( ^ω^)ブーンが戦いの中で何かを見つけるようです 


( ^ω^)ブーンが戦いの中で何かを見つけるようです 
1 :1:2006/07/18(火) 15:42:50.95 ID:woLyNXar0
この作品は元々、 
( つω^)ブーンが最後の戦地へ向かうようですAnothers 
というスレで書いていた物ですが完結する前にスレが落ちてしまったのでスレを立てて書くこと
にしました。 
前のスレで「需要が少なくても最後まで書く」と公言し、それを守ろうと思います。 
戦争物ですが、筆者が詳しくないので矛盾点も多々あるかもしれませんが、読んでもらえれば
と思います。 

*6話から話が分岐します。両ストーリーに関連はありません。 
3 :1:2006/07/18(火) 15:44:26.27 ID:woLyNXar0
第1話 

2006年1月1日0:01 

「皆さん!明けましておめでとうございます!見てください、初詣に来た人で境内はごった返し
ています!」 
テレビで女子アナが声を張り上げて中継している。 
2006年。今までと別段変わったこともなくこの年ははじまった。 
…誰が予測できようか。この年が、21世紀最悪の年となろうと。 



5 :1:2006/07/18(火) 15:45:08.84 ID:woLyNXar0

2006年1月7日5:21 

正月から一週間がたとうとしたこの日、最悪の事態が起こる。 
中国、韓国、朝鮮の日本への宣戦布告。 
3国からの宣戦布告。その後の奇襲攻撃。日本軍の大敗。 
日米安保条約でアメリカが差し出してきた戦力はスズメの涙ほど。 

かくしてこの日、圧倒的に日本の不利な中戦争は始まった。 



6 :1:2006/07/18(火) 15:46:03.22 ID:woLyNXar0

2006年8月14日13:32 

( ^ω^)「ふぅー。ほんと、あっついお。」 

彼はブーン。生粋の引きこもりニートである。 

( ^ω^)「お?なんだお、このスレ?」 

スレタイは【憲法は】徴兵制度、国会でいよいよ可決へ【どうなった!?】 
よく見るような、ごく普通のスレ。 

( ^ω^)「クリックっと。なになに?いよいよ自衛隊だけでは兵力が足りなくなった日本。そんな
中、国会は徴兵制度可決へ。我々は断固反対しよう。…かお。」 

どうやら嘘ではないようだ。1はソースやら、抗議のための政治家のメールアドレスやらを乗せ
ている。 


7 :1:2006/07/18(火) 15:47:18.87 ID:woLyNXar0

( ^ω^)「ちょwwwwまじかおwwwwwそんなことになったら僕のワンダーライフが危ういおww
ww」 

一人で笑いながらスレをドラッグしていく。誰も聞いていないのにいつまでも笑っている。 
それが彼の日常だった。友達はおろか、言葉を交わすことの出来る人なんて一人もいなかっ
た。 

( ´ω`)「……」 


8 :1:2006/07/18(火) 15:48:17.66 ID:woLyNXar0

       〜9年前〜 

友人A「じゃーなぁ、ブーン。」 

( ^ω^)「バイバイだお。」 

ブーンは今年、小学6年になったばかりだった。 
少し気の弱いところもあったが、誰にでも優しく、よく笑う普通の子供。 

友人B「それでよ、あいつさぁ……って、おい。やべぇよ。」 

( ^ω^)「お?なんだお?」 

友人B「ほら、あそこだよ。」 


9 :1:2006/07/18(火) 15:49:33.44 ID:woLyNXar0

Bが指差す公園のなかで、――中学生だろうか黒い学ランを来ていて、自分より少し背が高い
――何人かの男子が集まって何か騒いでいた。 

友人B「あいつら、中学生だぜ。しかも俺、あの人知ってる。」 

友人Bが一人を指差す。どうやらそいつらのリーダー格らしい。 

友人B「あの人、兄貴が言ってたんだけど、相当やばいらしいんだ。」 

( ^ω^)「や、やばいって、どれくらいだお?」 

友人B「なんだか、小学生のころ親父さんを刺したって。 
けど、あいつの母親、どっかの会社の社長の娘でもみ消したらしいんだ。 
そのあとからもうやりたいほうだい。何人か病院に運ばれたこともあるらしいぜ。」 

