( ^ω^)ブーンは忍者のようです 


8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/08(金) 15:55:25.94 ID:
jZSJ6459O 
〜第一話 「依頼」〜 
  
  
ここはVIPの里。 
この地には数多くの忍び達が集う。 
  
風が静かに吹き、木の葉はそれに合わせ舞う。小鳥や蛙がのんきに鳴くそんな里。 
  
そんな里に彼は住んでいた。名をブーン。どうやら今目覚めたようだ。清々しそうな笑顔で部屋
から外を眺める様が最高にキモい。 
  
  
( ^ω^)「はぁ〜今日もすんばらしい朝だお。こんな日はどこかに出かけるに限るお!! 」 
  
彼は部屋から出て隣の居間に向かった。 
  
( ^ω^)「今日も目玉焼きでいいかお」 
  
彼には親はいなかった。二年前、広い荒野に倒れていたところをある人物に拾われて以来、
VIPの忍者として一人で暮らしていた。 

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/08(金) 15:57:39.50 ID:
jZSJ6459O 
( ^ω^)「ごちそうさまだお。今日は何をしようかお〜」 
  
どうやら修業をする気は全く無いようだ。忍者の端くれにもおけない。 
  
ζ゚听)ζ「ブーン。いる?」 
  
( ^ω^)「あ!ツンかお。何しに来たんだお?」 
  
ζ゚听)ζ「どうせ暇してるんでしょ?一緒にギルドに行かない?」 
  
( ^ω^)「おっおっお。わざわざ僕を誘いに来てくれたのかお。嬉しいお」 
  
ζ////)ζ「べっ……!!別にそんなんじゃないんだからね!!あんたが暇してるだろうと思っ
て来てやっただけなんだから!!」 
  
( ^ω^)「はいはいツンデレツンデレww」 
  
  
彼女の名前はツン。ブーンが里に来て何もわからず戸惑っているところに彼女が話しかけてき
たのだ。里に来たばかりで孤独に不安を覚えていたブーンにとって彼女の存在は大きく、今で
もよく行動を共にしている。 


11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/08(金) 15:59:30.17 ID:
jZSJ6459O 
( ^ω^)「ギルドまで競争だお!!」 
  
ζ゚听)ζ「あ!!ちょっと待ちなさいよブーン!!」 
  
ブーンは家から飛び出しギルドへと向かった。走ることでは里の誰にも負けない。ブーンは走り
には確固たる自信があった。 
  
( ^ω^)「着いたお」 
  
30秒ほど遅れて息を切らしながらツンが来た。 
  
ζ゚听)ζ「ハァ……ハァ……急に走り出すんじゃないわよバカ!!余計な体力使っちゃったじ
ゃない!!」 
  
(; ^ω^)「ご……ごめんだお」 
  
ブーンは慌てて謝った。 
  
ζ゚听)ζ「全く……無駄に速いんだから。それにしても今日はギルド空いてるみたいね」 


12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/08(金) 16:00:41.64 ID:
jZSJ6459O 
ギルドとは忍者達が依頼を受けに来る場所。ここで忍者が好きな依頼を決めて任務を遂行す
るのだ。 
  
( ^ω^)「まだ朝8時だからみんなおやすみじゃないかお?」 
  
ζ゚听)ζ「忍者がみんなあんたみたいに怠け者だと思ってんの?」 
  
(; ^ω^)「ちょww」 
  
ζ゚听)ζ「きっと大勢で何か重要な任務に出かけたんでしょうね。まあ関係ないわ。さっさと依
頼板を見に行くわよ。ついてきなさいノロマ」 
  
(; ^ω^)「今日はツンツン具合が激しいお」 
  
ツンとブーンは食い入るように依頼板を見た。数多くの依頼が並んでいる 
  
( ^ω^)「なんだお?これ。」 
  
ブーンが手に取った依頼書には[謎の暗躍組織の調査]と書かれていた。 
  
ζ゚听)ζ「最近話題になってるあれね。けどこの依頼は危険度Aだし下忍の私達には受けれ
ないわね。」 
  
忍者は下忍、中忍、上忍で分けられる。 
  
下忍はF〜Eランク 
中忍はF〜Cランク 
上忍はF〜Sランク 
  
このように受けれる依頼は分けられている。 


13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/08(金) 16:02:03.06 ID:
jZSJ6459O 
( ^ω^)「じゃあこれなんてどうだお?」 
  
