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( ^ω^)ブーンは忍者のようです
〜第八話 「精神」〜 〜尋問室〜 (;'A`)「ブーンの中に化け物が!?」 (;´・ω・`)「なるほど……ブーンはこれを隠していたんだね」 (*゚ー゚)「………(ちょっと口が滑ったわね)」 (;'A`)「……しぃたん、霹靂は鳳凰をブーンなんかに宿らせてどうする気なん ですか?」 (*゚ー゚)「そんなこと私も知らないわ。私はただ与えられた任務をこなしている にすぎないもの」 (;´・ω・`)「あの時ブーンを行かせていなければ……僕の責任だ……クソッ… ……」 マスターはその場に崩れ落ちた。 (;'A`)「マスターのせいじゃありませんよ……」 (*゚ー゚)「(何故自分の行動を悔やむ?何故慰める?何故………) 56 :忍さくしゃ :2006/09/10(日) 20:13:56.46 ID:Q4zviiA+O ('A`)「しかしそうと聞いたらツンが少し心配だな。マスター。俺は戻ります」 ドクオは一礼すると扉から出てツンの所へ向かった。 (´・ω・`)「さて……僕は女の子には興味が無いし……」 (;゚ー゚)「………」 (´・ω・`)「今聞いたことは尋問官に伝えておくよ」 (*゚ー゚)「………ご自由に」 そう言うとマスターもその部屋から出ていった。 (*゚ー゚)「………仲間……」 〜医療機関・ツンの病室〜 ξ;゚听)ξ「一体……なんだって言うのよ……」 ツンはベッドで訳がわからずにうなだれていた。 57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/10(日) 20:19:25.66 ID:Q4zviiA+O 自分は役立たずだ。 あの時ブーンを助けることが出来なかった。 今も調査員の男を止められなかった。 ただ。ただ一人うなだれるしかなかった。 ('A`)「ツン!」 ξ゚听)ξ「あ……ドクオ」 ('A`)「よかった。無事みたいだな。………あれ?ブーンは?」 ξ゚听)ξ「………実は……」 59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/10(日) 20:22:25.34 ID:Q4zviiA+O 〜???〜 ??「おい」 ( ´ーωー)「お………」 ??「起きろ」 ( ´ーωー)「………」 从゚く゚从「起きろ小僧!!」 (; ゚ω゚)「ふおおおお!!!?」 (; ^ω^)「だっ……誰だお!!人をいきなり大事で起こすんじゃないお!! 」 从゚く゚从「貴様が起きないのが悪い」 ( ^ω^)「お……ふじこかお!無事だったんだお!」 从゚く゚从「当たり前だ。そして我はふじこではない。鳳凰だ。なんでふじこな んだ」 ( ^ω^)「そりゃさくしゃがバイトでルパンスペシャルを見れなかったから ………」 从゚く゚从「なんだかよくわからん。それより……我から大切な話がある」 61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/10(日) 20:25:50.38 ID:Q4zviiA+O ( ^ω^)「お?」 从゚く゚从「我は不運にも貴様と一心同体となってしまった。」 ( ^ω^)「ちょww不運ってww」 从゚く゚从「そして我の声は貴様にしか聞こえず、貴様が我に触れるのも現状で は貴様の精神世界のみだ」 ( ^ω^)「精神世界?ここのことかお?」 ブーンは辺りを見回す。周りには本当に何もなかった。どこまで行っても果て の無い、そんな真っさらな世界。 精神と時の部屋のようなものだ。 ( ^ω^)「鳥山あきら先生ゴメンだおww」 从゚く゚从「そこでだ。一つ頼まれてはくれないか?」 ( ^ω^)「お?」 62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/10(日) 20:31:20.73 ID:Q4zviiA+O 从゚く゚从「我には何か……重要な使命のようなものがあったような気がするの だ。そう……命よりも大切な……我の生きる意味と言ってもいいかもしれぬ」 ( ^ω^)「………」 从゚く゚从「貴様にそれが何なのかを探してほしい。そして……その使命を供に 遂げてほしいのだ」 ( ´ω`)「……なんでだお?僕なんか役に立てないお……術はうまく出来ない し……怒られてばっかりだし……落ちこぼれなんだお」 自分は落ちこぼれ。ブーンにはそれがよくわかっていた。そんなイメージが考 え方をより暗くさせていた。 从゚く゚从「そんなことは知るか」 ( ^ω^)「お……?」 从゚く゚从「我は今のところ、この体から出られん。あの忍者がかけた術は相当 高位なものだ」 63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/10(日) 20:33:20.81 ID:Q4zviiA+O 从゚く゚从「それに……」 ( ^ω^)「………お?」 从゚く゚从「この体……居心地が良いのだ」 ( ^ω^)「………!!」 从゚く゚从「ついでに貴様の体から出る方法も探してくれると助かる。いい返事 を待っているぞ」 ( ^ω^)「ま、待ってだお……!僕は……」 ブーンの声は届くことなく、真っさらな世界の中に静かに消えていく。 鳳凰もまた姿を消していった。 64 :忍さくしゃ :2006/09/10(日) 20:34:56.26 ID:Q4zviiA+O 〜調査本部最上階〜 ( ^ω^)「………あ……れ?ここは……」 見覚えがあった。左右の棚に乱雑に重なる書物。 奥にある散らかった机。 そしてその奥の里全体が見渡せる窓。 里の長。荒巻の部屋であった―――― / ,' 3「気がついたか?ブーンよ」 ( ^ω^)「じいちゃん………」 / ,' 3「お前に会うのもずいぶんと久しぶりになるな」 荒巻は髭の生えた顔で微笑んでみせた。 66 :忍さくしゃ :2006/09/10(日) 20:38:09.86 ID:Q4zviiA+O ( ^ω^)「だお。最近はツンやドクオと一緒にいっぱなしだったから……」 / ,' 3「ふふ。いいんだよそんなことは。里に来たばっかりの時は友達がいな いとよくここに来ていたなぁ。お前に友達が出来たなら私も嬉しいよ」 ( ^ω^)「……じいちゃん……僕は……」 / ,' 3「言わんでもわかっているよ。お前が辛い思いをしていることも……霹 靂の忍者から里を守ろうとしたこともな。よく頑張ったよ」 ( ;ω;)「じいちゃん……」 ああ。なんでこの人はこんなにも温かいんだろう。 ブーンは涙を堪えきれなかった。 70 :忍さくしゃ :2006/09/10(日) 20:40:56.04 ID:Q4zviiA+O / ,' 3「だが……お前にはこの先、もうひと頑張りしてもらわなければいかん 」 ( ;ω;)「お?」 / ,' 3「伝えよう……お前の中にいる……鳳凰のこと。霹靂のこと。私のわか る限りでな」 〜第九話に続く〜 (*゚ー゚)「わからないわ………」 (*゚ー゚)「仲間なんて………私は絶対に信じない……」 〜To be continued〜
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