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( ^ω^)ブーンが戦いの中で何かを見つけるようです

49 :1:2006/07/18(火) 16:43:11.79 ID:woLyNXar0
第6話
2006年9月29日9:16
ギィィー…軋みながら扉が開いた。
( ^ω^)「きたお…。敵は4人…」
ブーンたちの隠れている市民ホールへ敵の班が入ってくる。どうやら敵は気づいてはいないみ
たいだ。
もう一度、さっきショボンが話した作戦の内容を思い出す。
50 :1:2006/07/18(火) 16:44:11.40 ID:woLyNXar0
(´・ω・`)「いいかい。僕たちの班の戦闘技術は高いとははっきり言っていえない。それは君た
ちもわかっているね?」
('A`)「たしかにな…。総合成績で下から2番目だもんな」
( ^ω^)「全くだお。どうしてこんなに成績が低いんだお?」
(´・ω・`)「うん。わかってないのなら、いうけれど。僕とモナーの成績はいいほうなんだ」
ショボンのいうとおり、ショボンは射撃と作戦の立案、モナーは射撃と接近戦。
特にショボンの作戦立案能力は訓練生一であり、モナーの接近戦は教官をも一度倒したこと
がある。
51 :1:2006/07/18(火) 16:45:29.18 ID:woLyNXar0
(´・ω・`)「けど、班全体でみると成績は低いんだ。どうしてだとおもう?」
( ^ω^)「お?」
(´・ω・`)「君とドッくん。2人の成績が群を抜いて悪い」
( ^ω^)「た、たしかに頭使うのは苦手だお…」
('A`)「俺も接近戦や体力勝負は…」
(´・ω・`)「そうなんだ。けど、そんな僕たちでも地の利を生かせば勝機はある」
( ^ω^)「地の利かお?」
(´・ω・`)「そう。ここは暗くて隠れる場所も多い。そして敵の姿が丸見え。
待ち伏せには最高ともいえる場所なんだ」
( ´∀`)「なるほど」
52 :1:2006/07/18(火) 16:46:42.77 ID:woLyNXar0
(´・ω・`)「作戦としてはまず、打ち合いとなれば負けるからね。観客席の間の通路に縄を張る
んだ」
('A`)「どうしてまた?縄を仕掛けてどうなる?」
(´・ω・`)「さっき言ったとおりここは暗い。足元は良く見えない。敵が通路を使って降りてきた
ら、先頭の奴はまず間違いなく足を引っ掛けると思っていい。
先頭が足を引っ掛ければ周りの奴らはそいつに目がいってしまうはずだ」
( ^ω^)「敵の注意をそらすってことかお?」
(´・ω・`)「うん。そうしたら敵に向けて一斉に射撃。これで一網打尽だよ。あ、けど一斉射撃っ
て言っても無駄弾は撃たないでね」
53 :1:2006/07/18(火) 16:48:04.01 ID:woLyNXar0
確か作戦はこんな感じだった。
ブーンが軽くおさらいをしていると、敵が観客席のよこの通路をとおり始めた。
通路は狭いからどうしても縦一列になってしまう。
敵A「うわっ!」
先頭の敵が予定通り足を引っ掛ける。
( ^ω^)「よし、いまだお!」
無駄弾を使うな、とショボンから言われている。狙いをよくつけて一発目。
パン!
54 :1:2006/07/18(火) 16:49:02.55 ID:woLyNXar0
( ^ω^)「あ、外れたお…」
それを合図に、ほかの3人も敵へ向けて撃つ。敵を2人やっつけた。多分、ショボンとモナーだ
ろう。
続いて、もう一人。しかし、残りの一人が隠れてしまう。
( ^ω^)「お?あいつ、こっちから丸みえだお」
敵は隠れているつもりなのか、――たしかに、ドクオ、ショボン、モナーからは狙いにくい場所
だが――ブーンからは丸見えだ。
恐らく、ブーンに気がついていないのだろう。一発目が明後日の方向に飛んでいったのが幸運
したようだ。
( ^ω^)「よく、狙いを定めて…。兄者教官の言っていたことを思い出して……」
55 :1:2006/07/18(火) 16:50:12.28 ID:woLyNXar0
( ´_ゝ`)「いいか、敵に気がつかれていなくて、狙いうちをするとき、まあ要するに狙撃のとき
は焦るのが一番やってはいけないことなんだ。
狙撃は一発しか撃てない。一発目をはずせばたちまち敵に場所がばれてしまうからな。だか
ら、焦らず深呼吸。集中して、確実にあてるんだぞ」
( ^ω^)(深呼吸。集中して、確実に)
パン!
敵C「うわぁ!?」
( ^ω^)「やったお!当たったお!」
ブーンの撃った弾は敵の後頭部に直撃していた。
すかさず、ショボンが敵のほうへ向かう。
56 :1:2006/07/18(火) 16:51:30.20 ID:woLyNXar0
(´・ω・`)「さぁ、銃をこっちに渡せ。弾倉もだ。よし。じゃあお前らはバスに戻って教官にしごか
れてろ。
おい、みんな。敵から銃と弾を奪ったぞ。さっさと取りに来い」
ブーンはショボンのいるほうへ歩いていく。モナー、ドクオもやってきた。
( ´∀`)「ブーン、やればできるモナね」
(*^ω^)「えへへだお」
('A`)「おい、俺も一人当てたんだぜ!」
(´・ω・`)「ドッくん。悔しいのはよくわかる。
ブーンに負けたとなれば君は班で最低のやつ、クズでのろまなホモ野郎ってことになっちゃう。
けどね、嘘はよくないよ」
('A`)「ちょwwwww言い過ぎ言い過ぎwwwwwってか仲間を信じろwwwww」
パンパパンパンパンパパン
57 :1:2006/07/18(火) 16:52:39.01 ID:woLyNXar0
ブーンたちが談笑していると、いつからいたのか、ほかの班の奴らが入り口から撃ってきた。
もちろん、敵から近くて、よく見える位置で立っていたのだ。あたらないはずはない。ブーンたち
はものの3秒で壊滅した。
(´・ω・`)「……訓練中ってことを忘れてたね」
58 :1:2006/07/18(火) 16:54:06.48 ID:woLyNXar0
同日13:09
ミ,,゚Д゚彡「えー、今回の優勝班は4班だ。ほかの班も4班を見習い、これから精進すること。
それと最下位の1班と5班。お前らは帰ったらそれぞれ1階南と西のトイレ掃除。では宿舎へ戻
るぞ」
ブーンたちが倒した1班が最下位で、ブーンたちは訓練といえども戦闘中に油断し、談笑する
という失態を犯したためにトイレ掃除をすることになってしまった。
( ^ω^)「最後は油断したお。油断大敵とはこのことだお」
(´・ω・`)「本当だね。1班じゃなくて僕たちが教官にしごかれたね」
( ´∀`)「ドクオが嘘なんか付くからいけないモナ」
('A`)「ちょwwwwモナーまでwwwww」
バスは僕たちの家、宿舎へと向かう。

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