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('A`)ドクオが吸血鬼になってしまったようです
( ・∀・)「さて、これからのことなんだが」 金髪は部屋の電気を落とし、スクリーンを点ける そこに写っていたのは、異様な格好をした人間達…… 真っ黒で、コスプレのような格好の者達 ピチピチの黒スーツ 右腕にショットガン、左腕に銃を持ち、敵を薙ぎ払っている (;'A`)「なっ、なんすかこの映像!?」 ( ・∀・)「こいつらは俺達の『敵』だ。俺達はこいつらと戦争をしている」 戦争……この日本じゃありえないことと思っていたが――信じられない 月の光に照り映えるスーツの者達…吸血鬼とタメを張る怪力だった ( ・∀・)「だがしかし、こいつらにも弱点がある。スーツの下はごく普通の人間だ」 ( ゚∀゚)「何体か倒したんだがな、いかんせん向こうの数は減らない」 16 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/09(土) 16:05:16.15 ID:mMJ0/FNw0 ('A`)「でも……俺、戦うことなんてできないっすよ」 当然のこと。ドクオは誰かと喧嘩をすることはできても、戦うことなんてなかった 命の奪い合い 殺すか殺されるか ゲームやテレビでしか見ない光景がスクリーンの先にあった ( ・∀・)「大丈夫だ。この俺とそこのジョルジュ、あとお前と同じ新人のギコでチーム組むから」 ('A`)「そうですか……」 金髪の一言は妙な安心感があった ( ゚∀゚)「俺がジョルジュ長岡だ。よろしくな」 ('A`)「あっ、ハイ」 二人は握手を交わす ( ・∀・)「…とりあえずアドレス渡しておくか」 金髪はサラサラと紙にケータイのアドレスと番号を書き込む 18 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/09(土) 16:07:26.03 ID:mMJ0/FNw0 ( ・∀・))「ほらよ。番号だ、登録たのむぜ」 金髪は紙を渡す ( ゚∀゚)「じゃあ俺は、薬と血を持ってくればいいんですね」 ( ・∀・)「服もだ」 ジョルジュはどこかへ行く。どうやら薬と血を持ってくるようだ ('A`)「あの……あなたの名前は……?」 ( ・∀・)「ああ、忘れていたな。モララーだ」 ('A`)「あの、モララーさん。薬って……」 ( ・∀・)「それは日光に対する薬だ。俺達吸血鬼は日光に弱い……。俺達をバックアップする もの好きがいてな。そいつに作ってもらってる」 モララーの発言からさっするに、もの好きな奴は人間のようだ ('A`)「その人は人間ですか?」 ( ・∀・)「ああ。将来的にはこの世界を吸血鬼が支配する予定だが、そいつだけは好待遇にし ておこうと思ってる」 19 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/09(土) 16:08:40.55 ID:mMJ0/FNw0 ずれた発想 人間を家畜扱いしている この世界にそんな生物がいるなんて思わなかった…… 誰かが部屋に入ってくる ( ゚∀゚)「持ってきました。とりあえず一週間分で」 ジョルジュだった 七本のペットボトルと、七日分の日光に対する薬。それに黒いスーツ、ネクタイ、シャツ ( ・∀・)「血液は朝に一本飲み干しておけよ。じゃないとまた頭痛くるから」 ( ゚∀゚)「あと薬は、外でる時に飲んどけ。丸一日は効果あるから」 ジョルジュとモララーは説明する ('A`)「ありがとう…ございます」 二人はとても親切だった ( ・∀・)「じゃあ、一週間後にまたきてくれ。薬の再提供と今後のミッションについて話すから さ。それまでは力をためすのも良し、人間の血を吸いまくるってのも良しだ」 ( ゚∀゚)「じゃあ俺、ドクオを送ってきます」 ( ・∀・)「頼んだ」 20 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/09(土) 16:10:11.28 ID:mMJ0/FNw0 時刻は八時を回っている やけに短く感じた数時間 ジョルジュとドクオは外に出る 外はもう真っ暗だった ( ゚∀゚)「お前、高校生?」 ('A`)「そうっす、二年生です」 ( ゚∀゚)「ありゃ、俺とタメか!」 ('A`)「mjd?」 ( ゚∀゚)「じゃあ敬語は無しな!呼び方もジョルジュでいいぜ!」 (;'A`)「あっ、ああ……」 よくよく考えると、ジョルジュは異常にテンションが高い。ドクオはついて行けそうになかった ( ゚∀゚)「戦闘は怖いけど、まぁなんとかやってこうや!」 (;'A`)「あァ…そうだな」 21 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/09(土) 16:12:18.59 ID:mMJ0/FNw0 二人は夜の街の中、雑談を繰り広げる 吸血鬼のことや、普段の生活のこと…… ( ゚∀゚)「……まぁ、吸血鬼になる前とほとんど変らねぇな。親や友達とも普通に接してるし」 ('A`)「血とかどうしてんの?」 ( ゚∀゚)「そりゃあ……ブッ殺していただいて、すたこらさっさだぜぇ」 ('A`)(やっぱりおかしい。発想が人間じゃない……って、もう人間じゃないんだっけ) ( ゚∀゚)「ただし」 ジョルジュはつけ加える ( ゚∀゚)「悪いヤツを中心に殺してるんだぜ」 ('A`)「………」 ('∀`)「ヘッ、俺達は悪いヤツじゃねぇの?」 ドクオは久しぶり…実に久しぶりに微笑んだ ( ゚∀゚)「ありゃ?そういや俺達も良いヤツじゃねぇな」 ジョルジュもにっこり笑う 23 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/09(土) 16:13:49.78 ID:mMJ0/FNw0 「おい!