('A`)ドクオが吸血鬼になってしまったようです



4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/10(日) 17:16:36.63 ID:
xyl4BXWw0 
VSオニ星人・後半戦 

―( ^ω^)・ξ゚听)ξ組― 

二人は街の区民公園へ来ていた 
何やら怪しい男が見えたからだ 

その男はユラリユラリと腕を揺らめかせている 

(ビュッ) 

と思ったら今度は勢いよく空に向かって突きをだす 

( ;^ω^)「ただの格闘家じゃあないかおッ?」 
ξ゚听)ξ「わからないわ。とりあえず構えときなさい」 

銃を構えながらそろりそろりと近づいてく二人 

男は突然奇怪な行動に出た 

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/10(日) 17:18:28.97 ID:
xyl4BXWw0 
公園の象徴になっている巨大な置石を持ち上げたのだ 

(オオオオオオォ…) 

小さな唸り声が聞こえると、次の瞬間には置石はブーン達へと飛んできた 

( ;^ω^)「うわああ!!1!」 
ξ;゚听)ξ「しまったッ!先手を打たれたッ!」 

置石が二人に圧し掛かる 
ツンは持っていた銃を捨て、置石を横にそらす 

ブーンはホッと安心するが、ツンはしなかった 
何故なら敵がもうすぐそばに迫ってきているからだ 

(・(ェ)・)「クマ――――――――――――!!!!!1!」 

鋭く振りぬかれた拳がブーンの胸元にめり込む 

( ; ω )「ガ…ア…ゥ…」 

吐き気と痛みの混じった感覚がブーンの中を支配していく 
ブーンは10数メートル後ろに吹っ飛び、コンクリートの歩道に叩きつけられた 

ξ;゚听)ξ「ブーンッ!!!」 


7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/10(日) 17:20:41.16 ID:
xyl4BXWw0 
ツンに気にしている余裕はない 
熊のような顔をした男はグルリと首を振り、ツンに狙いを定める 

『いつでもお前を殺せるぞ』――そんな顔をしていた 

だがツンはその迫力に気おされない 
力強く前を向き、睨み返した 

(・(ェ)・)「ほほう。熊の力にびびらないヤツは久しぶり熊」 
ξ;゚听)ξ「こいつ…吸血鬼とは迫力が違う……」 

二人は睨み合う 

熊に近づくにつれ、いかに熊が巨大かわかってくる 
いや……わかるどころじゃあない、巨大化しているのだ 

熊の表皮は岩のような質感になり、10メートル程の大きさになっていた 

9 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/10(日) 17:22:50.50 ID:xyl4BXWw0 
(・(ェ)・)「どう熊!?これでもびびらないか熊ッ!?」 

ξ;゚听)ξ(正直怖い……でも…) 

ξ゚听)ξ「こッ、怖くなんかないわよッ!!」 

(・(ェ)・)「そうか熊。じゃあさよなら熊」 

まるでゴキブリを潰すような張り手がツンに襲いかかってくる 
ツンはなんとか受け止めるが、圧力が異常だ 

鼻からは鼻血が噴出す 
その瞬間、左腕が押しつけるの止めた 

それと同時に今度は右の拳がうなりをあげてやってきた 

ξ; )ξ「ハァ…ハァ…」 

ツンには拳を受け止める余力がなかった 

12 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/10(日) 17:24:52.18 ID:xyl4BXWw0 
熊は勝利を確信し、顔がへつらう 

「やらせるかおッ!!」 

(・(ェ)・)「何!」 

岩が崩れるような音を立て、右の拳が破壊される 
ブーンがショットガンを撃っていたのだ 

( ;^ω^)「やらせるかおッ!お前の攻撃はもう食らわないおッ!!」 

ブーンはダメージから回復していた 

(・(ェ)・)「熊?ハッタリは止めとけ熊」 

ターゲットをブーンへと変え、力を溜める熊 

ブーンも力を『足に』溜める 

その姿はまるで陸上選手のクラウチングスタートのような格好だ 

(・(ェ)・)「雑魚熊。どうせ足元に飛びこむつもり熊」 

( `ω´)「おおおおぉぉ…」 


13 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/10(日) 17:27:01.35 ID:xyl4BXWw0 
熊の視界から突如、ブーンの姿が消えた 

(・(ェ)・)「熊ッ!?どこいった熊!!?」 

「ここだお」 

(・(ェ)・)「!!!11!!」 

ブーンは熊の左耳にぶら下がっていた 

( `ω´)「…人間にも熊にも死角は存在するお。そのくせでかくなって…そんなのは弱点を晒し
てるだけだおッ。そこを突かせてもらったお」 

ブーンは熊の左肩付近に飛び込んでいた 
熊の首は岩のように変化してており、通常時よりも関節が動きづらくなっている 
ブーンはそこから耳まで登ってきていたのだ 


14 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/10(日) 17:29:18.34 ID:xyl4BXWw0 
( `ω´)「さぁこっからノーミソの一部を潰すだけで貴様は死ぬんだおッ!」 
(;・(ェ)・)「まッ、待て!交渉熊!」 

(;`ω´)「なんだとお!?」 

突然熊が交渉を持ちかけてきた 

(;・(ェ)・)「攻撃を止めれば、熊がこの戦闘を終わらせる方法を教えてやる熊!」 
( `ω´)「…ホントかおッ!?」 

(;・(ェ)・)「あッ、ああ!ホント熊!」 

(;`ω´)「う〜ん、どうするかお…」 

ブーンはしばし考える 

(・(ェ)・)(バカめ、その隙に潰してやる熊!) 

