( ^ω^)が台風の目に入ったようです 


25 : ◆dcA562FVRg :2006/08/19(土) 18:22:00.83 ID:mIG6n7MO0 
第3話 〜封鎖〜 

( ´ω')「・・・・・。」 

(´・ω・`)「・・・・・・。」 

( ´ω')「・・・くが・・・・僕が殺したんだお」 

(´・ω・`)「あれは・・・・しょうがないよ・・・君のせいじゃない。 
それにまだドクオが死んだって訳じゃ・・・ないし」 



26 : ◆dcA562FVRg :2006/08/19(土) 18:22:38.04 ID:mIG6n7MO0 
( ´ω')「・・・見て・・・あの外の状況を見て、まだその台詞を言えるのかお?」 

(;´・ω・`)「そっ、それは・・・。」 

洞窟の入り口から見える外の世界は、まるでマンガの世界のようだった。 
大木がなぎ倒され、木の葉でも舞うかのように岩が舞い上がる。 

( ´ω')「・・・も・・・ここもどうせ崩れるんだお・・・。」 

(´;ω;`)「も・・・もうやめてくれ!僕だって僕だって・・・ウゥ」 

(; ^ω^)「お・・・?」 

いつも冷静なショボンが泣くのを始めて見た。 



27 : ◆dcA562FVRg :2006/08/19(土) 18:23:32.02 ID:mIG6n7MO0 
(´;ω;`)「こんな状況になって、僕だってどうしたらいいか分からない。 
辛いのは僕だって一緒だ!」 

(; ´ω')「で、でも、ドクオが帰ろうって言った時に素直に帰ってれば・・・。」 

(´;ω;`)「君こそ、外の状況を見てその台詞が言えるのかい? 
街に・・・家にいたって無事で済むわけがないだろう!」 

(; ´ω')「そっ、それは・・・」 

(´;ω;`)「僕らはまだ生きてる。そして僕はまだ死にたくない! 
でも、君がそんな調子じゃぁ・・・。」 

29 : ◆dcA562FVRg :2006/08/19(土) 18:24:44.47 ID:mIG6n7MO0 
( ;ω;)「わ、悪かったお。ブーンも死にたくはないお!街に行けば誰かはいるはずだお!そ
して・・・そしてドクオもきっと・・・。」 

(´;ω;`)「うん・・・。とりあえず、この風が収まるまではここでジッとしてよう」 

( ;ω;)「把握したお。」 

・それから僕らは風が通り過ぎるまで洞窟に潜んでいたんだ。 
荒れ狂う世界の中で、息を潜めて破壊の神に見つからないように・・・。 



30 : ◆dcA562FVRg :2006/08/19(土) 18:25:37.70 ID:mIG6n7MO0 
・やがて周りが真っ暗になり夜が訪れた。相変わらず外は風が吹き荒れていたが 
もう、巻き上げる物が何も無くなったのか木が折れる音や、何かがぶつかり合う音はもう聞こ
えなかった。 

・1人じゃ確実に発狂してしまっていただろう。 
でも、隣にショボンがいてくれたから正気を保っていられたんだと今は思う。 

風は一向に収まる気配はなかった。 
腕時計で時間を確かめてみたが、今はもう朝の6時だ。 
なのにまだ外は夜のように闇に閉ざされていた。 

(;´・ω・`)「いったいいつまで続くんだ・・・。昨日の夕方に嵐に襲われてまだ通り過ぎないなん
て・・・。 
上陸は・・・・今朝だったはず。一体どれだけの規模の・・・。」 

ショボンは台風の仕業であることは把握していたが、あまりの暴風時間の長さから 
台風の巨大さを想像しては身を震わせていた 

そしてようやく風がやんだのは、時計が11時を回った時だった。 

第3話 〜完〜 




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