うっさいんじゃクソガキがぁ」 「ガキははよクソして寝ろや!」 大声で怒鳴ってくる男達……風貌でわかる。チンピラだ ( ゚∀゚)「おっ、いい血液タンク発見」 ジョルジュは全く気にしていない。それどころか、ワクワクしているように見える ( ゚∀゚)「あのさ、兄ちゃん達……ちょっと裏までこいよ」 「おお!!調子こくなや!」 「てめぇこそ裏までこいや!!1!」 (;'A`)「おい……どうすんだよ」 ( ゚∀゚)「心配するなよ。余裕だって」 ドクオ、ジョルジュとチンピラ達は裏路地に行く ・・・ 24 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/09(土) 16:15:00.02 ID:mMJ0/FNw0 ビルの窪みのような場所……ゴミ捨て場らしき所につく チンピラは五人。皆なかなかの体格だ 二人は壁際に追いこめられる 「俺らを怒らせてんじゃねぇぞコラ」 「出すもんだせってんだよ!」 (;'A`)「ジョ……ジョルジュ……」 ドクオの声は震えている ( ゚∀゚)「楽勝楽勝。まぁ見てなって」 「何が楽勝じゃ!」 「ぶち切れたwwwwwwこいつボコっていいすかwwwwww」 「わしがやるけぇ黙ってろや」 「サーセンwwwwww」 ( ∀ )「バカが……」 そう言うと、ジョルジュの右手から拳銃が『生えた』 25 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/09(土) 16:16:24.24 ID:mMJ0/FNw0 更に、左手の掌から日本刀が姿を現す 「なっ…」 三発の発砲音、と同時にチンピラが倒れていく 残りのチンピラは日本刀で首を刈られた 首が繋がっていたいた場所からは、盛大に血が吹き出ている ( ゚∀゚)「ウッヒョー!うまそうだ!!」 (;'A`)「……」 ドクオは何故、武器がいきなり出現したことに疑問を感じていた 目の前で惨劇があったことには恐怖がないようだ (;'A`)「ジョルジュ……」 ( ゚∀゚)「なんだ?」 ジョルジュは早速血液を飲んでいる。飲みきれない分は、ペットボトルに注ぐみたいだ (;'A`)「なんで刀と銃を持ってるんだ?」 27 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/09(土) 16:18:07.88 ID:mMJ0/FNw0 ( ゚∀゚)「ああ、忘れてたな。俺達吸血鬼は誰でもできるぜ」 ジョルジュはドクオに武器の生成方法を教える ( ゚∀゚)「簡単に言えば、武器よ生えろ〜って念じりゃ出てくるよ」 ( ゚∀゚)「日本刀と拳銃は絶対出せる。ちょっと体力使うけどな。まぁちょっとやってみろよ」 ('A`)「わかった。よ〜し、生えろ生えろ〜」 (;゚∀゚)「い、いやっ、別に声に出して言わなくてもいいよ……」 そんなこんなしていると、ドクオの手から拳銃が出てきた (;'A`)「うおお、すげぇ」 ( ゚∀゚)「だろだろ!拳銃は弾数無制限だぜ!撃ってみろよ!」 ('A`)「おk把握した」 何発か発砲してみる。ターゲットはチンピラの死体 薬莢が銃から飛び出すと同時に弾が出ていく 心地よい振動と、チンピラの死体に穴が空いていく感覚が爽快だった ('A`)「こりゃすげぇな」 ( ゚∀゚)「おkおk!その反応は普通だ!」 28 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/09(土) 16:20:11.15 ID:mMJ0/FNw0 吸血鬼ってだけでもう普通じゃない……そう考えた所で、ドクオはなんだか馬鹿馬鹿しく思えて きた ……もう人間じゃないんだ ( ゚∀゚)「その勢いでジャンプしてみろよ!多分驚くぜ!!」 ('A`)「よっしゃ、やってみるか!」 膝を曲げ、思いっきり力を溜める 全身の筋肉が燃えるように熱くなる そして……跳び上がる ('A`)「うおおおおお!!」 次の瞬間、ドクオの体は夜空に舞っていた はるか高く、ビルより高く・・・・・・ ('∀`)「sugeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!!!!!!!111!!!1!」 29 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/09(土) 16:22:04.12 ID:mMJ0/FNw0 思わず叫んでいた まるで自分がTVのヒーローになれた気がする いじめられっ子の自分がウソのような変化だった その視点は爽快―― ビル群の光がチカチカと 街の明かりがドクオを歓迎してるようだ そして見事に着地。ジョルジュはニコニコ笑っていた ( ゚∀゚)「すげぇだろ」 ('∀`)「ああ!最高だな!」 今までになかった快感がドクオを襲う ( ゚∀゚)「だから喧嘩とかになっても大丈夫なのさ!」 ('∀`)「俺自分がどれだけ凄くなったか試しながら帰るわ!!」 ( ゚∀゚)「ハハハ!わかったぜ!……あっ、そうそう」 31 : ◆ERGS03OiNo :2006/09/09(土) 16:23:09.25 ID:mMJ0/FNw0 ジョルジュはケータイを取り出す ( ゚∀゚)「お前赤外線付いてる?アドレス交換しておこうぜ!」 ('∀`)「わかったぜ!」 二人はアドレスを交換した ドクオはジョルジュのアドレスを 【友達】 のグループに登録 ( ゚∀゚)「じゃあなにかあったら連絡くれよ〜!」 ('∀`)「オッケ〜イ!」 ( ゚∀゚)「お前キャラ変りすぎwwww」 ('∀`)「フヒヒwwwwスンマセンwwwwww」 ドクオはそう言うと、スーツや血、薬の入ったバックを持って走り出した ( ゚∀゚)「……これからは大変だからな、ドクオ」 ジョルジュは一人呟き、ドクオを見送った 第2話 おわり
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