熊は左人差し指を硬直させ、左耳にぶら下がっているブーンを潰そうとした 

16 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/10(日) 17:31:25.68 ID:xyl4BXWw0 
(・(ェ)・)「死ね熊!」 
( `ω´)「やれやれ…おまいは阿呆だお」 

ブーンは耳から飛び降りた 
勢いよくブーンを潰そうとしていた『指』が熊自身の脳に刺さる 

グチャッとトマトが潰れるような音が聞こえ、熊が倒れた 

ξ;゚听)ξ「やったのッ!?」 

熊の死体は周りの建物や自然を破壊しながら横たわった 


(;`ω´)「…最後まではた迷惑なヤロウだったお」 

・・・ 


17 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/10(日) 17:33:21.10 ID:xyl4BXWw0 
―(´・ω・`)― 

( 目W目)「……来たか」 
(´・ω・`)「お前がボスか」 

街で一番大きい交差点 

その中央で二人は対峙していた 

( 目W目)「……教えろ。お前らは一体なんなんだ?」 
(´・ω・`)「さぁね。わかっているのは『お前達を狩る』それだけだ」 

ショボンの目には目の前の敵しか見えなかった 

ホルダーからガンツソードを抜く 

( 目W目)「……そうか。貴様らはもう許せん」 

19 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/10(日) 17:35:44.44 ID:xyl4BXWw0 
そう言うと、オニ星人から渦巻くように竜巻が発生した 

その竜巻は……雷で構成されている。しかも超高圧だ 

普通の人間…いや、ガンツメンバーでさえも触れたらタダではすまないだろう 

( 目W目)「いくぞ!」 

オニ星人が歩き出す 

雷の竜巻も一緒に動きだす 

竜巻が建物や道路を破壊しながら、ショボンに突き進んできた 

(;´・ω・)「おおおおおお!!」 

あまりの衝撃に、ショボンの体が浮く 

体のバランスが取れない状態のショボンを、オニ星人が不意打ちをしかけた 


20 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/10(日) 17:39:00.66 ID:xyl4BXWw0 
( 目W目)「オラァ!」 

オニの体を電気が纏う 
触られたらアウトだ 

すんでのところで体を捻り、オニのタッチを回避できたが、体は痺れていた 

(;´・ω・)「グゥゥゥッッ!!」 

熾烈な戦いが深夜の街で続いている 

街の住民達も騒ぎに気づいたのか、徐々に各現場へ集まっていく 
オニとショボンはそんなことは気にもせず、戦いを続行した 

放たれる雷撃 
落下した地点はえぐられ、そこにある建物は破壊される。もちろん人々もだ 

( 目W目)「終わりだッ!!」 

力のスロットルを全開にして、全身から全方向に雷撃を放つ 

(;´・ω・)「寝言わぁ…寝て言えッ!!」 

オニに向かって一直線に伸びるソード 

雷撃はショボンの体に直撃し、爆風が二人の周囲を包む 

22 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/10(日) 17:41:28.04 ID:xyl4BXWw0 
( 目W目)「……」 
(;´・ω・)「……」 

『キュウゥゥゥゥゥゥウゥン…』 

ショボンのスーツが破壊された 
全身のパーツから黒い液体が漏れ出す 

だが、この程度で済んだのは、耐久力が上がったおかげだ。今までのスーツじゃあ耐えられな
かっただろう 

( 目W目)「……」 

ガンツソードがオニの喉元を貫いていた 

(;´・ω・)「勝った、か…?」 
( 目W目)「……」 

返事が無い。どうやら屍になったようだ 


23 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/10(日) 17:44:08.90 ID:xyl4BXWw0 
(´・ω・`)「ふぅーッ、勝てた…なんとか勝てた…」 

汗を拭う 

ふと周りを見まわすと、そこには凄惨な光景が広がっていた 

建物は崩れ、道路は使い物にならなくなっている 

人々は皆死んでいた。生き残っている者はいない 

(´・ω・`)「ふん、すたこらさっさだぜ」 

ガンツミッション…VSオニ星人はショボンの勝利を持って終了となった 

その頃ドクオ達吸血鬼組はというと… 
                               第11話後半戦 おわり 



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