|
('A`)ドクオが吸血鬼になってしまったようです
川 ; -;)「ウウ……芝原君・・・・・・」 クーはとある高層マンションの一室にいた 誰も住んでいない空き部屋に 目の前には巨大な黒い玉 玉の両サイド・後ろが展開していて、そこから多数の銃・ショットガンが置いてある 後ろにはスーツケースが入っている そこから見える姿――玉の中には謎の男が眠っていた クーはこの玉に転送されて来たのだ。吸血鬼達が乱入してきた公園から・・・・・・ この黒い玉――名前を『GANTZ』という 誰が名づけたのかは定かではない だが、呼び名もないと呼びづらいと誰かが言った事で、GANTZと呼ばれ続けている GANTZは事故やなんらかの理由で死んだ者を選び、この部屋に 転送・復活させてくれる ミッション開始前にはメンバーをこの部屋に転送させ、強制的にミッションターゲットのいるステ ージに送られるのだ さらに、異形の者達との戦闘を繰り返さなくてはならない もう一度死んだらアウトだ ミッションが終わるまで転送で帰ることは出来ない 84 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/09(土) 17:55:30.58 ID:mMJ0/FNw0 川 ; -;)「もう私一人だなんて……」 GANTZはミッションのたびに定期的に死者を集め、戦力にしてくれる しかし今回は三人のみの戦闘だった クーは誰もいない部屋で泣き続ける 球体……GANTZの表面にはクーの似顔絵と点数が表示されていた くー 川 ゚ -゚) 6てん To†aL51てん あと49てん でおわり 川 ; -;)「くそッ!まだ終われないのか……」 仲間・城野を助けられなかったくやしさ、もう帰っては来ない悲しみを抱えて クーは家路へと向かう ・・・ 86 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/09(土) 17:57:05.79 ID:mMJ0/FNw0 現在時刻午後10時23分・日比谷公園内 (;'A`)(クッソ……どうすりゃいいんだよ!) ドクオは一人悩む。クーが黒スーツのメンバーだったとは予想できなかった (;'A`)(俺は……あいつと殺し合わなきゃいけないのかッ!?) 川*‘ー‘)川「どうしたのん?頭でも痛いの?」 ( ゚∀゚)「お前さっきから様子がおかしいぞ?」 (;'A`)「あ、ああ。スマン、生で人が殺されるのは初めてだから……」 ( ゚∀゚)「…そのうち慣れるさ」 幹部達が戻ってきた。みんな明るい顔をしている <丶`∀´>「ついにやつらの主戦力を倒したニダ!」 (´<_` )「流石だな兄者、スーツを破壊するなんて」 87 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/09(土) 18:01:00.98 ID:mMJ0/FNw0 ( ´_ゝ`)「なぁに、みんなの協力あってのことさ」 (´<_` )「兄者……」 ( ´_ゝ`)bd(´<_` )「「 流石だよな俺ら」」 ( ・∀・)─~~「待たせたな、お前ら」 モララーがドクオ達若手組に話しかける ('A`)「……皆強いですね」 ( ・∀・)─~~「まぁ…いくらかの修羅場は潜り抜けてるからな」 ( ・∀・)─~~「そうだ。ギコとドクオに紹介が遅れてたな」 幹部達の紹介を始めてくれた ( ・∀・)─~~「こいつがニダー」 大きなエラが張っている顔に、細い目。まるで…いや、どうみても韓国人(?)だ <丶`∀´>「よろしくニダ」 やけに優しい。…同族には親切なのがニダーだ ( ・∀・)─~~「このノッポがモナー」 身長195cm程のがっしりとした体に、しまりのない顔をしてる ( ´∀`)「どうぞよろしくモナ」 89 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/09(土) 18:03:14.40 ID:mMJ0/FNw0 ( ・∀・)─~~「こいつは兄者」 ( ´_ゝ`)「よろしく」 端正な顔立ちに高く突き出た鼻。ドイツ人を思わせる男だ ( ・∀・)─~~「最後に、こいつが弟者だ」 兄者と似た顔。しかし、こちらはどこかマヌケそうな雰囲気をもっている (´<_` )「よろしく。兄者とは双子なんで、そこのとこは頼むな」 ('A`)「みなさんお願いします」 ドクオはペコリとお辞儀をする ( ・∀・)y─~~「よし、厄介なヤツは片付けたし、撤収だ」 九人は車に乗りこみ、街まで戻った ・・・ 街に戻ったドクオ達。会議室で軽いミーティングをこなし、解散ということになった その帰りの道で…… ( ゚∀゚)「知り合いだったのか?あの女の子」 (;'A`)「ヘッ!?」 90 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/09(土) 18:05:05.03 ID:mMJ0/FNw0 思わぬ発言にドクオはギクリとなる。まさにその通りだからだ 川*‘ー‘)川「どうみてもおかしいわよん。吸血鬼になると心理的動揺が少なくなるのに……」 (;'A`)「なッ…」 川*‘ー‘)川「その様子じゃあ、あの子は身近な…それも親しい仲のようねぇ」 またまたギクリ。何もかもめ〜てるさんとジョルジュには見透かされている……そう感じてしまっ た ( ゚∀゚)「安心しろよ。誰にも言わねぇからさ」 (;'A`)「ありがとう……」 ( ゚∀゚)(でも、殺せといわれたらやらなきゃならないんだよなぁ) ドクオは街で一番大きい交差点で、二人と別れた 92 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/09(土) 18:10:00.49 ID:mMJ0/FNw0 ('A`)(俺は……どうすればいいんだッ!?) ('A`)(俺はどうしてもクーと殺し合わなくてはいけないのかッ!?) ドクオは考える 今までたいして気にしていなかったが、自分は吸血鬼だということ やはり吸血鬼はスーツのメンバーと闘わなくてはいけないのか? 敵だから…天敵だから……どうしてもやらなきゃいけないのか? 考えながら歩いていると、もう家についてしまった 電気が点いていない。また二人とも愛人のところへでも行ってしまっているんだろうか とりあえず家に入り、食事と風呂を済ませて布団へ入る そして布団の中で丸まって考えた ……思えば、ドクオには愛情というものを感じる事ができなかった 両親は十二分に与えていると思っているかもしれない だが、今までの人生で親から愛情を受けた気がしないのだ そのせいで、塞ぎ込みがちな人間になっている――いつしか彼はそう思うようになっていた 93 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/09(土) 18:12:23.34 ID:mMJ0/FNw0 そんな中で、初めて好きになれた人、それがクーだった 出会いは中学一年の秋 ドクオ達三人は他の男子と雰囲気が違うのか、どこのグループにも入れなかった そんな中でドクオ達は出会う ツンとクー。彼女達もまたどこのグループにも入れなかった 似たもの同士は引かれ合うのか、しだいに五人は一緒にいることが多くなっていった いつしか彼らはかけがえのない存在になっており、高校も一緒に受験 そして高校に入ってから気がついた そう、自分はクーが好きだという感情に ('A`)「俺は……どうすればいい?」 天井に話しかけるが、答えは帰ってこない ('A`)「とりあえず……寝るか」 目を閉じ、眠ることにした 第6話 おわり
|