( ^ω^)ブーンは忍者のようです


100 :忍さくしゃ :2006/09/08(金) 23:29:44.51 ID:jZSJ6459O 
〜第五話 「対峙」〜 
  
  
( ^ω^)「今日も里は平和だお〜」 
  
ブーンが降り立ったのは里の中でも極めて静かな住宅街。 
まだ朝の九時。路上に出ている人は少なかった。 
  
( ^ω^)「お?誰か近づいてくるお。おはようだお〜!」 
  
ブーンは見知らぬ女性に手を振った。 
  
(*゚ー゚)「………あなたが例の下忍ね」 
  
( ^ω^)「お?」 
  
(*゚ー゚)「私の名前はしぃ……その実力。試させてもらうわ!!」 
  
ブーンは訳がわからないまま立ち尽くす。 
瞬きをしたその瞬間の一閃――― 

102 :忍さくしゃ :2006/09/08(金) 23:35:03.08 ID:jZSJ6459O 
  
  
ブーンが気付くと女性は刀を抜いており、ブーンの頬は軽く切れていた。 
  
(メ ゚ω゚)「……お?お!?おおおお!!?」 
  
(メ ゚ω゚)「血!!血が出てるお!!血イィ〜!!」 
  
(*゚ー゚)「……この程度なのか?」 
  
しぃはブーンの慌てふためく様を見て眉をしかめる。 
  
(*゚ー゚)「……そんなハズはない。鳳凰を宿すことが出来るその器……この程度
ではないハズだ!!」 
  
(メ ゚ω゚)「おお!?」 
  
しぃは刀を右手に構え突っ込んでくる。 
  
(メ ゚ω゚)「な……何がなんだかわからないけど相手は刃物だお!!だったらこ
っちも……」 

  
ブーンはクナイを右手に持ち構える。同時にしぃは刀でブーンに斬りかかる。 
  
刀とクナイがぶつかり、赤い火花を散らした。 


103 :忍さくしゃ :2006/09/08(金) 23:40:33.28 ID:jZSJ6459O 
(*゚ー゚)「へえ。反応速度はいいようね。けどそんなちゃちな武器でこの妖刀ム
ラマサに立ち向かったのは愚かよ」 
  
しぃは刀をクナイの上でなめらかに滑らせ、ブーンの懐に潜り込む。 
  
右回し蹴りでクナイを蹴り飛ばし、そのまま一回転し刀をブーンに突き出す。 
  
  
(メ ゚ω゚)「あ……危ないお!!変わり身の術!!」 
  
(*゚ー゚)「遅い!!」 
  
ブーンは変わり身でしぃの攻撃を避けたつもりでいた。 
だが今一歩間に合わず、わき腹にかすり傷を負ってしまう。 
  
(メメ゚ω゚)「い……痛いお……」 
  
ブーンは血の流れるわき腹を手で抑えた。 

105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/08(金) 
23:47:45.02 ID:jZSJ6459O 
(*゚ー゚)「達者なのは反応速度だけね。てんで期待外れだわ」 
  
(メメ゚ω゚)「な……なんなんだおお前は!!急に斬りかかってきて何のつもりだ
お!!」 
  
(*゚ー゚)「フフ。薄々気付いてるんじゃないの?私は霹靂の忍びよ」 
  
(メメ゚ω゚)「霹靂!?霹靂の忍者が僕に何の用だお!!いや……そもそも上忍達
が警備してる中、どうやってここまで来たんだお!!」 
  
(*゚ー゚)「フフ……一つずつ答えてあげるわ。まず……あなたには本来用は無い
。用があるのはこの里によ」 
  
(メメ゚ω゚)「じゃあなんで僕を襲うんだお!!」 
  
(*゚ー゚)「鳳凰を身に宿せるのはそれなりの器を持ったのみ。下忍といえど手練
れと思って私が独断で動き、実力を見てみたのよ。期待外れだったけど……」 

107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/08(金) 
23:52:20.21 ID:jZSJ6459O 
(メメ゚ω゚)「僕に鳳凰を宿させてどうするつもりなんだお!!鳳凰は僕の中で生
きてるのかお!?」 
  
(*゚ー゚)「……そこまで答える義理は無いわ。二つ目の質問に答えてあげる。途
中で出会った忍者達は黙らせておいたわ」 
  
(メメ゚ω゚)「な……殺したのかお!?」 
  
(*゚ー゚)「自分の目で確認しなさい」 
  
(メメ゚ω゚)「………テメエ」 
  
(*゚ー゚)「質問は終わり?悪いけど私はさっきも言った通りこの里に用があるの
。この里を壊滅させるの。いつまでもあなたには付き合ってられないわ」 
  
(メメ゚ω゚)「待つお!!そんなこと聞いたら黙ってられないお!!」 
  
(*゚ー゚)「ウフフ。止められるの?私はまだ半分の力も出してないのよ」 
  
(メメ゚ω゚)「そんなの関係ないお!!この里にはたくさんの忍者が……僕の仲間
がいるお!!絶対に行かせないお!!」 

109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/08(金) 
23:57:26.68 ID:jZSJ6459O 
(*゚ー゚)「………」 
  
しぃの表情が一瞬曇った。 
  
(メメ゚ω゚)「………?」 
  
(*゚ー゚)「……仲間仲間って……仲間が何をしてくれるの……?本当に助けてほ
しい時に助けてくれない人達なんて……仲間でもなんでもないわ!!」 
  
  
しぃの周りに七色のオーラが浮き出る。 
  
(メメ゚ω゚)「!?」 
  
(*゚ー゚)「そうやって信じるから……人は傷つくのよ!!」 
  
しぃのオーラが刀に集束していく。やがて刀は激しい漆黒の炎を帯びた。 
  
(メメ^ω^)「こ……これはヤバイお……」 
  
(*゚ー゚)「あなたが本当に守りたいものを……あなたは守り通せるとでも言うの
!?」 
  
  
しぃは炎を帯びた刀を右手に構え、先程とは比べものにならない速度でブーン
に接近する。 
その眼光からは狂気すら感じとれた。 


110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/09(土) 
00:02:13.70 ID:8+Gn8riTO 
(メメ^ω^)「こ……恐いお……け、けど僕は……」 
  
(メメ゚ω゚)「皆を……里を守るんだお!!」 
  
  
ブーンはクナイを取り出し防御の体勢をとる。 
  
(*゚ー゚)「バカめ!!そのまま消し炭になりなさい!!」 
  
  
どう見てもブーンの負けであった。 
どう見てもクナイは折られ、ブーンは消し炭となるであろう展開だった。 
  
  
だからこそ、この状況は有り得ないハズだった。 
  
  
〜第六話に続く〜 

112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/09(土) 
00:04:45.43 ID:8+Gn8riTO 
〜寺院〜 
  
調査員A「こ……これは!!」 
  
調査員B「ん?どうした?」 
  
調査員C「なんだなんだ?………ってウワアアァ!!」 
  
調査員B「鳳凰が………いない?」 
  
調査員A「急いで里に帰るぞ!!長に報告だ!!」 
  
  
〜To be continued〜 




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