|
( ^ω^)ブーンは忍者のようです
〜第五話 「対峙」〜 ( ^ω^)「今日も里は平和だお〜」 ブーンが降り立ったのは里の中でも極めて静かな住宅街。 まだ朝の九時。路上に出ている人は少なかった。 ( ^ω^)「お?誰か近づいてくるお。おはようだお〜!」 ブーンは見知らぬ女性に手を振った。 (*゚ー゚)「………あなたが例の下忍ね」 ( ^ω^)「お?」 (*゚ー゚)「私の名前はしぃ……その実力。試させてもらうわ!!」 ブーンは訳がわからないまま立ち尽くす。 瞬きをしたその瞬間の一閃――― 102 :忍さくしゃ :2006/09/08(金) 23:35:03.08 ID:jZSJ6459O ブーンが気付くと女性は刀を抜いており、ブーンの頬は軽く切れていた。 (メ ゚ω゚)「……お?お!?おおおお!!?」 (メ ゚ω゚)「血!!血が出てるお!!血イィ〜!!」 (*゚ー゚)「……この程度なのか?」 しぃはブーンの慌てふためく様を見て眉をしかめる。 (*゚ー゚)「……そんなハズはない。鳳凰を宿すことが出来るその器……この程度 ではないハズだ!!」 (メ ゚ω゚)「おお!?」 しぃは刀を右手に構え突っ込んでくる。 (メ ゚ω゚)「な……何がなんだかわからないけど相手は刃物だお!!だったらこ っちも……」 ブーンはクナイを右手に持ち構える。同時にしぃは刀でブーンに斬りかかる。 刀とクナイがぶつかり、赤い火花を散らした。 103 :忍さくしゃ :2006/09/08(金) 23:40:33.28 ID:jZSJ6459O (*゚ー゚)「へえ。反応速度はいいようね。けどそんなちゃちな武器でこの妖刀ム ラマサに立ち向かったのは愚かよ」 しぃは刀をクナイの上でなめらかに滑らせ、ブーンの懐に潜り込む。 右回し蹴りでクナイを蹴り飛ばし、そのまま一回転し刀をブーンに突き出す。 (メ ゚ω゚)「あ……危ないお!!変わり身の術!!」 (*゚ー゚)「遅い!!」 ブーンは変わり身でしぃの攻撃を避けたつもりでいた。 だが今一歩間に合わず、わき腹にかすり傷を負ってしまう。 (メメ゚ω゚)「い……痛いお……」 ブーンは血の流れるわき腹を手で抑えた。 105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/08(金) 23:47:45.02 ID:jZSJ6459O (*゚ー゚)「達者なのは反応速度だけね。てんで期待外れだわ」 (メメ゚ω゚)「な……なんなんだおお前は!!急に斬りかかってきて何のつもりだ お!!」 (*゚ー゚)「フフ。薄々気付いてるんじゃないの?私は霹靂の忍びよ」 (メメ゚ω゚)「霹靂!?霹靂の忍者が僕に何の用だお!!いや……そもそも上忍達 が警備してる中、どうやってここまで来たんだお!!」 (*゚ー゚)「フフ……一つずつ答えてあげるわ。まず……あなたには本来用は無い 。用があるのはこの里によ」 (メメ゚ω゚)「じゃあなんで僕を襲うんだお!!」 (*゚ー゚)「鳳凰を身に宿せるのはそれなりの器を持ったのみ。下忍といえど手練 れと思って私が独断で動き、実力を見てみたのよ。期待外れだったけど……」 107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/08(金) 23:52:20.21 ID:jZSJ6459O (メメ゚ω゚)「僕に鳳凰を宿させてどうするつもりなんだお!!鳳凰は僕の中で生 きてるのかお!?」 (*゚ー゚)「……そこまで答える義理は無いわ。二つ目の質問に答えてあげる。途 中で出会った忍者達は黙らせておいたわ」 (メメ゚ω゚)「な……殺したのかお!?」 (*゚ー゚)「自分の目で確認しなさい」 (メメ゚ω゚)「………テメエ」 (*゚ー゚)「質問は終わり?悪いけど私はさっきも言った通りこの里に用があるの 。この里を壊滅させるの。いつまでもあなたには付き合ってられないわ」 (メメ゚ω゚)「待つお!!そんなこと聞いたら黙ってられないお!!」 (*゚ー゚)「ウフフ。止められるの?私はまだ半分の力も出してないのよ」 (メメ゚ω゚)「そんなの関係ないお!!この里にはたくさんの忍者が……僕の仲間 がいるお!!絶対に行かせないお!!」 109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/08(金) 23:57:26.68 ID:jZSJ6459O (*゚ー゚)「………」 しぃの表情が一瞬曇った。 (メメ゚ω゚)「………?」 (*゚ー゚)「……仲間仲間って……仲間が何をしてくれるの……?本当に助けてほ しい時に助けてくれない人達なんて……仲間でもなんでもないわ!!」 しぃの周りに七色のオーラが浮き出る。 (メメ゚ω゚)「!?」 (*゚ー゚)「そうやって信じるから……人は傷つくのよ!!」 しぃのオーラが刀に集束していく。やがて刀は激しい漆黒の炎を帯びた。 (メメ^ω^)「こ……これはヤバイお……」 (*゚ー゚)「あなたが本当に守りたいものを……あなたは守り通せるとでも言うの !?」 しぃは炎を帯びた刀を右手に構え、先程とは比べものにならない速度でブーン に接近する。 その眼光からは狂気すら感じとれた。 110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/09(土) 00:02:13.70 ID:8+Gn8riTO (メメ^ω^)「こ……恐いお……け、けど僕は……」 (メメ゚ω゚)「皆を……里を守るんだお!!」 ブーンはクナイを取り出し防御の体勢をとる。 (*゚ー゚)「バカめ!!そのまま消し炭になりなさい!!」 どう見てもブーンの負けであった。 どう見てもクナイは折られ、ブーンは消し炭となるであろう展開だった。 だからこそ、この状況は有り得ないハズだった。 〜第六話に続く〜 112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/09(土) 00:04:45.43 ID:8+Gn8riTO 〜寺院〜 調査員A「こ……これは!!」 調査員B「ん?どうした?」 調査員C「なんだなんだ?………ってウワアアァ!!」 調査員B「鳳凰が………いない?」 調査員A「急いで里に帰るぞ!!長に報告だ!!」 〜To be continued〜
|