと弾け、 その場にいる者を飲み込もうとした。 しかし、肝心の目標は消えていた。 標的を失い、土は静かに舞い降りる。 43 名前:第一話[] 投稿日:2006/09/10(日) 15:19:36.17 ID:LiOfpmp20 ξ;゜Δ゜)ξ「・・・あれ? あの小僧は?」 ( ゜ω゜) 「・・・ここだお」 ξ;゜Δ゜)ξ「!」 ツンは慌てて、声がした方を向いた。 うつ伏せに寝転んだ格好のツンのすぐ右隣に、ブーンはしゃがみ込んでいる。 驚くツンの首を、ブーンは櫛を持つ右手で掴んだ。 44 名前:第一話[] 投稿日:2006/09/10(日) 15:20:39.79 ID:LiOfpmp20 ξ(゜、゜;ξ「ぐ・・・」 ( ゜ω゜) 「・・・」 ξ(゜Δ゜;ξ「何時の間に? 儂の動きが読めたのか?」 ( ゜ω゜) 「櫛がツンの動きを教えてくれたお。その動きに、合わせただけだお」 ξ(゜、゜;ξ「・・・くそ」 ξ(゜Δ゜;ξ「こ、殺すのか・・・?」 ( ゜ω゜) 「・・・」 ξ('、`;ξ「そうか、儂はここで死ぬんか・・・」 45 名前:第一話[] 投稿日:2006/09/10(日) 15:21:33.94 ID:LiOfpmp20 突然、櫛から漏れる光が弱まる。 ブーンは手を引き、にこやかな顔をツンに向けた。 ξ(゜Δ゜;ξ「・・・?」 ( ^ω^) 「殺さないお・・・」 ξ(゜Δ゜;ξ「な、何故???」 ( ^ω^) 「殺したら・・・お前と同じだお・・・」 ξ(゜、゜;ξ「・・・」 ( ^ω^) 「・・・ツン」 ξ(゜Δ゜;ξ「な、何だ!」 ( ^ω^) 「ツンを殺す気はないけど、野に放す気もないお!」 ξ(゜Δ゜;ξ「・・・また、また、封印する気なのか!」 ( ^ω^) 「大丈夫だお、それもしないお」 46 名前:第一話[] 投稿日:2006/09/10(日) 15:22:24.35 ID:LiOfpmp20 ξ(゜Δ゜;ξ「・・・? じゃあ、どうするつもりだ?」 ( ^ω^) 「お前を、更生させるお」 ξ(゜−゜;ξ「・・・は? 何、馬鹿言ってるんだ?」 ( ^ω^) 「ツン、お前はブーンの傍にいるお。悪さは、許さないお!」 ξ(゜Δ゜;ξ「そんなの聞けるわけ!」 ( ^ω^) 「・・・封印のが、いいのかお???」 ξ(゜、゜#ξ「ぐう・・・」 48 名前:第一話[] 投稿日:2006/09/10(日) 15:24:12.15 ID:LiOfpmp20 ( ^ω^) 「おk?」 ξ(゜、゜#ξ「・・・おk」 ( ^ω^) 「じゃ、これから、宜しくだお。ツン」 ξ(゜、゜;ξ「・・・くそぅ」 ( ^ω^) 「返事は?」 ξ(゜、゜;ξ「・・・」 ( ^ω^) 「・・・」 ξ(゜、゜;ξ「・・・」 ( ^ω^) 「・・・」 ξ´兪)ξ「・・・はぁい↓↓」 50 名前:第一話[] 投稿日:2006/09/10(日) 15:25:07.17 ID:LiOfpmp20 ブーンは地上へと向い、その少し後ろをツンは憑いていく。 ξ(゜、゜#ξ(くそ・・・今に見ていろ・・・ 儂が回復して、本来の力を取り戻したら! その時は!) ( *^ω^) (うーん・・・例え妖怪でも、ツンはベッピンさんだお。 これから、思い通りに染め替えていくお! むひょひょのひょ!) それぞれの思いをおのおの胸に秘め 挑戦は始まった。
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