次にブーンが手に取った依頼書には[謎の寺院の調査]と書かれている。 
  
ζ゚听)ζ「最近発見された謎の寺院の調査ね。危険度も最低のFだし私達でも充分こなせる
依頼………ってちょっと待って。何よこれ……」 
  
ツンが何かの異変に気付いた。 
  
( ^ω^)「どうしたお?」 
  
ζ;゚听)ζ「報酬が………五十万円ですって!?」 
  
(; ^ω^)「お?」 
  
ζ;゚听)ζ「有り得ないわ。Fランクの依頼なんて一万がいいところよ。それなのに五十万円なん
て………」 
  
( ^ω^)「それに決定だお!!!」 
  
ζ゚听)ζ「……は?」 
  
( ^ω^)「こんなにおいしい依頼は他には無いお!!誰かに先に行かれる前にブーン達がいた
だくお!!」 
  
ζ゚听)ζ「あ……あんたねぇ……真性のバカでしょ?よく見なさい。この報酬の異常な高さにく
わえて、依頼主は不明なのよ?怪しいにも程があるわ」 
  
( ^ω^)「それでもブーンは行くんだお。五十万がブーンを呼んでるお!!」 
  
ブーンは依頼書を持ちギルドのマスターまで持っていった。 


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/08(金) 16:03:26.88 ID:
jZSJ6459O 
(´・ω・`)「いらっしゃい。バーボンギルドへ。このテキーラはサービスだからまずは飲んで落ち
着いてほしい」 
  
マスターはそう言うとおもむろにグラス一杯のテキーラをブーンに差し出した。 
  
( ^ω^)「いらないお。それに落ち着いてるヒマもないお。この依頼を受けたいお」 
  
(´・ω・`)「ぶち殺すぞ」   
( ^ω^)「ちょww」 
  
(´・ω・`)「じゃあちゃちゃっと終わらせてきなよ」  
マスターは何か書類を書き終えるとあくびをして依頼書を机にしまった。 
  
( ^ω^)「それではブーン逝ってきますお」 
  
ξ゚听)ξ「ちょww逝ったら駄目だろww」 
  
しかしブーンは聞く耳持たずダッシュで任務地の寺院へ向かった。十秒もするとブーンの姿は
木々の中に入り込み見えなくなった。 
  
ξ゚听)ξ「あのバカ!!人の話もきかないで!!一人で任務に向かうのがどれだけ危険だと
思ってるのよ!!」 
  
任務は通常二、三人で行くのが基本であり、一人で行くのはどんなに低いランクの任務でも危
険である。 
何故なら急なトラブルに一人では対処するのが困難だからだ。 

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/08(金) 16:07:01.67 ID:
jZSJ6459O 
ξ゚听)ξ「こんな怪しい任務に一人で行くなんて無謀よ!!私も早く後を追わなきゃ!!」 
  
(´・ω・`)「まぁ落ち着け。テキーラはいらないかい?」 
  
ξ゚听)ξ「いらないわよ。ぶち殺すぞ」 
  
Σ (・ω・`) 
  
  
(;´・ω・`)「(できる……)」 
  
ξ゚听)ξ「行かなきゃ!!」 
  
ツンはブーンが向かった方向へ走り出した。 
だが五秒も走らないうちに何かに気付き足を止めた。 
  
ξ゚听)ξ「これだけ怪しい任務……私だけじゃ対応しきれないかもしれないわ……」 
  
ブーンは戦力の頭数に入っていなかった。 
  
ξ゚听)ξ「少なくともあと一人は仲間が欲しいわね……けど里の仲間はみんな出払ってるし…
…なんてタイミングが悪いのかしら!!」 
  
ツンは目の前の古ぼけた家をおもいっきり蹴った。 


17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/08(金) 16:09:34.51 ID:
jZSJ6459O 
??「おいおい誰だよ。マイスウィートホーム蹴ってくれちゃってんの。」 
  
すると中から誰かが出てきてツンにそう言った。 
  
ξ゚听)ξ「あ!!あんたは!!」 
  
??「あ。ツンか。何そんなにイライラしてるんだよ。」 
  
ξ゚听)ξ「この際あんたでもいいわ!!急ぎましょう!!」 
  
??「へ?ちょww引っ張るなよww」 
  
  
ツンは男と一緒にブーンのもとへ急いだ。 
  
  
〜第二話に続く〜 
  
  
  
(´・ω・`)「ブーンもだいぶ里に馴染んできたね。あの依頼が吉と出るか凶と出るか……」 
  
〜To be continued〜 




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