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( ^ω^)ブーンが戦いの中で何かを見つけるようです

59 :1:2006/07/18(火) 16:56:26.43 ID:woLyNXar0
>>1で6話から分岐と書きましたが7話からでした。
第7話
2006年10月13日
明日で、僕たちがここに来て、1ヶ月になる。ここでの訓練は1ヶ月。あした、前線へ送られる。
皆同じところへ送られるから、別れてしまうという心配はない。怖くもない。
不思議な気分だった。いきなり黒服の男がうちに来て、来なかったら逮捕だ、とかむちゃぬか
して。
来たらむっちゃくちゃきつい訓練。そりゃもう朝は早いし、ネット環境はないし、飯も貧相だし。
けど、楽しかった。
60 :1:2006/07/18(火) 16:57:33.72 ID:woLyNXar0
虐められてから、誰ともほとんど喋らなくて。VIPを見て笑ってもすぐ現実に戻されて、前よりも
っとさびしくなったり。
けど、ここは違った。友達がいる。仲間がいる。
もし、明日か明後日か。もっと先かも知れないけど、前線なんかに行けば多分、死ぬ。もしかし
たら僕は生き残れるかもしれない。
けど、一緒に訓練してきた20名近くの仲間のうち必ず何人かは死ぬんだ。
けど、もし死んだとしても後悔はしないと思う。ここに来る前みたいな生活で何十年も生きるよ
り、大切な時間をこの1ヶ月で過ごした。
61 :1:2006/07/18(火) 16:58:33.72 ID:woLyNXar0
ふと、隣で寝ているモナーとショボン、ドクオを見る。
モナー、ショボン、ドクオ。皆で戦い抜くお。
さあ、もう寝よう。明日も早い。
62 :1:2006/07/18(火) 16:59:57.90 ID:woLyNXar0
第8話 分岐1「社会編」
Congratulations!Boon!
プシューと、機械の蓋が開く。
( ^ω^)「うーん……」
( ・∀・)「おめでとうございます。あなたは無事、社会復帰できるまで回復しました」
( ^ω^)「お?」
社会復帰?回復?
63 :1:2006/07/18(火) 17:01:05.74 ID:woLyNXar0
( ・∀・)「まだシミュレーションが終わったばかりで記憶が混乱してるんですね。
ここは、引きこもりや、ニートといった社会に不適格と言われる人間を矯正、社会へ復帰させる
施設です。
今あなたが、…過ごしていたというべきでしょうか?その日々は社会復帰プログラムの最終試
験だったんです。
ここで社会復帰が可能なレベルと判断されれば晴れてここを卒業です」
( ^ω^)「社会復帰プログラム?」
( ・∀・)「はい。そしてあなたは見事合格しました」
自衛隊の訓練あれが嘘だった。僕が訓練していたのは、戦争なんかのためじゃなく、
社会に出るため、社会という戦場へ行くためだったんだ。
64 :1:2006/07/18(火) 17:02:11.30 ID:woLyNXar0
少しずつ記憶が戻ってくる。そうだ。僕は引きこもっていて。僕は家族と住んでて。
あの日来たのは黒服の男でも徴兵の手紙でもなくて、この施設の人だった。
そこで、モナーやショボン、ドクオと出会ったんだ。
( ^ω^)「思い出したお。ショボンたちはどこだお?」
( ・∀・)「はい。あなたより1時間程度早く終わっています。休憩室のほうですよ」
( ^ω^)「どうもだお」
ブーンは機械から飛び降りると、休憩室へとかけていった。
65 :1:2006/07/18(火) 17:03:10.86 ID:woLyNXar0
1ヵ月後
( ^ω^)「お、ここだお」
やきとりとかいてある赤いノレンをくぐって戸を開ける。
店の中をぐるりと見渡すとすぐに目当ての人物数人を見つけることができた。つかつかと彼ら
のテーブルまで歩いていく。
( ^ω^)「やぁ、みんな。久しぶりだお」
('A`)「よお、ブーン。久しぶり」
(´・ω・`)「久しぶり」
( ´∀`)「これでみんなそろったモナ」
66 :1:2006/07/18(火) 17:04:47.22 ID:woLyNXar0
いまじゃあ、施設をでた僕たちは立派な社会人だ。
モナーなんか近々結婚するって話だ。ドクオはそれ聞いて俺だけ女が出来ないって泣いてった
っけ。
みんな、それぞれの人生を歩んでいっている。
けど、あの施設で手に入れた思い出、友情。決して無くしたり、壊したりしない。絶対に。
たとえ、別々の道を歩いていっても、僕たちは同じ社会という戦場で戦う戦友だから。
( ^ω^)ブーンが戦いの中で何か見つけるようです 「社会編」〜完〜

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