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('A`)ドクオが吸血鬼になってしまったようです
朝が来る 太陽が最大の敵である吸血鬼にとって、うざったいことこの上ない しかし文明は強い その太陽でさえ対抗できる薬が作れたからだ ドクオは薬を飲み、保存してある血液を吸う 血液は……さすがに人間からは奪えないと思い、献血の車から奪取しておいた ('∀`)「うめぇwwwwwwwww」 ('A`)「…って、そうは言ってられんよなぁ」 クーがスーツのメンバーだった それが信じられない――が、現実なのだ ('A`)「仕方ない…行くか」 戸締りを確認し、家を出る 学校へは十分程。あっという間だ 校門にくぐり、教室を目指す そして戸を開けると…… ('A`)「おいっす…」 100 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/09(土) 18:31:01.41 ID:mMJ0/FNw0 川 :::-::)「……」 クーは机の上で沈んでいた どうやらいまだに立ち直れていない様子 当然。クーは訓練された兵隊じゃあない。普通の女子高生なのだから ξ゚听)ξ「あっ、ドクオ」 ('A`)「その……クー、は……どうしたんだ?」 ( ;^ω^)「わからないんだお。来たときから一言も喋らなくて」 ('A`)「……」 ξ゚听)ξ「ずっとうつむいたままなのよ」 ('A`)(ごめん、クー…悲しい思いをさせて……) おもむろに、ドクオが話しかける ('A`)「なぁクー……。なんかあったのか?」 川 :::-::)「……お前には関係ないことだ」 ξ゚听)ξ「あっ…」 今日初めて口を開いた 101 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/09(土) 18:33:22.71 ID:mMJ0/FNw0 ('A`)「違うね、関係ある。何故ならお前が悲しんでると、俺達も悲しくなるからだ」 川 :::-::)「……」 ('A`)「どうした?」 川 ; -;)「うっ、うっ……うわぁぁぁぁぁぁん……」 突然クーは席から立ちあがると思うと泣き出し、ドクオに抱きつく 「おーおー、ラブコメかい?」 「熱いねぇ」 ξ#゚听)ξ「うっさいわよ!」 川 ; -;)「うっ…うっ…」 ('A`)「あ〜、ここじゃちょっとまずいな」 そういうドクオの制服は、クーの涙で濡れていた ('A`)「保健室で話そうぜ」 保健室は学生達の憩いの場 朝から開いていて、だれでもウェルカムな所だ 二人は保健室に入る 102 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/09(土) 18:35:21.39 ID:mMJ0/FNw0 ('A`)「失礼します」 (*゚ー゚)「あら、いらっしゃい、ドクオ君。久しぶりね」 保健室の先生は優しい。二人の様子を即座に把握し、暖かく迎えてくれた (*゚ー゚)「じゃあ先生君達の遅刻届を出してくるわね」 ('A`)「はい」 (*゚ー゚)「あっ、あとね、先生保険の授業あるから一時間目はいないの。だから…」 ('A`)「留守番を頼む、と」 (*゚ー゚)「そうよ」 ('A`)「わかりました」 保険の先生は出ていってしまった なんだか気まずい空気が流れる 部屋には二人しかいなかった 川 ; -;)「うう……(グスッ)」 クーにはいつもの聡明な顔つきは無く、涙と鼻水で汚れていた 103 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/09(土) 18:37:46.64 ID:mMJ0/FNw0 ('A`)「どうした……?つらいことでもあったのか?」 川 ; -;)「……」 コクリとうなずく。ドクオは複雑な気分だった こんな思いをさせているのは自分達がしたことなのに ('A`)「言えないことなのか……?」 川 ; -;)「……」 またうなずく。GANTZに関することは他言できないようにされているのだ ('A`)「そっか……でも」 一呼吸置いて、気持ちを整えるドクオ ('A`)「その……俺、クーが好きだから、さ…」 川 ; -;)「!」 ('A`)「なんていうか、力になりたい。どんなことでもいいからさ」 思ったことがスラスラ言える これも吸血鬼になったからであろうか。それとも違うのか… そんなことはどうでも良かった 105 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/09(土) 18:40:12.15 ID:mMJ0/FNw0 川 ; -;)「……」 川 ; -;)「私も…」 川 ; -;)「君が好きだ」 ('A`)「えッ?」 川 ; -;)「君が好きだ。そう言った」 クーの声は震えていたが、確かに好きだと言っていた 川 ; -;)「思えばいつも私達はウマが合っていた」 ('A`)「ああ……確かにな」 思い出せば、事あるごとにクーとドクオの意見は一致していた 趣味や好きな動物も 全く不思議といっていいほど 彼らには、良き相性があるのかもしれない ただ似たもの同士だからかもしれないが 川 ; -;)「いつしか私は……君を好きになっていたんだ」 106 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/09(土) 18:42:26.06 ID:mMJ0/FNw0 ('A`)「……俺もだよ」 川 ; -;)「あっ…あの…その…」 クーは恥ずかしがりながら呟く 川 ; -;)「抱きしめてくれないか…?」 (;'A`)(体が震えてる…きっと、そうとう悲しかったんだろうな) (;'A`)(それなのにそれを利用してるみたいで…いやらしい男だな俺は) ('A`)「ああ…いいぜ」 ドクオはクーの体をギュッと抱きしめてあげた 川 ; -;)「……ドクオの胸、ガッシリとしてて暖かいな」 川 ; -;)「華奢かと思ったが、違うんだな」 (;'A`)「えっ!?」 焦る。もしかしてバレたか?思考が止まり、クーの次の発言を待った 川 ; -;)「何時の間にかたくましくなったんだな」 (;'A`)「まっ、まぁな」 107 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/09(土) 18:44:53.97 ID:mMJ0/FNw0 川 ; -;)「……友達がいなくなってな。それがつらくて」 ウソだ。本当はいなくなったのではない。ドクオは知っている ドクオをこれ以上心配させないようにしているのだ (;'A`)「…涙を拭けよ」 ドクオは持っていたハンカチを渡す 川 ; -;)「ありがとう…」 クーはハンカチを受け取り、涙と鼻水を拭く 川 ゚ -゚)「…落ち着いた」 ('A`)(ホッ) 川 ゚ -゚)「え〜と、泣き続けていた私が悪いんだが、もう私達はいわゆるカポーというヤツになっ たんだよな?」 ('A`)「うん」 川 ゚ ー゚)「……うれしいよ、私は」 ('∀`)「俺もです」 川 ゚ -゚)(なんとかしてガンツから逃れないと、だな) そしてもう一度二人は抱きしめ合う 決して離れることがないように 第7話 おわり
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