( ^ω^)が台風の目に入ったようです


16 名前: ◆dcA562FVRg :2006/08/21(月) 01:06:43.49 ID:H8N0wyty0

第8話 〜破滅の足音〜 


( ゚ω゚)「・・・・・・。」 

「・・・・ン」 

「・・・・ブーン・・・」 

ξ゚听)ξ「ブーン!!!」 

( ^ω^)「!!!!おっ!」 

ξ゚听)ξ「ちょっと、ねぇ大丈夫?魂の抜けたような顔しちゃってさ」 

( ^ω^)「お?大丈夫だ・・お?(記憶が無いお・・・、多分腹が減りすぎて倒れてたんだおね) 
お!ツンその缶詰!!」 




17 名前: ◆dcA562FVRg :2006/08/21(月) 01:07:36.80 ID:H8N0wyty0

ξ゚听)ξ「あっちのほうに3個落ちてたのよ。なんとか食べられると思うわ。」 

( ^ω^)「食料ktkr!多分ショボンがナイフを持ってるお!それで開けるお! 
ところでその後ろで飛んでるのはなんだお?」 

ξ゚听)ξ「あぁ、これ?なんかなつかれちゃってさ」 


                       )) 
         (\    。 。     /) 
        (_(_(\   ∨    /)_)_) 
         (_(_(_\( ´∀')/_)_)_) 
           (_(_(_( 《 ?》)_)_)_) 
         (_(_(_/ 《ii》\_)_)_) 
         (_(_/   JJ  \_)_) 
        (_/          \_) 
      ミ          *      


( ^ω^)「・・・・(なんか忘れてる気がするお…まぁいいかお) 
そろそろ、校庭に戻るお?1時間くらい経ってるお」 

ξ゚听)ξ「そうね。ショボンも何か役に立つもの見つけてるといいけど。」 




18 名前: ◆dcA562FVRg :2006/08/21(月) 01:08:48.40 ID:H8N0wyty0

・なんとか食べるものも発見できてなんとかなりそうだと思ったんだお。 
後は校庭にSOSの文字でも書いて、救助を待ってれば助かると・・・信じてた・・・お。 


(´・ω・`)「やぁ、遅かったね。僕は飲み物しか発見できなかったけど、 
君らはどうだった?」 

( ^ω^)「ふふふ・・・ツンがいいものを見つけてくれたお!」 

ξ゚听)ξ「ブーンは役立たずだったけどね。」 

(´・ω・`)「缶詰か。確かにアナログな食べ物だけど、 
こういうときは本当にありがたく感じるよね。」 
そうそう、包帯が見つからなかったからこれで我慢しておくれ。 




20 名前: ◆dcA562FVRg :2006/08/21(月) 01:12:53.78 ID:H8N0wyty0

・ショボンは見つけてきた水を、少しだけ沸騰させハンカチを煮沸消毒させていた。 
水は勿体無いけど、ばい菌なんか入ったら大変だお。 

ξ゚听)ξ「ありがとう。」 

( ^ω^)「ショボンは本当に凄いお!ショボンがいなかったら僕なんか 
速攻で死んじゃってるお!」 

(´・ω・`)「案外、僕みたいなしょぼくれた顔してる奴が世の中生き残るものなのさ」 

ショボンはフフフと笑って冗談を言ってた。 

(´・ω・`)「さぁ、全部はダメだけど軽く食事にしよう。」 

( ^ω^)「ktkr!」 




22 名前: ◆dcA562FVRg :2006/08/21(月) 01:19:45.08 ID:H8N0wyty0
・缶詰の中身は焼き鳥だったけど、生まれて一番美味しい食事に思えたお 
水も少しだけど、本当に生き返った気がした。 

( ^ω^)「ハムッ!ハフハフッ!」 

ξ;゚听)ξ 「(ry」 

( ^ω^)「そういえば・・ハムハム・・ショボン!ツンが・・・ハフッ・・・面白い蝶を見つけたんだお」 

(´・ω・`)「おいおい、食べながら話すなよ。落ち着け。 
で、面白い蝶って?」 

ξ゚听)ξ「うん、こいつなんだけど、何故(?)か私になついちゃってさ」 




23 名前: ◆dcA562FVRg :2006/08/21(月) 01:20:40.80 ID:H8N0wyty0

( ゚д゚ )「・・・・キレイ・・・カワイイ・・・・・・・・・・・ダカラコロサナイデ・・・・・ブツブツ」 

(;´・ω・`)「・・・・・え?」 

(;´・ω・`)(あ、あれはミンナアゲハ・・・。VIPには生息してないはずじゃぁ・・・。 
そういえば聞いたことがある。台風が発生するときに、台風の目に取り残された蝶が 
台風と一緒に大陸を渡ってくると言う・・・。) 

ショボンは一瞬、自分が何を考えてるのかも分からなくなりかけたが 
すぐに現在の状況に気付き始めた。 

(;´・ω・`)(まさか、まさか、まさか!!こ、ここは台風の・・・・目の・・・中?) 




24 名前: ◆dcA562FVRg :2006/08/21(月) 01:22:35.28 ID:H8N0wyty0

ショボンの手の中から、ポロリと缶詰が落ちる。 

( ^ω^)「あ〜っ、勿体無いお!ハムッ!ハフハフッ!」 

(;´・ω・`)(ば、ば、ば、馬鹿な。もう一度、あの嵐をやり過ごさなきゃダメなのか? 
む、無理だ・・・。助かるわけが無い・・・。) 

ξ゚听)ξ「も〜っ。汚いわね。ほら拭いてあげるから」 

( ^ω^)「おっ、おっ、ありがとうだお!」 

ξ////)ξ「なっ、何よっ」 




26 名前: ◆dcA562FVRg :2006/08/21(月) 01:23:18.87 ID:H8N0wyty0

ショボンは頭の中が真っ白になる。雑音が酷くうざい。 

(;´・ω・`)「だっ、黙れ!!」 

ξ;゚听)ξ(; ^ω^)「!!」 

(;´・ω・`)「あ・・・いや済まない。ちょっと考え事してたから・・・。」 

(; ^ω^)「ごごご、ごめんだお。でも後は救助を待ってればいいだけだお。 
食料も、水もなんとかなりそうだし、その後の事でも考えてたのかお?」 

(;´・ω・`)「い、いや、なんでもないよ。本当に済まなかった。」 

ξ゚听)ξ「・・・・・・。」 




28 名前: ◆dcA562FVRg :2006/08/21(月) 01:23:53.95 ID:H8N0wyty0
(;´・ω・`)(どうする・・・2人には話すべきか・・・。 
いや、ただの偶然って事も考えられる。ヘタに不安にさせるような事は・・・。) 

ショボンの考えていた救助までの対応はすべて白紙になり、 
もう何を考えていいか、全く分からなくなってしまっていた。 


・そう、あの時の缶詰は本当に美味しかったお。 
でも、あのショボンの態度・・・僕はちょっとした不安を感じていたんだお・・・。 
何かが起こりそうな・・・・。 


第8話 〜完〜 




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