( ^ω^)「それは、怖いお。触らぬ神に祟りなしだお。」 

ブーンたちがその場をあとにしようとすると、 

厨房a「おい、なんだお前ら!お前ら今の見たな!」 

運悪く見つかってしまった。 


10 :1:2006/07/18(火) 15:50:44.44 ID:woLyNXar0

( ^ω^)「に、逃げるお!」 

厨房a「待てこの野郎!」 

ブーンとBは必死に走るものの、中学生にかなうはずもなくすぐに捕まってしまう。 

厨房b「おい、お前。」 

友人B「ぼ、僕ですか…?」 

Bの声はとても震えていた。 


11 :1:2006/07/18(火) 15:52:04.70 ID:woLyNXar0

厨房b「そうだ。お前、知ってるぞ。3年のBの弟だろ? 
もしお前がこのこと言ったり、俺たちに逆らってみろ?お前も兄貴もボコボコにしてやるから
な」 

あまりにも卑怯な脅し。正義感の強いブーンには我慢の出来ない言葉だった。 
( ^ω^)「そ、そんなの卑怯だお!!」 

厨房c「あぁ?なんだお前。」 

( ^ω^)「Bは友達だお!友達にそんなことをしたら許さないお!」 

厨房a「ともだちぃ?へへへ。おい、B。こいつなんか、友達なんかじゃねぇよなぁ?」 

友人B「ち、違います…」 


12 :1:2006/07/18(火) 15:53:10.12 ID:woLyNXar0

厨房a「そうだよなぁ。今日からそいつと話すなよ?B。」 

友人B「はい…。」 

聞きたくなかった。わかりたくなかった。Bの言った意味を。だから彼に問いかける。 

( ^ω^)「ちょ…B!いまの、いまのは嘘だよね?」 

友人B「……」 

( ^ω^)「ねぇ…B違うといtt」 

友人B「うるさい!お前なんか友達じゃない!くるな!」 

( ^ω^)「お…。」 

瞬間ブーンの中の大切な何かが音を立てて壊れていくような気がした。 

厨房c「へへへ。よし今日のところはもう許してやるぜ。」 

友人B「・・・・・・」 

ブーンもBもそれ以上、口を開くことが出来なかった。 



13 :1:2006/07/18(火) 15:54:17.82 ID:woLyNXar0

〜次の日〜 

( ^ω^)「おはようだお!」 

騒がしい朝の教室。しかし、ブーンが来たとたんに不自然なほど静かになる。 
ブーンはそれが何故だかわかるような気がした。皆が皆、自分を避ける。 
昨日のせいだ。とばっちりをうけるのがこわいのだろう。 


14 :1:2006/07/18(火) 15:55:22.14 ID:woLyNXar0
しかし、そうなってしまえば、本格的な虐めに発展するのはすぐだった。 
みんなが避ける、みんなが嫌がる。だから私もあいつを避ける、嫌がる、虐める。 
そうやってすぐにクラス、学年がブーンを避け始め、虐めへと発展。 
友達も一人もいなくなってしまった。 
そのうち学校にもいかなくなり、引きこもって、親にも見離されていった。 

〜回想終わり〜 


15 :1:2006/07/18(火) 15:56:13.62 ID:woLyNXar0
( ^ω^)「…別に友達なんか、いなくてもいいお。」 

虚ろな目でそう呟く。 

本心からの言葉のはずなのに、なぜ僕は泣いているんだろう? 






トップへ
トップへ
戻る
戻る